JP2006114839A - 投影光学系、露光装置、および露光方法 - Google Patents

投影光学系、露光装置、および露光方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 境界レンズの十分に高いレーザ耐性を確保しつつ、結像性能の低下を実質的に招くことなく液中平行平面板を交換することのできる液浸型の投影光学系。
【解決手段】 最も第2面(W)側に配置された第1光透過部材(Lp)と、第1光透過部材に隣接して配置された第2光透過部材(Lb)とを備えている。第1光透過部材と第2面との間の光路は第1液体(Lm1)で満たされ、第1光透過部材と第2光透過部材との間の光路は第2液体(Lm2)で満たされている。第1光透過部材の中心厚をD1とし、第1液体の層の中心厚をM1とし、第2液体の層の中心厚をM2とするとき、1<D1/(M1+M2)<20の条件を満足する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、投影光学系、露光装置、および露光方法に関し、特に半導体素子や液晶表示素子などのマイクロデバイスをフォトリソグラフィ工程で製造する際に使用される露光装置に好適な投影光学系に関するものである。
半導体素子等を製造するためのフォトリソグラフィ工程において、マスク(またはレチクル)のパターン像を、投影光学系を介して、感光性基板(フォトレジストが塗布されたウェハ、ガラスプレート等)上に投影露光する露光装置が使用されている。露光装置では、半導体素子等の集積度が向上するにつれて、投影光学系に要求される解像力(解像度)が益々高まっている。
そこで、投影光学系の解像力に対する要求を満足するために、照明光(露光光)の波長λを短くするとともに、投影光学系の像側開口数NAを大きくする必要がある。具体的には、投影光学系の解像度は、k・λ/NA(kはプロセス係数)で表される。また、像側開口数NAは、投影光学系と感光性基板との間の媒質(通常は空気などの気体)の屈折率をnとし、感光性基板への最大入射角をθとすると、n・sinθで表される。
この場合、最大入射角θを大きくすることにより像側開口数の増大を図ろうとすると、感光性基板への入射角および投影光学系からの射出角が大きくなり、光学面での反射損失が増大して、大きな実効的な像側開口数を確保することはできない。そこで、投影光学系と感光性基板との間の光路中に屈折率の高い液体のような媒質を満たすことにより像側開口数の増大を図る液浸技術が知られている(たとえば特許文献1)。
国際公開第WO2004/019128号パンフレット
1を超えるような大きな像側開口数を有する液浸型の投影光学系では、物体側(露光装置ではマスク側)の面が気体に接し且つ像側(露光装置ではウェハ側)の面が液体(浸液)に接する境界レンズの物体側の面は、小さな曲率半径を有する凸面形状になる。これは、大きな像側開口数を確保しているにもかかわらず、境界レンズの物体側の面に入射する光線の最大入射角度を比較的小さく抑えるためである。
したがって、境界レンズはパワー(屈折力)の大きな正レンズになり、ひいては境界レンズ自体の偏心感度が高くなる。ここで、境界レンズの「偏心感度が高い」ということは、境界レンズの偏心誤差に起因して発生する結像性能の低下の度合いが高いことを意味している。その結果、液体がウェハに塗布されたフォトレジスト等による汚染を受けて、汚染された液体による境界レンズの像側光学面の汚染が進んでも、結像性能の低下を回避しつつ境界レンズの交換を行うことは非常に難しい。
そこで、特許文献1では、境界レンズと像面との間の光路中に平行平面板を介在させ、境界レンズと平行平面板との間の光路および平行平面板と像面との間の光路を液体で満たす構成が提案されている。この構成では、平行平面板(以下、「液中平行平面板」という)自体が無屈折力であるため、液中平行平面板と液体との屈折率差を小さく設定することにより、液中平行平面板の偏心感度が小さく抑えられる。
その結果、汚染された液体による境界レンズの像側光学面の汚染を液中平行平面板の遮蔽作用により有効に防ぐとともに、液中平行平面板の像側光学面の汚染が進んだときには結像性能の低下を実質的に回避しつつ液中平行平面板の交換を随時行うことができる。しかしながら、この構成では、液中平行平面板を薄くしすぎるとコンパクションの影響などにより境界レンズのレーザ耐性の低下が懸念され、液中平行平面板を厚くしすぎると内部不均質性や偏心感度の増大などに起因して部材交換による結像性能の低下が懸念される。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたものであり、境界レンズの十分に高いレーザ耐性を確保しつつ、結像性能の低下を実質的に招くことなく液中平行平面板を交換することのできる液浸型の投影光学系を提供することを目的とする。また、本発明は、液中平行平面板が交換可能で大きな像側開口数を有する高解像な液浸型の投影光学系を用いて、微細なパターンを高精度に且つ安定的に投影露光することのできる露光装置および露光方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の第1形態では、第1面の像を第2面に投影する投影光学系において、
最も第2面側に配置された第1光透過部材と、該第1光透過部材に隣接して配置された第2光透過部材とを備え、
前記投影光学系の光路中の気体の屈折率を1とするとき、前記第1光透過部材と前記第2面との間の光路は1.1よりも大きい屈折率を有する第1液体で満たされ、前記第1光透過部材と前記第2光透過部材との間の光路は1.1よりも大きい屈折率を有する第2液体で満たされ、
前記第1光透過部材の中心厚をD1とし、前記第1液体の層の中心厚をM1とし、前記第2液体の層の中心厚をM2とするとき、
1<D1/(M1+M2)<20
の条件を満足することを特徴とする投影光学系を提供する。
本発明の第2形態では、前記第1面に設定されたマスクを照明するための照明系と、前記マスク上のパターンの像を前記第2面に設定された感光性基板に投影するための第1形態の投影光学系とを備えていることを特徴とする露光装置を提供する。
本発明の第3形態では、前記第1面に設定されたマスクを照明する照明工程と、第1形態の投影光学系を介して前記マスク上のパターンの像を前記第2面に設定された感光性基板上に投影露光する露光工程とを含むことを特徴とする露光方法を提供する。
本発明の投影光学系では、第2光透過部材としての境界レンズと像面(露光装置の場合にはウェハ)との間の光路中に純水のような液体が介在しているので、大きな実効的な像側開口数を確保しつつ比較的大きな有効結像領域を確保することができる。また、境界レンズと像面との間の光路中に平行平面板のような第1光透過部材が配置されているので、汚染された液体による境界レンズの像側光学面の汚染を有効に防ぐことができる。さらに、第1光透過部材の中心厚が適切な範囲に設定されているので、境界レンズの十分に高いレーザ耐性を確保しつつ、汚染の進んだ第1光透過部材の交換に際して投影光学系の結像性能の低下を実質的に回避することができる。
こうして、本発明では、境界レンズの十分に高いレーザ耐性を確保しつつ、結像性能の低下を実質的に招くことなく液中平行平面板を交換することのできる液浸型の投影光学系を実現することができる。したがって、本発明の露光装置および露光方法では、液中平行平面板が交換可能で大きな像側開口数を有する高解像な液浸型の投影光学系を用いて、微細なパターンを高精度に且つ安定的に投影露光することができ、ひいては良好なマイクロデバイスを高精度に且つ安定的に製造することができる。
本発明の液浸型の投影光学系は、最も像側(第2面側)に配置されて物体側(第1面側)の面が第2液体に接し且つ像側の面が第1液体に接する第1光透過部材と、この第1光透過部材に隣接して配置されて物体側の面が気体に接し且つ像側の面が第2液体に接する境界レンズ(第2光透過部材)とを備えている。ここで、1.1よりも大きい屈折率を有する第1液体および第2液体として、たとえば純水を用いることができる。一般には、第1液体および第2液体として、使用光に対する透過性があってできるだけ屈折率が高く、露光装置の場合には基板表面に塗布されているフォトレジストに対して安定な液体を用いることができる。また、第1光透過部材として、偏心感度の低いほぼ無屈折力の光透過部材、たとえば平行平面板を用いることができる。
このように、本発明では、境界レンズと像面との間の光路中に大きな屈折率を有する純水のような液体を介在させることにより、大きな実効的な像側開口数を確保しつつ、比較的大きな有効結像領域を確保することができる。また、境界レンズと像面(露光装置の場合にはウェハ)との間の光路中に平行平面板のような第1光透過部材が配置されているので、液体(第1液体)がウェハに塗布されたフォトレジスト等による汚染を受けても、境界レンズとウェハとの間に介在する第1光透過部材の作用により、汚染された液体による境界レンズの像側光学面の汚染を有効に防ぐことができる。
本発明では、上述の構成において、次の条件式(1)を満足する。条件式(1)において、D1は第1光透過部材の中心厚であり、M1は第1液体の層の中心厚であり、M2は第2液体の層の中心厚である。
1<D1/(M1+M2)<20 (1)
条件式(1)の上限値を上回ると、第1光透過部材の中心厚D1が大きくなり過ぎて、第1光透過部材の偏心感度が高くなるだけでなく、第1光透過部材の内部における屈折率の不均質性の影響が大きくなる。その結果、汚染の進んだ第1光透過部材の交換に際して、第1光透過部材の内部不均質性や偏心感度の増大などに起因して投影光学系の結像性能が低下してしまう。
一方、条件式(1)の下限値を下回ると、第1光透過部材の中心厚D1が小さくなり過ぎて、境界レンズと像面(露光装置の場合にはウェハ)との間の距離が小さくなる。これは、純水のような液体における光損失を小さく抑えるために、第1液体の層の中心厚M1および第2液体の層の中心厚M2をできるだけ小さく設定するからである。その結果、第2光透過部材としての境界レンズにおける単位面積当たりの光エネルギが大きくなり、境界レンズのレーザ耐性が低下してしまう。
ところで、蛍石は水に溶ける性質(可溶性)があるため、境界レンズを蛍石により形成すると、投影光学系の結像性能を安定的に維持することが困難になる。また、蛍石では内部の屈折率分布が高周波成分を有することが知られており、この高周波成分を含む屈折率のばらつきがフレアの発生を招く恐れがあり、投影光学系の結像性能を低下させ易い。さらに、蛍石は固有複屈折性を有することが知られており、投影光学系の結像性能を良好に維持するためには、この固有複屈折性の影響を補正する必要がある。
したがって、蛍石の可溶性、屈折率分布の高周波成分および固有複屈折性の観点から、境界レンズを石英により形成することが好ましいが、条件式(1)の下限値を下回って単位面積当たりの光エネルギが大きくなると、体積収縮による局所的屈折率変化すなわちコンパクションが起こり易く、コンパクションの影響により投影光学系の結像性能が低下し易い。なお、本発明の効果をさらに良好に発揮するには、条件式(1)の上限値を10に設定し、下限値を1.5に設定することが好ましい。
また、本発明では、次の条件式(2)を満足することが好ましい。条件式(2)において、D1は上述したように第1光透過部材の中心厚であり、D2は投影光学系中のすべての光透過部材(第1光透過部材および第2光透過部材(境界レンズ)を含む)の中心厚の和である。
0.007<D1/D2<0.05 (2)
条件式(2)の上限値を上回ると、第1光透過部材の中心厚D1が大きくなり過ぎて、第1光透過部材の偏心感度が高くなるだけでなく、第1光透過部材の内部における屈折率の不均質性の影響が大きくなる。その結果、汚染の進んだ第1光透過部材の交換に際して、第1光透過部材の内部不均質性や偏心感度の増大などに起因して投影光学系の結像性能が低下するので好ましくない。
一方、条件式(2)の下限値を下回ると、第1光透過部材の中心厚D1が小さくなり過ぎて、境界レンズと像面(露光装置の場合にはウェハ)との間の距離が小さくなり、ひいては境界レンズにおける単位面積当たりの光エネルギが大きくなり、コンパクションなどの影響により境界レンズのレーザ耐性が低下するので好ましくない。なお、本発明の効果をさらに良好に発揮するには、条件式(2)の上限値を0.04に設定し、下限値を0.01に設定することが好ましい。
また、本発明では、液体の給排機構の簡素化などを図るために、第1液体と第2液体とは例えば純水のような同じ液体であることが好ましい。また、本発明では、第2光透過部材としての境界レンズは、石英により形成された正レンズであることが好ましい。上述したように、境界レンズを石英により形成することにより、境界レンズの像側光学面が純水のような液体の影響を受けにくく、投影光学系の結像性能を長期間に亘って良好に維持することができる。また、境界レンズが正屈折力を有することにより、投影光学系の像側開口数を大きく確保することが容易になる。
また、本発明では、第2光透過部材としての境界レンズの像側光学面は平面状に形成されていることが好ましい。この構成では、第1光透過部材として平行平面板を用いることにより、第1液体の層および第2液体の層を平行平面板状に形成して液体層における透過率分布を均一にすることができる。
また、本発明では、蛍石の可溶性、屈折率分布の高周波成分および固有複屈折性の観点から、第1光透過部材は石英により形成された平行平面板であることが好ましい。上述したように、第1光透過部材を石英により形成することにより、第1光透過部材の光学面が純水のような液体の影響を受けにくく、投影光学系の結像性能を安定的に維持することができる。また、上述したように、第1光透過部材を平行平面板状に形成することにより、この液中平行平面板の偏心感度が小さく抑えられるので、液中平行平面板の像側光学面の汚染が進んだときには結像性能の低下を実質的に回避しつつ液中平行平面板の交換を随時行うことができる。
以上のように、本発明では、境界レンズの十分に高いレーザ耐性を確保しつつ、結像性能の低下を実質的に招くことなく液中平行平面板を交換することのできる液浸型の投影光学系を実現することができる。したがって、本発明の露光装置および露光方法では、液中平行平面板が交換可能で大きな像側開口数を有する高解像な液浸型の投影光学系を用いて、微細なパターンを高精度に且つ安定的に投影露光することができる。
本発明の実施形態を、添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる露光装置の構成を概略的に示す図である。図1では、X軸およびY軸がウェハWに対して平行な方向に設定され、Z軸がウェハWに対して直交する方向に設定されている。さらに具体的には、XY平面が水平面に平行に設定され、+Z軸が鉛直方向に沿って上向きに設定されている。
本実施形態の露光装置は、図1に示すように、たとえば露光光源であるArFエキシマレーザ光源を含み、オプティカル・インテグレータ(ホモジナイザー)、視野絞り、コンデンサレンズ等から構成される照明光学系1を備えている。光源から射出された波長193nmの紫外パルス光からなる露光光(露光ビーム)ILは、照明光学系1を通過し、レチクル(マスク)Rを照明する。レチクルRには転写すべきパターンが形成されており、パターン領域全体のうちX方向に沿って長辺を有し且つY方向に沿って短辺を有する矩形状(スリット状)のパターン領域が照明される。
レチクルRを通過した光は、液浸型の投影光学系PLを介して、フォトレジストが塗布されたウェハ(感光性基板)W上の露光領域に所定の縮小投影倍率でレチクルパターンを形成する。すなわち、レチクルR上での矩形状の照明領域に光学的に対応するように、ウェハW上ではX方向に沿って長辺を有し且つY方向に沿って短辺を有する矩形状の静止露光領域(実効露光領域)にパターン像が形成される。
図2は、本実施形態の各実施例においてウェハ上に形成される矩形状の静止露光領域と投影光学系の光軸との位置関係を示す図である。本実施形態の各実施例では、図2に示すように、投影光学系PLの光軸AXを中心とした半径Bを有する円形状の領域(イメージサークル)IF内において、光軸AXを中心としてX方向に沿って細長く延びた矩形状の静止露光領域ERが設定されている。ここで、静止露光領域ERのX方向の長さはLXであり、そのY方向の長さはLYである。
したがって、図示を省略したが、これに対応して、レチクルR上では、光軸AXを中心として静止露光領域ERに対応した大きさおよび形状を有する矩形状の照明領域(すなわち静止照明領域)が形成されていることになる。レチクルRはレチクルステージRST上においてXY平面に平行に保持され、レチクルステージRSTにはレチクルRをX方向、Y方向および回転方向に微動させる機構が組み込まれている。レチクルステージRSTは、レチクルレーザ干渉計(不図示)によってX方向、Y方向および回転方向の位置がリアルタイムに計測され、且つ制御される。
ウェハWは、ウェハホルダ(不図示)を介してZステージ9上においてXY平面に平行に固定されている。また、Zステージ9は、投影光学系PLの像面と実質的に平行なXY平面に沿って移動するXYステージ10上に固定されており、ウェハWのフォーカス位置(Z方向の位置)および傾斜角を制御する。Zステージ9は、Zステージ9上に設けられた移動鏡12を用いるウェハレーザ干渉計13によってX方向、Y方向および回転方向の位置がリアルタイムに計測され、且つ制御される。
また、XYステージ10は、ベース11上に載置されており、ウェハWのX方向、Y方向および回転方向を制御する。一方、本実施形態の露光装置に設けられた主制御系14は、レチクルレーザ干渉計により計測された計測値に基づいてレチクルRのX方向、Y方向および回転方向の位置の調整を行う。即ち、主制御系14は、レチクルステージRSTに組み込まれている機構に制御信号を送信し、レチクルステージRSTを微動させることによりレチクルRの位置調整を行う。
また、主制御系14は、オートフォーカス方式及びオートレベリング方式によりウェハW上の表面を投影光学系PLの像面に合わせ込むため、ウェハWのフォーカス位置(Z方向の位置)および傾斜角の調整を行う。即ち、主制御系14は、ウェハステージ駆動系15に制御信号を送信し、ウェハステージ駆動系15によりZステージ9を駆動させることによりウェハWのフォーカス位置および傾斜角の調整を行う。更に、主制御系14は、ウェハレーザ干渉計13により計測された計測値に基づいてウェハWのX方向、Y方向および回転方向の位置の調整を行う。即ち、主制御系14は、ウェハステージ駆動系15に制御信号を送信し、ウェハステージ駆動系15によりXYステージ10を駆動させることによりウェハWのX方向、Y方向および回転方向の位置調整を行う。
露光時には、主制御系14は、レチクルステージRSTに組み込まれている機構に制御信号を送信すると共に、ウェハステージ駆動系15に制御信号を送信し、投影光学系PLの投影倍率に応じた速度比でレチクルステージRSTおよびXYステージ10を駆動させつつ、レチクルRのパターン像をウェハW上の所定のショット領域内に投影露光する。その後、主制御系14は、ウェハステージ駆動系15に制御信号を送信し、ウェハステージ駆動系15によりXYステージ10を駆動させることによりウェハW上の別のショット領域を露光位置にステップ移動させる。
このように、ステップ・アンド・スキャン方式によりレチクルRのパターン像をウェハW上に走査露光する動作を繰り返す。すなわち、本実施形態では、ウェハステージ駆動系15およびウェハレーザ干渉計13などを用いてレチクルRおよびウェハWの位置制御を行いながら、矩形状の静止露光領域および静止照明領域の短辺方向すなわちY方向に沿ってレチクルステージRSTとXYステージ10とを、ひいてはレチクルRとウェハWとを同期的に移動(走査)させることにより、ウェハW上には静止露光領域の長辺LXに等しい幅を有し且つウェハWの走査量(移動量)に応じた長さを有する領域に対してレチクルパターンが走査露光される。
図3は、本実施形態の各実施例における境界レンズとウェハとの間の構成を概略的に示す図である。図3を参照すると、各実施例の投影光学系では、レチクルR側(物体側)の面が第2液体Lm2に接し且つウェハW側(像側)の面が第1液体Lm1に接する液中平行平面板(第1光透過部材)Lpが最もウェハ側に配置されている。そして、この液中平行平面板Lpに隣接する第2光透過部材として、レチクルR側の面が気体に接し且つウェハW側の面が第2液体Lm2に接する境界レンズLbが配置されている。
各実施例において、1.1よりも大きい屈折率を有する第1液体Lm1および第2液体Lm2として、半導体製造工場等で容易に大量に入手できる純水(脱イオン水)を用いている。また、境界レンズLbは、レチクルR側に凸面を向け且つウェハW側に平面を向けた正レンズである。さらに、境界レンズLbおよび液中平行平面板Lpはともに、石英により形成されている。
なお、投影光学系PLに対してウェハWを相対移動させつつ走査露光を行うステップ・アンド・スキャン方式の露光装置において、走査露光の開始から終了まで投影光学系PLの境界レンズLbとウェハWとの間の光路中に液体(Lm1,Lm2)を満たし続けるには、たとえば国際公開番号WO99/49504号公報に開示された技術や、特開平10−303114号公報に開示された技術などを用いることができる。
国際公開番号WO99/49504号公報に開示された技術では、液体供給装置から供給管および排出ノズルを介して所定の温度に調整された液体を境界レンズLbとウェハWとの間の光路を満たすように供給し、液体供給装置により回収管および流入ノズルを介してウェハW上から液体を回収する。一方、特開平10−303114号公報に開示された技術では、液体を収容することができるようにウェハホルダテーブルを容器状に構成し、その内底部の中央において(液体中において)ウェハWを真空吸着により位置決め保持する。また、投影光学系PLの鏡筒先端部が液体中に達し、ひいては境界レンズLbのウェハ側の光学面が液体中に達するように構成する。
本実施形態では、図1に示すように、第1給排水機構21を用いて、液中平行平面板LpとウェハWとの間の光路中において第1液体Lm1としての純水を循環させている。また、第2給排水機構22を用いて、境界レンズLbと液中平行平面板Lpとの間の光路中において第2液体Lm2としての純水を循環させている。このように、浸液としての純水を微小流量で循環させることにより、防腐、防カビ等の効果により液体の変質を防ぐことができる。
本実施形態の各実施例において、非球面は、光軸に垂直な方向の高さをyとし、非球面の頂点における接平面から高さyにおける非球面上の位置までの光軸に沿った距離(サグ量)をzとし、頂点曲率半径をrとし、円錐係数をκとし、n次の非球面係数をCnとしたとき、以下の数式(a)で表される。各実施例において、非球面形状に形成されたレンズ面には面番号の右側に*印を付している。
z=(y2/r)/[1+{1−(1+κ)・y2/r21/2
+C4・y4+C6・y6+C8・y8+C10・y10
+C12・y12+C14・y14+・・・ (a)
[第1実施例]
図4は、本実施形態の第1実施例にかかる投影光学系のレンズ構成を示す図である。図4を参照すると、第1実施例にかかる投影光学系PLは、レチクル側から順に、平行平面板P1と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた両凹レンズL1と、レチクル側に凹面を向けた負メニスカスレンズL2と、レチクル側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL3と、レチクル側に凹面を向けた正メニスカスレンズL4と、両凸レンズL5と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL6と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL8と、両凹レンズL9と、レチクル側に凸面を向けた負メニスカスレンズL10と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた両凹レンズL11と、レチクル側に非球面形状の凹面を向けた平凹レンズL12と、レチクル側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL13と、両凸レンズL14と、両凸レンズL15と、レチクル側に凸面を向けた負メニスカスレンズL16と、両凸レンズL17と、両凸レンズL18と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL19と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL20と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL21と、ウェハ側に平面を向けた平凸レンズL22(境界レンズLb)と、液中平行平面板Lpとにより構成されている。
第1実施例では、境界レンズLbと液中平行平面板Lpとの間の光路および液中平行平面板LpとウェハWとの間の光路に、使用光(露光光)であるArFエキシマレーザ光(波長λ=193.306nm)に対して1.435876の屈折率を有する純水(Lm1,Lm2)が満たされている。また、すべての光透過部材(P1,L1〜L22(Lb),Lp)が、使用光に対して1.5603261の屈折率を有する石英(SiO2)により形成されている。
次の表(1)に、第1実施例にかかる投影光学系PLの諸元の値を掲げる。表(1)において、λは露光光の中心波長を、βは投影倍率の大きさを、NAは像側(ウェハ側)開口数を、BはウェハW上でのイメージサークルIFの半径(最大像高)を、LXは静止露光領域ERのX方向に沿った寸法(長辺の寸法)を、LYは静止露光領域ERのY方向に沿った寸法(短辺の寸法)をそれぞれ表している。また、面番号はレチクル側からの面の順序を、rは各面の曲率半径(非球面の場合には頂点曲率半径:mm)を、dは各面の軸上間隔すなわち面間隔(mm)を、nは中心波長に対する屈折率をそれぞれ示している。なお、表(1)における表記は、以降の表(2)においても同様である。
表(1)
(主要諸元)
λ=193.306nm
β=1/4
NA=1.00
B=13.4mm
LX=26mm
LY=5.5mm

(光学部材諸元)
面番号 r d n 光学部材
(レチクル面) 50.000
1 ∞ 8.000 1.5603261 (P1)
2 ∞ 5.225
3 -1943.233 12.000 1.5603261 (L1)
4* 191.125 47.012
5 -104.228 42.945 1.5603261 (L2)
6 -470.767 1.000
7* -542.622 39.860 1.5603261 (L3)
8 -202.724 1.000
9 -1066.606 49.498 1.5603261 (L4)
10 -257.416 1.000
11 2900.000 53.600 1.5603261 (L5)
12 -376.177 1.000
13 254.290 54.884 1.5603261 (L6)
14 927.490 1.000
15 192.047 50.000 1.5603261 (L7)
16 405.266 1.000
17 230.501 39.859 1.5603261 (L8)
18* 322.792 19.156
19 -2992.366 14.004 1.5603261 (L9)
20 96.198 42.051
21 1075.262 14.000 1.5603261 (L10)
22 238.222 39.560
23 -133.879 12.000 1.5603261 (L11)
24* 248.570 31.009
25* -309.992 15.000 1.5603261 (L12)
26 ∞ 9.148
27* -737.276 51.000 1.5603261 (L13)
28 -176.320 1.000
29 1040.000 48.704 1.5603261 (L14)
30 -451.186 1.000
31 725.000 48.768 1.5603261 (L15)
32 -697.471 3.000
33 503.559 30.048 1.5603261 (L16)
34 281.163 111.150
35 724.563 54.923 1.5603261 (L17)
36 -564.358 1.000
37 372.647 56.556 1.5603261 (L18)
38 -1424.995 1.000
39 196.339 41.207 1.5603261 (L19)
40* 498.912 1.000
41 147.694 36.513 1.5603261 (L20)
42* 185.195 1.000
43 147.798 52.775 1.5603261 (L21)
44 216.307 2.256
45 238.988 26.298 1.5603261 (L22:Lb)
46 ∞ 3.000 1.435876 (Lm2)
47 ∞ 20.000 1.5603261 (Lp)
48 ∞ 3.000 1.435876 (Lm1)
(ウェハ面)

(非球面データ)
4面
κ=0
4=−1.48452×10-7 6=5.65923×10-12
8=−2.78621×10-1610=2.37952×10-20
12=−1.19751×10-2414=1.82016×10-28
16=−5.16714×10-33

7面
κ=0
4=−1.27342×10-8 6=2.18802×10-13
8=−4.26931×10-1810=4.55926×10-22
12=−2.06887×10-2614=1.46041×10-30
16=−1.78415×10-35

18面
κ=0
4=−1.79752×10-8 6=1.95237×10-14
8=−3.82843×10-1810=−3.85072×10-22
12=1.96652×10-2614=−3.59987×10-31
16=7.72530×10-37

24面
κ=0
4=1.86641×10-8 6=−2.48589×10-12
8=−3.40085×10-1710=1.20901×10-20
12=−4.99726×10-2514=−4.18254×10-29
16=2.90453×10-33

25面
κ=0
4=−4.42908×10-8 6=3.24465×10-12
8=−2.17933×10-1810=3.09914×10-21
12=−5.89781×10-2514=1.44812×10-28
16=−9.31891×10-33

27面
κ=0
4=1.28473×10-8 6=−1.52185×10-12
8=3.27024×10-1710=2.96321×10-21
12=−3.12141×10-2514=1.24069×10-29
16=−3.63752×10-35

40面
κ=0
4=1.37642×10-8 6=7.52294×10-14
8=8.14751×10-1810=−2.38664×10-22
12=1.89052×10-2614=−5.72857×10-31
16=1.24235×10-35

42面
κ=0
4=−4.67034×10-8 6=−9.90580×10-13
8=−5.14638×10-1810=1.69872×10-21
12=−1.07534×10-2514=5.68180×10-30
16=−1.53908×10-34

(条件式対応値)
D1=20mm
M1=3mm
M2=3mm
D2=872.443mm
(1)D1/(M1+M2)=3.33
(2)D1/D2=0.0229
図5は、第1実施例における横収差を示す図である。収差図において、Yは像高を示している。図5の収差図から明らかなように、第1実施例では、非常に大きな像側開口数(NA=1.00)および比較的大きな静止露光領域ER(26mm×5.5mm)を確保しているにもかかわらず、波長が193.306nmのエキシマレーザ光に対して収差が良好に補正されていることがわかる。
[第2実施例]
図6は、本実施形態の第2実施例にかかる投影光学系のレンズ構成を示す図である。図6を参照すると、第2実施例にかかる投影光学系PLは、レチクル側から順に、平行平面板P1と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた両凹レンズL1と、レチクル側に凹面を向けた負メニスカスレンズL2と、レチクル側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL3と、レチクル側に凹面を向けた正メニスカスレンズL4と、レチクル側に凹面を向けた正メニスカスレンズL5と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL6と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL8と、両凹レンズL9と、レチクル側に凸面を向けた負メニスカスレンズL10と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた両凹レンズL11と、レチクル側に非球面形状の凹面を向けた平凹レンズL12と、レチクル側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL13と、両凸レンズL14と、両凸レンズL15と、レチクル側に凸面を向けた負メニスカスレンズL16と、レチクル側に凸面を向けた負メニスカスレンズL17と、両凸レンズL18と、両凸レンズL19と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL20と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL21と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL22と、ウェハ側に平面を向けた平凸レンズL23(境界レンズLb)と、液中平行平面板Lpとにより構成されている。
第2実施例においても第1実施例と同様に、境界レンズLbと液中平行平面板Lpとの間の光路および液中平行平面板LpとウェハWとの間の光路に、使用光(露光光)であるArFエキシマレーザ光(波長λ=193.306nm)に対して1.435876の屈折率を有する純水(Lm1,Lm2)が満たされている。また、すべての光透過部材(P1,L1〜L23(Lb),Lp)が、使用光に対して1.5603261の屈折率を有する石英(SiO2)により形成されている。次の表(2)に、第2実施例にかかる投影光学系PLの諸元の値を掲げる。
表(2)
(主要諸元)
λ=193.306nm
β=1/4
NA=1.00
B=13.4mm
LX=26mm
LY=5.5mm

(光学部材諸元)
面番号 r d n 光学部材
(レチクル面) 50.000
1 ∞ 8.000 1.5603261 (P1)
2 ∞ 5.813
3 -1313.588 12.000 1.5603261 (L1)
4* 194.350 47.515
5 -102.611 31.592 1.5603261 (L2)
6 -461.005 1.000
7* -572.289 35.000 1.5603261 (L3)
8 -205.453 1.000
9 -861.765 49.045 1.5603261 (L4)
10 -234.264 1.000
11 -7543.720 53.500 1.5603261 (L5)
12 -309.987 1.000
13 269.626 53.500 1.5603261 (L6)
14 1360.614 1.000
15 192.801 51.692 1.5603261 (L7)
16 461.837 1.000
17 210.454 35.000 1.5603261 (L8)
18* 321.530 19.097
19 -3000.000 14.000 1.5603261 (L9)
20 95.000 48.480
21 3164.412 14.000 1.5603261 (L10)
22 300.855 32.967
23 -139.522 12.000 1.5603261 (L11)
24* 257.218 31.705
25* -271.930 15.000 1.5603261 (L12)
26 ∞ 14.684
27* -558.516 52.500 1.5603261 (L13)
28 -170.429 1.000
29 1071.642 47.720 1.5603261 (L14)
30 -480.838 1.000
31 571.551 40.000 1.5603261 (L15)
32 -2616.268 1.000
33 371.140 29.000 1.5603261 (L16)
34 295.486 26.280
35 542.767 27.000 1.5603261 (L17)
36 384.788 71.827
37 5451.649 45.500 1.5603261 (L18)
38 -444.611 1.000
39 399.708 60.000 1.5603261 (L19)
40 -981.762 1.000
41 221.630 42.003 1.5603261 (L20)
42* 588.751 1.000
43 166.092 39.552 1.5603261 (L21)
44* 220.835 1.000
45 131.370 60.495 1.5603261 (L22)
46 225.941 2.550
47 255.976 21.994 1.5603261 (L23:Lb)
48 ∞ 3.000 1.435876 (Lm2)
49 ∞ 30.000 1.5603261 (Lp)
50 ∞ 3.000 1.435876 (Lm1)
(ウェハ面)

(非球面データ)
4面
κ=0
4=−1.50211×10-7 6=5.93396×10-12
8=−3.03095×10-1610=2.68639×10-20
12=−1.17605×10-2414=1.62932×10-28

7面
κ=0
4=−2.07418×10-8 6=3.83376×10-13
8=−1.13755×10-1710=8.91400×10-22
12=−3.49165×10-2614=2.22125×10-30

18面
κ=0
4=−2.15175×10-8 6=−1.27224×10-14
8=2.89183×10-1810=−3.03644×10-22
12=4.28894×10-2714=1.27798×10-31

24面
κ=0
4=2.41720×10-8 6=−2.59021×10-12
8=−4.25471×10-1710=1.28068×10-20
12=−9.51911×10-2514=2.09442×10-29

25面
κ=0
4=−3.94203×10-8 6=1.98694×10-12
8=4.69183×10-1710=−1.80060×10-21
12=8.68172×10-2514=−4.07478×10-29

27面
κ=0
4=7.76883×10-9 6=−7.21115×10-13
8=7.51516×10-1810=1.51795×10-21
12=−1.13337×10-2514=4.93479×10-30

42面
κ=0
4=7.50906×10-9 6=1.73963×10-13
8=−2.17575×10-1810=1.51141×10-22
12=−2.78123×10-2714=5.19893×10-32

44面
κ=0
4=−3.36423×10-8 6=−7.98951×10-13
8=1.82312×10-1710=3.85596×10-22
12=−1.86813×10-2614=1.11783×10-31

(条件式対応値)
D1=30mm
M1=3mm
M2=3mm
D2=880.093mm
(1)D1/(M1+M2)=5
(2)D1/D2=0.0341
図7は、第2実施例における横収差を示す図である。収差図において、Yは像高を示している。図7の収差図から明らかなように、第2実施例においても第1実施例と同様に、非常に大きな像側開口数(NA=1.00)および比較的大きな静止露光領域ER(26mm×5.5mm)を確保しているにもかかわらず、波長が193.306nmのエキシマレーザ光に対して収差が良好に補正されていることがわかる。
こうして、各実施例では、波長が193.306nmのArFエキシマレーザ光に対して、1.00の高い像側開口数を確保するとともに、26mm×5.5mmの矩形形状の実効露光領域(静止露光領域)ERを確保することができ、たとえば26mm×33mmの矩形状の露光領域内に回路パターンを高解像度で走査露光することができる。
また、各実施例では、境界レンズLbとウェハWとの間の光路中に液中平行平面板Lpが配置されているので、浸液としての純水がウェハWに塗布されたフォトレジスト等による汚染を受けても、境界レンズLbとウェハWとの間に介在する液中平行平面板Lpの作用により、汚染された純水による境界レンズLbの像側光学面の汚染を有効に防ぐことができる。さらに、各実施例では、液中平行平面板Lpの中心厚D1が条件式(1)および(2)を満たすような適切な範囲に設定されているので、境界レンズLbの十分に高いレーザ耐性を確保しつつ、汚染の進んだ液中平行平面板Lpの交換に際して投影光学系PLの結像性能の低下を実質的に回避することができる。
なお、上述の実施形態では、図8に示すように、液中平行平面板Lpの側面を、ウェハW側に頂点を向けた錐体形状の一部を有するような形状に形成することが好ましい。換言すれば、本実施形態では、ウェハW上の長方形状(例えば26mm×5.5mm)の静止露光領域内にレチクルパターン像を形成するので、液中平行平面板Lpの有効領域がほぼ小判状となるため、上記静止露光領域に達する有効結像光線が通過しない領域(=有効領域外)を切り落とした外形形状を液中平行平面板Lpに付与することが好ましい。
図8に示すような外形形状を液中平行平面板Lpに付与することにより、図1に示す局所液浸機構としての第1給排水機構21における給水/排水ノズルの配置を露光領域に近づけることが可能になり、局所液浸領域(境界レンズLbと液中平行平面板Lpとの間において純水(液体)が満たされるべき領域)を小さくすることが可能になる。これにより、ウェハステージのコンパクト化を図ることができる。すなわち、ウェハの周辺部の露光(エッジショット露光)のためにはウェハの周りの領域とウェハとが同一面上になるように平坦化する必要があるが、局所液浸領域が小さければ小さいほど、この平坦化領域の大きさが小さくなり、ウェハステージも小さくなる。なお、ウェハ周囲に平坦部を設けた構成は、たとえば国際公開WO2004/053955に開示されている。
上述の実施形態の露光装置では、照明装置によってレチクル(マスク)を照明し(照明工程)、投影光学系を用いてマスクに形成された転写用のパターンを感光性基板に露光する(露光工程)ことにより、マイクロデバイス(半導体素子、撮像素子、液晶表示素子、薄膜磁気ヘッド等)を製造することができる。以下、本実施形態の露光装置を用いて感光性基板としてのウェハ等に所定の回路パターンを形成することによって、マイクロデバイスとしての半導体デバイスを得る際の手法の一例につき図9のフローチャートを参照して説明する。
先ず、図9のステップ301において、1ロットのウェハ上に金属膜が蒸着される。次のステップ302において、その1ロットのウェハ上の金属膜上にフォトレジストが塗布される。その後、ステップ303において、本実施形態の露光装置を用いて、マスク上のパターンの像がその投影光学系を介して、その1ロットのウェハ上の各ショット領域に順次露光転写される。その後、ステップ304において、その1ロットのウェハ上のフォトレジストの現像が行われた後、ステップ305において、その1ロットのウェハ上でレジストパターンをマスクとしてエッチングを行うことによって、マスク上のパターンに対応する回路パターンが、各ウェハ上の各ショット領域に形成される。
その後、更に上のレイヤの回路パターンの形成等を行うことによって、半導体素子等のデバイスが製造される。上述の半導体デバイス製造方法によれば、極めて微細な回路パターンを有する半導体デバイスをスループット良く得ることができる。なお、ステップ301〜ステップ305では、ウェハ上に金属を蒸着し、その金属膜上にレジストを塗布、そして露光、現像、エッチングの各工程を行っているが、これらの工程に先立って、ウェハ上にシリコンの酸化膜を形成後、そのシリコンの酸化膜上にレジストを塗布、そして露光、現像、エッチング等の各工程を行っても良いことはいうまでもない。
また、本実施形態の露光装置では、プレート(ガラス基板)上に所定のパターン(回路パターン、電極パターン等)を形成することによって、マイクロデバイスとしての液晶表示素子を得ることもできる。以下、図10のフローチャートを参照して、このときの手法の一例につき説明する。図10において、パターン形成工程401では、本実施形態の露光装置を用いてマスクのパターンを感光性基板(レジストが塗布されたガラス基板等)に転写露光する、所謂光リソグラフィ工程が実行される。この光リソグラフィー工程によって、感光性基板上には多数の電極等を含む所定パターンが形成される。その後、露光された基板は、現像工程、エッチング工程、レジスト剥離工程等の各工程を経ることによって、基板上に所定のパターンが形成され、次のカラーフィルター形成工程402へ移行する。
次に、カラーフィルター形成工程402では、R(Red)、G(Green)、B(Blue)に対応した3つのドットの組がマトリックス状に多数配列されたり、またはR、G、Bの3本のストライプのフィルターの組を複数水平走査線方向に配列されたりしたカラーフィルターを形成する。そして、カラーフィルター形成工程402の後に、セル組み立て工程403が実行される。セル組み立て工程403では、パターン形成工程401にて得られた所定パターンを有する基板、およびカラーフィルター形成工程402にて得られたカラーフィルター等を用いて液晶パネル(液晶セル)を組み立てる。
セル組み立て工程403では、例えば、パターン形成工程401にて得られた所定パターンを有する基板とカラーフィルター形成工程402にて得られたカラーフィルターとの間に液晶を注入して、液晶パネル(液晶セル)を製造する。その後、モジュール組み立て工程404にて、組み立てられた液晶パネル(液晶セル)の表示動作を行わせる電気回路、バックライト等の各部品を取り付けて液晶表示素子として完成させる。上述の液晶表示素子の製造方法によれば、極めて微細な回路パターンを有する液晶表示素子をスループット良く得ることができる。
なお、上述の実施形態では、ArFエキシマレーザ光源を用いているが、これに限定されることなく、たとえばF2 レーザ光源のような他の適当な光源を用いることもできる。ただし、露光光としてF2レーザ光を用いる場合は、液体としてはF2レーザ光を透過可能な例えばフッ素系オイルや過フッ化ポリエーテル(PFPE)等のフッ素系の液体を用いることになる。
また、上述の実施形態では、露光装置に搭載される液浸型の投影光学系に対して本発明を適用しているが、これに限定されることなく、他の一般的な液浸型の投影光学系に対して本発明を適用することもできる。
なお、上述の実施形態では、境界レンズLbおよび液中平行平面板Lpを石英で形成したが、境界レンズLbおよび液中平行平面板Lpを形成する材料としては石英には限定されず、たとえば酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化ストロンチウム、酸化バリウムなどの結晶材料を用いてもよい。このような結晶材料であって光の吸収率が高い結晶材料を用いる場合であっても、条件式(1)の下限値は境界レンズLbへの光の集中を防ぎ、発熱による結像性能の劣化を低減する観点で有用である。
また、上述の実施形態では、第1液体および第2液体として純水を用いたが、第1および第2液体としては純水には限定されず、たとえばH+,Cs+,K+、Cl-,SO4 2-,PO4 2-を入れた水、イソプロパノール,グリセロール、ヘキサン、ヘプタン、デカンなどを用いることができる。
本発明の実施形態にかかる露光装置の構成を概略的に示す図である。 本実施形態の各実施例においてウェハ上に形成される矩形状の静止露光領域と投影光学系の光軸との位置関係を示す図である。 本実施形態の各実施例における境界レンズとウェハとの間の構成を概略的に示す図である。 本実施形態の第1実施例にかかる投影光学系のレンズ構成を示す図である。 第1実施例における横収差を示す図である。 本実施形態の第2実施例にかかる投影光学系のレンズ構成を示す図である。 第2実施例における横収差を示す図である。 液中平行平面板の側面がウェハ側に頂点を向けた錐体形状の一部を有するような形状に形成された例を示す図である。 マイクロデバイスとしての半導体デバイスを得る際の手法のフローチャートである。 マイクロデバイスとしての液晶表示素子を得る際の手法のフローチャートである。
符号の説明
R レチクル
RST レチクルステージ
PL 投影光学系
Lb 境界レンズ
Lp 液中平行平面板
Lm1,Lm2 純水(液体)
W ウェハ
1 照明光学系
9 Zステージ
10 XYステージ
12 移動鏡
13 ウェハレーザ干渉計
14 主制御系
15 ウェハステージ駆動系
21 第1給排水機構
22 第2給排水機構

Claims (10)

  1. 第1面の像を第2面に投影する投影光学系において、
    最も第2面側に配置された第1光透過部材と、該第1光透過部材に隣接して配置された第2光透過部材とを備え、
    前記投影光学系の光路中の気体の屈折率を1とするとき、前記第1光透過部材と前記第2面との間の光路は1.1よりも大きい屈折率を有する第1液体で満たされ、前記第1光透過部材と前記第2光透過部材との間の光路は1.1よりも大きい屈折率を有する第2液体で満たされ、
    前記第1光透過部材の中心厚をD1とし、前記第1液体の層の中心厚をM1とし、前記第2液体の層の中心厚をM2とするとき、
    1<D1/(M1+M2)<20
    の条件を満足することを特徴とする投影光学系。
  2. 前記第1光透過部材の中心厚をD1とし、前記投影光学系中のすべての光透過部材の中心厚の和をD2とするとき、
    0.007<D1/D2<0.05
    の条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の投影光学系。
  3. 前記第1液体と前記第2液体とは同じ液体であることを特徴とする請求項1または2に記載の投影光学系。
  4. 前記第2光透過部材は石英により形成された正レンズであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の投影光学系。
  5. 前記第2光透過部材の第2面側の光学面は平面状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の投影光学系。
  6. 前記第1光透過部材は石英により形成された平行平面板であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の投影光学系。
  7. 前記第1光透過部材の側面の形状は、前記第2面側に頂点を向けた錐体形状の一部を有していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の投影光学系。
  8. 前記第2面側の開口数が1以上であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の投影光学系。
  9. 前記第1面に設定されたマスクを照明するための照明系と、前記マスク上のパターンの像を前記第2面に設定された感光性基板に投影するための請求項1乃至8のいずれか1項に記載の投影光学系とを備えていることを特徴とする露光装置。
  10. 前記第1面に設定されたマスクを照明する照明工程と、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の投影光学系を介して前記マスク上のパターンの像を前記第2面に設定された感光性基板上に投影露光する露光工程とを含むことを特徴とする露光方法。
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