JP2006019563A - 投影光学系、露光装置、および露光方法 - Google Patents

投影光学系、露光装置、および露光方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 開口数とイメージフィールドとの組み合わせを使い分け可能な投影光学系。
【解決手段】 第1面(R)の像を第2面(W)に縮小投影する投影光学系。第2面側の最大開口数が少なくとも2つの異なる値に設定可能に構成されている。第2面側の最大開口数が少なくとも2つの異なる値のうちの一方の値に設定されたときの最大像高と、第2面側の最大開口数が少なくとも2つの異なる値のうちの他方の値に設定されたときの最大像高とが実質的に異なる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、投影光学系、露光装置、および露光方法に関し、特に半導体素子や液晶表示素子などのデバイスをフォトリソグラフィ工程で製造する際に使用される露光装置に好適な投影光学系に関するものである。
半導体素子等を製造するためのフォトリソグラフィ工程において、マスク(またはレチクル)のパターン像を、投影光学系を介して、感光性基板(フォトレジストが塗布されたウェハ、ガラスプレート等)上に投影露光する露光装置が使用されている。露光装置では、半導体素子等の集積度が向上するにつれて、投影光学系に要求される解像力(解像度)が益々高まっている。
そこで、投影光学系の解像力に対する要求を満足するために、照明光(露光光)の波長λを短くするとともに、投影光学系の像側開口数NAを大きくする必要がある。具体的には、投影光学系の解像度は、k・λ/NA(kはプロセス係数)で表される。また、像側開口数NAは、投影光学系と感光性基板との間の媒質(通常は空気などの気体)の屈折率をnとし、感光性基板への最大入射角をθとすると、n・sinθで表される。
この場合、最大入射角θを大きくすることにより像側開口数の増大を図ろうとすると、感光性基板への入射角および投影光学系からの射出角が大きくなり、光学面での反射損失が増大して、大きな実効的な像側開口数を確保することはできない。そこで、投影光学系と感光性基板との間の光路中に屈折率の高い液体のような媒質を満たすことにより像側開口数の増大を図る液浸技術が知られている。
ここで、たとえば液浸技術などを用いて大きな像側開口数と大きなイメージフィールド(収差が所望範囲に抑えられた有効結像領域)とを確保しようとすると、投影光学系を構成する光学部材の有効径を大きくする必要があり、有効径の大きな光学部材を形成するために高品質の光学材料を安定的に使用することができないという不都合が生じる。特に、像側開口数を大きく確保すると、必然的に物体側開口数も大きくなるため、物体面に近いレンズの有効径が大きくなる傾向にある。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたものであり、開口数とイメージフィールドとの組み合わせを使い分け可能な投影光学系を提供することを目的とする。また、本発明は、開口数とイメージフィールドとの組み合わせを使い分け可能な投影光学系を用いて、露光領域と解像度との組み合わせを使い分けることにより、高精度で良好な投影露光を行うことのできる露光装置および露光方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の第1形態では、第1面の像を第2面に縮小投影する投影光学系において、
前記第2面側の最大開口数が少なくとも2つの異なる値に設定可能に構成され、
前記第2面側の最大開口数が前記少なくとも2つの異なる値のうちの一方の値に設定されたときの最大像高と、前記第2面側の最大開口数が前記少なくとも2つの異なる値のうちの他方の値に設定されたときの最大像高とが実質的に異なることを特徴とする投影光学系を提供する。
本発明の第2形態では、第1面の像を第2面に縮小投影する投影光学系において、
前記第2面側の最大開口数をNAとし、前記第2面側の最大開口数がNAのときに各光学面に入射する光線の入射角および各光学面から射出する光線の射出角のうちの最大値をAとするとき、
0.52<sinA/NA<0.95
の条件を満足することを特徴とする投影光学系を提供する。
本発明の第3形態では、前記第1面に設定されたマスクを照明するための照明系と、前記マスク上のパターンの像を前記第2面に設定された感光性基板に投影するための第1形態または第2形態の投影光学系とを備えていることを特徴とする露光装置を提供する。
本発明の第4形態では、前記第1面に設定されたマスクを照明する照明工程と、第1形態または第2形態の投影光学系を介して前記マスク上のパターンの像を前記第2面に設定された感光性基板上に投影露光する露光工程とを含むことを特徴とする露光方法を提供する。
本発明の投影光学系では、像側(第2面側)の最大開口数が2つの異なる値に設定可能に構成され、この2つの最大開口数にそれぞれ対応する最大像高が(ひいてはイメージフィールドが)互いに実質的に異なる。すなわち、本発明では、比較的大きな開口数と比較的小さなイメージフィールドとの組み合わせと、比較的小さな開口数と比較的大きなイメージフィールドとの組み合わせとの間で使い分け可能な投影光学系を実現することができる。
したがって、本発明の露光装置および露光方法では、開口数とイメージフィールドとの組み合わせを使い分け可能な投影光学系を用いて、比較的小さな露光領域に比較的大きな解像度で投影露光を行い、比較的大きな露光領域に比較的小さな解像度で投影露光を行うことができる。すなわち、本発明の露光装置および露光方法では、露光領域と解像度との組み合わせを使い分けることにより、高精度で良好な投影露光を行うことができ、ひいては良好なデバイスを製造することができる。
本発明の投影光学系は、第1面(露光装置に適用した場合にはマスク)の像を第2面(露光装置に適用した場合には感光性基板)に縮小投影する光学系であって、像側(第2面側)の最大開口数が例えば2つの異なる値に設定可能に構成されている。そして、像側の最大開口数が一方の値に設定されたときの最大像高と他方の値に設定されたときの最大像高とが実質的に異なる。
したがって、本発明の投影光学系では、比較的大きな開口数と比較的小さなイメージフィールドとの組み合わせと、比較的小さな開口数と比較的大きなイメージフィールドとの組み合わせとの間で使い分けすることができる。また、本発明の投影光学系を露光装置または露光方法に適用した場合、比較的小さな露光領域に比較的大きな解像度で投影露光を行い、比較的大きな露光領域に比較的小さな解像度で投影露光を行うことができる。以下、本発明の各条件式に基づいて、本発明の構成をさらに詳細に説明する。
本発明では、次の条件式(1)を満足することが好ましい。条件式(1)において、NA1は最も大きな像側の第1最大開口数であり、Y1は像側の最大開口数がNA1のときの最大像高である。また、NA2は最も小さな像側の第2最大開口数であり、Y2は像側の最大開口数がNA2のときの最大像高である。また、TLは、第1面と第2面との距離、すなわち物像点間距離である。
35<(NA1−NA2)・TL/(Y2−Y1)<150 (1)
条件式(1)の上限値は設計的な制約により決定される値であり、この上限値を上回ると収差の補正が困難になるので好ましくない。一方、条件式(1)の下限値を下回ると、最も大きな第1最大開口数NA1と最も小さな第2最大開口数NA2との差が小さくなり過ぎて、露光装置に適用した場合に露光領域と解像度との組み合わせを使い分ける優位性がなくなるので好ましくない。なお、本発明の効果をさらに高めるには、条件式(1)の上限値を100に設定し、下限値を40に設定することが好ましい。
また、本発明では、次の条件式(2)および(3)を満足することが好ましい。
1.03<Y2/Y1<1.5 (2)
0.02<(NA1−NA2)<0.2 (3)
条件式(2)の上限値を上回ると、最も大きな第1最大開口数NA1に対応する最大像高Y1が、ひいてはイメージフィールドが小さくなる。その結果、露光装置に適用した場合には、露光領域が小さくなり過ぎて、スループットが低下し、チップコストが上昇し易いので好ましくない。一方、条件式(2)の下限値を下回ると、最も大きな第1最大開口数NA1に対応する最大像高Y1が大きくなり過ぎて、そのイメージフィールドの全体に亘ってコマ収差などの補正が困難になるので好ましくない。なお、本発明の効果をさらに高めるには、条件式(2)の上限値を1.3に設定し、下限値を1.1に設定することが好ましい。
条件式(3)の上限値を上回ると、最も大きな第1最大開口数NA1と最も小さな第2最大開口数NA2との差が1つの投影光学系で実現するには大きくなり過ぎて、光学系の製造コストが著しく高くなるので好ましくない。一方、条件式(3)の下限値を下回ると、最も大きな第1最大開口数NA1と最も小さな第2最大開口数NA2との差が小さくなり過ぎて、露光装置に適用した場合に露光領域と解像度との組み合わせを使い分ける優位性がなくなり、ひいては解像力の向上が見込めなくなるので好ましくない。なお、本発明の効果をさらに高めるには、条件式(3)の上限値を0.15に設定し、下限値を0.04に設定することが好ましい。
また、本発明では、投影光学系の光路中の雰囲気の屈折率を1とするとき、投影光学系と像面(第2面)との間の光路は1.1よりも大きい屈折率を有する液体で満たされていることが好ましい。このように、液浸光学系の構成を採用して、たとえば感光性基板と投影光学系との間の光路中に1.1よりも大きい屈折率を有する媒質を介在させることにより、投影光学系の像側開口数の増大を図ることができる。
また、別の局面によれば、第2発明の投影光学系は、第1面(露光装置に適用した場合にはマスク)の像を第2面(露光装置に適用した場合には感光性基板)に縮小投影する光学系であって、次の条件式(4)を満足する。条件式(4)において、NAは、像側(第2面側)の最大開口数である。また、Aは、像側の最大開口数がNAのときに各光学面に入射する光線の入射角および各光学面から射出する光線の射出角のうちの最大値である。
0.52<sinA/NA<0.95 (4)
条件式(4)の上限値を上回ると、入射角または射出角の最大値Aが大きくなり過ぎて、レンズの偏心収差が発生し易くなってしまう。一方、条件式(4)の下限値を下回ると、入射角または射出角の最大値Aが小さくなり過ぎて、球面収差やコマ収差の高次収差の補正が困難になってしまう。なお、第2発明の効果をさらに高めるには、条件式(4)の上限値を0.9に設定し、下限値を0.58に設定することが好ましい。
本発明の実施形態を、添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる露光装置の構成を概略的に示す図である。なお、図1において、投影光学系PLの光軸AXに平行にZ軸を、光軸AXに垂直な面内において図1の紙面に平行にY軸を、図1の紙面に垂直にX軸をそれぞれ設定している。図示の露光装置は、紫外領域の照明光を供給するための光源100として、ArFエキシマレーザ光源を備えている。
光源100から射出された光は、照明光学系ILを介して、所定のパターンが形成されたレチクル(マスク)Rを重畳的に照明する。なお、光源100と照明光学系ILとの間の光路はケーシング(不図示)で密封されており、光源100から照明光学系IL中の最もレチクル側の光学部材までの空間は、露光光の吸収率が低い気体であるヘリウムガスや窒素などの不活性ガスで置換されているか、あるいはほぼ真空状態に保持されている。
レチクルRは、レチクルホルダ(不図示)を介して、レチクルステージRS上においてXY平面に平行に保持されている。レチクルRには転写すべきパターンが形成されており、矩形状のパターン領域が照明される。レチクルステージRSは、図示を省略した駆動系の作用により、レチクル面(すなわちXY平面)に沿って二次元的に移動可能であり、その位置座標はレチクル移動鏡RMを用いたレチクル干渉計RIFによって計測され且つ位置制御されるように構成されている。干渉計RIFの出力は、レチクル制御部CRに供給される。
レチクルRに形成されたパターンからの光は、投影光学系PLを介して、感光性基板であるウェハW上にレチクルパターン像を形成する。ウェハWは、ウェハホルダテーブル(不図示)を介して、ウェハステージWS上においてXY平面に平行に保持されている。そして、レチクルR上での矩形状の照明領域に光学的に対応するように、ウェハW上では矩形状の静止露光領域(実効露光領域)にパターン像が形成される。ウェハステージWSは、図示を省略した駆動系の作用によりウェハ面(すなわちXY平面)に沿って二次元的に移動可能であり、その位置座標はウェハ移動鏡WMを用いたウェハ干渉計WIFによって計測され且つ位置制御されるように構成されている。ウェハ干渉計WIFの出力も、制御部CRに供給される。
また、本実施形態の露光装置では、投影光学系PLを構成する光学部材のうち最もレチクル側に配置された光学部材(各実施例では平行平面板P1)と最もウェハ側に配置された境界レンズLbとの間で投影光学系PLの内部が気密状態を保つように構成され、投影光学系PLの内部の気体はヘリウムガスや窒素などの不活性ガスで置換されているか、あるいはほぼ真空状態に保持されている。さらに、照明光学系ILと投影光学系PLとの間の狭い光路には、レチクルRおよびレチクルステージRSなどが配置されているが、レチクルRおよびレチクルステージRSなどを密封包囲するケーシング(不図示)の内部に窒素やヘリウムガスなどの不活性ガスが充填されているか、あるいはほぼ真空状態に保持されている。
図2は、本実施形態の各実施例における境界レンズとウェハとの間の構成を概略的に示す図である。図2を参照すると、本実施形態の各実施例において、投影光学系PLの最もウェハ側に配置された境界レンズLbとウェハWとの間の光路は、1.1よりも大きい屈折率を有する媒質Lmで満たされている。各実施例では、媒質Lmとして純水を用いている。なお、投影光学系PLの境界レンズLbとウェハWとの間の光路中に液体媒質Lmを満たし続けるには、たとえば国際公開番号WO99/49504号公報に開示された技術や、特開平10−303114号公報に開示された技術などを用いることができる。
国際公開番号WO99/49504号公報に開示された技術では、液体供給装置から供給管および排出ノズルを介して所定の温度に調整された液体(媒質Lm)を境界レンズLbとウェハWとの間の光路を満たすように供給し、液体供給装置により回収管および流入ノズルを介してウェハW上から液体を回収する。一方、特開平10−303114号公報に開示された技術では、液体(媒質Lm)を収容することができるようにウェハホルダテーブルを容器状に構成し、その内底部の中央において(液体中において)ウェハWを真空吸着により位置決め保持する。また、投影光学系PLの鏡筒先端部が液体中に達し、ひいては境界レンズLbのウェハ側の光学面が液体中に達するように構成する。
上述のように、光源100からウェハWまでの光路の全体に亘って、露光光がほとんど吸収されることのない雰囲気が形成されている。こうして、制御部CRからの指令を受けた駆動系を介して、投影光学系PLの光軸AXと直交する平面(XY平面)内においてレチクルRおよびウェハWを投影光学系PLに対して相対移動させながら、いわゆるステップ・アンド・スキャン方式にしたがって、ウェハWの各露光領域にレチクルパターンをスキャン露光する。
第1実施例では、投影光学系PLを構成するレンズ成分は、すべて石英(SiO2)により形成されている。一方、第2実施例では、投影光学系PLを構成するレンズ成分は、石英または蛍石(CaF2)により形成されている。また、各実施例において露光光であるArFエキシマレーザ光の発振中心波長は193.306nmであり、この中心波長に対する石英の屈折率は1.5603261であり、蛍石の屈折率は1.5014548である。
さらに、境界レンズLbとウェハWとの間に介在する媒質Lmとして、第1実施例では露光光に対して1.435876の屈折率を有する純水を、第2実施例では露光光に対して1.436640の屈折率を有する純水をそれぞれ用いている。また、各実施例において、投影光学系PLは、物体側および像側の両側にほぼテレセントリックに構成されている。
また、各実施例において、非球面は、光軸に垂直な方向の高さをyとし、非球面の頂点における接平面から高さyにおける非球面上の位置までの光軸に沿った距離(サグ量)をzとし、頂点曲率半径をrとし、円錐係数をκとし、n次の非球面係数をCnとしたとき、以下の数式(a)で表される。各実施例において、非球面形状に形成されたレンズ面には面番号の右側に*印を付している。
z=(y2/r)/[1+{1−(1+κ)・y2/r21/2
+C4・y4+C6・y6+C8・y8+C10・y10
+C12・y12+C14・y14+・・・ (a)
[第1実施例]
図3は、本実施形態の第1実施例にかかる投影光学系のレンズ構成を示す図である。図3を参照すると、第1実施例の投影光学系PLは、レチクル側から順に、平行平面板P1と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた両凹レンズL1と、レチクル側に凹面を向けた負メニスカスレンズL2と、レチクル側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL3と、レチクル側に凹面を向けた正メニスカスレンズL4と、両凸レンズL5と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL6と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL8と、両凹レンズL9と、レチクル側に凸面を向けた負メニスカスレンズL10と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた両凹レンズL11と、レチクル側に非球面形状の凹面を向けた平凹レンズL12と、レチクル側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL13と、両凸レンズL14と、両凸レンズL15と、レチクル側に凸面を向けた負メニスカスレンズL16と、両凸レンズL17と、両凸レンズL18と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL19と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL20と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL21と、ウェハ側に平面を向けた平凸レンズL22(境界レンズLb)とにより構成されている。第1実施例では、境界レンズLbとしての平凸レンズL22とウェハWとの間の光路中に、純水からなる媒質Lmが満たされている。
次の表(1)に、第1実施例にかかる投影光学系PLの諸元の値を掲げる。表(1)において、λは露光光の中心波長を、βは投影倍率(全系の結像倍率)の大きさを、NA1は最も大きな像側の第1最大開口数を、Y1は像側の最大開口数がNA1のときの最大像高を、NA2は最も小さな像側の第2最大開口数を、Y2は像側の最大開口数がNA2のときの最大像高を、TLは物像点間距離をそれぞれ表している。また、面番号はレチクル側からの面の順序を、rは各面の曲率半径(非球面の場合には頂点曲率半径:mm)を、dは各面の軸上間隔すなわち面間隔(mm)を、nは中心波長に対する屈折率をそれぞれ示している。なお、表(1)における表記は、以降の表(2)においても同様である。
表(1)
(主要諸元)
λ=193.306nm
β=1/4
NA1=1.07
Y1=11.5mm
NA2=1.00
Y2=13.4mm
TL=1250mm

(光学部材諸元)
面番号 r d n 光学部材
(レチクル面) 50.000
1 ∞ 8.000 1.5603261 (P1)
2 ∞ 5.225
3 -1943.233 12.000 1.5603261 (L1)
4* 191.125 47.012
5 -104.228 42.945 1.5603261 (L2)
6 -470.767 1.000
7* -542.622 39.860 1.5603261 (L3)
8 -202.724 1.000
9 -1066.606 49.498 1.5603261 (L4)
10 -257.416 1.000
11 2900.000 53.600 1.5603261 (L5)
12 -376.177 1.000
13 254.290 54.884 1.5603261 (L6)
14 927.490 1.000
15 192.047 50.000 1.5603261 (L7)
16 405.266 1.000
17 230.501 39.859 1.5603261 (L8)
18* 322.792 19.156
19 -2992.366 14.004 1.5603261 (L9)
20 96.198 42.051
21 1075.262 14.000 1.5603261 (L10)
22 238.222 39.560
23 -133.879 12.000 1.5603261 (L11)
24* 248.570 31.009
25* -309.992 15.000 1.5603261 (L12)
26 ∞ 9.148
27* -737.276 51.000 1.5603261 (L13)
28 -176.320 1.000
29 1040.000 48.704 1.5603261 (L14)
30 -451.186 1.000
31 725.000 48.768 1.5603261 (L15)
32 -697.471 3.000
33 503.559 30.048 1.5603261 (L16)
34 281.163 111.150
35 724.563 54.923 1.5603261 (L17)
36 -564.358 1.000
37 372.647 56.556 1.5603261 (L18)
38 -1424.995 1.000
39 196.339 41.207 1.5603261 (L19)
40* 498.912 1.000
41 147.694 36.513 1.5603261 (L20)
42* 185.195 1.000
43 147.798 52.775 1.5603261 (L21)
44 216.307 2.256
45 238.988 46.298 1.5603261 (L22:Lb)
46 ∞ 6.000 1.435876 (Lm)
(ウェハ面)

(非球面データ)
4面
κ=0
4=−1.48452×10-7 6=5.65923×10-12
8=−2.78621×10-1610=2.37952×10-20
12=−1.19751×10-2414=1.82016×10-28
16=−5.16714×10-33

7面
κ=0
4=−1.27342×10-8 6=2.18802×10-13
8=−4.26931×10-1810=4.55926×10-22
12=−2.06887×10-2614=1.46041×10-30
16=−1.78415×10-35

18面
κ=0
4=−1.79752×10-8 6=1.95237×10-14
8=−3.82843×10-1810=−3.85072×10-22
12=1.96652×10-2614=−3.59987×10-31
16=7.72530×10-37

24面
κ=0
4=1.86641×10-8 6=−2.48589×10-12
8=−3.40085×10-1710=1.20901×10-20
12=−4.99726×10-2514=−4.18254×10-29
16=2.90453×10-33

25面
κ=0
4=−4.42908×10-8 6=3.24465×10-12
8=−2.17933×10-1810=3.09914×10-21
12=−5.89781×10-2514=1.44812×10-28
16=−9.31891×10-33

27面
κ=0
4=1.28473×10-8 6=−1.52185×10-12
8=3.27024×10-1710=2.96321×10-21
12=−3.12141×10-2514=1.24069×10-29
16=−3.63752×10-35

40面
κ=0
4=1.37642×10-8 6=7.52294×10-14
8=8.14751×10-1810=−2.38664×10-22
12=1.89052×10-2614=−5.72857×10-31
16=1.24235×10-35

42面
κ=0
4=−4.67034×10-8 6=−9.90580×10-13
8=−5.14638×10-1810=1.69872×10-21
12=−1.07534×10-2514=5.68180×10-30
16=−1.53908×10-34

(条件式対応値)
sinA=0.885(A=62.25度)
(1):(1.07−1.00)×1250/(13.4−11.5)=46.05
(2):13.4/11.5=1.165
(3):(1.07−1.00)=0.07
(4):0.885/1.07=0.827
(4):0.885/1.00=0.885
図4は、第1実施例において像側開口数がNA1=1.07のときの横収差を示す図である。一方、図5は、第1実施例において像側開口数がNA2=1.00のときの横収差を示す図である。各収差図において、Yは像高を示している。第1実施例では、図4の収差図から明らかなように像側開口数がNA1=1.07のときに、半径(最大像高)が11.5mmのイメージサークル内において収差が良好に補正されていることがわかる。また、図5の収差図から明らかなように像側開口数がNA2=1.00のときに、半径(最大像高)が13.4mmのイメージサークル内において収差が良好に補正されていることがわかる。
[第2実施例]
図6は、本実施形態の第2実施例にかかる投影光学系のレンズ構成を示す図である。図6を参照すると、第2実施例の投影光学系PLは、レチクル側から順に、平行平面板P1と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた両凹レンズL1と、レチクル側に凹面を向けた負メニスカスレンズL2と、レチクル側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL3と、レチクル側に凹面を向けた正メニスカスレンズL4と、両凸レンズL5と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL6と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7と、レチクル側に凸面を向けた負メニスカスレンズL8と、レチクル側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、レチクル側に非球面形状の凹面を向けた両凹レンズL10と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた両凹レンズL11と、レチクル側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL12と、レチクル側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL13と、レチクル側に平面を向けた平凸レンズL14と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL15と、レチクル側に凸面を向けた負メニスカスレンズL16と、レチクル側に凹面を向けた正メニスカスレンズL17と、両凸レンズL18と、両凸レンズL19と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL20と、ウェハ側に非球面形状の凹面を向けた正メニスカスレンズL21と、レチクル側に凸面を向けた正メニスカスレンズL22と、ウェハ側に平面を向けた平凸レンズL23(境界レンズLb)とにより構成されている。
第2実施例では、境界レンズLbとしての平凸レンズL23とウェハWとの間の光路中に、純水からなる媒質Lmが満たされている。また、正メニスカスレンズL22および平凸レンズL23が蛍石により形成され、その他のレンズ成分は石英により形成されている。次の表(2)に、第2実施例にかかる投影光学系PLの諸元の値を掲げる。
表(2)
(主要諸元)
λ=193.306nm
β=1/4
NA1=1.07
Y1=11.5mm
NA2=1.00
Y2=13.4mm
TL=1250mm

(光学部材諸元)
面番号 r d n 光学部材
(レチクル面) 50.000
1 ∞ 8.000 1.5603261 (P1)
2 ∞ 5.852
3 -2113.365 13.000 1.5603261 (L1)
4* 185.888 47.615
5 -97.794 50.000 1.5603261 (L2)
6 -275.265 1.000
7* -1036.501 52.524 1.5603261 (L3)
8 -198.574 1.000
9 -2093.835 52.770 1.5603261 (L4)
10 -287.226 1.000
11 403.759 46.727 1.5603261 (L5)
12 -31743139.730 1.000
13 284.993 45.645 1.5603261 (L6)
14 939.519 1.000
15 221.118 38.701 1.5603261 (L7)
16 426.452 1.000
17 212.879 50.000 1.5603261 (L8)
18 109.684 38.666
19 5071.658 13.000 1.5603261 (L9)
20 187.059 38.611
21* -157.590 13.000 1.5603261 (L10)
22 201.219 17.763
23 -50220.286 13.000 1.5603261 (L11)
24* 264.845 37.753
25* -180.106 50.000 1.5603261 (L12)
26 -181.462 1.000
27* -2209.915 56.621 1.5603261 (L13)
28 -205.364 1.000
29 ∞ 28.964 1.5603261 (L14)
30 -740.060 1.000
31 588.166 33.442 1.5603261 (L15)
32 7128.859 70.809
33 1084.671 25.000 1.5603261 (L16)
34 384.974 47.258
35 -1746.086 38.201 1.5603261 (L17)
36 -415.336 1.000
37 452.017 56.871 1.5603261 (L18)
38 -943.687 1.000
39 571.441 44.135 1.5603261 (L19)
40 -950.000 1.000
41 151.067 37.579 1.5603261 (L20)
42* 206.077 1.000
43 108.158 33.260 1.5603261 (L21)
44* 126.289 1.000
45 112.121 36.044 1.5014548 (L22)
46 116.878 5.162
47 154.951 37.038 1.5014548 (L23:Lb)
48 ∞ 3.000 1.436640 (Lm)
(ウェハ面)

(非球面データ)
4面
κ=0
4=−1.50234×10-7 6=5.45100×10-12
8=−3.08813×10-1610=1.80412×10-20
12=−3.61248×10-2514=2.80704×10-29

7面
κ=0
4=−1.73193×10-8 6=2.85809×10-13
8=−7.27773×10-1810=2.15819×10-22
12=−4.00450×10-2714=9.55827×10-32

21面
κ=0
4=−8.72460×10-8 6=6.38553×10-12
8=−8.35734×10-1610=7.19803×10-20
12=−1.97435×10-2414=−2.45042×10-31

24面
κ=0
4=−4.05044×10-8 6=3.42426×10-12
8=−5.31546×10-1610=4.31521×10-20
12=−1.96913×10-2414=3.35677×10-29

25面
κ=0
4=8.54373×10-9 6=7.74254×10-13
8=8.76699×10-1710=1.73712×10-21
12=2.13724×10-2514=1.16879×10-29

27面
κ=0
4=−2.20319×10-8 6=2.37157×10-13
8=−8.05081×10-1810=3.83242×10-22
12=−1.39947×10-2614=4.05989×10-31

42面
κ=0
4=−3.10183×10-8 6=5.37362×10-13
8=5.00269×10-1710=−2.88618×10-21
12=8.12920×10-2614=5.20919×10-31

44面
κ=0
4=7.12127×10-9 6=−4.74144×10-12
8=−4.32394×10-1610=−1.08738×10-20
12=−3.01652×10-2514=1.16955×10-28

(条件式対応値)
sinA=0.870(A=60.46度)
(1):(1.07−1.00)×1250/(13.4−11.5)=46.05
(2):13.4/11.5=1.165
(3):(1.07−1.00)=0.07
(4):0.870/1.07=0.813
(4):0.870/1.07=0.870
図7は、第2実施例において像側開口数がNA1=1.07のときの横収差を示す図である。一方、図8は、第2実施例において像側開口数がNA2=1.00のときの横収差を示す図である。各収差図において、Yは像高を示している。第2実施例では、図7の収差図から明らかなように像側開口数がNA1=1.07のときに、半径(最大像高)が11.5mmのイメージサークル内において収差が良好に補正されていることがわかる。また、図8の収差図から明らかなように像側開口数がNA2=1.00のときに、半径(最大像高)が13.4mmのイメージサークル内において収差が良好に補正されていることがわかる。
こうして、各実施例では、193.306nmのArFエキシマレーザ光に対して、最も大きい像側開口数NA1=1.07を確保するとともに、半径(最大像高)が11.5mmのイメージサークル内において22.0mm×5.0mmの矩形状の静止露光領域を確保して、たとえば22mm×26mm(または22mm×33mm)の矩形状の露光領域内にレチクルパターンを最も高い解像度で走査露光することができる。
また、各実施例では、193.306nmのArFエキシマレーザ光に対して、像側開口数NA2=1.00を確保するとともに、半径(最大像高)が13.4mmの最も大きいイメージサークル内において26.0mm×5.0mmの矩形状の静止露光領域を確保して、たとえば26mm×33mmの矩形状の露光領域内にレチクルパターンを比較的高い解像度で走査露光することができる。
以上のように、本実施形態の投影光学系PLでは、比較的大きな開口数(NA1=1.07)と比較的小さなイメージフィールド(Y1=11.5mmに対応するイメージサークル)との組み合わせと、比較的小さな開口数(NA2=1.00)と比較的大きなイメージフィールド(Y2=13.4mmに対応するイメージサークル)との組み合わせとの間で使い分けが可能である。したがって、本実施形態の露光装置では、比較的小さな露光領域(たとえば22mm×26mm)に比較的大きな解像度(NA1=1.07に対応する解像度)で投影露光を行い、比較的大きな露光領域(たとえば26mm×33mm)に比較的小さな解像度(NA2=1.00に対応する解像度)で投影露光を行うことができる。
ところで、本実施形態の各実施例では、像側の最大開口数が最も大きい第1最大開口数NA1=1.07に設定された際の像面での波面収差のRMS値と、像側の最大開口数が最も小さい第2最大開口数NA2=1.00に設定された際の像面での波面収差のRMS値との差が2mλ以下に抑えられている。具体的に、第1実施例ではRMS値の差が0.2mλであり、第2実施例ではRMS値の差が0.1mλである。ここで、波面収差のRMS値は、軸上での値であり、設計レベルの値である。
さて、本実施形態では、露光領域と解像度との組み合わせを使い分けて投影露光することになるが、OPE(Optical Proximity Effect:光近接効果)特性などを重視して微細なマスクパターンの露光を行う際に、投影光学系として許容可能な開口数を超える光線が露光領域に達する場合、制御部CRがエラーメッセージを出力して露光は行わないという非実行処理を行うことが好ましい。一方、比較的粗いマスクパターンの露光を行う場合、投影光学系として許容可能な開口数を超える光線が露光領域に達することがあっても、制御部CRがワーニングを出力するだけで露光は続行可能な構成を採ることが好ましい。
すなわち、本実施形態では、投影光学系の像側開口数が、感光性基板上の各露光領域の大きさに対応して許容される像側の最大開口数よりも大きく設定されている場合に、制御部が、マスク上のパターンの特性に応じて、露光の非実行処理のためのエラーメッセージまたは露光の実行処理に先立つワーニングを出力することが好ましい。
なお、本実施形態の照明光学系ILとしては、たとえばWO2004/051717Aに開示される照明光学装置を用いることができる。照明光学装置としては、像側の最大開口数が最も大きい第1最大開口数NA1に応じた照明開口数(NA1×β)のもとで、大きなイメージフィールド(Y2に対応するイメージサークル)に応じた照明領域(Y2×β)を照明できるように構成されることが望ましい。そして、照明光学装置による照明領域の大きさを、レチクル・ブラインドやズーム・コンデンサ光学系などを用いて可変にすることが好ましい。なお、実質的な光量損失の無いもとで照明領域の大きさを変更するためのズーム・コンデンサ光学系は、たとえば特開2001−135560号公報に開示されている。
ここで、比較的大きな開口数(たとえばNA1=1.07)と比較的小さなイメージフィールド(たとえばY1=11.5mmに対応するイメージフィールド)との組み合わせで投影露光を行う場合には、照明光学装置による照明領域の大きさを比較的小さなイメージフィールド(たとえばY1=11.5mmに対応するイメージフィールド)に対応した大きさとなるように変更する。また、比較的小さな開口数(たとえばNA1=1.00)と比較的大きなイメージフィールド(たとえばY2=13.4mmに対応するイメージフィールド)との組み合わせで投影露光を行う場合には、照明光学装置による照明領域の大きさを比較的大きなイメージフィールド(たとえばY2=13.4mmに対応するイメージフィールド)に対応した大きさとなるように変更する。双方の場合において、投影光学系PLの最大開口数が異なるため、照明σ(照明光学系の射出側最大開口数/投影光学系の物側最大開口数)の値も異なってしまうため、投影光学系PLの最大開口数の値に応じた照明σ値のオフセット値を準備しておき、このオフセット値を用いて照明σ値の制御を行うことが好ましい。
なお、比較的大きな開口数(たとえばNA1=1.07)と比較的小さなイメージフィールド(たとえばY1=11.5mmに対応するイメージフィールド)との組み合わせしか用いない場合には、この組み合わせに最適な照明開口数と照明領域とを持つ専用の照明光学系を準備することも考えられる。
なお、上述の各実施例では、感光性基板との間の光路中に液体を介在させた液浸型の投影光学系に対して本発明を適用しているが、これに限定されることなく、感光性基板との間の光路中に気体を介在させる乾燥型の投影光学系に対しても本発明を適用することができる。
また、上述の第2実施例では、正メニスカスレンズL22と平凸レンズL23とが蛍石により形成されているので、この一対の蛍石レンズ(L22,L23)の結晶軸の方位関係を適宜設定することにより、蛍石の固有複屈折の影響を低減することができる。なお、一対の蛍石レンズの結晶軸の方位関係を適宜設定することにより蛍石の固有複屈折の影響を低減する手法については、たとえばWO2003/007045号(または米国特許公開US2003/0053036A号)公報などを参照することができる。
上述の実施形態の露光装置では、照明装置によってレチクル(マスク)を照明し(照明工程)、投影光学系を用いてマスクに形成された転写用のパターンを感光性基板に露光する(露光工程)ことにより、マイクロデバイス(半導体素子、撮像素子、液晶表示素子、薄膜磁気ヘッド等)を製造することができる。以下、本実施形態の露光装置を用いて感光性基板としてのウェハ等に所定の回路パターンを形成することによって、マイクロデバイスとしての半導体デバイスを得る際の手法の一例につき図9のフローチャートを参照して説明する。
先ず、図9のステップ301において、1ロットのウェハ上に金属膜が蒸着される。次のステップ302において、その1ロットのウェハ上の金属膜上にフォトレジストが塗布される。その後、ステップ303において、本実施形態の露光装置を用いて、マスク上のパターンの像がその投影光学系を介して、その1ロットのウェハ上の各ショット領域に順次露光転写される。その後、ステップ304において、その1ロットのウェハ上のフォトレジストの現像が行われた後、ステップ305において、その1ロットのウェハ上でレジストパターンをマスクとしてエッチングを行うことによって、マスク上のパターンに対応する回路パターンが、各ウェハ上の各ショット領域に形成される。
その後、更に上のレイヤの回路パターンの形成等を行うことによって、半導体素子等のデバイスが製造される。上述の半導体デバイス製造方法によれば、極めて微細な回路パターンを有する半導体デバイスをスループット良く得ることができる。なお、ステップ301〜ステップ305では、ウェハ上に金属を蒸着し、その金属膜上にレジストを塗布、そして露光、現像、エッチングの各工程を行っているが、これらの工程に先立って、ウェハ上にシリコンの酸化膜を形成後、そのシリコンの酸化膜上にレジストを塗布、そして露光、現像、エッチング等の各工程を行っても良いことはいうまでもない。
また、本実施形態の露光装置では、プレート(ガラス基板)上に所定のパターン(回路パターン、電極パターン等)を形成することによって、マイクロデバイスとしての液晶表示素子を得ることもできる。以下、図10のフローチャートを参照して、このときの手法の一例につき説明する。図10において、パターン形成工程401では、本実施形態の露光装置を用いてマスクのパターンを感光性基板(レジストが塗布されたガラス基板等)に転写露光する、所謂光リソグラフィ工程が実行される。この光リソグラフィー工程によって、感光性基板上には多数の電極等を含む所定パターンが形成される。その後、露光された基板は、現像工程、エッチング工程、レジスト剥離工程等の各工程を経ることによって、基板上に所定のパターンが形成され、次のカラーフィルター形成工程402へ移行する。
次に、カラーフィルター形成工程402では、R(Red)、G(Green)、B(Blue)に対応した3つのドットの組がマトリックス状に多数配列されたり、またはR、G、Bの3本のストライプのフィルターの組を複数水平走査線方向に配列されたりしたカラーフィルターを形成する。そして、カラーフィルター形成工程402の後に、セル組み立て工程403が実行される。セル組み立て工程403では、パターン形成工程401にて得られた所定パターンを有する基板、およびカラーフィルター形成工程402にて得られたカラーフィルター等を用いて液晶パネル(液晶セル)を組み立てる。
セル組み立て工程403では、例えば、パターン形成工程401にて得られた所定パターンを有する基板とカラーフィルター形成工程402にて得られたカラーフィルターとの間に液晶を注入して、液晶パネル(液晶セル)を製造する。その後、モジュール組み立て工程404にて、組み立てられた液晶パネル(液晶セル)の表示動作を行わせる電気回路、バックライト等の各部品を取り付けて液晶表示素子として完成させる。上述の液晶表示素子の製造方法によれば、極めて微細な回路パターンを有する液晶表示素子をスループット良く得ることができる。
なお、上述の実施形態では、ArFエキシマレーザ光源を用いているが、これに限定されることなく、たとえばKArFエキシマレーザ光源やF2 レーザ光源のような他の適当な光源を用いることもできる。ここで、たとえばKrFエキシマレーザ光を露光光とする場合には、ArFエキシマレーザ光の場合と同様に、媒質として純水、脱イオン水などを用いることができる。また、露光光としてF2レーザ光を用いる場合は、媒質としてはF2レーザ光を透過可能な例えばフッ素系オイルや過フッ化ポリエーテル(PFPE)等のフッ素系の液体を用いればよい。
また、上述の実施形態では、露光装置に搭載される投影光学系に対して本発明を適用しているが、これに限定されることなく、他の一般的な投影光学系に対して本発明を適用することもできる。
また、上述の実施形態では、レチクルおよびウェハを投影光学系に対して相対移動させながら、いわゆるステップ・アンド・スキャン方式にしたがって、ウェハの各露光領域にパターンをスキャン露光している。しかしながら、これに限定されることなく、ウェハを二次元的に駆動制御しながら一括露光を行うことにより、いわゆるステップ・アンド・リピート方式にしたがって、ウェハのショット領域にパターンを逐次露光することもできる。
本発明の実施形態にかかる露光装置の構成を概略的に示す図である。 本実施形態の各実施例における境界レンズとウェハとの間の構成を概略的に示す図である。 本実施形態の第1実施例にかかる投影光学系のレンズ構成を示す図である。 第1実施例において像側開口数がNA1=1.07のときの横収差を示す図である。 第1実施例において像側開口数がNA2=1.00のときの横収差を示す図である。 本実施形態の第2実施例にかかる投影光学系のレンズ構成を示す図である。 第2実施例において像側開口数がNA1=1.07のときの横収差を示す図である。 第2実施例において像側開口数がNA2=1.00のときの横収差を示す図である。 マイクロデバイスとしての半導体デバイスを得る際の手法のフローチャートである。 マイクロデバイスとしての液晶表示素子を得る際の手法のフローチャートである。
符号の説明
100 レーザ光源
IL 照明光学系
R レチクル
RS レチクルステージ
W ウェハ
WS ウェハステージ
CR 制御部
PL 投影光学系
Li 各レンズ成分
Lb 境界レンズ
Lm 媒質(純水)

Claims (12)

  1. 第1面の像を第2面に縮小投影する投影光学系において、
    前記第2面側の最大開口数が少なくとも2つの異なる値に設定可能に構成され、
    前記第2面側の最大開口数が前記少なくとも2つの異なる値のうちの一方の値に設定されたときの最大像高と、前記第2面側の最大開口数が前記少なくとも2つの異なる値のうちの他方の値に設定されたときの最大像高とが実質的に異なることを特徴とする投影光学系。
  2. 前記第2面側の最大開口数のうちの最も大きな第1最大開口数をNA1とし、前記第2面側の最大開口数がNA1のときの最大像高をY1とし、前記第2面側の最大開口数のうちの最も小さな第2最大開口数をNA2とし、前記第2面側の最大開口数がNA2のときの最大像高をY2とし、前記第1面と前記第2面との距離をTLとするとき、
    35<(NA1−NA2)・TL/(Y2−Y1)<150
    の条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の投影光学系。
  3. 前記第2面側の最大開口数のうちの最も大きな第1最大開口数をNA1とし、前記第2面側の最大開口数がNA1のときの最大像高をY1とし、前記第2面側の最大開口数のうちの最も小さな第2最大開口数をNA2とし、前記第2面側の最大開口数がNA2のときの最大像高をY2とするとき、
    1.03<Y2/Y1<1.5
    0.02<(NA1−NA2)<0.2
    の条件を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の投影光学系。
  4. 前記投影光学系の光路中の雰囲気の屈折率を1とするとき、前記投影光学系と前記第2面との間の光路は1.1よりも大きい屈折率を有する液体で満たされていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の投影光学系。
  5. 前記第2面側の最大開口数のうちの最も大きな第1最大開口数をNA1とし、前記第2面側の最大開口数のうちの最も小さな第2最大開口数をNA2とし、前記第2面側の最大開口数がNA1のときに各光学面に入射する光線の入射角および各光学面から射出する光線の射出角のうちの最大値をA1とし、前記第2面側の最大開口数がNA2のときに各光学面に入射する光線の入射角および各光学面から射出する光線の射出角のうちの最大値をA2とするとき、
    0.52<sinA/NA1<0.95
    0.52<sinA/NA2<0.95
    の条件を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の投影光学系。
  6. 前記第2面側の最大開口数は、第1の最大開口数と第2の最大開口数とを含み、
    前記投影光学系の使用波長をλとするとき、前記第2面側の最大開口数が前記第1の最大開口数に設定された際の前記第2面での波面収差のRMS値と、前記第2面側の最大開口数が前記第2の最大開口数に設定された際の前記第2面での波面収差のRMS値との差は、3mλ以下であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の投影光学系。
  7. 第1面の像を第2面に縮小投影する投影光学系において、
    前記第2面側の最大開口数をNAとし、前記第2面側の最大開口数がNAのときに各光学面に入射する光線の入射角および各光学面から射出する光線の射出角のうちの最大値をAとするとき、
    0.52<sinA/NA<0.95
    の条件を満足することを特徴とする投影光学系。
  8. 前記投影光学系は両側にほぼテレセントリックであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の投影光学系。
  9. 前記第1面に設定されたマスクを照明するための照明系と、前記マスク上のパターンの像を前記第2面に設定された感光性基板に投影するための請求項1乃至8のいずれか1項に記載の投影光学系とを備えていることを特徴とする露光装置。
  10. 前記投影光学系の前記第2面側の開口数が、前記感光性基板上の各露光領域の大きさに対応して許容される前記第2面側の最大開口数よりも大きく設定されている場合に、前記マスク上のパターンの特性に応じて、露光の非実行処理のためのエラーメッセージまたは露光の実行処理に先立つワーニングを出力するための制御部をさらに備えていることを特徴とする請求項9に記載の露光装置。
  11. 前記第1面に設定されたマスクを照明する照明工程と、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の投影光学系を介して前記マスク上のパターンの像を前記第2面に設定された感光性基板上に投影露光する露光工程とを含むことを特徴とする露光方法。
  12. 前記露光工程は、投影光学系の前記第2面側の開口数が、前記感光性基板上の各露光領域の大きさに対応して許容される前記第2面側の最大開口数よりも大きく設定されている場合に、前記マスク上のパターンの特性に応じて、非実行処理または実行処理されることを特徴とする請求項11に記載の露光方法。
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