JP2006113954A - 情報処理装置及びその方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 CAD装置を用いて作成される3Dモデルに、寸法などの属性情報を付加し、仮想的な平面である属性配置平面に関連付ける作業の効率化、及び確実な情報伝達を可能にする。
【解決手段】 CAD装置において、寸法などの属性情報に対し、関連付けすることが可能な属性配置平面を検出する手段と、関連付け可能な属性配置平面が複数存在する場合に、優先順位を判定する手段を設け、該検出手段と該判定手段より得られた結果にもとづき、前記関連付け可能な属性配置平面を強調表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】 CAD装置において、寸法などの属性情報に対し、関連付けすることが可能な属性配置平面を検出する手段と、関連付け可能な属性配置平面が複数存在する場合に、優先順位を判定する手段を設け、該検出手段と該判定手段より得られた結果にもとづき、前記関連付け可能な属性配置平面を強調表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は情報処理装置及びその方法に関し、特に、3D−CADを用いて作成した3Dモデル(3D形状)を利用した情報処理装置及びその方法に関する。
従来、製品設計において、CAD装置(特に、3D−CAD装置)を用いて、商品や製品を構成する部品等の3次元の形状を有する物品(以下、部品と称す)の設計を行うことが広く普及している。製品設計者は、CADモデル(3D形状、または2D図面)に、寸法、寸法公差、幾何公差、注記、記号などの設計/製造情報を属性情報として入力し、設計情報や設計意図を製造工程などの下流工程に伝達している。
3Dモデルに属性情報を入力するためには、3Dモデルの面、稜線、中心線、あるいは頂点等を指示選択することにより行われる。例えば、図21に示されるような3Dモデル(この3Dモデルの正面図、平面図、側面図を図22に示す)には、例えば、図23に示されるように属性情報が入力される。
ここで、属性情報とは、
距離(長さ、幅、厚さ等)、角度、穴径、半径、面取り等の寸法と該寸法に付随する寸法公差
面、稜線等に寸法の入力無しで付加される幾何公差及び寸法公差
部品、ユニット、製品を加工、製作するにあたり伝えるべき、指示すべき情報である注記
表面粗さ等の予め約束事として決められている記号
などである。
距離(長さ、幅、厚さ等)、角度、穴径、半径、面取り等の寸法と該寸法に付随する寸法公差
面、稜線等に寸法の入力無しで付加される幾何公差及び寸法公差
部品、ユニット、製品を加工、製作するにあたり伝えるべき、指示すべき情報である注記
表面粗さ等の予め約束事として決められている記号
などである。
3Dモデルに属性情報を付ける方法は、大別すると次の2種類がある。
(1)寸法、寸法公差、幾何公差、注記、記号を付与する場合
寸法、寸法公差を記入するために寸法線および寸法補助線が必要
幾何公差、注記、記号を記入するために引き出し線が必要
(2)寸法は付けず、寸法公差、幾何公差、注記、記号を付与する場合
寸法線および寸法補助線は不要
寸法公差、幾何公差、注記、記号を記入するために引き出し線が必要
寸法、寸法公差を記入するために寸法線および寸法補助線が必要
幾何公差、注記、記号を記入するために引き出し線が必要
(2)寸法は付けず、寸法公差、幾何公差、注記、記号を付与する場合
寸法線および寸法補助線は不要
寸法公差、幾何公差、注記、記号を記入するために引き出し線が必要
3Dモデルにこれらの属性情報を付加し、有効に活用する方法として、3Dモデルに対し、任意の視線方向及び視点を定義する視線設定手段と、前記視線設定手段で設定した視線方向に正対するように属性情報を入力する属性情報入力手段と、前記視線方向と前記属性情報とを関連付ける方法や、3D空間上に、仮想的な平面を設定し、該仮想的な平面に属性情報を関連付ける方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、前記仮想的な平面に、属性情報を関連付ける際に、関連付けようとする属性配置平面が、属性情報に対して有効であるかどうかを判断し、有効でない場合に報知を行う方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−324086号公報(第5−6頁、第7−11図)
特開2002−324082号公報(第9−10頁、第35図)
本発明は、上記従来例を更に発展させたものであり、3Dモデルに属性情報を付加し、属性配置平面に関連付ける作業を効率的かつ確実に行うことを可能とする情報処理装置及びその方法を提供することを目的とする。
この発明は下記の構成を備えることにより上記課題を解決できるものである。
本発明に係る第1の発明は、3Dモデルに対する属性情報を入力する属性入力手段と、前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面であり、前記仮想的な平面の存在を知らしめるフレームを備える属性配置平面を設定する、属性配置平面設定手段と、前記属性入力手段により入力された属性情報と、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面を、関連付けて記憶する記憶手段と、前記属性入力手段により入力された属性情報に対し、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面の内、関連付けすることが可能な属性配置平面を検出する、属性配置平面検出手段とを有し、前記属性入力手段により属性情報を入力する際に、前記属性配置平面検出手段により検出された属性配置平面を強調表示する、強調表示手段を有することを特徴とする情報処理装置である。
本発明に係る第2の発明は、3Dモデルに対する属性情報を入力する属性入力手段と、前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面であり、前記仮想的な平面の存在を知らしめるフレームを備える属性配置平面を設定する、属性配置平面設定手段と、前記属性入力手段により入力された属性情報と、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面を、関連付けて記憶する記憶手段と、前記属性入力手段により入力された属性情報に対し、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面の内、関連付けすることが可能な属性配置平面を検出する、属性配置平面検出手段と、前記属性配置平面検出手段により検出された属性配置平面が複数存在する場合に、前記複数存在する属性配置平面に、あらかじめ設定された条件にもとづき優先順位を付ける、属性配置平面判定手段とを有し、前記属性入力手段により属性情報を入力する際に、前記属性配置平面検出手段により検出された複数の属性配置平面を、前記属性配置平面判定手段により付けられた優先順位にもとづき、優先順位毎に異なる形態で強調表示する、強調表示手段を有することを特徴とする情報処理装置である。
本発明に係る第3の発明は、前記強調表示手段とは、前記属性配置平面検出手段により検出された属性配置平面の存在を知らしめるフレームを、あらかじめ設定された表示色で表示することを特徴とする、第1または第2の発明に記載の情報処理装置である。
本発明に係る第4の発明は、前記強調表示手段とは、前記属性配置平面検出手段により検出された属性配置平面の存在を知らしめるフレームを、あらかじめ設定された表示パターンで表示することを特徴とする、第1または第2の発明に記載の情報処理装置である。
本発明に係る第5の発明は、3Dモデルに対する属性情報を入力する属性入力手段と、前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面であり、前記仮想的な平面の存在を知らしめるフレームを備える属性配置平面を設定する、属性配置平面設定手段と、前記属性入力手段により入力された属性情報と、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面を関連付けて記憶する、記憶手段と、前記属性入力手段により入力された属性情報に対し、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面の内、関連付けすることが可能な属性配置平面を検出する、属性配置平面検出手段とを有し、前記属性入力手段により属性情報を入力する際に、前記属性配置平面検出手段により、関連付けすることが可能な属性配置平面が検出されない場合に、関連付けすることが可能な属性配置平面が存在しないことを報知する、報知手段を有することを特徴とする情報処理装置である。
本発明に係る第6の発明は、3Dモデルに対する属性情報を入力する属性入力手段と、前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面であり、前記仮想的な平面の存在を知らしめるフレームを備える属性配置平面を設定する、属性配置平面設定手段と、前記属性入力手段により入力された属性情報と、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面を関連付けて記憶する、記憶手段と、前記属性入力手段により入力された属性情報に対し、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面の内、関連付けすることが可能な属性配置平面を検出する、属性配置平面検出手段とを有し、前記属性入力手段により属性情報が入力され、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面に、前記属性情報が関連付けられている3Dモデルの形状変更を行う際に、変更された3Dモデルの形状要素に関連付けられている属性情報を検出し、前記検出された属性情報に対し、前記属性配置平面検出手段により、関連付けることが可能な属性配置平面を再度検出し、前記再度検出した属性配置平面が、今まで前記検出された属性情報が関連付けられていた属性配置平面と異なる場合、或いは関連付けることが可能な属性配置平面が存在しない場合に、報知手段により報知を行うことを特徴とする情報処理装置である。
本発明に係る第7の発明は、3Dモデルに対する属性情報を入力する属性入力手段と、前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面であり、前記仮想的な平面の存在を知らしめるフレームを備える属性配置平面を設定する、属性配置平面設定手段と、前記属性入力手段により入力された属性情報と、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面を、関連付けて記憶する記憶手段と、前記属性入力手段により入力された属性情報に対し、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面の内、関連付けすることが可能な属性配置平面を検出する、属性配置平面検出手段とを有し、前記属性入力手段により属性情報を入力する際に、前記属性配置平面検出手段により検出された属性配置平面を強調表示する、強調表示手段を有することを特徴とする情報処理方法である。
本発明に係る第8の発明は、3Dモデルに対する属性情報を入力する属性入力手段と、前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面であり、前記仮想的な平面の存在を知らしめるフレームを備える属性配置平面を設定する、属性配置平面設定手段と、前記属性入力手段により入力された属性情報と、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面を、関連付けて記憶する記憶手段と、前記属性入力手段により入力された属性情報に対し、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面の内、関連付けすることが可能な属性配置平面を検出する、属性配置平面検出手段と、前記属性配置平面検出手段により検出された属性配置平面が複数存在する場合に、前記複数存在する属性配置平面に、あらかじめ設定された条件にもとづき優先順位を付ける、属性配置平面判定手段とを有し、前記属性入力手段により属性情報を入力する際に、前記属性配置平面検出手段により検出された複数の属性配置平面を、前記属性配置平面判定手段により付けられた優先順位にもとづき、優先順位毎に異なる形態で強調表示する、強調表示手段を有することを特徴とする情報処理方法である。
本発明に係る第9の発明は、前記強調表示手段とは、前記属性配置平面検出手段により検出された属性配置平面の存在を知らしめるフレームを、あらかじめ設定された表示色で表示することを特徴とする、第7または第8の発明に記載の情報処理方法である。
本発明に係る第10の発明は、前記強調表示手段とは、前記属性配置平面検出手段により検出された属性配置平面の存在を知らしめるフレームを、あらかじめ設定された表示パターンで表示することを特徴とする、第7または第8の発明に記載の情報処理方法である。
本発明に係る第11の発明は、3Dモデルに対する属性情報を入力する属性入力手段と、前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面であり、前記仮想的な平面の存在を知らしめるフレームを備える属性配置平面を設定する、属性配置平面設定手段と、前記属性入力手段により入力された属性情報と、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面を関連付けて記憶する、記憶手段と、前記属性入力手段により入力された属性情報に対し、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面の内、関連付けすることが可能な属性配置平面を検出する、属性配置平面検出手段とを有し、前記属性入力手段により属性情報を入力する際に、前記属性配置平面検出手段により、関連付けすることが可能な属性配置平面が検出されない場合に、関連付けすることが可能な属性配置平面が存在しないことを報知する、報知手段を有することを特徴とする情報処理方法である。
本発明に係る第12の発明は、3Dモデルに対する属性情報を入力する属性入力手段と、前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面であり、前記仮想的な平面の存在を知らしめるフレームを備える属性配置平面を設定する、属性配置平面設定手段と、前記属性入力手段により入力された属性情報と、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面を関連付けて記憶する、記憶手段と、前記属性入力手段により入力された属性情報に対し、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面の内、関連付けすることが可能な属性配置平面を検出する、属性配置平面検出手段とを有し、前記属性入力手段により属性情報が入力され、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面に、前記属性情報が関連付けられている3Dモデルの形状変更を行う際に、変更された3Dモデルの形状要素に関連付けられている属性情報を検出し、前記検出された属性情報に対し、前記属性配置平面検出手段により、関連付けることが可能な属性配置平面を再度検出し、前記再度検出した属性配置平面が、今まで前記検出された属性情報が関連付けられていた属性配置平面と異なる場合、或いは関連付けることが可能な属性配置平面が存在しない場合に、報知手段により報知を行うことを特徴とする情報処理方法である。
3Dモデルに属性情報を付加し、該属性情報を属性配置平面に関連付ける際に、該属性情報を関連付けることが可能な属性配置平面を、優先順位を付けて表示することが可能となるため、属性情報を属性配置平面に関連付ける作業を、効率的に行うことが可能となる。
本発明の一実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
(情報処理装置の構成と作業フロー)
まず、情報処理装置の構成と、該情報処理装置を用いて3Dモデルを作成し、該3Dモデルに対し、属性情報を付加する作業のフローについて、図1、2を用いて説明する。
まず、情報処理装置の構成と、該情報処理装置を用いて3Dモデルを作成し、該3Dモデルに対し、属性情報を付加する作業のフローについて、図1、2を用いて説明する。
図1は、CAD装置のブロック図である。図において、101は内部記憶装置、102は外部記憶装置であり、CADデータやCADプログラムを保存するRAM等の半導体記憶装置、磁気記憶装置等からなる。
103はCPU装置であり、CADプログラムの命令に沿って処理を実行する。
104は表示装置であり、CPU装置103の命令に沿って形状などを表示する。
105はCADプログラムに対して指示等を与えるマウス、キーボードなどの入力装置である。
106はCPU装置103の命令に沿って紙図面などを出力するプリンタなどの出力装置である。
107は外部接続装置であり、本CAD装置と外部の装置とを接続し、本装置からのデータを外部装置へ供給したり、外部の装置から本装置を制御したりする。
図2は、図1に示したCAD装置の処理動作を示すフローチャートである。
まず、オペレータが入力装置105により、CADプログラムの起動を指示すると、外部記憶装置102に格納されているCADプログラムが内部記憶装置101に読み込まれ、CADプログラムがCPU装置103上で実行される(ステップS301)。
オペレータが入力装置105により対話的に指示することにより、内部記憶装置101上に形状モデルを生成し、表示装置104上に画像として表示する(ステップS302)。この形状モデルについては、後述する。なお、オペレータが入力装置105によりファイル名などを指定することにより、既に外部記憶装置102上に作成されている形状モデルをCADプログラム上で取り扱えるように、内部記憶装置101に読み込むこともできる。
オペレータが入力装置105により、形状モデルを作成した3次元空間内に、寸法や注記などの属性情報を配置するための仮想的な平面である属性配置平面を作成する(ステップS303)。属性配置平面の設定については後述する。この属性配置平面の位置が判別しやすいように、フレーム(2重枠、枠内塗りつぶし)などの画像情報として表示装置に表示する。また、属性配置平面の設定情報は形状モデルに関連付けられて内部記憶装置101に保存される。
また、必要に応じて作成した属性配置平面に名称をつけることが望ましい。属性配置平面に付けられた名称は、名称ラベルとして属性配置平面のフレーム上の所定位置に表示することが可能である。
オペレータが入力装置105により形状モデルに対して、寸法公差などを属性情報として付加する(ステップS304)。付加された属性情報は、ラベルなどの画像情報として表示装置に表示することができる。付加された属性情報は、形状モデルに関連付けられて内部記憶装置101に保存される。
オペレータが入力装置105により、属性情報を属性配置平面に対して関連付ける(ステップS305)。属性情報と属性配置平面の関連情報は、内部記憶装置101に保存される。オペレータがあらかじめ属性配置平面を指定して、属性配置平面との関連付けを行いながら属性付けを行うようにしても良い。また、オペレータが入力装置105により、属性情報の属性配置平面への関連付けを設定・解除することができる。
次に、オペレータは入力装置105により、属性配置平面を指定することによって属性配置平面、およびその属性配置平面に関連付けられた寸法公差などの属性情報の表示・非表示、あるいは色付けなどの表示制御を行う(ステップS306)。
また、オペレータが入力装置105により属性配置平面を作成する際に、属性配置平面の視点の位置、視線方向、倍率を設定する。この属性配置平面表示情報を設定し、この属性配置平面を指定することで、設定された視点の位置、視線方向、倍率で形状モデルを表示することが出来る。またこの属性配置平面と属性情報は関連付けられているので、指定された属性配置平面に関係付けられている属性情報を選択的に表示することができる。属性配置平面表示情報は内部記憶装置101に保存される。
オペレータの指示により、属性情報を外部記憶装置102などに保存することができる(ステップS307)。
属性情報には識別子を付加することができ、この識別子を付加して外部記憶装置102に保存することが出来る。この識別子を利用して他のデータと属性データ関連付けることが出来る。
外部記憶装置102上の属性情報に情報を追加したものを内部記憶装置101に読み込んで、属性情報を更新することができる。
オペレータが入力装置105により、形状モデルに属性配置平面の位置情報、属性配置平面の表示情報、および属性情報を付加したCAD属性モデルを外部記憶装置102に保存する(ステップS308)。
(3Dモデルへの属性情報の入力と表示)
更に、3Dモデルへの属性情報の入力と属性配置平面の作成方法および属性情報が付加された3Dモデルの表示について、詳細に説明する。
更に、3Dモデルへの属性情報の入力と属性配置平面の作成方法および属性情報が付加された3Dモデルの表示について、詳細に説明する。
まず、3Dモデルへ付加された属性情報を関連付け、3D空間上に配置するための仮想的な平面である属性配置平面について、図3を用いて説明する。
○属性配置平面
属性配置平面は、3Dモデル、および3Dモデルに付加された属性情報の表示に関わる要件を規定するものである。
属性配置平面は、3Dモデル、および3Dモデルに付加された属性情報の表示に関わる要件を規定するものである。
本発明では、属性配置平面を(仮想的な)3次元空間上の一点(視点、以下視点とする)の位置、作成する平面の法線方向(視線方向)及び鉛直方向で定義し、更に3Dモデル、および3Dモデルに付加された属性情報の表示倍率(以下単に倍率)の情報も有するものとする。
ここで視点位置とは、該位置から視線方向の3Dモデルが見える、すなわち表示される位置を定めるものである。例えば属性配置平面212は3Dモデル1の正面201の外形から60mmの位置に設定される。
ただし、ここで、いわゆる三角法による投影図(正面図、平面図、左右の側面図、下面図、背面図)に相当する属性配置平面については、視点位置が3Dモデル1の外部に位置していれば、いずれの位置でも表示内容には関係しない。
また、該視点の位置は、3Dモデル1、および3Dモデル1に付加された属性情報を表示する際に表示装置104の表示中心と一致する点であり、属性配置平面212においては、212a1が視点位置である。
法線方向は該視点位置212a1から、3Dモデル1、および3Dモデル1に付加された属性情報を表示する際の視線となる方向であり、属性配置平面212においては、矢印212a2が法線方向である。
鉛直方向は、属性配置平面を表示装置104に表示する場合の表示の向きを一意に規定するものであり、属性配置平面の鉛直方向が、表示画面上の上方向となる。属性配置平面212においては、矢印212a3が鉛直方向となる。
属性配置平面の法線方向及び鉛直方向を指定するには、(仮想的な)3D空間上に存在する3軸の方向(X,Y,Z)を選択するのでも良いし、3Dモデルの稜線の方向や面の鉛直方向を選択するのでも良い。
他の属性配置平面を作成するときは、すでに作成した属性配置平面の視線方向との関係を守りながら水平方向(あるいは鉛直方向)を指定すればよい。
尚、いわゆる三角法による投影図(正面図、平面図、左右の側面図、下面図、背面図)に相当する属性配置平面については、それぞれの属性配置平面に対して、個別に法線方向及び鉛直方向を定義する必要は無く、例えば、あらかじめ正面図に相当する属性配置平面(本実施例では属性配置平面212)を基準の属性配置平面と取り決めておけば、正面図以外の投影図については、前記基準となる属性配置平面の法線方向と鉛直方向から定義することが可能である。本実施例においては、属性配置平面211が平面図、属性配置平面213が右側面図に相当する。
倍率とは(仮想的な)3次元空間上の3Dモデル形状を表示装置104上で表示する際の倍率である。
属性配置平面のパラメータである、視点の位置、視線方向、倍率は随時変更可能である。
また、211a、212a、213aは各属性配置平面の位置を明示するための手段であり、本実施例では四角い2重の枠(フレーム)で表現している。
尚、属性配置平面の位置を明示する手段として、本実施例では枠を用いて表現したがこれに限られるものではなく、形状としては、四角以外の多角形、あるいは円形であっても良い。
次に図3〜図10を用いて、3Dモデルに属性情報、および属性配置平面を付加する動作及び表示方法について説明する。
図3〜図7は、3Dモデル、属性情報、および属性配置平面を示す図であり、図8〜図10は3Dモデルに属性配置平面および属性情報を付加するときの処理動作を示すフローチャートである。
まず、図8のステップS121で、図3に示す3Dモデル1を作成し、ステップS122で必要な属性配置平面を設定する。
次に、ステップS123で設定された各属性配置平面に関連付けて、属性情報を入力する。図4、図6の(a)、図7の(a)は各々の属性配置平面211、212、213に関連付けて3Dモデルに属性情報を付与した状態を示す図である。図5、図6の(b)、図7の(b)は各々の属性配置平面211、212、213の視点位置から見た3Dモデル1および属性情報である。
属性配置平面に関連付けられた属性情報の大きさ(文字やシンボルの高さ)を、属性配置平面の倍率に応じて変更する。属性情報の大きさ(mm)とは、3Dモデルが存在する仮想的3次元空間における大きさと定義する(表示装置104において表示された際の大きさではない)。
また、属性配置平面と属性情報の関連付けは、属性情報の入力後でもよい。たとえば図9に示すフローチャートのように、3Dモデルを作成し(ステップS131)、ステップS132にて属性を入力後、ステップS133にて所望の属性配置平面に属性情報を関連付けるものである。また、必要に応じ、属性配置平面に対し関連付けられる属性情報の追加、削除等の修正がなされるものである。
属性情報が別の属性配置平面に関連付けられた場合、変更先の属性配置平面の倍率に応じて属性情報の大きさを変更する。
属性情報の入力は、各々の属性配置平面で定義される視線方向から表示させ2次元的に3Dモデル1を表示させた状態で入力してもよい。該入力はいわゆる2D−CADで2次元図面を作成する工程と何ら変わることなく実現できるものである。また必要に応じ、3次元的に表示させながら入力してもよい。該入力は3次元的に3Dモデル1を見ながら入力することができるので、より効率的かつミスなく実現できるものである。
次に、3Dモデル1の属性情報を見る場合の説明を行う。図10のステップS141において所望の属性配置平面を選択することで、ステップS142において選択された属性配置平面の視点位置、視線方向、および倍率に基づき3Dモデル1の形状と該属性配置平面に関連付けて付与されている属性情報が表示されるものである。例えば属性配置平面211、あるいは属性配置平面212、あるいは属性配置平面213が選択されると、それぞれ図5、あるいは図6の(b)、あるいは図7の(b)が表示される。このとき、属性情報を各属性配置平面の視線方向に正対して配置する。これによって表示画面上では2次元的に極めて容易に分かりやすく見ることができる。
次に、属性配置平面を容易に選択可能とするための例を紹介する。まず、選択可能な3Dモデルの属性配置平面の枠を表示させ、オペレータが、マウスなどのポインティングデバイス等の入力装置を使用して、属性配置平面を選択する方法が考えられる(図3)。
次に、選択可能な属性配置平面の名称をリスト形式で表示して、その中から選択する方法も考えられる(不図示)。
さらには、属性配置平面の視線方向から見た状態(図5、あるいは図6の(b)、あるいは図7の(b))の画像をサムネイル画像としてアイコン表示して、選択する方法も考えられる(図11)。
(属性情報に対応する属性配置平面の強調表示)
ここで、3Dモデルに付加された属性情報に、関連付けすることが可能な属性配置平面を、強調表示する方法について、図を用いて説明する。
ここで、3Dモデルに付加された属性情報に、関連付けすることが可能な属性配置平面を、強調表示する方法について、図を用いて説明する。
図12は、3Dモデル作成から、属性情報を属性配置平面に関連付けるまでの作業手順を示すフローチャートであり、図13、図14、図15は、3Dモデルに属性配置平面を設定し、該属性配置平面に属性情報を関連付ける作業の説明図である。
まず、オペレータが、入力装置105により、3Dモデル801を作成する(ステップS601)。
次に、入力装置105により、属性配置平面811、812、813、814、815を前述の設定方法に従い設定する(ステップS602)。属性配置平面811は、3Dモデル801の面801aに平行な平面である。尚、前記属性配置平面811から815は、いわゆる三角法による投影図に相当し、属性配置平面811は正面図、812は平面図、813は右側面図、814は左側面図、815は背面図にそれぞれ相当する。
次に、入力装置105により、3Dモデル801に属性情報803を入力する。該属性情報803は、3Dモデル801に設けられた突起部802の面802aと該面802aと対向する面802b(図13では不可視)のX方向の距離寸法である。
属性情報803の入力が完了すると、該属性情報803を関連付けることが可能な属性配置平面の検出を、CPU装置103により行う(ステップS604)。ここで、関連付けることが可能な属性配置平面が存在しないと判断された場合は、ステップS605に進み、前記属性情報803を関連付けることが可能な属性配置平面が存在しないことを、オペレータに報知する。報知する方法は、例えば、表示装置104の画面上に、「関連付けが可能な属性配置平面が存在しません。」などのメッセージを表示する方法が挙げられる。
尚、属性配置平面の検出方法については、後述する。
オペレータは、前記属性情報803を関連付ける属性配置平面を作成するかどうか判断し、作成する場合は、ステップS602に戻り、所望の属性配置平面を作成する。また、属性配置平面を作成せず、前記属性情報803を、どの属性配置平面にも関連付けない場合は、ステップS610に進み、他の属性情報の入力作業を継続して行う場合は、ステップS603に戻り作業を継続し、継続しない場合は、作業が完了する。
次に、ステップS604で、属性情報803を関連付けることが可能な属性配置平面が複数検出されると、ステップS607で、検出された複数の属性配置平面に対し、属性情報803を関連付けることに適した属性配置平面がどれであるかを、あらかじめ設定された条件に従い、CPU装置103により、優先順位付けの判定を行う。本実施例においては、属性配置平面811が第1優先、属性配置平面812が第2優先と判定される。尚、判定方法の詳細については、後述する。
次に、ステップS608では、ステップS604で検出され、ステップS607で判定された結果に基き、図14に示したように、属性配置平面の強調表示を行う。本実施例では、属性配置平面の存在を知らしめるフレームの表示色を、第1優先の属性配置平面811を濃いグレー、第2優先の属性配置平面812を薄いグレーとして、他の属性配置平面813、814、815と異なる表示色で表現している。強調表示は、これに限らず、他の色を用いることも可能であるし、該フレームを斜線パターンや、網掛けパターンにするなど、表示パターンを変更するようにしてもよい(図3参照)。また、該フレームを点滅表示するようにしても構わない。
次に、ステップS609で、属性情報803を属性配置平面に関連付けるかどうかを、オペレータが判断し、関連付けを行わないと判断した場合は、ステップS610に進み、関連付けを行う場合は、ステップS611に進む。
ステップS611では、強調表示された属性情報の中から、オペレータが、属性情報を関連付ける属性配置平面を選択すると、図15に示したように、属性情報803が、属性配置平面811に関連付けられる。
更に、他の属性情報を入力する場合は、ステップS603に戻り、上述の作業を繰り返し実行する。他の属性情報の入力を行わない場合は、作業が終了する。
以上説明したように、属性情報入力の際に、該属性情報を関連付けることが可能な属性配置平面を、優先順位を付け、強調表示することにより、属性情報入力及び属性配置平面への関連付けの作業を効率よく行うことができる。
(属性配置平面の検出方法)
ここで、属性情報を関連付けることが可能な属性配置平面を検出する方法について、図を用いて説明する。
ここで、属性情報を関連付けることが可能な属性配置平面を検出する方法について、図を用いて説明する。
属性情報を関連付けることが可能な属性配置平面とは、属性配置平面を視線方向に正対させて表示させた時に、属性情報と、該属性情報が付加された3Dモデルの形状要素とが、正しく投影される属性配置平面のことであり、属性情報が付加された3Dモデルの形状要素が、属性配置平面に正対して見た時に、該形状要素が可視状態で投影されるかどうかと、距離寸法、角度寸法、半径及び直径寸法などの属性情報の種類毎に、正しく投影可能な方向を規定することにより、検出している。
尚、ここで言う可視状態とは、該形状要素が、3Dモデルの他の形状によって遮られない状態のことであり、2次元図面において、隠れ線で表現される状態では無い状態を指す。例えば、図13を用いて説明すると、属性情報803が付加されている面802a、802bを可視状態で投影可能な属性配置平面は、属性配置平面811、812であり、それぞれの属性配置平面を正対表示させると、図16の(a)と(b)のように表示される。一方、属性配置平面815を正対表示させた状態では、図16の(c)に示したように、前記面802a、802bは、隠れ線で表現されるべき形状要素であり、可視状態では無い。
以下に、属性情報の種類毎の検出方法について説明する。
○距離寸法
距離寸法は、平行な2平面又は2稜線間、及び2点間の距離を規定するものである。この場合は、寸法を規定している方向に直交する属性配置平面が、求める属性配置平面となる。
距離寸法は、平行な2平面又は2稜線間、及び2点間の距離を規定するものである。この場合は、寸法を規定している方向に直交する属性配置平面が、求める属性配置平面となる。
○角度寸法
角度寸法は、2平面の角度を規定する場合と、円錐形状の母線など、平面で定義されない場合があるが、2平面の角度の場合は、角度を形成する2平面の交線に直交する属性配置平面が、求める属性配置平面となり、円錐形状の母線などの場合は、角度を形成する母線を含む仮想的な平面に平行な属性配置平面が、求める属性配置平面となる。
角度寸法は、2平面の角度を規定する場合と、円錐形状の母線など、平面で定義されない場合があるが、2平面の角度の場合は、角度を形成する2平面の交線に直交する属性配置平面が、求める属性配置平面となり、円錐形状の母線などの場合は、角度を形成する母線を含む仮想的な平面に平行な属性配置平面が、求める属性配置平面となる。
○直径寸法
ボスや穴などの円筒形状の直径寸法は、円筒形状の軸線(中心線)方向と直交或いは平行な法線を持つ属性配置平面が、求める属性配置平面である。
ボスや穴などの円筒形状の直径寸法は、円筒形状の軸線(中心線)方向と直交或いは平行な法線を持つ属性配置平面が、求める属性配置平面である。
○半径寸法
半径寸法の場合は、例えば、円筒の天面稜線にR面がある形状などのように、R面の軸線が直線でない場合と、平行でない2平面の交線にR面がある形状などのように、R面の軸線が直線の場合がある。
半径寸法の場合は、例えば、円筒の天面稜線にR面がある形状などのように、R面の軸線が直線でない場合と、平行でない2平面の交線にR面がある形状などのように、R面の軸線が直線の場合がある。
R面の軸線が直線でない場合について、図17を用いて説明する。
図17の(a)は、円筒形状701の天面稜線にR面701aが設けられた形状の斜視図であり、図17の(b)は、図17の(a)を矢印705方向から見た図である。
この場合は、まず、R面701aの軸線701bを含む平面702を第1の仮想平面とし、該平面702に直交し、且つ軸線701bに接する仮想的な平面703を第2の仮想平面として、該第2の仮想平面である平面703と平行な法線を持つ属性配置平面(本実施例では704)が、求める属性配置平面である。
R面の軸線が直線の場合は、該軸線と平行な法線を持つ属性配置平面が、求める属性配置平面である。
以上説明したように、属性情報の種類毎に、属性情報を関連付けることが可能な属性配置平面の検出方法を、あらかじめ内部記憶装置101或いは外部記憶装置102に記憶させておき、入力された属性情報の種類に応じた検出方法を適用することにより、求める属性配置平面を検出することができる。
(属性配置平面の判定方法)
次に、上述した方法により検出された属性配置平面に優先度を付けるための判定方法について説明する。
次に、上述した方法により検出された属性配置平面に優先度を付けるための判定方法について説明する。
属性配置平面の優先度とは、属性情報を属性配置平面に関連付ける優先順位のことであり、この優先度が高いものほど、該属性情報を関連付けるのに適しているということになる。
該優先度を判定するための条件及び優先順位を何段階にするかは、あらかじめ内部記憶装置101或いは外部記憶装置102に固定条件として記憶させておいてもよいし、個別のユーザ事に設定可能にしてもよい。
以下に、距離寸法について、2段階の優先順位付けを行うための条件の一例について図13を用いて説明する。
本実施例においては、属性情報が配置される仮想的な平面と平行な属性配置平面を第1優先の属性配置平面とし、前記第1優先の属性配置平面に該当しない属性配置平面(例えば垂直方向)を第2優先の属性配置平面とした。
前述したように、3Dモデル801には、突起部802が設けられており、該突起部802の面802aと該面に対向する面802bには、距離寸法である属性情報803が付加されている。前記属性情報803を関連付けることが可能な属性配置平面を、前述の検出方法により検出を行うと、属性配置平面811と812が、検出される。
検出された属性配置平面811、812に対し、本実施例の条件により、優先順位付けを行うと、属性情報803に平行な属性配置平面である、属性配置平面811が、第1優先となり、属性配置平面812は第2優先の属性配置平面と判定される。
本実施例では、距離寸法に適用した場合の事例について説明したが、角度寸法、直径寸法、半径寸法についても、同様に適用することが可能である。
また、優先順位付けを行うための条件は、本実施例に限るものではなく、他の条件としても構わないし、優先順位を3段階以上に設定しても構わない。
例えば、上述の属性配置平面が配置される仮想的な平面と平行な属性配置平面を第1優先の属性配置平面とするという条件(旧第1優先条件)に、属性情報を関連付けた属性配置平面を正対して表示させた場合に、該属性情報が付加されている形状要素が、全て可視化されているという条件を加えた条件を新たな第1優先の条件とし、上述の旧第1優先条件を新たな第2優先の条件とし、更に前記新たな第1、第2の優先条件に該当しない属性配置平面を第3優先の条件にするなどの方法が考えられる。
具体的な事例について、図18を用いて説明する。
図18は、図13示した3Dモデルの面801bを、突起部802の面802cのZ方向の高さよりも低くなるよう変更したものであり、その他、属性配置平面の設定などについては、図13と同一である。
この事例においては、属性情報803を関連付けることが可能な属性配置平面を、前述の検出方法により検出を行うと、属性配置平面811、812、815が、検出される。前記属性配置平面811、812、815を本実施例の条件により、優先順位付けを行うと、第1優先は、属性配置平面811となり、第2優先は、属性配置平面815、第3優先は属性配置平面812と判定される。
以上説明したように、属性情報を関連付けることが可能な属性配置平面に、優先順位付けすることが可能となるため、属性情報の関連付け作業を効率的に進めることが可能となる。
(3Dモデルの変更)
ここで、3Dモデルに属性情報が付加され、前記3Dモデルに付加された属性情報が、属性配置平面に関連付けられている3Dモデルに対し、形状変更を行う場合の処理動作について図を用いて説明する。
ここで、3Dモデルに属性情報が付加され、前記3Dモデルに付加された属性情報が、属性配置平面に関連付けられている3Dモデルに対し、形状変更を行う場合の処理動作について図を用いて説明する。
図19は、3Dモデルの形状変更を行った場合の処理動作を示すフローチャートであり、図20(a)〜図20(e)は、図15で示した3Dモデルに形状変更を行った場合の処理動作の説明図であり、図20(a)は、図15で示した3Dモデルに形状変更を行った状態の図であり、図20(b)は、図20(a)の属性配置平面813を正対して表示させた状態の図であり、図20(c)は、図20(a)の属性配置平面811を正対して表示させた状態の図である。また、図20(d)は、形状変更処理により、属性情報803の関連付けを変更した状態の図であり、図20(e)は、図20(d)の属性配置平面812を正対して表示させた状態の図である。
図20(a)から図20(c)に示したように、3Dモデル801の形状変更により、属性情報803は、属性配置平面811に関連付けることが不適当な状態となっており、関連付ける属性配置平面を変更する必要がある。以下に処理動作について、図19を用いて説明する。
まず、ステップS901で3Dモデルの形状変更が完了すると、前記3Dモデルの形状変更の影響を受けた属性配置平面の抽出を行う(ステップS902)。具体的には、各属性配置平面をそれぞれ正対して表示させた時に、表示される3Dモデルが形状変更前と形状変更後で、異なる属性配置平面を抽出する。本実施例では、属性配置平面811、812、813、814が、該当する属性配置平面である。
次に、該当する属性配置平面に関連付けられた属性情報の中から、関連付けが必要な属性情報(本実施例では属性情報803)を選択する(ステップS903)。
次に、選択した属性情報803について、属性情報を関連付けることが可能な属性配置平面の検出及び優先順位の判定を、前述の方法により、実行する(ステップS904)。
そして、ステップS904で得られた結果にもとづき、属性情報803の関連付けを変更する(ステップS905)。また、属性情報を関連付けることが可能な属性配置平面が存在しない場合は、前述した方法により、新たな属性配置平面を作成し、属性情報を関連付ければよい。本実施例においては、属性情報803は、属性配置平面812に関連付けが変更される(図20(d)、図20(e)参照)。
尚、上述の3Dモデル変更の処理において、ステップS902からステップS904までの処理は、オペレータが実行してもよいし、CPU装置103により、自動的に実行してもよい。CPU装置103により、自動的に実行する場合は、該当する全ての属性配置平面と、該属性配置平面に関連付けられている属性情報について、一括して処理を行い、属性情報の関連付けを変更する必要がある属性情報と該属性情報に関連付けることが可能な属性配置平面の判定結果とを内部記憶装置101に記憶させておき、処理終了後、オペレータが各属性情報について、関連付ける属性配置平面を選択、或いは新たな属性配置平面作成の処理を実行すればよい。
以上説明したように、設計変更などにより、3Dモデルの形状を変更した場合に、不適当な属性配置平面に関連付けられることとなった属性情報を、適切な属性配置平面に関連付けを変更する作業を効率よく実行することが可能となる。
(属性情報が付加された3Dモデルの表示及び利用)
ここで、上述のように作成した属性情報が付加された3Dモデルの表示と利用方法について述べる。
ここで、上述のように作成した属性情報が付加された3Dモデルの表示と利用方法について述べる。
図1に示した情報処理装置で作成した属性情報が付加された3Dモデルは、作成した装置自身、或いは、外部接続装置を介して作成した3Dモデルのデータを転送することにより、他の同様な情報処理装置を用いて、各工程で利用することができる。
まず、3Dモデルを作成した、製品/ユニット/部品の設計技術者あるいはデザイン設計者であるオペレータ自身が、自ら作成した3Dモデルを、図5、図6の(b)、図7の(b)に示すように表示を行うことで、あたかも2次元の図面を作成するごとく3Dモデルに新たな属性情報を付加することができるものである。また、例えば、形状が複雑な場合に、必要に応じて3Dモデルを3次元表示と2次元的表示とを交互に、或いは、同一画面に表示することにより、効率良くかつ正確に所望の属性情報を入力していくことができる。
また、作成された3Dモデルをチェック/承認する立場にあるオペレータが、作成した3Dモデルを図5、図6の(b)、図7の(b)に示す表示を、同一画面或いは切替えて表示することにより、チェックを行い、チェック済み、OK、NG、保留、要検討などを意味するマーク、記号、或いは色付けなどの属性情報が付加される。必要に応じて、複数の製品/ユニット/部品を比較、参照しながらチェックが行われるのは言うまでもない。
また、作成された3Dモデルの作成者以外の設計技術者あるいはデザイン設計者が、作成された3Dモデルを参照して、他の製品/ユニット/部品を設計する場合に利用することができる。この3Dモデルを参照することにより、容易に作成者の意図、あるいは設計手法を理解できるものである。
また、3Dモデルを製作、製造するに当たり、そのために必要な情報を3Dモデルあるいは属性情報に付与するオペレータが利用することができる。この場合、オペレータは製品/ユニット/部品の製作工程を設定する技術者である。オペレータは、例えば加工工程の種類、使用する工具等の指示、あるいは3Dモデルへ加工上必要な稜線部、角部、隅部等へのコーナR、面取りを付加する。あるいは寸法、寸法公差等に対する測定方法の指示、測定点の3Dモデルへの付加、測定上注意すべき情報等を入力する。これらは、図5、図6の(b)、図7の(b)のように見やすく配置作成された表示を見ながら、また必要に応じ3次元的に形状を確認しながら、効率良く確実に行われる。
また、3Dモデルを製作、製造するに当たり、所望の準備をするために必要な情報を3Dモデルあるいは属性情報から得るオペレータが利用することができる。この場合、オペレータは製作、製造に必要な金型、治工具、各種装置等を設計する設計技術者である。オペレータは3Dモデルを3次元状態で見ながら形状を理解、把握しつつ、必要な属性情報を図5、図6の(b)、図7の(b)のように見やすく配置作成された表示でチェック、抽出していく。それらの属性情報を元に、オペレータは金型、治工具、各種装置等を設計する。例えば、オペレータが金型の設計技術者である場合は、オペレータは3Dモデルおよび属性情報から、金型の構成、構造等を検討しつつ設計する。また、必要に応じ、金型製作上必要な稜線部、角部、隅部等へのコーナR、面取りを付加する。また、金型が樹脂の射出成形用金型の場合には、オペレータは、例えば3Dモデルに成形上必要な抜き勾配等を付加する。
また、製品/ユニット/部品を製作、製造するオペレータが利用することができる。この場合、オペレータは製品/ユニット/部品の加工技術者、組立て技術者である。オペレータは3Dモデルを3次元状態で見ながら加工すべき形状、あるいは組み立てるべき形状を容易に理解、把握しつつ、図5、図6の(b)、図7の(b)のように見やすく配置作成された表示を見て加工、組立てを行う。そして必要に応じ、オペレータは加工部、組立て部の形状等をチェックする。また、加工済み、加工が困難、あるいは加工結果等を属性情報として3Dモデルあるいはすでに付加されている属性情報に付加し、該情報を設計技術者等にフィードバックしてもよい。
また、製作、製造された製品/ユニット/部品を検査、測定、評価するオペレータが利用することができる。この場合、オペレータは製品/ユニット/部品の検査、測定、評価する技術者である。オペレータは、上記の寸法、寸法公差等に対する測定方法、測定点、測定上注意すべき情報を、図5、図6の(b)、図7の(b)のように見やすく配置作成された表示を見ながら、また必要に応じ3次元的に形状を確認しながら、効率良く確実に得て、検査、測定、評価を実行する。そして、オペレータは必要に応じ、検査、測定、評価を属性情報として、3Dモデルに付与することができる。例えば、寸法に対応する測定結果を付与する。また、寸法公差外、キズ等の不具合箇所の属性情報あるいは3Dモデルにマークあるいは記号等を付与する。また、上記チェック結果と同様に、検査、測定、評価済みのマーク、記号、あるいは色付け等がなされてもよい。
また、製品/ユニット/部品の製作、製造に関係する各種の部門、役割のオペレータが利用することができる。この場合、オペレータは例えば、製作、製造コストを分析する担当者、あるいは製品/ユニット/部品自体、関連する各種部品等を発注する担当者、製品/ユニット/部品のマニュアル、梱包材等を作成する担当者、等である。この場合もオペレータは3Dモデルを3次元状態で見ながら製品/ユニット/部品の形状を容易に理解、把握しつつ、図5、図6の(b)、図7の(b)のように見やすく配置作成された表示を見て効率的に各種業務を遂行する。
[他の実施の形態]
上述の実施例では、3Dモデルを作成し、属性配置平面を設定した後で、属性情報を入力し、属性配置平面に関連付ける事例について説明したが、本発明ではこれに限らず、例えば、既に属性配置平面に関連付けられている属性情報に対しても、同様に実施することが可能である。
上述の実施例では、3Dモデルを作成し、属性配置平面を設定した後で、属性情報を入力し、属性配置平面に関連付ける事例について説明したが、本発明ではこれに限らず、例えば、既に属性配置平面に関連付けられている属性情報に対しても、同様に実施することが可能である。
この場合は、属性情報を選択し、選択された属性情報に対し、前述の属性配置平面の検出、及び優先順位の判定を実施するようにすればよい。
具体的には、属性配置平面毎に、関連付けられている属性情報を順次選択し、それぞれの属性情報に対し、属性配置平面の検出、及び優先順位の判定を行い、関連付けられている属性配置平面が、本来、関連付けることが可能で無い属性配置平面の場合や、第1優先の属性配置平面で無い場合に、該属性情報の表示色を変更するなどして、オペレータに報知するなどの方法や、該属性情報を関連付ける属性配置平面を、第1優先の属性配置平面に自動的に変更するなどの方法が挙げられる。
こうすることにより、属性情報を入力後に、3Dモデルの形状を行ったために、不適当な属性配置平面に関連付けられることとなった属性情報を検出し、適切な属性配置平面に関連付ける作業を効率よく行うことができるとともに、下流工程に、設計意図である属性情報を正しく伝達することが可能となる。
1 3Dモデル
101 内部記憶装置
102 外部記憶装置
103 CPU装置
104 表示装置
105 入力装置
106 出力装置
107 外部接続装置
701 円筒形状
801 3Dモデル
803 属性情報(距離寸法)
811、812、813、814、815 属性配置平面
101 内部記憶装置
102 外部記憶装置
103 CPU装置
104 表示装置
105 入力装置
106 出力装置
107 外部接続装置
701 円筒形状
801 3Dモデル
803 属性情報(距離寸法)
811、812、813、814、815 属性配置平面
Claims (12)
- 3Dモデルに対する属性情報を入力する属性入力手段と、
前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面であり、前記仮想的な平面の存在を知らしめるフレームを備える属性配置平面を設定する、属性配置平面設定手段と、
前記属性入力手段により入力された属性情報と、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面を、関連付けて記憶する記憶手段と、
前記属性入力手段により入力された属性情報に対し、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面の内、
関連付けすることが可能な属性配置平面を検出する、属性配置平面検出手段と、
を有し、
前記属性入力手段により属性情報を入力する際に、前記属性配置平面検出手段により検出された属性配置平面を強調表示する、強調表示手段を有することを特徴とする情報処理装置。 - 3Dモデルに対する属性情報を入力する属性入力手段と、
前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面であり、前記仮想的な平面の存在を知らしめるフレームを備える属性配置平面を設定する、属性配置平面設定手段と、
前記属性入力手段により入力された属性情報と、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面を、関連付けて記憶する記憶手段と、
前記属性入力手段により入力された属性情報に対し、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面の内、
関連付けすることが可能な属性配置平面を検出する、属性配置平面検出手段と、
前記属性配置平面検出手段により検出された属性配置平面が複数存在する場合に、
前記複数存在する属性配置平面に、あらかじめ設定された条件にもとづき優先順位を付ける、属性配置平面判定手段と、
を有し、
前記属性入力手段により属性情報を入力する際に、前記属性配置平面検出手段により検出された複数の属性配置平面を、
前記属性配置平面判定手段により付けられた優先順位にもとづき、優先順位毎に異なる形態で強調表示する、強調表示手段を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記強調表示手段とは、前記属性配置平面検出手段により検出された属性配置平面の存在を知らしめるフレームを、あらかじめ設定された表示色で表示することを特徴とする、請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記強調表示手段とは、前記属性配置平面検出手段により検出された属性配置平面の存在を知らしめるフレームを、あらかじめ設定された表示パターンで表示することを特徴とする、請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 3Dモデルに対する属性情報を入力する属性入力手段と、
前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面であり、前記仮想的な平面の存在を知らしめるフレームを備える属性配置平面を設定する、属性配置平面設定手段と、
前記属性入力手段により入力された属性情報と、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面を関連付けて記憶する、記憶手段と、
前記属性入力手段により入力された属性情報に対し、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面の内、
関連付けすることが可能な属性配置平面を検出する、属性配置平面検出手段と、
を有し、
前記属性入力手段により属性情報を入力する際に、前記属性配置平面検出手段により、関連付けすることが可能な属性配置平面が検出されない場合に、
関連付けすることが可能な属性配置平面が存在しないことを報知する、報知手段を有することを特徴とする情報処理装置。 - 3Dモデルに対する属性情報を入力する属性入力手段と、
前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面であり、前記仮想的な平面の存在を知らしめるフレームを備える属性配置平面を設定する、属性配置平面設定手段と、
前記属性入力手段により入力された属性情報と、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面を関連付けて記憶する、記憶手段と、
前記属性入力手段により入力された属性情報に対し、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面の内、
関連付けすることが可能な属性配置平面を検出する、属性配置平面検出手段と、
を有し、
前記属性入力手段により属性情報が入力され、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面に、前記属性情報が関連付けられている3Dモデルの形状変更を行う際に、
変更された3Dモデルに関連付けられている属性情報を検出し、
前記検出された属性情報に対し、前記属性配置平面検出手段により、関連付けることが可能な属性配置平面を再度検出し、
前記再度検出した属性配置平面が、今まで前記検出された属性情報が関連付けられていた属性配置平面と異なる場合、或いは関連付けることが可能な属性配置平面が存在しない場合に、
報知手段により、報知を行うことを特徴とする情報処理装置。 - 3Dモデルに対する属性情報を入力する属性入力手段と、
前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面であり、前記仮想的な平面の存在を知らしめるフレームを備える属性配置平面を設定する、属性配置平面設定手段と、
前記属性入力手段により入力された属性情報と、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面を、関連付けて記憶する記憶手段と、
前記属性入力手段により入力された属性情報に対し、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面の内、
関連付けすることが可能な属性配置平面を検出する、属性配置平面検出手段と、
を有し、
前記属性入力手段により属性情報を入力する際に、前記属性配置平面検出手段により検出された属性配置平面を強調表示する、強調表示手段を有することを特徴とする情報処理方法。 - 3Dモデルに対する属性情報を入力する属性入力手段と、
前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面であり、前記仮想的な平面の存在を知らしめるフレームを備える属性配置平面を設定する、属性配置平面設定手段と、
前記属性入力手段により入力された属性情報と、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面を、関連付けて記憶する記憶手段と、
前記属性入力手段により入力された属性情報に対し、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面の内、
関連付けすることが可能な属性配置平面を検出する、属性配置平面検出手段と、
前記属性配置平面検出手段により検出された属性配置平面が複数存在する場合に、
前記複数存在する属性配置平面に、あらかじめ設定された条件にもとづき優先順位を付ける、属性配置平面判定手段と、
を有し、
前記属性入力手段により属性情報を入力する際に、前記属性配置平面検出手段により検出された複数の属性配置平面を、
前記属性配置平面判定手段により付けられた優先順位にもとづき、優先順位毎に異なる形態で強調表示する、強調表示手段を有することを特徴とする情報処理方法。 - 前記強調表示手段とは、前記属性配置平面検出手段により検出された属性配置平面の存在を知らしめるフレームを、あらかじめ設定された表示色で表示することを特徴とする、請求項7または8に記載の情報処理方法。
- 前記強調表示手段とは、前記属性配置平面検出手段により検出された属性配置平面の存在を知らしめるフレームを、あらかじめ設定された表示パターンで表示することを特徴とする、請求項7または8に記載の情報処理方法。
- 3Dモデルに対する属性情報を入力する属性入力手段と、
前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面であり、前記仮想的な平面の存在を知らしめるフレームを備える属性配置平面を設定する、属性配置平面設定手段と、
前記属性入力手段により入力された属性情報と、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面を関連付けて記憶する、記憶手段と、
前記属性入力手段により入力された属性情報に対し、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面の内、
関連付けすることが可能な属性配置平面を検出する、属性配置平面検出手段と、
を有し、
前記属性入力手段により属性情報を入力する際に、前記属性配置平面検出手段により、関連付けすることが可能な属性配置平面が検出されない場合に、
関連付けすることが可能な属性配置平面が存在しないことを報知する、報知手段を有することを特徴とする情報処理方法。 - 3Dモデルに対する属性情報を入力する属性入力手段と、
前記属性情報が関連付けられる仮想的な平面であり、前記仮想的な平面の存在を知らしめるフレームを備える属性配置平面を設定する、属性配置平面設定手段と、
前記属性入力手段により入力された属性情報と、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面を関連付けて記憶する、記憶手段と、
前記属性入力手段により入力された属性情報に対し、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面の内、
関連付けすることが可能な属性配置平面を検出する、属性配置平面検出手段と、
を有し、
前記属性入力手段により属性情報が入力され、前記属性配置平面設定手段により設定された属性配置平面に、前記属性情報が関連付けられている3Dモデルの形状変更を行う際に、
変更された3Dモデルに関連付けられている属性情報を検出し、
前記検出された属性情報に対し、前記属性配置平面検出手段により、関連付けることが可能な属性配置平面を再度検出し、
前記再度検出した属性配置平面が、今まで前記検出された属性情報が関連付けられていた属性配置平面と異なる場合、或いは関連付けることが可能な属性配置平面が存在しない場合に、
報知手段により、報知を行うことを特徴とする情報処理方法。
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Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080108 |