JP2006112222A - 天井フレーム構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】天井フレームを構成する主材と副材との連結、取り外しを簡単にする。
【解決手段】天井面に沿って主材2を並行に設け、その隣接する両主材2,2間に主材2に交差する副材3を同じく天井面に沿って並行に設け、その副材3の端面を主材2の側面に突き合わせ側面下部に、それぞれ上向き開口の溝12a,13aを設ける。その突き合わせ側面に断面L字状金具10を、その折曲縁が主材2と副材3との側面突き合わせ縁に位置するように当てがい、断面L字状金具10の下縁10a,10aを前記溝12a,13aに嵌め込む。その溝12a,13aと同一側面上部にそれぞれ下向きコ字状の固定部材20,30を設けて下向き開口の溝12b,13bを形成し、その溝12b,13bに前記断面L字状金具10の上縁10b,10bを嵌め込む。このようにすれば、両部材を水平方向に貫通するボルト等が不要で部品の点数が少なくなり、その連結、取り外しが簡単である。
【選択図】図1

Description

この発明は、クリーンルーム等において使用される天井フレーム構造に関するものである。
一般に、クリーンルーム内では、空気中の浮遊粒子の数が、常に規定値以下になるように制御され、また、必要に応じて、その室内を所定の温度、湿度、圧力バランス等に維持するよう制御される。この制御は、例えば、天井部に天井フレーム材を吊して支持し、そのフレームに天井材を取り付けて気密の天井裏空間を形成する。その天井裏空間にファンフィルタユニット(以下、FFUという)を設けて、室内から取り込んだ空気を浄化するとともに、その浄化した空気を天井材の吹き出し口から室内に向かって吹き出すようになっている。
この種の天井フレーム構造として、例えば、本発明の実施例の説明図である図2に示すように、複数の並行な主材2と、その主材2に直交する複数の平行な副材3とで構成した格子状のものが一般的である。この格子状のフレームが、周知の吊りボルト等により天井面に沿って吊して固定される。
図2に示すフレームの格子点、すなわち主材2の側面12と、副材3の端面とを突き合わせた連結部Cの連結構造としては、例えば、その直交する両部材の側面同士をL字状金具で連結する技術(例えば、特許文献1参照)や、あるいは、その直交する両部材の上端部同士、又は下端部同士を保持するL字状、T字状、あるいは十字状の各種連結部材でもって、両者の突き合わせ部を一体化する技術(例えば、特許文献2、特許文献3参照)などが開示されている。
特開平5−295844号公報(第4頁第1−3図) 特開平8−151721号公報(第8頁第1−2図) 特開平11−153335号公報(第7頁第4−5図、第8頁第8−9図)
また、前記主材と副材との密着度合いを高めて両者をより強固に固定するために、例えば、その連結部の主材側面と副材端面とを、水平方向のボルト及びナットで締め付けて固定する技術(例えば、特許文献4参照)や、その水平方向のボルトと、前記L字状、T字状、あるいは十字状の連結部材とを併用した技術も開示されている(例えば、特許文献5参照)。主材と副材との密着度合いが高まれば、前記天井裏空間と室内との気密性が高まるので、両者の隙間から浮遊粒子が侵入して室内の清浄度が低下することを防止し得る。
特開平11−181947号公報(第6頁第1−2図) 特開2001−227096号公報(第11−12頁第7−12図)
しかし、前記水平ボルトを使用して両部材同士を締め付けるようにすると、前記連結部毎に多数のボルトを挿通しなければならないため、部材の連結、及び取り外し作業が煩雑になる。また、天井フレームは床面から高い位置にあり、脚立や作業台がなければ背が届かないので、その組み付け作業が煩雑であると、作業効率は床面で行う作業の場合以上に減殺される。このため、天井フレーム構造は、その連結、及び取り外しが簡単なものであることが望ましい。
そこで、この発明は、連結、取り外しが簡単な天井フレーム構造とすることを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、直交する主材と副材との突き合わせ面に沿うL字状金具の各面下端を、それぞれ、各部材の側面に設けた上向き開口の溝に嵌めて固定するとともに、そのL字状金具の各面上端を、それぞれ、下向きL字状の固定部材により主材又は副材との間に挟んで固定したのである。このようにすれば、前記L字状金具の下端はボルトレスで固定され、その上端は、各面とも前記固定部材に挟んで固定すれば足りるので部品の点数を少なくし得る。また、部品の点数が少ないので、その連結、及びその取り外しが簡単である。
この発明は、以上のようにしたので、天井フレームを構成する部品の点数を少なくし得るとともに、その主材、副材の連結、取り外しが簡単である。
上記手段の具体的実施形態は、天井面に沿って主材を並行に設け、その隣接する両主材間に主材に交差する副材を同じく天井面に沿って並行に設け、その副材の端面を主材の側面に突き合わせて副材を主材に連結した天井フレーム構造において、前記副材と主材との連結部における主材と副材の側面下部に、それぞれ上向き開口の溝を設ける。その主材と副材の前記溝と同一側面上部にそれぞれ下向きL字状の固定部材を設けて、その固定部材の取付により、主材と副材の前記溝と同一側面上部に下向き開口の溝を形成する。
その主材と副材との突き合わせ側面に、断面L字状金具を、その折曲縁が主材と副材の側面突き合わせ縁に位置するように当てがうとともに、その断面L字状金具の下縁を前記側面下部の溝に嵌め込み、前記固定部材を主材及び副材に取り付けることにより、その固定部材からなる前記溝に前記断面L字状金具の上縁を嵌め込むようにしたのである。
このようにすれば、断面L字状金具は、その下端部が、前記主材側面及び副材側面の溝に固定され、その上端部は、前記固定部材によって前記主材及び副材に固定され得るので、主材と副材との連結の際には、前記断面L字状金具と、それを上部の固定部材のみ取付ければ足りる。このため、両部材を水平方向に貫通するボルト等が不要であり、部品の点数も少なくし得る。
上記の構成において、その下向きL字状の固定部材は、二つ対向して連結されて下向きコ字状の固定部材を成すものとして、その下向きコ字状の固定部材が、前記主材と副材の各両側側面に、前記下向き開口の溝を形成するようにした構成を採用し得る。このようにすれば、さらに部品の点数を少なくし得るとともに、断面コ字状であるので固定部材を安定して取り付けやすくなる。
また、前記断面L字状金具を連結して使用してもよい。すなわち、対の断面L字状金具が、前記副材を夾んで、前記連結部の前記主材と副材との突き合わせ側面両側に対向して当てがわれ、その対の断面L字状金具は,それぞれ前記主材に沿う面が、前記副材の端面後方へ延長されて相互に連結され、その延長連結部に、前記主材の固定部材を設けるようにした構成を採用し得る。このようにすれば、前記対向する両断面L字状金具は、その主材側面に沿う各面が連結されており、その主材側面に沿う面を一つの固定部材でもって主材に固定できる。このため、部品の点数をさらに少なくすることができる。また、その主材への固定部材を、副材の端面後方、すなわち連結部中央(格子点中央)に配置できるので、その連結された主材と副材の双方に対し、応力をバランスよく作用させることができる。
さらに、前記主材と副材とを以下の構成とすることもできる。すなわち、前記主材の下端部に、長さ方向全長に亘って幅方向へ突出する受部を設けて前記副材の端面下部を前記主材の受部の側面に当接させる。そして、前記主材に設けられる上向き開口の溝は、前記受部よりも上方に設けるようにする。
通常、主材に設けられる受部の上面には、前記FFU等の機器や各種フィルタ部材等を載せ、所定の気密性を確保して固定することになるが、このような受部が主材の幅方向外側へ突出して設けられていると、その主材の側面に突き合わされる副材は、その受部のみに当接して受部よりも上方の部分では主材に直接当接することができない。副材と主材との当接箇所がこのように限定されると両者の連結部は非常に不安定な状態となり、例えば、天井フレームが僅かに揺れた場合などに、その当接部が摺動したり隙間を生じたりしやすい。
そこで、上記のような受部を有する主材を使用する場合において、上述の溝、断面L字状金具等を備えた天井フレーム構造を採用し、さらに、その主材に設けられる上向き開口の溝を受部の上方に設ければ、前記断面L字状金具が、前記FFU等の機器や各種フィルタ部材等よりも上方に位置するので、室内の清浄度に影響を及ぼしにくい。この場合、前記フィルタ部材等と副材との気密性は、例えば、副材側にも同様な構成からなる受部を設けるなどして、所定のレベルに確保されていることを前提とする。
また、この構成によれば、前記受部よりも上方において、主材と副材とが直接当接しない部分をしっかりと固定し得るので、前記主材と副材との当接部が摺動したり隙間を生じたりすることをより確実に防止し得る。
その受部を有する主材を用いた構成において、その副材の端面下部に弾性材からなる緩衝体を取付け、その緩衝体を介して、前記主材の受部の側面と副材の端面下部とを当接させれば、主材と副材との摺動による粉塵の発生を抑えることができる。
なお、前記副材の下端部に、長さ方向全長に亘って幅方向へ突出する受部を前記主材の受部と同じ高さに設けた場合は、前記緩衝体は、その副材の受部の端面に設けることとなる。
また、同じく上記のような受部を有する主材を用いた構成において、前記断面L字状金具は、前記副材を夾んで、前記連結部の前記主材と副材との前記突き合わせ側面両側に対向して当てがわれ、その対のL字状金具間に上下方向の連結板を設けて、その連結板に副材の端面上部を当接させれば、副材は、上記連結板をストッパとしてその長さ方向への位置が位置決めされる。このため、副材は、主材の受部に当接する端面下部のみならず、その端面上部においても前記L字状金具の連結板に当たってその状態で動かないように固定されるので、両者の当接箇所が摺動したり隙間を生じたりすることをさらに確実に防止し得る。
なお、その副材の端面上部と前記連結板とを、弾性材からなる緩衝体を介して当接させれば、連結板と副材との摺動による粉塵の発生を抑えることができる。
さらに、上記の各構成において、前記断面L字状金具の上端縁を、前記主材及び副材の各上面と面一とし、その主材への固定部材、及び副材への固定部材を、それぞれ、前記断面L字状金具の上端縁に当接するようにすれば、その固定部材により、断面L字状金具を前記主材及び副材の溝に向かって押えつけて、しっかりと固定することができる。
また、前記固定部材に、上下方向のボルトを挿通し、そのボルトが、両前記主材の上端部、又は副材の上端部に上向き開口して設けた逆T字状の長溝に嵌って上方へ抜けないようにする。そして、この固定部材を、そのボルトを介して主材及び副材に固定されるようにすれば、その固定部材の位置は、前記主材又は副材の長さ方向へと調整し得るので便利である。また、ボルトを締付けることにより、固定部材は下方へ押されるので、前記断面L字状金具を溝に押しつける効果が高くなる。
実施例1を図1乃至図6に基づいて説明する。この実施例の天井フレーム構造は、図2に示すように、主材2と副材3とが格子状に組まれて天井フレーム1を構成し、この天井フレーム1が吊りボルトを介して天井面に沿って吊して支持されるものである。この天井フレーム1の側方外周と室内の四方壁面との間は、隙間が生じないようにシール等が施されて気密になっており、また、その天井フレーム1枠状の開口部には天井材が気密に取り付けられて、室内空間の上部に天井裏空間を形成する。また、適宜の位置には、フィルタ付きの吹き出し口を設けて、FFUにより浄化された空気を、その吹き出し口から室内に向かって吹き出すようになっている。
その天井フレーム1の構成は、図2に示すように、前記天井面に沿って主材2を並行に設け、その隣接する両主材2,2間には、その主材2に直交する副材3を同じく天井面に沿って並行に設ける。その主材2と副材3との連結部Cにおいては、図1に示すように、その副材3の端面が主材2の側面に突き合わされる。
前記主材2は、図4(a)に示すように、その下端部両側に水平方向に突出する受部5,5を有し、その受部5上面に、前記天井材又は吹き出し口のフィルタが載置、固定されるようになっている。また、その上端部7には、上方開口した断面逆T字状の長溝22を有している。さらに、主材2両側の側面12,12下部には、上向き開口の溝12a,12aを形成し、その溝12a,12aは、図1に示すように、主材2の長さ方向にその全長に亘って形成される。
前記副材3は、図4(b)に示すように、前記主材2と同様、その下端部両側に水平方向に突出する受部6,6を有し、その受部6上面に、前記天井材又は吹き出し口のフィルタが載置、固定されるようになっている。また、その上端部8には、上方開口した断面逆T字状の長溝32を有している。さらに、副材3両側の側面13,13下部には、上向き開口の溝13a,13aを形成し、その溝13a,13aは、図1に示すように、副材3の長さ方向にその全長に亘って形成される。
この主材2と副材3とを連結する際には、図5に示すように、対の断面L字状金具10,10を連結した連結金具10’が用いられる。この対の断面L字状金具10,10は、それぞれ、後述する主材2と副材3との連結状態(図1参照)において、主材2の側面12に沿う主材面10xと、副材3の側面13に沿う副材面10yとが直交して断面L字状を成しており、連結金具10’は、この二つの断面L字状金具10,10の前記両副材面10y,10y同士が、副材3の部材幅(両側面13,13間距離)と同じ距離離れた状態で対向して、両者が連結されて構成される。
その連結は、図5(a)(b)に示すように、前記各断面L字状金具10,10の前記主材面10x,10xが、それぞれ内側へ向かって延長されて相互に連結され、延長連結部10cを成す。この延長連結部10cと、前記主材面10x,10xとは、同一面内に形成されており、その延長連結部10cが、前記主材2と副材3との連結状態(図1参照)において、連結部Cの前記副材3端面後方に位置するようになる。また、前記各断面L字状金具10,10の前記副材面10y,10yは、同図に示すように、前記延長連結部10cに並行な連結板10dで相互に連結されている。
この主材2と副材3とを連結する際の手順を説明すると、予め天井面に沿って吊して固定された並行な複数本の主材2に対し、図3aに示すように、副材3を直交させて保持する。その副材3は、隣接する主材2,2間に配置されて、図3bに示すように、その端面が両主材2,2の側面12,12に突き合わされ、副材3下端部の受部6が、主材2下端部の受部5に当接した状態とする。図3bは、副材3の一端が主材2の側面12に突き合わされた一の連結部Cを示しており、この副材3の他端は、他の連結部Cにおいて、隣接する他の主材2の側面12に同じ構造で突き合わされている。
この突き合わせ状態において、その主材2と副材3との突き合わせ側面下部、すなわち、主材2と副材3との突き合わせ縁を挟んで直交状態で隣り合う主材2の側面12、及び副材3の側面13の各面下部には、図3bに示すように、それぞれ上向き開口の前記溝12a,13aが、両者とも上下方向同じ高さで水平方向に延びている。この溝12a,13aの形態は、その副材3を挟んで他方の突き合わせ側面についても同様である。
この状態で、図3bに矢印で示すように、前記連結金具10’を挿入して、前記突き合わせ側面の前記上向き開口の溝12a,13aに、前記主材面10x及び副材面10yの下縁10a,10aを嵌め込んで固定する。副材3を挟んで他方の突き合わせ側面についても同様である。この固定により、前記連結金具10’は、図3cに示すように、主材2と副材3との各突き合わせ側面に、それぞれ対の断面L字状金具10の主材面10x及び副材面10yが当てがわれた状態となり、その対の断面L字状金具10の各折曲縁10fが、主材2と副材3との側面突き合わせ縁(前記側面12と側面13、又はその側面13の延長面との交差線)にぴったりと当てがわれた状態となる。
このとき、前記連結板10dに沿ってフラットな板材からなる接触防止シート(緩衝体)11bが挿入されており、副材3の端面が連結板10dに直接当接しないようになっている。このため、その当接面同士の摺動による粉塵の発生を防いでいる。また、副材3下端部の受部6と、主材2下端部の受部5とが当接する受部当接面4にも同様の接触防止シート11を挿入してもよい。
なお、この連結部Cには、図3cに示すように、主材2を挟んで対側にも副材3が連結されて十字状の連結部Cを構成する。その対側の構造は、前述の連結構造と同様であり、主材2を挟んで対称に設けられる。この十字状の構成は、図2に示す天井フレーム1の中央部分に位置する連結部Cに対応しており、天井フレーム1の外周部分に位置する連結部Cにおいては、主材2の一方の側面12に対してのみ副材3が突き合わされて、T字状の連結部Cを構成することとなる。
つぎに、主材2と副材3の前記溝12a,13aと同一側面上部に、それぞれ対の下向きL字状の固定部材を対向連結して下向きコ字状とした固定部材20,30を取り付ける。この固定部材20,30は、図6(a)(b)に示すように、それぞれ対向する挟持片21,21、挟持片31,31を有しており、その上面には、それぞれボルト挿通用の穴20a,30aを形成している。
この固定部材20が、前記主材2に対して、図3cに示す矢印の方向へ嵌め込まれる。固定部材20は、その対向する挟持片21,21が、図1に示すように、その主材2両側の各断面L字状金具10,10に当接し、両金具10,10の前記各主材面10x,10xを、その主材2の上端部7とともに両側から挟み込む。すなわち、この下向きコ字状の固定部材20を取り付けることにより、その主材2の両側面12,12と、前記対の挟持片21,21の内側面20b,20bと間に、下向き開口の溝12b,12bが形成される。この下向き開口の溝12b,12bが、前記主材2の前記溝12aと同一側面上部に位置し、上下方向に対向するので、前記L字状金具10の上縁10bがこの溝12bに嵌め込まれれば、断面L字状金具10は、溝12a,12b間で保持されて、側面12に沿って固定される。
また、固定部材30についても、前記固定部材20と同様、前記副材3に対して、図3cに示す矢印の方向へ嵌め込まれる。固定部材30は、その対向する挟持片31,31が、図1に示すように、その副材3両側の各断面L字状金具10,10に当接し、両金具10,10の前記各副材面10y,10yを、その副材3の上端部8とともに両側から挟み込む。すなわち、この下向きコ字状の固定部材30を取り付けることにより、その副材3の両側面13,13と、前記対の挟持片31,31の内側面30b,30bと間に、下向き開口の溝13b,13bが形成される。この下向き開口の溝13b,13bが、前記副材3の前記溝13aと同一側面上部に位置し、上下方向に対向するので、前記L字状金具10の上縁10bが前記溝13bに嵌め込まれれば、断面L字状金具10は、溝13a,13b間で保持されて、側面13に沿って固定される。
このとき、前記主材2及び副材3の各上端部7,8に形成した長溝22,32には、それぞれ、図3(c)に示すように、上下方向のボルト23,33が嵌められており、その各ボルト22,32の頭部は、その長溝22,32の断面逆T字状の部分に嵌って上方へ抜けないようになっている。このボルト23,33の先端が、前記両固定部材20,30の穴20a,30aに挿通されて、図1に示すように、ナット23a,33aによって締付けられることにより、前記両固定部材20,30が主材2及び副材3に固定される。
このとき、前記断面L字状金具10の上縁10b,10bは、前記主材2及び副材3の各上面と面一となっており、その主材2に取り付けた固定部材20、及び副材3に取り付けた固定部材30は、それぞれ、前記断面L字状金具10の上縁10b、10bに当接して、その主材面10x及び副材面10yの各下縁10a,10aを、前記溝12a,13aの底部へと押しつける。この押しつけにより、前記断面L字状金具10は、より強固に主材2及び副材3に固定される。また、その断面L字状金具10には、図5に示すように切欠き10eを設けているので、この切欠き10eが、図1に示す連結状態において、主材2の溝部12aを構成する突出部14に嵌って固定されるようになっている。この突出部14と切欠き10eの噛み合わせの効果により、断面L字状金具10の位置ずれが防止され、断面L字状金具10は、さらに強固に前記主材2と副材3とを固定できるようになる。
なお、この天井フレーム1を吊下げて支持するための吊りボルトは、天井面を構成するコンクリートスラブ等に埋め込んで固定されるが、その吊りボルトと前記固定部材20,30固定用のボルト23,33とを、ターンバックル等により連結して、天井フレーム1を支持するようにしてもよい。特に、固定部材20を前記連結部材10’の延長連結部10cに設けた場合には、その固定部材20を主材2に固定するボルト23は、連結部Cの格子点中央に位置するので、天井フレーム1の荷重をその格子点でもってバランスよく支持できる。
また、主材2の側面12下部に設けた上向き開口の溝12a、及び副材3の側面13に設けた上向き開口の溝13aは、それぞれ、各側面12,13の上下方向低い位置にあることが望ましい。溝12a,13aが低い位置にあると、前記断面L字状部材10と主材2、又は副材3との相互の保持が上下方向に長い範囲で行われ、その固定がより安定するからである。また、前記側面12,13が、前記受部5,6から立ち上がる部分であって前記受部5,6に載置する前記FFU、天井材、又はフィルタ部材等と干渉する部分には、前記上向き開口の溝12a,13aを設けないようにすることが望ましい。これは、前記断面L字状部材10と、溝12a,13a内壁との摺動により粉塵が発生した場合に、その粉塵が、前記受部5,6に載置する前記天井材、又はフィルタよりも室内側に位置することを避けるためである。
実施例2を図7及び図9に基づいて説明する。この天井フレーム構造の主たる構成は実施例1と同様であり、その実施例1に示す天井フレーム構造において、前記連結板10dに沿ってフラットな板材からなる接触防止シート(緩衝体)11bに代えて、図示するL字型の板材からなる緩衝体11bを採用し、副材3の受部6と主材2の受部5とが当接する受部当接面4に、接触防止シート(緩衝体)11aを採用したものである。
その取付け方法は、実施例1に準じて、図7(a)(b)(c)に示す手順の通りである。両緩衝体11a,11bの詳細を、図8及び図9に示す。L字型の板材からなる緩衝体11bは、その水平部11dに穴11eが形成されており、図7(c)に示すように、この穴11eに前記ボルト23,33が挿通されて固定部材20,30によってそれぞれ固定される。また、緩衝体11aは、図示する爪11cが受部6の内面6aにぴったりと嵌って固定される。
このようにすれば、例えば、天井フレームが揺れた場合などに、主材2と副材3、あるいは断面L字型部材などが相互に当接する部分が摺動することによる粉塵の発生を防止し得る。なお、これら両緩衝体11a,11bの素材は自由であるが、例えば、樹脂やゴムなどのように幾分弾力を有する素材(弾性体)で形成されたものが望ましい。
実施例3は、図10に示すように、主材2と副材3の各上端部7,8の上面の高さが同一でない場合に、その主材2と副材3のいずれか低い方に、図示するカラー34を介在させて固定部材を取付けたものである。図10では、カラー34の下端縁34aが副材3の上端部8の上面に接しており、そのカラー34の上端縁34bは固定部材30の下面に接する。固定部材30をボルト33及びナット33aを介して締付けることにより、そのカラー34と副材3とが一体化して、そのカラー34の側面と固定部材30との間に下向きの溝12b,13bを形成するものである。なお、主材2や固定部材20等は図示省略している。
上記各実施例では、主材2と副材3とは直交した状態で突き合わせて連結部Cを構成したが、その主材2と副材3との交差角度は特に限定されるものではない。また、この天井フレームの取付、組立順序についても、この実施例に限定されるものではない。なお、図11及び図12は、断面形状の異なる主材2及び副材3を用いた実施例を示す。このように、主材2及び副材3は、上記構成を有する限りにおいて、その断面形状は自由である。
また、前記主材2に取り付けられる固定部材20、及び副材3に取り付けられる固定部材30は、それぞれ断面コ字状を成すものとしたが、主材2の側面12,12、及び副材3の側面13,13に対し、下向き開口の溝部12b,13bを形成し得る下向きL字状の固定部材を使用してもよい。このL字状の固定部材を使用する場合には、その主材2の両側面12,12、又は副材3の両側面13,13のうち、断面L字状金具に対応する側のみ設ければ足りる。
また、上記各実施例では、対の断面L字状金具10,10を連結した連結部材10’を使用したが、他の実施例として、直交する主材面10x及び副材面10yとからなる単独の断面L字状金具10を使用してもよい。この断面L字状金具10は、前記主材2と副材3との突き合わせ側面の両方に別々に取り付けることが望ましいが、強度的に問題ない場合には、片側の突き合わせ側面にのみ取り付けるようにしてもよい。
実施例1の斜視図 天井フレームの平面図 図1の組立順序を示す説明図 図1の組立順序を示す説明図 図1の組立順序を示す説明図 (a)は主材の断面図、(b)は副材の断面図を示す 連結部材(断面L字状金具)を示し、(a)は平面図、(b)は右側面図 固定部材を示し、(a)は主材に取り付ける固定部材、(b)は副材に取り付ける固定部材 実施例2の組立順序を示す説明図 実施例2の組立順序を示す説明図 実施例2の組立順序を示す説明図 緩衝体の詳細図 緩衝体の詳細図 実施例3の組立順序を示す説明図 他の実施例の主材又は副材の断面図を示す さらに他の実施例の主材又は副材の断面図を示す
符号の説明
1 天井フレーム
2 主材
3 副材
4 当接面
5,6 受部
7,8 上端部
10 断面L字状金具
10’ 連結金具
10a 下縁
10b 上縁
10c 延長連結部
10d 連結板
10x 主材面
10y 副材面
11 接触防止シート
12 主材側面
12a,13a 溝(上向き開口)
12b,13b 溝(下向き開口)
13 副材側面
14 突出部
20,30 固定部材
21,31 挟持片
22,32 長溝
23,33 ボルト
23a,33a ナット
34 カラー

Claims (10)

  1. 天井面に沿って主材2を並行に設け、その隣接する両主材2,2間に主材2に交差する副材3を同じく天井面に沿って並行に設け、その副材3の端面を主材2の側面に突き合わせて副材3を主材2に連結した天井フレーム構造において、
    前記副材3と主材2との連結部Cにおける主材2と副材3の側面下部に、それぞれ上向き開口の溝12a,13aを設けるとともに、主材2と副材3の前記溝12a,13aと同一側面上部にそれぞれ下向きL字状の固定部材を設けて、その固定部材の取付により、主材2と副材3の前記溝12a,13aと同一側面上部に下向き開口の溝12b,13bが形成されるようにし、
    断面L字状金具10を、前記主材2と副材3との突き合わせ側面に、その断面L字状金具10の折曲縁が主材2と副材3の側面突き合わせ縁に位置するように当てがうとともに、その断面L字状金具10の下縁10a,10aを前記側面下部の溝12a,13aに嵌め込み、前記固定部材を主材2及び副材3に取り付けることにより、その固定部材からなる前記溝12b,13bに前記断面L字状金具10の上縁10b,10bを嵌め込むことを特徴とする天井フレーム構造。
  2. 前記下向きL字状の固定部材は、二つ対向して連結されて下向きコ字状の固定部材20,30を成し、その下向きコ字状の固定部材20,30が、前記主材2と副材3の各両側側面に、前記下向き開口の溝12b,13bを形成することを特徴とする請求項1に記載の天井フレーム構造。
  3. 前記断面L字状金具10は、前記副材3を夾んで、前記連結部Cの前記主材2と副材3との前記突き合わせ側面両側に対向して当てがわれ、その対のL字状金具10,10は、それぞれ前記主材2に沿う主材面10xが、前記副材3の端面後方へ延長されて相互に連結され、その延長連結部10cに、前記主材2の固定部材が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の天井フレーム構造。
  4. 前記主材2の下端部に、長さ方向全長に亘って幅方向へ突出する受部5を設けて前記副材3の端面下部を前記主材2の受部5の側面に当接させ、前記主材2に設けられる上向き開口の溝12aは、前記受部5よりも上方に設けられることを特徴とする請求項1乃至3に記載の天井フレーム構造。
  5. 前記副材3の端面下部に弾性材からなる緩衝体11aを取付け、その緩衝体11aを介して、前記主材2の受部5の側面と副材3の端面下部とを当接させたことを特徴とする請求項4に記載の天井フレーム構造。
  6. 前記副材3の下端部に、長さ方向全長に亘って幅方向へ突出する受部6を前記主材2の受部5と同じ高さに設け、前記緩衝体11aは、その副材3の受部6の端面に取付けられることを特徴とする請求項5に記載の天井フレーム構造。
  7. 前記断面L字状金具10は、前記副材3を夾んで、前記連結部Cの前記主材2と副材3との前記突き合わせ側面両側に対向して当てがわれ、その対のL字状金具10,10間に上下方向の連結板10dを設けて、その連結板10dに副材3の端面上部を当接させたことを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の天井フレーム構造。
  8. 前記副材3の端面上部と前記連結板10dとを、弾性材からなる緩衝体11bを介して当接させたことを特徴とする請求項7に記載の天井フレーム構造。
  9. 前記L字状金具10の上縁10b,10bは、その取り付け状態で前記主材2及び副材3の各上面と面一であり、その主材2の固定部材、及び副材3の固定部材は、それぞれ、前記断面L字状金具10の上縁10b,10bに当接することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の天井フレーム構造。
  10. 前記下向きL字状の固定部材には、上下方向のボルト23,33が挿通されて、そのボルト23,33が、両前記主材2の上端部7、又は副材3の上端部8に上向き開口して設けた逆T字状の長溝22、32に嵌って上方へ抜けないようになっており、そのボルト23,33を介して前記下向きL字状の固定部材が、主材2及び副材3に固定されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の天井フレーム構造。
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