JP2006111573A - バチルス・サブチルス菌株の使用及びその使用に用いられる菌株を含む食品 - Google Patents

バチルス・サブチルス菌株の使用及びその使用に用いられる菌株を含む食品 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、バチルス属微生物であるバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用を目的とする。より詳細には、該菌株を直接摂食することにより、様々な疾病に対して、免疫を賦活するための該菌株の使用及びその使用で用いられる該菌株を含む健康補助食品を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、菌体又は芽胞の形態のバチルス・サブチルスDB9011菌株の生菌若しくは死菌のいずれかを使用して、直接摂食することができる。特に、該菌株を含む健康補助食品としての供給が好ましく、該健康補助食品を食することによって、様々な疾病において諸症状を改善したり、弱まった免疫を賦活することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、バチルス属微生物の使用の使用に関し、詳細には、バチルス・サブチルスに属するバチルス・サブチルスDB9011菌株の菌体又はその芽胞の使用に関する。より具体的には、様々な疾病や症状に対して、免疫を賦活するために有用である該菌体又はその芽胞の使用に関する。さらにまた、免疫を賦活する健康補助食品としての該菌体又は芽胞の使用に関する。
従来から、微生物を利用した食品が我々の健康にとって良好に作用することが知られていた。例えば、納豆は健康によい栄養豊かな食品として伝統的に日本で食されてきている。これは大豆の成分と納豆菌(バチルス・ナットー(Bacillus natto sp.)及びバチルス・サブチルス(Bacillus subtilis sp.))が大豆に作用した結果、納豆菌が産生する成分に基づいていると考えられてきた。最近では、発酵によく用いられる、クモノスカビやコウジカビなどをも大豆に作用させた納豆様食品も知られつつあるが、やはり、大豆の成分とカビ類等が産生する成分に依存した栄養や機能に依存した食品と考えられている。
一方、最近では、バクテリアなどが含む稀少糖が免疫を賦活するためのスイッチとして働くことや一部糖タンパクが補酵素として働くことが知られつつある。これまでは、一般的に、キノコ類など真菌類からの抽出物を摂取することで、免疫機能を増強・改善する手段(例えば、特許文献1、2及び3参照)があったが、このような微生物に対する研究と健康に関心が高まった背景から、病気に対する予防、疾病からの迅速な回復を目的とした機能性健康補助食品などの開発が急速に進んでおり、微生物の作用により、免疫を賦活する機能を利用した様々な手段が開発されてきている。例えば、乳酸菌とメシマコブ抽出物の多糖類が相乗的に機能する健康食品(例えば、特許文献4参照)や、乳酸菌と酵母菌で調製された発酵大豆エキスを含む治療組成物(例えば、特許文献5)や、ヒトを含まない脊椎動物、つまり家畜において、麹菌を用いて得られた生成物を食品、飼料、餌料等に必要量添加することにより脊椎動物の消化器官から体内に吸収され、動脈硬化防止機能や免疫賦活機能を高めて、該脊椎動物の動脈硬化疾患の発生を確実に防止させたり、該脊椎動物の免疫性を向上させて、健康の維持、促進、病気の予防等を良好に行わせることができるものがある。(例えば、特許文献6参照)。また、賦形剤と生理学的に適した薬剤とを組み合わせた高濃度の乳酸菌を含有する組成物を様々な疾患の補助剤として使用するものがある。(例えば、特許文献7参照)。さらに、免疫賦活作用の高い特定の乳酸菌、ラクトバチルス デルブリツキ サブスピーシーズ ブルガリカス(Lactobacillus delbrueckii subsp. bulgaricus)の菌体及び/又はその処理物を有効成分として、抗原性物質、感染性微生物によって引き起こされる疾病の予防、治療に有用で、しかも安全性が高い食品や医薬品を供給することができる免疫賦活剤がある。(例えば、特許文献8参照)。
今日のような健康に関心が高まった状況において、様々な疾病に対して、諸症状からの迅速な回復や、病気にかからないように予防するなど、微生物自体又は微生物の作用による有用性の活用は、さらなる開発の余地がある。
特許公開2004−224702号公報 特許公開2004−121070号公報 特許公表2003−504341号公報 特許公開2004−141114号公報 特許公開2003−26582号公報 国際公開第00/45830号パンフレット 特開平06−56680号公報 特開平07−228536号公報
したがって、本発明は上述に鑑みてなされたものであり、バチルス属微生物の使用を提供することを目的としており、より詳細には、様々な疾病に対して諸症状を改善したり、免疫を賦活するために、バチルス属微生物であるバチルス・サブチルスに属するバチルス・サブチルスDB9011菌株の菌体及び芽胞を直接摂食するなど、該菌体及び芽胞の使用を提供することを目的とする。本発明の目的はまた、その使用に用いられる該菌体及び芽胞を含む健康補助食品などの食品を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために鋭意検討した結果、我々は、バチルス・サブチルスDB9011株の菌体又は芽胞を生きたまま、又は、オートクレーブなどの滅菌技術によって死滅若しくは発芽率を0cfu/gとした物質を高密度に直接摂食することにより、健康補助食品として様々な効果を発見した。全般に、大きく免疫を賦活することが観察(図1)され、結果的に様々な疾病に対して効果が確認されたことによって上記課題が解決できることを見出して、本件発明を完成させたものである。
即ち、上記目的は、本発明による以下の手段により解決される。
請求項1にかかる発明は、口内炎の痛みを軽減若しくは解消、又は傷口を矮小化、又は傷口を消失するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用、但し、死菌による傷口の消失の使用を除くことによって達成される。
請求項1に記載の発明によれば、該菌株の使用により、口内炎の症状を緩和し、免疫を賦活することができる。
請求項2にかかる発明は、外科手術後の予後の痛みを軽減若しくは解消、又は出血を軽減若しくは消失して早期回復するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用、但し、死菌による出血の軽減又は消失の使用を除くことによって達成される。
請求項2に記載の発明によれば、該菌株の使用により、外科手術後の予後を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項3にかかる発明は、歯痛の痛みを軽減又は解消するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項3に記載の発明によれば、該菌株の使用により、歯痛を緩和し、炎症を抑えることができる。
請求項4にかかる発明は、歯肉炎等歯周病の痛みを軽減若しくは解消、又は出血を軽減若しくは消失、又は口臭を軽減若しくは消失、又は急性病巣を軽減若しくは消失するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用、但し、死菌による急性病巣の軽減又は消失の使用を除くことによって達成される。
請求項4に記載の発明によれば、該菌株の使用により、炎症を緩和し、免疫を賦活することができる。
請求項5にかかる発明は、抗ガン剤副作用の痛みを軽減若しくは解消、又は白血球数を回復、又は血液検査データを改善、又は食欲を回復するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項5に記載の発明によれば、該菌株の使用により、抗ガン剤副作用を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項6にかかる発明は、扁桃腺炎の痛みを軽減若しくは解消、又は腫脹を軽減若しくは解消するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項6に記載の発明によれば、該菌株の使用により、扁桃腺の症状を緩和し、免疫を賦活することができる。
請求項7にかかる発明は、細菌性大腸炎の痛みを軽減若しくは解消、又は大腸炎の治癒を促進するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用、但し、死菌の使用を除くことによって達成される。
請求項7に記載の発明によれば、該菌株の使用により、細菌性大腸炎の症状を緩和し、免疫を賦活することができる。
請求項8にかかる発明は、関節炎あるいは関節リウマチの痛みを軽減若しくは解消、又は腫脹を軽減若しくは解消、又は関節動作を改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項8に記載の発明によれば、該菌株の使用により、関節炎あるいは関節リウマチの症状を緩和し、免疫を賦活することができる。
請求項9にかかる発明は、高血圧症由来の痛みを軽減若しくは解消、又は血圧を正常化するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項9に記載の発明によれば、該菌株の使用により、高血圧症由来の症状を緩和し、免疫を賦活することができる。
請求項10にかかる発明は、HIV、インフルエンザ感染による痛みを軽減若しくは解消、又は解熱を促進、又は白血球数・機能を回復するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項10に記載の発明によれば、該菌株の使用により、HIV、インフルエンザ感染による免疫低下を回復し、免疫を賦活することができる。
請求項11にかかる発明は、胃炎及びヘリコバクター・ピロリ菌による胃潰瘍の痛みを軽減若しくは解消、又は潰瘍の治癒を促進するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項11に記載の発明によれば、該菌株の使用により、胃炎及びヘリコバクター・ピロリ菌による胃潰瘍の症状を緩和し、免疫を賦活することができる。
請求項12にかかる発明は、インシュリン非依存性糖尿病の血糖値を正常化するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項12に記載の発明によれば、該菌株の使用により、インシュリン非依存性糖尿病の血糖値を正常化でき、免疫を賦活することができる。
請求項13にかかる発明は、二日酔いの酩酊状態での頭痛・吐き気を改善、又は早期回復するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項13に記載の発明によれば、該菌株の使用により、二日酔いを改善し、早期回復を促し、免疫を賦活することができる。
請求項14にかかる発明は、子宮内膜症の出血を軽減若しくは消失、又は痛みを改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項14に記載の発明によれば、該菌株の使用により、子宮内膜症の症状を緩和し、免疫を賦活することができる。
請求項15にかかる発明は、気管支炎の去痰作用を促進、又は微熱を改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項15に記載の発明によれば、該菌株の使用により、気管支炎の症状を緩和し、免疫を賦活することができる。
請求項16にかかる発明は、肺炎の治癒を促進、又は微熱を改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項16に記載の発明によれば、該菌株の使用により、肺炎の症状を緩和し、免疫を賦活することができる。
請求項17にかかる発明は、花粉症のくしゃみを低減若しくは消失、又は鼻水・鼻づまりを改善若しくは消失するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項17に記載の発明によれば、該菌株の使用により、花粉症の症状を緩和し、免疫を賦活することができる。
請求項18にかかる発明は、慢性関節炎の痛みを緩和若しくは消失、又は動作を改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項18に記載の発明によれば、該菌株の使用により、慢性関節炎の症状を緩和し、免疫を賦活することができる。
請求項19にかかる発明は、白癬菌類による感染症の掻痒感を緩和若しくは消失、又は皮膚状態を改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用、但し、死菌の使用を除くことによって達成される。
請求項19に記載の発明によれば、該菌株の使用により、白癬菌類による感染症の症状を緩和し、免疫を賦活することができる。
請求項20にかかる発明は、口臭を改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用、但し、死菌の使用を除くことによって達成される。
請求項20に記載の発明によれば、該菌株の使用により、口臭を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項21にかかる発明は、細菌性皮膚炎の掻痒感を緩和若しくは消失、又は皮膚状態を改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用、但し、死菌の使用を除くことによって達成される。
請求項21に記載の発明によれば、該菌株の使用により、細菌性皮膚炎の症状を緩和し、免疫を賦活することができる。
請求項22にかかる発明は、インシュリン依存性糖尿病の血糖値を正常化、又はインシュリン依存性を改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項22に記載の発明によれば、該菌株の使用により、インシュリン依存性糖尿病の症状を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項23にかかる発明は、B型肝炎の血液検査数値を正常化、又は倦怠感・微熱を緩和するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用、但し、死菌の使用を除くことによって達成される。
請求項23に記載の発明によれば、該菌株の使用により、B型肝炎の症状を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項24にかかる発明は、高脂血症の血液検査数値を改善、又は倦怠感・微熱を緩和するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用、但し、死菌の使用を除くことによって達成される。
請求項24に記載の発明によれば、該菌株の使用により、高脂血症の症状を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項25にかかる発明は、歯周病が原因と考えられる不整脈の頻度を減少又は消失するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項25に記載の発明によれば、該菌株の使用により、歯周病が原因と考えられる不整脈を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項26にかかる発明は、湿疹の皮膚症状を改善、又は倦怠感・微熱を緩和するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項26に記載の発明によれば、該菌株の使用により、湿疹の症状を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項27にかかる発明は、パーキンソン病の振戦症状を改善若しくは消失、又は歩行運動を正常化するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項27に記載の発明によれば、該菌株の使用により、パーキンソン病の症状を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項28にかかる発明は、アトピー性皮膚炎の皮膚色を改善、又は掻痒感を改善、又は皮膚炎症を緩和するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項28に記載の発明によれば、該菌株の使用により、アトピー性皮膚炎の症状を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項29にかかる発明は、悪性腫瘍の皮膚色を改善、又は掻痒感を改善、又は皮膚炎症を緩和するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項29に記載の発明によれば、該菌株の使用により、悪性腫瘍の症状を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項30にかかる発明は、原因不明のリンパ腺炎の微熱を改善、又は腫脹を低減若しくは消失するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項30に記載の発明によれば、該菌株の使用により、原因不明のリンパ腺炎の症状を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項31にかかる発明は、抜歯後の予後の痛みを緩和、又は出血を低減若しくは早期止血するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項31に記載の発明によれば、該菌株の使用により、抜歯後の予後を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項32にかかる発明は、産後の肥立ちの食欲若しくは体力を回復、又は出産後の痛みを緩和、又は免疫力を回復するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項32に記載の発明によれば、該菌株の使用により、産後の肥立ちの症状を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項33にかかる発明は、下痢の食欲若しくは体力を回復、又は下痢を緩和するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項33に記載の発明によれば、該菌株の使用により、下痢の症状を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項34にかかる発明は、C型肝炎の食欲若しくは体力を回復するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項34に記載の発明によれば、該菌株の使用により、C型肝炎の症状を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項35にかかる発明は、慢性の下痢又は強い便の臭いを改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項35に記載の発明によれば、該菌株の使用により、慢性の下痢又は強い便の臭いを改善し、免疫を賦活することができる。
請求項36にかかる発明は、減少した白血球数を回復、又は先天的に存在しないNK細胞活性を発現するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項36に記載の発明によれば、該菌株の使用により、免疫関連因子の発現を促進することができる。
請求項37にかかる発明は、小型・大型動物の悪性腫瘍の抗ガン剤の副作用を低減若しくは消失、又は腫瘍組織を縮小若しくは消失、又は腫瘍マーカーを低減若しくは消失するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用、但し、死菌の使用を除くことによって達成される。
請求項37に記載の発明によれば、該菌株の使用により、小型・大型動物の悪性腫瘍の症状を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項38にかかる発明は、小型・大型動物の膿瘍を縮小、又は腫瘍を治癒するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項38に記載の発明によれば、該菌株の使用により、小型・大型動物の膿瘍の症状を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項39にかかる発明は、小型・大型動物の口内炎の食欲若しくは体力を回復、又は炎症部を縮小若しくは治癒するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項39に記載の発明によれば、該菌株の使用により、小型・大型動物の口内炎の症状を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項40にかかる発明は、小型・大型動物のアカラスの食欲若しくは体力を回復、又はダニを減少若しくは消失するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項40に記載の発明によれば、該菌株の使用により、小型・大型動物のアカラスの症状を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項41にかかる発明は、小型・大型動物の皮膚炎の食欲若しくは体力を回復、又は炎症部を改善若しくは治癒するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項41に記載の発明によれば、該菌株の使用により、小型・大型動物の皮膚炎の症状を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項42にかかる発明は、小型・大型動物の臓器疾患の食欲若しくは体力を回復、又は疾患を改善若しくは治癒するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用、但し、死菌による疾患の改善若しくは治癒を除くことによって達成される。
請求項42に記載の発明によれば、該菌株の使用により、小型・大型動物の臓器疾患の症状を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項43にかかる発明は、小型・大型動物の食欲不振を改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項43に記載の発明によれば、該菌株の使用により、小型・大型動物の食欲不振を回復し、免疫を賦活することができる。
請求項44にかかる発明は、小型・大型動物の出血を低減又は止血するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項44に記載の発明によれば、該菌株の使用により、小型・大型動物の出血を抑え、免疫を賦活することができる。
請求項45にかかる発明は、小型・大型動物のウィルス疾患の食欲若しくは体力を回復、又はウィルスを減少若しくは消失するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用によって達成される。
請求項45に記載の発明によれば、該菌株の使用により、小型・大型動物のウィルス疾患の症状を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項46にかかる発明は、小型・大型動物の跛足を消失するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用、但し、死菌の使用を除くことによって達成される。
請求項46に記載の発明によれば、該菌株の使用により、小型・大型動物の跛足を改善し、免疫を賦活することができる。
請求項47にかかる発明は、小型・大型動物の外科手術後の手術跡へ発毛を促進するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用、但し、死菌の使用を除くことによって達成される。
請求項47に記載の発明によれば、該菌株の使用により、小型・大型動物の外科手術後の手術跡の発毛を促進し、免疫を賦活することができる。
請求項48にかかる発明は、請求項1〜47のいずれかに記載の発明において、前記菌株は菌体又は芽胞であることを特徴とする。
請求項48に記載の発明によれば、菌体又は芽胞の形態で該菌株の使用が可能である。
請求項49にかかる発明は、請求項48に記載の発明において、前記菌体又は芽胞は、生菌若しくは死菌であることを特徴とする。
請求項49に記載の発明によれば、生菌若しくは死菌で前記菌体又は芽胞の使用が可能である。
請求項50にかかる発明は、請求項1〜49のいずれかに記載の使用に用いられるDB9011菌株の菌体若しくは芽胞又は該菌体若しくは芽胞の処理物を含む食品によって達成される。
請求項50に記載の発明によれば、免疫を賦活するために、健康補助食品としてバチルス・サブチルスDB9011菌株を菌体、芽胞、又はそれらの処理物の形態で含むことができる。
本発明によると、バチルス・サブチルスDB9011菌株の菌体又は芽胞を生きたまま、あるいは死菌として使用して、好ましくは、健康補助食品としての供給が可能であり、様々な疾病において諸症状を改善し、弱まった免疫を賦活することができる。
以下、本発明の最良の実施形態について詳細に説明する。
まず、健康補助食品として摂取するためのバチルス・サブチルスDB9011菌株の菌体又は芽胞の調製方法について図3を参照しながら説明する。
図3は、バチルス・サブチルスDB9011の製造方法のフローチャートである。図3から分かるように、製造方法は、概略すると、種母培養と本培養とからなる培養、集菌・乾燥及び製造用原体の製造の各段階によって実行される。より詳細な説明は、下記に段階ごとに順次説明する。
まず、製造用種菌であるDB9011株の凍結乾燥保存アンプル(例えば、株式会社エー・エイチ・シー社アルスタ製品、または、国際菌株保存施設や微工研保存菌株)を開封し滅菌水を加え、この液のー白金耳を普通寒天培地(ニッスイ)に画線培養し37℃で2〜3日培養する。この平板培地に滅菌水を加え、菌をかきとり作成した菌懸濁液をスクリュー管1本当たり1ml分注し、−80℃に保存する。性状試験(通常のバチルス菌滅菌条件(121℃、1.2気圧、20分)で生き残り、かつ、イツリン粗分画の産生を1X1010cfu/gで10kgあたり1g以上を示し、かつ、特許第3040234号に記載の表現形を示す菌株)を行い合格したものを種母培養の種菌として用いる。
次いで、図2に示すような組成で培地を調製し、種母培養を行う。種母培養、つまり前培養は、フラスコ培養と30L醗酵槽(ジャー)培養の二段階で行う。具体的には、フラスコ培養は、500ml容三角フラスコ振とう培養を行い、下記にその培養条件を記載する。
培地:仕込み量100ml。消泡剤として日本油脂製「ディスフォームCC−118」を0.1%添加。
種菌接種量:凍結保存懸濁液を解凍し、フラスコ1本に100μl接種。
培養温度:37℃。
回転数:200rpm。
培養時間:16乃至24時間。
このフラスコ培養に次いで、30Lジャー培養を行い、下記にその培養条件を記載する。
培地:仕込み量18L。消泡剤として日本油脂製「ディスフォームCC−118」を培地殺菌前に0.5%添加、培養中に1%滴下する。
種菌量:上記フラスコ培養したフラスコ2本を接種。
培養温度:37℃。
回転数:500rpm。
内圧:1kg/cm−G。
通気量:0.1乃至0.4vvm。
培養時間:8乃至16時間。
これまでの種母培養に次いで、本培養を3立方メートルの醗酵槽を用いて培養する。下記にその培養条件を記載する。
培地:仕込み量1800L。消泡剤として日本油脂製「ディスフォームCC−118」を培地殺菌前に0.5%添加、培養中に1.5%滴下する。
種菌量:上記30Lジャーで培養した培養液18Lを接種する。
培養温度:37℃。
回転数:250rpm。
内圧:1kg/cm−G。
通気量:0.1乃至0.4vvm。
培養時間:24時間。
培養が終了した後、集菌・乾燥段階を行う。集菌・乾燥段階は、集菌、乾燥、凍結乾燥菌体中の菌数計数法、及び凍結乾燥菌体の保存からなる。
集菌は、連続遠心機(シャープレスタイプ)を用いて8,000rpmで集菌し、乾燥段階に移る。
乾燥は、凍結乾燥又はスプレードライの何れかの手法で行う。
凍結乾燥の手法は、集菌した湿菌体(菌濃度約30%)に水を菌濃度20%になるように加えた後、ディスパーミルで懸濁し、これを凍結乾燥する。乾燥後の菌体の固まりはミキサーで破砕する。
一方、スプレードライの手法は、集菌した湿菌体(菌濃度約30%)に水を菌濃度10乃至15%になるように加えた後、ディスパーミルで懸濁し、これを出口温度80乃至100℃の条件でスプレードライヤーにかける。
乾燥後、バチルス・サブチルスDB9011菌株の規格の試験法(予め保存された差分スクリーニングによって得られたDB9011菌株に特異的なPCRタグとのコロニーハイブリダイゼーション法により確認し、フローサイトメトリー(純粋培養時に限る)または希釈プレート法による)に準ずる菌数計数法によって、凍結乾燥菌体中の菌数を計測する。
次いで、乾燥菌体は、アルミラミネートの袋に入れヒートシールをして、室温保存する。
その後、健康補助食品、製剤などにして使用する製造用原体として調製する。
この段階では、製造用原体中の菌数が10個/g以上の任意の数になるよう、凍結乾燥菌体に乳糖、ブドウ糖、スキムミルク等を加え、攪拌混合する。製造用原体中の菌数は、バチルス・サブチルスDB9011菌株の規格の試験法(フローサイトメトリー(純粋培養時に限る)または希釈プレート法による)に準ずる。製造用原体は、アルミラミネート又はポリエチレンの袋に入れ、倉庫内で室温保存する。このようにして調製されて保存された製造用原体は、バチルス・サブチルスDB9011菌株を利用する様々な用途において、適宜修正されて使用されてよい。
本発明では、この段階でバチルス・サブチルスDB9011菌株を富栄養の液体培地で培養し、十分に個体数が増殖した後、連続遠心機によって菌体を沈殿物として収集する。収集された菌体を新たに調製された液体培地で数回洗浄して、菌体を収集する。菌体は貧栄養培地に保持したり、乾燥環境に曝すことにより、通常の生活様式から芽胞と呼ばれる一種の種子のような形態に移行する。本発明は、これら芽胞を菌体の代わりに使用しても良い。菌体又は芽胞をそのまま、又は、その細胞壁を破壊し、乳糖やオリゴ糖等の適当な賦形剤を加えて希釈し、例えば、カプセル状にして、水といっしょに経口摂取する。菌体又は芽胞をそのまま摂取する場合は、該菌株の乾燥粉末状態の数mg、例えば2〜3mgを水といっしょに経口摂取する。この結果、下記の表1及び表3に記載の疾病に対して明らかに免疫を賦活する多大な効果が確認された。特に、歯周病など患部が口腔内にある場合は経口摂取でもよいが、直接塗布することによっても、炎症が強く抑制できた(図4)ことが認められる。さらに菌体又は芽胞を、希釈した場合は、1万倍まで希釈しても有効に作用することが確認された。
本発明はまた、オートクレーブ処理又はジアゾ塩素酸で死菌させたバチルス・サブチルスDB9011菌株の菌体又は芽胞を摂取しても、疾病の種類又は疾病の症状によっては有効に作用することが確認された。
前述のようにして調製した納豆菌(バチルス・ナットー、バチルス・サブチルス、バチルス・サブチルスDB9011菌株)の菌体及び芽胞を生きたまま、又は、オートクレーブなどの滅菌技術によって死滅若しくは発芽率を0cfu/gとした物質を高密度に直接摂食することにより、疾病別に有効性が表1のように確認された。
Figure 2006111573
注1:二重盲検は、DB9011株と通常のバチルス・ナットー及びバチルス・サブチルスについて比較した結果、特に効果が顕著な場合、「++」、何らかの効果が観察された場合、「+」で示す。
死菌(0cfu/g)でも症状によっては効果が確認された。
一方、副作用として、下痢が観察されたが、バチルス・サブチルスDB9011については整腸剤としての有効性が確認されている(表2)ため、時間的な差はあるが、継続摂食により、改善して下痢もしなくなることが確認されている。
Figure 2006111573
試験薬剤投与30分後にヒマシ油を投与し、その後2時間の下痢の発現までの時間(onset time)及び糞便量(stool weight)を測定する。
以上から、本発明では疾病に対して有効な生菌、死菌にかかわらず、健康補助食品として健常人のみならず、有用であるバチルス・サブチルスDB9011菌体の高密度摂食を発明した。
一方、表3に示したとおり、バチルス・サブチルスDB9011株の動物に対する有効例を確認した。
Figure 2006111573
以下、本発明にしたがって実施した具体例を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
疾病別に有効性が表1及び表3のように確認されたが、これらの有効性は、下記のメカニズム、
a)バチルス・サブチルスDB9011菌株由来の稀少糖を糖鎖とした物質が腸管粘膜等のマクロファージを介して免疫系を活性化する、
b)インターロイキンを経由する免疫系について、インターロイキン又は関連物質に対して作用する物質に依存する、
c)抗ヒスタミン樣の消炎、鎮痛効果、
d)局所的なサイトカイン系に働く低分子に依存する、
e)サイトカイン系に作用する関連物質に依存する、
f)ヒトT細胞成長促進因子(TGF)及びヒトTヘルパー細胞3(TH3)関連に作用する物質に依存する、
g)イツリン、サーファクチン等菌体外産生防カビ抗生物質などに依存する、
h)その他に依存する、
の作用が考えられ、バチルス・サブチルスDB9011菌株とバチルス・ナットーの菌体又は芽胞を生きたままの生菌、若しくは、オートクレーブなどの滅菌技術によって死滅若しくは発芽率を0cfu/gとした物質を高密度に直接摂食することにより、各疾病別の実施例で説明する。
(実施例1)
Figure 2006111573
この結果から、口内炎に対しては、前述のa)〜f)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例2)
Figure 2006111573
この結果から、外科手術後の予後の改善に対しては、前述のa)〜f)の理由で効果があるものと考えられる。特に、a)及びb)の寄与が大きいものと推論される。
(実施例3)
Figure 2006111573
この結果から、歯痛に対しては、前述のd)〜f)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例4)
Figure 2006111573
この結果から、歯肉炎等歯周病の改善に対しては、前述のa)〜f)の理由で効果があるものと考えられる。特に、a)及びb)の寄与が大きいものと推論される。
(実施例5)
Figure 2006111573
この結果から、抗ガン剤副作用の改善に対しては、前述のa)〜f)の理由で効果があるものと考えられる。特に、a)及びf)の寄与が大きいものと推論される。
(実施例6)
Figure 2006111573
この結果から、扁桃腺炎に対しては、前述のa)〜f)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例7)
Figure 2006111573
この結果から、細菌性大腸炎に対しては、前述のa)〜f)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例8)
Figure 2006111573
この結果から、関節炎又は間接リウマチに対しては、前述のa)〜f)の理由で効果があるものと考えられる。特に、a)及びb)の寄与が大きいものと推論される。
(実施例9)
Figure 2006111573
この結果から、高血圧症からくる諸症状に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例10)
Figure 2006111573
この結果から、HIV、インフルエンザ等感染による免疫低下の回復に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例11)
Figure 2006111573
この結果から、胃炎及びヘリコバクター・ピロリ菌による胃潰瘍に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例12)
Figure 2006111573
この結果から、インシュリン非依存性糖尿病に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例13)
Figure 2006111573
この結果から、二日酔いの改善、又は早期回復に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例14)
Figure 2006111573
この結果から、子宮内膜症に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。特に、a)及びb)の寄与が大きいものと推論される。
(実施例15)
Figure 2006111573
この結果から、気管支炎に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例16)
Figure 2006111573
この結果から、肺炎に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例17)
Figure 2006111573
この結果から、花粉症に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例18)
Figure 2006111573
この結果から、関節炎(慢性)に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例19)
Figure 2006111573
この結果から、白癬菌類による感染症に対しては、前述のa)〜g)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例20)
Figure 2006111573
この結果から、口臭の改善に対しては、前述のa)〜g)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例21)
Figure 2006111573
この結果から、細菌性皮膚炎に対しては、前述のa)〜g)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例22)
Figure 2006111573
この結果から、インシュリン依存性糖尿病に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例23)
Figure 2006111573
この結果から、B型肝炎に対しては、前述のa)〜f)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例24)
Figure 2006111573
この結果から、高脂血症に対しては、前述のa)〜f)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例25)
Figure 2006111573
この結果から、歯周病が原因と考えられる不整脈に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例26)
Figure 2006111573
この結果から、湿疹に対しては、前述のd)〜g)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例27)
Figure 2006111573
この結果から、パーキンソン病に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。2名の対象患者は共にII度(中度)のパーキンソン病の患者であるが、介護を要さないレベルに2日以内に回復した。
(実施例28)
Figure 2006111573
この結果から、アトピー性皮膚炎に対しては、前述のa)〜f)、g)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例29)
Figure 2006111573
この結果から、悪性腫瘍に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例30)
Figure 2006111573
この結果から、原因不明のリンパ腺炎に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例31)
Figure 2006111573
この結果から、抜歯後の予後の改善に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例32)
Figure 2006111573
この結果から、産後の肥立ちに対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。主にa)の働きが高いものと考えられる。
(実施例33)
Figure 2006111573
この結果から、下痢に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。主にa)やf)の働きが高いものと考えられる。元々、枯草菌自身に強い整腸作用があり、投与後に軽い下痢やガスが溜まるなどの諸症状が多く見受けられるが、1〜2ヶ月の継続的な利用により、諸症状が緩和し、便の状態が健康な状態に全て回復した。
(実施例34)
Figure 2006111573
この結果から、C型肝炎に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例35)
Figure 2006111573
この結果から、慢性の下痢や強い便の臭いなどの改善に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。犬や猫などの動物でも同様に便の強いアンモニア臭、アミン臭やメルカプタン臭の改善が見られる。
(実施例36)
Figure 2006111573
この結果から、免疫関連因子の発現促進又は消失した免疫関連因子の発現に対しては、白血球数を増加させたり、T細胞の変化や成熟に関わる因子を多く含んでいることが考えられる。
(実施例37)
Figure 2006111573
この結果から、小型・大型動物の悪性腫瘍に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。腫瘍組織の縮小又は消失や腫瘍マーカーの低減又は消失は、最高濃度の原末(1x1012cfu/g以上に相当)投与の場合に観察された。いずれも抗ガン剤は併用している。
(実施例38)
Figure 2006111573
この結果から、小型・大型動物の膿瘍に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例39)
Figure 2006111573
この結果から、小型・大型動物の口内炎に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例40)
Figure 2006111573
この結果から、小型・大型動物のアカラスに対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例41)
Figure 2006111573
この結果から、小型・大型動物の皮膚炎に対しては、前述のa)〜g)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例42)
Figure 2006111573
この結果から、小型・大型動物の臓器疾患に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例43)
Figure 2006111573
この結果から、小型・大型動物の食欲不振に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例44)
Figure 2006111573
この結果から、小型・大型動物の出血に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例45)
Figure 2006111573
この結果から、小型・大型動物のウィルス疾患に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例46)
Figure 2006111573
この結果から、小型・大型動物の跛足に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
(実施例47)
Figure 2006111573
この結果から、小型・大型動物の外科手術後手術跡への発毛の促進に対しては、前述のa)〜f)、h)の理由で効果があるものと考えられる。
したがって、上記実施例から明らかなように、様々な疾病において弱まった免疫を賦活するために、バチルス・サブチルスDB9011菌株の菌体又は芽胞を使用する健康補助食品としての供給を提供できる。また、本発明によるバチルス・サブチルスDB9011菌株の菌体又は芽胞の高密度摂食については、図5のように、摂食開始後、概ね3週間以内に効果が確認されなければ、効果がないと考えられる。本発明の健康補助食品はまた、健常人が摂取してもよく、免疫機能が常に高まった状態を維持し、病気の予防に好ましく使用できる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
免疫賦活の比較図である。 バチルス・サブチルスDB9011菌株の培養培地の組成を示す図である。 バチルス・サブチルスDB9011菌株の製造方法のフローチャートである。 バチルス・サブチルスDB9011菌株摂取による歯周病に対する効果を示す図である。 バチルス・サブチルスDB9011菌株摂食による有効性発現の試験データを示す図である。

Claims (50)

  1. 口内炎の痛みを軽減若しくは解消、又は傷口を矮小化、又は傷口を消失するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。但し、死菌による傷口の消失の使用を除く。
  2. 外科手術後の予後の痛みを軽減若しくは解消、又は出血を軽減若しくは消失して早期回復するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。但し、死菌による出血の軽減又は消失の使用を除く。
  3. 歯痛の痛みを軽減又は解消するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  4. 歯肉炎等歯周病の痛みを軽減若しくは解消、又は出血を軽減若しくは消失、又は口臭を軽減若しくは消失、又は急性病巣を軽減若しくは消失するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。但し、死菌による急性病巣の軽減又は消失の使用を除く。
  5. 抗ガン剤副作用の痛みを軽減若しくは解消、又は白血球数を回復、又は血液検査データを改善、又は食欲を回復するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  6. 扁桃腺炎の痛みを軽減若しくは解消、又は腫脹を軽減若しくは解消するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  7. 細菌性大腸炎の痛みを軽減若しくは解消、又は大腸炎の治癒を促進するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。但し、死菌の使用を除く。
  8. 関節炎あるいは関節リウマチの痛みを軽減若しくは解消、又は腫脹を軽減若しくは解消、又は関節動作を改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  9. 高血圧症由来の痛みを軽減若しくは解消、又は血圧を正常化するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  10. HIV、インフルエンザ感染による痛みを軽減若しくは解消、又は解熱を促進、又は白血球数・機能を回復するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  11. 胃炎及びヘリコバクター・ピロリ菌による胃潰瘍の痛みを軽減若しくは解消、又は潰瘍の治癒を促進するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  12. インシュリン非依存性糖尿病の血糖値を正常化するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  13. 二日酔いの酩酊状態での頭痛・吐き気を改善、又は早期回復するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  14. 子宮内膜症の出血を軽減若しくは消失、又は痛みを改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  15. 気管支炎の去痰作用を促進、又は微熱を改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  16. 肺炎の治癒を促進、又は微熱を改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  17. 花粉症のくしゃみを低減若しくは消失、又は鼻水・鼻づまりを改善若しくは消失するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  18. 慢性関節炎の痛みを緩和若しくは消失、又は動作を改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  19. 白癬菌類による感染症の掻痒感を緩和若しくは消失、又は皮膚状態を改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。但し、死菌の使用を除く。
  20. 口臭を改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。但し、死菌の使用を除く。
  21. 細菌性皮膚炎の掻痒感を緩和若しくは消失、又は皮膚状態を改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。但し、死菌の使用を除く。
  22. インシュリン依存性糖尿病の血糖値を正常化、又はインシュリン依存性を改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  23. B型肝炎の血液検査数値を正常化、又は倦怠感・微熱を緩和するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。但し、死菌の使用を除く。
  24. 高脂血症の血液検査数値を改善、又は倦怠感・微熱を緩和するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。但し、死菌の使用を除く。
  25. 歯周病が原因と考えられる不整脈の頻度を減少又は消失するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  26. 湿疹の皮膚症状を改善、又は倦怠感・微熱を緩和するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  27. パーキンソン病の振戦症状を改善若しくは消失、又は歩行運動を正常化するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  28. アトピー性皮膚炎の皮膚色を改善、又は掻痒感を改善、又は皮膚炎症を緩和するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  29. 悪性腫瘍の皮膚色を改善、又は掻痒感を改善、又は皮膚炎症を緩和するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  30. 原因不明のリンパ腺炎の微熱を改善、又は腫脹を低減若しくは消失するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  31. 抜歯後の予後の痛みを緩和、又は出血を低減若しくは早期止血するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  32. 産後の肥立ちの食欲若しくは体力を回復、又は出産後の痛みを緩和、又は免疫力を回復するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  33. 下痢の食欲若しくは体力を回復、又は下痢を緩和するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  34. C型肝炎の食欲若しくは体力を回復するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  35. 慢性の下痢又は強い便の臭いを改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  36. 減少した白血球数を回復、又は先天的に存在しないNK細胞活性を発現するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  37. 小型・大型動物の悪性腫瘍の抗ガン剤の副作用を低減若しくは消失、又は腫瘍組織を縮小若しくは消失、又は腫瘍マーカーを低減若しくは消失するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。但し、死菌の使用を除く。
  38. 小型・大型動物の膿瘍を縮小、又は腫瘍を治癒するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  39. 小型・大型動物の口内炎の食欲若しくは体力を回復、又は炎症部を縮小若しくは治癒するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  40. 小型・大型動物のアカラスの食欲若しくは体力を回復、又はダニを減少若しくは消失するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  41. 小型・大型動物の皮膚炎の食欲若しくは体力を回復、又は炎症部を改善若しくは治癒するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  42. 小型・大型動物の臓器疾患の食欲若しくは体力を回復、又は疾患を改善若しくは治癒するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。但し、死菌による疾患の改善若しくは治癒を除く。
  43. 小型・大型動物の食欲不振を改善するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  44. 小型・大型動物の出血を低減又は止血するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  45. 小型・大型動物のウィルス疾患の食欲若しくは体力を回復、又はウィルスを減少若しくは消失するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。
  46. 小型・大型動物の跛足を消失するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。但し、死菌の使用を除く。
  47. 小型・大型動物の外科手術後の手術跡へ発毛を促進するバチルス・サブチルスDB9011菌株の使用。但し、死菌の使用を除く。
  48. 前記菌株は菌体又は芽胞であることを特徴とする請求項1〜47のいずれかに記載の使用。
  49. 前記菌体又は芽胞は、生菌若しくは死菌であることを特徴とする請求項48に記載の使用。
  50. 請求項1〜49のいずれかに記載の使用に用いられるDB9011菌株の菌体若しくは芽胞又は該菌体若しくは芽胞の処理物を含む食品。
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