JP2006111219A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】制動性能の向上を図りつつ、耐久性の向上を図ることのできる空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】第1ベルト層11と第2ベルト層12との間に、タイヤ周方向に対して90°の角度で形成されたスチールコード21を有するベルト補強層20を設ける。また、このベルト補強層20は、第1ベルト層11と第2ベルト層12とのうち幅が狭い方のベルト層10である第2ベルト層12のベルトエッジ部13の内側に形成されている。このようにベルト層10間にベルト補強層20を設けることにより、ベルト層10付近の剛性を向上させることができ、制動時のバックリングを抑制できる。また、ベルト補強層20はベルト層10間に設けられているので、ベルト補強層20のスチールコード21がカーカス4などを損傷することを抑制できる。これらの結果、制動性能の向上を図りつつ、耐久性の向上を図ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気入りタイヤに関するものである。特に、この発明は、制動力の向上を図りつつ、耐久性の向上を図ることのできる空気入りタイヤに関するものである。
従来の空気入りタイヤでは、路面と接地するトレッド部のタイヤ径方向内方にベルト層を複数設け、これにより剛性を向上させて走行時の安定性を向上させている。特に、近年の空気入りタイヤでは、さらに走行安定性の向上を図るため、サイドウォール部のタイヤ径方向の高さを低くした低偏平タイヤの需要が多くなっている。しかし、このような低偏平タイヤにおいては、制動時に接地面内のベルト層に圧縮方向の力が働くことにより接地部が浮き上がってしまう減少であるバックリングが生じる虞があった。このバックリングが発生すると、接地面積が減少するので、制動性能が低下する虞があった。そこで、従来の空気入りタイヤでは、ベルト層付近に新たに補強層を設けることにより、バックリングを抑制しているものがある。例えば、特許文献1では、ベルト層とカーカスとの間に、タイヤ周方向に対して90°傾けられたコードを有する補強層を設けることにより、ベルト層付近の剛性を向上させ、バックリングを抑制している。
特開平05−131810号公報
しかしながら、補強層を上記のように形成した場合には、補強層によってカーカスが破損する虞があり、耐久性が低下する虞がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、制動性能の向上を図りつつ、耐久性の向上を図ることのできる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明に係る空気入りタイヤは、タイヤ幅方向における両端にそれぞれベルトエッジ部を有する複数のベルト層と、前記ベルト層間に配置されると共に当該ベルト層の前記ベルトエッジ部よりもタイヤ幅方向内方に位置し、コードがタイヤ周方向に対してタイヤ幅方向に90°±10°の範囲の角度で傾けられて設けられた補強層と、を具備することを特徴とする。
この発明では、ベルト層間に、タイヤ周方向に対して約90°の角度で配列されたコードを有する補強層を設けることにより、ベルト層付近の剛性を向上させている。これにより、制動時に接地面が変形することが抑制され、制動力の向上を図ることができる。また、補強層をベルト層間に設けているので、補強層のコードとして、例えばスチールコードなど硬い部材を用いた場合でも、補強層はベルト層に覆われているため、スチールコードによってカーカスなどが損傷することが抑制される。また、コードを上記の角度で形成することにより、接地面のタイヤ幅方向の滑りを抑制できるため、摩耗の低減を図ることができる。これらにより、耐久性の低下を抑制できる。これらのように、上記のように補強層を設けることにより、制動力が向上し、耐久性の低下を抑制するので、この結果、制動性能の向上を図りつつ、耐久性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、前記補強層はタイヤ幅方向に複数に分割され、且つ、それぞれが重ならないように形成されており、さらに、前記補強層のタイヤ幅方向における総幅は、前記補強層のタイヤ径方向外方及びタイヤ径方向内方で前記補強層に隣接する2つの前記ベルト層のうちタイヤ幅方向における幅が狭い方の前記ベルト層の幅の25%〜60%の範囲内で形成されていることを特徴とする。
この発明では、補強層を分割することにより、分割した補強層をそれぞれタイヤ幅方向における外方に位置させることができるので、バックリングをより確実に抑制できる。即ち、ベルト層付近の剛性を向上させてバックリングを抑制する場合には、ベルト層のタイヤ幅方向における端部、つまりベルトエッジ部付近の剛性を向上させることにより、効果的に抑制できる。このため、上述したように補強層を分割することにより、補強層をベルトエッジ部付近に配置し易くなり、これにより、バックリングを抑制し易くなる。この結果、制動性能を、より確実に向上させることができる。
また、分割した補強層のタイヤ幅方向における総幅を上記の範囲で形成することにより、より確実に制動性能の向上を図ることができる。つまり、分割した補強層のタイヤ幅方向における総幅を、タイヤ径方向において当該補強層に隣接するベルト層のうち、幅が狭い方のベルト層の幅の25%未満にすると、剛性があまり向上しないため、バックリングを抑制し難くなる。また、分割した補強層のタイヤ幅方向における総幅を、上記ベルト層の幅の60%よりも大きくすると、重量が増加するため走行性能の低下につながる。このため、分割した補強層のタイヤ幅方向における総幅を、上記ベルト層の幅の25%〜60%の範囲内で形成することにより、バックリングをより確実に抑制できるため、より確実に制動性能の向上を図ることができ、さらに、走行性能の低下を抑制できる。この結果、重量の増加に起因する走行性能の低下を抑制しつつ、より確実に制動性能の向上を図ることができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、前記補強層は一体となって形成されており、且つ、前記補強層のタイヤ幅方向における幅は、前記補強層のタイヤ径方向外方及びタイヤ径方向内方で前記補強層に隣接する2つの前記ベルト層のうちタイヤ幅方向における幅が狭い方の前記ベルト層の幅の50%〜80%の範囲内で形成されていることを特徴とする。
この発明では、一体に形成された補強層のタイヤ幅方向における幅を、上記の範囲で形成することより、より確実に耐久性を向上させることができる。つまり、バックリングを効果的に抑制するには、上述したようにベルトエッジ部付近の剛性を向上させた方がよいが、補強層の幅を、タイヤ径方向において当該補強層に隣接するベルト層のうち幅が狭い方のベルト層の幅の50%未満にすると、タイヤ幅方向の両端に位置するベルトエッジ部の双方の剛性を向上させることが困難になる。このため、効果的にバックリングを抑制することが困難になる。また、補強層の幅を、上記ベルト層の幅の80%よりも大きくすると、重量が増加するため走行性能の低下につながる。このため、一体に形成した補強層の幅を、上記ベルト層の幅の50%〜80%の範囲内で形成することにより、バックリングをより確実に抑制できるため、より確実に制動性能の向上を図ることができ、さらに、走行性能の低下を抑制できる。この結果、重量の増加に起因する走行性能の低下を抑制しつつ、より確実に制動性能の向上を図ることができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、前記コードとしてスチールコードを用いることを特徴とする。
この発明では、コードとしてスチールコードを用いているので、補強層の剛性を飛躍的に向上させることができ、ベルト層付近の剛性を飛躍的に向上させることができる。これにより、バックリングをより確実に抑制できるので、この結果、より確実に制動性能の向上を図ることができる。
本発明にかかる空気入りタイヤは、制動性能の向上を図りつつ、耐久性の向上を図ることができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる空気入りタイヤの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
以下の説明において、タイヤ幅方向とは、空気入りタイヤのタイヤ回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向外方とは、タイヤ幅方向において赤道面に向かう方向の反対方向をいう。また、タイヤ径方向とは、前記タイヤ回転軸と直交する方向をいう。図1は、この発明に係る空気入りタイヤの要部を示す子午断面図である。同図に示す空気入りタイヤ1は、子午面方向の断面で見た場合、タイヤ径方向の最も外側となる部分にトレッド部2が設けられている。また、前記トレッド部2のタイヤ幅方向の端部からタイヤ径方向の内方側の所定の位置までは、サイドウォール部3が設けられており、さらに、このサイドウォール部3のタイヤ径方向内方側には、ビード部6が設けられている。このビード部6は、当該空気入りタイヤ1の2ヶ所に設けられており、赤道面30を中心として対称になるように、赤道面30の反対側にも設けられている。このビード部6にはビード7が設けられており、ビード7のタイヤ径方向外方にはビードフィラー8が設けられている。
また、前記トレッド部2のタイヤ径方向内方には、ベルト層10が設けられている。前記ベルト層10のタイヤ径方向内方、及び前記サイドウォール部3の赤道面30側には、カーカス4が連続して設けられている。このカーカス4は、ビード部6でビード7に沿ってタイヤ幅方向外方に折り返されている。また、このカーカス4の内側、或いは、当該カーカス4の、空気入りタイヤ1における内部側には、インナーライナ5がカーカス4に沿って形成されている。
前記ベルト層10は2枚形成されており、2枚のベルト層10は共にコードとして複数のスチールコード(図示省略)を有している。2枚のベルト層10のうち、カーカス4側、即ちタイヤ径方向内方側のベルト層10は第1ベルト層11として形成されており、トレッド部2側のベルト層10、即ちタイヤ径方向外方側のベルト層10は第2ベルト層12として形成されている。この第1ベルト層11と第2ベルト層12とでは、第1ベルト層11の方が第2ベルト層12よりもタイヤ幅方向における幅が広くなっている。詳細には、タイヤ幅方向における第1ベルト層11の幅は、前記トレッド部2の幅と同程度の幅で形成されており、第2ベルト層12の幅は、このように形成される第1ベルト層11の幅よりも狭く形成されている。
また、この2枚のベルト層10はクロスプライとして形成されており、前記スチールコードが、お互いに異なった角度で形成されている。詳細には、第1ベルト層11に形成されているスチールコードの角度は、タイヤ周方向に対してタイヤ幅方向に所定の角度で傾いて形成されており、第2ベルト層12に形成されるスチールコードは、第1ベルト層11に形成されているスチールコードが傾いている方向に対して、タイヤ周方向に沿った方向を基準として反対方向に傾いて形成されている。
これらの2枚のベルト層10間、即ち、第1ベルト層11と第2ベルト層12との間には、補強層となるベルト補強層20が設けられている。このベルト補強層20は、タイヤ幅方向において2つに分割されており、この2つのベルト補強層20同士が互いに重ならないように、第1ベルト層11と第2ベルト層12との間に配置されている。この2つのベルト補強層20は、双方とも第2ベルト層12のベルトエッジ部13よりもタイヤ幅方向において内側に形成されている。ベルトエッジ部13は、タイヤ幅方向におけるベルト層10の両端に位置しているため、これにより前記ベルト補強層20は、ベルトエッジ部13よりもタイヤ幅方向内方に位置している。換言すると、2つのベルト補強層20は、共に第2ベルト層12のベルトエッジ部13よりも赤道面30側に位置している。前記第1ベルト層11の幅は第2ベルト層12の幅よりも広いため、ベルト補強層20は、第2ベルト層12のベルトエッジ部13の内側に形成されることにより、タイヤ径方向においてベルト層10に覆われている。
また、2つのベルト補強層20は、ほぼ同程度の幅で形成されており、この2つのベルト補強層20は、前記ベルトエッジ部13の近傍に設けられている。詳細には、第2ベルト層12のベルトエッジ部13は、赤道面30を中心として互いに相反する位置に形成されており、2つのベルト補強層20は1つずつ、このベルトエッジ部13の近傍に設けられている。これにより、ベルト補強層20は赤道面30を中心として相反する位置に形成されている。つまり、これによりベルト補強層20は、当該空気入りタイヤ1を子午面方向の断面で見た場合、赤道面30を中心として線対称となるように形成されている。なお、このように形成されるベルト補強層20の最もタイヤ幅方向外方に位置する部分である補強層エッジ部23は、第2ベルト層12のベルトエッジ部13よりもタイヤ幅方向内方に位置しているが、この補強層エッジ部23とベルトエッジ部13との距離Dは5mm以上離す方が好ましく、さらに好ましくは、10mm以上離した方が、より好ましい。
図2は、図1のA−A矢視図である。前記ベルト補強層20には、コードとしてスチールコード21が形成されている。このスチールコード21はベルト補強層20に複数形成されており、タイヤ周方向に対してタイヤ幅方向に90°の角度で配列されている。なお、このスチールコード21の角度は、タイヤ周方向に対して正確に90°傾いて形成されている必要はなく、タイヤ周方向に対して90°±10°の範囲の角度で傾いて形成されていればよい。また、2つに分割されたベルト補強層20は、タイヤ幅方向における総幅、つまり、2つのベルト補強層20のそれぞれの幅を合計した幅は、第2ベルト層12のタイヤ幅方向における幅の25%〜60%の範囲内で形成されていることが好ましい。また、2つのベルト補強層20のそれぞれの幅や、第2ベルト層12のベルトエッジ部13から補強層エッジ部23までのそれぞれの距離Dは、互いに異なっていてもよい。
この空気入りタイヤを車両(図示省略)に装着して走行すると、車両の重量によりトレッド部2の、路面との接地面であるトレッド面2aに大きな荷重が作用する。この荷重は、トレッド部2のタイヤ径方向内方に位置するベルト層10にも伝えられる。さらに、制動時には、より大きな荷重が作用する。この場合、特に空気入りタイヤ1が低偏平タイヤとして形成されている場合には、トレッド部2が湾曲し、バックリングが発生する虞がある。しかし、当該空気入りタイヤ1は、ベルト層10間にベルト補強層20が設けられているため、ベルト層10付近の剛性を向上させることができる。これにより、バックリングを抑制でき、トレッド部2が湾曲することを抑制できる。このため、トレッド部2の湾曲により制動時にトレッド面2aと路面との接地面積が低減することを抑制でき、制動性能の向上を図ることができる。
また、ベルト層10間にベルト補強層20を配置し、当該ベルト補強層20は、幅が狭い方のベルト層10である第2ベルト層12のベルトエッジ部13よりも、タイヤ幅方向における位置が内側になるように配置されている。これにより、ベルト補強層20がカーカス4やトレッド部2へ接触することを抑制でき、ベルト補強層20がこれらの部分に接触することに起因するカーカス4やトレッド部2の破損を抑制できる。また、ベルト補強層20を第2ベルト層12のベルトエッジ部13よりも、タイヤ幅方向における位置が内側になるように配置する、つまり、ベルト補強層20の幅を第2ベルト層12よりも狭くすることにより、適度に剛性を向上させることができる。即ち、ベルト補強層20の幅を第2ベルト層12よりも広くすると、面外曲げ剛性が増大してしまい、接地性が低下するので制動性能が低下する虞があるが、ベルト補強層20の幅を第2ベルト層12よりも狭くすることにより、適度に剛性を向上させ、制動性能の向上を図ることができる。
また、ベルト補強層20のスチールコード21を、タイヤ周方向に対してタイヤ幅方向に90°の角度で傾けて形成することにより、トレッド面2aのタイヤ幅方向の滑りを抑制できる。これにより、摩耗の低減を図ることができる。このように、カーカス4などの破損の抑制や摩耗の低減を図ることにより、耐久性の向上を図ることができる。これらの結果、制動性能の向上を図りつつ、耐久性の向上を図ることができる。
また、ベルト補強層20のコードとしてスチールコード21を用いることにより、ベルト補強層20の剛性を飛躍的に向上させることができ、このため、ベルト層10付近の剛性を飛躍的に向上させることができる。これにより、制動時のバックリングを、より確実に抑制することができる。この結果、制動性能を、より確実に向上させることができる。
また、ベルト補強層20のスチールコード21を、上述したようにタイヤ周方向に対して90°の角度で傾けて形成することにより、タイヤ幅方向の剛性を向上させることができる。これにより、制動時のバックリングを、より確実に抑制することができる。この結果、制動性能を、より確実に向上させることができる。
また、ベルト補強層20を2つに分割させることにより、剛性を向上させることによりバックリングの抑制に効果がある部分にベルト補強層20を配置し易くなり、その部分の剛性を向上させ易くなるので、バックリングの発生を抑制し易くなる。具体的には、バックリングの抑制は、空気入りタイヤ1のタイヤ幅方向における両端付近、つまり、ベルト層10のベルトエッジ部13付近の剛性を向上させることにより、抑制できる場合が多い。このため、ベルト補強層20を2つに分割させることにより、ベルト補強層20をベルトエッジ部13付近に配置し易くなる。これにより、バックリングの発生を抑制し易くなる。この結果、制動性能を向上させ易くなり、より確実に制動性能を向上させることができる。
また、2つに分割されたベルト補強層20のタイヤ幅方向における総幅を、第2ベルト層12の幅の25%〜60%の範囲内で形成することにより、より確実に制動性能の向上を図ることができる。つまり、分割したベルト補強層20の総幅を、第2ベルト層12の幅の25%以上で形成することにより、より確実に剛性を有するベルト補強層20にすることができるので、より確実にバックリングを抑制することができる。これにより、より確実に制動性能の向上を図ることができる。また、分割したベルト補強層20の総幅を、第2ベルト層12の幅の60%以下で形成することにより、ベルト補強層20の体積が低減するので、ベルト補強層20を設けることにより重量が増加し過ぎることを抑制できる。これにより、重量が増加することに起因する走行性能の低下を抑制することができる。
このように、2つに分割したベルト補強層20のタイヤ幅方向における総幅を、第2ベルト層12の幅の25%〜60%の範囲内で形成することにより、より確実に制動性能の向上を図ることができ、さらに、走行性能の低下を抑制できる。この結果、重量の増加に起因する走行性能の低下を抑制しつつ、より確実に制動性能の向上を図ることができる。
また、ベルト補強層20の補強層エッジ部23と第2ベルト層12のベルトエッジ部13との距離Dを5mm以上にすることにより、トレッド部2の耐久性の低下を抑制でき、空気入りタイヤ1の耐久性の低下を抑制できる。さらに、補強層エッジ部23と第2ベルト層12のベルトエッジ部13との距離Dを10mm以上にすることにより、より確実に耐久性の低下を抑制できる。この結果、ベルト補強層20を設けることにより制動性能の向上を図った場合に、より確実に耐久性の低下を抑制することができる。
なお、2つに分割されたベルト補強層20は、子午面方向の断面で見た場合に、必ずしも赤道面30を中心として対称に形成されている必要はない。トレッドパターンやその他の要因により、剛性を向上させることによりバックリングの抑制に効果がある部分が、赤道面30を中心として対称に形成されていない場合には、ベルト補強層20も対称にする必要はなく、ベルト補強層20は、バックリングの抑制に効果がある部分に配置すればよい。これにより、より確実にバックリングを抑制でき、この結果、制動性能を、より確実に向上させることができる。
また、前記ベルト補強層20の分割は、3つ以上に分割してもよい。剛性を向上させることによりバックリングの抑制に効果がある部分がタイヤ幅方向において3箇所以上ある場合には、その数に応じてベルト補強層20を分割し、分割したベルト補強層20をバックリングの抑制に効果がある部分に配置してもよい。この結果、より確実にバックリングを抑制でき、制動性能を、より確実に向上させることができる。
また、ベルト補強層20のコードは、スチールコード21以外の部材を用いてもよい。タイヤ周方向に対して約90°の角度で配列することができ、当該ベルト補強層20を上述した位置及び形状でベルト層10間に設けた際に、ベルト層10付近の剛性を向上させることのできる部材であれば、ベルト補強層20のコードはどのような部材を用いても構わない。
また、ベルト層10は第1ベルト層11と第2ベルト層12との2つのベルト層10によって形成されているが、ベルト層10は3つ以上のベルト層10で形成されていてもよい。ベルト層10が3つ以上のベルト層10で形成されている場合でも、前記ベルト補強層20をベルト層10間に配置し、さらに、ベルト補強層20を、当該ベルト補強層20を挟んでいるベルト層10のベルトエッジ部13の内側に形成することにより、制動性能の向上を図りつつ、耐久性の向上を図ることができる。
図3は、ベルト補強層の変形例を示す図である。図4は、図3のB−B矢視図である。なお、上述したベルト補強層20は2つに分割されていたが、ベルト補強層20は一体となって形成されていてもよい。例えば、図3に示すように、1つのベルト補強層20が赤道面30を跨ぐように形成されていてもよい。この場合のベルト補強層20も分割した場合と同様に、第1ベルト層11の第2ベルト層12との間に配置し、タイヤ幅方向において第2ベルト層12のベルトエッジ部13の内側に位置させる。さらに、ベルト補強層20のコードとなるスチールコード21を、タイヤ周方向に対してタイヤ幅方向に90°±10°の範囲の角度で配列する。また、このベルト補強層20は、タイヤ幅方向においてほぼ中央に設けられており、ベルト補強層20の補強層エッジ部23と第2ベルト層12のベルトエッジ部13との距離Dは、赤道面30の反対側に位置する補強層エッジ部23とベルトエッジ部13との距離Dとほぼ同一になっている。このため、当該空気入りタイヤ1を子午面方向の断面で見た場合、ベルト補強層20は赤道面30を中心として線対称となるように形成されている。なお、このようにベルト補強層20を一体で形成した場合には、タイヤ幅方向におけるベルト補強層20の幅は、第2ベルト層12の幅の50%〜80%の範囲内で形成されていることが好ましい。
ベルト補強層20をこのように一体で形成することにより、ベルト補強層20を製造する際に1つだけ製造すればよいので、ベルト補強層20の製造が容易になり、また、ベルト補強層20を空気入りタイヤ1に設ける際に、ベルト補強層20を1つだけ設ければよいので、位置合わせが容易になる。これらの結果、ベルト補強層20を設けた空気入りタイヤ1の製造が容易になるので、製造コストの低減を図ることができる。
また、ベルト補強層20のタイヤ幅方向における幅を、第2ベルト層12の幅の50%〜80%の範囲内で形成することにより、より確実に制動性能の向上を図ることができる。つまり、ベルト補強層20の幅を、第2ベルト層12の幅の50%以上で形成することにより、より確実にベルト層10付近の剛性を向上させることができ、効果的にバックリングを抑制することができる。即ち、バックリングを効果的に抑制するには、ベルトエッジ部13付近の剛性を向上させた方がよいが、ベルト補強層20の幅を第2ベルト層12の幅の50%以上で形成することにより、より確実に第2ベルト層12のベルトエッジ部13付近の剛性を向上させることができる。これにより、より確実にバックリングを抑制することができ、このため、より確実に制動性能の向上を図ることができる。また、ベルト補強層20の幅を、第2ベルト層12の幅の80%以下で形成することにより、ベルト層10の重量が重くなり過ぎることを抑制し、ベルト補強層20を設けることにより重量が増加し過ぎることを抑制できる。これにより、重量の増加に起因する走行性能の低下を抑制することができる。
このように、一体に形成したベルト補強層20のタイヤ幅方向における幅を、第2ベルト層12の幅の50%〜80%の範囲内で形成することにより、より確実に制動性能の向上を図ることができ、さらに、走行性能の低下を抑制できる。この結果、重量の増加に起因する走行性能の低下を抑制しつつ、より確実に制動性能の向上を図ることができる。
なお、ベルト補強層20は、必ずしもタイヤ幅方向においてほぼ中央に設けられている必要はない。剛性を向上させることによりバックリングを抑制できる部分が、赤道面30を中心として非対称になっている場合には、バックリングを抑制できるようにベルト補強層20も中央からずらし、赤道面30を中心として非対称にしてもよい。これにより、より確実にバックリングを抑制でき、この結果、制動性能を、より確実に向上させることができる。
以下、上記の空気入りタイヤ1について、従来の空気入りタイヤ1と本発明の空気入りタイヤ1とについて行なった性能の評価試験について説明する。性能評価試験は、制動性能、耐摩耗性の2項目について行なった。
試験方法は、225/45R17サイズの空気入りタイヤ1をリムに組み付けて排気量2500ccの車両に装着し、この車両を走行させることによって行った。各試験項目の評価方法は、制動性能については、乾燥したアスファルト路面を前記空気入りタイヤ1を装着した車両で初速100km/hで走行し、制動したときの制動距離を測定する。この測定結果を、後述する従来例の空気入りタイヤ1の制動距離を100とした指数で示した。指数が大きい程、制動距離が短くなっており、制動性能が優れている。耐摩耗性については、アスファルト路面からなるテストコースを8000km走行した後、トレッド部2に形成される各主溝(図示省略)の摩耗量を測定する。この測定結果を、後述する従来例の空気入りタイヤ1の摩耗量を100とした指数で示した。指数が大きい程、摩耗が少なくなっており、耐摩耗性能が優れている。また、この評価試験は、2項目双方の指数が向上したものを効果があるものとした。
試験をする空気入りタイヤ1は、本発明が5種類、本発明と比較する比較例として2種類、そして、1種類の従来例を、上記の方法で試験する。ベルト補強層20が設けられている位置は、従来例はカーカス4と第1ベルト層11との間に配置されており、比較例1、2、及び本発明1〜5は、第1ベルト層11と第2ベルト層12との間に配置されている。これらのベルト補強層20のコードの材質は全てスチールとなっており、全てスチールコード21が用いられている。また、ベルト補強層20の補強層エッジ部23と第2ベルト層12のベルトエッジ部13(従来例においては第1ベルト層11のベルトエッジ部13)との距離は、10mm以上離れている。また、従来例のベルト補強層20は、タイヤ周方向に対してスチールコード21がタイヤ幅方向に傾いている角度であるコード角度が90°で形成されており、ベルト補強層20は一体に形成され、その幅は第1ベルト層11の幅の80%となっている。
また、比較例の一例である比較例1は、コード角度が78°で形成されており、ベルト補強層20は2つに分割され、その総幅は第2ベルト層12の幅の26%となっている。また、比較例2は、コード角度が90°で形成されており、ベルト補強層20は一体に形成され、その幅は第2ベルト層12の幅の110%となっている。
これに対し、本発明の一例である本発明1は、コード角度が90°で形成されており、ベルト補強層20は2つに分割され、その総幅は第2ベルト層12の幅の26%となっている。また、本発明2は、コード角度が90°で形成されており、ベルト補強層20は2つに分割され、その総幅は第2ベルト層12の幅の35%となっている。また、本発明3は、コード角度が90°で形成されており、ベルト補強層20は一体に形成され、その幅は第2ベルト層12の幅の50%となっている。また、本発明4は、コード角度が90°で形成されており、ベルト補強層20は一体に形成され、その幅は第2ベルト層12の幅の80%となっている。また、本発明5は、コード角度が90°で形成されており、ベルト補強層20は2つに分割され、その総幅は第2ベルト層12の幅の50%となっている。
これらの従来例、比較例1及び比較例2、本発明1〜5の空気入りタイヤ1を上記の方法で評価試験をし、得られた結果を表1−1及び表1−2に示す。表1−1は、従来例、比較例1、比較例2、本発明1の試験結果を表示しており、表1−2では、本発明2〜5の試験結果を表示している。なお、表1−1及び表1−2では、第1ベルト層11は1Bで示し、第2ベルト層12は2Bで示してある。
Figure 2006111219
Figure 2006111219
表1−1及び表1−2に示した上記の試験結果で明らかなように、スチールコード21のコード角度をタイヤ周方向に対して90°±10°、つまり、80°〜100°の範囲外で形成した場合には、角度が小さ過ぎるため、タイヤ幅方向の滑りを抑制し難くなるので、摩耗性能を向上することができない(比較例1)。また、ベルト補強層20がタイヤ幅方向におけるベルト層10のベルトエッジ部13の内側に位置していない場合、つまり、ベルト補強層20の幅が第2ベルト層12の幅よりも広い場合には、面外曲げ剛性が増大するので、接地性が低下し、制動性能が低下する(比較例2)。
これに対し、本発明1〜5のように、コード角度を90°±10°の範囲内で形成し、ベルト補強層20を第2ベルト層12のベルトエッジ部13の内側に位置させることにより、剛性を適度に向上させ、バックリングを抑制することができる。また、コード角度をタイヤ周方向に対して90°±10°の範囲内で形成することにより、摩耗を低減することができる。さらに、ベルト補強層20をベルト層10間に設けることにより、ベルト補強層20のスチールコード21でカーカス4などが損傷することを抑制できる。これらの結果、制動性能の向上を図りつつ、耐久性の向上を図ることができる。
以上のように、本発明にかかる空気入りタイヤは、ベルト層を有する空気入りタイヤに有用であり、特に、低偏平タイヤに適している。
この発明に係る空気入りタイヤの要部を示す子午断面図である。 図1のA−A矢視図である。 ベルト補強層の変形例を示す図である。 図3のB−B矢視図である。
符号の説明
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
2a トレッド面
3 サイドウォール部
4 カーカス
5 インナーライナ
6 ビード部
7 ビード
8 ビードフィラー
10 ベルト層
11 第1ベルト層
12 第2ベルト層
13 ベルトエッジ部
20 ベルト補強層
21 スチールコード
23 補強層エッジ部
30 赤道面

Claims (4)

  1. タイヤ幅方向における両端にそれぞれベルトエッジ部を有する複数のベルト層と、
    前記ベルト層間に配置されると共に当該ベルト層の前記ベルトエッジ部よりもタイヤ幅方向内方に位置し、コードがタイヤ周方向に対してタイヤ幅方向に90°±10°の範囲の角度で傾けられて設けられた補強層と、
    を具備することを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記補強層はタイヤ幅方向に複数に分割され、且つ、それぞれが重ならないように形成されており、さらに、前記補強層のタイヤ幅方向における総幅は、前記補強層のタイヤ径方向外方及びタイヤ径方向内方で前記補強層に隣接する2つの前記ベルト層のうちタイヤ幅方向における幅が狭い方の前記ベルト層の幅の25%〜60%の範囲内で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記補強層は一体となって形成されており、且つ、前記補強層のタイヤ幅方向における幅は、前記補強層のタイヤ径方向外方及びタイヤ径方向内方で前記補強層に隣接する2つの前記ベルト層のうちタイヤ幅方向における幅が狭い方の前記ベルト層の幅の50%〜80%の範囲内で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記コードとしてスチールコードを用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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