JP5103994B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関するものである。特に、この発明は、複数のベルト層を有し、主にトラックやバス、運送車両等に装着されて重荷重で使用される空気入りタイヤに関するものである。
近年の大型のトラックやバス等では、低燃費化や軽量化を目的としてドライブ軸やトレーラー軸に装着される空気入りタイヤを、従来のように軸端に2本の空気入りタイヤをタイヤ幅方向に重ねて装着するダブル装着から、軸端に1本の空気入りタイヤを装着するシングル装着にした車両が増加している。このように、大型のトラック等にシングル装着される空気入りタイヤの場合、タイヤの径は従来とはあまり変わらず、タイヤの幅が従来の空気入りタイヤと比較して広くなるため、シングル装着される空気入りタイヤは低偏平化する傾向にある。
しかし、このように低偏平化されて幅広の空気入りタイヤの場合、タイヤ幅方向の剛性が低下するため、トレッド部に突起物による入力を受けた場合に、タイヤ幅方向の曲げ変形が大きくなる虞がある。この場合、トレッド部の踏面で石等の大きな突起物を踏みしめることにより突起物からトレッド部に対して部分的な入力があった際に、トレッド部の変形が大きくなるので、突起入力がカーカスに伝達され、カーカスが破損する虞があった。
このため、従来の空気入りタイヤは、タイヤ幅方向の剛性の向上を図っているものがある。例えば、特許文献1に記載の空気入りタイヤでは、カーカスと主ベルトとの間に、実質上ラジアル配列した、初期伸びが0.2%以上の補強素子をゴム被覆してなる少なくとも1層のコード層からなる補強ベルトを配設している。これにより、トレッド部に突起物から入力があった際に、補強ベルトが突起物を包み込むように曲げ変形をするので、突起入力がカーカスに伝達されることを抑制でき、耐久性を確保することができる。
特開2004−83001号公報
しかしながら、空気入りタイヤがダブル装着されていた車両と同等の車両にシングル装着をした場合、空気入りタイヤ1本当たりに作用する荷重や制駆動トルク負荷が増大する。この場合、従来の空気入りタイヤのベルト構造では、増大した荷重や負荷に対して剛性が不足しているため、剛性不足により耐摩耗性が、空気入りタイヤをダブル装着した場合と比較して劣ることになる。
このようなベルト層の剛性不足に起因する耐摩耗性の低下は、特許文献1に記載された空気入りタイヤのように、カーカスと主ベルトとの間に補強ベルトを配設した場合でも解決するのは困難なものとなっている。つまり、カーカスと主ベルトとの間に補強ベルトを設けた場合でも、剛性を効果的に向上させるのは困難なものとなっており、耐摩耗性の低下を抑制するのは困難なものとなっている。このため、このように空気入りタイヤがダブル装着されていた車両と同等の車両にシングル装着をした場合における剛性を確保し、剛性不足に起因する耐摩耗性の低下を抑制して耐摩耗性を向上させるのは困難なものとなっていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、より確実に耐摩耗性の向上を図ることのできる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明に係る空気入りタイヤは、トレッド部のタイヤ径方向内方に複数のベルト層を備えると共に前記ベルト層のタイヤ径方向内方にカーカスが配設された空気入りタイヤにおいて、前記複数のベルト層は、少なくともタイヤ周方向に対して5〜30°の範囲内の角度で傾斜したコードである低角度コードを有する低角度ベルトと、タイヤ周方向に対して45〜90°の範囲内の角度で傾斜したコードである高角度コードを有する高角度ベルトとを有しており、前記低角度ベルトは、少なくとも2枚が重ねて設けられていると共に重ねられた前記低角度ベルトの前記低角度コード同士は、タイヤ周方向に対するタイヤ幅方向の傾斜方向が互いに反対方向になっており、前記高角度ベルトは、少なくとも2枚が重ねて前記低角度ベルトと前記カーカスとの間に設けられていることを特徴とする。
この発明では、ベルト層は低角度ベルトを備えると共に、タイヤ周方向に対してタイヤ幅方向に大きく傾斜した高角度コードを有する高角度ベルトを備えている。このため、高角度ベルトの層間せん断力により、横剛性とトレッド面外剛性とを増加させることができるので、摩擦エネルギーを小さくすることができ、耐摩耗性を向上させることができる。つまり、横剛性を増加させることにより、コーナリングパワーを確保することができるので、スリップ角を小さくすることができ、路面に対するトレッド面の滑りを小さくすることができる。これにより、摩擦エネルギーを小さくすることができる。また、トレッド面外剛性を増加させることにより、コーナリング時のトレッド部の変形を小さくすることができ、路面に対するトレッド面の滑りを小さくすることができる。これにより、摩擦エネルギーを小さくすることができる。これらの結果、より確実に耐摩耗性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、重ねられた前記高角度ベルトの前記高角度コード同士は、タイヤ周方向に対するタイヤ幅方向の傾斜方向が互いに反対方向になっていることを特徴とする。
この発明では、重ねられた高角度ベルトの高角度コード同士のタイヤ周方向に対する傾斜方向を互いに反対方向にしているので、高角度ベルトの層間せん断力を大きくすることができる。これにより、横剛性とトレッド面外剛性とを、より確実に増加させることができ、より確実に摩擦エネルギーを小さくすることができる。この結果、より確実に耐摩耗性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、前記低角度コード及び前記高角度コードは、破断荷重の10%の引張り力を受けた際に0.2%未満の相対伸び率を有することを特徴とする。
この発明では、低角度コード及び高角度コードは、初期伸びが0.2%未満となっている。これにより、より確実に横剛性とトレッド面外剛性とを増加させることができ、摩擦エネルギーを小さくすることができる。また、低角度コード及び高角度コードの初期伸びを0.2%未満にすることにより、低角度ベルトと高角度ベルトとの剛性を向上させることができる。これにより、ベルト層の破損を抑制することができる。この結果、より確実に耐久性及び耐摩耗性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、互いに隣接する前記低角度ベルトと前記高角度ベルトとは、前記低角度コードと前記高角度コードとがタイヤ周方向に対して同一方向に傾斜していることを特徴とする。
この発明では、隣接する低角度ベルトと高角度ベルトとで、低角度コードと高角度コードとをタイヤ周方向に対して同一方向に傾斜させているので、隣接する低角度ベルトと高角度ベルトとの間でベルトエッジセパレーションが発生することを抑制できる。この結果、耐久性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、前記低角度ベルトは、タイヤ幅方向における幅が前記カーカスのタイヤ幅方向における幅の70%以上となっていることを特徴とする。
この発明では、タイヤ幅方向における低角度ベルトの幅をカーカスの幅の70%以上にしているので、ベルト層を広い範囲に配設することができ、広い範囲の剛性を確保することができる。これにより、高内圧時のタイヤ形状を保持することができ、耐久性を確保することができる。また、広い範囲の剛性を確保することにより、偏摩耗を抑制することができる。この結果、より確実に耐久性及び耐摩耗性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、前記高角度ベルトは、複数の前記高角度ベルトのうち少なくとも1枚の前記高角度ベルトのタイヤ幅方向における幅が、複数の前記低角度ベルトのうちタイヤ幅方向における幅が最も狭い前記低角度ベルトのタイヤ幅方向における幅よりも広いことを特徴とする。
この発明では、少なくとも1枚の高角度ベルトのタイヤ幅方向における幅が、タイヤ幅方向における幅が最も狭い低角度ベルトの幅よりも広くなっているので、ベルトエッジセパレーションを抑制することができる。つまり、ベルトエッジセパレーションは、最も幅の狭い低角度ベルトを起点とすることが多いが、少なくとも1枚の高角度ベルトの幅を、最も幅の狭い低角度ベルトの幅よりも広くすることにより、低角度ベルトの端部付近のひずみを小さくすることができる。これにより、ベルトエッジセパレーションを低減することができる。また、高角度ベルトのタイヤ幅方向における幅を広くすることにより、広い範囲の剛性を確保でき、偏摩耗を抑制することができる。これらの結果、より確実に耐久性及び耐摩耗性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、複数の前記高角度ベルトのうち、隣接している少なくとも一組の前記高角度ベルトのタイヤ幅方向における端部同士の間に、ゴム組成物からなる応力緩和層が設けられていることを特徴とする。
この発明では、隣接している少なくとも一組の高角度ベルトのタイヤ幅方向における端部同士の間に、応力緩和層を設けているので、高角度ベルトのタイヤ幅方向における端部付近への応力集中を抑制できる。これにより、高角度ベルトの端部付近のベルトエッジセパレーションを抑制することができる。この結果、より確実に耐久性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、さらに、タイヤ幅方向における幅が最も広い部分での幅である総幅が300mm以上であることを特徴とする。
この発明では、総幅が300mm以上の空気入りタイヤに、上述したベルト層の構造を適用している。このため、シングル装着をするような幅広の空気入りタイヤの横剛性とトレッド面外剛性とを増加させることができ、摩擦エネルギーを小さくすることができる。この結果、より確実に耐摩耗性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、さらに、偏平率が70以下であることを特徴とする。
この発明では、偏平率が70以下の空気入りタイヤに、上述したベルト層の構造を適用している。このため、シングル装着をするような低偏平の空気入りタイヤの横剛性とトレッド面外剛性とを増加させることができ、摩擦エネルギーを小さくすることができる。この結果、より確実に耐摩耗性の向上を図ることができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、さらに、単輪にて車両に装着されることを特徴とする。
この発明では、単輪にて車両に装着、即ち、シングル装着をする空気入りタイヤに、上述したベルト層の構造を適用している。このため、シングル装着をする空気入りタイヤの横剛性とトレッド面外剛性とを増加させることができ、摩擦エネルギーを小さくすることができる。この結果、より確実に耐摩耗性の向上を図ることができる。
本発明に係る空気入りタイヤは、より確実に耐摩耗性の向上を図ることができる、という効果を奏する。
以下に、本発明に係る空気入りタイヤの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
(実施の形態)
以下の説明において、タイヤ幅方向とは、空気入りタイヤの回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内方とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道線に向かう方向、タイヤ幅方向外方とは、タイヤ幅方向においてタイヤ赤道線に向かう方向の反対方向をいう。また、タイヤ径方向とは、回転軸と直交する方向をいい、タイヤ径方向内方とはタイヤ径方向において回転軸に向かう方向、タイヤ径方向外方とは、タイヤ径方向において回転軸から離れる方向をいう。また、タイヤ周方向とは、回転軸を回転の中心となる軸として回転する方向をいう。
図1は、この発明に係る空気入りタイヤの要部を示す子午断面図である。同図に示す空気入りタイヤ1は、子午面方向の断面で見た場合、タイヤ径方向の最も外側となる部分にトレッド部5が設けられている。また、トレッド部5のタイヤ幅方向の端部、即ち、ショルダー部8付近からタイヤ径方向における内方側の所定の位置までは、サイドウォール部7が設けられており、さらに、このサイドウォール部7のタイヤ径方向内方側には、ビード部16が設けられている。このビード部16は、当該空気入りタイヤ1の2ヶ所に設けられており、タイヤ赤道線3を中心として対称になるように、タイヤ赤道線3の反対側にも設けられている。また、タイヤ幅方向における両側2ヶ所に位置するビード部16には、それぞれにビードコア17が設けられている。
また、トレッド部5のタイヤ径方向内方には、複数のベルト層20が備えられており、ベルト層20のタイヤ径方向内方、及びサイドウォール部7のタイヤ赤道線3側には、カーカス10が連続して配設されている。このカーカス10は、ビード部16でビードコア17に沿ってタイヤ幅方向外方に折り返されている。また、このカーカス10の内側、或いは、当該カーカス10の、空気入りタイヤ1における内部側には、インナーライナ15がカーカス10に沿って形成されている。
また、複数のベルト層20は、タイヤ径方向に積層された5枚のベルトにより形成されており、タイヤ径方向において最も内側に位置するベルトからタイヤ径方向外方に向かうに従って、1番ベルト21、2番ベルト22、3番ベルト23、4番ベルト24、5番ベルト25となっている。このうち、1番ベルト21と2番ベルト22とは、高角度ベルト31として設けられており、3番ベルト23と4番ベルト24とは、低角度ベルト35として設けられている。即ち、低角度ベルト35と高角度ベルト31とは、共に2枚が重ねて設けられており、また、高角度ベルト31は、低角度ベルト35とカーカス10との間に設けられている。
このように設けられるベルト層20のタイヤ幅方向における幅は、高角度ベルト31では、1番ベルト21よりも2番ベルト22の方が広くなっており、低角度ベルト35では、4番ベルト24よりも3番ベルト23の方が広くなっている。また、2番ベルト22と3番ベルト23とでは、2番ベルト22の方がタイヤ幅方向における幅が広くなっている。つまり、高角度ベルト31である2番ベルト22のタイヤ幅方向における幅は、2枚の低角度ベルト35のうちタイヤ幅方向における幅が狭くなっている方の低角度ベルト35である4番ベルト24のタイヤ幅方向における幅よりも広くなっている。高角度ベルト31は、このように複数の高角度ベルト31のうち少なくとも1枚の高角度ベルト31のタイヤ幅方向における幅が、複数の低角度ベルト35のうちタイヤ幅方向における幅が最も狭い低角度ベルト35のタイヤ幅方向における幅よりも広くなっているのが好ましい。
また、低角度ベルト35は、タイヤ幅方向における幅がカーカス10のタイヤ幅方向における幅であるカーカス断面幅Wの70%以上となっている。つまり、2枚の低角度ベルト35のうち、タイヤ幅方向における幅が狭い低角度ベルト35である4番ベルト24のタイヤ幅方向における幅BWが、カーカス断面幅Wの70%以上となっている。なお、ここでいうカーカス10のタイヤ幅方向における幅Wとは、タイヤ子午断面でのタイヤ幅方向におけるカーカス10全体の幅のうち、最も広い部分での幅をいう。
また、2枚の低角度ベルト35のタイヤ幅方向における端部同士の間には、ゴム組成物からなる応力緩和層40が設けられている。詳しくは、2枚の低角度ベルト35は、その端部である低角度ベルトエッジ36付近では、タイヤ赤道線3寄りの位置からタイヤ幅方向外方に向かうに従ってタイヤ径方向における距離が離れている。応力緩和層40は、この2枚の低角度ベルト35が有する低角度ベルトエッジ36同士の間に設けられている。
図2は、図1のA−A断面図である。複数のベルト層20のうち、低角度ベルト35は、タイヤ周方向に対してタイヤ幅方向に5〜30°の範囲内の角度で傾斜したコードである低角度コード37を有している。即ち、低角度コード37は、タイヤ赤道線3に対する角度が、5〜30°の範囲内となって形成されている。また、2枚が重ねられた低角度ベルト35である3番ベルト23と4番ベルト24とでは、低角度コード37同士のタイヤ周方向に対するタイヤ幅方向の傾斜方向が、互いに反対方向になっている。
また、高角度ベルト31は、タイヤ周方向に対してタイヤ幅方向に45〜90°の範囲内の角度で傾斜したコードである高角度コード33を有している。即ち、高角度コード33は、タイヤ赤道線3に対する角度が、45〜90°の範囲内となって形成されている。また、2枚が重ねられた高角度ベルト31である1番ベルト21と2番ベルト22とは、高角度コード33同士のタイヤ周方向に対するタイヤ幅方向の傾斜方向が、互いに反対方向になっているのが好ましいが、この傾斜方向は同一方向であってもよい。より好ましくは、高角度コード33同士のタイヤ周方向に対する傾斜方向が互いに反対方向で、コード角のタイヤ赤道線3に対する角度が60°〜85°の範囲内である。
また、5番ベルト25は、低角度ベルト35である3番ベルト23及び4番ベルト24と同様に、タイヤ周方向に対してタイヤ幅方向に5〜30°の範囲内の角度で傾斜したベルトコード26を有している。
また、互いに隣接する低角度ベルト35と高角度ベルト31とは、低角度コード37と高角度コード33とがタイヤ周方向に対して同一方向に傾斜している。つまり、3番ベルト23の低角度コード37と2番ベルト22の高角度コード33とは、タイヤ周方向に対する傾斜方向が同一方向となりつつ、タイヤ周方向に対して異なる角度で形成されている。
なお、これらのように形成される低角度コード37と高角度コード33とは、ゴムで被覆した非伸張性のスチールワイヤにより形成されており、破断荷重の10%の引張り力を受けた際に0.2%未満の相対伸び率を有している。即ち、低角度コード37と高角度コード33とは、0.2%以上の初期伸びを有している。
この空気入りタイヤ1を車両(図示省略)に装着して走行すると、車両の重量によりトレッド部5における路面に接地する面であるトレッド面6に荷重が作用する。トレッド面6に荷重が作用した場合、その荷重は、トレッド部5のタイヤ径方向内方に位置する各部に伝達されるため、トレッド部5のタイヤ径方向内方に備えられるベルト層20にも伝達される。このベルト層20は、低角度コード37を有する低角度ベルト35を備えると共に、タイヤ周方向に対してタイヤ幅方向に大きく傾斜した高角度コード33を有する高角度ベルト31を備えている。このため、高角度ベルト31の層間せん断力により、横剛性とトレッド面外剛性とを増加させることができるので、摩擦エネルギーを小さくすることができ、耐摩耗性を向上させることができる。
つまり、横剛性を増加させることにより、コーナリングパワーを確保することができるので、スリップ角を小さくすることができ、路面に対するトレッド面6の滑りを小さくすることができる。これにより、摩擦エネルギーを小さくすることができる。また、トレッド面外剛性を増加させることにより、コーナリング時のトレッド部5の変形を小さくすることができ、路面に対するトレッド面6の滑りを小さくすることができる。これにより、摩擦エネルギーを小さくすることができる。これらの結果、より確実に耐摩耗性の向上を図ることができる。
また、低角度ベルト35の低角度コード37、及び高角度ベルト31の高角度コード33は、初期伸びが0.2%未満となっている。これにより、より確実に横剛性とトレッド面外剛性とを増加させることができ、摩擦エネルギーを小さくすることができる。また、低角度コード37及び高角度コード33の初期伸びを0.2%未満にすることにより、低角度ベルト35と高角度ベルト31との剛性を向上させることができる。これにより、ベルト層20の破損を抑制することができる。この結果、より確実に耐久性及び耐摩耗性の向上を図ることができる。
また、複数の低角度ベルト35と高角度ベルト31とは、隣接する低角度ベルト35と高角度ベルト31とで低角度コード37と高角度コード33とをタイヤ周方向に対して同一方向に傾斜させている。これにより、ベルト層20のタイヤ幅方向における端部付近で発生する、ベルト層20と当該ベルト層20の周辺に位置するゴムとの剥離であるベルトエッジセパレーションが、隣接する低角度ベルト35と高角度ベルト31との間で発生することを抑制できる。この結果、耐久性の向上を図ることができる。
また、タイヤ幅方向における低角度ベルト35の幅をカーカス断面幅Wの70%以上にしている。このため、ベルト層20を広い範囲に配設することができ、広い範囲の剛性を確保することができる。これにより、高内圧時のタイヤ形状を保持することができ、耐久性を確保することができる。また、広い範囲の剛性を確保することにより、偏摩耗を抑制することができる。この結果、より確実に耐久性及び耐摩耗性の向上を図ることができる。
また、少なくとも1枚の高角度ベルト31のタイヤ幅方向における幅が、タイヤ幅方向における幅が最も狭い低角度ベルト35の幅よりも広くなっているため、ベルトエッジセパレーションを抑制することができる。つまり、ベルトエッジセパレーションは、最も幅の狭い低角度ベルトエッジ36を起点とすることが多いが、少なくとも1枚の高角度ベルト31の幅を、最も幅の狭い低角度ベルト35の幅よりも広くすることにより、トレッド部5に作用する荷重を広い範囲で高角度ベルト31によって受けることができる。これにより、トレッド部5に荷重が作用した場合におけるトレッド部5の変形は小さくなり、低角度ベルトエッジ36付近のひずみが小さくなるため、ベルトエッジセパレーションを低減することができる。また、高角度ベルト31のタイヤ幅方向における幅を広くすることにより、広い範囲の剛性を確保でき、偏摩耗を抑制することができる。これらの結果、より確実に耐久性及び耐摩耗性の向上を図ることができる。
また、重ねられた高角度ベルト31の高角度コード33同士のタイヤ周方向に対する傾斜方向を互いに反対方向にした場合、高角度ベルト31の層間せん断力を大きくすることができる。これにより、横剛性とトレッド面外剛性とを、より確実に増加させることができ、より確実に摩擦エネルギーを小さくすることができる。この結果、より確実に耐摩耗性の向上を図ることができる。
なお、上述した空気入りタイヤ1では、2枚の低角度ベルト35が有する低角度ベルトエッジ36同士の間に応力緩和層40が設けられているが、応力緩和層は、低角度ベルトエッジ36同士の間以外の部分に設けてもよい。図3は、実施の形態に係る空気入りタイヤの変形例を示す子午断面図である。図4は、図3のB部詳細図である。図3及び図4に示すように、ゴム組成物からなる応力緩和層45は、2枚の高角度ベルト31のうち、隣接している一組の高角度ベルト31のタイヤ幅方向における端部同士の間に設けられていてもよい。詳しくは、2枚の高角度ベルト31である1番ベルト21と2番ベルト22とは、その端部である高角度ベルトエッジ32付近ではタイヤ赤道線3寄りの位置からタイヤ幅方向外方に向かうに従ってタイヤ径方向における距離を離して形成し、応力緩和層45は、この2枚の高角度ベルト31が有する高角度ベルトエッジ32同士の間に設けてもよい。
この場合における応力緩和層45は、100%伸張時モジュラス(JIS K6251)が4.0MPa〜5.5MPaの範囲内のゴム組成物であるのが好ましい。また、高角度ベルトエッジ32同士の間の距離T、即ち、高角度ベルトエッジ32付近に位置する高角度コード33同士の間の距離Tは、1.5mm以上であるのが好ましい。
このように、複数の高角度ベルト31のうち、隣接している少なくとも一組の高角度ベルト31が有する高角度ベルトエッジ32同士の間に応力緩和層45を設けることにより、高角度ベルトエッジ32付近に作用する応力を応力緩和層45で緩和することができる。これにより、高角度ベルトエッジ32付近への応力集中を抑制でき、高角度ベルトエッジ32付近のベルトエッジセパレーションを抑制することができる。この結果、より確実に耐久性の向上を図ることができる。
また、上述した空気入りタイヤ1は、タイヤ幅方向における幅が最も広い部分での幅である総幅が300mm以上であるのが好ましい。総幅が300mm以上の空気入りタイヤ1に、上述したベルト層20の構造を適用することにより、シングル装着をするような幅広の空気入りタイヤ1の横剛性とトレッド面外剛性とを増加させることができ、摩擦エネルギーを小さくすることができる。この結果、より確実に耐摩耗性の向上を図ることができる。
また、上述した空気入りタイヤ1は、偏平率が70以下であるのが好ましい。偏平率が70以下の空気入りタイヤ1に、上述したベルト層20の構造を適用することにより、シングル装着をするような低偏平の空気入りタイヤ1の横剛性とトレッド面外剛性とを増加させることができる。この結果、摩擦エネルギーを小さくすることができる、より確実に耐摩耗性の向上を図ることができる。
また、上述した空気入りタイヤ1は、単輪にて車両に装着される空気入りタイヤ1であるのが望ましい。単輪にて車両に装着、即ち、シングル装着をする重荷重用空気入りタイヤに、上述したベルト層20の構造を適用することにより、シングル装着をする重荷重用空気入りタイヤの横剛性とトレッド面外剛性とを増加させることができ、摩擦エネルギーを小さくすることができる。この結果、より確実に耐摩耗性の向上を図ることができる。
また、ベルト層20は、高角度ベルト31である1番ベルト21と2番ベルト22、低角度ベルト35である3番ベルト23と4番ベルト24、及び5番ベルト25により構成されているが、ベルト層20は、これ以外の組み合わせにより構成されていてもよい。ベルト層20は、少なくとも2枚の低角度ベルト35が重ねられて設けられていると共に、低角度ベルト35とカーカス10との間に少なくとも2枚の高角度ベルト31が重ねられて設けられ、重ねられた低角度ベルト35の低角度コード37同士の傾斜方向が互いに反対方向になっていればよい。この場合、重ねられた高角度ベルト31の高角度コード33同士の傾斜方向が、互いに反対方向になっているのが好ましい。
以下、上記の空気入りタイヤ1について、従来例の空気入りタイヤ1と本発明の空気入りタイヤ1、及び本発明の空気入りタイヤと比較する比較例の空気入りタイヤ1とについて行なった性能の評価試験について説明する。性能評価試験は、耐久性と耐摩耗性との2項目を行なった。
この性能評価試験は、445/50R22.5サイズの空気入りタイヤ1を22.5×14.00のリムホイールに装着し、空気圧を830kPaに調整して行なった。各試験項目の評価方法は、耐摩耗性についての性能試験では、試験を行なう空気入りタイヤ1を3軸トレーラーに装着後、タイヤ1本あたり45.3kNの負荷荷重をかけた状態で10万km走行し、走行後の残溝深さ平均により評価した。耐摩耗性についての評価は、後述する従来例1の評価を100とする指数で示し、この指数が大きい程、耐摩耗性に優れている。
また、耐久性についての性能試験では、試験を行なう空気入りタイヤ1を室内ドラム試験機に取り付け、速度45km/h、荷重63.5kNをかけて試験を行い、空気入りタイヤ1が破損するまでの走行距離を測定した。耐久性についての評価は、後述する従来例1の空気入りタイヤ1が破損するまでの走行距離を100とする指数で示し、この指数が大きい程、耐久性に優れている。
これらの試験は、従来の空気入りタイヤ1の一例である従来例1、2と、本発明1〜9と、本発明に係る空気入りタイヤ1と比較する比較例とを、それぞれ上記の方法で試験する。試験を行なう空気入りタイヤ1は、従来例1は、ベルト層20は1番ベルト21〜4番ベルト24の4枚のベルトで構成され、従来例2、比較例、本発明1〜9は、ベルト層20は1番ベルト21〜5番ベルト25の5枚のベルトで構成される。また、本発明1〜9は、1番ベルト21及び2番ベルト22が高角度ベルト31になっており、3番ベルト23及び4番ベルト24が低角度ベルト35になっているのに対し、従来例2は、2番ベルト22のコード角度が45°未満になっており、比較例は、1番ベルト21及び2番ベルト22のコード角度が45°未満になっている。
また、従来例1、従来例2、本発明9は、高角度ベルト31間に応力緩和層45は設けられてないが、比較例、本発明1〜8は、高角度ベルト31間に応力緩和層45が設けられている。また、本発明1〜9は、ベルト層20のタイヤ幅方向における幅であるベルト幅やコード角度がそれぞれ異なっている。さらに、本発明5〜9は、本発明2に対してベルト層20のベルト幅やコード角度が異なっている。
これらの従来例1、従来例2、比較例、本発明1〜9の空気入りタイヤ1を上記の方法で評価試験をし、得られた結果を表1−1及び表1−2に示す。これらの表1−1及び表1−2のうち、表1−1は従来例1、従来例2、比較例、本発明1〜3の評価試験の結果を表示しており、表1−2は本発明4〜9の評価試験の結果を表示している。
Figure 0005103994
Figure 0005103994
表1−1及び表1−2に示した上記の試験結果で明らかなように、ベルト層20に複数の高角度ベルト31と複数の低角度ベルト35とを設け、高角度ベルト31を低角度ベルト35のタイヤ径方向内方側に配設することにより、耐久性及び耐摩耗性を向上させることができる(本発明1〜9)。また、高角度ベルト31が有する高角度コード33の初期伸びを0.2%未満にすることにより、より確実に耐久性及び耐摩耗性を向上させることができる(本発明2、本発明5)。
また、互いに隣接する高角度ベルト31(2番ベルト22)と低角度ベルト35(3番ベルト23)とで、タイヤ周方向に対するコードの傾斜方向を同一方向にすることにより、より確実に耐久性を向上させることができる(本発明2、本発明6)。また、低角度ベルト35のタイヤ幅方向における幅を、カーカス断面幅の70%以上にすることにより、より確実に耐久性及び耐摩耗性を向上させることができる(本発明2、本発明7)。
また、少なくとも1枚の高角度ベルト31のタイヤ幅方向における幅を、低角度ベルト35のタイヤ幅方向における幅よりも広くすることにより、より確実に耐久性及び耐摩耗性を向上させることができる(本発明2、本発明8)。また、高角度ベルト31間に応力緩和層45を設けることにより、より確実に耐久性を向上させることができる(本発明2、本発明9)。
以上のように、本発明に係る空気入りタイヤは、複数のベルト層を有する空気入りタイヤに有用であり、特に、シングル装着をする重荷重用空気入りタイヤに適している。
この発明に係る空気入りタイヤの要部を示す子午断面図である。 図1のA−A断面図である。 実施の形態に係る空気入りタイヤの変形例を示す子午断面図である。 図3のB部詳細図である。
符号の説明
1 空気入りタイヤ
3 タイヤ赤道線
5 トレッド部
6 トレッド面
7 サイドウォール部
8 ショルダー部
10 カーカス
15 インナーライナ
16 ビード部
17 ビードコア
20 ベルト層
21 1番ベルト
22 2番ベルト
23 3番ベルト
24 4番ベルト
25 5番ベルト
26 ベルトコード
31 高角度ベルト
32 高角度ベルトエッジ
33 高角度コード
35 低角度ベルト
36 低角度ベルトエッジ
37 低角度コード
40、45 応力緩和層

Claims (9)

  1. トレッド部のタイヤ径方向内方に複数のベルト層を備えると共に前記ベルト層のタイヤ径方向内方にカーカスが配設された空気入りタイヤにおいて、
    前記複数のベルト層は、少なくともタイヤ周方向に対して5〜30°の範囲内の角度で傾斜したコードである低角度コードを有する低角度ベルトと、タイヤ周方向に対して45〜90°の範囲内の角度で傾斜したコードである高角度コードを有する高角度ベルトとを有しており、
    前記低角度ベルトは、少なくとも2枚が重ねて設けられていると共に重ねられた前記低角度ベルトの前記低角度コード同士は、タイヤ周方向に対するタイヤ幅方向の傾斜方向が互いに反対方向になっており、
    前記高角度ベルトは、少なくとも2枚が重ねて前記低角度ベルトと前記カーカスとの間に設けられており、且つ、複数の前記高角度ベルトのうち少なくとも1枚の前記高角度ベルトのタイヤ幅方向における幅が、複数の前記低角度ベルトのうちタイヤ幅方向における幅が最も狭い前記低角度ベルトのタイヤ幅方向における幅よりも広くなっていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 重ねられた前記高角度ベルトの前記高角度コード同士は、タイヤ周方向に対するタイヤ幅方向の傾斜方向が互いに反対方向になっていることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記低角度コード及び前記高角度コードは、破断荷重の10%の引張り力を受けた際に0.2%未満の相対伸び率を有することを特徴とする請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 互いに隣接する前記低角度ベルトと前記高角度ベルトとは、前記低角度コードと前記高角度コードとがタイヤ周方向に対して同一方向に傾斜していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記低角度ベルトは、タイヤ幅方向における幅が前記カーカスのタイヤ幅方向における幅の70%以上となっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 複数の前記高角度ベルトのうち、隣接している少なくとも一組の前記高角度ベルトのタイヤ幅方向における端部同士の間に、ゴム組成物からなる応力緩和層が設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. さらに、タイヤ幅方向における幅が最も広い部分での幅である総幅が300mm以上であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  8. さらに、偏平率が70以下であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  9. さらに、単輪にて車両に装着されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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