JP2006110358A - 放射線撮像用配置システム、方法及び装置 - Google Patents

放射線撮像用配置システム、方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】室内構成の柔軟性の範囲を拡大して装置の配置の精度を高める。放射線撮像用壁付台の受像器の全移動範囲にわたって適正な位置揃えを保つ。装置の幾何学的構成の不完全性を補正して、製造及び設置時の精度の許容差を広げる能力を提供する。
【解決手段】一実施形態では、被検体を撮像するために受像器[106又は108]に対してX線源[128]及びコリメータ[130]を配置するのに用いられるシステム、方法及び装置を提供する。また、一観点では、被検体を撮像する装置が放射線撮像用配置装置を含んでおり、放射線撮像用配置装置は、当該放射線撮像用配置装置の5本の運動軸の各々に、これら軸の各々に沿った運動を提供する少なくとも一つの電動式駆動部を含んでおり、撮像する装置はまた、これら電動式駆動部の各々に結合されて動作する制御ユニットを含んでいる。
【選択図】図1

Description

本発明は一般的には、配置装置に関し、さらに具体的には、配置装置を動作させる制御ロジックに関する。
従来の放射線撮像検査室は、放射線撮像用テーブル及び/又は放射線撮像用壁付台(ウォールスタンド)を含んでいる。放射線撮像用テーブル及び/又は放射線撮像用壁付台の各々が受像器を含んでいる。X線源のような医用撮像装置及びコリメータが、診断撮像手順を実行するために頭上管支持部(overhead tube support:OTS)で放射線撮像用テーブル及び/又は放射線撮像用壁付台の近くに装着されている。X線源及びコリメータは管搭載アセンブリを構成している。
管搭載アセンブリは、被検体の撮像のために受像器と位置揃え(アラインメント)される。管搭載アセンブリを受像器と位置揃えするために、管搭載アセンブリ及びOTSは互いに垂直な3方向の線形運動(横方向、長手方向、上下方向)で移動し、また管搭載アセンブリは2方向の回転運動(上下軸の周りでの回転及び1本の水平軸の周りでの回転)で移動し、合計で5本の軸について移動する。
X線源、コリメータ及びOTSの手動配置は、操作者が5本の軸の各々のロックを解除し、管搭載アセンブリを受像器と揃った「戻り止め(detent)」で示される位置まで移動させて、5本の軸の各々についてこの位置で管搭載アセンブリを制止することにより行なわれる。戻り止めは、操作者に対し、溝に落ちた車輪若しくは電気機械式ロック係合による機械的な感覚か、又は視覚的指標かのいずれかによって、OTSが軸に沿って揃った位置まで達したことを示す手段である。
管搭載アセンブリと受像器との位置揃えは米国連邦法によって定められており(DHHS CFR21、第J節)、適正な位置揃えを決定して、管搭載アセンブリを適正に揃った位置に固定する多くの異なる手法が開発されてきた。幾つかの手法では、操作者が、ツメとスロット式のロックの手動解除部を押して、ツメがもう一つのスロットに係合する適正な位置に管搭載アセンブリが達するまで軸を移動させる。他の具現化形態では、操作者が、ボタンを押して電気機械的摩擦によるロックを解除し、適正な位置に達したら電気機械的摩擦によるロックを再び係合させる。他の幾つかの具現化形態では、横方向スロットに係合する平滑面上のローラによって「戻り止め」を形成し、適正な位置に達したとの触覚を操作者に生成する。
これらの手法の全てに共通することは、管搭載アセンブリが受像器に位置揃えされた位置で、少なくとも一つの戻り止めが運動軸に沿って固定した位置にあることである。操作者は、管搭載アセンブリをこの軸に沿って戻り止めの位置まで移動させるために、何らかの把捉手段を解除するか又は摩擦を克服するかのいずれかによって戻り止めの位置を探す。戻り止めの位置に達したら、インジケータが戻り止めの位置に達したことを表示する。この表示は、触覚、可聴音及び/又は光のような視覚的指標等である。一旦、操作者がこの運動軸の制御を解除したら、戻り止めの位置を超えたさらなる運動は、摩擦、スロット内の車輪に対するバネ圧迫、及び/若しくはスロット内のツメの係合のいずれかによって、又は他の何らかの手段によって妨げられる。戻り止めの位置は、放射線撮像用テーブルの受像器では、放射線撮像用壁付台の受像器での位置と異なっていてよいが、各々の受像器毎に固定した軸位置となる。
米国特許第6459226号
従来のシステムの一つの制限は、戻り止めの位置が、OTSの運動軸に対して相対的であることである。この位置の相対性の結果として、放射線撮像用テーブル及び放射線撮像用壁付台の各受像器を、OTSの線形運動軸に平行に又は垂直に位置揃えする必要がある。このことを理解するために、以下で二つの例を考える。
例A:一つの例では、テーブルに横方向戻り止めが存在しており、このツメはテーブルの幅方向に固定した位置であって、受像器の中心と揃っている。
受像器には、テーブルの長さに沿って移動する手段が設けられ、受像器は(一実施形態では)、OTSに取り付けられてX線管及びコリメータの位置を追跡する電動式駆動部を有する。従って、OTSを横方向戻り止めに配置し、OTSをテーブルに沿って手動で移動させて、受像器との位置揃えを保つことが可能になる。この位置揃えが保たれるのは、OTSの横方向位置が横方向配置用レールに沿った特定の位置にロックされており、またOTSが長手方向配置用レールに沿って移動するのに伴って受像器の長手位置がOTSの長手位置を追尾するからである。
戻り止めの位置は、横方向配置用レール上のOTSの固定位置である。
しかしながら、この手段によって達成される横方向戻り止めは、テーブルの長手方向と長手方向配置用レールにおけるOTSの長手運動の方向との位置揃えと同程度に正確であるに過ぎないことは明らかである。
さらにもう一つの戻り止めの位置が、上下方向回転軸の周りでのOTSの回転位置を保つ固定された機械的制止機構によって設けられるため、画像野の中心の周りのX線野の回転位置は正確になる。
さらにもう一つの戻り止めが設けられて、X線管焦点スポットと受像器との間の適正な上下方向距離を保つ。
水平方向回転軸の回転位置(器材式の制止機構の位置若しくは利用者が知覚可能な位置)についてのさらにもう一つの戻り止めが設けられてもよく、且つ/又はOTSの水平軸が回転する場合には、受像器の長手方向の運動を調節して受像器を正確に配置してもよい。
これにより、前述のように、OTSの配置用レールに対するテーブルの位置揃えが必要になる。
例B:もう一つの例では、放射線撮像用壁付台の受像器が所定の上下方向位置にあるときに、戻り止めの位置が、放射線撮像用壁付台の受像器の水平方向の中心に対するX線管及びコリメータの位置揃えを提供する。
OTSを放射線撮像用壁付台に手動で近付けるか又は遠ざけるときに、X線源アセンブリの焦点スポットは、画像平面に垂直に受像器から延びる中心線上に留まることが要求される。
このことは、画像平面を横方向配置用レール又は長手方向配置用レールのいずれかに垂直に配置することにより行なわれる。
X線管及びコリメータは、次のようにして放射線撮像用壁付台に対して適正な位置に配置される。
・X線野の中心射線が水平面内に位置するように水平方向回転軸を回転させる。この位置に戻り止めを設ける。
・中心射線が横方向配置用レール又は長手方向配置用レールのいずれでも画像平面に垂直な方に沿って位置するように上下方向回転軸を回転させる。戻り止め又は何らかの種類のロックをこの位置に設ける。
・X線野の中心射線が受像器の水平方向中心に来るまでOTSを横方向配置用レール又は長手方向配置用レール(いずれでも画像平面に平行な方)に沿って移動させる。この位置を適当な水平方向運動軸における固定位置(許容差の範囲内)として戻り止めを設ける。
・X線野の中心射線が受像器の上下方向の中心に来るようにOTSの上下方向伸縮部を調節する。この位置を上下方向運動軸における固定位置(許容差の範囲内)として戻り止めを設ける。
・すると、X線源から受像器までの距離を残りの組の配置用レールに沿って移動させることにより変化させることができ、画像が適正に中心配置された状態になる。
尚、上述の手順は任意であって、事実、放射線撮像用壁付台の受像器の上下方向位置を一致させるOTSの自動配置のような他の変形が存在することに留意されたい。加えて、放射線撮像用壁付台の受像器を上下方向位置に対して例えば−20°〜+90°の角度範囲にわたって回転させ得ることに留意されたい。
しかしながら、以上二つの例では、テーブル及び放射線撮像用壁付台をOTSの横方向配置用レール及び/又は長手方向配置用レールに対して0°又は90°で位置揃えする必要があり、説明した手動移動が受像器に「追尾」するときの精度がこの位置揃えの精度によって決まることが分かる。このことから、室内の構成の柔軟性が制限され、また同時に配置の精度が制限される。
従来のシステムにおける手動配置は、典型的にはユーザ・インタフェイス又はコリメータに設けられているスイッチを用いてOTSの複数の軸についての1又は複数のロックを解除して、管搭載アセンブリを所望の運動方向に押すことを必要とする。ロック又は戻り止めがこの態様で解除されていない方向では運動は防止される。尚、管搭載アセンブリは、戻り止めの位置に限らず並進運動の任意の位置でロックされ得ることを特記しておく。
加えて、従来のシステムでは、放射線撮像用壁付台の受像器は典型的には、床又は壁に設けられ、X線管の懸吊が典型的には天井に設けられている。この結果として、放射線撮像用壁付台の幾分かの傾斜があり得、OTSの伸縮式支柱は完全に上下方向の運動を生じない場合があるため、各々の運動が必ず完全に上下方向になるとは限らない。加えて、いずれの装置も、完全に剛体である訳ではないので、重力の影響で撓んだり歪んだりする場合がある。
撓み又は歪みの結果として、X線管の焦点スポットの位置揃えは、放射線撮像用壁付台の受像器の一つの特定の高さでしか正確に位置揃えされず、従って、他の高さでは位置揃えが不正になりがちである。
加えて、従来のシステムでは、UIF又はコリメータに設けられているロック解除スイッチは特定のロックを制御し、このため操作者に幾分かの混乱を招く場合がある。というのは、X線管及びコリメータがOTSの上下方向回転軸の周りに90°回転した場合に、OTSの操作者に対する運動は回転しないため、操作者はスイッチの作用が今は反転していることを覚えておかねばならないからである。また、中間的な角度では、許容される運動は操作者に対して斜めの角度になる。OTSを手動で移動させるさらに直観的な方法があれば、管搭載アセンブリの使い易さが向上する。
以上に述べた理由で、また当業者であれば本明細書を精読して理解すると明らかになるであろう後述するその他の理由で、当技術分野では、室内構成の柔軟性の範囲を拡大して装置の配置の精度を高めることが必要とされている。また、放射線撮像用壁付台の受像器の全移動範囲にわたって適正な位置揃えを保つことが必要とされている。さらに、当技術分野では、装置の幾何学的構成の不完全性を補正して、製造及び設置時の精度の許容差を広げる能力が必要とされている。加えて、当技術分野では、スイッチの作用とOTSの運動との間の関係についての操作者の混乱を少なくする必要がある。また、配置用レールに対して0°又は90°以外の角度で配置された壁付台又はテーブルの受像器に即応するシステムが必要とされている。
以上に述べた短所、欠点及び問題点を本書で扱う。このことは、以下の明細書を精読することにより理解されよう。
一観点では、被検体を撮像する装置が放射線撮像用配置装置を含んでおり、放射線撮像用配置装置はさらに、当該放射線撮像用配置装置の5本の運動軸の各々に、これら軸の各々に沿った運動を提供する少なくとも一つの電動式駆動部を含んでおり、撮像する装置はまた、これら電動式駆動部の各々に結合されて動作する制御ユニットを含んでいる。
他の観点では、制御ユニットは、プロセッサと、軸の少なくとも1本が放射線画像受像器に位置揃えされる範囲までで回転方向戻り止めを選択し、この少なくとも1本の軸の移動を、手動配置が受像器に平行な平面に沿ってその全体にわたり行なわれる範囲に制約することを行なうようにプロセッサを動作させることが可能な制御ロジックとを含んでいる。
さらにもう一つの観点では、5本の運動軸は、長手軸、横方向軸、上下軸、上下方向回転軸及び水平方向回転軸である。
さらに他の観点では、回転方向戻り止めを選択する制御ロジックはさらに、放射線画像受像器が横方向配置用レール及び長手方向配置用レールに対して配置されるときになす角度から管搭載アセンブリの上下方向回転軸の少なくとも1箇所の戻り止め位置を決定する制御ロジックを含んでいる。
さらにもう一つの観点では、制約する制御ロジックはさらに、管搭載アセンブリの移動を、手動配置が横方向配置用レール及び長手方向配置用レールに沿わない範囲に制約する制御ロジックを含んでいる。
さらにもう一つの観点では、放射線画像受像器は、放射線撮像用テーブルに装着されていてもよいし放射線撮像用壁付台に装着されていてもよい。
さらにもう一つの観点では、方法が、医用撮像装置の移動速度がプロセッサによって医用撮像装置の第一の運動軸に沿って最高速度よりも大きく指令されているか否かを判定するステップを含んでおり、大きいならば、電動式駆動部を第一の軸の方向にある配置用レールに接続するクラッチを解除して、装置がこの軸に沿って自由に移動することを可能にする。
本書では、様々な範囲の装置、システム及び方法について説明する。本節に記載した観点及び利点に加えて、図面を参照して以下の詳細な説明を精読することによりさらに他の観点及び利点が明らかになろう。
以下の詳細な説明では、本書の一部を成し、実施可能な特定の実施形態を例示の意味で示す添付図面を参照する。これらの実施形態は、当業者がこれらの実施形態を実施することを可能にするのに十分な詳細にわたって記載されており、各実施形態の範囲から逸脱せずに他の実施形態を用いることもできるし、また論理的、機械的、電気的及び他の変更を加えることもできることを理解されたい。従って、以下の詳細な説明は限定の意味で解釈されるべきでない。
以下の詳細な説明は五つの節に分かれている。第一節では、システム・レベルの全体像について説明する。第二節では、方法の実施形態について説明する。第三節では、実施形態の装置について説明する。第四節では、実施形態を実施し得る場合に共に用いられるハードウェア及び動作環境について説明する。最後に、第五節では、詳細な説明の結論を記載する。
〔システム・レベルの全体像〕
図1は、放射線撮像用配置システム100の一実施形態のシステム・レベルの全体像を示す図である。システム100は、管搭載アセンブリの配置の精度を高め、管搭載アセンブリの全移動範囲にわたって管搭載アセンブリと放射線画像受像器との適正な位置揃えを保ち、管搭載アセンブリの幾何学的構成の不完全性を補正して、製造及び設置時の精度の許容差を広げる能力を提供し、且つスイッチの作用と頭上管支持部(OTS)の運動との間の関係についての操作者の混乱を少なくする。
システム100は、放射線撮像用テーブル102及び/又は放射線撮像用壁付台104を含んでいる。放射線撮像用テーブル102及び壁付台104の各々がそれぞれ受像器106及び108を含んでいる。
また、診断撮像手順を実行するための頭上管支持部(OTS)110も含まれている。OTS110は、互いに垂直な3方向の線形運動(長手方向X112、横方向Y114及び上下方向Z116)、並びに2方向の回転運動(上下軸「a」の周りの回転118及び1本の水平軸「b」の周りの回転120)を提供する。
長手方向配置用レール122が天井(図示されていない)に装着されている。横方向配置用レール124が長手方向X112の運動で長手方向配置用レール122に沿って移動する。他の実施形態では、横方向配置用レール124が天井に装着されて、長手方向配置用レール122が横方向Y114の運動で横方向配置用レール124に沿って移動する。
キャリッジ126が、横方向Y114の運動で横方向配置用レール124に沿って移動する。OTS110はキャリッジ126に装着されている。管搭載アセンブリ132が、X線源128とコリメータ130とを含んでいる。管搭載アセンブリ132はOTS110に装着されている。管搭載アセンブリ132及び/又はOTS110は、上下方向「a」118の軸及び上下方向「b」120の軸の周りに回転する。
OTS110は、放射線撮像システム100の到達範囲内で任意の姿勢及び位置に配置することができる。この配置の柔軟性は、放射線撮像用テーブル102又は放射線撮像用壁付台104に配置されている被検体の撮像のためにOTS110の受像器に対する位置揃えを達成するのに重要である。OTS110と受像器との位置揃えは、制御ユニット144によって自動的に指令し且つ/又は制御してもよいし、或いは手動で指令し且つ/又は制御してもよい。
横方向配置用レール124は、1又は複数の第一の電動式駆動部134を介して長手方向配置用レール122に結合されて動作する。キャリッジ126は、1又は複数の第二の電動式駆動部136を介して横方向配置用レール124に結合されて動作する。幾つかの実施形態では、OTS110は、上下方向Z116の周りでOTSを回転させる1又は複数の第三の電動式駆動部138を介してキャリッジ126に結合されて動作する。幾つかの実施形態では、OTS110はまた、上下方向Z116に沿ってOTSを伸縮させる1又は複数の第四の電動式駆動部140を介してキャリッジ126に結合されて動作する。幾つかの実施形態では、X線源128は、水平軸「b」120の周りでX線源128を回転させる1又は複数の第五の電動式駆動部142を介してOTS110に結合されて動作する。
各々の電動式駆動部は、モータ及び位置フィードバック測定装置、並びに幾つかの実施形態ではクラッチ及び/又はロック若しくはブレーキを含んでいる。各々の位置フィードバック測定装置はさらに、電位差計、エンコーダ、レゾルバ、又は類似の装置を含んでいる。クラッチを備えない実施形態では、高効率モータ(高品質の軸受け及び高品質のギアを有する)を直接結合させるので、手動移動の際に操作者がOTSに加えてモータの電機子の回転を生じさせる。
制御ユニット144は、1又は複数の第一の電動式駆動部134、1又は複数の第二の電動式駆動部136、1又は複数の第三の電動式駆動部138、1又は複数の第四の電動式駆動部140及び1又は複数の第五の電動式駆動部142に結合されて動作する。制御ユニット144は、X線源128及びコリメータ130を放射線画像受像器106又は108と位置揃えした状態に配置する各電動式駆動部の動作を制御する。
幾つかの具現化形態では、1よりも多い制御ユニット144がシステム100に含まれる。各々の制御ユニットが1又は複数の電動式駆動部134、136、138、140及び/又は142を制御する。例えば、一つの具現化形態では、システム100は各々の電動式駆動部毎に一つの制御ユニットを含む。各々の制御ユニットが他の制御ユニットと直接又は他のコンピュータを介して連絡し合う。各々の制御ユニットは、図11のプロセッサ1104のようなプロセッサを含んでいる。
制御ユニット144は、装置128及び130の配置の精度を高める。制御ユニット144はまた、装置128及び130の全移動範囲にわたって装置128及び130と放射線画像受像器106及び108との適正な位置揃えを保つ。制御ユニット144はまた、装置の幾何学的構成の不完全性を補正して、製造及び設置時の精度の許容差を広げる能力を提供する。制御ユニット144はまた、装置128及び130の配置が制御ユニット144によって行なわれるためスイッチの作用とOTSの運動との間の関係についての操作者の混乱を少なくする。
詳細な説明の本節では、一実施形態の動作のシステム・レベルの全体像について説明した。制御ユニット144が、X線源128及びコリメータ130を放射線画像受像器106又は108と位置揃えした状態に配置するように電動式駆動部を制御する。
システム100は、如何なる特定の放射線撮像用テーブル102、放射線撮像用壁付台104、受像器106及び108、OTS110、長手方向配置用レール122、横方向配置用レール124、キャリッジ126、X線源128、コリメータ130、並びに制御ユニット144にも限定されない。分かり易くするために、単純化した放射線撮像用テーブル102、放射線撮像用壁付台104、受像器106及び108、OTS110、長手方向配置用レール122、横方向配置用レール124、キャリッジ126、X線源128、コリメータ130、並びに制御ユニット144について説明した。
〔一実施形態の方法〕
前節では、一実施形態の動作の全体像について説明した。本節では、一連の流れ図を参照しながらかかる実施形態において人間によって実行される特定の方法について説明する。
図2は、頭上管支持部を手動配置する方法200の流れ図である。OTSは、一実施形態によれば、放射線画像受像器の軸及びOTSの運動軸が互いに対して配置されているときの上下方向回転軸の周りになす角度の如何を問わず、放射線画像受像器に対する適正な位置揃えが達成され且つ/又は保たれるように配置される。
方法200は、管搭載アセンブリ132が放射線画像受像器(テーブル106又は壁付台108)に対して位置揃えされるような上下方向回転軸118又は120上の戻り止めを選択するステップ202を含んでいる。戻り止めは、装着アセンブリ132の上下軸118の周りでの回転位置に設けられ、この戻り止めの位置は、各々の受像器(テーブル106又は壁付台108)について、受像器がOTS110の長手方向配置用レール122及び横方向配置用レール124に対してなす角度によって決定される。動作202の一実施形態を図3に示す。
方法200はさらに、管搭載アセンブリ132の移動を、手動配置が受像器106及び108の平面に沿ってその全体にわたり行なわれる範囲に制約するステップ204を含んでいる。動作204の一実施形態を図4に示す。
図3は、回転方向戻り止めの位置を選択する方法300の流れ図である。方法300は、回転方向戻り止めの位置を選択するステップ202の一実施形態である。方法300は、頭上管支持部110の上下方向回転軸118についての少なくとも一つの戻り止めの位置を決定し又は識別するステップ302を含んでいる。戻り止めは、放射線画像受像器106又は108が横方向配置用レール124及び長手方向配置用レール122に対して設置され又は配置された角度から決定される(ステップ302)。放射線画像受像器は、放射線撮像用テーブル102に装着されているか、放射線撮像用壁付台104に装着されているかのいずれかである。
図4は、管搭載アセンブリ132の移動を制約する方法400の流れ図である。方法400は、図2の管搭載アセンブリ132の移動を制約するステップ204の一実施形態である。方法400は、管搭載アセンブリ132の移動を、手動配置が横方向配置用レール124及び長手方向配置用レール122に沿った状態又はこれらに対して相対的な状態では行なわれない範囲に制約するステップ402を含んでいる。
図5の方法500及び図6の方法600は、互いに関連して実行される方法である。方法500は人間によって実行され、方法600はシステム100のようなシステム又は装置によって実行される。本質的に、方法500及び600は、システムの操作者が装置を手動で1本の軸に沿って移動させることを可能にし、システムが装置をもう1本の軸に沿って移動させて、装置がこれらの軸の間の直線に追従するようにする工程を提供するものである。
図5は、一実施形態に従って人間によって実行される放射線撮像装置を配置する方法500の流れ図である。方法500は、管搭載アセンブリ(図1で参照番号132)の1本の軸を解放するように選択するステップ502を含んでいる。選択は、管搭載アセンブリ132の回転の角度から行なわれる。選択するステップ502の幾つかの実施形態では、運動の方向において相対的に大きい線形運動の移動量を有する管搭載アセンブリ132の軸を選択する。
例えば、長手軸からの角度Zが10°であるとすると、管搭載アセンブリ132の壁付台に近付きまたここから遠ざかる運動が選択されると、管搭載アセンブリ132の長手方向配置用レール(図1で参照番号122)に沿った運動は、Dを運動の距離とするとDcos(10)であり、0.9848Dとなる。故に、横方向配置用レール(図1の参照番号124)に沿った運動はDsin(10)であり、0.1736Dとなる。この例では、長手方向配置用レールに沿った運動0.9848Dは、管搭載アセンブリ132の横方向配置用レールに沿った運動よりも大きく、従って、この運動については長手軸が解除される。
選択するステップ502の幾つかの実施形態では、ルックアップ・テーブル又は以下のような表1の式を参照して、運動の方向において相対的に大きい線形運動の移動量を有する管搭載アセンブリ132の軸を選択する。
(表1)
Y=Xtan(Z)+K
表1において、Yは開始点又は参照点に対する他方の軸の位置であり、Xは開始点又は参照点に対する手動で移動される軸の位置であり、Zは横方向配置用レール124及び長手方向配置用レール122に対する選択された受像器(図1の参照番号106又は108)の角度であり、Kは定数である。尚、幾つかの実施形態では、角度Zは、頭上管支持部(OTS)110の上下軸116の周りでの管搭載アセンブリ(図1の参照番号132)の回転の角度である。
この後に、方法500は、管搭載アセンブリ132の選択された軸を解放するステップ504を含んでいる。幾つかの実施形態では、軸を解放するステップは、クラッチを開放してブレーキを解除するステップを含んでいる。
続いて、方法500は、解放された軸に沿って装置を手動で移動させるステップ506を含んでいる。操作者が解放されていない軸に沿って押しても装置はあまり移動しない。
図6は、一実施形態に従って図11のプロセッサ1104のようなプロセッサによって実行される放射線撮像装置を配置する方法600の流れ図である。方法600は、管搭載アセンブリ132が手動で移動されているときに管搭載アセンブリ132の運動について解放された軸の位置及び/又は相対運動を間歇的に又は連続的に電位差計又はエンコーダ等によって測定するステップ602を含んでいる。測定するステップ602の一実施形態を図7で後述し、測定するステップ602のもう一つの実施形態を図8で後述する。
この後に、方法600は、管搭載アセンブリ132のもう1本の軸について位置を決定するステップ604を含んでいる。一実施形態では、位置はルックアップ・テーブルを参照して決定される。もう一つの実施形態では、位置は上の表1の式を参照して決定される。決定するステップ604の一実施形態を図9で後述する。
続いて、他方の軸を、動作604において決定された位置まで移動させ(ステップ606)又は駆動する。幾つかの実施形態では、他方の軸の電動式駆動部を制御ユニット144によって用いて軸を移動させる。
方法600は、水平面において各々の受像器に対して管搭載アセンブリ132を配置するものである。
方法500及び600は、手動配置の方法を提供し、この方法では、装置の使い易さを高めるために、幾つかの自動的運動及び他の改善された特徴を盛り込んでいる。方法500及び600は、装置の操作者にとって直観的で、且つ装置を室内で適正に配置して位置揃えすることを容易にする態様で、管搭載アセンブリを容易に移動させる手段を提供する。
図7は、一実施形態に従って、解放された軸の位置及び/又は相対運動を測定する方法700の流れ図である。方法700は、上の図6の測定する動作602の一実施形態である。方法700は、管搭載アセンブリ(図1の参照番号132)の単純で直観的な手動移動を提供する。
方法700は、管/コリメータのアセンブリの管搭載アセンブリ132の上下軸(図1の参照番号118)の周りでの回転の角度から、水平面における運動の方向を決定するステップ702を含んでいる。特定の受像器(106又は108)での回転方向戻り止めの位置においては、管搭載アセンブリ132及び受像器106又は108の角度が略等しいので、結果として得られる運動は受像器に対して相対的なものとなる。一つの効果は、管搭載アセンブリ132の手動移動が管搭載アセンブリ132に対して常に同じ相対的方向となることである。
この後に、方法700は、一つのロックを解除するステップ704を含んでいる。解除されたロックは、ユーザ・インタフェイスに対して横断する運動を可能にする。もう一つのロックを解除すると、ユーザ・インタフェイスに対して前後する(in and out)運動になる。これにより、全ての手動配置について管搭載アセンブリ132の単純化した運動が可能になる。操作者の観点からは、各ボタンは、ロックの解除、並びにユーザ・インタフェイスを横断する方向及びユーザ・インタフェイスに対して前後する方向に対応する。
図8は、一実施形態に従って、解放された軸の位置及び/又は相対運動を測定する方法800の流れ図である。方法800は、上の図6の測定する動作602の一実施形態である。方法800は、管搭載アセンブリ132が戻り止めの位置にない場合の管搭載アセンブリ(図1の参照番号132)の単純で直観的な手動移動を提供し、このとき、運動方向は受像器の選択によって決定される。方法800は、妥当に駆動されている場合よりも著しく速く管搭載アセンブリ132を手動移動させる当技術分野での必要性を解消する。
方法800は、装置の第一の運動軸上のロックを解除するステップ802を含んでおり、この第一の軸に沿った手動移動を可能にする。システムは、手動で駆動されるもう1本の軸に沿った角度及び速度を参照して前述の軸に沿った速度を指令する。方法800はまた、装置の第二の移動軸に沿ってシステムによって指令された装置の移動速度が最高速度よりも大きいか否かを判定するステップ804を含んでいる。大きいと判定されたら、クラッチを解除する(ステップ806)。クラッチは電動式駆動部を第二の軸方向にある配置用レールに接続する。クラッチを解除するステップ806は、装置が第一の軸及び第二の軸に沿って自由に移動することを可能にする。幾つかの実施形態では、解除されたクラッチは、両方の水平方向軸が自由に移動することを可能にする。
方法200、300、400、600、700及び800は、コンピュータ・ハードウェア・サーキットリ若しくはコンピュータ読み取り可能なプログラム、又はこれらの組み合わせとして具現化することができる。
さらに明確に述べると、コンピュータ読み取り可能なプログラムの実施形態では、Java(商標)、Smalltalk(商標)又はC++のようなオブジェクト指向言語を用いてプログラムをオブジェクト指向で構造化することができ、またCOBOL又はCのような手続き型言語を用いてプログラムを手続き指向で構造化することもできる。ソフトウェア・コンポーネントは、リモート・プロシージャ・コール(RPC)、コモン・オブジェクト・リクエスト・ブローカ・アーキテクチャ(CORBA)、コンポーネント・オブジェクト・モデル(COM)、分散型コンポーネント・オブジェクト・モデル(DCOM)、分散型システム・オブジェクト・モデル(DSOM)及びリモート・メソッド・インヴォケーション(RMI)等のアプリケーション・プログラム・インタフェイス(API)又はプロセス間通信の手法のような当業者に周知の多くの手段の任意のもので通信する。各コンポーネントは、図11のプロセッサ1104のように1台という少数のコンピュータで実行されるか、或いはコンポーネントが存在するのと少なくとも同数のコンピュータで実行される。
〔一実施形態の装置〕
前節では、一実施形態の動作のシステム・レベルの全体像を説明した。本節では、かかる実施形態の特定の装置について一連の図面を参照して説明する。
図9は、一実施形態による電動式駆動装置900の上面図である。電動式駆動装置900は、管搭載アセンブリのもう1本の軸の位置を決定する方法すなわち上の図6の動作604を具現化したものである。
電動式駆動装置900は、直流(DC)モータのような駆動手段902を含んでいる。幾つかの実施形態では、電動式駆動装置900はさらに、減速歯車装置のような減速手段904を含んでいる。幾つかの実施形態では、電動式駆動装置900はさらに、クラッチ906、又は駆動手段を係合及び係合解除する類似の手段を含んでおり、係合解除したときには装置の手動移動を可能にし、係合したときには駆動手段による装置の動力駆動を可能にする。電動式駆動装置900は加えて、駆動手段を静止部材に接続するベルト910、ケーブル又は歯付き車輪に係合した車輪908を含んでおり、駆動手段902が静止部材に対して管搭載アセンブリ132のような装置を駆動することを可能にする。電動式駆動装置900はまた、エンコーダ、電位差計又はレゾルバのような位置測定手段912を含んでいる。
幾つかの実施形態では、電動式駆動装置900は図9の制御器906又は図1の制御ユニット144に接続されて、電動式駆動装置900に対するコンピュータ制御を行なう。
幾つかの実施形態では、ブレーキ又はロックがベルト、ケーブル又は歯付き車輪910に取り付けられて、目標位置又は戻り止めの位置にあるときの手動移動に対する付加的な抵抗を提供する。
図10は、一実施形態による電動式駆動装置900の側面遠近図である。装置900は、駆動手段902、ベルト910、及びエンコーダ、電位差計又はレゾルバのような位置測定手段912を含んでいる。
〔ハードウェア及び動作環境〕
図11は、様々な実施形態を実施することのできるハードウェア及び動作環境1100のブロック図である。図11の説明は、幾つかの実施形態を具現化し得る場合に共に用いられるコンピュータ・ハードウェア及び適当な計算環境の全体像を扱う。実施形態を、コンピュータで実行可能な命令を実行するコンピュータに関して説明する。しかしながら、幾つかの実施形態は、コンピュータで実行可能な命令が読み出し専用メモリで具現化されているようなコンピュータ・ハードウェアで専ら具現化することもできる。また、幾つかの実施形態は、タスクを実行する遠隔装置が通信ネットワークを介して結合されているようなクライアント/サーバ型コンピュータ環境で具現化することができる。プログラム・モジュールは、分散型計算環境ではローカルのメモリ記憶装置及び遠隔のメモリ記憶装置の両方に位置していてよい。
コンピュータ1102は、Intel社、Motorola社、Cyrix社その他から市販されているプロセッサ1104を含んでいる。コンピュータ1102はまた、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)1106、読み出し専用メモリ(ROM)1108、1又は複数の大容量記憶装置1110、及び様々なシステム構成要素を処理ユニット1104に結合して動作させるシステム・バス1112を含んでいる。メモリ1106、1108、及び大容量記憶装置1110は、コンピュータによるアクセスが可能な媒体の形式である。大容量記憶装置1110はさらに明確に述べると、コンピュータによるアクセスが可能な不揮発性媒体の形式であり、1又は複数のハード・ディスク・ドライブ、フレキシブル・ディスク・ドライブ、光ディスク・ドライブ及びテープ・カートリッジ・ドライブを含み得る。プロセッサ1104は、コンピュータによるアクセスが可能な媒体に記憶されているコンピュータ・プログラムを実行する。
コンピュータ1102は、通信装置1116を介してインターネット1114に接続されて通信することができる。インターネット1114への接続性については、当技術分野では周知である。一実施形態では、通信装置1116は、当技術分野で「ダイヤル・アップ接続」として公知のものを介してインターネットに接続する通信ドライバに応答するモデムである。もう一つの実施形態では、通信装置1116は、構内ネットワーク(LAN)に接続されているEthernet(商標)又は類似のハードウェア・ネットワーク・カードであり、LAN自体は当技術分野で「直接接続」(例えばT1回線等)として公知のものを介してインターネットに接続される。
利用者は、キーボード1118又はポインティング・デバイス1120のような入力装置を介してコンピュータ1102に命令及び情報を入力する。キーボード1118は、当技術分野で公知のようにコンピュータ1102へのテキスト情報の入力を可能にするが、実施形態は如何なる特定の形式のキーボードにも限定されていない。ポインティング・デバイス1120は、Microsoft Windows(商標)の各バージョンのようなオペレーティング・システムのグラフィック・ユーザ・インタフェイス(GUI)によって提供される画面ポインタの制御を可能にする。実施形態は、如何なる特定のポインティング・デバイス1120にも限定されない。かかるポインティング・デバイスとしては、マウス、指触パッド、トラックボール、遠隔制御及びポイント・スティック等がある。他の入力装置(図示されていない)としては、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲーム・パッド、衛星放送用パラボラ・アンテナ又はスキャナ等がある。
幾つかの実施形態では、コンピュータ1102は表示装置1122に結合されて動作する。表示装置1122はシステム・バス1112に接続されている。表示装置1122は、コンピュータの利用者による観察に供するためにコンピュータ、ビデオ及び他の情報を含めた情報の表示を可能にする。実施形態は如何なる特定の表示装置1122にも限定されない。かかる表示装置としては、陰極線管(CRT)表示器(モニタ)、及び液晶表示器(LCD)のようなフラット・パネル表示器等がある。モニタに加えて、コンピュータは典型的には、プリンタのような他の周辺入出力装置(図示されていない)を含んでいる。スピーカ1124及び1126は、信号の音響出力を提供する。スピーカ1124及び1126もシステム・バス1112に接続されている。
コンピュータ1102はまた、コンピュータによるアクセスが可能な媒体であるRAM1106、ROM1108及び大容量記憶装置1110に記憶されてプロセッサ1104によって実行されるオペレーティング・システム(図示されていない)を含んでいる。オペレーティング・システムの例としては、Microsoft Windows(商標)、Apple MacOS(商標)、Linux(商標)、UNIX(商標)等がある。但し、実例は如何なる特定のオペレーティング・システムにも限定されず、またかかるオペレーティング・システムの構築及び利用は当技術分野で周知である。
コンピュータ1102の実施形態は、如何なる形式のコンピュータ1102にも限定されない。実施形態を変形させると、コンピュータ1102は、PC互換コンピュータ、MacOS(商標)互換コンピュータ、Linux(商標)互換コンピュータ、又はUNIX(商標)互換コンピュータを含む。かかるコンピュータの構築及び動作は当技術分野で周知である。
コンピュータ1102は、利用者が制御可能なポインタを含むグラフィック・ユーザ・インタフェイス(GUI)を提供する少なくとも一つのオペレーティング・システムを用いて動作させることができる。コンピュータ1102は、少なくとも一つのオペレーティング・システムの内部で走行する少なくとも一つのウェブ・ブラウザ・アプリケーション・プログラムを有することができ、コンピュータ1102の利用者がイントラネット、又はユニバーサル・リソース・ロケータ(URL)のアドレスによって指定されるようなインターネットのワールド・ワイド・ウェブ・ページにアクセスすることを可能にする。ブラウザ・アプリケーション・プログラムの実例としては、Netscape Navigator(商標)及びMicrosoft Internet Explorer(商標)等がある。
コンピュータ1102は、遠隔のコンピュータ1128のような1又は複数の遠隔のコンピュータに対する論理的な接続を用いたネットワーク化された環境で動作することができる。これらの論理的接続は、コンピュータ1102に結合されている通信装置又はコンピュータ1102の一部によって達成される。実施形態は、特定の形式の通信装置に限定されない。遠隔のコンピュータ1128は、もう1台のコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、クライアント、ピア(peer)装置又は他の共通ネットワーク・ノードであってよい。図11に示す論理的接続は、構内ネットワーク(LAN)1130及び広域ネットワーク(WAN)1132を含んでいる。かかるネットワーク構築環境は、オフィス、企業内コンピュータ・ネットワーク、イントラネット及びインターネットとして広く普及している。
LAN型ネットワーク構築環境で用いる場合には、コンピュータ1102及び遠隔のコンピュータ1128は、通信装置1116の一形式であるネットワーク・インタフェイス又はアダプタ1134を介してローカルのネットワーク1130に接続される。遠隔のコンピュータ1128もまた、ネットワーク装置1136を含んでいる。従来のWAN型ネットワーク構築環境で用いる場合には、コンピュータ1102及び遠隔のコンピュータ1128は、モデム(図示されていない)を介してWAN1132と通信する。モデムは内部モデムであっても外部モデムであってもよく、システム・バス1112に接続される。ネットワーク化された環境では、コンピュータ1102に対して図示されているプログラム・モジュール又はその一部を遠隔のコンピュータ1128に記憶させることもできる。
コンピュータ1102はまた、電源1138を含んでいる。各々の電源はバッテリであってよい。
〔結論〕
放射線撮像用配置装置について説明した。本書では特定の実施形態を図示して説明したが、当業者は、同じ目的を達成するために考案された任意の構成を図示の特定の実施形態に置換し得ることを認められよう。本出願は、あらゆる適応構成又は変形を包含するものとする。例えば、説明は放射線撮像装置に関して行なったが、当業者には、所要の作用を果たすその他任意の工業的応用で具現化形態を形成し得ることが認められよう。
具体的には、当業者は、方法及び装置の名称が実施形態を限定するものではないことを容易に認められよう。さらに、実施形態の範囲から逸脱せずに、付加的な方法及び装置を各構成要素に追加したり、構成要素間で作用を再構成したり、将来の機能拡張や実施形態で用いられている物理的装置に対応する新たな構成要素を導入したりすることができる。当業者は、各実施形態が将来の放射線撮像装置及び新たな産業用制御装置に応用可能であることを容易に認められよう。本書に記載した発明は、手動移動及び駆動移動の両方を可能にし、位置のフィードバックを供給する任意の電気機械的なシステムで具現化することができる。
制御ユニットに関して本出願で用いられている術語は、本書に記載しているものと同じ作用を果たすプロセス環境及び計算環境、並びに代替技術を包含するものとする。図面の参照番号と対応している請求項内の参照番号は、請求される発明の理解を助けることのみを目的としたものであって、請求される発明の範囲を狭めることを意図したものではない。本出願の特許請求の範囲に記載されている内容は、明細書の記載の一部となるように明細書に援用される。
放射線撮像用配置システムの一実施形態のシステム・レベルの全体像を示す図である。 放射線画像受像器に対する適正な位置揃えが保たれるように頭上管支持部を手動配置する方法の流れ図である。 回転方向戻り止めの位置を選択する方法の流れ図である。 管搭載アセンブリの移動を制約する方法の流れ図である。 一実施形態に従って、人間によって実行される放射線撮像装置を配置する方法の流れ図である。 一実施形態に従って、プロセッサによって実行される放射線撮像装置を配置する方法の流れ図である。 一実施形態に従って、解放された軸の位置及び/又は相対運動を測定する方法の流れ図である。 一実施形態に従って、解放された軸の位置及び/又は相対運動を測定する方法の流れ図である。 一実施形態による電動式駆動装置の上面図である。 一実施形態による電動式駆動装置の側面遠近図である。 様々な実施形態が実施され得るハードウェア及び動作環境のブロック図である。
符号の説明
100 放射線撮像用配置システム
102 放射線撮像用テーブル
104 放射線撮像用壁付台
106、108 受像器
110 頭上管支持部(OTS)
112 長手方向X
114 横方向Y
116 上下方向Z
118 上下軸「a」の周りの回転
120 1本の水平軸「b」の周りの回転
122 長手方向配置用レール
124 横方向配置用レール
126 キャリッジ
128 X線源
130 コリメータ
132 管搭載アセンブリ
134、136、138、140、142 電動式駆動部
144 制御ユニット
200 頭上管支持部を手動配置する方法
300 回転方向戻り止めの位置を選択する方法
400 管搭載アセンブリの移動を制約する方法
500 人間によって実行される放射線撮像装置を配置する方法
600 プロセッサによって実行される放射線撮像装置を配置する方法
700 解放された軸の位置及び/又は相対運動を測定する方法
800 解放された軸の位置及び/又は相対運動を測定する方法
900 電動式駆動装置
902 駆動手段
904 減速装置
906 クラッチ
908 車輪
910 ベルト
912 位置測定手段
1100 ハードウェア及び動作環境
1102 コンピュータ
1112 システム・バス

Claims (10)

  1. 長手軸[112]に沿った運動を提供する少なくとも一つの第一の電動式駆動部[134]、
    横方向軸[114]に沿った運動を提供する少なくとも一つの第二の電動式駆動部[136]、
    上下軸[116]に沿った運動を提供する少なくとも一つの第三の電動式駆動部[138]、
    上下方向回転軸[118]の周りの運動を提供する少なくとも一つの第四の電動式駆動部[140]、及び
    水平方向回転軸に沿った運動を提供する少なくとも一つの第五の電動式駆動部[142]
    を含む放射線撮像用配置装置と、
    前記電動式駆動部[134、136、138、140、142]の各々に結合されて動作する制御ユニット[144]と、
    を備えた被検体を撮像する装置[100]。
  2. 天井に装着されている複数の長手方向配置用レール[122]と、
    少なくとも一つの第一の電動式駆動部[134]を介して前記複数の長手方向配置用レール[122]に結合されて動作する複数の横方向配置用レール[124]と、
    少なくとも一つの第二の電動式駆動部[136]を介して前記複数の横方向配置用レール[124]に結合されて動作するキャリッジ[126]と、
    少なくとも一つの第三の電動式駆動部[138]を介して前記キャリッジ[126]に結合されて動作する頭上管支持部[110]と、
    少なくとも一つの第五の電動式駆動部[142]を介して前記頭上管支持部[110]に結合されて動作するX線源[128]と、
    該X線源[128]に結合されて動作するコリメータ[130]と、
    前記少なくとも一つの第一の電動式駆動部[134]、前記少なくとも一つの第二の電動式駆動部[136]、前記少なくとも一つの第三の電動式駆動部[138]、前記少なくとも一つの第四の電動式駆動部[140]及び前記少なくとも一つの第五の電動式駆動部[142]に結合されて動作する制御ユニット[144]と、
    を備えた被検体を撮像する放射線撮像用配置装置[100]。
  3. 放射線画像受像器[106及び108]と頭上管支持部[110]とが互いに対して配置されるときの上下方向回転軸の周りになす角度の如何を問わず、前記放射線画像受像器[106又は108]に対する適正な位置揃えが保たれるように前記頭上管支持部[110]を手動配置する方法[200]であって、
    前記頭上管支持部[110]が前記放射線画像受像器[106又は108]に対して位置揃えされる範囲までで回転方向戻り止めを選択するステップ[202]と、
    前記頭上管支持部[110]の移動を、手動配置が前記受像器[106又は108]に平行な平面に沿ってその全体にわたり行なわれる範囲に制約するステップ[204]と、
    を備えた方法。
  4. 装置の手動移動を可能にする実行可能な命令を有するコンピュータによるアクセスが可能な媒体[1104]であって、前記装置は伸縮式支柱に装着されており、前記装置[126、128及び130]は電動式駆動部[134、132、136、138、140]を介してプロセッサ[144]により制御され、前記実行可能な命令は、前記プロセッサ[144]に対し、
    第一の軸[112]に沿った手動移動を可能にするように前記装置の第一の運動軸上のロックを解除し[802]、
    前記装置[126、128及び130]の第二の運動軸[114]に沿って前記プロセッサ[144]により指令された前記装置[126、128及び130]の移動速度が最高速度よりも大きいか否かを判定し[804]、
    前記装置[126、128及び130]が前記第一の軸[112]及び前記第二の軸[114]に沿って自由に移動するのを可能にするように、前記電動式駆動部[134、132、136、138、140]を前記第二の軸[124]の方向にある配置用レールに接続するクラッチ[906]を解除する[806]
    ことを行なうように指令することが可能である、コンピュータによるアクセスが可能な媒体[1104]。
  5. 医用撮像装置[126、128及び130]の手動移動を可能にする方法[500]であって、前記医用撮像装置[126、128及び130]は伸縮式支柱[110]に装着されており、前記医用撮像装置[126、128及び130]は電動式駆動部[136]を介してプロセッサ[144]により制御され、
    第一の水平方向運動軸[112]に沿った人力式移動を可能にするように前記医用撮像装置[126、128及び130]の前記第一の水平方向運動軸上のロックを解除するステップと[802]、
    前記医用撮像装置[126、128及び130]の第二の水平方向運動軸[114]に沿って前記プロセッサ[144]により指令された前記医用撮像装置[126、128及び130]の移動速度が最高速度よりも大きいか否かを判定するステップと[804]、
    前記医用撮像装置[126、128及び130]が前記第一の水平軸[112]及び前記第二の水平軸[114]に沿って自由に移動するのを可能にするように、前記電動式駆動部[138]を前記第二の水平軸[114]の方向にある配置用レール[124]に接続するクラッチ[906]を解除するステップと、
    を備えた方法[500]。
  6. X線管[128]及びコリメータ[130]の手動移動を可能にするコンピュータによるアクセスが可能な媒体[1104]であって、前記X線管[128]及びコリメータ[130]は伸縮式支柱[110]に装着されており、前記X線管[128]及びコリメータ[130]は電動式駆動部[136]を介してプロセッサ[144]により制御され、
    前記X線管[128]及びコリメータ[130]の第一の水平方向運動軸[112]上のロックを解除する解除器[802]と、
    前記X線管[128]及びコリメータ[130]の第二の水平方向運動軸[114]に沿って前記プロセッサ[144]により指令された前記X線管[128]及びコリメータ[130]の移動速度が最高速度よりも大きいか否かを判定する判定器[804]と、
    前記X線管[128]及びコリメータ[130]が前記第一の水平軸[112]及び前記第二の水平軸[114]に沿って自由に移動するのを可能にするように、前記電動式駆動部[136]を前記第二の水平軸[114]の方向にある配置用レール[124]に接続するクラッチ[906]を解除する解除器[806]と、
    を備えたコンピュータによるアクセスが可能な媒体[1104]。
  7. X線管[128]及びコリメータ[130]の手動移動を可能にする実行可能な命令を有するシステム[1100]であって、前記X線管[128]及びコリメータ[130]は伸縮式支柱[110]に装着されており、前記X線管[128]及びコリメータ[130]は電動式駆動部[136]を介してプロセッサ[144]により制御され、
    前記X線管[128]及びコリメータ[130]の第一の水平方向運動軸[112]上のロックを解除する手段[802]と、
    前記X線管[128]及びコリメータ[130]の第二の水平方向運動軸[114]に沿って前記プロセッサ[144]により指令された前記X線管[128]及びコリメータ[130]の移動速度が最高速度よりも大きいか否かを判定する手段[804]と、
    前記X線管[128]及びコリメータ[130]が前記第一の水平軸[112]及び前記第二の水平軸[114]に沿って自由に移動するのを可能にするように、前記電動式駆動部[136]を前記第二の水平軸[114]の方向にある配置用レール[124]に接続するクラッチ[906]を解除する手段[806]と、
    を備えたシステム[1100]。
  8. 天井に装着された複数の長手方向配置用レール[122]と、
    該複数の長手方向配置用レール[122]に結合されて動作する複数の横方向配置用レール[124]と、
    該複数の横方向配置用レール[124]に結合されて動作するキャリッジ[126]と、
    該キャリッジ[126]に結合されて動作する頭上管支持部[110]と、
    該頭上管支持部[110]に結合されて動作するX線源[128]と、
    該X線源[128]に結合されて動作するコリメータ[130]と、
    受像器[106及び108]と、
    上下軸[116]の周りで前記受像器[106又は108]に対して0°及び90°以外の角度で配置された少なくとも1本の配置用レール[122又は124]と、
    を備えた被検体を撮像する装置[100]。
  9. 受像器[106又は108]と、
    該受像器[106又は108]に対して0°及び90°以外の角度で配置された少なくとも1本の配置用レール[122又は124]と、
    前記受像器[106又は108]に対して相対的に、該受像器[106又は108]に沿ってその全体にわたり移動する撮像源[128]と、
    を備えた被検体を撮像する装置。
  10. 医用ディジタル画像受像器[106又は108]と、
    該ディジタル画像受像器[106又は108]に対して0°及び90°以外の角度で配置された第一の複数の水平方向配置用レール[122]と、
    該水平方向配置用レール[122]の2本に可動式で結合されており、前記ディジタル画像受像器[106又は108]に対して0°及び90°以外の角度で配置された第二の複数の水平方向配置用レール[122]と、
    前記ディジタル画像受像器[106及び108]に対して相対的に、該受像器[106又は108]に沿ってその全体にわたり移動する医用X線源[128]と、
    を備えた被検体を撮像する装置。
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