JP2006109273A - 撮像装置、その制御方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 光学ファインダを用いた撮影時でも、撮影後に速やかに撮影画像を表示可能とすることを目的とする。
【解決手段】 光学ファインダを用いて撮影・クイックレビューを行う際に、画像表示部28への電源供給後、画像表示部28への供給電圧が所定電圧Vに達した後に、撮影処理を開始することにより、撮影後に画像表示部28に電源投入を行った場合と比較して、撮影完了〜クイックレビュー画像が表示されるまでの期間が、画像表示部28における表示安定時間分短縮される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置、その制御方法、及びコンピュータプログラムに関する。
従来、固体メモリ素子を有するメモリカードを記録媒体として、静止画像や動画像のデータを記録再生する電子カメラ等の撮像装置は既に市販されており、カラー液晶パネル等の表示装置を用いた電子ファインダを備えた電子カメラも販売されている。
これらの電子カメラによれば、撮影前の画像を連続して表示して電子カメラの使用者が構図を決定することや、撮影した画像を再生表示して確認することが可能である。特に、撮影した画像を撮影直後に再生する機能は利便性が高く、電子カメラの使用者にとって有益な機能となっている。
また、カラー液晶パネル等の電子ファインダを消して光学ファインダを用いて撮影した場合には、撮影画像を再生する時にのみ表示装置に電源を供給することにより、消費電力を削減することができ、撮影可能枚数を削減することなく、撮影画像の確認を行うことが可能となっている。
特開平11−261853号公報
このような従来の電子カメラ等の撮像装置においては、光学ファインダを用いて撮影した場合に、撮影直後に再生表示を行うために、表示装置に電源供給を開始し、再生画像を表示していた。しかしながら、表示装置によっては、電源供給を開始してから安定した表示を行うことができるようになるまでに一定の表示安定時間を要するものがある。そのような表示装置を用いた場合には、撮影終了後、再生画像が表示されるまでにタイムラグが発生してしまうという課題があった。
そこで、撮影終了後、速やかに再生画像を表示するために、画像を表示するタイミングよりも表示安定時間分前に表示装置に電源供給を開始しておくことが考えられるが、撮影期間中に表示装置への電源供給を開始すると、表示装置への電源供給時に大きな突入電流が流れ、撮像部に対して影響を与えてしまうおそれがある。すなわち、再生画像表示タイミングよりも表示安定期間分前であり、かつ、撮影期間中でないタイミングで表示装置への電源供給を開始する必要があった。
また、光学ファインダから電子ファインダに切替るタイミングにおいては、撮像部への電源供給を開始するとともに、表示装置への電源供給を開始する必要がある。しかしながら、撮像部への電源供給後に、表示装置への電源供給を開始すると、撮像部を起動してから、表示安定時間経過後に表示を開始する必要があり、光学ファインダから電子ファインダへの切替がスムーズに行われないという課題があった。
そこで、表示装置への電源供給開始を先に行い、すぐに撮像部への電源供給を開始することが考えられるが、表示装置への電源供給による突入電流が流れる期間と、撮像部への電源供給により突入電流が流れる期間が重なってしまいシステム全体に影響を及ぼしてしまうため、表示装置への電源供給による突入電流期間と、撮像部への電源供給による突入電流期間を避ける必要があった。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、光学ファインダを用いた撮影時でも、撮影後に速やかに撮影画像を表示可能とすることを目的とする。また、光学ファインダから電子ファインダへスムーズに切替可能とすることを目的とする。
本発明の撮像装置は、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置であって、撮像手段と、メモリと、表示手段と、光学ファインダと、前記撮像手段の出力信号を前記メモリに記憶し、その直後に前記メモリに記憶した画像信号を再生して前記表示手段に表示する再生手段と、前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段と、前記表示手段への供給電圧を検出する表示手段電圧検出手段と、前記光学ファインダを用いた撮影が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、前記表示手段電圧検出手段による電圧値が所定の電圧に達した後に、前記撮像手段による撮影処理を開始する制御手段とを備えた点に特徴を有する。
また、本発明の他の撮像装置は、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置であって、撮像手段と、メモリと、表示手段と、光学ファインダと、前記撮像手段の出力信号を前記メモリに記憶し、その直後に前記メモリに記憶した画像信号を再生して前記表示手段に表示する再生手段と、前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段と、前記光学ファインダを用いた撮影が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた一定時間経過後に、前記撮像手段による撮影処理を開始する制御手段とを備えた点に特徴を有する。
また、本発明の他の撮像装置は、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置であって、撮像手段と、表示手段と、前記撮像手段へ電源を供給する撮像手段電源供給手段と、前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段と、前記表示手段への供給電圧を検出する表示手段電圧検出手段と、前記表示手段へのスルー画像表示が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、前記表示手段電圧検出手段による電圧値が所定の電圧に達した後に、前記撮像手段電源供給手段による前記撮像手段への電源供給を開始し、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた一定時間経過後に、前記表示手段へのスルー画像表示を開始する制御手段とを備えた点に特徴を有する。
また、本発明の他の撮像装置は、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置であって、撮像手段と、表示手段と、前記撮像手段へ電源を供給する撮像手段電源供給手段と、前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段と、前記表示手段へのスルー画像表示が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた第1の一定時間経過後に、前記撮像手段電源供給手段による前記撮像手段への電源供給を開始し、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた第2の一定時間経過後に、前記表示手段へのスルー画像表示を開始する制御手段とを備えた点に特徴を有する。
本発明の撮像装置の制御方法は、撮像手段と、メモリと、表示手段と、光学ファインダと、前記撮像手段の出力信号を前記メモリに記憶し、その直後に前記メモリに記憶した画像信号を再生して前記表示手段に表示する再生手段と、前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段と、前記表示手段への供給電圧を検出する表示手段電圧検出手段とを具備し、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置を制御する制御方法であって、前記光学ファインダを用いた撮影が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、前記表示手段電圧検出手段による電圧値が所定の電圧に達した後に、前記撮像手段による撮影処理を開始する手順を有する点に特徴を有する。
また、本発明の他の撮像装置の制御方法は、撮像手段と、メモリと、表示手段と、光学ファインダと、前記撮像手段の出力信号を前記メモリに記憶し、その直後に前記メモリに記憶した画像信号を再生して前記表示手段に表示する再生手段と、前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段とを具備し、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置を制御する制御方法であって、前記光学ファインダを用いた撮影が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた一定時間経過後に、前記撮像手段による撮影処理を開始する手順を有する点に特徴を有する。
また、本発明の他の撮像装置の制御方法は、撮像手段と、表示手段と、前記撮像手段へ電源を供給する撮像手段電源供給手段と、前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段と、前記表示手段への供給電圧を検出する表示手段電圧検出手段とを具備し、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置を制御する制御方法であって、前記表示手段へのスルー画像表示が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、前記表示手段電圧検出手段による電圧値が所定の電圧に達した後に、前記撮像手段電源供給手段による前記撮像手段への電源供給を開始し、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた一定時間経過後に、前記表示手段へのスルー画像表示を開始する手順を有する点に特徴を有する。
また、本発明の他の撮像装置の制御方法は、撮像手段と、表示手段と、前記撮像手段へ電源を供給する撮像手段電源供給手段と、前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段とを具備し、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置を制御する制御方法であって、前記表示手段へのスルー画像表示が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた第1の一定時間経過後に、前記撮像手段電源供給手段による前記撮像手段への電源供給を開始し、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた第2の一定時間経過後に、前記表示手段へのスルー画像表示を開始する手順を有する点に特徴を有する。
本発明のコンピュータプログラムは、撮像手段と、メモリと、表示手段と、光学ファインダと、前記撮像手段の出力信号を前記メモリに記憶し、その直後に前記メモリに記憶した画像信号を再生して前記表示手段に表示する再生手段と、前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段と、前記表示手段への供給電圧を検出する表示手段電圧検出手段とを具備し、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置を制御するコンピュータプログラムであって、前記光学ファインダを用いた撮影が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、前記表示手段電圧検出手段による電圧値が所定の電圧に達した後に、前記撮像手段による撮影処理を開始する処理をコンピュータに実行させる点に特徴を有する。
また、本発明の他のコンピュータプログラムは、撮像手段と、メモリと、表示手段と、光学ファインダと、前記撮像手段の出力信号を前記メモリに記憶し、その直後に前記メモリに記憶した画像信号を再生して前記表示手段に表示する再生手段と、前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段とを具備し、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置を制御するコンピュータプログラムであって、前記光学ファインダを用いた撮影が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた一定時間経過後に、前記撮像手段による撮影処理を開始する処理をコンピュータに実行させる点に特徴を有する。
また、本発明の他のコンピュータプログラムは、撮像手段と、表示手段と、前記撮像手段へ電源を供給する撮像手段電源供給手段と、前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段と、前記表示手段への供給電圧を検出する表示手段電圧検出手段とを具備し、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置を制御するコンピュータプログラムであって、前記表示手段へのスルー画像表示が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、前記表示手段電圧検出手段による電圧値が所定の電圧に達した後に、前記撮像手段電源供給手段による前記撮像手段への電源供給を開始し、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた一定時間経過後に、前記表示手段へのスルー画像表示を開始する処理をコンピュータに実行させる点に特徴を有する。
また、本発明の他のコンピュータプログラムは、撮像手段と、表示手段と、前記撮像手段へ電源を供給する撮像手段電源供給手段と、前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段とを具備し、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置を制御するコンピュータプログラムであって、前記表示手段へのスルー画像表示が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた第1の一定時間経過後に、前記撮像手段電源供給手段による前記撮像手段への電源供給を開始し、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた第2の一定時間経過後に、前記表示手段へのスルー画像表示を開始する処理をコンピュータに実行させる点に特徴を有する。
本発明によれば、光学ファインダを用いた撮影時に、ユーザによる撮影指示から撮影開始までのタイムラグを大幅に伸ばすことなく、撮影後に速やかに撮影画像を表示させることが可能となる。また、光学ファインダから電子ファインダへの切替をスムーズに行うことが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明を適用した撮像装置100の構成例を示す図である。同図において、10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像手段たる撮像素子14、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。さらに、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いは、A/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT LCD等からなる表示手段たる画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には撮像装置100の電力消費を大幅に低減することができる。画像表示部28は、回転可能なヒンジ部によって撮像装置100本体と結合されており、自由な向き、角度を設定して電子ファインダ機能や再生表示機能、各種表示機能を使用することが可能である。また、画像表示部28の表示部分を撮像装置100に向けて格納することが可能であり、この場合は画像表示部開閉検知手段106により、格納状態を検知して画像表示部28の表示動作を停止することができる。
30は撮影した静止画像や動画像のデータを格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像のデータを格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御手段であり、フラッシュ404と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御手段である。露光制御手段40、測距制御手段42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う。
44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御手段、46はバリアである保護手段102の動作を制御するバリア制御手段である。
48はコネクタであり、アクセサリーシューとも呼ばれ、フラッシュ装置400との電気接点や機械的な固定手段も合わせて備えている。
50は撮像装置100全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示部であり、撮像装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。
また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダ104内に設置されている。表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示等がある。また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダ104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示等がある。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
60、62、64、66、68、70、及び71は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
60はモードダイアルスイッチであり、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することができる。
62はシャッタースイッチSW1であり、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
64はシャッタースイッチSW2であり、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
66は画像表示ON/OFFスイッチであり、画像表示部28のON/OFFを設定することができる。この機能により、光学ファインダ104を用いて撮影を行う際に、TFT LCD等からなる画像表示部28への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
68は単写/連写スイッチであり、シャッタースイッチSW2を押した場合に1駒の撮影を行って待機状態とする単写モードと、シャッタースイッチSW2を押している間は連続して撮影を行い続ける連写モードとを設定することができる。
71はレビュースイッチであり、撮影直後に撮影画像を自動で再生するクイックレビュー機能のON/OFFを設定することができる。
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部であり、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に各種機能の選択及び切り替えを設定する選択/切り替えボタン、パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に各種機能の決定及び実行を設定する決定/実行ボタン、画像表示部28のON/OFFを設定する画像表示ON/OFFスイッチ、JPEG圧縮の圧縮率を選択するため或いは撮像素子の信号をそのままディジタル化して記録媒体に記録するCCDRAWモードを選択するためのスイッチである圧縮モードスイッチ、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを設定することができる再生モードスイッチ、撮影モード状態において、撮影した画像をメモリ30或いは記録媒体200或いは210から読み出して画像表示部28によって表示する再生動作の開始を指示する再生スイッチ等がある。
80は電源制御手段であり、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。82はコネクタ、84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプタ等からなる電源である。
90及び94はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェース、92及び96はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタ、98はコネクタ92及び或いは96に記録媒体200或いは210が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知手段である。
なお、図示例では記録媒体を取り付けるインタフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインタフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインタフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。インタフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。さらに、インタフェース90及び94、そしてコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことができる。
102は保護手段であり、撮像装置100のレンズ10を含む撮像部を覆うことにより、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである。
104は光学ファインダであり、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用すること無しに、光学ファインダ104のみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダ104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示等が設置されている。
106は画像表示部開閉検知手段であり、画像表示部28が、画像表示部28の表示部分を撮像装置100に向けて格納した格納状態にあるかどうかを検知することができる。ここで、格納状態にあると検知したならば、画像表示部28の表示動作を停止して不要な電力消費を禁止することが可能である。
110は通信手段であり、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信等の各種通信機能を有する。112は通信手段110により撮像装置100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場合はアンテナである。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、撮像装置100とのインタフェース204、撮像装置100と接続を行うコネクタ206を備えている。210はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部212、撮像装置100とのインタフェース214、撮像装置100と接続を行うコネクタ216を備えている。
400はフラッシュ装置である。402はコネクタであり、撮像装置100のアクセサリーシューと接続する。404はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
以下、図2〜図10を参照して、第1の実施形態の撮像装置100での処理動作を説明する。図2〜図4は撮像装置100での処理動作の主ルーチンを示すフローチャートである。電池交換等の電源投入により、システム制御回路50はフラグや制御変数等を初期化し(ステップS101)、画像表示部28の画像表示をOFF状態に初期設定する(ステップS102)。
システム制御回路50は、モードダイアルスイッチ60の設定位置を判断し、モードダイアルスイッチ60が電源OFFに設定されていたならば(ステップS103)、各表示部の表示を終了状態に変更し、保護手段102のバリアを閉じて撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電源制御手段80により画像表示部28を含む撮像装置100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後(ステップS105)、ステップS103に戻る。モードダイアルスイッチ60が撮影モードに設定されていたならば(ステップS103)、ステップS106に進む。モードダイアルスイッチ60がその他のモードに設定されていたならば(ステップS103)、システム制御回路50は選択されたモードに応じた処理を実行し(ステップS104)、処理を終えたならば、ステップS103に戻る。
撮影モードにおいて、システム制御回路50は、電源制御手段80により電池等により構成される電源86の残容量や動作情況が撮像装置100の動作に問題があるか否かを判断し(ステップS106)、問題があるならば表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(ステップS108)、ステップS103に戻る。電源86に問題が無いならば、システム制御回路50は記録媒体200或いは210の動作状態が撮像装置100の動作、特に記録媒体に対する画像データの記録再生動作に問題があるか否かを判断し(ステップS107)、問題があるならば表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(ステップS108)、ステップS103に戻る。記録媒体200或いは210の動作状態に問題が無いならば(ステップS107)、ステップS109に進む。
システム制御回路50は、単写撮影/連写撮影を設定する単写/連写スイッチ68の設定状態を調べ(ステップS109)、単写撮影が選択されていたならば単写/連写フラグを単写に設定し(ステップS110)、連写撮影が選択されていたならば単写/連写フラグを連写に設定し(ステップS111)、単写/連写フラグの設定を終えたならば、ステップS112に進む。単写/連写スイッチ68によれば、シャッタースイッチSW2を押した場合に1駒の撮影を行って待機状態とする単写モードと、シャッタースイッチSW2を押している間は連続して撮影を行い続ける連写モードとを任意に切り替えて設定切り替えすることができる。なお、単写/連写フラグの状態は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
システム制御回路50は、表示部54を用いて画像や音声により撮像装置100の各種設定状態の表示を行う(ステップS112)。なお、画像表示部28の画像表示がONであったならば、画像表示部28も用いて画像や音声により撮像装置100の各種設定状態の表示を行う。
システム制御回路50は、レビュースイッチ71の設定状態を調べ(ステップS113)、レビューONに設定されていたならば、画像表示部開閉検知手段106により、画像表示部28が格納状態にあるか表示状態にあるかを判断し(ステップS114)、表示状態にあると判断したならば、レビューフラグを設定する(ステップS115)。画像表示部28が格納状態にあると判断したならば、レビューフラグを解除する(ステップS116)。また、レビュースイッチ71がレビューOFFに設定されていたならば(ステップS113)、レビューフラグを解除する(ステップS116)。なお、レビューフラグの状態は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
続いて、システム制御回路50は、画像表示ON/OFFスイッチ66の設定状態を調べ(ステップS117)、画像表示ONに設定されていたならば、ステップS118に進む。
さらに、システム制御回路50は、画像表示部開閉検知手段106により画像表示部28が格納状態にあるか表示状態にあるかを判断し(ステップS118)、表示状態にあると判断したならば、画像表示部28の電源を投入する(ステップS119)。システム制御回路50はタイマT2を設定し(ステップS120)、ステップS121において画像表示部28への供給電圧を監視し(図11のステップS601)、画像表示部28への供給電圧が所定電圧Vに達したならば、撮像素子14に電源を投入する(ステップS122)。
さらに、システム制御回路50は、タイマT2満了後(ステップS123)に、画像表示フラグを設定し(ステップS124)、画像表示ON状態に設定し(ステップS125)、スルー画像表示を開始し(ステップS126)、図3のステップS131に進む。スルー表示状態においては、撮像素子14、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24に逐次書き込まれたデータを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により逐次表示することにより、電子ファインダ機能を実現している。
画像表示ON/OFFスイッチ66が画像表示OFFに設定されていたならば(ステップS117)、或いは、画像表示部開閉検知手段106により画像表示部28が格納状態にあると判断したならば(ステップS118)、画像表示OFF状態に設定し(ステップS127)、画像表示フラグを解除し(ステップS128)、画像表示部28への電源供給を停止するとともに(ステップS129)、撮像素子14への電源供給を停止して(ステップS130)、図3のS131に進む。
画像表示OFFの場合は、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用せず、光学ファインダ104を用いて撮影を行う。この場合、電力消費量の大きい画像表示部28やD/A変換器26等の消費電力を削減することが可能となる。なお、画像表示フラグの状態は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
このように、画像表示OFF状態から画像表示ON状態に遷移する際に、図9(b)に示すように、画像表示部28への電源供給を開始後、画像表示部28への供給電圧が所定電圧に達した後に、撮像素子14への電源供給を開始することにより、システム全体の電圧が一時的に大きく低下することを防止することができる。図9(a)には、撮像素子14への電源供給を開始した後に、画像表示部28への電源供給を開始した場合を示す。図9(a)、(b)から分かるように、画像表示部28における表示安定期間内(電源供給開始〜T2間)に撮像起動処理を行うことにより、画像表示OFF状態から画像表示ON状態への遷移処理時間の短縮が可能となる。
シャッタースイッチSW1が押されていないならば(ステップS131)、図2のステップS103に戻る。シャッタースイッチSW1が押されたならば(ステップS131)、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(ステップS132)、画像表示フラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態をフリーズ表示状態に設定して(ステップS133)、ステップS134に進む。画像表示フラグが設定されていない場合には、撮像素子14の電源を投入する(ステップS144)。
フリーズ表示状態においては、撮像素子14、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介した画像表示メモリ24の画像データ書き換えを禁止し、最後に書き込まれた画像データを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により表示することにより、フリーズした映像を電子ファインダに表示している。
画像表示フラグが解除されていたならば(ステップS132)、ステップS134に進む。システム制御回路50は、測距処理を行って撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせ、測光処理を行って絞り値及びシャッター時間を決定する(ステップS134)。測光処理において、必要であればフラッシュの設定も行う。この測距・測光処理(ステップS134)の詳細は図5を用いて後述する。
測距・測光処理(ステップS134)を終えたならば、システム制御回路50は、設定された撮影動作モードと測距・測光処理(ステップS134)において決定した露出結果から、設定すべきシャッター速度が機械シャッターの最高速側のシャッター秒時を超えているか否かを判断し(ステップS135)、超えていないならば機械シャッターでのシャッター秒時の設定を行い(ステップS136)、ステップS138に進む。超えているならば機械シャッターと電子シャッターを併用するシャッター秒時の設定を行い(ステップS137)、ステップS138に進む。
システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(ステップS138)、画像表示フラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態をスルー表示状態に設定して(ステップS139)、ステップS140に進む。
シャッタースイッチSW2が押されずに(ステップS140)、さらにシャッタースイッチSW1も解除されたならば(ステップS141)、画像表示フラグをチェックし(ステップS145)、画像表示フラグがOFFならば、撮像素子14への電源供給を停止し(ステップS146)、図2のステップS103に戻る。
シャッタースイッチSW2が押されたならば(ステップS140)、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(ステップS142)、画像表示フラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態を固定色表示状態に設定して(ステップS143)、図4のステップS161に進む。固定色表示状態においては、撮像素子14、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に書き込まれた撮影画像データの代わりに、差し替えた固定色の画像データを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により表示することにより、固定色の映像を電子ファインダに表示している。
画像表示フラグが解除されていたならば(ステップS142)、図4のステップS161に進む。
システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるレビューフラグの状態を判断し(ステップS161)、レビューON設定されていたならばステップS162に、レビューOFFならばステップS165に進む。
システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(ステップS162)、画像表示フラグがONであれば、ステップS165に進む。画像表示フラグがOFFであれば、画像表示部28への電源を投入し(ステップS163)、ステップS164において画像表示部28への供給電圧が所定電圧Vに達した後に(図11のステップS601)後に、ステップS165に進む。
システム制御回路50は、撮像素子14、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影した画像データを書き込む露光処理、及び、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して各種処理を行う現像処理からなる撮影処理を実行する(ステップS165)。この撮影処理(ステップS165)の詳細は図6を用いて後述する。
システム制御回路50は、シャッター12を閉じた状態で撮像素子14の暗電流等のノイズ成分を本撮影と同じ時間蓄積し、蓄積を終えたノイズ画像信号を読み出すダーク取り込み処理を行い(ステップS166)、ステップS167に進む。このダーク取り込み処理で取り込んだダーク画像データを用いて補正演算処理を行うことにより、撮像素子14の発生する暗電流ノイズや撮像素子14固有のキズによる画素欠損等の画質劣化に関して、撮影した画像データを補正することができる。このダーク取り込み処理(ステップS166)の詳細は図7を用いて後述する。
システム制御回路50は、メモリ30の所定領域へ書き込まれた画像データの一部をメモリ制御回路22を介して読み出して、現像処理を行うために必要なWB(ホワイトバランス)積分演算処理、OB(オプティカルブラック)積分演算処理を行い、演算結果をシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
そして、システム制御回路50は、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30の所定領域に書き込まれた撮影画像データを読み出して、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶した演算結果を用いて、AWB(オートホワイトバランス)処理、ガンマ変換処理、色変換処理を含む各種現像処理を行う(ステップS167)。さらに、現像処理においては、ダーク取り込み処理(ステップS166)において取り込んだダーク画像データを用いて減算処理を行うことにより、撮像素子14の暗電流ノイズ等を打ち消すダーク補正演算処理も併せて行う。この現像処理(ステップS167)の詳細は図8を用いて後述する。
そして、システム制御回路50は、メモリ30の所定領域に書き込まれた画像データを読み出して、設定したモードに応じた画像圧縮処理を圧縮・伸長回路32により行い(ステップS168)、メモリ30の画像記憶バッファ領域の空き画像部分に、撮影して一連の処理を終えた画像データの書き込みを行う。
システム制御回路50は、メモリ30の画像記憶バッファ領域に記憶した画像データを読み出して、インタフェース90或いは94、コネクタ92或いは96を介して、メモリカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)カード等の記録媒体200或いは210へ書き込みを行う記録処理を行う(ステップS169、S170)。なお、記録媒体200或いは210へ画像データの書き込みを行っている間、書き込み動作中であることを明示するために、表示部54において例えばLEDを点滅させる等の記録媒体書き込み動作表示を行う。
システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるレビューフラグの状態を判断し(ステップS172)、レビューフラグが設定されていたならば、メモリ30から画像表示部28の表示形式に合わせて処理を行った画像データを読み出し、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に表示画像データの転送を行い、画像表示メモリ24から読み出した表示画像データを画像表示部28に表示するクイックレビュー表示を行う(ステップS173)。
このように、光学ファインダを用いて撮影・クイックレビューを行う際に、図10(b)に示すように、画像表示部28への電源供給後、画像表示部28への供給電圧が所定電圧Vに達した後に、撮影処理を開始することにより、撮影後に画像表示部28に電源投入を行った場合(図10(a))と比較して、撮影完了〜クイックレビュー画像が表示されるまでの期間が、画像表示部28における表示安定時間分短縮される。また、撮影処理中に画像表示部28への電源供給を開始すると、撮像部14への供給電圧が低下してしまうが、撮影処理を開始する前に、画像表示部28への電源供給を開始し、突入期間を避けることにより、撮像部14への影響を与えることなく、かつ、撮影後のクイックレビュー表示を高速に行うことが可能となる。
システム制御回路50は、シャッタースイッチSW2が押されていたら(ステップS174)、ステップS175に進む。システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるレビューフラグの状態を判断し(ステップS175)、連写であればステップS165に進み、再度撮影処理を行う。このとき、画像表示部28の電源は既にONされている状態であるので、連写の2枚目以降では、画像表示部28の電源ON処理を行う必要はない。
システム制御回路50は、シャッタースイッチSW2が離されていたら(ステップS174)、ステップS176に進み、レビュー表示時間が最小レビュー表示時間を超えたら(ステップS176)、ステップS177に進む。システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(ステップS177)、画像表示フラグが設定されていたならば、スルー画像表示を開始し(ステップS178)、ステップS181に進む。画像表意フラグが設定されていなければ、画像表示をOFF状態にし(ステップS179)、画像表示部28への電源供給を停止し(ステップS180)、ステップS181に進む。
システム制御回路50は、シャッタースイッチSW1が押されていれば(ステップS181)、図3のステップS140に進む。シャッタースイッチSW1が離されていたら、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(ステップS182)、画像表示フラグが設定されていなければ撮像素子14への電源供給を停止し(ステップS183)、図2のステップS103に進む。
図5には、図3のステップS134における測距・測光処理の詳細なフローチャートを示す。システム制御回路50は、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16を介して画像処理回路20に撮影画像データを逐次読み込む(ステップS201)。この逐次読み込まれた画像データを用いて、画像処理回路20はTTL方式のAE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理、AF(オートフォーカス)処理に用いる所定の演算を行っている。なお、ここでの各処理は、撮影した全画素数のうちの必要に応じた特定の部分を必要個所分切り取って抽出し、演算に用いている。これにより、TTL方式のAE、EF、AWB、AFの各処理において、中央重点モード、平均モード、評価モードの各モード等の異なるモード毎に最適な演算を行うことが可能となる。
画像処理回路20での演算結果を用いて、システム制御回路50は露出(AE)が適正と判断されるまで(ステップS202)、露光制御手段40を用いてAE制御を行う(ステップS203)。AE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50はフラッシュが必要か否かを判断し(ステップS204)、フラッシュが必要ならばフラッシュフラグをセットし、フラッシュ404を充電する(ステップS205)。露出(AE)が適正と判断したならば(ステップS202)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
画像処理回路20での演算結果及びAE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50はホワイトバランス(AWB)が適正と判断されるまで(ステップS206)、画像処理回路20を用いて色処理のパラメータを調節してAWB制御を行う(ステップS207)。ホワイトバランス(AWB)が適正と判断したならば(ステップS206)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
AE制御及びAWB制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50は測距(AF)が合焦と判断されるまで(ステップS208)、測距制御手段42を用いてAF制御を行う(ステップS209)。測距(AF)が合焦と判断したならば(ステップS208)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶し、測距・測光処理ルーチン(ステップS134)を終了する。
図6には、図4のステップS165における撮影処理の詳細なフローチャートを示す。システム制御回路50は、撮像素子14の電荷クリア動作を行った後に(ステップS301)、撮像素子14の電荷蓄積を開始した後(ステップS302)、シャッター制御手段40によってシャッター12を開き(ステップS303)、撮像素子14の露光を開始する(ステップS304)。
ここで、フラッシュフラグによりフラッシュが必要か否かを判断し(ステップS305)、必要な場合はフラッシュ404を発光させる(ステップS306)。なお、フラッシュ404が使用不可能な場合は、ステップS307に進む。
システム制御回路50は、測光データに従って撮像素子14の露光終了を待ち(ステップS307)、シャッター制御手段40によってシャッター12を閉じ(ステップS308)、撮像素子14の露光を終了する。
設定した電荷蓄積時間が経過したならば(ステップS309)、システム制御回路50は、撮像素子14の電荷蓄積を終了した後(ステップS310)、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いは、A/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30の所定領域への撮影画像データを書き込む(ステップS311)。一連の処理を終えたならば、撮影処理ルーチン(ステップS165)を終了する。
図7には、図4のステップS166におけるダーク取り込み処理の詳細なフローチャートを示す。システム制御回路50は、撮像素子14の電荷クリア動作を行った後に(ステップS401)、シャッター12が閉じた状態で、撮像素子14の電荷蓄積を開始する(ステップS402)。
設定した所定の電荷蓄積時間が経過したならば(ステップS403)、システム制御回路50は、撮像素子14の電荷蓄積を終了した後(ステップS404)、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いは、A/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30の所定領域への画像データ(ダーク画像データ)を書き込む(ステップS405)。
このダーク取り込みデータを用いて現像処理を行うことにより、撮像素子14の発生する暗電流ノイズや撮像素子14固有のキズによる画素欠損等の画質劣化に関して、撮影した画像データを補正することができる。
なお、このダーク画像データは、新たにダーク取り込み処理が行われるか、撮像装置100の電源がOFFされるまで、メモリ30の所定領域に保持される。或いは、メモリ30の一部或いは全部をEEPROMやハードディスク等の不揮発性メモリからなる構成として、ダーク画像データを不揮発性メモリに書き込むようにしたならば、新たにダーク取り込み処理が行われるまで、このダーク画像データは不揮発性メモリの所定領域に保持される。そして、このダーク画像データは、この後、撮影処理が実行されて、そこで撮影した画像データを撮像素子14より読み出して、現像処理を行う際に用いられる。一連の処理を終えたならば、ダーク取り込み処理ルーチン(ステップS166)を終了する。
図8には、図4のステップS167における現像処理の詳細なフローチャートを示す。システム制御回路50は、メモリ30に書き込まれた撮影画像データ及びダーク画像データを読み出して、輝度信号処理(ステップS501)や色処理(ステップS502)、サムネイル画像処理(ステップS503)を順次行った後、メモリ30に処理を終えた画像データを書き込む。一連の処理を終えたならば、現像処理ルーチン(ステップS167)を終了する。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について説明する。撮像装置100での処理動作の主ルーチン(図2〜図4)及び測距・測光処理、撮影処理、ダーク取り込み処理、現像処理(図5〜図8)は、上記第1の実施形態と同じであり、図12に示すように、画像表示部28への電源供給判定処理(ステップS121及びステップS164)を変更したものである。
システム制御回路50は、画像表示部開閉検知手段106により画像表示部28が格納状態にあるか表示状態にあるかを判断し(ステップS118)、表示状態にあると判断したならば、画像表示部28の電源を投入する(ステップS119)。システム制御回路50はタイマT2を設定する(ステップS120)。さらにステップS121において、タイマT1(<T2)を設定し(図12のステップS701)、タイマT1満了後に(図12のステップS702)、撮像素子14に電源を投入する(ステップS122)。
さらに、システム制御回路50は、タイマT2満了後(ステップS123)に、画像表示フラグを設定し(ステップS124)、画像表示ON状態に設定し(ステップS125)、スルー画像表示を開始し(ステップS126)、ステップS131に進む。
このように、画像表示OFF状態から画像表示ON状態に遷移する際に、図9(b)に示すように、画像表示部28への電源供給を開始後、画像表示部28への供給電圧が所定電圧に達するのに十分は所定時間(T1)後に、撮像素子14への電源供給を開始することにより、システム全体の電圧が一時的に大きく低下することを防止することができる。図9(a)には、撮像素子14への電源供給を開始した後に、画像表示部28への電源供給を開始した場合を示す。図9(a)、(b)から分かるように、画像表示部28における表示安定期間内(電源供給開始〜T2間)に撮像起動処理を行うことにより、画像表示OFF状態から画像表示ON状態への遷移処理時間の短縮が可能となる。
また、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるレビューフラグの状態を判断し(ステップS161)、レビューON設定されていたならばステップS162に、レビューOFFならばステップS165に進む。
システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(ステップS162)、画像表示フラグがONであれば、ステップS165に進む。画像表示フラグがOFFであれば、画像表示部28への電源を投入し(ステップS163)、ステップS164においてタイマT1を設定し(図12のステップS701)、タイマT1満了後に(図12のステップS702)、ステップS165に進む。
なお、上記実施形態の説明においては、画像表示部28への電源投入をシステムのバッテリーが低い場合には、撮影後に行う等して、場合によっては省電力を優先させることができる。
本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を適用した撮像装置の構成例を示す図である。 撮像装置での処理動作の主ルーチンを示すフローチャートである。 撮像装置での処理動作の主ルーチンを示すフローチャートである。 撮像装置での処理動作の主ルーチンを示すフローチャートである。 測距・測光処理を示すフローチャートである。 撮影処理を示すフローチャートである。 ダーク取り込み処理を示すフローチャートである。 現像処理を示すフローチャートである。 画像表示部への電源供給と撮像素子への電源供給のタイミングによる差を示す図であり、(a)が撮像電源投入後に表示電源投入の場合を示す図、(b)が表示電源投入後に撮像電源投入の場合(実施形態)を示す図である。 画像表示部への電源供給と撮像素子への電源供給のタイミングによる差を示す図であり、(a)が撮像電源投入後に表示電源投入の場合を示す図、(b)が表示電源投入後に撮像電源投入の場合(実施形態)を示す図である。 第1の実施形態における画像表示部への電源供給判定処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態における画像表示部への電源供給判定処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10:撮影レンズ
12:シャッター
14:撮像素子
16:A/D変換器
18:タイミング発生回路
20:画像処理回路
22:メモリ制御回路
24:画像表示メモリ
26:D/A変換器
28:画像表示部
30:メモリ
32:圧縮・伸長回路
40:露光制御手段
42:測距制御手段
44:ズーム制御手段
46:バリア制御手段
48:コネクタ(アクセサリーシュー)
50:システム制御回路
52:メモリ
54:表示部
56:不揮発性メモリ
60:モードダイアルスイッチ
62:シャッタースイッチSW1
64:シャッタースイッチSW2
66:画像表示ON/OFF
68:単写/連写スイッチ
70:操作部
71:レビュースイッチ
80:電源制御手段
82:コネクタ
84:コネクタ
86:電源
90:インタフェース
92:コネクタ
94:インタフェース
96:コネクタ
98:記録媒体着脱検知手段
100:撮像装置
102:保護手段
104:光学ファインダ
106:画像表示部開閉検知手段
110:通信手段
112:コネクタ(又はアンテナ)
200:記録媒体
202:記録部
204:インタフェース
206:コネクタ
210:記録媒体
212:記録部
214:インタフェース
216:コネクタ
400:フラッシュ装置
402:コネクタ
404:フラッシュ

Claims (15)

  1. 撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置であって、
    撮像手段と、
    メモリと、
    表示手段と、
    光学ファインダと、
    前記撮像手段の出力信号を前記メモリに記憶し、その直後に前記メモリに記憶した画像信号を再生して前記表示手段に表示する再生手段と、
    前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段と、
    前記表示手段への供給電圧を検出する表示手段電圧検出手段と、
    前記光学ファインダを用いた撮影が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、前記表示手段電圧検出手段による電圧値が所定の電圧に達した後に、前記撮像手段による撮影処理を開始する制御手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置であって、
    撮像手段と、
    メモリと、
    表示手段と、
    光学ファインダと、
    前記撮像手段の出力信号を前記メモリに記憶し、その直後に前記メモリに記憶した画像信号を再生して前記表示手段に表示する再生手段と、
    前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段と、
    前記光学ファインダを用いた撮影が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた一定時間経過後に、前記撮像手段による撮影処理を開始する制御手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  3. 前記一定時間とは、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、前記表示手段への供給電圧が所定の電圧に達するのに十分な時間であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置であって、
    撮像手段と、
    表示手段と、
    前記撮像手段へ電源を供給する撮像手段電源供給手段と、
    前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段と、
    前記表示手段への供給電圧を検出する表示手段電圧検出手段と、
    前記表示手段へのスルー画像表示が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、前記表示手段電圧検出手段による電圧値が所定の電圧に達した後に、前記撮像手段電源供給手段による前記撮像手段への電源供給を開始し、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた一定時間経過後に、前記表示手段へのスルー画像表示を開始する制御手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  5. 前記一定時間とは、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、前記表示手段における表示が安定するのに十分な時間であることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置であって、
    撮像手段と、
    表示手段と、
    前記撮像手段へ電源を供給する撮像手段電源供給手段と、
    前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段と、
    前記表示手段へのスルー画像表示が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた第1の一定時間経過後に、前記撮像手段電源供給手段による前記撮像手段への電源供給を開始し、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた第2の一定時間経過後に、前記表示手段へのスルー画像表示を開始する制御手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  7. 前記第1の一定時間とは、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、前記表示手段への供給電圧が所定の電圧に達するのに十分な時間であり、前記第2の一定時間とは、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、前記表示手段における表示が安定するのに十分な時間であることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 撮像手段と、メモリと、表示手段と、光学ファインダと、前記撮像手段の出力信号を前記メモリに記憶し、その直後に前記メモリに記憶した画像信号を再生して前記表示手段に表示する再生手段と、前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段と、前記表示手段への供給電圧を検出する表示手段電圧検出手段とを具備し、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置を制御する制御方法であって、
    前記光学ファインダを用いた撮影が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、前記表示手段電圧検出手段による電圧値が所定の電圧に達した後に、前記撮像手段による撮影処理を開始する手順を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  9. 撮像手段と、メモリと、表示手段と、光学ファインダと、前記撮像手段の出力信号を前記メモリに記憶し、その直後に前記メモリに記憶した画像信号を再生して前記表示手段に表示する再生手段と、前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段とを具備し、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置を制御する制御方法であって、
    前記光学ファインダを用いた撮影が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた一定時間経過後に、前記撮像手段による撮影処理を開始する手順を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  10. 撮像手段と、表示手段と、前記撮像手段へ電源を供給する撮像手段電源供給手段と、前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段と、前記表示手段への供給電圧を検出する表示手段電圧検出手段とを具備し、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置を制御する制御方法であって、
    前記表示手段へのスルー画像表示が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、前記表示手段電圧検出手段による電圧値が所定の電圧に達した後に、前記撮像手段電源供給手段による前記撮像手段への電源供給を開始し、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた一定時間経過後に、前記表示手段へのスルー画像表示を開始する手順を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  11. 撮像手段と、表示手段と、前記撮像手段へ電源を供給する撮像手段電源供給手段と、前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段とを具備し、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置を制御する制御方法であって、
    前記表示手段へのスルー画像表示が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた第1の一定時間経過後に、前記撮像手段電源供給手段による前記撮像手段への電源供給を開始し、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた第2の一定時間経過後に、前記表示手段へのスルー画像表示を開始する手順を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  12. 撮像手段と、メモリと、表示手段と、光学ファインダと、前記撮像手段の出力信号を前記メモリに記憶し、その直後に前記メモリに記憶した画像信号を再生して前記表示手段に表示する再生手段と、前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段と、前記表示手段への供給電圧を検出する表示手段電圧検出手段とを具備し、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置を制御するコンピュータプログラムであって、
    前記光学ファインダを用いた撮影が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、前記表示手段電圧検出手段による電圧値が所定の電圧に達した後に、前記撮像手段による撮影処理を開始する処理をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  13. 撮像手段と、メモリと、表示手段と、光学ファインダと、前記撮像手段の出力信号を前記メモリに記憶し、その直後に前記メモリに記憶した画像信号を再生して前記表示手段に表示する再生手段と、前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段とを具備し、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置を制御するコンピュータプログラムであって、
    前記光学ファインダを用いた撮影が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた一定時間経過後に、前記撮像手段による撮影処理を開始する処理をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  14. 撮像手段と、表示手段と、前記撮像手段へ電源を供給する撮像手段電源供給手段と、前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段と、前記表示手段への供給電圧を検出する表示手段電圧検出手段とを具備し、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置を制御するコンピュータプログラムであって、
    前記表示手段へのスルー画像表示が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、前記表示手段電圧検出手段による電圧値が所定の電圧に達した後に、前記撮像手段電源供給手段による前記撮像手段への電源供給を開始し、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた一定時間経過後に、前記表示手段へのスルー画像表示を開始する処理をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  15. 撮像手段と、表示手段と、前記撮像手段へ電源を供給する撮像手段電源供給手段と、前記表示手段へ電源を供給する表示手段電源供給手段とを具備し、撮像した画像のデータを記録媒体に記録する撮像装置を制御するコンピュータプログラムであって、
    前記表示手段へのスルー画像表示が指示された場合には、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた第1の一定時間経過後に、前記撮像手段電源供給手段による前記撮像手段への電源供給を開始し、前記表示手段電源供給手段による前記表示手段への電源供給開始後、予め定められた第2の一定時間経過後に、前記表示手段へのスルー画像表示を開始する処理をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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