JP2006109234A - 受信装置および受信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御部308の制御の下、地上波デジタル放送に関するEPGデータのみを不揮発性メモリ306に記憶(蓄積)し、地上波デジタル、BSデジタル、またはCSデジタルの関するEPGデータは揮発性メモリ(RAM)307のみに記憶し、デジタル放送受信機31においては、ユーザがリモートコマンダ等によりEPGを表示するように操作することによって、この揮発性メモリ307に蓄積したEPGを画像(動画像または静止画像)に重畳させてモニタ34に表示する。
【選択図】 図1
Description
PSI情報を拡張し、番組情報などを含めたものがSI(Service Information)である。そして、SIによって番組名や番組表(EPG)などが送信される。
SIはPSIの一部であるとみなして、PSI/SI情報としてまとめて扱う場合が多い。また、SIにEPGのほぼ全てが含まれるので、SI/EPGとまとめて扱う場合も多い。
そして、デジタル放送の受信装置においては、ユーザがリモートコマンダ等によりEPGを表示するように操作することによって、蓄積したEPGを画像(動画像または静止画像)に重畳させて表示する。
また、受信した他の放送信号(衛星放送)に関する番組情報を記憶手段の第2領域、たとえば揮発性メモリに蓄積させる。
そして、制御手段は、第2領域に記憶し、現在受信していない放送信号に関する番組情報は破棄する。
すなわち、地上波放送局11は、各種の番組を、アンテナ12から地上波として放送する。
この衛星放送波は、BS等のデジタル放送(通信)衛星(のトランスポンダ)23で受信され、増幅その他の所定の処理が施された後に送信される。
そして、これらの地上波チューナ301、BSチューナ302、デスクランブラ303、デマルチプレクサ304、AVデコーダ305、不揮発性メモリ306、揮発性メモリ307、制御部308、およびICカードリーダ309は内部バス310を介して接続されている。
本実施形態においては、地上波デジタルのEPGデータのみが不揮発性メモリ306に記憶(蓄積)され、BSまたはCSデジタルのEPGデータは揮発性メモリ307に記憶(蓄積)される。
また、AVデコーダ305は、制御部308の指示に基づいて、必要に応じて、一般の番組としての画像に、揮発性メモリ307に蓄積されている地上波デジタル放送、BSデジタル放送、またはCSデジタル放送の関するEPGデータに基づいて構成されるEPGを重畳して、モニタ34に供給し表示させる。
不揮発性メモリ306は、その容量は、たとえば地上波デジタル放送に関するEPGデータにマージンを加えて2MBに設定される。
デジタル放送受信機31においては、ユーザがリモートコマンダ等によりEPGを表示するように操作することによって、この揮発性メモリ307に蓄積したEPGを画像(動画像または静止画像)に重畳させてモニタ34に表示する。
揮発性メモリ307は、その容量は、たとえば最も情報量の多いCSデジタル放送に関するEPGデータにマージンを加えて3MBに設定される。
また、制御部308は、デマルチプレクサ304、不揮発性メモリ306、および揮発性メモリ307を制御し、地上波デジタル放送に関するEPGデータを不揮発性メモリ306に蓄積させ、BSおよびCSデジタル方法に関するEPGデータは、揮発性メモリ307に蓄積させる。
また、制御部308は、たとえば地上波デジタル放送の受信信号におけるEPGデータを不揮発性メモリ306に記憶させる場合、一旦、揮発性メモリ307に記憶し、そのデータが既に不揮発性メモリ306に記憶されているか否かを判定し、判定結果に応じて記憶するか否かを決定する。制御部308は、基本的には、不揮発性メモリ306に記憶される地上波デジタル放送に関するEPGデータは、日毎に更新するように制御する。
制御部308は、ユーザがリモートコマンダ等によりEPGを表示するように操作することによって、この揮発性メモリ307に蓄積したEPGを画像(動画像または静止画像)に重畳させてモニタ34に表示させる場合には、地上波デジタル放送に関するEPGデータは、不揮発性メモリ306から揮発性メモリ307に一旦読み出し、揮発性メモリ307に記憶させたEPGデータを重畳させる。
なお、制御部308は、デマルチプレクサ304により供給されるEPGデータに対して、その方式に適合する処理を施し、不揮発性メモリ306または揮発性メモリ307に供給する。
ここでは、地上波デジタル、BSデジタル、110度CSデジタルのくくりを「放送規格」と呼ぶこととする。
言い換えると、揮発性メモリ(RAM)307に格納しきれなくなった場合は、視聴していない放送規格のデータを削除する。
なお、優先順位を決めて動的に破棄せずとも、ユーザが視聴する放送規格を切り替えた時点で,全ての揮発性メモリ(RAM)307上のデータを毎回破棄するようにしても良い。
この場合、フィルタを全開にすることにより処理が追いつかないようであれば、時間的に直近のデータを優先して取得するようフィルタの値を設定する。
蓄積する不揮発メモリ306の領域は、たとえば図3に示すように、あらかじめネットワーク単位で区切っておく。
図3の例では、NOR型フラッシュメモリの2つのセクタを1つのEPGデータに割り当て、これらの配列に番号を付す。たとえば図3においては配列は「0」〜「n」が付されている。
区切られた配列(領域)の先頭に、そのネットワークの情報を完全に取得した日付を記載する。続いて、ネットワークID、データサイズ、さらに番組データを記載する(書き込む)。
蓄積したデータを破棄するときは、不揮発性メモリ306の格納領域を消去(フラッシュ;全て1)する。
また、消去(フラッシュ)する過程で電源が切断されたときに不定の値となってしまうようなデバイスであれば、フラッシュの前に日付の部分を0xff(all0)で書きつぶすこととする。つまり、使用されていないブロックの日付領域はall0もしくはall1となり、このことにより、制御部308は、使用していないブロックを判別する。
ひとつのネットワークあたりの蓄積領域が複数(3つ以上)のセクタにまたがる場合は、最初に、先頭のセクタに関して処理を行う。
新しくデータを蓄積する場合は、現在使用されていないブロックを使用する。使用開始前に、使用しようとするブロックを構成するセクタにフラッシュされていないセクタがあればフラッシュしてから使用する。
視聴中の放送規格が地上デジタルに切り替わったときに、不揮発性メモリ306から揮発性メモリ(RAM)307へのデータ読み出しを行う。このとき、同じネットワークの情報が複数あった場合、日付から最も後に蓄積された情報を使用する。同時に、最後に蓄積された情報以外の重複する情報があれば、削除する。
これと並行して、図4に示すように、ネットワークごとの格納位置(配列番号)、ネットワークIDと取得日時の情報を管理情報として揮発性メモリ(RAM)307に作成する。
新しくデータを蓄積する場合は、現在使用されていないブロックを使用し、蓄積する。このとき、日付は取得しているネットワークの情報を全て記録し終わった後に記載し、その次に、同じネットワークで古い情報が別の場所に格納されていた場合、これを削除する。
また、不揮発性メモリ306に書き換え寿命が存在するものを使用する場合、情報を取得した日時の記録を基に、同日は不揮発性メモリに記録しないようにしたり、3時間など任意に規定した時間は不揮発性メモリに記録しないようにしても良い。
このチャンネルの信号は、地上波チューナ301からデスクランブラ303を介してデマルチプレクサ304に供給される。
デマルチプレクサ304では、制御部308の指示に基づいて、地上波チューナ301による受信信号から情報を選択的に取り出されて、たとえば画像(動画像または静止画像)や音声データがAVデコーダ305に供給され、EPGデータが不揮発性メモリ306または揮発性メモリ307に供給される。
このチャンネルの信号は、BSチューナ302からデスクランブラ303を介してデマルチプレクサ304に供給される。
デマルチプレクサ304では、制御部308の指示に基づいて、BSチューナ302による受信信号から情報を選択的に取り出して、たとえば画像(動画像または静止画像)や音声データがAVデコーダ305に供給し、EPGデータが揮発性メモリ307に供給される。
すなわち、制御部308は、ユーザがリモートコマンダ等を操作することにより選択したチャンネルを、地上波チューナ301またはBSチューナ302を制御することにより受信させる。したがって、制御部308は、ユーザが選択しているチャンネルの信号が、地上波または衛星放送波のうちのいずれによるものであるかを認識している。
ステップST1では、そのようにして制御部308が認識している情報に基づいて、ユーザが選択しているチャンネルの信号が、地上波または衛星放送波のうちのいずれによるものであるかが判定される。
具体的には、新しくデータを蓄積する場合は、現在使用されていないブロックを使用する。使用開始前に、使用しようとするブロックを構成するセクタにフラッシュされていないセクタがあれば消去(フラッシュ)してから使用し、データが蓄積される(ST2,ST3)。
この場合、たとえば図3に示すように、配列に番号「0」〜「n」が付され、区切られた配列(領域)の先頭に、そのネットワークの情報を完全に取得した日付が記載される。続いて、ネットワークID、データサイズ、さらに番組データが記載される。
蓄積したデータを破棄するときは、揮発メモリ307の格納領域が消去(フラッシュ;全て1)される。
このとき、同じネットワークの情報が複数あった場合、日付から最も後に蓄積された情報を使用する。同時に、最後に蓄積された情報以外の重複する情報があれば、削除する。
これと並行して、図4に示すように、ネットワークごとの格納位置(配列番号)、ネットワークIDと取得日時の情報が管理情報として揮発性メモリ(RAM)307に作成される(ST5)。
このとき、新しくデータを蓄積する場合は、現在使用されていないブロックを使用し、蓄積する。このとき、日付は取得しているネットワークの情報を全て記録し終わった後に記載し、その次に、同じネットワークで古い情報が別の場所に格納されていた場合、これを削除する。
AVデコーダ305においては、この揮発性メモリ307に蓄積したEPGを画像(動画像または静止画像)に重畳させてモニタ34に表示させる。
AVデコーダ305においては、この揮発性メモリ307に蓄積したEPGを画像(動画像または静止画像)に重畳させてモニタ34に表示させる。
具体的には、地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル共用受信機において、蓄積する番組情報を地上デジタル放送に限定することにより不揮発メモリ2MB程度、揮発メモリ(RAM)3MB程度の極めて少ない揮発および不揮発記憶装置のみで番組情報を提示することができる装置を実現できる。
さらに、受信機31には、3種類以上の伝送媒体を介して送信されてくる信号をそれぞれ受信可能な3種類以上のチューナを内蔵させることも可能である。この場合、EPGデータは、ユーザが選択した信号を受信しているチューナ以外の2種類以上のチューナのいずれかで受信するようにすることができる。
または、逆に、アンテナ32、地上波チューナ301、デスクランブラ303、デマルチプレクサ304を通して地上波デジタル放送を受信し、地上波デジタル放送に関するEPGデータを揮発性メモリ(RAM)307の空き領域に格納して不揮発性メモリ306に記憶させる、あるいは直接的に、地上波デジタル放送に関するEPGデータを不揮発性メモリ306に記憶させているときに、別系統のアンテナ33、BSチューナ302、デスクランブラ311、デマルチプレクサ312を通して衛星方法波を受信し、衛星放送に関するEPGデータを揮発性メモリ(RAM)307の空き領域に記憶させる。
Claims (11)
- 複数種類のネットワークそれぞれから送信されてくる番組案内情報を含む複数の放送信号を受信することが可能な受信装置であって、
第1領域と第2領域を含み、上記番組案内情報を記憶するための記憶手段と、
受信した一の放送信号に関する番組案内情報を上記記憶手段の第1領域に蓄積させ、他の放送信号に関する番組情報を上記記憶手段の第2領域に蓄積させ、当該第2領域に記憶し、現在受信していない放送信号に関する番組情報を破棄可能な制御手段と
を有する受信装置。 - 上記記憶手段は、不揮発性メモリと、揮発性メモリと、を有し、
上記制御手段は、受信した一の放送信号に関する番組案内情報を上記不揮発性メモリに記憶させ、他の放送信号に関する番組案内情報は上記揮発性メモリに記憶させる
請求項1記載の受信装置。 - 上記一の放送信号は地上波デジタル放送信号を含み、他の放送信号はデジタル衛星放送信号を含む
請求項1記載の受信装置。 - 上記一の放送信号は地上波デジタル放送信号を含み、他の放送信号はデジタル衛星放送信号を含む
請求項2記載の受信装置。 - 上記制御手段は、上記不揮発性メモリには、ネットワーク単位でブロック毎に記憶し、記憶データには、使用ブロックであるか否かを示すデータを付加し、新たに情報を記憶する場合には、当該付加データを参照して、不使用ブロックに記憶する
請求項4記載の受信装置。 - 上記制御手段は、上記不揮発性メモリに記憶した一の放送信号に関する番組案内情報を放送データに重畳させる必要がある場合、上記不揮発性メモリから上記揮発性メモリに一旦情報を読み出して、当該揮発性メモリの一の放送信号に関する番組案内情報を放送データに重畳させる
請求項4記載の受信装置。 - 上記制御手段は、上記不揮発性メモリには、ネットワーク単位でブロック毎に記憶し、記憶データには、少なくとも記憶した順番がわかるデータを付加し、上記不揮発性メモリから上記揮発性メモリに一旦情報を読み出して、当該揮発性メモリの一の放送信号に関する番組案内情報を放送データに重畳させる場合に、読み出したデータに同じネットワークに関する番組案内情報が複数存在する場合、最後に蓄積された番組案内情報を使用する
請求項6記載の受信装置。 - 上記制御手段は、最後に蓄積された番組案内情報を使用する場合、残りの同じネットワークに関する番組案内情報を上記不揮発性メモリから削除する
請求項7記載の受信装置。 - 一の放送信号を受信し、当該一の放送信号に含まれる番組情報を抽出可能な第1の系統と、
他の放送信号を受信し、当該他の放送信号に含まれる番組情報を抽出可能な第2の系統と、を有し、
上記制御手段は、指示に従って第1の系統または第2の系統により放送信号を受信しているときに、指示されていない系統により指示されていない放送信号を受信されて当該番組案内情報を上記記憶手段に並列的に記憶させる
請求項1記載の受信装置。 - 複数種類のネットワークそれぞれから送信されてくる番組案内情報を含む複数の放送信号を受信することが可能な受信方法であって、
受信した一の放送信号に関する番組案内情報を上記記憶手段の第1領域に蓄積させ、
他の放送信号に関する番組情報を上記記憶手段の第2領域に蓄積させ、
上記第2領域に記憶し、現在受信していない放送信号に関する番組情報を破棄する
受信方法。 - 上記一の放送信号は地上波デジタル放送信号を含み、他の放送信号はデジタル衛星放送信号を含む
請求項10記載の受信方法。
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