JP2007104261A - 番組記録装置及び番組記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の番組が元の放送予定時間帯に放送されなかった場合にその理由を小さな情報量で記録することができ、かつ、元の放送予定時間帯とは異なる時間帯に番組が放送された場合には番組の全てを記録することができる番組記録装置および番組記録方式を提供すること。
【解決手段】記録制御部152を備え、記録制御部152が予約動作を行う際に、ユーザが所望する番組が放送されている時間帯の他に、ユーザによる予約操作の時点における放送予定時間帯の開始時刻の第1の所定時間前から放送予定時間帯の開始時刻の第2の所定時間後までの期間のうちの一部または全部の時間帯に放送中の番組の映像・音声情報を記録することができ、ユーザは、後で再生操作を行なうことにより、番組の編成が変更された理由を知ることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばハードディスクを内蔵して放送番組を記録する装置に使用して好適な番組を記録する番組記録装置及び番組記録方法に関する。
近年、ARIB(Association of Radio Industriesand Businesses)規格STD−B10に即した、デジタル放送対応の番組記録装置が普及してきた。STD−B10に即したデジタル放送では、トランスポートストリームに、番組を識別する番組識別子が付加されて、放送局から送信される。ユーザが番組記録装置で録画予約の操作を行う際に、この番組識別子を特定しておくことにより、ユーザが予約操作をした後になって番組の放送時間が延長された場合や、放送時間帯が変更になった場合でも、ユーザの操作を伴わずにユーザの所望する番組の全てを記録することができ、これを実現した番組記録装置は、現在、市販されている。図9は従来の番組記録装置の基本構成図を示すものであり、図10はこの装置の記録制御部111での予約番組の記録の動作フローチャートを示すものである(例えば、特許文献1参照。)。
図9において、アンテナ120を通して受信部102で受信した放送信号は、分離部103にて、映像・音声信号と、制御信号に分離される。番組編成情報抽出部106は、分離部103で得られた制御信号から、番組編成情報を抽出し、番組表管理部110へ送られる。ユーザが番組の予約操作を行う際、番組表管理部110はOSD(On Screen Display)生成部109を通して、番組編成情報に含まれる番組名や放送予定時間帯などの情報を表示する。ユーザが、これらの表示された情報を見ながら、ユーザ操作受付部115を通して番組を特定すると、この番組に関する番組記述子と放送予定時間帯と放送チャンネルとを含む情報が予約管理部114に送られ、予約が登録される。予約管理部114に登録された番組の放送予定時間帯が接近すると、予約管理部114は、予約として登録されている番組識別子と放送チャンネルと放送予定時間帯を記録制御部111に伝える。放送予定時間帯が接近したことは、放送予定時間帯の開始時刻より例えば5分前を過ぎたかどうかによって判断される。記録制御部111は、予約管理部114より指示された放送チャンネルを受信部102に伝え、選局を行う。放送中番組識別子抽出部107は、分離部103で得られた制御情報から、現在の放送チャンネルで放送中の番組識別子を抽出し、記録制御部111に伝える。記録制御部111は、予約管理部114より通知された番組識別子と、放送中番組識別子抽出部107から送られた番組識別子が同じであれば記録を開始し、異なる番組識別子に変化すれば記録を終了する。記録開始は、AV(映像・音声:Audio/Video)ストリーム蓄積部108に対して記録開始指示を行い、記録終了は、AVストリーム蓄積部108に対して記録終了指示を行うとともに、コンテンツ管理部113に対して新たな番組を記録したことを通知する。AVストリーム蓄積部108は、AVストリームだけでなく、任意の時点からの再生を容易に行うためのタイムスタンプを付加して蓄積を行う。ユーザは、番組を再生したいときに、再生操作をすると、ユーザ操作受付部115からコンテンツ管理部113に対して再生指示が通知され、再生制御部112がAVストリーム蓄積部108へ再生開始指示を行う。AVストリーム蓄積部108は、蓄積していたストリームのデータを順次AVデコーダ104に流し、デコードにより生成された映像、音声が出力され、これをユーザが視聴することができる。また、ユーザが視聴したい時点のタイムスタンプを指定すると、AVストリーム蓄積部108はその時点からの再生を行うこともできる。
図10は、予約記録時の記録制御部111の動作フローである。予約管理部114より予約動作の開始指示を受けると、ステップS201より記録制御部111の予約動作が開始される。このとき、予約管理部114から記録制御部111へは、記録対象番組の番組記述子と、放送予定時間帯と、放送チャンネルとを含む情報が通知される。ステップS202では、ステップS201で得た記録対象番組の番組識別子と、放送中番組識別子抽出部107で得た番組識別子を比較し、これが同じであれば、記録対象番組を放送中であると判断する。現在、記録対象番組を放送中かを判断し(ステップS202)、放送中でなければ、現在の時刻が番組監視終了時刻を過ぎたか判断する(ステップS203)。ここで、番組監視終了時刻は、ステップS201で得た放送予定時間帯の終了時刻の例えば3時間後である。ステップS203において現在の時刻が番組監視終了時刻を過ぎていれば、予約動作のフローを終了する(ステップS208)。ステップS203において現在の時刻が番組監視終了時刻を過ぎていなければ、ステップS202に進む。
ステップS202で放送中であれば、番組記録の開始処理を行う(ステップS205)。ステップS205では、AVストリーム蓄積部108への記録開始指示を行う。ステップS205の後、現在放送中の番組を放送中かを判断し(ステップS206)、放送中でなくなると番組記録の終了処理を行う(ステップS207)。終了処理では、AVストリーム蓄積部108への記録終了指示だけでなく、予約管理部114へ、記録が正しく終了したことも通知する。また、予約管理部114では、記録が正しく終了したことを記憶しておく。以上で、記録対象番組の記録が完了し、予約動作の動作を終了する(ステップS208)。
予約動作の終了後、ユーザは、ユーザ操作受付部115とコンテンツ管理部113を通して、記録された番組を視聴したことや、ユーザ操作受付部115と予約管理部114を通して、予約動作が正しく終了したことを知ることができる。
前記従来の構成では、ユーザの所望する番組が、元の予定とは別の時間帯に放送された場合は、この番組を記録することができるが、放送局の都合などにより放送されなかった場合には、情報の記録が全く行われない。ユーザは、予約した番組を視聴しようとしても、番組記録装置には所望の番組は記録されておらず、ユーザはなぜ記録が行われなかったのかを知ることができない。現在市販されている番組記録機の中には、例えば予約管理部114で記録が正しく終了したことを記憶していないことから、ユーザの所望する番組の番組識別子を持つ番組が放送されなかった、という情報を表示してユーザに知らせる機能を持つ番組記録装置があるが、番組が放送されなかった理由を記録することはできない。ユーザは、放送局に電話などの手段により放送されなかった理由を確認することはできるが、面倒である。また、放送局にとっては、番組の編成を一度変更しただけでも多くのユーザからの問い合わせに対応することになり、大きな負担となる。
特許第3312633号公報
ところで、放送局による現在の運用では、実際の放送時間帯が元の放送予定時間帯とは異なった場合や、放送が中止になった場合には、元の放送予定時間帯の開始時刻付近の時間帯に、画面上に編成が変更された理由を示したテロップを重畳した映像を送信することが一般的に行われている。従来の番組記録装置として、番組識別子を無視して、指定した時間帯に放送される番組を記録する機能を持つ番組記録装置が市販されているが、元の放送予定時間帯の全てで記録を行うため、記録に必要な情報量が大きくなってしまい、しかも、元の放送予定時間帯とは異なる放送時間帯に番組が放送された場合でも、元の放送予定時間帯のみ記録動作が行われるため、所望する番組の全てを記録することができない。
このように、従来の番組記録装置では、番組が放送された場合はその全てを記録し、放送されなかった場合にはその理由が分かる情報を記録することで、ユーザの満足を得ることが実現できないという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、所望の番組が元の放送予定時間帯に放送されなかった場合にその理由を小さな情報量で記録することができ、かつ、元の放送予定時間帯とは異なる時間帯に番組が放送された場合には番組の全てを記録することができる番組記録装置および番組記録方式を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の番組記録装置は、番組の映像・音声情報と制御情報とが多重化された放送信号を受け取り、放送信号より映像・音声情報と制御情報とを分離する分離部と、番組の放送が予定されている第1の時間帯と、その番組を識別する番組識別子とを含む番組編成情報を、制御情報から抽出する番組編成情報抽出部と、現在放送中の番組を識別する番組識別子を、制御情報から抽出する放送中番組識別子抽出部と、番組識別子およびユーザの予約操作の時点における番組編成情報を予約番組情報として記憶することでユーザが所望する番組の予約を設定する予約設定手段と、第1の時間帯の開始時刻の第1の所定時間前から第1の時間帯の開始時刻の第2の所定時間後までの期間のうちの一部または全部である第2の時間帯と、放送中番組識別子抽出部により取得した番組識別子が予約番組情報に含まれる番組識別子と同じである第3の時間帯において、第2の時間帯と第3の時間帯との両方の時間帯に放送中の番組の映像・音声情報を記録する記録制御部と、第1の時間帯と第3の時間帯とが異なっていた場合に、第2の時間帯に記録した映像・音声情報を再生する再生制御部とを備える。
本構成によって、ユーザの所望する番組が元の放送予定時間帯に放送されなかった場合にその理由を小さな情報量で記録し、後でユーザに提示することができ、かつ、元の放送予定時間帯とは異なる時間帯に番組が放送された場合には番組の全てを記録することができるようになる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における番組記録装置の構成図である。図1において、図9と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図1において、この実施形態に示される番組記録装置151には、図2のフローチャートに従って動作する記録制御部152を有している。記録制御部152は、予約管理部114より通知された番組識別子と、放送中番組識別子抽出部107から送られた番組識別子が同じであれば記録を開始するだけでなく、予約管理部114より通知された放送予定時間帯の開始時刻のα秒前(0≦α≦60)から開始時刻のβ秒後(0<β≦300)までの時間帯(以降、変更理由送信時間帯と記す)においてもAVストリームの記録を行う。放送局が番組編成の変更理由を送信する時間帯が、一般に放送予定時間帯の開始時刻を基準として、60秒前から300秒後の時間帯に含まれることから、変更理由送信時間帯をこの範囲とする。番組記録装置151のフローチャートを、図2に説明する。図2において、図10と同じステップについては同じ符号を用い、説明を省略する。
図2は、予約動作時の記録制御部152のフローチャートである。予約管理部114より予約動作の開始指示を受けると、ステップS201より記録制御部152の予約動作が開始される。S203において番組監視終了時刻を過ぎていない場合、現在の時刻が変更理由送信時間帯に含まれるかを判断する(ステップS252)。変更理由送信時間帯に含まれなければ、ステップS202に進む。変更理由送信時間帯に含まれれば、番組記録の開始処理を行う(ステップS253)。ステップS253では、ステップS205と同様に、AVストリーム蓄積部108への記録開始指示を行う。続いて、ステップS202と同様に、現在、記録対象番組を放送中かを判断し(ステップS254)、放送中であれば記録終了処理を行う(ステップS256)。ステップS256では、AVストリーム蓄積部108への記録終了指示を行う。ステップS254で放送中でなければ、現在の時刻が変更理由送信時間帯に含まれるかを判断し(ステップS255)、変更理由送信時間帯に含まれれば、ステップS254に進む。変更理由送信時間帯に含まれなければ、ステップ256に進む。
また、ステップS257で、変更理由送信時間帯にステップS253とステップS256を経ることによって記録制御部152が記録した番組の削除を行う。ただし、ステップS253とステップS256を経由していない場合は番組が記録されていないため、番組の削除を行わない。この後、ステップS208に進み、予約動作が終了となる。
図2のフローチャートについて、例を2つ示す。ここでの説明は、α=0、β=60として設定した場合である。
まず、1つ目の例として、予定の放送予定時間帯より遅れて放送された場合の動作を示す。この例では、元の放送予定時間帯が、19時00分から20時00分までであり、実際の放送時間帯は、放送予定時間帯より1時間30分後の20時30分から21時30分であったとする。まず、18時55分になると、予約管理部114が記録制御部152に予約動作の開始指示を行う。この開始指示に付随して、放送予定時間帯の開始時刻19時00分と終了時刻20時00分と、記録対象番組の番組識別子と、放送チャンネル等が渡される。ステップS201から始まり、S202に進む。現在は18時55分であり、放送中の番組は記録対象番組の番組識別子と異なるので、ステップS203に進む。監視終了時刻は放送予定時間帯の終了時刻の3時間後である23時00分であり、現在の時刻はこれを過ぎていないので、S252に進む。現在の時刻は、変更理由送信時間帯である19時00分から19時01分の間ではないので、ステップS202に進む。これを繰り返しているうちに現在時刻が19時00分になると、ステップS252において、変更理由送信時間帯に含まれると判断され、ステップS253に進み、番組記録の開始処理が行われる。この後、19時01分になるまでステップS254とステップS255を行き来し、19時01分になると、ステップS255で現在は変更理由送信時間帯には含まれないと判断され、ステップS256の終了処理が行われる。以上の処理で、変更理由送信時間帯の番組が記録された。
続いて、ステップS202に進み、20時30分になるまではステップS202とステップS203とステップS252とを行き来する。20時30分になると、記録対象番組の番組識別子を持つ番組が放送されるので、ステップS202で対象の番組を放送中であると判断し、ステップS205に進む。21時30分になるまではこの番組が放送され続けるので、ステップS206にとどまり、21時30分になると別の番組の放送が始まり、記録対象番組の番組識別子とは異なるため、ステップS207に進む。以上の処理で、記録対象番組が記録された。続いてステップS257に進み、変更理由送信時間帯に記録した番組を削除し、ステップS208に進んで記録動作を終了する。この結果、従来例と同じく、記録対象番組のみが番組記録装置に残り、ユーザは後でこの番組を視聴することができる。
2つ目の例として、予定されていた放送が中止され、別の番組に差し替えられた場合の動作を示す。放送予定時間帯は、1つ目の例と同じく19時00分から20時00分までであるが、この後、23時00分までに放送されなかったとする。動作について、19時01分になるまでの動作は例1と同じであり、省略する。19時01分になるとステップS256の後にステップS202に進み、この後、23時00分になるまではステップS202とステップS203とステップS252とを行き来する。23時00分になると、ステップS203にて、現在の時刻が監視終了時刻を過ぎたと判断され、ステップS208に進んで記録動作を終了する。以上により、変更理由送信時間帯に記録した番組のみが番組記録装置に記録され、ユーザは後でこの番組を視聴することができる。
かかる構成によれば、予定されていた放送が中止され別の番組に差し替えられた場合には、変更理由送信時間帯に記録した番組のみが番組記録装置に小さな情報量で記録され、ユーザは後でこの番組を視聴することができる。放送局はこの番組に変更理由を示すテロップを重畳して放送していたため、ユーザはこの番組を視聴することで放送の編成が変更された理由を知ることができる。
なお、本実施の形態において、変更理由送信時間帯に記録した番組を自動的に削除する手段としてステップS257を設けたが、このステップを省略し、ユーザが必要な場合に確認できるように構成することもできる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における番組記録装置の構成図である。図3において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図3において、この実施形態に示される番組記録装置161には、図4のフローチャートに従って動作する記録制御部162と、予約管理部163と、エッジ抽出部164とを有している。変更理由送信時間帯においては、エッジ抽出部164により、AVデコーダ104から出力されるある時点の映像、つまり静止画から逐次エッジ抽出を行う。エッジ抽出とは、静止画を構成するそれぞれの画素から、周りの画素との色の濃度を比較し、その差が一定の閾値より大きい画素を取り出す処理のことである。図4で示すフローチャートにより、変更理由送信時間帯にエッジ抽出部164で最も多くの画素が抽出された時点のタイムスタンプが予約管理部163に記録される。ユーザは、予約動作終了後、予約管理部163を通して予約の実行結果を確認すると、OSD生成部109により予約の実行結果をユーザに表示することができる。変更理由送信時間帯の番組の記録が残っている場合は、予約管理部163に記録されたタイムスタンプを表示することで、ユーザに変更理由送信時間帯の中の時点を示すことができる。ユーザは、これに従って、コンテンツ管理部113を通じてこの時点の映像を再生させることで、番組編成の変更理由を知ることができる。
図4は、予約動作時の記録制御部162のフローチャートである。図4において、図2と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
ステップS261での番組記録の開始処理では、図2におけるステップS253と同様の開始処理の他に、エッジ抽出部164への抽出開始を指示する。また、ステップS262での番組記録の終了処理では、図2におけるステップS256と同様の終了処理の他に、エッジ抽出部164への抽出終了を指示する。
図5は、変更理由送信時間帯におけるエッジ抽出のフローチャートである。図4のステップS261でエッジ抽出部164へ抽出開始の指示が行われることにより、ステップS301より処理が開始される。初めに、Nに0を記憶し(ステップS302)、AVストリーム蓄積部108から現在のタイムスタンプを取得し、図示しないメモリに記憶する(ステップS303)。次に、予約管理部163へ、タイムスタンプの通知を行う(ステップS304)。図4のステップS262による抽出終了の指示を受信したかを確認し、受信している場合はステップS310に進み、エッジ抽出の動作を終了する。受信していない場合は、AVデコーダ108からの出力映像を、静止画として図示しないメモリに記憶する。また、AVストリーム蓄積部108からタイムスタンプを取得し、図示しないメモリに記憶する(ステップS306)。ステップS306が2回以上処理される場合は、以前に図示しないメモリに記憶した静止画およびタイムスタンプは、新たな静止画およびタイムスタンプで上書きする。次に、メモリに記憶された静止画に対して、エッジ抽出処理を行う(ステップS307)。エッジ抽出の結果、抽出された画素数がNより大きいか比較し(ステップS308)、大きくなければステップS305へ、大きければステップS309へ進む。ステップS309では、ステップS307で抽出された画素数でNを更新し、ステップS304へ進む。
ステップS304またはステップS307で予約管理部163へタイムスタンプが送られた場合、予約管理部163は、実行中の予約と対応付けてこのタイムスタンプを記憶する。ステップS304またはステップS307が複数回処理される場合、予約管理部163に以前通知されて記憶しているタイムスタンプは、新しく通知されたタイムスタンプで上書きされる。
かかる構成によれば、予定されていた放送が中止され別の番組に差し替えられた場合には、変更理由送信時間帯に記録した番組のみが番組記録装置に小さな情報量で記録され、ユーザは後でこの番組を視聴することができ、放送の編成が変更された理由を知ることができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3における番組記録装置の構成図である。図6において、図3と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図6において、この実施形態に示される番組記録装置171には、図7のフローチャートに従って動作する記録制御部172と、予約管理部173と、図8のフローチャートに従って動作するエッジ抽出部174と、文字認識部175とを有している。変更理由送信時間帯においては、AVデコーダ104から出力されるある時点の映像、つまり静止画から、エッジ抽出部174が随時エッジの抽出を行う。文字認識部175は、文字の表示された画像データから、文字情報を認識する機能を持ち、エッジ抽出部174から静止画を受け取って、文字情報を取り出す動作をする。図7で示すフローチャートにより、変更理由送信時間帯にエッジ抽出部174で最も多くの画素が抽出された時点の静止画と文字情報が予約管理部173に記録される。ユーザが、予約動作終了後に予約の実行結果を表示する操作を行なうと、予約管理部173は、OSD生成部109を通して予約の実行結果を表示する。予約管理部173に静止画と文字情報が記録されていた場合は、OSD生成部109を通して静止画と文字情報を番組編成の変更理由として表示することができる。
図7は、予約動作時の記録制御部162のフローチャートである。図7において、図4と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
記録制御部162は、ステップS271では、エッジ抽出部174へ抽出開始を指示する。また、ステップS272では、エッジ抽出部174への抽出終了を指示する。ステップS273では、実行中の予約に対応する静止画と文字情報が予約管理部173に記録されていた場合に、それを削除する。
図8は、変更理由送信時間帯におけるエッジ抽出のフローチャートである。図8において、図5と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。ステップS321において、現在のAVデコーダ108からの出力映像を、静止画として図示しないメモリに記憶する。ステップS322において、図示しないメモリ中に静止画もしくは文字情報を記憶している場合は、予約管理部173にこれらを伝える。静止画と文字情報の両方を保持している場合は、両方を予約管理部173に伝える。ステップS323において、現在のAVデコーダ108からの出力映像を、静止画として図示しないメモリに記憶する。以前に得た静止画の情報がメモリにある場合は、今回得られた静止画で、以前得た静止画を上書きする。ステップS324は、メモリに記憶された静止画から文字情報を抽出して、抽出した文字情報をメモリに記憶する動作である。初めに、メモリに記憶された静止画の情報を文字認識部175へ送ると、文字認識部175は文字を抽出し、文字情報に変換してエッジ抽出部174に返す。エッジ抽出部174は、得られた文字情報を、図示しないメモリに記憶する。以前に得た文字情報がメモリにある場合は、今回得られた文字情報で以前に得た情報を上書きする。
かかる構成によれば、予定されていた放送が中止され別の番組に差し替えられた場合には、変更理由送信時間帯に記録した番組のテロップを含む静止画1枚および文字情報のみが番組記録装置に小さな情報量で記録され、ユーザは後でこの静止画や文字情報を見ることができ、放送の編成が変更された理由を知ることができる。
なお、本実施の形態において、エッジ抽出部174から予約管理部173へは、静止画および文字情報の両方を通知していたが、これらのうちどちらか片方のみを通知して、予約管理部173で片方のみを記憶しておく構成も考えられる。この場合は、OSD生成部109においては記憶した片方だけの情報を表示できることになる。また、変更理由送信時間帯に記録した番組の静止画および文字情報を自動的に削除する手段としてステップS273を設けたが、このステップを省略し、ユーザが必要な場合に確認できるようにも構成できる。
本発明にかかる番組記録装置及び番組記録方法は、放送が予定されていた番組が放送されなかった場合、または、番組が放送される時間帯が変更になった場合に、その理由を小さな情報量で記録することができ、後でユーザに提示することが可能となるので、ハードディスクを内蔵して放送番組を記録する装置に使用して番組を記録する番組記録装置及び番組記録方法等として有用である。
本発明の実施の形態1における番組記録機の構成図 本発明の実施の形態1における記録制御のフローチャート 本発明の実施の形態2における番組記録機の構成図 本発明の実施の形態2における記録制御のフローチャート 本発明の実施の形態2におけるエッジ抽出のフローチャート 本発明の実施の形態3における番組記録機の構成図 本発明の実施の形態3における記録制御のフローチャート 本発明の実施の形態3におけるエッジ抽出のフローチャート 従来例の構成図 従来例の記録制御のフローチャート
符号の説明
101 従来例における番組記録装置
102 放送信号の受信部
103 多重化された信号の分離部
104 AVストリームのデコーダ
105 映像・音声信号とOSDの合成部
106 番組編成情報抽出部
107 放送中番組識別子抽出部
108 AVストリーム蓄積部
109 OSD生成部
110 番組表管理部
111 記録制御部
112 再生制御部
113 コンテンツ管理部
114 予約管理部
115 ユーザ操作受付部
120 アンテナ
121 モニタ
151 本発明の実施の形態1における番組記録装置の構成図
152 本発明の実施の形態1における記録制御部
161 本発明の実施の形態2における番組記録装置の構成図
162 本発明の実施の形態2における記録制御部
163 本発明の実施の形態2における予約管理部
164 本発明の実施の形態2におけるエッジ抽出部
171 本発明の実施の形態3における番組記録装置の構成図
172 本発明の実施の形態3における記録制御部
173 本発明の実施の形態3における予約管理部
174 本発明の実施の形態3におけるエッジ抽出部
175 本発明の実施の形態3における文字認識部

Claims (6)

  1. 所望の番組を受信して記録する番組記録装置において、
    少なくとも、番組の映像・音声情報と制御情報とが多重化された放送信号を受け取り、放送信号より映像・音声情報と制御情報とを分離する分離部と、
    制御情報から、番組の放送が予定されている第1の時間帯と、番組を識別する第1の番組識別子とを含む番組編成情報を抽出する番組編成情報抽出部と、
    制御情報から、現在放送中の番組を識別する第2の番組識別子を抽出する放送中番組識別子抽出部と、
    予約番組情報として前記番組編成情報を記憶することでユーザが所望する番組の予約を設定する予約設定手段と、
    前記第1の時間帯の開始時刻の第1の所定時間前から前記第1の時間帯の開始時刻の第2の所定時間後までの期間のうちの一部または全部である第2の時間帯と、前記第2の番組識別子が前記第1の番組識別子と同じである第3の時間帯において、前記第2の時間帯と前記第3の時間帯との両方の時間帯に放送中の番組の映像・音声情報を記録する記録制御部と、
    前記第1の時間帯と前記第3の時間帯とが異なっていた場合に、前記第2の時間帯に記録した映像・音声情報を再生する再生制御部とを備えた番組記録装置。
  2. 前記第3の時間帯の全てにおいて映像・音声情報が記録できた場合に、前記第2の時間帯に記録した映像・音声情報を自動的に削除する手段をさらに備えた、請求項1に記載の番組記録装置。
  3. 所望の番組を受信して記録する番組記録装置において、
    少なくとも、番組の映像・音声情報と制御情報とが多重化された放送信号を受け取り、前記放送信号より前記映像・音声情報と前記制御情報とを分離する分離部と、
    番組の放送が予定されている第1の時間帯と、番組を識別する番組識別子とを含む番組編成情報を、前記制御情報から抽出する番組編成情報抽出部と、
    現在放送中の番組を識別する番組識別子を、前記制御情報から抽出する放送中番組識別子抽出部と、
    前記番組識別子およびユーザの予約操作の時点における前記番組編成情報を予約番組情報として記憶することでユーザが所望する番組の予約を設定する予約設定手段と、
    前記第1の時間帯の開始時刻の第1の所定時間前から前記第1の時間帯の開始時刻の第2の所定時間後までの期間のうちの一部または全部である第2の時間帯と、前記放送中番組識別子抽出部により取得した番組識別子が前記予約番組情報に含まれる番組識別子と同じである第3の時間帯において、第2の時間帯と第3の時間帯との両方の時間帯に放送中の番組の映像・音声情報を記録する記録制御部と、
    前記第1の時間帯と前記第3の時間帯とが異なっていた場合に、前記第2の時間帯に記録した映像・音声情報から複数の時点において映像情報をデコードして得られる静止画のうち、エッジ抽出処理を行って抽出された画素の割合が最も高かった時点のタイムスタンプを記録する手段と、
    前記タイムスタンプの記録された時点の静止画を表示する表示手段とを備えた番組記録装置。
  4. 所望の番組を受信して記録する番組記録装置において、
    少なくとも、番組の映像・音声情報と制御情報とが多重化された放送信号を受け取り、前記放送信号より前記映像・音声情報と前記制御情報とを分離する分離部と、
    番組の放送が予定されている第1の時間帯と、番組を識別する番組識別子とを含む番組編成情報を、前記制御情報から抽出する番組編成情報抽出部と、
    現在放送中の番組を識別する番組識別子を、前記制御情報から抽出する放送中番組識別子抽出部と、
    前記番組識別子およびユーザの予約操作の時点における前記番組編成情報を予約番組情報として記憶することでユーザが所望する番組の予約を設定する予約設定手段と、
    前記第1の時間帯と前記第3の時間帯とが異なっていた場合に、前記第2の時間帯に放送中の映像・音声情報から複数の時点において映像情報をデコードして得られる静止画のうち、エッジ抽出処理を行って抽出された画素の割合が最も高かった時点の静止画像を記録する手段と、
    前記静止画像を表示する表示手段とを備えた番組記録装置。
  5. 所望の番組を受信して記録する番組記録装置において、
    少なくとも、番組の映像・音声情報と制御情報とが多重化された放送信号を受け取り、前記放送信号より前記映像・音声情報と前記制御情報とを分離する分離部と、
    番組の放送が予定されている第1の時間帯と、番組を識別する番組識別子とを含む番組編成情報を、前記制御情報から抽出する番組編成情報抽出部と、
    現在放送中の番組を識別する番組識別子を、前記制御情報から抽出する放送中番組識別子抽出部と、
    前記番組識別子およびユーザの予約操作の時点における前記番組編成情報を予約番組情報として記憶することでユーザが所望する番組の予約を設定する予約設定手段と、
    前記第1の時間帯と前記第3の時間帯とが異なっていた場合に、前記第2の時間帯に放送中の映像・音声情報から複数の時点において映像情報をデコードして得られる静止画のうち、エッジ抽出処理を行って抽出された画素の割合が最も高かった時点の静止画像を文字情報に変換する変換手段と、
    前記変換手段から出力される文字情報を記録する文字情報記録手段と、
    前記文字情報記録手段により記録される文字情報を表示する表示手段とを備えた番組記録装置。
  6. 少なくとも、番組の映像・音声情報と制御情報とが多重化された放送信号を受け取り、放送信号より映像・音声情報と制御情報とを分離する分離ステップと、
    前記分離ステップで分離された制御情報から、番組の放送が予定されている第1の時間帯と、番組を識別する第1の番組識別子とを含む番組編成情報を抽出する第1抽出ステップと、
    前記分離ステップで制御情報から、現在放送中の番組を識別する第2の番組識別子を抽出する第2抽出ステップと、
    予約番組情報として、前記第1抽出ステップで抽出された番組編成情報を記憶することでユーザが所望する番組の予約を設定する予約設定ステップと、
    前記第1の時間帯の開始時刻の第1の所定時間前から前記第1の時間帯の開始時刻の第2の所定時間後までの期間のうちの一部または全部である第2の時間帯と、前記第2抽出ステップで抽出された第2の番組識別子が前記第1抽出ステップで抽出された第1の番組識別子と同じである第3の時間帯において、前記第2の時間帯と前記第3の時間帯との両方の時間帯に放送中の番組の映像・音声情報を記録する記録ステップと、
    前記第1の時間帯と前記第3の時間帯とが異なっていた場合に、前記記録ステップで記録された第2の時間帯の映像・音声情報を再生する再生ステップとを有することを特徴とする番組記録方法。
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