JP2008289023A - 放送受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
放送付加情報のダウンロード処理やチャンネルスキャン処理による視聴中断や録画不可能な状態を防ぐことや、受信端末装置に必要な放送付加情報の取得効率を高速に行う受信端末装置を提供することにある。
【解決手段】
本発明の放送付加情報が付加された放送波を受信する受信端末装置は、上記の目的を達成するために、放送波に付加された放送付加情報を分離する多重分離部と、前記多重分離部により分離された放送付加情報を記憶する記録部と、他の放送受信装置との間で放送付加情報の送受信をおこなう情報送受信部と、前記記録部に記録された放送付加情報の更新をおこなう情報管理部と、を備える構成とした。これにより、複数の受信端末装置の間で、放送付加情報の更新を個々に放送波を受信することなく共有できるようにした。
【選択図】図1
放送付加情報のダウンロード処理やチャンネルスキャン処理による視聴中断や録画不可能な状態を防ぐことや、受信端末装置に必要な放送付加情報の取得効率を高速に行う受信端末装置を提供することにある。
【解決手段】
本発明の放送付加情報が付加された放送波を受信する受信端末装置は、上記の目的を達成するために、放送波に付加された放送付加情報を分離する多重分離部と、前記多重分離部により分離された放送付加情報を記憶する記録部と、他の放送受信装置との間で放送付加情報の送受信をおこなう情報送受信部と、前記記録部に記録された放送付加情報の更新をおこなう情報管理部と、を備える構成とした。これにより、複数の受信端末装置の間で、放送付加情報の更新を個々に放送波を受信することなく共有できるようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、放送波に多重化された放送付加情報を円滑に取得更新するのに有用な技術に関するものである。
近年、放送のデジタル化によるマルチメディアサービスの登場により、受信端末装置はソフトウェアによる処理を有することになってきている。そのため、受信端末装置の中のソフトウェアを更新・追加することにより、ハードウェアを追加したり、買い換えたりすることなく、より高度なサービスや受信端末装置の実現が可能になった。これにより、各受信端末装置の機能及び全受信端末装置共通のデータの更新、並びに、新サービス用受信端末装置プログラムの追加等のサービスを行うことが可能となる。
このようなダウンロードサービスは、重要なマルチメディアサービスのひとつとして位置付けられている。伝送プロトコルとして、マルチメディアの伝送プロトコルであるDSM−CCデータカルーセルを用いることとし、世界標準方式であるMPEGのDSM−CC規格の採用により、通信及びコンピュータ分野、さらには地上やケーブルなどの他のメディアとも、整合性が図られている。また、この方式では、DSM−CCをもとに、ダウンロードの形態及びダウンロードの更新先の指定に柔軟な選択性が確保されている。
ダウンロードの形態としては、視聴者の選択による選択型、放送事業者等により強制的に更新・追加を行う強制型、通常番組視聴時で所望のデータが到達した時に番組視聴に影響を及ぼさずにダウンロードを行う自動型、及び、番組非視聴時にダウンロードスケジュールの告知情報に基づいて受信装置の立ち上げ動作を行い、ダウンロードを行う告知型などが選択可能である。
更新先としては、機種ごと、機種の集合体であるグループごと、及び全受信装置対象などが指定可能である。さらに、全受信端末装置のプログラム更新、及び指定されたモジュール単位での更新など、更新モジュールの柔軟な選択も可能である。放送局はこのようなダウンロードサービスを用いることで、映像や音声等の他に放送付加情報として受信端末装置に送出することが可能になった。
また放送のデジタル化によって、アナログ放送より画質・音質の相対的な向上や圧縮技術の利用により、放送の多チャンネル化が期待できるようになった。このような多チャンネル化に対応する方法として、ある周波数からある周波数まで放送信号があるか否かサーチし、受信可能なチャンネルの一覧データベースを構築するチャンネルスキャン(順次選局)により、視聴者が番組を視聴可能になることを実現している。
各チャンネルの周波数の割当ては、地域単位により異なる。チャンネルスキャン中は、放送波に含まれるストリーム構成情報や放送局情報、番組情報(PSI/SI情報)を取得し、チャンネルデータベースであるチャンネルリストを構築することができる。地上デジタルテレビジョン放送におけるチャンネルスキャンについての電波産業会の運用規定(ARIB TR−B14)では、受信地点における全受信可能チャンネルをサーチするように定められている。但し、検索対象となる周波数が広範囲になるにつれて、実行にかかる時間も長時間になることが予想され、チャンネルスキャンの効率化が問題になる。
特許文献1では、複数のチューナで構成される受信端末装置において、スキャン対象周波数をチューナ毎に分割して処理を行い、デジタル放送のチャンネル情報や、全受信機共通データの事業者局ロゴマークの取得を高速に行える方法を述べている。
上記に説明したように放送付加情報は、放送波の一部に多重化されて伝送チャンネルごとに送付される。このため、複数の放送付加情報の取得・更新をおこなう場合には、チャンネルを順次設定して放送付加情報を取得・更新する必要がある。また、装置のソフトウェア更新等のダウンロードサービスは、予め定められた時刻にダウンロードデータが送信されている。
このため、ユーザがTVを試聴していたり、予約録画をおこなっていると、全ての放送付加情報を取得できない問題がある。さらに、放送付加情報を取得中には、TV視聴ができない問題や予約録画ができない問題がある。
本発明の目的は、上記の放送付加情報のダウンロード処理やチャンネルスキャン処理による視聴中断や録画不可能な状態を防ぐことや、受信端末装置に必要な放送付加情報の取得効率を高速に行う受信端末装置を提供することにある。
本発明の放送付加情報が付加された放送波を受信する受信端末装置は、上記の目的を達成するために、放送波に付加された放送付加情報を分離する多重分離部と、前記多重分離部により分離された放送付加情報を記憶する記録部と、他の放送受信装置との間で放送付加情報の送受信をおこなう情報送受信部と、前記記録部に記録された放送付加情報の更新をおこなう情報管理部と、を備える構成とした。
そして、この構成により、複数の受信端末装置の間で、放送付加情報の更新を個々に放送波を受信することなく共有できるようにした。
本発明では、放送付加情報を他の受信端末装置から自動的に取得することができるため、利用者が意識すること無く受信端末装置の状態を更新することができるという利点がある。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
本発明の第一の実施例について、図1と図4と図5と図7と図6と図8と図9を用いて説明する。
図1は本発明の有線で接続された受信端末装置間でチャンネル情報、全受信機共通データ(事業者ロゴマーク、地域ごとの周波数リスト・変更情報、ジャンルコード表、番組特性コード表、予約語表など、受信機で共通に利用される情報)、番組情報、受信機ソフトウェアなどの放送付加情報を送受信する第一の実施例である。
図1は本発明の有線で接続された受信端末装置間でチャンネル情報、全受信機共通データ(事業者ロゴマーク、地域ごとの周波数リスト・変更情報、ジャンルコード表、番組特性コード表、予約語表など、受信機で共通に利用される情報)、番組情報、受信機ソフトウェアなどの放送付加情報を送受信する第一の実施例である。
本実施例ではアンテナ101と、受信端末装置A102、受信端末装置B103によって構成される。受信端末装置A102は、アンテナ101を制御し放送波を受信する放送受信部104と、映像・音声情報と放送付加情報を分離する多重分離部105と、端末装置を制御するシステム制御部106と、多重分離部105で分離された放送付加情報を整理し、また情報の管理を行う記憶情報管理部107と、放送付加情報を記憶する記憶部108と、受信端末装置Bと通信を行う送受信部109と、通信経路である110を備えている。
図4は第一の実施例で、多重分離部105で分離された放送付加情報を記憶情報管理部107で整理し、受信端末装置内の記憶部108に記憶する情報の例である。記憶部401では、記憶部で記憶している情報を管理する記憶情報テーブル402と、放送付加情報テーブル403で構成される。放送付加情報テーブルには、放送の受信可能なチャンネルのチャンネル情報を記憶したチャンネル情報テーブル404、送局から送出される全受信機共通データを記憶した全受信機共通データテーブル(事業者ロゴマーク、地域ごとの周波数リスト・変更情報、ジャンルコード表、番組特性コード表、予約語表など、受信機で共通に利用される情報)405、放送付加情報として放送局から送出されるソフトウェアを記憶した受信機ソフトウェアテーブル407などの放送付加情報が記憶される。
図5は第一の実施例で、図4で示した記憶部で記憶している情報を管理する記憶情報テーブル402の詳細について説明した例である。記憶情報テーブル501には、放送付加情報テーブルに記憶されたテーブルを識別するテーブル識別子502と、放送付加情報を取得した日時を記憶した取得時間503と、記録された放送付加情報のデータを識別するバージョン情報504と、記録された付加情報の内容を記録する取得情報505で構成される。
取得情報505は各種付加情報毎に使われる情報で、図5の例ではチャンネル情報の取得情報506ではチャンネル情報を取得した地域情報に使用し、事業者ロゴマーク情報の取得情報507では取得した放送局情報に使用し、番組情報の取得情報508では取得した放送局情報に使用し、受信機ソフトウェア情報の取得情報509では取得したソフトウェア情報(メーカ識別、モデル識別情報)に使用される。
図6は第一の実施例で、図4で示した記憶部で記憶している放送付加情報テーブル403を構成する404〜407の詳細について説明した例である。放送付加情報テーブル601には、図5で示したバージョン情報504としてバージョン情報602と、放送付加情報内容603で構成される。図6のように放送付加情報は複数のバージョンが記憶可能な構成になっていることを特徴としている。
図7、図8は第一の実施例で、受信端末装置A102が起動時あるいは、放送付加情報更新時に放送付加情報を取得する処理の詳細を説明した図である。放送付加情報更新時とは、チャンネルスキャン時のチャネル情報取得時、全受信機共通データや受信機ソフトウェアのダウンロード時などの自動更新やユーザが更新を指示した時などのことである。
まず図7を用いて受信端末装置起動時の処理の流れを説明する。受信端末装置A102が起動すると、放送付加情報の更新処理が開始される(701)。最初に受信機内の記憶部108に記憶された記憶情報テーブル402を確認し、記憶された放送付加情報の内容を取得する(702)。
次に、Peer-to-Peerで接続された受信端末装置B103から記憶情報テーブル402を取得して受信機端末装置B103が記憶する放送付加情報の内容を取得する(703)。取得した記録情報テーブルをもとに受信機端末装置A102の放送付加情報テーブル403が最新の情報に更新されるような判定を行う(704)。
受信端末装置B103の放送付加情報を取得する必要があった場合は、受信端末装置Bに情報要求して、放送付加情報を取得して記憶部108の情報を更新あるいは追加を行う(705)。取得する放送付加情報が受信端末装置B103に無いと判断した場合(704)や受信端末装置B103から情報取得後は処理を終了する(706)。
次に図8を用いて放送付加情報更新時の処理の流れを説明する。ユーザが更新を指示した場合や放送波から更新要求を受け取った場合や放送波から放送付加情報を取得する場合に、更新処理が開始される(801)。702〜704は図7の説明と同様の手順で処理を行う(702〜704)。
受信端末装置B103の放送付加情報を取得する必要があった場合は、受信端末装置Bに情報要求して、放送付加情報を取得して記憶部108の情報を更新あるいは追加を行い(705)、取得した情報の取得時刻やバージョン情報から放送付加情報を取得する必要があると判断(807)した場合は、放送波から放送付加情報の取得を行う(808)。
放送付加情報を取得する必要が無いと判断(807)した場合は、情報取得後は処理を終了する(706)。取得する放送付加情報が受信端末装置B103に無いと判断した場合(704)は、放送波から放送付加情報の取得を行い(808)処理を終了する(706)。
図9は、放送波から放送付加情報を取得した場合に、取得した放送付加情報を送信する処理の詳細を説明したフロー図である。まず受信端末装置A102が第一の実施例の手順で放送付加情報を取得し、記憶部108の情報を更新する(901、902)。受信端末装置A102は第一の実施例で取得した受信端末装置B103の記憶情報テーブル402から受信端末装置B103が取得していない放送付加情報や情報が新しい放送付加情報に関しての記憶情報テーブル903を受信端末装置B103に送信する(904)。
続いて、受信端末装置B103は受信した記憶情報テーブル903と受信端末装置B103が記憶している記憶情報テーブル402から受信端末装置A102から取得する放送付加情報を判定する(905)。905で取得すると判定された放送付加情報の取得要求を受信端末装置A102に送信する(906)。受信端末装置A102は受信端末装置B103から要求された放送付加情報907を受信端末装置B103へ送信する(908)。受信端末装置B103は取得した放送付加情報907を記憶部へ更新する(909)。
受信端末装置が無線で接続された場合でも本実施例と同様な手順で放送付加情報の取得が可能である。
本発明の第二の実施例について、図2と図4と図10と図11と図12を用いて説明する。図2は本発明のネットワーク間で接続された受信端末装置間で放送付加情報を送受信する第二の実施例である。本実施例ではアンテナ201と、受信端末装置A202、受信端末装置B203、受信端末装置C204がネットワークである211を備えることで構成される。
送受信端末装置A202は、アンテナ201を制御し放送波を受信する放送受信部205と、映像・音声情報と放送付加情報を分離する多重分離部206と、端末装置を制御するシステム制御部207と、多重分離部206で分離された放送付加情報を整理し、また情報の管理を行う記憶情報管理部209と、放送付加情報を記憶する記憶部209と、受信端末装置Bと通信を行う送受信部210と、ネットワークである211を備えている。
図10、図11は第二の実施例で、受信端末装置A202が起動時あるいは、放送付加情報更新時に放送付加情報を取得する処理の詳細を説明した図である。放送付加情報更新時とは、第一の実施例と同様である。
まず図10を用いて受信端末装置起動時の処理の流れについて説明する。受信端末装置A202が起動すると、放送付加情報の更新処理が開始される(1001)。最初に受信機内の記憶部209に記憶された記憶情報テーブル402を確認し、記憶されている放送付加情報の内容を取得する(1002)。
次に、ネットワーク内の受信端末装置を検索し(1003)、検索された受信端末装置B203から記憶情報テーブル402を取得して受信機端末装置B203が記憶する放送付加情報の内容を取得する(1004)。検索される受信端末装置が複数存在する場合は同様の処理を繰り返し(1005)、記憶情報テーブル402を取得する。1003の処理において、ネットワークに接続さている受信端末装置の検索には、UPnP(Universal Plug & Play)等を使用して接続、検索を行う。
受信端末装置B203や受信端末装置C204から取得した記録情報テーブルをもとに受信機端末装置A202の放送付加情報テーブル403が最新の情報に更新されるように、放送付加情報毎にどの受信端末装置から情報を取得するかの判定を行う(1006)。受信端末装置B203の放送付加情報を取得する必要があった場合は、受信端末装置B203に情報要求して、放送付加情報を取得して記憶部209の情報を更新あるいは追加を行う(1007)。同様の手段を用いて、受信端末装置C204からも放送付加情報を取得する(1007)。取得する放送付加情報が受信端末装置B203や受信端末装置C204に無いと判断した場合(1006)や受信端末装置B203や受信端末装置C204から放送付加情報取得後は処理を終了する(1008)。
次に図11を用いて放送付加情報更新時の処理の流れについて説明する。ユーザが更新を指示した場合や放送波から更新要求を受け取った場合や放送波から放送付加情報を取得する場合に、更新処理が開始される(1101)。1002〜1004は図10の説明と同様の手順で処理を行う(1002〜1004)。
受信端末装置B203や受信端末装置C204の放送付加情報を取得する必要があった場合も、図10の説明と同様の手順で放送付加情報を取得し、記憶部209の情報を更新あるいは追加を行い(1007)、取得した情報の取得時刻やバージョン情報から放送付加情報を取得する必要があると判断(1109)した場合は、放送波から放送付加情報の取得を行う(1110)。取得する放送付加情報が受信端末装置B203や受信端末装置C204に無いと判断した場合(1006)は、放送波から放送付加情報の取得を行い(1110)処理を終了する(1008)。
図12は第二の実施例で、放送波から放送付加情報を取得した場合に、ネットワーク211で接続された受信端末装置B203や受信端末装置C204へ取得した放送付加情報を送信する処理の詳細を説明したフロー図である。
まず、受信端末装置A202が第三の実施例の手順で放送付加情報を取得し、記憶部209の情報を更新する(1201、1202)。受信端末装置A202は第一の実施例で取得した受信端末装置B203や受信端末装置C204の記憶情報テーブル402から受信端末装置B202や受信端末装置C204が取得していない放送付加情報や受信端末装置A202が記憶している放送付加情報が新しいと判断した放送付加情報に関しての記憶情報テーブル1203を受信端末装置B203に、記憶情報テーブル1204を受信端末装置C204に送信する(1205)。
続いて、受信端末装置B203は受信した記憶情報テーブル1203と受信端末装置B203が記憶している記憶情報テーブル402から受信端末装置A201から取得する放送付加情報を判定する(1206)。受信端末装置C204も同様の手順で取得する放送付加情報を判定する(1206)。1206で取得すると判定された放送付加情報の取得要求を受信端末装置A202に送信する(1207)。
受信端末装置A202は受信端末装置B203や受信端末装置C204から要求された放送付加情報1208、1209を送信する(1210)。受信端末装置B203や受信端末装置C204は取得した放送付加情報1208、1209をそれぞれの記憶部へ更新する(1211)。
本実施例では3台の受信端末装置間で実装する例を示しているが、2台以下あるいは3台以上の受信端末装置がネットワーク内にある場合でも実施例3の手順と同様の処理で放送付加情報の取得が可能である。
本発明の第三の実施例について、図3と図4と図13と図14を用いて説明する。図3は受信機端末に接続された外部記憶装置間とで放送付加情報を送受信する実施例である。本実施例ではアンテナ301と、受信端末装置A302、外部記憶装置303が接続されることで構成される。
送受信端末装置A302は、アンテナ301を制御し放送波を受信する放送受信部304と、映像・音声情報と放送付加情報を分離する多重分離部305と、端末装置を制御するシステム制御部306と、多重分離部305で分離された放送付加情報を整理し、また情報の管理を行う記憶情報管理部307と、放送付加情報を記憶する記憶部308と、外部記憶装置を制御し、情報の読み書きを行う外部記憶装置制御部309を備えている。外部記憶装置とはiVDR(Information Versatile Disk for Removable usage)やフラッシュメモリ等、データの消去・書き込みを自由に行なうことができる記憶部を持つデバイスを想定する。ここでは,iVDRを例に説明する。また、外部記憶装置には図4で示したような例の記憶部を持つことを想定する。
図13、図14は第三の実施例で、受信端末装置A302が起動時あるいは、外部記憶装置が接続された時、放送付加情報更新時に放送付加情報を取得する処理の詳細を説明した図である。放送付加情報更新時とは、第一の実施例と同様である。
まず、図13を用いて受信端末装置の起動時や外部記憶装置が接続された場合の処理の流れについて説明する。受信端末装置A302が起動した場合や、外部記憶装置303が接続されると、放送付加情報の更新処理が開始される(1301)。最初に受信機内の記憶部308に記憶された記憶情報テーブル402を確認し、記憶されている放送付加情報の内容を取得する(1302)。次に、外部記憶装置303から記憶情報テーブル402を取得して外部記憶装置303が記憶する放送付加情報の内容を取得する(1303)。
外部記憶装置303から取得した記録情報テーブル402から受信機端末装置A302の放送付加情報テーブル403が最新の情報に更新されるように、放送付加情報毎に情報の取得を行うか判定する(1304)。外部記憶装置303の放送付加情報を取得する必要があった場合は、外部記憶装置303から放送付加情報を読み出し、記憶部308の情報を更新あるいは追加を行う(1305)。取得する放送付加情報が外部記憶装置303に無いと判断した場合(1304)や外部記憶装置303から放送付加情報取得後は処理を終了する(1306)。
次に図14を用いて放送付加情報更新時の処理の流れについて説明する。ユーザが更新を指示した場合や放送波から更新要求を受け取った場合や放送波から放送付加情報を取得する場合に、更新処理が開始される(1401)。1302〜1304は図13の説明と同様の手順で処理を行う(1302〜1304)。
外部記憶装置303の放送付加情報を取得する必要があった場合も、図13の説明と同様の手順で放送付加情報を取得し、記憶部308の情報を更新あるいは追加を行い(1305)、取得した情報の取得時刻やバージョン情報から放送付加情報を取得する必要があると判断(1407)した場合は、放送波から放送付加情報の取得を行う(1408)。また、取得する放送付加情報が外部記憶装置303に無いと判断した場合(1304)は、放送波から放送付加情報の取得を行い(1408)、放送波から放送付加情報を取得した後に、取得した放送付加情報を外部記憶装置303へ書き込み(1409)、処理を終了する(1306)。
本実施例では外部記憶装置が一つで実装する例を示しているが、2つ以上の外部記憶装置があった場合でも本実施例と同様の手順で放送付加情報の取得が可能である。また、本発明の第三の実施例で用いた外部記憶装置303を他の受信端末装置に接続することで、放送付加情報テーブル403の追加・更新が容易に可能となる。
101…アンテナ、102…受信装置A、103…受信装置B、104…放送受信部、105…多重分離部、106…システム制御部、107…記憶情報管理部、108…記憶部、109…送受信部、110…通信経路、201…アンテナ、202…受信装置A、203…受信装置B、204…受信装置C、205…放送受信部、206…多重分離部、207…システム制御部、208…記憶情報管理部、209…記憶部、210…送受信部、211…ネットワーク、301…アンテナ、302…受信装置A、303…外部記憶装置、304…放送受信部、305…多重分離部、306…システム制御部、307…記憶情報管理部、308…記憶部、309…外部記憶装置制御部
Claims (4)
- 放送付加情報が付加された放送波を受信する放送受信装置において、
放送波に付加された放送付加情報を分離する多重分離部と、
前記多重分離部により分離された放送付加情報を記憶する記録部と、
他の放送受信装置との間で放送付加情報の送受信をおこなう情報送受信部と、
前記記録部に記録された放送付加情報の更新をおこなう情報管理部と、を備えたことを特徴とする放送受信装置。 - 請求項1に記載の放送受信装置において、
前記記録部には、放送付加情報の識別子ごとに取得時間とバージョン情報を記録する記録情報テーブルと放送付加情報の種別ごとにバージョン情報と放送付加情報内容を記録する放送付加情報テーブルを含むことを特徴とする放送受信装置。 - 請求項1に記載の放送受信装置において、
前記情報管理部が前記記録部の放送付加情報の更新をおこなったときに前記情報送受信部は他の放送受信装置に放送付加情報の識別子ごとに取得時間とバージョン情報を記録する記録情報テーブルを通知することを特徴とする放送受信装置。 - 請求項1に記載の放送受信装置において、
前記情報送受信部が他の放送受信装置から放送付加情報の識別子ごとに取得時間とバージョン情報を記録する記録情報テーブルを取得したときに、前記情報管理部は放送付加情報の更新判定をおこない他の放送受信装置に放送付加情報の取得要求をおこなうことを特徴とする放送受信装置。
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