JP2007189323A - リムーバブル記録媒体とこれを用いた放送受信機及び放送受信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】放送受信機を起動直後に、複数のチャネルの電子番組表(EPG)情報を取得して、直ちに表示できるようにする。
【解決手段】デジタル放送受信機1bは、例えば、車載用の受信機のように、全チャンネルのEPG情報の取得に時間がかかる受信機である。デジタル放送受信機1aでは、かかるEPG情報を迅速に受信できるものであり、取得したEPG情報は、これを識別可能なファイルとして、蓄積される。このデジタル放送受信機1aにリムーバブル記録媒体を装填すると、蓄積されているEPG情報がこのリムーバブル記録媒体2にコピーされる。このリムーバブル記録媒体2をデジタル放送受信機1aから取り外し、別の場所のデジタル放送受信機bに装填すると、このデジタル放送受信機1bを起動すると同時に、リムーバブル記録媒体2からEPG情報が読み込まれ、デジタル放送受信機1bで使用することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送番組の電子番組表情報を記録するリムーバブル記録媒体と、かかるリムーバブル記録媒体のドライバを備え、電子番組表を用いて制御可能な放送受信機及び放送受信システムに関するものである。
従来、リムーバブル記録媒体を用いることにより、複数の機器間で放送番組表の受け渡しするようにした技術が知られている。
その一例としては、携帯型レコーダ/プレーヤで作成した放送番組の録画予約情報を家庭内でのホームサーバ装置にリムーバブル記録媒体を用いて転送し、ホームサーバ装置では、この予約録画情報に基づいて録画予約された放送番組を受信して録画し、さらに、録画されたこの放送番組をリムーバブル記録媒体を用いて上記の携帯型レコーダ/プレーヤに転送し、この携帯型レコーダ/プレーヤでこの録画番組を視聴できるようにした技術が提案されている(特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の技術によると、上記の携帯型レコーダ/プレーヤでは、放送局や番組表サーバからEPG(放送番組の電子番組表)の情報(以下、EPG情報という)を受信することができ、かかる情報をもとにEPGを画面表示することにより、希望する放送番組を指定してその録画予約をすることができる。この録画予約された放送番組に対しては、この放送番組を表わす静止画像データとこの録画予約された放送番組をホームサーバ装置で予約録画して保存させるためのスクリプトとからなるエージェントデータが作成される。この携帯型レコーダ/プレーヤにリムーバブル記録媒体が装着されていると、このリムーバブル記録媒体に作成されたエージェントデータが記録される。このリムーバブル記録媒体をホームサーバ装置に装着すると、このリムーバブル記録媒体に記録されているエージェントデータが読み出され、ホームサーバ装置では、このエージェントデータに従って録画予約された放送番組の予約録画とハードディスクへの記録が行なわれる。また、ハードディスクに記録された予約録画の放送番組はリムーバブル記録媒体に記録され、このリムーバブル記録媒体を携帯型レコーダ/プレーヤに装着することにより、この放送番組が携帯型レコーダ/プレーヤに読み取られて再生表示することができる。
特開2003−348508号公報
上記特許文献1に記載の技術では、携帯型レコーダ/プレーヤでEPG情報を受信でき、これに基づいて放送番組の電子番組表を表示することができるが、通常、このような携帯型の機器では、EPG情報を取得するのに時間がかかるという問題がある。特に、電源が切られているときには、EPG情報を取得することができない。例えば、携帯型の機器として、車載用のテレビ受信機の場合、チューナが1つしかない上に、車を使用しないときには、電源が切られているので、EPG情報を受信することができず、電源を入れても、直ぐには、EPG情報を受信することができず、従って、電子番組表は直ぐには表示されない。
また、上記特許文献1に記載の技術では、携帯型レコーダ/プレーヤで録画予約された放送番組を表示によって確認できるために、リムーバブル記録媒体を用いて提供されるエージェントデータとして、録画予約番組を表わすための静止画データが含まれているが、かかる静止画データは放送局が提供されるものではなく、このため、これを作成するための手段が必要となるし、あるいは番組表サーバから提供されるようにすることが必要となり、夫々の機器に付加的な手段が必要となるという問題がある。
さらにまた、上記特許文献1に記載の技術では、エージェントデータに含まれるスクリプト情報は、録画予約された放送番組を録画するために必要な一種のプログラムであり、これを用いるホームサーバ装置は、種々のスクリプトを実行できる機能が必要となるという問題がある。
本発明の目的は、かかる問題を解消し、必要最小限度の情報を用いて、手間を掛けず、直ちに電子番組表を取得して表示させることができ、リムーバブル記録媒体とこれを用いた放送受信機及び放送受信システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、電子番組表情報のファイルを記録したリムーバブル記録媒体であって、放送受信機に装填した状態で該放送受信機を起動したときに、電子番組表情報として識別して読み出し可能としたことを特徴とするものである。
また、本発明は、上記のリムーバブル記録媒体において、電子番組表情報のファイルが、そのファイル名に特定の拡張子を付加するか、ファイル名の文字列を特定の文字列にするか、電子番組表情報のファイルを特定の文字列のフォルダ内に保存することにより、電子番組表情報として識別して読み出し可能としたことを特徴とするものである。
また、本発明は、上記のリムーバブル記録媒体において、電子番組表情報のファイルを所定のファイル名で保存するとともに、ファイル名が電子番組表情報であることを示す設定ファイルを保存することにより、設定ファイルに記載されたファイル名のファイルを電子番組表情報として識別して読み出し可能としたことを特徴とするものである。
また、本発明は、上記のリムーバブル記録媒体において、電子番組表情報のファイル名と電子番組表に関連した制御情報とを記載した設定ファイルを記録し、設定ファイルを読み出して電子番組表情報に関連した制御情報を読み出し可能としたことを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、リムーバブル記録媒体のメディアドライバを備えた放送受信機であって、電子番組表情報を記録したリムーバブル記録媒体がメディアドライバに装填して起動したときに、電子番組表情報をリムーバブル記録媒体から読み込んで電子番組表を表示可能としたことを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、上記の放送受信機を第1の放送受信機として備えた放送受信システムであって、リムーバブル記録媒体に電子番組表情報のファイル名と電子番組表情報に関連した制御情報とを記載した設定ファイルを記録する第2の放送受信機を備え、設定ファイルを記録したリムーバブル記録媒体を第1の放送受信機のメディアドライバに装填された第1の放送受信機が、起動したとき、リムーバブル記録媒体から設定ファイルを読み込んで電子番組表情報に関連した制御情報を読み込み、電子番組表情報による電子番組表に関連した制御を可能としたことを特徴とするものである。
また、本発明は、上記の放送受信システムであって、電子番組表情報に関連した制御情報が、少なくとも自動選局,受信予約,録画予約に関する情報であることを特徴とするものである。
本発明によると、予め別の受信機で受信したEPG情報を、そのEPG情報を記録したリムーバブル記録媒体を装填して起動するだけで、取得することができ、放送電波を受信することなくEPGを表示できるという効果がある。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明による放送受信システムの一実施形態を示す構成図であって、1a,1bは本発明による放送受信機としてのデジタル放送受信機、2は本発明によるリムーバブル記録媒体、3は放送アンテナ、4a,4bは表示装置、5a,5bは受信アンテナである。
同図において、デジタル放送受信機1aは、放送アンテナ3からの放送信号を受信アンテナ5aで受信し、この受信放送信号の放送番組信号によって表示装置4aで放送番組を表示するとともに、この受信放送信号に含まれるEPG情報を蓄積する。この蓄積されたEPG情報により、表示装置4aにEPG(放送番組の電子番組表)を表示することができ、この表示されたEPGを用いて放送中の放送番組の選択や将来放送される番組の受信予約,録画予約などを行なうことができる。また、このデジタル放送受信機1aにリムーバブルハードディスクなどのリムーバブル記録媒体2を装填し、コピー操作を行うことにより、このデジタル放送受信機1aに蓄積されたEPG情報をリムーバブル記録媒体2にコピーすることができる。
他のデジタル放送受信機1bでも、リムーバブル記録媒体2を装填することができ、デジタル放送受信機1aでEPG情報がコピーされたリムーバブル記録媒体2をデジタル放送受信機1bに装填すると、このリムーバブル記録媒体2からEPG情報が読み取られて蓄積される。
これにより、デジタル放送受信機1bでは、デジタル放送受信機1aと同様、この蓄積されたEPG情報に基づいて、表示装置4bに上記と同じEPGを表示させることができ、この表示されたEPGを用いて放送中の放送番組の選択や将来放送される番組の受信予約,録画予約などを行うことができる。
従って、デジタル放送受信機1bが、例えば、車載用の受信機などの携帯型の受信機のように、EPG情報の取得に手間や時間がかかるものであっても、予めEPG情報を取得し易い家庭内のデジタル放送受信機11aからリムーバブル記録媒体2にEPG情報を取得し、これをかかるデジタル放送受信機1bに装填するだけでこのデジタル放送受信機1bで、操作なしに直ちにEPG情報を取得することができる。
図2は本発明による放送受信機の第1の実施形態を示すブロック構成図であって、1はデジタル放送受信機1a,1b、4は図1における表示装置4a,4b、5は図1における受信アンテナ5a,5b、6は制御部、7はTVチューナ部、8は信号処理部、9はメディアドライバ、10はEPG情報蓄積部、11,12は出力端子、13はスピーカであり、図1に対応する部分には同一符号を付けている。
同図において、受信アンテナ5で受信された放送信号は、TVチューナ部7で選局され、信号処理部8において、信号処理と、放送番組信号とEPG情報との分離とが行なわれ、EPG情報はEPG情報蓄積部10に蓄積される。また、分離された放送番組信号の映像信号は出力端子11から表示装置4に供給され、音声信号は出力端子12からスピーカ13に供給される。
ここで図示しないが、このデジタル放送受信機1が複数(例えば、2個)のTVチューナ部7とこれら毎の信号処理部8を備えている場合には、その1つが放送番組の受信に用いられ、他のものがEPG情報の受信に用いられ、選局チャンネルが順次切り換えられることにより、全てのチャンネルのEPG情報を取得することができる。これらのEPG情報は、制御部6の制御のもとに、例えば、EPG情報記憶部10で全チャンネルにまとめたEPG情報が作成され、EPG情報のファイルとして、そのファイルを特定する拡張子が付加されて蓄積される。新たなEPG情報が受信される毎にかかるEPG情報のファイルが作成され、EPG情報記憶部10に蓄積される。図1におけるデジタル放送受信機1aが、かかるデジタル放送受信機1に相当するものである。
メディアドライバ9にリムーバブルハードディスクなどのリムーバブル記録媒体2が装填され、図示しない操作手段でEPG情報のコピー操作が行なわれると、制御部6の制御により、EPG情報蓄積部10から拡張子付きのEPG情報のファイルが読み出され、リムーバブル記録媒体2に記録される。
デジタル放送受信機1が図1におけるデジタル放送受信機1bである場合には、ここでは、TVチューナ部7や信号処理部8は1つずつしか備えていない。この場合でも、受信放送信号からEPG情報を取得することができるが、全てのチャンネルのEPG情報を取得しようとすると、TVチューナ部7で各チャンネルの選局の切り換え操作をしなければならない。
かかるデジタル放送受信機1では、デジタル放送受信機1aとしての上記のデジタル受信機1で拡張子付きのEPG情報のファイルがコピー(記録)されたリムーバブル記録媒体2をメディアドライバ9に装填し、これが起動することにより(電源がオフのときには、電源を投入することにより、制御部6の制御により、メディアドライバ9がリムーバブル記録媒体2が装填されていることを検出して起動し、また、電源がオンであるときには、メディアドライバ9がリムーバブル記録媒体2の装填を検出して起動し)、リムーバブル記録媒体2に記録されているEPG情報ファイルをその拡張子を基に読み取ってEPG情報蓄積部10にコピー(蓄積)する。このEPG情報ファイルは直ちに読み出され、信号処理部8で処理された後、出力端子11から表示装置4に供給される。
この結果、メディアドライバ9の起動後、直ちに複数チャンネルのEPGが表示装置4で表示され、好みの放送番組を見つけて受信するようにすることができるし、また、デジタル放送受信機1aと同様、この表示されたEPGを用いて放送中の放送番組の選択や将来放送される番組の受信予約,録画予約などを行うことができる。
勿論、EPG情報蓄積部10に蓄積されたEPG情報のファイルは、図示しない操作手段の操作に伴う制御部6の制御により、いつでも読み出されて表示装置4にEPGを表示させることにができ、放送中の放送番組の選択や将来放送される番組の受信予約,録画予約などを行うことができる。
図3は図1に示すシステムの以上の動作を示すフローチャートである。
同図において、デジタル放送受信機1aは、受信した放送信号からEPG情報を取得し、これをEPG情報蓄積部10(図2)に蓄積する動作を行なっている(S(ステップ)1)。このとき、リムーバブル記録媒体2がメディアドライバ9(図2)に装填されていないときには、かかる動作が行なわれる状態となっているが、リムーバブル記録媒体2がメディアドライバ9に装填されると(S2)、このときEPG情報蓄積部10に蓄積されているEPG情報のファイルが読み出され、このリムーバブル記録媒体2にコピー(記録)される(S3)。
このように、EPG情報のファイルがコピーされたリムーバブル記録媒体2をデジタル放送受信機1aから取り出し(S4)、デジタル放送受信機1bのメディアドライバ9(図2)に装填し(S5)、このデジタル放送受信機1bを起動すると(S6)、このリムーバブル記録媒体2からEPG情報のファイルが自動的に読み出され、EPG情報蓄積部10(図2)に蓄積される(S7)。このEPG情報のファイルは直ちに読み出され、これにより表示装置4でEPGが表示される。このEPGをもとに、放送中の放送番組の選択や将来放送される番組の受信予約,録画予約などを行うことができる(S8)。
図4は表示装置4,4a,4bで表示されるEPG14の一具体例を模式的に示す図である。
同図において、EPG14では、各チャンネル14a毎に、放送時間14b毎の放送番組が番組名14cで表示される。ここでは、チャンネル(ch)1,2,3の3つのチャンネルの場合を示している。
図5はEPG情報蓄積部10に蓄積され、リムーバブル記録媒体2にコピーされるEPG情報ファイルのファイル名の具体例を示す図である。
EPG情報ファイルのファイル名は、そのEPG情報を取得(受信)した日時の情報とこのファイルを特定する拡張子が付加されたものであるが、その一具体例を示す図5(a)においては、例えば、「050824-0800.epg」で表わされる。ここで、「epg」はファイル名「050824-0800.epg」のEPG情報ファイルの拡張子であり、このファイルがEPG情報ファイルであることを特定している。また、日時情報「050824-0800」の「050824」は、EPG情報の取得日が2005年8月25日であることを示し、また、「0800」は、取得時刻が8時00分であることを示している。
ここで、デジタル放送受信機1aのEPG情報蓄積部10では、過去に取得したEPG情報のファイルも、消去せずに、取得日の早い順に配列して保持されており、リムーバブル記憶媒体2には、これに全てのEPG情報ファイルがコピーされ、他方のデジタル放送受信機1bでこれらを読み取ることができるようにしている。このように、過去に取得したEPG情報のファイルも、消去せずに保存することにより、過去のEPGで受信予約や録画予約した放送番組を確認することができる。
これに対し、このように、EPG情報を受信した日時をファイル名よりわかるようにしているので、リムーバブル記録媒体2には、デジタル放送受信機1bが、既に蓄積済みのEPG情報の取得日時から、取得日時が最も新しいEPG情報ファイル(図5(a)では、ファイル名「050827-1530.epg」のファイル)を選択することにより、かかるEPG情報ファイルだけをコピーし、これを他方のデジタル放送受信機1bに提供するようにすることもできる。
なお、図5(a)は、ファイル名として、取得日時情報の後に拡張子「epg」を付加したものであるが、図5(b)に示すように、かかる拡張子「epg」をファイル名の先頭に付加するようにしてもよい。
また、EPG情報ファイルをフォルダに保存した場合には、このファイル名には、上記の拡張子に代えて、そのフォルダ名もしくはパス名「\epg\」を付加するようにしてもよい。
図6は本発明によるリムーバブル記録媒体及びこれを用いた放送受信機の第2の実施形態でのEPGの一具体例を示す図であって、15は受信予約番組の番組枠、16は録画予約番組の番組枠である。
この第2の実施形態を用いたシステム構成も、図1に示す構成と同様であり、また、放送受信機の構成も、図2に示す構成と同様である。
図2に示す構成のこの第2の実施形態のデジタル放送受信機1aは、先の第1の実施形態のデジタル放送受信機1aの構成,機能を備えたものであるが、さらに、リムーバブル記録媒体2にコピーするEPG情報について、受信予約や録画予約を行なうことができる。従って、この場合の受信予約や録画予約による予約番組の受信や録画は、デジタル放送受信機1aで行なわれるものではなく、他方のデジタル放送受信機1bで行なわれるようにするためのものである。
図6は、このときのデジタル放送受信機1aの表示装置4a(図2での表示装置4)で表示されるEPG14を示すものである。
このEPG14では、図4に示したEPG14と同様、各チャンネル14a毎に、放送時間14b毎の放送番組が番組名14cで表示されるが、図2に示す構成のデジタル放送受信機1aでの図示しない操作部での操作により、他のデジタル放送受信機1bを指定した後、所定の番組について、受信予約あるいは録画予約をすると、制御部6(図2)により、これらの予約情報が作成され、EPG情報蓄積部10に格納されるとともに、この予約情報に基づいて、図6に示すように、受信予約された、例えば、ch2の12時及び13時の時間帯に放送される番組名「サンデー・ノンフィクション」の放送番組の表示エリアを囲むように、破線で示すような受信予約番組の番組枠15が表示され、また、録画予約された例えば、ch1の14時及び15時の時間帯に放送される番組名「日曜演芸」の放送番組の表示エリアを囲むように、太い実線で示すような受信予約番組の番組枠15が表示される。
図7はかかる予約情報の一具体例を示す図である。
同図において、この予約情報は、設定ファイルであるivdr.iniの中に一括指定されるものであり、「epg」セクションと「yoyaku」セクションと「sichou」セクションと「senkyoku」セクションとのセクションのいずれかが設定される。
「epg」セクションはEPG情報ファイルとの関連付けをするためのものであって、fileキーにEPG情報ファイルのファイル名(例えば、図5(a)での「f050827-1530」)が記載される。「yoyaku」セクションは録画予約番組の情報を記載する領域であり、「sichou」セクションは受信予約番組の情報を記載する領域である。これら夫々のセクションには、予約番組に対応するcodeキーが記載されており、かかるcodeキーの値は予約番組の放送日時や放送時間,チャネル番号などを特定できるように、デジタル放送装受信機内部で符号化したコードである。「senkyoku」セクションは自動選局チャンネル情報(即ち、電源オンしたときに自動的に選局されるチャンネルの情報)であって、そのchannelキーは初期選局のチャネル番号を表わすものである。
このように、番組予約がなされた後、リムーバブル記録媒体2がこのデジタル放送受信機1aのメディアドライバ9(図2)に装着されると、自動的にあるいは操作部の所定の操作により、EPG情報ファイルがかかる予約情報とともにEPG情報蓄積部10から読み出され、このリムーバブル記録媒体2にコピー(記録)される。
なお、この場合のEPG情報蓄積部10に蓄積された予約情報は、デジタル放送受信機1aで使用することができず、リムーバブル記録媒体2へコピーとともに、消去されるようにしてもよい。
そして、このリムーバブル記録媒体2をデジタル放送受信機1bに装着すると、予約情報とEPG情報とが読み取られ、EPG情報蓄積部10に蓄積される。これにより、このデジタル放送受信機1bでは、この予約情報とEPG情報とに基づいて、初期選局や受信予約,録画予約が実行される。即ち、デジタル放送受信機1bの電源がオンされると、予約情報の「senkyoku」セクションのchannelキーによって指定されているチャンネル(図7に示す予約情報の場合、ch5)が自動選局され、受信が開始される。また、「yoyaku」セクションのcodeキーで指定される録画予約番組の放送開始日時になると、その番組が指定放送時間録画されるし、「sichou」セクションのcodeキーで指定される受信予約番組の放送開始日時になると、その番組が指定放送時間受信される。
なお、デジタル放送受信機1bにおいて、操作部でEPGの表示を指示する操作がなされると、制御部6の制御のもとに、EPG情報蓄積部10からEPG情報と予約情報とが読み出され、表示装置4bに図6に示すのと同様のEPG14が表示される。
このようにして、この第2の実施形態では、家庭内などのユーザが使用できるデジタル放送受信機1aを用いて、EPG情報を取得するとともに、このEPG情報によるEPGをもちに番組の自動選局や受信予約,録画予約を行なうことにより、移動先のデジタル放送受信機1bにおいて、かかる自動選局や番組予約を行なうことなく、デジタル放送受信機1aで予め選択した番組の自動選局や受信,録画を行なうことができる。しかも、デジタル放送受信機1bでは、EPG情報そのものを取得するものであり、しかも、番組の自動選局や受信予約,録画予約といった予約情報がEPG情報の予約制御のための制御情報として付加されたものであるから、かかる受信予約や録画予約がEPG上で表示され、かつかかる予約の情報に基づいて受信予約や録画予約の処理が行なわれるものであり、上記特許文献1に記載のような静止画データも必要ないし、スクリプト情報も必要ない。
以上のように、上記実施形態では、デジタル放送受信機で起動直後に最新のEPG情報を受信・蓄積できていなくても、最新のEPG情報を保持したリムーバブル記録媒体より読み取って直ちに表示させることができるものであり、かかるデジタル放送受信機が、特に、車輌に装備される可能性の高い地上デジタル放送1チャネルのみのTVチューナを搭載したデジタル放送受信機である場合、複数チャネルのEPG情報を取得するのに時間がかかるが、上記実施形態によると、EPG情報を直ちに取得することが可能となり、利便性が向上する。
本発明によるリムーバブル記録媒体を用いた放送受信機からなるシステムを示す構成図である。 本発明による放送受信機の第1の実施形態である図1におけるデジタル放送受信機の具体的な構成をブロック図で示すブロック構成図である。 図1に示すシステムの動作の一具体例を示すフローチャートである。 図2における表示装置で表示されるEPGの一具体例を模式的に示す図である。 図2におけるEPG情報蓄積部に蓄積され、また、リムーバブル記録媒体にコピーされるEPG情報のファイルの具体例を示す図である。 本発明によるリムーバブル記録媒体を用いた放送受信機の第2の実施形態でのEPGの一具体例を示す図である。 本発明の実施の形態に関わるリムーバブル記録媒体に記録されるファイルの他の例を示したものである。
符号の説明
1,1a,1b デジタル放送受信機
2 リムーバブル記録媒体
3 放送アンテナ
4,4a,4b 表示装置
5,5a,5b 受信アンテナ
6 制御部
7 TVチューナ部
8 信号処理部
9 メディアドライバ
10 EPG情報蓄積部
11 映像の出力端子
12 音声の出力端子
13 スピーカ
14 電子番組表(EPG)
15 受信予約番組の番組枠
16 録画予約番組の番組枠

Claims (7)

  1. 電子番組表情報のファイルを記録したリムーバブル記録媒体において、
    放送受信機に装填した状態で該放送受信機を起動したときに、電子番組表情報として識別して読み出し可能としたことを特徴とするリムーバブル記録媒体。
  2. 請求項1記載のリムーバブル記録媒体において、
    前記電子番組表情報のファイルは、そのファイル名に特定の拡張子を付加するか、該ファイル名の文字列を特定の文字列にするか、前記電子番組表情報のファイルを特定の文字列のフォルダ内に保存することにより、電子番組表情報として識別して読み出し可能としたことを特徴とするリムーバブル記録媒体。
  3. 請求項1記載のリムーバブル記録媒体において、
    前記電子番組表情報のファイルを所定のファイル名で保存するとともに、該ファイル名が前記電子番組表情報であることを示す設定ファイルを保存することにより、設定ファイルに記載されたファイル名のファイルを電子番組表情報として識別して読み出し可能としたことを特徴とするリムーバブル記録媒体。
  4. 請求項3記載のリムーバブル記録媒体において、
    前記電子番組表情報のファイル名と前記電子番組表に関連した制御情報とを記載した設定ファイルを記録し、該設定ファイルを読み出して前記電子番組表情報に関連した該制御情報を読み出し可能としたことを特徴とするリムーバブル記録媒体。
  5. リムーバブル記録媒体のメディアドライバを備えた放送受信機において、
    電子番組表情報を記録したリムーバブル記録媒体が該メディアドライバに装填して起動したときに、該電子番組表情報を該リムーバブル記録媒体から読み込んで電子番組表を表示可能としたことを特徴とする放送受信機。
  6. 請求項5記載の放送受信機を第1の放送受信機として備えた放送受信システムであって、
    前記リムーバブル記録媒体に前記電子番組表情報のファイル名と前記電子番組表情報に関連した制御情報とを記載した設定ファイルを記録する第2の放送受信機を備え、
    該設定ファイルを記録した前記リムーバブル記録媒体を該第1の放送受信機のメディアドライバに装填された該第1の放送受信機が、起動したとき、前記リムーバブル記録媒体から該設定ファイルを読み込んで前記電子番組表情報に関連した該制御情報を読み込み、前記電子番組表情報による電子番組表に関連した制御を可能としたことを特徴とする放送受信システム。
  7. 請求項6記載の放送受信システムにおいて、
    前記電子番組表情報に関連した制御情報は、少なくとも自動選局,受信予約,録画予約に関する情報であることを特徴とする放送受信システム。
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