JP2010187390A - 録画装置および録画装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザ指定によらず多チャネルまたは全チャネルの自動録画が可能な録画装置において、ユーザ指定により予約録画された番組は確実に保存でき、また、この2系統の録画機能により、同時間帯における予約可能なチャネル数を増やすことができるようにすることも可能な録画装置を提供する。
【解決手段】テレビジョン放送の録画装置であって、ユーザ指定による番組予約録画用の第1の記憶手段と、多チャネルの番組の自動録画用の第2の記憶手段と、各記憶手段に対して割り当てられた複数のチューナと、第1の記憶手段に対するユーザ指定による番組予約録画および第2の記憶手段に対する多チャネルの番組の自動録画を制御する番組録画制御手段とを有する録画装置を提供する。
【選択図】 図5

Description

この発明は、録画装置に関し、特にはテレビジョン放送を受信し、ユーザ指定の特定チャネルの録画と、ユーザ指定によらず多チャネルまたは全チャネルの自動録画が可能な録画装置に関する。
現在、特許文献1に開示されたもののような、多チャネルの録画ができる記録装置がある。さらに高機能の録画装置では、ユーザが予約したユーザ指定の番組を録画する機能(PVR(Personal Video Recorder)録画機能)と、ユーザ指定によらずに(予約なしに)マルチチャンネルまたは全チャネルを自動的に録画する機能(丸録り録画機能)の2系統の録画機能を備えるものがある。このような録画装置のPVR録画では、録画チャネル数に制限がある一方で、丸録り録画では、録画装置に記憶容量に限りがあることから、通常古い録画内容から自動的に消去される構成となっている。
特開2006−332873号公報
上記のような2系統の録画機能を有する高機能の録画装置であっても、その2系統の録画機能が独立して動作することから、PVR録画機能による録画チャネル数よりも多くのチャネルの番組録画ができるにもかかわらず、PVR録画機能で同時間帯に予約できるチャネル数に制限があった。また、自動録画された番組内容は、消去前ならば視聴できるが、時間が経過すると古いものから自動的に消去されるので、ユーザが視聴を望んだ番組で予約チャネル数の制限のため番組予約できなかった番組は、視聴できずに終わってしまうことがあった。
この発明は、ユーザ指定の特定チャネルの録画と、ユーザ指定によらず多チャネルまたは全チャネルの自動録画が可能な録画装置において、ユーザ指定により予約録画された番組は確実に保存でき、また、この2系統の録画機能を連動させ、同時間帯における予約可能なチャネル数を増やすことができるようにすることも可能な録画装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明においては、テレビジョン放送の録画装置であって、ユーザ指定による番組予約録画用の第1の記憶手段と、多チャネルの番組の自動録画用の第2の記憶手段と、前記各記憶手段に対して割り当てられた複数のチューナと、前記第1の記憶手段に対するユーザ指定による番組予約録画および前記第2の記憶手段に対する多チャネルの番組の自動録画を制御する番組録画制御手段とを有することを特徴とする録画装置を提供する。
さらに、ユーザ指定による番組予約録画用の第1の記憶手段と、多チャネルの番組の自動録画用の第2の記憶手段と、前記各記憶手段に対して割り当てられた複数のチューナと、番組録画制御手段とを有するテレビジョン放送の録画装置の制御方法であって、前記番組録画制御手段が、前記第1の記憶手段に対するユーザ指定による番組予約録画と前記第2の記憶手段に対する多チャネルの番組の自動録画とを制御することを特徴とする録画装置の制御方法を提供する。
この発明によれば、ユーザ指定の特定チャネルの録画と、ユーザ指定によらず多チャネルまたは全チャネルの自動録画が可能な録画装置において、ユーザ指定により予約録画された番組は確実に保存でき、また、同時間帯における予約可能なチャネル数を増やすことができるようにすることも可能となる。
本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョン放送録画装置の利用環境を示す図である。 同実施形態のデジタルテレビジョン放送録画装置の主要な信号処理系を示すブロック図である。 同実施形態のデジタルテレビジョン放送録画装置の、本発明に係わる機能ブロックを概念的に示す図である。 同実施形態におけるEPG等による番組表を用いた予約画面の一例を示す図である。 同実施形態における番組録画制御機能250による制御シーケンスを示すシーケンス図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
以下では、本発明の一実施形態としてデジタルテレビジョン放送録画装置を例に説明をするが、アナログテレビジョン放送用の録画装置にも適用可能である。
なお、デジタルテレビジョン放送については標準化されており、規格で定められる詳細については本明細書においてその説明を省略する。
はじめに、図1に、本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョン放送録画装置101の利用環境を示す。
図1に示すように、デジタルテレビジョン放送録画装置101は、その入力側にBS/CSデジタル放送受信用のアンテナ121と地上波放送受信用のアンテナ122が接続され、出力側にデジタルテレビジョン放送受像器111が接続される。デジタルテレビジョン放送録画装置101は、受信したデジタルテレビジョン放送信号をデコードすることにより番組を記録可能であり、また、放送中の番組または記録された番組の映像信号および音声信号をデジタルテレビジョン放送受像器111に供給し、デジタルテレビジョン放送受像器111にて番組を視聴できるようになっている。
また、図1(及び後述の図2)に示すデジタルテレビジョン放送録画装置101は、BS/CSデジタル放送受信用と地上波放送受信用の2系統のみ簡易的に図示しているが、本実施形態のデジタルテレビジョン放送録画装置101は、PVR録画用と丸録り録画用にそれぞれ多チャネルの番組を録画可能であり、そのためにBS/CSデジタル放送受信用と地上波放送受信用ともにそれぞれ複数のチューナ等の受信回路を備える構成となっている。
続いて、デジタルテレビジョン放送録画装置101のハードウェア構成について説明する。
図2は、上記したデジタルテレビジョン放送録画装置101の主要な信号処理系を示すブロック図である。
BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ121で受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子201を介して衛星デジタル放送用のチューナ202aに供給される。
チューナ202aは、制御部205からの制御信号により所望のチャネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号をPSK(Phase Shift Keying)復調器202bに出力する。
PSK復調器202bは、制御部205からの制御信号により、チューナ202aで選局された放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリーム(TS)を得て、TS復号器202cに出力する。
TS復号器202cは、制御部205からの制御信号によりトランスポートストリーム(TS)多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号をデパケットすることにより得たPES(Packetized Elementary Stream)を信号処理部206内のSTDバッファ(図示せず)へ出力する。
また、TS復号器202cは、デジタル放送により送られているセクション情報を信号処理部206内のセクション処理部(図示せず)へ出力する。
地上波放送受信用のアンテナ122で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子203を介して地上デジタル放送用のチューナ204aに供給される。
チューナ204aは、制御部205からの制御信号により所望のチャネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号をOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器204bに出力する。
OFDM復調器204bは、制御部205からの制御信号により、チューナ204aで選局された放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリームを得て、TS復号器204cに出力する。
TS復号器204cは、制御部205からの制御信号によりトランスポートストリーム(TS)多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号をデパケットすることにより得たPES(Packetized Elementary Stream)を信号処理部206内のSTDバッファへ出力する。
また、TS復号器204cは、デジタル放送により送られているセクション情報を信号処理部206内のセクション処理部へ出力する。
ここで、上記信号処理部206は、テレビ視聴時には、TS復号器202cおよびTS復号器204cからそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部207及び音声処理部208に出力している。一方、番組録画時には、TS復号器202cおよびTS復号器204cからそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施した信号を、制御部205を介してPVR録画用記録装置(例えば、HDD)270または丸録り録画用記録装置(例えば、HDD)271に記録している。また、信号処理部206は、録画番組再生時には、制御部205を介してPVR録画用記録装置(例えば、HDD)270または丸録り録画用記録装置271から読み出された録画番組のデータに、所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部207及び音声処理部208に出力している。
図2には図示されていないがチューナー202a、PSK復調器202b、TS復号器202c、チューナ204a、OFDM復調器204b、TS復号器202cは丸録り機能に必要な数以上の系統を備える。例えば在京地上波キー局を全て記録できる装置の場合、チューナ204a、OFDM復調器204b、TS復号器202cを7系統以上備える。
制御部205には、信号処理部206から、番組を取得するための各種データ(B−CASデスクランブル用の鍵情報等)や電子番組ガイド(EPG)情報,番組属性情報(番組ジャンル等),字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)が入力されている。
制御部205は、これら入力された情報からEPG,字幕を表示するため画像生成処理を行い、この生成した画像情報をグラフィック処理部207へ出力する。
また、この制御部205は、番組録画および番組予約録画を制御する機能(番組録画制御機能250)を有し、番組予約受付時には、外部の表示装置(例えば、デジタルテレビジョン放送受像器)に電子番組ガイド(EPG)情報を表示し、操作部220またはリモートコントローラ221を介したユーザ入力により予約内容を所定の記憶手段に設定する。そして、設定された時刻に予約番組を録画するようチューナ202a,204a、PSK復調器202b,204b、TS復号器202c,204cおよび信号処理部206を制御する。また、丸録り録画機能として当該装置で録画可能な全チャネルの番組を自動録画する際は、予約とは別に設定された時間帯に各デバイスを制御し録画を行う。
セクション処理部は、TS復号器202c(204c)から入力されたセクション情報の中から、番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報,番組属性情報(番組ジャンル等),字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)を制御部205へ出力する。
グラフィック処理部207は、(1)信号処理部206内のAVデコーダ(図示せず)から供給されるデジタルの映像信号と、(2)OSD(On Screen Display)信号生成部209で生成されるOSD信号と、(3)データ放送による画像データと、(4)制御部205により生成されたEPG,字幕信号とを合成して映像処理部210へ出力する機能を有する。
また、字幕放送による字幕を表示するとき、グラフィック処理部207は、制御部205からの制御による字幕情報に基づき、映像信号上に字幕情報を重畳する処理を行う。
グラフィック処理部207から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部210に供給される。この映像処理部210は、入力されたデジタルの映像信号を、デジタルテレビジョン放送受像器111で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換した後、出力端子211を介してデジタルテレビジョン放送受像器111に出力して映像表示させる。
また、上記音声処理部208は、入力されたデジタルの音声信号を、デジタルテレビジョン放送受像器111で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換した後、出力端子212を介してデジタルテレビジョン放送受像器111に出力して音声再生させる。
ここで、このデジタルテレビジョン放送録画装置101は、上記した各種の受信動作を含むその全ての動作を制御部205によって統括的に制御されている。この制御部205は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵しており、操作部220からの操作情報を受け、または、リモートコントローラ221から送出された操作情報を、受光部222を介して受信し、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
この場合、制御部205は、主として、そのCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)205aと、当該CPUに作業エリアを提供するRAM(Random Access Memory)205bと、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリ205cとを利用している。
また、この制御部205は、カードI/F(Interface)223を介して、第1のメモリカード224が装着可能なカードホルダ225に接続されている。これによって、制御部205は、カードホルダ225に装着された第1のメモリカード224と、カードI/F223を介して情報伝送することができる。
さらに、上記制御部205は、カードI/F226を介して、第2のメモリカード227が装着可能なカードホルダ228に接続されている。これにより、制御部205は、カードホルダ228に装着された第2のメモリカード227と、カードI/F226を介して情報伝送することができる。
また、上記制御部205は、通信I/F229を介して第1のLAN端子230に接続されている。これにより、制御部205は、第1のLAN端子230に接続されたLAN対応の機器(例えば、外付けHDD)と、通信I/F229を介して情報伝送することができる。この場合、制御部205は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能を有し、第1のLAN端子230に接続されたLAN対応の機器にIP(Internet Protocol)アドレスを割り当てて制御している。
さらに、上記制御部205は、通信I/F231を介して第2のLAN端子232に接続されている。これにより、制御部205は、第2のLAN端子232に接続されたLAN対応の各種機器と、通信I/F231を介して情報伝送することができる。
また、上記制御部205は、USB I/F233を介して前記USB端子234に接続されている。これにより、制御部205は、USB端子234に接続された各種機器と、USB I/F233を介して情報伝送することができる。
さらに、上記制御部205は、i.LINK I/F235を介してi.LINK端子236に接続されている。これにより、制御部205は、i.LINK端子236に接続された各種機器と、i.LINK I/F235を介して情報伝送することができる。
ここで、理解を容易にするため、上記ハードウェア構成を有するデジタルテレビジョン放送録画装置101の、この発明に係わる機能ブロックを、概念的に図3に示す。なお、図2の構成要素と共通する部分には同一の符号を付している。
同図に示すように、番組録画制御機能250は、丸録り録画を管理する丸録り録画管理部301と、PRV録画を管理するPVR録画管理部302と、予約処理部303を有している。チューナ1〜nを介して得られる各チャネルの番組は、丸録り録画管理部301により丸録り録画用記録装置271に録画される。一方、チューナn+1およびチューナn+2を介して得られる各チャネルの番組は、PVR録画管理部302によりPVR録画用記録装置270に録画される。
従来は、丸録り録画管理部301とPVR記録管理部302が独立して録画管理を行い、予約処理部303はPVR記録管理部302に対し番組録画予約のための処理を行っていた。本実施形態では、予約処理部303が、丸録り録画管理部301とPVR録画管理部302の双方に予約のための制御(詳細は後述)を行う構成となっている。
本実施形態における番組録画予約において、デジタルテレビジョン放送録画装置101は以下の特徴を有する。
(1)PVR録画機能で録画可能であればPVR録画として録画し、PVR録画機能で録画不可能であれば丸録り録画機能を利用してアーカイブ予約をする。
(2)上記でアーカイブ予約された番組は番組の録画終了後、自動的にPVR録画用記録装置270にダビングする。このように、アーカイブ予約とは、丸録り録画管理部301に対し、アーカイブ予約対象の番組を丸録り録画機能により録画させた後、当該番組の録画終了後に録画された番組内容をPVR録画用記録装置270にダビングさせることにより番組予約録画を実現するものである。
(3)通常のPVR予約であるのかアーカイブ予約であるのかをユーザが識別できるように、予約画面やEPG画面上に、PVR予約およびアーカイブ予約を識別するための印を合成して表示する。なお、この表示は、制御部205の表示制御機能251により、グラフィック処理部207に対して所定の印を合成させる制御をすることにより行われる。
次いで、制御部205が有する番組録画制御機能250による、番組予約に係る制御について図4、図5を用いて説明する。
図4に示す図は、EPG等による番組表を用いた予約画面の一例であり、図5は、番組録画制御機能250による制御シーケンスを示すシーケンス図である。
図4の例では、チャネルch1からチャネルch5までの5チャネル分の18:00〜20:00までの番組表が示されている。そして、番組1−2と番組2−2がPVR予約され、番組3−2がアーカイブ予約されている様子が示されている。
図3に示したように、本実施形態では、PVR録画として2チャネル分の録画が可能であるものとしている。図4に示した例では、ユーザが3チャネル分の予約をしていることになるが、PVR録画は2チャネル分のみが可能であるので、残りの1チャネル分の番組3−2の録画予約は、予約処理部303により、自動的にアーカイブ予約として設定される。そのための制御シーケンスが、図5に示すものである。
ここで、図5に示す制御シーケンスについて説明する。
図5の例は、図4に示す番組予約がなされる場合の制御シーケンスの一例であり、同図に示すユーザからの予約指示の時点で、すでに番組1−2と番組2−2がPVR予約されているものとする。
はじめに、予約処理部303が、ユーザからの番組3−2の予約指示を受けると(t1)、PVR録画管理部302に当該番組3−2の予約確認をする(t2)。この間、丸録り録画管理部301の制御により丸録り録画用記録装置271への書き込み(録画)が随時実行されている(t3)。
このときPVR予約録画が可能であれば、PVR録画管理部302によりPVR録画予約として録画の予約がなされる。しかし、本例では、すでに2チャネル分の番組1−2と番組2−2がPVR予約されているので、PVR録画管理部302は、予約処理部303からの予約確認に対し、PVR予約が満杯であることを示す応答を返す(t4)。
すると、予約処理部303は、PVR録画予約が不可能であるので、丸録り録画管理部301に対し番組3−2のアーカイブ予約を要求する(t5)。
アーカイブ予約の要求を受けた丸録り録画管理部301は、アーカイブ予約を受け付けたことを示す確認の応答を返す(t6)。
図4に示すように番組3−2は、19:30に番組終了するので、この時刻になると、丸録り録画管理部301は、PVR録画管理部302に対し、丸録り録画用記録装置271からPVR録画用記録装置270へのダビング(ここではアーカイブと称す)を開始することを指示する(t7)。
丸録り録画管理部301からアーカイブ開始の指示を受けたPVR録画管理部302は、その確認の応答を返す(t8)。
以後、丸録り録画管理部301は、丸録り録画用記録装置271に読み出し要求を送り(t9)、その応答として所定単位の録画番組の録画データを受ける(t10)。
丸録り録画用記録装置271から録画データを受けた丸録り録画管理部301は、PVR録画管理部302に、録画データとともに書き込み要求を送る(t11)。
書き込み要求を受けたPVR録画管理部302は、丸録り録画管理部301から受けた録画データをPRV録画用記録装置270に書き込む(t12)。
PRV録画用記録装置270での録画データの書き込みが完了すると、PRV録画用記録装置270から書き込み終了の応答がPVR録画管理部302に送られる(t13)。
PRV録画用記録装置270から書き込み終了の応答を受けたPVR録画管理部302は、丸録り録画管理部301に対し、PVR録画用記録装置270への録画データの書き込みが完了したことを示す応答を返す(t14)。
以上t9〜t14までのシーケンスが、番組3−2の全録画データの丸録り用記録装置271からPVR録画用記録装置270へのダビングが完了するまで繰り返される。
そして、番組3−2の全録画データの丸録り用記録装置271からPVR録画用記録装置270へのダビングが完了した時点で、丸録り録画管理部301からPVR録画管理部302へアーカイブ完了の通知が送られ(t15)、PVR録画管理部302から丸録り録画管理部301へ確認の応答が返される(t16)。
以上のようにして、ユーザの予約指示からはじまるアーカイブ予約の一例の処理が制御部205の番組録画制御機能250によって実行される。
上記例では、1チャネル分の番組3−2をアーカイブ予約しているが、もちろん丸録り録画機能により録画可能なチャネル数分のアーカイブ予約が可能である。
以上説明したように、本実施形態のデジタルテレビジョン放送録画装置101では、上記アーカイブ予約によって、従来のPVR録画予約で可能であった予約チャネル数よりも多いチャネル数の番組を予約録画することが可能となる。
なお、本実施形態において、以下の応用も採用することができる。
(応用1)
丸録り録画機能が放送チャネルの全チャネルをサポートしていない場合に、丸録り録画可能な番組のPVR録画予約をアーカイブ予約に振り替え、丸録り録画対象外の番組の予約をPVR録画機能により予約録画するようにする。このようにすることで、実質的に丸録り録画対象のチャネルの枠を広げることができる。また、この振り替えを、PVR録画予約で録画不可能な数の番組を予約されたときに、丸録り録画とPVR録画とで重複するチャネルの番組に対するPVR録画予約に対して実行するようにしてもよい。
(応用2)
移動のみ可能な番組内容は、丸録り録画用記録装置271からPVR録画用記録装置270へ録画データを移動すると、丸録り録画用記録装置271側の録画データが消去され、丸録り録画側で番組の視聴ができなくなる。これに対処するため、以下のように制御することもできる。
(1)アーカイブ予約されていても、アーカイブ予約対象の番組の録画データを、録画終了後も一定期間移動させず、録画データが自動消去される前の、丸録り録画用記録装置271からPVR録画用記録装置270への移動を十分行えるタイミングで、自動的に移動させる。あるいは、
(2)アーカイブ予約による録画終了後、ユーザに録画データの移動の可否を表示等により提示し、ユーザの確認操作を受け、ユーザ操作に応じて移動させるか、そのままにして自動消去させる。
(応用3)
特定の時間帯のみ丸録り録画するよう設定されている場合で、アーカイブ予約対象となる番組の放送時間帯が丸録り録画の記録時間帯になっていない場合、アーカイブ予約対象となる番組の放送時間帯を丸録り録画の記録時間帯として設定する。
以上、本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョン放送録画装置について説明した。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。例えば、本発明は、上述したデジタルテレビジョン放送録画装置に限らず、デジタルテレビジョン放送受像器に適用することができる。また、アナログテレビジョン放送対応の録画装置や受像器や、アナログテレビジョン放送およびデジタルテレビジョン放送両対応の録画装置や受像器にも適用することができる。
101…デジタルテレビジョン放送録画装置、111…デジタルテレビジョン放送受像器、121…BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ、122…地上波放送受信用のアンテナ、202a、204a…チューナ、202b…PSK復調器、204b…OFDM復調器、202c、204c…TS復号器、205…制御部、206…信号処理部、250…番組録画制御機能、251…表示制御機能、270…PVR録画用記録装置、271…丸録り録画用記録装置、220…操作部、221…リモートコントローラ。

Claims (6)

  1. テレビジョン放送の録画装置であって、
    ユーザ指定による番組予約録画用の第1の記憶手段と、
    多チャネルの番組の自動録画用の第2の記憶手段と、
    前記各記憶手段に対して割り当てられた複数のチューナと、
    前記第1の記憶手段に対するユーザ指定による番組予約録画および前記第2の記憶手段に対する多チャネルの番組の自動録画を制御する番組録画制御手段とを有する
    ことを特徴とする録画装置。
  2. ユーザ指定による番組予約録画と多チャネルの番組の自動録画とを同時に実行することを特徴とする請求項1に記載の録画装置。
  3. ユーザ指定による番組予約録画と多チャネルの番組の自動録画とを選択的に実行することを特徴とする請求項1に記載の録画装置。
  4. 多チャネルの番組の自動録画用のチューナ数より、ユーザ指定による番組予約録画用のチューナ数を少なくしたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の録画装置。
  5. 電子番組ガイド上でユーザ指定による番組予約録画の予約か、多チャネルの番組の自動録画の予約かを識別可能に表示分類することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の録画装置。
  6. ユーザ指定による番組予約録画用の第1の記憶手段と、多チャネルの番組の自動録画用の第2の記憶手段と、前記各記憶手段に対して割り当てられた複数のチューナと、番組録画制御手段とを備えるテレビジョン放送の録画装置の制御方法であって、
    前記番組録画制御手段が、前記第1の記憶手段に対するユーザ指定による番組予約録画と前記第2の記憶手段に対する多チャネルの番組の自動録画とを制御する
    ことを特徴とする録画装置の制御方法。
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