JP2010011207A - デジタル放送受信装置およびデジタル放送受信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】実使用のCASカードで同時対応可能なチャネル数を把握する。
【解決手段】1以上のデジタル放送チューナ部(102〜132)と、このチューナ部で受信されたデジタル放送信号のストリーム(TS)から番組情報(ECM)を抽出する抽出手段(103〜133)と、この抽出手段で抽出された番組情報(ECM)を受けて番組属性(スクランブル鍵Ksを含む)の応答を返すCASモジュール(108)と、このCASモジュール(108)から返された番組属性の情報(Ks)を用いてデジタル放送信号ストリーム(TS)を処理する処理手段(107、104〜134)と、CASモジュール(108)の前記応答に要する時間(モジュールの応答速度)を計測する応答時間計測手段(107d)を具備する。この応答時間計測手段(107d)の計測結果に基づいて、受信対応可能なチャネル設定を示す。
【選択図】 図1
【解決手段】1以上のデジタル放送チューナ部(102〜132)と、このチューナ部で受信されたデジタル放送信号のストリーム(TS)から番組情報(ECM)を抽出する抽出手段(103〜133)と、この抽出手段で抽出された番組情報(ECM)を受けて番組属性(スクランブル鍵Ksを含む)の応答を返すCASモジュール(108)と、このCASモジュール(108)から返された番組属性の情報(Ks)を用いてデジタル放送信号ストリーム(TS)を処理する処理手段(107、104〜134)と、CASモジュール(108)の前記応答に要する時間(モジュールの応答速度)を計測する応答時間計測手段(107d)を具備する。この応答時間計測手段(107d)の計測結果に基づいて、受信対応可能なチャネル設定を示す。
【選択図】 図1
Description
この発明は、限定受信制御システム(Conditional Access System:CAS)が運用される地上デジタル放送や衛星デジタル放送等の、デジタル放送受信装置およびデジタル放送受信方法に関する。
従来より、地上放送や衛星放送等のテレビ放送の受信手段を備えた放送受信装置は、様々なタイプのものが実用化されている。近年は、旧来のアナログ放送に加えて、デジタル放送の放送信号を受信し、受信した放送信号から取り出した映像信号を用いて番組映像を表示するデジタル放送対応装置の普及が進んでいる。
MPEG−2に準拠したトランスポートストリーム(Transport Stream:TS)を用いるデジタル放送においては、有料放送を行うために、いわゆる3重鍵構造を用いた限定受信制御システム(CAS)が運用される。このシステムでは、スクランブル鍵(Ks)を用いてTSにスクランブルを行う。そして、このスクランブルを解くための鍵(Ks)を、ECM(Entitlement Control Message)という形でワーク鍵(Kw)により暗号化した後に、TSに多重化して伝送する。
ワーク鍵(Kw)は、個々のマスタ鍵(Km)で暗号化したEMM(Entitlement Management Message)の形でTSに多重化されて伝送され、各受信機に接続されたCASカード(マイクロコンピュータが組み込まれたLSIを持つICカードの一種)に入力される。CASカードには、予め固有のマスタ鍵(Km)が設定されており、KmでEMMを復号後、ワーク鍵(Kw)を記憶する。また、ECMが入力された場合には、CASカードは保持しているワーク鍵(Kw)でECMを復号後、その内容を検査し、視聴可能な状態ならECMから取り出したスクランブル鍵(Ks)を出力する。なお、ECMは各番組の契約条件に対応する番組情報であり、EMMは各契約者の契約情報に基づく個別情報である。
上述した限定受信の方式や仕様については、日本のデジタル放送規格ARIB(Association of Radio Industries and Business)のSTD-B25、ARIB TR-B14 第5編に記載されている。
さて、放送受信装置として複数のチューナを搭載する場合、そもそも受信装置の処理能力のほかにCASカードとCAS制御部とのインターフェース(I/F)における制限がある。すなわち、ECMを処理する場合のCASカードとのI/Fは、日本のデジタル放送規格に従うならば、ARIB TR-B14 第5編に記載されるように、1600ms以内に処理を完了する必要がある。CASカードの能力はそのカードで使用するLSI等によって変わるが、あるCASカードでECMの応答に100ms程度かかるとすれば、16個のECMがそのCASカード1つで処理できることになる。
また、ECMの構成は、サービスによって異なり、例えば無料番組に比べて有料番組ではECM内に記述される内容が多いため、有料番組ではECMの長さが長くなる。結果的に無料番組のECMの処理時間が100ms程度の場合に有料番組の処理時間が150ms程度かかるというような事が起きる。そのため、複数のチューナを持った受信機の場合、どのチャンネル選局しているか、あるいは有料放送か無料放送かで、何個の同時受信が可能か(同時対応可能な放送チャネル数が幾つになるか)が変わってくる。
ところで、デジタル機器の情報処理能力を問題とする従来技術は多々ある(例えば特許文献1参照)。
特開2000−217063号公報
特許文献1では、複数コンテンツの同時録画において、EGPを基に各コンテンツのビットレートから求めた総合ビットレートがメモリ処理を超えないようにコンテンツ数を決め、同時録画の最大録画可能数をコンテンツのビットレートとメモリのスループット性能から算出している。
CASカードのようなICカードは、使用しているLSIが変更されると、ECMコマンドに対するレスポンスのタイミングが、スペック内だが変わる可能がある。そのため、受信装置側で同時対応可能なチャネルの数(マルチチャネル数)もこのカードの応答速度の影響を受ける可能性がある。しかしながら、特許文献1ではCASカードの能力(ECMコマンドに対するレスポンスの速さ)の計測には触れていない。このため、特許文献1に開示された技術では、衛星放送か地上放送か、および/または有料か無料か等の条件によりECMの長さやCASカード内での処理時間が異なると、実際に組み合わせ設定を行うまで何個の番組を同時に視聴可能か(同時対応可能な放送チャネル数が幾つになるか)がわからない。
この発明の課題の1つは、実際に使用するCASカードで同時対応可能なチャネル数を把握できるようにすることである。
この発明の一実施の形態では、実際に使用するCASカードで同時対応可能なチャネル数を把握するために、事前にCASカードの応答時間を計測し、同時対応可能なチャネル数を提示するようにしている。そのために、この発明の一実施の形態に係るデジタル放送受信装置は、1以上のデジタル放送信号を受信するチューナ部(102〜132)と、前記チューナ部で受信されたデジタル放送信号のストリーム(TS)から番組情報(ECM)を抽出する抽出手段(103〜133)と、前記抽出手段で抽出された前記番組情報(ECM)を受けて番組属性(スクランブル鍵Ksを含む)の応答を返すモジュール(108)と、前記モジュール(108)から返された前記番組属性の情報(Ks)を用いて前記デジタル放送信号のストリーム(TS)を処理する処理手段(107+104〜134)と、前記モジュール(108)の前記応答に要する時間(モジュールの応答速度に対応)を計測する応答時間計測手段(107d)を具備し、前記応答時間計測手段(107d)の計測結果に基づいて(ST30)、受信対応可能なチャネル設定を示す(ST32)ように構成されている。
上記デジタル放送受信装置の主要構成を別の表現で要約すると、デジタル放送の放送信号を選択的に受信して復調するチューナ部(102〜132)と、放送信号に多重化されて含まれる関連情報(ECM)を抽出する抽出部(103〜133)と、関連情報(ECM)に対するCASカード(108)の応答時間を計測する手段を含むCAS制御部(107)を備えたデジタル放送受信装置となる。
使用するCASカードで同時対応可能なチャネル数を把握することができる。
以下、図面を参照してこの発明の種々な実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施の形態に係るデジタル放送受信装置101の構成例を説明する図である。ここでは、スクランブルされたデジタル放送信号を受信するチューナ部が4台ある場合を例にとって説明する(2台は地上デジタル放送受信用のダブルチューナ、他の2台はBS/CSデジタル放送受信用のダブルチューナ)。
第1の地上デジタルチューナ102で受信された放送番組の信号はTS分離部103に送られ、ここで番組情報(ECM)が分離される。このECMは、CAS制御部107を介して、カードスロット(カードインターフェースI/F)107gに装着されたCASモジュール(ICカードの形態を持つCASカード:以下、適宜CASカードと呼称する)108に転送される。CASカード108の中では、記憶されているワーク鍵(Kw)を用いてECMの暗号を復号してスクランブル鍵(Ks)を得る。同時にECMからその番組に関する属性情報を得て、CASカード108に記憶されている契約情報と比較してデスクランブルを行うか否かが判定される。この判定を行う際に、番組の属性情報で指定される課金方式に基づいて制御が行われる。なお、暗号鍵KsとKwは放送事業者毎に異なるが、全受信機で共通な鍵である。
また、第2の地上デジタルチューナ112で受信された放送番組の信号はTS分離部113に送られ、ここで分離されたECMはCAS制御部107を介してCASカード108に転送される。以下同様に、第1のBS/CSチューナ122で受信された放送番組の信号はTS分離部123に送られここで分離されたECMはCAS制御部107を介してCASカード108に転送される。そして、第2のBS/CSチューナ132で受信された放送番組の信号はTS分離部133に送られここで分離されたECMはCAS制御部107を介してCASカード108に転送される。
通常処理では、CAS制御部107は、各TS分離部103〜133から送られてきたECMを到着順にCASカード108に送り、CASカード108から応答されたスクランブル鍵Ksを対応するデスクランブラ部104〜134に設定する。デスクランブラ部104〜134は、設定されたKsを用いて暗号化されたコンテンツのデスクランブルを行い、デスクランブルされた放送番組の信号を選択部109に送出する。そして、選択部109で選択された信号は、AVデコード部105に入力され、AV情報(映像および音声)のデコードが行われる。
AV情報のデコード出力(AV出力)は、表示処理部106を介して、表示装置200および外部モニタ(図示せず)に出力される。表示処理部106は、OSD(On Screen Display)等によりユーザへの情報を提示するための、GUI(Graphical User Interface)機能を持っている。このGUI機能は、後述する図5あるいは図7のチャネル設定表示(ST32)などにおいて使用される。
なお、選択部109で選択された信号あるいはAVデコード部105でデコードされたAV情報(映像信号および音声信号)は、デジタルレコーダ(またはストリーマ)300にも適宜入力される。レコーダ(ストリーマ)300がデジタル放送受信装置101の外部機器である場合は、デジタル放送受信装置101からのAV情報は、IEEE1394インターフェースやHDMI(High-Definition Multimedia Interface)インターフェースなどを介して、外部のレコーダ(ストリーマ)300へ転送される。
CAS制御部107は、ECM応答速度メモリ107aと、カードIDメモリ107bと、ECMメモリ107cと、タイマに接続されたMPU107dと、ファームウエアROM107eと、ワークRAM107fを備えている。MPU107dは、ワークRAM107fを作業エリアとしてROM107eに格納されたファームウエアを実行し、接続されたタイマを用いて、カードスロット(I/F)107gに装着されたCASカード108の応答時間(応答速度)を実測する(後述する図5のST22参照)。
ECM応答速度メモリ107aには、CAS制御部107がカードスロット(I/F)107gに装着されたCASカード108へECMを送ったあと、CASカード108からCAS制御部107へスクランブル鍵(Ks)が戻ってくるまでの、応答時間(応答速度)の実測値が記憶される。
カードIDメモリ107bには、上記応答時間(応答速度)の実測を行ったCASカード108の識別コード(カードID)が記憶される。カードIDメモリ107bに記憶されたカードIDは、ECM応答速度メモリ107aに記憶された該当CASカードの応答時間実測値とリンクしている。そのため、応答時間に関係する条件が変わらない限り、カードスロット107gに装着されたCASカード108のカードIDが分かれば、そのCASカード108の応答時間(応答速度)は、再度測定するまでもなく分かる。
ECMメモリ107cには、各チューナ部(102〜132)で受信した放送信号から分離されたECMが、適宜記憶される。どのチャネルでも変わらないECM(地上デジタル放送のECMなど)は、一旦ECMメモリ107cに格納しておけば、以後のCASカード応答時間計測においては、ECMメモリ107c内のECMを利用できる。チャネルあるいは番組毎にECMが変わり得る場合(BS/CSデジタル放送のECMなど)は、そのECMを一旦ECMメモリ107cに記憶しておき、ECMが変わった場合にECMメモリ107cの記憶内容を最新のものに更新する。そうすれば、ECMが変わらない限り、以後のCASカード応答時間計測においては、ECMメモリ107c内の最新のECMを利用できる。
それぞれのチューナ部(102〜132)でどのチャンネルを選局するかによって、1枚のCASカード108で同時処理可能な受信チャネル数は変わってくる。そのため、選局時の動作として以下の動作を行う(ROM107eに格納された、図5〜図7の処理に対応するファームウエアが、MPU107dにより、適宜実行される)。
図5は、この発明の一実施の形態に係る処理例を説明するフローチャートである。チューナ部102〜132のうちの1つ以上が放送受信状態にあってCASカード108がカードスロット107gに装着されたとき、あるいは、CASカード108がカードスロット107gに装着されておりチューナ部102〜132のうちの1つ以上が放送受信可能な状態で、電源オフ状態のデジタル放送受信装置101が電源オンされると、図5の処理が開始される。
まず、該当チャネル(例えばチューナ部102が受信している放送チャネル)のECMを取得する(ST10)。現在設定されているチャネル全てに対してCASカード108の応答時間(応答速度)が計測されていなければ(ST12ノー)時間計測処理に入る(ST22)。
時間計測処理(ST22)に入ると、現在カードスロット107gに装着されているCASカード108に対する応答時間の計測が開始される(ST221)。計測が開始されると、CAS制御部107は、CASカード(ICカード)108へECMを送信し、ある時間待って、CASカード(ICカード)108からスクランブル鍵Ksを受信する(ST222)。スクランブル鍵Ksを受信したら時間計測は終了となる(ST223)。計測が開始(ST221)されてから終了(ST223)するまでの時間は、MPU107dがタイマのクロックをカウントすることで実測できる。この時間実測値が、CASカード(ICカード)108の応答時間となる。また、この時間実測値の逆数が、CASカード(ICカード)108の応答速度となる。実測された応答時間(応答速度)のデータは、ECM応答速度メモリ107aに記憶される(ST224)。その際、CASカード(ICカード)108のカードIDが、ECM応答速度メモリ107aの記憶内容とリンクした形で、カードIDメモリ107bに格納される(各カードID毎に応答時間が記載されたテーブルデータとして、メモリ107aまたは107bに記録してもよい)。
1つの設定チャネルについて応答時間(応答速度)の計測が済むと、受信チャネルは次の設定チャネルに変更され(ST24)、次のチャネルに関して応答時間(応答速度)の計測(ST22)が行われる。この計測が全ての設定チャネルに対して行われたら(ST12イエス)、応答時間の総計(ECM応答速度メモリ107aの記憶内容の積算値)が閾値(例えば1600ms)を超えていないかどうかチェックされる。閾値を超えていなければ(ST30ノー)、計測を行った全ての設定チャネルを、受信対応可能なチャネル設定の候補として、表示装置200でOSDなどにより表示する(ST32)。
閾値を超えてしまったときは(ST30イエス)、設定処理を終了する(ST34)。その場合は、例えば「現在のCASカードでは設定されている全チャネルに対応できません。設定チャネルを変更するか設定チャネルを削減してください。」といった警告メッセージを、表示装置200でOSDなどにより表示する。このメッセージを見たユーザは、ST10〜ST24の処理ループの反復でスキャンされるチャネル選局を適宜変更できる。その変更後、ST10〜ST24の処理ループで再スキャンした結果、応答時間の総計が閾値を超えていなければ(ST30ノー)、再スキャンで計測しなおした全ての設定チャネルを、受信対応可能なチャネル設定の候補として、表示装置200でOSDなどにより表示する(ST32)。表示された候補を見たユーザがそれを承諾したときは、図5の処理は終了する。以後、表示された候補のチャネルは現在のCASカード108で同時受信できるようになる。
上記「受信対応可能なチャネル設定」を表示する際は、3種類以上(地上デジタル、BS、110°CSなど)のデジタル放送チャネルを含めた複数パターンを提示できる(地デジ8チャネル分を提示するパターン、あるいは、地デジ6チャネル分示+BS/110°CS各1チャネル分を提示するパターンなど)。また、上記の提示パターンは、有料放送の契約有無によって変えることもできる(契約チャネルのみ提示するなど)。
図8は、ST30における閾値と、ECM送出からスクランブル鍵(Ks)利用までの時間(T1)との関係を例示している。すなわち、単一のTSパケットにECMが適用される場合では、ECMが送出されてからスクランブル鍵(Ks)が利用できるようになるまでの時間T1は、ARIBでは1600ms未満になることが必要となる。そこで、この実施の形態では1600msをST30における閾値としている。(複数TSパケットにECMが適用される場合には、各パケットに対してT1、T2とも最小のものが適用される。)
図6は、この発明の他の実施の形態に係る処理例を説明するフローチャートである。CASカード108が入れ替えられた場合には、CASカードの処理時間(処理速度)が変わっている可能性がある。そこで、以前接続されていたCASカード(現状の設定を行ったCASカード)のカードIDと新たに接続されたCASカードのカードIDを比較(ST40)し、異なっている場合には(ST42ノー)処理時間の計測処理を行う(ST22)。この計測処理結果は記憶し(図5のST224)、かつ、新たに接続されえたCASカードのカードIDも記憶する(ST44)。
図6は、この発明の他の実施の形態に係る処理例を説明するフローチャートである。CASカード108が入れ替えられた場合には、CASカードの処理時間(処理速度)が変わっている可能性がある。そこで、以前接続されていたCASカード(現状の設定を行ったCASカード)のカードIDと新たに接続されたCASカードのカードIDを比較(ST40)し、異なっている場合には(ST42ノー)処理時間の計測処理を行う(ST22)。この計測処理結果は記憶し(図5のST224)、かつ、新たに接続されえたCASカードのカードIDも記憶する(ST44)。
図7は、この発明のさらに他の実施の形態に係る処理例を説明するフローチャートである。選局されたチャンネルが有料番組でありまだ視聴契約が行われていない場合には、実際の視聴時と処理時間が変わっている可能性がある。そのため、まずCASカードにECMを送り(ST14)その応答で視聴可、不可の判定をする(ST16)。選局されたチャンネルが未契約の有料番組であり視聴不可の場合(ST16ノー)には、その視聴不可番組のECMの代わりに、ECMメモリ107cに保持している視聴可のECMを使用して(ST20)、処理速度を計測する(ST22)。その他の処理は図5の場合と同様である。
なお、視聴不可の場合(ST16ノー)には、応答速度の実測を行わずに、所定分の(CASカードの設計仕様等に基づく概略応答時間としての)オフセット時間を積算して、ST30での閾値判定に用いる方法もある。
図2は、この発明の他の実施の形態に係るデジタル放送受信装置101の構成例を説明する図である。図1の例では1つのAVデコード部105で全ての放送受信に対応していたが、図2の例ではチューナ毎にAVデコード部105〜135を設けている。
図3は、この発明のさらに他の実施の形態に係るデジタル放送受信装置101の構成例を説明する図である。ここでは、図1のレコーダ(ストリーマ)300の代わりに、ハードディスクドライブ(HDD)、光ディスク(DVD等)、および/または半導体メモリ(フラッシュメモリ等)を記録媒体111とする記録再生制御部110を、デジタル放送受信装置101が内蔵している。
図4は、この発明のさらに他の実施の形態に係るデジタル放送受信装置101の構成例を説明する図である。図1〜図3の例ではTS分離部とデスクランブラ部がチューナ部の数だけ個別に用意されているが、図4の例では、各チューナ部(102〜132)からのTSを再多重部141で再度多重化し、再多重されたTSから、TS分離部103で、各放送のECMを分離抽出するようにしている。TS分離部103およびデスクランブラ部104の処理能力が高いときは、図4のように簡潔に、マルチ放送受信に対応したデジタル放送受信装置101を構成できる。
<実施の形態と発明との対応例>
(1)1以上のデジタル放送信号を受信するチューナ部(102〜132)と、前記チューナ部で受信されたデジタル放送信号のストリーム(TS)から番組情報(ECM)を抽出する抽出手段(103〜133)と、前記抽出手段で抽出された前記番組情報(ECM)を受けて番組属性(スクランブル鍵Ksを含む)の応答を返すモジュール(108)と、前記モジュール(108)から返された前記番組属性の情報(Ks)を用いて前記デジタル放送信号のストリーム(TS)を処理する処理手段(107+104〜134)と、前記モジュール(108)の前記応答に要する時間(モジュールの応答速度に対応)を計測する応答時間計測手段(107d)を具備するデジタル放送受信装置において、前記応答時間計測手段(107d)の計測結果に基づいて(図5または図7のST30)、受信対応可能なチャネル設定を示す(ST32)。
(1)1以上のデジタル放送信号を受信するチューナ部(102〜132)と、前記チューナ部で受信されたデジタル放送信号のストリーム(TS)から番組情報(ECM)を抽出する抽出手段(103〜133)と、前記抽出手段で抽出された前記番組情報(ECM)を受けて番組属性(スクランブル鍵Ksを含む)の応答を返すモジュール(108)と、前記モジュール(108)から返された前記番組属性の情報(Ks)を用いて前記デジタル放送信号のストリーム(TS)を処理する処理手段(107+104〜134)と、前記モジュール(108)の前記応答に要する時間(モジュールの応答速度に対応)を計測する応答時間計測手段(107d)を具備するデジタル放送受信装置において、前記応答時間計測手段(107d)の計測結果に基づいて(図5または図7のST30)、受信対応可能なチャネル設定を示す(ST32)。
(2)1以上のスクランブルされたデジタル放送信号を受信するチューナ部(102〜132)と、前記チューナ部で受信されたデジタル放送信号のストリーム(TS)から番組情報(ECM)を抽出する抽出手段(103〜133)と、前記抽出手段で抽出された前記番組情報(ECM)を受けて、スクランブル鍵(Ks)を含む番組属性の応答を返す限定受信制御モジュール(108)と、前記限定受信制御モジュール(108)から返された前記番組属性のスクランブル鍵(Ks)を用いて前記デジタル放送信号のストリーム(TS)をデスクランブル処理する処理手段(107+104〜134)と、前記限定受信制御モジュール(108)の前記応答に要する時間(限定受信制御モジュールの応答速度に対応)を計測する応答時間計測手段(107d)を具備するデジタル放送受信装置において、前記応答時間計測手段(107d)の計測結果が所定の閾値を超えない場合に(図5または図7のST30ノー)、受信対応可能なチャネル設定を示す(ST32)。
(3)前記応答に要する時間(限定受信制御モジュールの応答速度に対応)を記憶するメモリ(107a)や前記番組情報(ECM)を記憶するメモリ(107c)をさらに具備できる。
(4)前記モジュール(108)は限定受信システム(CAS)を採用するICカード(CASカード)であり、前記処理手段(107+104〜134)は前記限定受信システムを制御するCAS制御部(107)を含み、前記CAS制御部(107)に前記ICカード(108)が装着されるカードインターフェース(107g)が接続されている装置において、
前記ICカード(108)が前記カードインターフェース(107g)に装着されたとき(カードの出し入れ時またはカード交換時)、あるいは前記カードインターフェース(107g)に装着された前記ICカード(108)が起動したとき(装置電源オン時など:図7の処理開始)に、前記制御部(107)が、前記チューナ部(102〜132)の受信チャネルをスキャン(ST10〜ST24)して得た(ST18)1以上の前記番組情報(ECM)、あるいは、予め保持していた(ST20)1以上の前記番組情報(ECM)に基づいて、視聴可能なチャネル設定の表示を行う(ST32)。
前記ICカード(108)が前記カードインターフェース(107g)に装着されたとき(カードの出し入れ時またはカード交換時)、あるいは前記カードインターフェース(107g)に装着された前記ICカード(108)が起動したとき(装置電源オン時など:図7の処理開始)に、前記制御部(107)が、前記チューナ部(102〜132)の受信チャネルをスキャン(ST10〜ST24)して得た(ST18)1以上の前記番組情報(ECM)、あるいは、予め保持していた(ST20)1以上の前記番組情報(ECM)に基づいて、視聴可能なチャネル設定の表示を行う(ST32)。
これにより、起動時(カード挿入時)に、CASカードに対して、各チャンネルをスキャンして取得した複数のECMもしくは予め保持していた複数のECMをコマンドとして発行し、その応答速度を計測し、ユーザにマルチチャネルの対応可能数を提示することができる。
(5)前記モジュール(108)は限定受信システム(CAS)を採用するカードID付きのICカード(CASカード)であり、前記処理手段(107+104〜134)は前記限定受信システムを制御する制御部(107)を含み、前記制御部(107)に前記ICカード(108)が装着されるカードインターフェース(107g)が接続され、前記カードIDを記憶するカードIDメモリ(107b)を備えた装置において、
前記ICカード(108)が前記カードインターフェース(107g)に装着されたとき(カードの出し入れ時またはカード交換時)、あるいは前記カードインターフェース(107g)に装着された前記ICカード(108)が起動したとき(装置電源オン時など)に、前記カードインターフェース(107g)に装着された前記ICカード(108)のカードIDが前記カードIDメモリ(107b)に記憶されたカードIDと異なる場合は(ST42ノー)、前記カードインターフェース(107g)に装着された前記ICカード(108)の前記応答に要する時間を前記応答時間計測手段(107d)が再度計測する(図6のST22)。
前記ICカード(108)が前記カードインターフェース(107g)に装着されたとき(カードの出し入れ時またはカード交換時)、あるいは前記カードインターフェース(107g)に装着された前記ICカード(108)が起動したとき(装置電源オン時など)に、前記カードインターフェース(107g)に装着された前記ICカード(108)のカードIDが前記カードIDメモリ(107b)に記憶されたカードIDと異なる場合は(ST42ノー)、前記カードインターフェース(107g)に装着された前記ICカード(108)の前記応答に要する時間を前記応答時間計測手段(107d)が再度計測する(図6のST22)。
これにより、前回計測したカードIDを記憶し、記憶しているカードIDと異なるカードが挿入された場合に、速度計測を再度行えばよいようになる(他の条件が変わらないなら、同じCASカードを出し入れしただけで速度計測を再実行する必要はなくなる)。
(6)前記デジタル放送信号は有料チャネルの放送信号を含み、前記チューナ部(102〜132)が前記有料チャネルの放送信号を受信できる場合において、前記有料チャネルの視聴が可能な場合(図7のST16イエス)の前記番組情報(ECM)を用いて(ST18)前記応答時間計測手段(107d)が計測した結果は保持(ST22内のST224)しておき、前記有料チャネルの視聴が不可な場合(図7のST16ノー)は、前記保持しておいた前記結果を使用する。
これにより、有料チャンネルの視聴可能な場合のECMで計測した結果は保持しておき、実際の計測時に使用するリアルタイムのECMで視聴不可の応答があった場合には、保持しているデータを利用できる(視聴可の場合のECMの方が処理時間がかかるため、その計測データは記憶しておく)。
(7)前記デジタル放送信号は複数チャネルを持つ地上デジタル放送の放送信号と複数チャネルを持つ放送衛星(BS)または通信衛星(CS)の放送信号を含み、前記チューナ部(102〜132)が前記地上デジタル放送および前記放送衛星(BS)または通信衛星(CS)の放送信号を受信できる場合において、
前記地上デジタル放送については、複数チャネルのうちのいずれかのチャネル視聴時に前記応答時間計測手段(107d)の計測に使用する前記番組情報(ECM)を(ECMメモリ107cに)記憶しておき、
前記放送衛星(BS)または通信衛星(CS)の放送については、視聴可能となる前記番組情報(ECM)を(ECMメモリ107cに)更新記憶する。
前記地上デジタル放送については、複数チャネルのうちのいずれかのチャネル視聴時に前記応答時間計測手段(107d)の計測に使用する前記番組情報(ECM)を(ECMメモリ107cに)記憶しておき、
前記放送衛星(BS)または通信衛星(CS)の放送については、視聴可能となる前記番組情報(ECM)を(ECMメモリ107cに)更新記憶する。
これにより、速度計測に使用するECMは、地上デジタルについては(どのチャネルでも同じなので)いずれかのチャネル視聴時に記憶しておき、BSまたはCSでは視聴可能となるECMを選択して更新記憶しておくことができる(これにより、CASカードに対するトータルのスキャン時間を短縮できる)。
(8)前記処理手段(107+104〜134)で処理された前記ストリーム(TS)に対応した映像を表示する表示手段(105〜135、106、200)をさらに具備する。
(9)前記処理手段(107+104〜134)で処理された前記ストリーム(TS)を記録する手段(110〜111または、300)をさらに具備する。
(10)1以上のデジタル放送信号を受信し、受信された前記デジタル放送信号のストリーム(TS)から番組情報(ECM)を抽出し、抽出された前記番組情報(ECM)を受けて番組属性(スクランブル鍵Ksを含む)の応答を返し、返された前記番組属性の情報(Ks)を用いて前記デジタル放送信号のストリーム(TS)を処理するデジタル放送受信方法において、前記応答に要する時間(モジュールの応答速度に対応)を計測し(図5または図7のST22)、前記応答に要する時間(モジュールの応答速度に対応)の計測結果に基づいて(図5または図7のST30)、受信対応可能なチャネル設定を示す(ST32)。
この発明の実施により、ECMの応答を計測し、処理可能な時間内に内に収まるチャネルを最大限ユーザ提示することで、最適なチャネル設定を可能とする。その際、個々のCASカードのECM応答速度を実測するため、CASカードの処理速度にばらつきがある場合でも、CASカードのスペックオーバーになることなくマルチチャネル受信環境を提供することができる。
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
101…デジタル放送受信装置、102〜132…チューナ部、103〜133…トランスポートストリーム(TS)分離部、104〜134…デスクランブラ部、105〜135…AVデコード部、106…表示処理部、107…CAS制御部、107a…ECM応答速度メモリ、107b…カードIDメモリ、107c…ECMメモリ、107d…マイクロプロセサ(MPU)、107e…ファームウエア等のROM、107f…ワークRAM、107g…カードインターフェース(カードスロット)、108…CASモジュール(CASカード/ICカード)、109…選択部、110…記録再生制御部、111…記録媒体部(ハードディスクドライブ、光ディスク、半導体メモリなど)、200…表示装置、300…デジタルレコーダ(またはストリーマ)。
Claims (10)
- 1以上のデジタル放送信号を受信するチューナ部と、
前記チューナ部で受信されたデジタル放送信号のストリームから番組情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段で抽出された前記番組情報を受けて番組属性の応答を返すモジュールと、
前記モジュールから返された前記番組属性の情報を用いて前記デジタル放送信号のストリームを処理する処理手段と、
前記モジュールの前記応答に要する時間を計測する応答時間計測手段を具備し、
前記応答時間計測手段の計測結果に基づいて、受信対応可能なチャネル設定を示すように構成されたデジタル放送受信装置。 - 1以上のスクランブルされたデジタル放送信号を受信するチューナ部と、
前記チューナ部で受信されたデジタル放送信号のストリームから番組情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段で抽出された前記番組情報を受けて、スクランブル鍵を含む番組属性の応答を返す限定受信制御モジュールと、
前記限定受信制御モジュールから返された前記番組属性のスクランブル鍵を用いて前記デジタル放送信号のストリームをデスクランブル処理する処理手段と、
前記限定受信制御モジュールの前記応答に要する時間を計測する応答時間計測手段を具備し、
前記応答時間計測手段の計測結果が所定の閾値を超えない場合に、受信対応可能なチャネル設定を示すように構成されたデジタル放送受信装置。 - 前記応答に要する時間を記憶するメモリおよび/または前記番組情報を記憶するメモリをさらに具備した請求項1または請求項2に記載のデジタル放送受信装置。
- 前記モジュールは限定受信システムを採用するICカードであり、前記処理手段は前記限定受信システムを制御する制御部を含み、前記制御部に前記ICカードが装着されるカードインターフェースが接続されている装置において、
前記ICカードが前記カードインターフェースに装着されたとき、あるいは前記カードインターフェースに装着された前記ICカードが起動したときに、前記制御部が、前記チューナ部の受信チャネルをスキャンして得た1以上の前記番組情報、あるいは、予め保持していた1以上の前記番組情報に基づいて、視聴可能なチャネル設定の表示を行うように構成された請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記モジュールは限定受信システムを採用するカードID付きのICカードであり、前記処理手段は前記限定受信システムを制御する制御部を含み、前記制御部に前記ICカードが装着されるカードインターフェースが接続され、前記カードIDを記憶するカードIDメモリを備えた装置において、
前記ICカードが前記カードインターフェースに装着されたとき、あるいは前記カードインターフェースに装着された前記ICカードが起動したときに、
前記カードインターフェースに装着された前記ICカードのカードIDが前記カードIDメモリに記憶されたカードIDと異なる場合は、前記カードインターフェースに装着された前記ICカードの前記応答に要する時間を前記応答時間計測手段が再度計測するように構成された請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記デジタル放送信号は有料チャネルの放送信号を含み、前記チューナ部が前記有料チャネルの放送信号を受信できる場合において、
前記有料チャネルの視聴が可能な場合の前記番組情報を用いて前記応答時間計測手段が計測した結果は保持しておき、前記有料チャネルの視聴が不可な場合は、前記保持しておいた前記結果を使用するように構成された請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記デジタル放送信号は複数チャネルを持つ地上デジタル放送の放送信号と複数チャネルを持つ放送衛星または通信衛星の放送信号を含み、前記チューナ部が前記地上デジタル放送および前記放送衛星または通信衛星の放送信号を受信できる場合において、
前記地上デジタル放送については、複数チャネルのうちのいずれかのチャネル視聴時に前記応答時間計測手段の計測に使用する前記番組情報を記憶しておき、
前記放送衛星または通信衛星の放送については、視聴可能となる前記番組情報を更新記憶するように構成された請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記処理手段で処理された前記ストリームに対応した映像を表示する表示手段をさらに具備した請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置。
- 前記処理手段で処理された前記ストリームを記録する手段をさらに具備した請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置。
- 1以上のデジタル放送信号を受信し、受信された前記デジタル放送信号のストリームから番組情報を抽出し、抽出された前記番組情報を受けて番組属性の応答を返し、この返された前記番組属性の情報を用いて前記デジタル放送信号のストリームを処理するものにおいて、
前記応答に要する時間を計測し、
前記応答に要する時間の計測結果に基づいて、受信対応可能なチャネル設定を示すように構成されたデジタル放送受信方法。
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---|---|---|---|
JP2008169317A JP2010011207A (ja) | 2008-06-27 | 2008-06-27 | デジタル放送受信装置およびデジタル放送受信方法 |
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JP2008169317A Withdrawn JP2010011207A (ja) | 2008-06-27 | 2008-06-27 | デジタル放送受信装置およびデジタル放送受信方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9210464B2 (en) | 2012-03-27 | 2015-12-08 | Mitsubishi Electric Corporation | Digital broadcast receiver device and digital broadcast receiving method |
-
2008
- 2008-06-27 JP JP2008169317A patent/JP2010011207A/ja not_active Withdrawn
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