JP2006109039A - D級増幅器 - Google Patents

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Masayuki Tsuji
雅之 辻
Kenichi Taura
賢一 田浦
Takeshi Nakada
剛 仲田
Masayuki Ishida
雅之 石田
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Abstract

【課題】 従来のD級増幅器で用いられている電磁波妨害低減方法では、電力スイッチにおけるオン/オフ動作に由来する高周波電流による、電源ラインからの電磁波妨害に対しては何ら低減効果がなかった。
【解決手段】 乱数的三角波発生手段12が、乱数的に変化する周期をもった三角波を発生し、比較手段13が、アナログ音声信号AIと乱数的三角波発生手段12で発生された三角波に基づいてPWM信号を生成する。電力スイッチ手段4が、比較手段13で生成されたPWM信号を受けて、電力増幅を行う。フィルタ手段5が、電力スイッチ手段4の出力を入力としてPWM復調を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、音声信号の電力増幅を主目的とするD級増幅器に関し、特にその電磁波妨害(EMI)低減に関するものである。
従来より、音声信号の電力増幅を高効率・低損失に行うことで機器の小型化を可能とする方式としてD級増幅が用いられてきた。D級増幅器の変調方式としては、パルス幅変調(PWM)タイプとデルタシグマ(ΔΣ)変調タイプに大別される。ΔΣ変調タイプには、PWM変換を行うために必要となる再量子化手段による丸め誤差をΔΣ変調を用いて低減した後、PWM信号に変換して電力スイッチに導くPWM併用タイプがある(例えば、特許文献1参照)。また、アナログ音声信号をPWM基本周波数の三角波信号と比較することによりPWM信号に変換して電力スイッチに導くものがある(例えば、特許文献2参照)。
D級増幅器では、PWM信号によって電力スイッチのオン/オフ(ON/OFF)動作を繰り返すため、その度に大電流を流したり止めたりすることになり、大きな電磁波妨害を発生させるという問題がある。この改善策として、出力LCフィルタにより復調されたアナログ信号から高周波成分のみを抽出し、その反転信号を作成し、チョークトランスを介して元のアナログ信号から高周波成分を相殺除去する手段を使用し、電磁波妨害の低減を行うものがある(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−292040号公報 特公平07−28181号公報(第(1)頁第2欄第8行から第(2)頁第3欄第11行、図5) 特開2002−118430号公報(段落0020から0022、図1)
しかしながら、前述のD級増幅器の電磁波妨害低減方式では、アナログ信号出力ラインから放射される電磁波妨害を低減し得るが、電力スイッチにおけるスイッチング動作に由来する高周波電流により電源ラインから放射される電磁波妨害に対しては何ら低減効果がなかった。つまり、アナログ信号出力ライン及び電源ラインの両方に現れる電磁波妨害の発生源は、電力スイッチのスイッチング動作に伴って発生する高周波ノイズであるが、この発生源に対する改善策ではなかった。
また、電磁波妨害は、PWMキャリア周波数の高調波を中心として現れ、音声入力信号の変調度が下がるほど中心周波数のレベルが高く現れる傾向にあることが知られている。特にPWM信号のデューティ比が50%の時、即ち音声入力信号が無変調の場合に最大となり、電磁波妨害(EMI)規格基準値を満たせないことの原因になり得る現象である。
本発明の課題は、電力スイッチにおけるスイッチング動作に由来する高調波ノイズのピークレベルを低減し、電磁波妨害を抑えたD級増幅器を提供することである。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、
乱数的に変化する周期をもった三角波を発生する乱数的三角波発生手段と、
アナログ音声信号と前記乱数的三角波発生手段で発生された三角波に基づいてPWM信号を生成する比較手段と、
前記比較手段で生成されたPWM信号を受けて、電力増幅を行う電力スイッチ手段と、
前記電力スイッチ手段の出力を入力としてPWM復調を行うフィルタ手段と
を備えることを特徴とするD級増幅器を提供する。
本発明によれば、PWM信号の生成のための三角波の周期を乱数的に変化させることになるので、電力スイッチにおけるオン/オフ動作に由来する高調波に関して、特に音声信号無変調時のようにその中心周波数にエネルギーが集中する場合において、エネルギーを分散することになるので、アナログ信号出力ライン及び電源ラインからの電磁波妨害が低減されるという効果がある。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1のD級増幅器の構成を示すブロック図である。図示のD級増幅器は、アナログ音声信号AIを受ける入力端子1と、PWM信号生成手段2と、補正手段3と、電力スイッチ手段4と、フィルタ手段5と、復調信号DSを出力する出力端子6とを有する。
PWM信号生成手段2は、乱数的三角波発生手段12と、比較手段13とを有する。
乱数的三角波発生手段12は、周期が乱数的に(ランダムに)変化する三角波の列を発生する。この乱数的三角波発生手段12の出力は比較手段13に入力される。
比較手段13は、アナログ音声信号と乱数的三角波発生手段12で発生された三角波に基づいてPWM信号を生成する。
電力スイッチ手段4は、比較手段13で生成されたPWM信号を受けて、電力増幅を行う。フィルタ手段5は、電力スイッチ手段4の出力を入力としてPWM復調を行う。
アナログ音声信号AIは、補正手段3において電力スイッチ手段4からの負帰還信号により補正が掛けられ、比較手段13に入力され、上記のように、乱数的三角波発生手段12から出力される三角波と比較されPWM信号が生成される。結果として得られるPWM信号は、音声入力信号AIが三角波よりも大きい期間は「H」となり、小さい期間は「L」となるものである。
図2は比較手段13においてPWM信号が生成される様子を説明する図であり、(a)と(b)は一般的な一定周期の三角波を用いてPWM信号を生成する場合を示している。(a)に示す三角波とアナログ音声信号の比較により、(b)に示すPWM信号が得られている。(c)と(d)は乱数的に選択された周期の三角波を用いてPWM信号を生成する場合を示しており、(c)に示す三角波とアナログ音声信号の比較により、(d)に示すPWM信号が得られている。
尚、補正手段3は電力スイッチ手段4の出力に含まれる歪み成分、例えば三角波の非直線歪み、電力スイッチ手段のパルス幅歪み、電源電圧変動による歪みを軽減することを目的として一般的に使用されるものである。
図3は乱数的三角波発生手段12の構成例を、比較手段13とともに示す図である。図示の乱数的三角波発生手段12は、読出し制御手段14と、メモリ手段15と、D/A変換手段16と、平滑手段17とを有する。
読出し制御手段14は、メモリ手段15の読出しに用いられるクロック信号MCLと読出し制御信号RDCを発生する。クロックMCLは後述のように、三角波の周期ごとにその周波数が所定の範囲内で、乱数的に選択される。
メモリ手段15には、三角波パターン(三角波を表現する数値パターン即ち数値列)が予め記憶されている。メモリ手段15は、例えばアドレスのインクリメント手段を含み、読出し開始アドレスを与えると、開始アドレスから、それに続くアドレスのデータを順に読出して出力するものである。
読出し制御手段14から出力される読出し制御信号RDCには、読出し開始/終了制御のための信号と、読出し開始アドレスが含まれ、これらによってメモリ手段15の読出しが制御される。即ち読出し制御手段14から出力される読出し制御信号に基づいて、予めメモリ手段15に記憶してある三角波パターンが読み出され、メモリ手段15の出力がD/A変換手段16によってアナログ信号に変換され、平滑手段17によって平滑されて三角波となる。
図4は乱数的三角波発生手段12の動作を説明する図である。(a)及び(e)は読出し制御手段14からのクロック信号MLCの一例を示している。(a)に示されるクロック信号よりも(e)に示されるクロック信号の方が短い周期を有し、(a)を基本のクロック信号とすれば、(e)は三角波の周期を短くする場合のクロック信号である。(b)及び(f)は、それぞれ(a)及び(e)のクロック信号を用いてメモリ手段15からデータを読出したときのD/A変換手段16の出力であり、(c)及び(g)はD/A変換手段16の出力を平滑手段17により平滑した結果である。即ち、メモリ手段15の読出しクロック信号の周波数を、一周期の三角波を再生する度に変えることにより、メモリ手段15の読出し速度が変わり、周期の異なる三角波が生成される。この三角波を用いて比較手段13においてアナログ音声信号AIに基づいたPWM信号が生成される。
図5は読出し制御手段14の構成の一例を示す図である。図示の読出し制御手段14は、乱数発生手段21と、メモリ制御信号発生手段22と、メモリクロック発生手段23とを有する。
乱数発生手段21は、一周期の三角波を再生する度に乱数を発生する。
この乱数は、例えば一周期の三角波の再生が開始されるごとに、即ちPWM信号生成手段2の動作の開始時又は一周期の三角波の再生が終了したときに選択される。そのため、メモリ手段15で一周期の三角波の再生が終わると、そのことを示す信号(周期終了信号)EOPがメモリ手段15から乱数発生手段21に供給される。
メモリ制御信号発生手段22は、乱数発生手段21の出力と上記周期終了信号EOPを受け、メモリ手段15の制御のための読出し制御信号RDCを発生する。この読出し制御信号は、上記のように、読出し開始アドレスと、読出し開始及び終了制御信号を含む。これと同時に、メモリクロック発生手段23においては乱数発生手段21で発生された乱数値に対応した周波数のクロック信号MCLを発生する。このクロック信号MCLは、メモリ手段15及びメモリ制御信号発生手段22に供給される。
これら読出し制御信号RDCとクロック信号MLCの関係は、例えば、図4に示すようにメモリ手段15で一周期の三角波が再生されるように調整されている。なお、一周期以上、例えば、複数周期の三角波を再生するように調整しておいても良い。
メモリクロック発生手段23は、例えば図5に示すように2つのクロック発生手段25及び26と、切替手段27及び28とにより構成され、メモリ制御信号発生手段22の動作と連動してクロック信号を切替えて出力する。
クロック発生手段25、26としては例えば乱数発生手段21の出力をラッチするレジスタと、レジスタの出力をアナログ信号に変換するD/A変換手段と、D/A変換手段の出力に応じた周波数で発振する電圧制御発振器とを含むものの利用が可能であり、一方の出力を切替手段28で選択している間に他方を切替手段27で乱数発生手段21に接続して周波数引き込み動作を完了するように構成すれば、安定した三角波を連続して発生することが可能である。
図6はPWM信号生成手段2の別の構成例を示す図である。図6のPWM信号生成手段は、図3に示すものと同様、乱数的三角波発生手段32と、比較手段13とを有する。
乱数的三角波発生手段32は、読出し制御手段34と、メモリ手段35と、D/A変換手段16と、平滑手段17とを有する。
D/A変換手段16と、平滑手段17は、図3に示すものと同様である。
メモリ手段35は、図3に示すメモリ手段15とは異なり、複数のメモリ領域MA1乃至MAnを有する。メモリ領域MA1乃至MAnは、それぞれ互いに異なる周期を有する複数の三角波パターンを記憶している。
読出し制御手段34は、メモリ領域MA1乃至MAnを乱数的に選択して読み出すための制御信号を発生するもので、例えば図7に示されるようにメモリクロック発生手段43と乱数発生手段21とメモリ制御信号発生手段42とを有する。
メモリ領域MA1乃至MAnの選択はそれぞれの先頭アドレスを読出し開始アドレスとして選択することによりなされるので、メモリ領域の乱数的選択は、読出し開始アドレスの乱数的発生によりなされる。
乱数発生手段21は、図5の乱数発生手段21と同様に、一周期の三角波を再生する度に乱数を発生する。メモリ制御信号発生手段42は、乱数発生手段21の出力と上記周期終了信号EOPを受け、メモリ手段35の制御のための読出し制御信号RDCを発生する。この読出し制御信号は、上記のように、読出し開始アドレスと、読出し開始及び終了制御信号を含む。この読出し開始アドレスは、乱数発生手段21から供給される乱数に対応した三角波を選択するものであり、一周期の三角波が再生される度に、三角波パターンが乱数的に選択される。
メモリクロック発生手段43は、一定周波数のクロック信号MCLを発生して、メモリ手段35及びメモリ制御信号発生手段42に供給する。
図8は図6のPWM信号生成手段2を用いた場合の動作を示す。同図(a)及び(e)は読出し制御手段14からのクロック信号MCLであり、同じ周波数である。(b)及び(f)はD/A変換手段16の出力であり、(c)及び(g)はそれらを平滑手段17により平滑した結果である。図4及び5で説明した例とは異なり、メモリ手段35の読出しクロック信号の周波数は変更されず、代わりに複数のメモリ領域MA1乃至MAnが乱数的に選択され、異なる周期の三角波が乱数的に発生される。
PWM信号生成手段2の更に他の構成例として、1つの共通の三角波パターンを構成する数値の列の数値を間引きながら読み出すことで異なる周期の三角波を生成することもできる。
この場合、メモリ手段に記憶させておく、三角波パターンを構成する数値の列の数値(「サンプル値」とも言う)の数を十分に多くしておく。即ち、間引いた後もなお滑らかな三角波を生成するために十分な数のサンプル値が記憶されている。また、乱数発生手段21の出力により間引き率(いくつの数値のうちいくつを間引くかを示す値)を選択することになる。さらに、メモリ手段としては、開始アドレスから、間引き率に応じてアドレスを変化させていくことが可能なものが用いられる。
図9及び図10は本発明によるEMI低減の効果を説明するための図であり、アナログ音声信号AIによる変調がなくPWM信号のデューティ比が50%の場合を模擬し、PWMキャリアの周期を固定化した場合と乱数的に変動させた場合の周波数分布をスペクトルアナライザーで実測した例である。
図9において、縦軸DSは、スペクトラム信号の振幅レベルを、dBmを単位として表す。一目盛が10dBである。dBmは1mW=0dBmを基準とした表示単位であり、50Ωインピーダンス系で標準的である。
“RL 20.0dBm”は縦軸上の最大値が20.0dBmであることを表し、
“ATTEN 30dB”は、スペクトルアナライザの入力段のアッテネータのレベル設定が30dBであることを表し、
“START 0Hz”は横軸上の最小値が0Hzであることを表し、
“STOP 100.0MHz”は横軸上の最大値が100.0MHzであることを表し、
“RBW 10kHz”は、分解能帯域幅(Resolution Band Width)、即ち、測定するスペクトルの幅を制限するBPF(帯域通過フィルタ)の帯域幅が10kHzであることを表し、
“VBW 10kHz”は、スペクトルアナライザ内部の検波出力に入っているLPFの帯域幅が10kHzであることを表し、
“SWP 2.50sec”は、掃引時間(測定周波数範囲とRBW、VBWによって決まる)が2.50secであることを表す。
図10においても図9と同様の符号は同様の意味を持つ。ただし、図10において、
“CENTER 71.000MHz”は横軸上の中心位置の周波数が71.000MHzであることを表し、
“SPAN 1.000MHz”は、横軸上の最小値と最大値の差が1.000MHzであることを表す。
PWMキャリアを固定化した場合にはPWMキャリア周波数を1MHzとし、乱数化の場合には変動の中心を1MHzとしている。両図とも(a)がPWMキャリア周波数固定、即ち固定周期の三角波によるPWM変換に相当する場合、(b)が乱数的周期の三角波によるPWM変換に相当する例である。図9(a)のピークレベルは奇数次高調波であり、矩形波のフーリエ級数展開式の係数変化とほぼ一致している。図10(a)は71次高調波付近(71MHz)を拡大したものである。
PWMキャリア周波数固定の場合には、PWMキャリアの高調波周波数において、例えば図9(a)に示すように一定の電力レベルをもったピークが観測される。一方、本発明のようにPWMキャリア周波数を乱数的に変えた場合、PWMキャリア周波数の変化と連動して高調波周波数も乱数的に変化するので、各周波数における単位時間当たりの電力は、PWMキャリア周波数固定の場合の高調波周波数におけるそれと比較して低下することになり、結果としてPWMキャリア信号の高調波のエネルギーは分散する。このことは、図9及び10の(a)と(b)の比較から確認でき、PWMキャリア周波数を乱数的に変動させることにより、PWMキャリア信号の高調波周波数のエネルギーが分散し、高調波のピークレベルは全周波数に渡って低減している。
以上のことから、PWM信号の周期を乱数的に変化させることにより、電力スイッチにおけるオン/オフ動作に由来する高調波に関して、エネルギーを分散することになるので、アナログ信号出力ライン及び電源ラインからの電磁波妨害が低減されるという効果を期待できる。
実施の形態2.
図11は本発明の実施の形態2のD級増幅器の構成を示すブロック図である。図示のD級増幅器は、概して図1のD級増幅器と同様の構成を有する。異なるのは、PWM信号生成手段2の代わり、PWM信号生成手段7が用いられている点である。図12はPWM信号生成手段7の構成の一例を示す図であり、図13はその動作を説明する図である。
図12のPWM信号生成手段7は、乱数的鋸歯状波発生手段52と、比較手段53とを有する。
比較手段53は、図1の比較手段13と同様である。
乱数的鋸歯状波発生手段52は例えば図12に示されるように構成されている。図示の乱数的鋸歯状波発生手段52は、読出し制御手段54と、メモリ手段55と、D/A変換手段56と、平滑手段57とを有する。D/A変換手段56及び平滑手段57は、図3のD/A変換手段16及び平滑手段17と同様である。
読出し制御手段54は、メモリ手段55の読出しに用いられるクロック信号MCLと読出し制御信号RDCを発生する。クロックMCLは後述のように、鋸歯状波の周期ごとにその周波数が切替えられる。周波数は所定の範囲内で、乱数的に選択される。
メモリ手段55には、鋸歯状波パターン(鋸歯状波を表現する数値パターン即ち数値列)が予め記憶されている。メモリ手段55は、例えばアドレスのインクリメント手段を含み、読出し開始アドレスを与えると、開始アドレスから、それに続くアドレスのデータを順に読出して出力するものである。
読出し制御手段54から出力される読出し制御信号RDCには、読出し開始/終了制御のための信号と、読出し開始アドレスが含まれ、これらによってメモリ手段55の読出しが制御される。即ち読出し制御手段54から出力される読出し制御信号に基づいて、予めメモリ手段55に記憶してある鋸歯状波パターンが読み出され、メモリ手段55の出力がD/A変換手段56によってアナログ信号に変換され、平滑手段57によって平滑されて鋸歯状波となる。
図13は乱数的鋸歯状波発生手段52の動作を説明する図である。(a)及び(e)は読出し制御手段54からのクロック信号RDCの一例を示している。(a)に示されるクロック信号よりも(e)に示されるクロック信号の方が短い周期を有し、(a)を基本のクロック信号とすれば、(e)は鋸歯状波の周期を短くする場合のクロック信号である。(b)及び(f)は、それぞれ(a)及び(e)のクロック信号を用いてメモリ手段55からデータを読出したときのD/A変換手段56の出力であり、(c)及び(g)はD/A変換手段56の出力を平滑手段57により平滑した結果である。即ち、メモリ手段55の読出しクロック信号の周波数を、一周期の鋸歯状波を再生する度に変えることにより、メモリ手段55の読出し速度が変わり、周期の異なる鋸歯状波が生成される。この鋸歯状波を用いて比較手段53においてアナログ音声信号AIに基づいたPWM信号が生成される。
図14は読出し制御手段54の構成の一例を示す図である。図示の読出し制御手段54は、乱数発生手段61と、メモリ制御信号発生手段62と、メモリクロック発生手段63とを有する。これらは図5の乱数発生手段21、メモリ制御信号発生手段22、及びメモリクロック発生手段23とそれぞれ同様である。
乱数発生手段61は、一周期の鋸歯状波を再生する度に乱数を発生する。
この乱数は、例えば一周期の鋸歯状波の再生が開始されるごとに、即ちPWM信号生成手段2の動作の開始時又は一周期の鋸歯状波の再生が終了したときに選択される。そのため、メモリ手段55で一周期の鋸歯状波の再生が終わると、そのことを示す信号(周期終了信号)EOPがメモリ手段55から乱数発生手段21に供給される。
メモリ制御信号発生手段62は、乱数発生手段61と周期終了信号EOPを受け、メモリ手段55の制御のための読出し制御信号RDCを発生する。この読出し制御信号は、上記のように、読出し開始アドレスと、読出し開始及び終了制御信号を含む。これと同時に、メモリクロック発生手段63においては乱数発生手段61で発生された乱数値に対応した周波数のクロック信号MCLを発生する。このクロック信号MCLは、メモリ手段55及びメモリ制御信号発生手段62に供給される。
これら読出し制御信号RDCとクロック信号MCLの関係は、例えば、図13に示すようにメモリ手段55で一周期の鋸歯状波が再生されるように調整されている。なお、一周期以上、例えば、複数周期の鋸歯状波を再生するように調整しておいても良い。
メモリクロック発生手段63は、例えば図14に示すように2つのクロック発生手段65及び66と、切替手段67及び68とにより構成され、メモリ制御信号発生手段62の動作と連動してクロック信号を切り替えて出力する。
クロック発生手段65、66としては例えば乱数発生手段61の出力をラッチするレジスタと、レジスタの出力をアナログ信号に変換するD/A変換手段と、D/A変換手段の出力に応じた周波数で発振する電圧制御発振器とを含むものの利用が可能であり、一方の出力を切替手段68で選択している間に他方を切替手段67で乱数発生手段61に接続して周波数引き込み動作を完了するように構成すれば、安定した鋸歯状波を連続して発生することが可能である。
なお、三角波の場合には両エッジ変調のPWM信号が生成され、鋸歯状波の場合には片エッジ変調のPWM信号が生成される。
図15はPWM信号生成手段7の別の構成例を示す図である。図15のPWM信号生成手段は、図12に示すものと同様、乱数的鋸歯状波発生手段72と、比較手段53とを有する。
乱数的鋸歯状波発生手段72は、読出し制御手段74と、メモリ手段75と、D/A変換手段56と、平滑手段57とを有する。
D/A変換手段56と、平滑手段57は、図12に示すものと同様である。
メモリ手段75は、図12に示すメモリ手段55とは異なり、複数のメモリ領域MB1乃至MBnを有する。メモリ領域MB1乃至MBnは、それぞれ互いに異なる周期を有する複数の鋸歯状波パターンを記憶している。
読出し制御手段74は、メモリ領域MB1乃至MBnを乱数的に選択して読み出すための制御信号を発生するもので、例えば図16に示されるようにメモリクロック発生手段83と乱数発生手段61とメモリ制御信号発生手段82とを有する。
メモリ領域MB1乃至MBnの選択はそれぞれの先頭アドレスを読出し開始アドレスとして選択することによりなされるので、メモリ領域の乱数的選択は、読出し開始アドレスの乱数的発生によりなされる。
乱数発生手段61は、図14の乱数発生手段61と同様に、一周期の鋸歯状波を再生する度に乱数を発生する。メモリ制御信号発生手段82は、乱数発生手段61の出力と周期終了信号EOPを受け、メモリ手段75の制御のための読出し制御信号RDCを発生する。この読出し制御信号は、上記のように、読出し開始アドレスと、読出し開始及び終了制御信号を含む。この読出し開始アドレスは、乱数発生手段61から供給される乱数に対応した鋸歯状波を選択するものであり、一周期の鋸歯状波が再生される度に、鋸歯状波パターンが乱数的に選択される。
メモリクロック発生手段83は、一定周波数のクロック信号MCLを発生して、メモリ手段75及びメモリ制御信号発生手段82に供給する。
図17は図15のPWM信号生成手段を用いた場合の動作を示す。同図(a)及び(e)は読出し制御手段54からのクロック信号MCLであり、同じ周波数である。(b)及び(f)はD/A変換手段56の出力であり、(c)及び(g)はそれらを平滑手段57により平滑した結果である。図13及び12で説明した例とは異なり、メモリ手段75の読出しクロック信号の周波数は変更されず、代わりに複数のメモリ領域MB1乃至MBnが乱数的に選択され、異なる周期の鋸歯状波が乱数的に発生される。
PWM信号生成手段2の更に他の構成例として、1つの共通の鋸歯状波パターンを構成する数値の列の数値を間引きながら読み出すことで異なる周期の鋸歯状波を生成することもできる。この場合、メモリ手段に記憶させておく、鋸歯状波パターンを構成する数値の列の数値(「サンプル値」とも言う)の数を十分に多くしておく。即ち、間引いた後もなお滑らかな鋸歯状波を生成するために十分な数のサンプル値を記憶しておく。また、乱数発生手段61の出力により間引き率(いくつの数値のうちいくつを間引くかを示す値)を選択することになる。さらに、メモリ手段としては、開始アドレスから、間引き率に応じてアドレスを変化させていくことが可能なものが用いられる。
本実施の形態の場合も、実施の形態1と同様の、EMI低減の効果が得られる。
本発明の活用例として、EMI基準の厳しい車載環境におけるD級増幅器に適用して有益である。
この発明の実施の形態1のD級増幅器の構成例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1のD級増幅器の動作を説明する図である。 この発明の実施の形態1のPWM信号生成手段の構成例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1の乱数的三角波発生手段の動作を説明する図である。 この発明の実施の形態1の読出し制御手段の構成例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1のPWM信号生成手段の別の構成例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1の読出し制御手段の別の構成例を示すブロック図である。 図6のPWM信号生成手段を用いた場合の乱数的三角波発生手段の動作を説明する図である。 この発明の実施の形態1のEMI低減効果を説明する図である。 この発明の実施の形態1のEMI低減効果を説明する図である。 この発明の実施の形態2のD級増幅器の構成例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2のPWM信号生成手段の構成例を示す図である。 この発明の実施の形態2の乱数的鋸歯状波発生手段の動作を説明する図である。 この発明の実施の形態2の読出し制御手段の構成例を示す図である。 この発明の実施の形態2のPWM信号生成手段の別の構成例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2の読出し制御手段の別の構成例を示すブロック図である。 図15のPWM信号生成手段を用いた場合の乱数的鋸歯状波発生手段の動作を説明する図である。
符号の説明
1 入力端子、 2 PWM信号生成手段、 3 補正手段、 4 電力スイッチ手段、 5 フィルタ手段、 6 出力端子、 12 乱数的三角波発生手段、 13 比較手段、 14、34、54、74 読出し制御手段、 AI アナログ音声信号、 DM 復調信号。





Claims (9)

  1. 乱数的に変化する周期をもった三角波を発生する乱数的三角波発生手段と、
    アナログ音声信号と前記乱数的三角波発生手段で発生された三角波に基づいてPWM信号を生成する比較手段と、
    前記比較手段で生成されたPWM信号を受けて、電力増幅を行う電力スイッチ手段と、
    前記電力スイッチ手段の出力を入力としてPWM復調を行うフィルタ手段と
    を備えることを特徴とするD級増幅器。
  2. 前記乱数的三角波発生手段が、
    少なくとも1周期分の三角波を表現する数値パターンを記憶したメモリ手段と、
    前記メモリ手段から出力される数値パターンを対応するアナログ信号に変換するD/A変換手段と、
    前記D/A変換手段から出力されるアナログ信号を平滑して三角波信号を出力する平滑手段と、
    前記三角波の周期ごとに前記メモリ手段の読出し動作を制御する信号の基準となるクロック周期を乱数的に切替えて行う読出し制御手段と
    を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載のD級増幅器。
  3. 前記読出し制御手段は、
    乱数を発生する乱数発生手段と、
    前記乱数発生手段から発生される乱数に対応した周期のクロックを発生するメモリクロック発生手段とを有し、
    前記メモリクロック発生手段から発生されるクロックで、前記メモリ手段の読出しが行われることを特徴とする請求項2に記載のD級増幅器。
  4. 前記乱数的三角波発生手段が、
    周期の異なる三角波信号を表現する複数の数値パターンを記憶したメモリ手段と、
    前記メモリ手段に記憶された数値パターンを乱数的に選択して出力させる読出し制御手段と、
    前記メモリ手段から出力される数値パターンを対応するアナログ信号に変換するD/A変換手段と、
    前記D/A変換手段から出力されるアナログ信号を平滑して三角波信号を出力する平滑手段とにより構成されたことを特徴とする請求項1に記載のD級増幅器。
  5. 乱数的に変化する周期をもった鋸歯状波を発生する乱数的鋸歯状波発生手段と、
    アナログ音声信号と前記乱数的鋸歯状波発生手段で発生された鋸歯状波に基づいてPWM信号を生成する比較手段と、
    前記比較手段で生成されたPWM信号を受けて、電力増幅を行う電力スイッチ手段と、
    前記電力スイッチ手段の出力を入力としてPWM復調を行うフィルタ手段と
    を備えることを特徴とするD級増幅器。
  6. 前記乱数的鋸歯状波発生手段が、
    少なくとも1周期分の鋸歯状波を表現する数値パターンを記憶したメモリ手段と、
    前記メモリ手段から出力される数値パターンを対応するアナログ信号に変換するD/A変換手段と、
    前記D/A変換手段から出力されるアナログ信号を平滑して鋸歯状波信号を出力する平滑手段と、
    前記鋸歯状波の周期ごとに前記メモリ手段の読出し動作を制御する信号の基準となるクロック周期を乱数的に切替えて行う読出し制御手段と
    を備えた
    ことを特徴とする請求項5に記載のD級増幅器。
  7. 前記読出し制御手段は、
    乱数を発生する乱数発生手段と、
    前記乱数発生手段から発生される乱数に対応した周期のクロックを発生するメモリクロック発生手段とを有し、
    前記メモリクロック発生手段から発生されるクロックで、前記メモリ手段の読出しが行われることを特徴とする請求項6に記載のD級増幅器。
  8. 前記乱数的鋸歯状波発生手段が、
    周期の異なる鋸歯状波信号を表現する複数の数値パターンを記憶したメモリ手段と、
    前記メモリ手段に記憶された数値パターンを乱数的に選択して出力させる読出し制御手段と、
    前記メモリ手段から出力される数値パターンを対応するアナログ信号に変換するD/A変換手段と、
    前記D/A変換手段から出力されるアナログ信号を平滑して鋸歯状波信号を出力する平滑手段とにより構成されたことを特徴とする請求項5に記載のD級増幅器。
  9. 入力されたアナログ音声信号を前記電力スイッチ手段の出力に基いて補正し、補正されたアナログ音声信号を出力する補正手段をさらに備え、
    前記比較手段は、前記アナログ音声信号として、前記補正されたアナログ音声信号を入力とすることを特徴とする請求項1乃至8記載のいずれかに記載のD級増幅器。
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