JP2006108893A - 逐次比較型ad変換方法および逐次比較型ad変換装置 - Google Patents

逐次比較型ad変換方法および逐次比較型ad変換装置 Download PDF

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隆弘 中町
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Abstract

【課題】 nビット分解能を有する逐次比較型AD変換装置において、3回目以降の連続変換の際に、前回の変換結果の上位mビットを利用して、変換サイクルを短縮する。
【解決手段】 比較用データレジスタ111と比較用データレジスタ112を設け、前i回(iは2以上)の変換結果の一致ビットを判定し、比較用データレジスタ112の上位mビットの予測データレジスタ114への格納や、今回の変換の際の変換開始ビットを決めるための変換開始ビット選択レジスタを設ける。これらのブロックを、逐次比較型AD変換装置に追加することにより、前i回の変換結果の一致上位mビットを自動的に判別し、前i回の変換結果の上位mビットを利用することで変換サイクルを短縮する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アナログ信号をデジタル信号に変換する逐次比較型AD変換方法および逐次比較型AD変換装置に関するものである。
従来のnビット分解能を有する逐次比較型AD変換装置では、サンプリング入力をサンプルホールド回路で一定時間サンプリングし、上位ビットからn回の比較を繰り返すことにより、各ビットを上位から順次確定していき、最終的な変換結果を得る。
また、変換時間短縮モードを有する逐次比較型AD変換装置では、変換結果レジスタから逐次比較レジスタにフィードバックパスを設け、その途中にフィードバックビットセレクタを設ける。また、フィードバックバックビット数mの選択や変換時間短縮モードへの切換えを行うための変換時間短縮モードレジスタと、サンプリング入力の変動を検知する下限・上限チェックコントローラを従来型の逐次比較型AD変換装置に追加した構成となっている。
図9に上記のような従来の逐次比較型AD変換装置のブロック図を示す。図9において、800は逐次比較型AD変換装置、801は変換時間短縮モードレジスタ(ADCM)、802は下限・上限チェックコントローラ、803はフィードバックBitセレクタ、804はADモードレジスタ(ADM)、805は比較器、806はADコントローラ、807はサンプルホールド回路(SH回路)、808は逐次比較レジスタ(SAR)、809はDA変換器(DAC)、810はANnBUFである。
この追加により、連続変換を行う場合の2回目以降の変換時に、前回の変換結果のうち上位n'ビットを利用できるようになり、比較回数を通常変換モードの際のn回から(n−n'+2)回に減らして、変換時間の短縮をできるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11‐154866号公報
従来の逐次比較型AD変換装置は、他の方式のAD変換器に比べて、構造上nビット分解能の場合、n回の比較を行う必要があり、変換時間が長くなるのが欠点である。例えば8ビット分解能を有する逐次比較型AD変換装置の場合、1回目の変換時には8回の比較が必要である。2回目以降の変換時において、サンプリング入力があまり変化しない場合であっても8回の比較をしており、無駄な変換時間を費やしていることになる。
変換時間短縮モードを有する逐次比較型AD変換装置の場合、変換時間短縮モードレジスタでフィードバックするビット数を設定し、その値が固定されているために、毎回同じ変換結果であってもフィードバックしていないビットについては、変換する必要があり、余分な変換時間を費やしている。
したがって、本発明の目的は、変換時間をさらに短縮することができる逐次比較型AD変換方法および逐次比較型AD変換装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の逐次比較型AD変換方法は、nビット分解能を有する逐次比較型AD変換方法であって、前i回(iは2以上)の変換結果を互いに比較することにより、前i回の変換結果における最上位ビットからの連続した一致ビットの数n' を検出し、今回の変換時には、変換を下位側の(n−n')ビットについてのみ行い、上位側n'ビットについては前i回の変換結果の上位側n'ビットのデータを利用し、下位側の(n−n')ビットの変換結果と合成してnビットの変換結果を得る。
この方法によれば、前i回の変換結果におけるの上位ビット側の連続した一致ビットを自動的に判別して、今回の変換結果の上位ビットを予測することにより、変換サイクルの短縮ができる。
また、本発明の逐次比較型AD変換装置は、nビット分解能を有する逐次比較型AD変換装置であり、アナログ入力をサンプルホールドするサンプルホールド回路と、サンプルホールド回路の出力を逐次AD変換するAD変換器および逐次比較レジスタと、AD変換器および逐次比較レジスタによるnビットの変換結果のうち下位(n−n')ビットのデータを格納する下位ビット変換結果レジスタと、前i回の変換結果を格納する比較用データレジスタと、上位側n'ビットの予測データを格納する予測データレジスタと、比較用データレジスタに格納した前i回の変換結果を入力とし、前i回(iは2以上)の変換結果を互いに比較することにより、前i回の変換結果における最上位ビットからの連続した一致ビットの数n' を検出して、一致ビットの数n'を示す一致ビット情報を出力するとともに、予測データレジスタに前i回の変換結果の上位側n'ビットのデータを予測データとして入力する一致ビット判定回路とを備えている。
そして、今回の変換時には、一致ビット情報を基にAD変換器における変換対象ビット数を設定することにより変換を下位側の(n−n')ビットについてのみ行い、予測データレジスタに格納した上位側n'ビットの予測データと、下位ビット変換結果レジスタに格納した下位側の(n−n')ビットの変換結果とを合成してnビットの変換結果を得るようにしている。
この構成によれば、前i回の変換結果における上位ビット側の一致ビットを自動的に判別して、今回の変換結果の上位ビットを予測することにより、変換サイクルの短縮ができる。
本発明の逐次比較型AD変換装置は、例えば、j回目と(j+1)回目の変換結果を入力として、最上位ビットからの連続した一致ビットを検出し、(j+1)回目の変換結果から最上位ビットからの連続した一致ビットのデータを予測データレジスタへ格納し、(j+2)回目の変換開始ビットの情報(すなわち、一致ビット情報)を出力する一致ビット判定回路を設け、下位ビット側の変換結果を格納する下位ビット変換データレジスタを設けることで、自動的に上位ビットを判別して、(j+1)回目の変換結果の上位ビットを予測することにより、変換サイクルの短縮ができるものである。
上記の本発明の逐次比較型AD変換装置の構成において、所定の値sを設定する変換開始ビット選択レジスタを備え、一致ビット判定回路が、一致ビットの数n'に代えて一致ビット判定回路で検出した一致ビットの数n'から変換開始ビット選択レジスタに設定した値sだけ少ない数(n'−s)を一致ビット情報として出力するとともに、予測データレジスタに前i回の変換結果の上位側(n'−s)ビットのデータを予測データとして入力するようにしてもよい。
この構成によれば、サンプリング入力の変動幅が大きい場合に、それに追従できる。
また、本発明の逐次比較型AD変換装置の構成において、リカバリーフラグと、AD変換器および逐次比較レジスタによるnビットの変換結果のうち上位n'ビットのデータを格納する上位ビット変換結果レジスタと、予測データレジスタに格納された前i回の変換結果の上位側n'ビットのデータと上位ビット変換レジスタに格納された今回の上位側n'ビットの変換結果とを比較する比較器と、比較器による比較結果を格納するADステータスレジスタとをさらに設け、リカバリーフラグが所定の状態のときに、AD変換器に上位側のn'ビットおよび下位側の(n−n')ビットの両方の変換を指示し、比較器を活性化するようにしてもよい。
この構成によれば、前i回の変換結果の上位側n'ビットのデータと今回の上位側n'ビットの変換結果の比較を行うことで、上位側n'ビットのデータについて、予測データと実際のデータとの一致、不一致の情報を出力することができるとともに、正しい変換結果を得ることができ、予測が外れた場合にリカバリーすることができる。
本発明によれば、nビットの分解能を有する逐次比較型AD変換方法および逐次比較型AD変換装置において、前i回、例えばm回目とm+1回目の変換結果から上位側の連続した一致ビットを自動的に検出して、前i回、例えばm+1回目の変換結果の上位n'bitを予測データとすることで、今回、つまりm+2回目の際の変換サイクル短縮が可能となる。
また、変換開始ビット選択レジスタを設けたことにより、変動幅を持ったサンプリング入力についても正確に変換することが可能となる。
また、リカバリーフラグ、上位ビット変換結果レジスタ、比較器、ADステータスレジスタを設けることにより、下位ビットを変換すると同時に、上位ビットについても変換を行い、予測データと変換結果との一致、不一致を判定し、判定結果をADステータスレジスタに格納することにより、常に正しい変換結果を出力させることができ、予測データが不一致の場合にリカバリーすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1を示す逐次比較型AD変換装置のブロック図である。この逐次比較型AD変換装置は、前回と前々回のAD変換結果の比較結果をもとに、次の入力値を予測してフィードバックするビット数を決定するようにしたものであり、比較結果が異なれば、フィードバックするビット数も異なるものである。この実施の形態では、前回と前々回の2つのデータの比較を行うことを説明したが、3回以上の変換結果を比較するようにしてもよい。
図1において、1はアナログ入力(サンプリング入力)、7は第1比較データレジスタ111のデータ出力信号、8は第2比較データレジスタ112のデータ出力信号、9は一致ビット情報信号である。
11は予測データ出力、12は変換基準電位、14は下位ビット変換データ出力、15は予測データ出力、16はデジタル出力、20は変換終了信号である。
101は逐次比較型AD変換装置、102はADコントロールレジスタ(ANCTR)、
103はADコントローラ、104はサンプルホールド回路(SH回路)、105はAD変換器(ADC)、106はSAR(逐次比較レジスタ)、107はDA変換器(DAC)、111は第1比較用データレジスタ(CMPD1)、112は第2比較用データレジスタ(CMPD2)、113は一致ビット判定回路(BITCR)、114は予測データレジスタ(FBR)、115は下位ビット変換データレジスタ(LSBR)、117はANnBUFである。
以下、各ブロックの構成と動作を以下に示す。
第1比較用データレジスタ111は、nビットレジスタであり、k回目(kは1、2、‥‥)の変換結果を格納するレジスタである。第2比較用データレジスタ112は、nビットレジスタであり、k+1回目の変換結果を格納するレジスタである。nビットレジスタは、10ビット分解能のAD変換器の場合、n=10に設定される。
一致ビット判定回路113は、第1比較用データレジスタ111のデータ出力信号7と、第2比較用データレジスタ112のデータ出力信号8とを入力とし、入力された2つのnビットのデータをビット毎に比較し、最上位ビットから数えた連続した一致ビットの個数に対応した一致ビット情報信号(変換開始ビット信号)9を出力すると同時に、予測データレジスタ114に格納する上位ビットデータ信号である予測データ出力11を出力させる。
予測データレジスタ114は、一致ビット判定回路113から出力された予測データ出力11を格納するレジスタである。
下位ビット変換データレジスタ115は、nビットレジスタで、下位Nビットの変換結果を格納するレジスタである。
以下に10ビット分解能を有する予測型AD変換器の動作を述べる。その動作フローは、図2に示す。
まず、ADコントロールレジスタ102の設定を行い、1回目のサンプリング入力1について、サンプルホールド回路104で一定時間サンプリングが行われ、AD変換器105でAD変換が行われ、変換結果が逐次比較レジスタ106および下位ビット変換でレジスタ115を介してANnBUF117に格納されるとともに、第2比較用データレジスタ112にも格納される。
次に、第1比較用データレジスタ111の値と第2比較用データレジスタ112の値をもとに各ビットの比較が行われ、最上位ビットから数えた連続した一致ビット数mを示す一致ビット情報信号9が一致ビット判定回路113から出力される。
ここで、第1比較用データレジスタ111の出力データ7が(0000000000)であり、第2比較用データレジスタ112の出力データ8が(1111111110)とする。
ここで、第1比較用データレジスタ111の出力データ7と第2比較用データレジスタ112の出力データ8とが一致ビット判定回路113に入力され、最上位ビットから数えた連続した一致ビット数mを示す一致ビット情報信号9が出力されるこれと同時に、最上位ビットから数えた連続した一致ビット数分の上位ビット側のデータが予測データとして予測データレジスタ114へ出力される。具体的には、一致ビット判定回路113から予測データレジスタ114に対して、第2比較用データレジスタ112の上位mビットのデータ11が出力される。
ここで、一致ビット情報信号9は一致ビット数mの値が0を示す状態となり、予測データレジスタ114には、(0000000000)が格納されている。予測データレジスタ114のデータがDA変換器107に入力され、2回目の変換の際の下位ビットの基準電位12が発生される。
次に、2回目のサンプリング入力1に対して、AD変換を行い、2回目の変換終了後、1回目の変換結果が第1比較用データレジスタCMPD111に転送格納され、2回目の変換結果が第2比較用データレジスタ112に格納される。
次に、第1比較用データレジスタ111の値と第2比較用データレジスタ112の値をもとに各ビットの比較が行われ、その比較結果に基づき、最上位から数えた連続した一致ビット数mを示す一致ビット情報信号9が一致ビット判定回路113から出力される。
ここで、第1比較用データレジスタ111の出力データ7が(1111111110)であり、第2比較用データレジスタ112の出力データ8が(1110001001)とすると、最上位ビットから数えた連続した一致ビット数mを示す一致ビット情報信号9が出力されると同時に、最上位ビットから数えた連続した一致ビット数mを示す一致ビット情報信号9(m=3)によって、一致ビット判定回路113から予測データレジスタ114へ第2比較データレジスタ112の上位3ビットのデータが出力される。その結果、予測データレジスタ114には、(1110000000)が格納される。
次に、予測データレジスタ114のデータがDA変換器107に入力され、3回目の変換の際の下位ビットの基準電位12が発生される。
3回目の変換の際には、下位7ビットの変換が行われ、変換結果が下位ビット変換データレジスタ115に格納される。ここで、下位ビット変換データレジスタ115には(0000011110)が格納されている。
そして、下位ビット変換データレジスタ115からのデータ出力14と予測データレジスタ114のデータ出力15とが合わせられて、3回目の変換結果として(1110011110)がANnBUF117に格納され、変換終了信号20が出力される。
図3のように、1回目、2回目の変換においては、10サイクル後に変換結果が出力されていたが、3回目の変換の際には、7サイクル後に変換結果を出力することができ、変換サイクルを短縮することができる。
4回目以降の動作については、3回目の動作と同様の繰り返すことにより、自動的に一致ビット情報を出力することで、変換サイクルを短縮させることができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2を示す逐次比較型AD変換装置のブロック図である。この逐次比較型AD変換装置は、図4に示すように、実施の形態1の予測型AD変換器の構成に、変換開始ビット選択レジスタ(BITSR)418を追加した構成となっている。その他の構成は図1の逐次比較型AD変換装置と同様である。
変換開始ビット選択レジスタ418は、予測データレジスタ114への出力データの最上位ビットからのビット数と変換開始ビットの設定とを行うレジスタである。変換開始ビット選択レジスタ418のビット構成を表1に示す。
Figure 2006108893
図5に本発明の実施の形態2の動作フローを示す。この動作フローに基づいて、実施の形態2の動作を説明する。
まず、変換開始ビット選択レジスタ418のレジスタ設定を行う。ここでのレジスタ設定を、例えば表1の(01)、つまり、インクリメントビット数が+1になるように設定する。一致ビット数をmとしたときに、変換開始ビットがm+1になるように設定する。
一致ビット判定回路113による最上位ビットから数えた連続した一致ビット数mを示す一致ビット信号9の出力までのフローは、本発明の実施の形態1の動作フローと同様である。
一致ビット判定回路113からの一致ビット信号9と変換開始ビット選択レジスタ418のビット設定信号17によって、予測データレジスタ114への上位ビットからの利用ビット数と変換開始ビットとがインクリメントされる。
この場合、第2比較用データレジスタ112の出力データを(1101110001)とし、一致ビット判定回路113からの一致ビット信号9がm=5であるとすると、一致ビット信号(m'=5−1=4)となり、第2比較用データレジスタ112の上位ビットから4ビット目までが予測データレジスタ114に格納される(利用ビット)。
次の変換の際には、下位6ビットについてのみ変換を行い、上位4ビットの予測データと合わせて、変換結果として出力する。
図6において、実際には下位3ビットの変換のみを行えばよいが、変換開始ビット選択レジスタ418の設定により下位4ビットの変換を行うことで、破線で示されるように変動幅を広げることが可能となり、入力サンプリングの変化に追従することができるようになる。
また、10ビットすべてが完全に一致した場合においても、常に下位Nビットについては変換を行うため、振幅の幅の微小なものに対しても追従が可能となる。
(実施の形態3)
図7は、本発明の実施の形態3の逐次比較型AD変換装置のブロック図である。この逐次比較型AD変換装置は、実施の形態1または実施の形態2の逐次比較型AD変換装置の構成に、上位ビット変換データレジスタ(MSBR)600、変換結果(AD)ステータスレジスタ(ANSTR)601、変換データの比較器602を追加した構成となっている。その他の構成は図1または図4の逐次比較型AD変換装置と同様の構成を有している。
ここで、上位ビット変換データレジスタ600は、nビットレジスタで、上位Mビットの変換結果を格納するレジスタである。また、変換結果ステータスレジスタ601は、予測データレジスタ114の値と上位ビット変換データレジスタ600の値とを比較し、両者の一致不一致の判定結果を格納するレジスタである。
変換データ比較器602は、予測データレジスタ114の値と上位ビット変換データレジスタのレジスタ値を入力とし、両者の一致、不一致の信号を出力させるものである。
図8に本発明3の動作フローを示す。基本的な動作は、本発明の実施の形態1または実施の形態2と同様である。違いは、以下に述べる通りである。ADコントロールレジスタ102のある1ビットにリカバリーフラグを設け、このリカバリーフラグのビットが0の場合は、本発明の実施の形態1または実施の形態2と同様の動作を行う。
また、このリカバリーフラグのビットが1の場合は、下位ビットの変換の際に、上位ビットの変換も同時に行い、予測データと上位ビットの変換結果を比較することにより、一致、不一致の判定結果を変換結果ステータスレジスタ601に格納する。
この実施の形態によれば、下位ビットを変換すると同時に、上位ビットについても変換を行い、予測データと変換結果との一致、不一致を判定し、判定結果をADステータスレジスタに格納することにより、常に正しい変換結果を出力させることができ、予測データが不一致の場合にリカバリーすることができる。
本発明にかかる逐次比較型AD変換方法および逐次比較型AD変換装置は、前i回の変換結果におけるの上位ビット側の連続した一致ビットを自動的に判別して、今回の変換結果の上位ビットを予測することにより、変換サイクルの短縮ができるというを有し、アナログ信号をデジタル信号に変換する等として有用である。
本発明の実施の形態1の逐次比較型AD変換装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における変換動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1の逐次比較型AD変換装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2の逐次比較型AD変換装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2における変換動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3の逐次比較型AD変換装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態3の逐次比較型AD変換装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3における変換動作を示すフローチャートである。 従来の変換時間短縮モードをもつ逐次比較型AD変換装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 サンプリング入力
7 第1比較データレジスタのデータ出力
8 第2比較データレジスタのデータ出力
9 一致ビット情報信号
11 格納予測データ出力
12 変換基準電位
13 上位ビット変換データ出力
14 下位ビット変換データ出力
15 予測データ出力
16 デジタル出力
17 ビットインクリメント信号
20 変換終了信号
101 逐次比較型AD変換装置
102 ADコントロールレジスタ(ANCTR)
103 ADコントローラ
104 サンプルホールド回路(SH回路)
105 AD変換器(ADC)
106 SAR(逐次比較レジスタ)
107 DA変換器(DAC)
111 第1比較用データレジスタ(CMPD1)
112 第2比較用データレジスタ(CMPD2)
113 一致ビット判定回路(BITCR)
114 予測データレジスタ(FBR)
115 下位ビット変換データレジスタ(LSBR)
117 ANnBUF
418 変換開始ビット選択レジスタ(BITSR)
600 上位ビット変換データレジスタ(MSBR)
601 ADステータスレジスタ(ANSTR)
602 比較器
801 変換時間短縮モードレジスタ(ADCM)
802 下限・上限チェックコントローラ
803 フィードバックBITセレクタ

Claims (4)

  1. nビット分解能を有する逐次比較型AD変換方法であって、前i回(iは2以上の整数)の変換結果を互いに比較することにより、前記前i回の変換結果における最上位ビットからの連続した一致ビットの数n'を検出し、今回の変換時には、変換を下位側の(n−n')ビットについてのみ行い、上位側n'ビットについては前記前i回の変換結果の上位側n'ビットのデータを利用し、下位側の(n−n')ビットの変換結果と合成してnビットの変換結果を得る逐次比較型AD変換方法。
  2. nビット分解能を有する逐次比較型AD変換装置であって、
    アナログ入力をサンプルホールドするサンプルホールド回路と、
    前記サンプルホールド回路の出力を逐次AD変換するAD変換器および逐次比較レジスタと、
    前記AD変換器および逐次比較レジスタによるnビットの変換結果のうち下位(n−n')ビットのデータを格納する下位ビット変換結果レジスタと、
    前i回の変換結果を格納する比較用データレジスタと、
    上位側n'ビットの予測データを格納する予測データレジスタと、
    前記比較用データレジスタに格納した前i回の変換結果を入力とし、前i回(iは2以上)の変換結果を互いに比較することにより、前記前i回の変換結果における最上位ビットからの連続した一致ビットの数n'を検出して、前記一致ビットの数n'を示す一致ビット情報を出力するとともに、前記予測データレジスタに前i回の変換結果の上位側n'ビットのデータを予測データとして入力する一致ビット判定回路とを備え、
    今回の変換時には、前記一致ビット情報を基にAD変換器における変換対象ビット数を設定することにより変換を下位側の(n−n')ビットについてのみ行い、前記予測データレジスタに格納した上位側n'ビットの予測データと、前記下位ビット変換結果レジスタに格納した下位側の(n−n')ビットの変換結果とを合成してnビットの変換結果を得るようにした逐次比較型AD変換装置。
  3. 所定の値sを設定する変換開始ビット選択レジスタを備え、前記一致ビット判定回路は、一致ビットの数n'に代えて前記一致ビット判定回路で検出した一致ビットの数n'から前記変換開始ビット選択レジスタに設定した値sだけ少ない数(n'−s)を一致ビット情報として出力するとともに、前記予測データレジスタに前i回の変換結果の上位側(n'−s)ビットのデータを予測データとして入力するようにした請求項2記載の逐次比較型AD変換装置。
  4. リカバリーフラグと、AD変換器および逐次比較レジスタによるnビットの変換結果のうち上位n'ビットのデータを格納する上位ビット変換結果レジスタと、予測データレジスタに格納された前i回の変換結果の上位側n'ビットのデータと前記上位ビット変換レジスタに格納された今回の上位側n'ビットの変換結果とを比較する比較器と、前記比較器による比較結果を格納するADステータスレジスタとを備え、
    リカバリーフラグが所定の状態のときに、AD変換器に上位側のn'ビットおよび下位側の(n−n')ビットの両方の変換を指示し、前記比較器を活性化するようにした請求項3記載の逐次比較型AD変換装置。

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