JP2006108621A - 固体素子デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】 無機材料封止加工を具現化するための課題を抽出、解決し、ガラス封止を行うことで期待できる効果を実際に得ることができ、さらに固体素子デバイスが全て低膨張率材料で構成され、光学素子の密実装やラージサイズの固体素子にも対応できる固体素子デバイスを提供する。
【解決手段】 LED素子2とガラス封止部6の熱膨張率が同等であるので、Al基板3を含めた部材の熱膨張率が同等となり、ガラス封止における高温加工においても内部応力の増大を抑えてクラックを生じることのない安定した加工性が得られる。また、内部応力を小にできるので、耐衝撃性が向上し、信頼性に優れるガラス封止型LEDとできる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固体素子をガラス材料で封止した固体素子デバイスに関し、特に、無機材料封止加工を具現化するための課題を抽出、解決し、ガラス封止を行うことで期待できる効果を実際に得ることができ、さらに固体素子デバイスが全て低膨張率材料で構成され、光学素子の密実装やラージサイズの固体素子にも対応できる固体素子デバイスに関する。
従来、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)等の固体素子をエポキシ樹脂等の透光性樹脂材料で封止した固体素子デバイスがある。このような固体素子デバイスにおいて、透光性樹脂が光によって劣化を生じることが知られている。特に、短波長光を放出するIII族窒化物系化合物半導体発光素子を用いる場合には、当該素子から放出される高エネルギーの光と素子自体の発熱によって素子近傍の透光性樹脂が黄変し、そのことにより光取り出し効率が無視できないほどに低下することがある。
このような封止部材の劣化を防止するものとして、封止部材に低融点ガラスを用いた発光デバイスが提案されている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特許文献1に記載された発光デバイスは、LED素子、ワイヤボンディング部、およびリード部の上端の周囲を低融点ガラスからなる透明の封止体で覆って構成されている。低融点ガラスには、例えば、セレン、タリウム、ヒ素、硫黄等を加えて融点を摂氏130〜350度としたものが使用される。この場合、好ましくは、融点が摂氏200度以下(より好ましくは150度以下)の低融点ガラスが使用される。
特許文献1に記載される発光デバイスによれば、エポキシ系樹脂等の透光性樹脂材料の紫外線に対する悪特性あるいは弱特性に起因して、時間経過とともにその封止体が光劣化するといった不具合を回避できる。
また、特許文献2に記載された発光デバイスは、LED発光素子を覆う封止体として、GaN系LED発光素子の屈折率2.3程度に近い屈折率2程度の低融点ガラスを用いている。
特許文献2に記載された発光デバイスによれば、GaN系LED発光素子の屈折率に近い低融点ガラスでLED発光素子を封止することによって、LED発光素子と低融点ガラスとの界面で全反射される光が少なくなり、LED発光素子から外部放射されて低融点ガラスに入射する光の量が多くなる。その結果、発光効率は、LED発光素子をエポキシ樹脂で封止している従来のものよりも高くなる。
特開平8−102553号公報 特開平11−177129号公報
しかし、従来の低融点ガラスを封止部材に用いた固体素子デバイスによると、低融点ガラスとはいえ高温加工を行う必要があり、かつガラスが硬質材料であるため、樹脂封止加工の延長ではデバイスを具現化することができない、あるいは具現化に必要な物性値や組成が不明であるという問題があった。
従って、本発明の目的は、無機材料封止加工を具現化するための課題を抽出、解決し、ガラス封止を行うことで期待できる効果を実際に得ることができ、さらに固体素子デバイスが全て低膨張率材料で構成され、光学素子の密実装やラージサイズの固体素子にも対応できる固体素子デバイスを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、固体素子と、前記固体素子をマウントするとともに電力の受供給を行う電力受供給部と、前記電力受供給部と同等の熱膨張率を有し、前記固体素子を封止する、重量%で55wt%〜62wt%のPと、5wt%〜12wt%のAlと、20wt%〜40wt%のZnOとを含むP−Al−ZnO系低融点ガラスからなるガラス封止部とを有することを特徴とする固体素子デバイスを提供する。
また、本発明は、上記目的を達成するため、固体素子と、前記固体素子をマウントするとともに電力の受供給を行う電力受供給部と、前記電力受供給部と同等の熱膨張率を有し、前記固体素子を封止する、重量%で19wt%〜30wt%のBと、0.5wt%〜15wt%のSiOと、1.5wt%〜8wt%のNaOと、44wt%〜60wt%のZnOと、9wt%〜19wt%のNbとを含むB−SiO−NaO−ZnO−Nb系低融点ガラスからなるガラス封止部とを有することを特徴とする固体素子デバイスを提供する。
また、本発明は、上記目的を達成するため、固体素子と、前記固体素子をマウントするとともに電力の受供給を行う電力受供給部と、前記電力受供給部と同等の熱膨張率を有し、前記固体素子を封止する、重量%で1wt%〜10wt%のSiOと、15wt%〜30wt%のBと、25wt%〜60wt%のZnOと、10wt%〜50wt%のBiとを含むB−SiO−ZnO−Bi系低融点ガラスからなるガラス封止部とを有することを特徴とする固体素子デバイスを提供する。
また、本発明は、上記目的を達成するため、固体素子と、前記固体素子をマウントするとともに電力の受供給を行う電力受供給部と、前記電力受供給部と同等の熱膨張率を有し、前記固体素子を封止する、重量%で20wt%〜50wt%のBと、30wt%〜70wt%のPbOとを含むB−SiO−PbO系低融点ガラスからなるガラス封止部とを有することを特徴とする固体素子デバイスを提供する。
また、本発明は、上記目的を達成するため、固体素子と、前記固体素子をマウントするとともに電力の受供給を行う電力受供給部と、前記固体素子および前記電力受供給部と同等の熱膨張率を有する低融点ガラスで構成されて前記固体素子を封止するガラス封止部とを有することを特徴とする固体素子デバイスを提供する。
本発明の固体素子デバイスによると、無機材料封止加工を具現化するための課題を抽出、解決し、ガラス封止を行うことで期待できる効果を実際に得ることができ、さらに固体素子デバイスが全て低膨張率材料で構成され、光学素子の密実装やラージサイズの固体素子にも対応することができる。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る固体素子デバイスとしてのLEDを示し、同図中、(a)はLEDの縦断面図、(b)は光源であるGaN系LED素子の側面図である。
(LED1の構成)
このLED1は、図1(a)に示すようにフリップチップ型のGaN系半導体材料からなるLED素子(熱膨張率α:5〜7×10−6/℃)2と、LED素子2をマウントする無機材料基板としてのAl基板3と、タングステン(W)−ニッケル(Ni)−金(Au)で構成されてAl基板3に形成される回路パターン4と、LED素子2と回路パターン4とを電気的に接続するAuスタッドバンプ5と、LED素子2を封止するとともにAl基板3と接着される透明な無機封止部であるガラス封止部6とを有する。本実施の形態において、Al基板3および回路パターン4は、電力受供給部を形成している。
LED素子2は、図1(b)に示すように、サファイア(Al)からなる基板20の表面に、バッファ層21と、n型層22と、発光する層を含む層23と、p型層24とを順次結晶成長させることによって形成されている。更に、LED素子2は、p型層24の表面に設けられるp電極25と、p型層24からn型層22の一部にかけてエッチングすることにより除去して露出したn型層22に形成されるn電極26とを有する。このLED素子2は、700℃以上でエピタキシャル成長され、その耐熱温度は600℃以上であり、後述する低融点ガラスを用いた封止加工における加工温度に対して安定である。
また、p電極25は、発光する層を含む層23から発せられる光を基板20の方向に反射する光反射層として機能する。本実施の形態において、LED素子2のサイズは0.34mm×0.34mm×厚さ0.09mmである。
Al基板3は、熱膨張率α:7×10−6/℃であり、複数のビアホール3Aを有する。このビアホール3Aは、基板の表面および裏面にメタライズされた回路パターン4を導通させている。回路パターン4は、LED素子2をマウントする側に設けられる第1の導電パターンと、その裏面側に設けられる第2の導電パターンと、その両側を電気的に接続するW(タングステン)からなる第3の導電パターンとを有する。
ガラス封止部6は、B−SiO−NaO−ZnO−Nb系の低融点ガラスによって形成されており、金型によるホットプレス加工によってAl基板3と接着された後、上面6Aおよびダイサー(dicer)でカットされることに基づいて形成される側面6Bを有する矩形状に形成されている。
低融点ガラスは、一般に、樹脂において高粘度といわれるレベルより、桁違いに高い粘度で加工される。また、ガラスの場合には、屈伏点を数十℃超えても粘度が一般の樹脂封止レベルまで低くはならない。また、一般の樹脂成型時レベルの粘度にしようとすると、LED素子の結晶成長温度を超える温度を要するもの、あるいは金型に付着するものとなり、封止・成形加工が困難になる。このため、10ポアズ以上で加工するのが好ましい。
(LED1の製造方法)
このLED1の製造方法について、以下に説明する。まず、ビアホール3Aを有したAl基板3を用意し、Al基板3の表面に回路パターンに応じてWペーストをスクリーン印刷する。
次に、Wペーストを印刷されたAl基板3を1000℃余で熱処理することによりWを基板3に焼き付け、さらに、W上にNiめっき、Auめっきを施すことで回路パターン4を形成する。
次に、Al基板3の回路パターン4(表面側)にLED素子2をAuスタッドバンプ5によって電気的に接合する。
次に、LED素子2をマウントしたAl基板3に対して板状のB−SiO−NaO−ZnO−Nb系の低融点ガラスを平行にセットし、窒素雰囲気中でホットプレス加工を行う。この加工での低融点ガラスの粘度は10〜10ポアズであり、低融点ガラスはAl基板3とそれらに含まれる酸化物を介して接着される。
次に、低融点ガラスと一体化されたAl基板3をダイサーにセットしてダイシングすることにより、LED1を個別に分離する。
(ガラス封止部6の組成)
以下に、本発明で用いる低融点ガラスについて具体的に説明する。ガラス封止部6を構成するB、SiO、Al、LiO、NaO、KO、MgO、CaO、SrO、BaO、ZnO、Nb、ZrO、およびTiOの各組成について、表1に示す組成比の試料1および試料2を作製し、その物性を測定した。
表1に示す試料1によると、失透を生じることなく、透明で、ガラス転移温度Tg点:483℃、屈伏点At:517℃、α:7.4×10−6/℃、nd:1.68の屈折率を有している。また、試料2は、Tg点:503℃、屈伏点At:534℃、α:6.0×10−6/℃を有するとともに耐湿性に優れる特性を有する。この試料1および試料2の組成によれば、Al基板3に対して剥離やクラックを生じることなく、安定した接合強度を得ることができる。
(第1の実施の形態の効果)
上記した第1の実施の形態によると、以下の効果が得られる。
(1)B−SiO−NaO−ZnO−Nb系低融点ガラスをガラス封止部6に用い、高粘度状態でホットプレス加工を行うので、結晶成長温度に対して充分に低い加工が可能になる。
(2)Al基板3とガラス封止部6とが酸化物を介した化学結合に基づいて接着するので、より強固な封着強度が得られる。そのため、接合面積が小さい小形パッケージであっても具現化できる。
(3)Al基板3とガラス封止部6の熱膨張率が同等であるので、高温で接着された後、常温あるいは低温状態としても剥離、クラック等の接着不良が生じにくい。しかも、ガラスは引っ張り応力にはクラックが生じ易いが、圧縮応力にはクラックは生じにくく、ガラス封止部6はAl基板3に対しやや熱膨張率が小さいものとしてある。さらに、一般にガラスはTg点以上の温度において熱膨張率が増大する特性を有しており、Tg点以上の温度でガラス封止が行われる場合には、Tg点以下だけでなくTg点以上の温度における熱膨張率も考慮することが安定したガラス封止を行うにあたり望ましい。すなわち、ガラス封止部6を構成するガラス材料は、上記したTg点以上の温度における熱膨張率を含む熱膨張率と、Al基板3の熱膨張率とを考慮した同等の熱膨張率とすることで、Al基板3に反りを発生させる内部応力を小にでき、Al基板3とガラス封止部6との接着性が得られているにもかかわらずガラスのせん断破壊が生じることを防げる。このため、Al基板3やガラス封止部6のサイズを大きくとり、一括生産できる数量を大にすることができる。また、発明者の確認では、−40℃←→100℃の液相冷熱衝激試験1000サイクルでも剥離、クラックは生じていない。また5mm×5mmサイズのガラス片のセラミック基板への接合基礎確認として、ガラス、セラミック基板とも種々の熱膨張率の組み合わせで実験を行ったところ、熱膨張率が高い方の部材に対する低い方の部材の熱膨張率の比が0.85以上ではクラックを生じることなく接合が行えることを確認した。部材の剛性やサイズ等にも依存するが、熱膨張率が同等というのは、この程度の範囲を示す。
(4)LED素子2は、フリップ実装することによりワイヤを不要とできるので、高粘度状態での加工に対しても電極の不具合を生じない。封止加工時の低融点ガラスの粘度は10から10ポアズと硬く、熱硬化処理前のエポキシ樹脂が5ポアズ程度の液状であることと比較して物性が大きく異なるため、素子表面の電極とリード等の給電部材とをワイヤで電気的に接続するフェイスアップ型のLED素子を封止する場合、ガラス封止加工時にワイヤの潰れや変形を生じることがあるが、これを防ぐことができる。また、素子表面の電極を金(Au)等のバンプを介してリード等の給電部材にフリップ実装するフリップチップ型のLED素子を封止する場合、ガラスの粘度に基づいてLED素子に給電部材方向への圧力が付加され、そのことによるバンプの潰れやバンプ間での短絡が生じるが、これも防ぐことができる。
(5)板状の低融点ガラスとAl基板3とを平行にセットし、高粘度状態でホットプレス加工することで、低融点ガラスがAl基板3の表面に平行移動して面状に密着するので、GaN系LED素子2を封止するためにボイドが生じない。
(6)Al基板3の配線用回路パターン4は、ビアホール3Aにて裏面に引き出されるので、ガラスが不必要な箇所へ入り込むことや、電気端子が覆われること等への特別な対策を要することなく、製造工程を簡略化できる。また、板状の低融点ガラスを複数デバイスに対して一括封止加工できるので、ダイサーカットに基づいて複数のLED1を容易に量産することができる。なお、低融点ガラスは高粘度状態で加工されるため、樹脂のように充分な対策をとる必要はなくビアホールによらなくても外部端子が裏面に引き出されていれば充分に量産対応可能である。
(7)LED素子2をフリップ実装とすることで、ガラス封止を具現化するにあたっての問題点を克服するとともに0.5mm角といった超小型のLED1を具現化できるという効果もある。これは、ワイヤのボンディングスペースが不要で、かつ、熱膨張率部材が同等のガラス封止部6とAl基板3とが選択されるとともに、化学結合に基づく強固な接合によって、わずかなスペースでの接着でも界面剥離が生じないことによる。
(8)LED素子2とガラス封止部6の熱膨張率が同等であるので、Al基板3を含めた部材の熱膨張率が同等となり、ガラス封止における高温加工と常温との温度差においても内部応力は極めて小さく、クラックを生じることのない安定した加工性が得られる。また、内部応力を小にできるので、耐衝撃性が向上し、信頼性に優れるガラス封止型LEDとできる。
(9)アルミナ基板としてAl基板3を用いることで、部材コストの低減を図れるとともに入手が容易であることから、量産性および装置コストの低減を実現できる。また、Alは熱伝導性に優れることにより、大光量化、高出力化に対して余裕のある構成とできる。さらにAl基板3は光吸収が小さいことにより、光学的に有利である。
なお、At:550℃以下を実現する他の組成範囲として、重量%でB:25wt%、SiO:2wt%、NaO:5wt%、ZnO:50wt%、Nb:18wt%の組成が有効であることを確認している。このときのndは1.73であった。
−SiO−NaO−ZnO−Nb系の低融点ガラスとしては、本発明者らの検討によると、重量%でB:19〜30wt%、SiO:0.5〜15wt%、Al:0〜5wt%、LiO:0〜3wt%、NaO:1.5〜8wt%、KO:0〜4wt%、MgO:0〜5wt%、CaO:0〜5wt%、SrO:0〜5wt%、BaO:0〜5wt%、ZnO:44〜60wt%、Nb:9〜19wt%、ZrO:0〜4wt%、およびTiO:0〜4wt%の組成が、本実施の形態におけるガラス封止部6として好ましい特性を示すことを確認している。
また、本発明者らによれば、以下の表2に示す組成比の試料3を作成し、その耐湿性について検討を行った結果、85℃Rh85%2000時間で表面に白濁等の光学的影響のないものを形成できることを確認した。
表2に示す試料3によると、失透を生じることなく、透明で、ガラス転移温度Tg点:472℃、屈伏点At:500℃、α:7.0×10−6/℃、nd:1.69の屈折率を有している。この試料3の組成によれば、Al基板3に対して剥離やクラックを生じることなく、安定した接合強度を得ることができるとともに、長期にわたって耐湿性に優れたものとできる。
なお、第1の実施の形態では、LED素子としてGaN系半導体材料からなるLED素子2を用いたLED1を説明したが、LED素子はGaN系LED素子2に限定されず、他の半導体材料からなる半導体発光素子であっても良い。
また、LED素子2は、スクライブ加工に基づいて形成したものを使用することができる。この場合、スクライブ加工により形成されたLED素子2は、切断部である側面に尖った凹凸を有することがあり、LED素子2の側面を素子コート材でコーティングすることが望ましい。この素子コート材として、例えば、光透過性を有するSiO系コート材を用いることができる。素子コート材を用いることにより、オーバーモールドする際などにクラックやボイド発生を防止することができる。
また、第1の実施の形態で用いたB−SiO−NaO−ZnO−Nb系の低融点ガラスに蛍光体を含有し、GaN系LED素子2から放射された光で励起されることにより生じる励起光を、GaN系LED素子2から放射される光と混合することにより波長変換を行う波長変換型のLED1とすることもできる。また、ガラス封止部6の表面に薄膜状の蛍光体層を形成しても良い。
(他のLED1の構成)
図2は、第1の実施の形態に係る固体素子デバイスとして、GaN系LED素子以外のLED素子を用いた他のLEDを示し、同図中、(a)はLEDの縦断面図、(b)は光源であるAlInGaP系LED素子の側面図である。
このLED1は、図2(a)に示すようにAlInGaP系半導体材料からなるLED素子2を用いたものであり、AlInGaP系半導体材料は、図2(b)に示すように基板(GaP基板)20上に熱圧着されることで接着されている。ガラス封止部6は、B−SiO−ZnO−Bi系の低融点ガラスによって構成されている。なお、以下の説明において、第1の実施の形態と同一の構成および機能を有する部分については同一の引用数字を付している。
(ガラス封止部6の組成)
以下に、B−SiO−ZnO−Bi系の低融点ガラスについて具体的に説明する。ガラス封止部6を構成するSiO、B、La、Gd、Y、ZrO、Nb、BaO、SrO、CaO、TiO、ZnO、Bi、LiO、NaO、およびKOの各組成について、表3に示す組成比の試料4を作製し、その物性を測定した。
表3に示す試料4によると、失透を生じることなく、透明で、ガラス転移温度Tg点:488℃、At:519℃、α:6.2×10−6/℃、nd:1.81の屈折率を有している。この試料4の組成によれば、Al基板3に対して剥離やクラックを生じることなく、安定した接合強度を得ることができる。
また、At:550℃以下を実現する他の組成範囲として、重量%でSiO:5wt%、B:20wt%、La:10wt%、ZnO:35〜45wt%、Bi:20〜30wt%の組成範囲であれば、At:550℃以下で、nd:1.77以上の特性が得られることを確認している。
−SiO−ZnO−Bi系の低融点ガラスとしては、本発明者らの検討によると、重量%でSiO:1〜10wt%、B:15〜30wt%、La:0〜20wt%、Gd:0〜20wt%、Y:0〜10wt%、ZrO:0〜5wt%、Nb:0〜20wt%、BaO:0〜20wt%、SrO:0〜20wt%、CaO:0〜20wt%、TiO:0〜20wt%、ZnO:25〜60wt%、Bi:10〜50wt%、LiO:0〜3wt%、NaO:0〜3wt%、およびKO:0〜3wt%の組成がガラス封止部6として好ましい特性を示すことを確認している。
なお、この組成範囲とすることで、ガラス封止部6の特性は、At:550℃以下、α:6〜8×10−6/℃、nd:1.75以上となる。
(他のLED1の効果)
上記したLED1によると、高屈折率(n=3.5)を有するGaPの基板20と、同等の屈折率を有するAlInGaP系半導体層からなるLED素子2をB−SiO−ZnO−Bi系低融点ガラスからなるガラス封止部6で封止することで、光取り出し効率に優れ、放熱性、実装性の良好なものとできる。エポキシ樹脂に対し高屈折率のガラスで封止することにより、開口角を立体角にして3〜4割増すことができ、これに相当したLED素子2からの光取り出し効率の向上を図ることができる。なお、基板20は、GaP以外の他の基板であっても良い。
(LED1を用いた発光装置100の構成)
図3は、第1の実施の形態のLEDを用いた発光装置を示す縦断面図である。この発光装置100は、第1の実施の形態で説明したLED1をリードフレーム8に接合し、更に全体を覆う透明なアクリル樹脂からなる透明樹脂9を設けたものである。LED1は、GaN系LED素子2をB−SiO−NaO−ZnO−Nb系の低融点ガラスからなるガラス封止部6で封止することにより形成されている。
透明樹脂9は、LED素子2を原点とする半球状の光学形状面9Aを有して形成されており、インジェクション法によって形成される。
(発光装置100の効果)
上記した発光装置100によると、以下の効果が得られる。
(1)ガラス封止型LEDに任意の光学形状を有する光学系をアクリル、ポリカーボネート等の樹脂材料を用いてインジェクション法によって容易に形成することができる。Al基板3は、インジェクション成形時における保圧や、樹脂注入によって付与される外力に耐えうる機械的強度を有することから、発光装置100の用途に応じた任意の光学形状を有する透明樹脂9との組み合わせが可能になる。また、LED素子2がガラス封止部6で覆われているので、樹脂材料の射出速度を大にしてもLED素子2が損傷することがない。
(2)ガラス封止されたLED1を樹脂材料でオーバーモールドすることで、ガラス封止部6を劣化から保護するとともに耐湿性がより向上する。
(3)透明樹脂9は、LED素子2に対しガラス封止部6を介して配置されることにより、光劣化の点でLED素子2を直接封止することのできない樹脂材料であっても用いることが可能であり、設計上の自由度を高めることができる。例えば、透明樹脂9を着色された光透過性樹脂材料で形成しても良い。
(4)LED1は最も量産が容易な直方体形状で、低コストとなる同一セラミック基板からの取り数の多い小形パッケージであるが、周囲を樹脂封止とすることで、LED素子2の光はLED1の界面、透明樹脂9の界面でほとんど屈折することなしに外部放射されるとともに、光学面を形成するのに必要なサイズとすることができる。つまり、ガラスのみでこの形状、サイズとするより、容易かつ低コストで作成することができる。
なお、上記した発光装置100では、封止樹脂としてアクリル樹脂を用いた構成を説明したが、例えば、エポキシ樹脂によって形成されても良く、トランスファーモールド法やポッティングモールド法等の他の成型手法を適用することも可能である。また、光学面形状は半球に限らず、他の形状としても良い。
また、透明樹脂9に蛍光体を含有させても良い。蛍光体としては、YAG(Yttrium Aluminum Garnet)蛍光体、珪酸塩蛍光体、あるいはこれらを所定の割合で混合したもの等であっても良い。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る固体素子デバイスとしてのLEDを示し、同図中、(a)はLEDの平面図、(b)はLEDの縦断面図、(c)はLEDの底面図である。
(LED1の構成)
このLED1は、図4(a)および(b)に示すようにフリップチップ型の複数のGaN系LED素子2と、正方形状に形成されてLED素子2をマウントする多層構造のAl基板3と、Al基板3の表面および層内にタングステン(W)で構成される形成される回路パターン(基板表面のパターンには、さらにNi、Auめっきが施される。)4と、LED素子2と回路パターン4とを電気的に接続するAuスタッドバンプ5と、LED素子2を封止するとともにAl基板3と接着されるP−Al−ZnO系の低融点ガラスからなるガラス封止部6と、Al基板3の四隅において層内の中間層から露出した底面回路パターン16A(アノード)、16C(カソード)と、LED素子2の発熱に基づく熱を外部へ放散する銅箔からなる放熱パターン17とを有し、円形の外形を有するように基板表面にパターン形成される回路パターン4にAuスタッドバンプ5を介して3個×3個の配列で合計9個のLED素子2(340μm角)を600μm間隔となるように密実装している。
Al基板3は、Wからなる層内配線を有した多層構造を有し、図4(b)に示す列方向の3個のLED素子2を直列に接続して素子群を形成し、図4(c)に示すように素子群のアノードを底面回路パターン16Aのひとつに接続するとともに、素子群のカソードを底面回路パターン16Cに接続して構成されている。また、カソードには他の2列について形成される素子群のカソードも接続されている。
(ガラス封止部6の組成)
以下に、第2の実施の形態で用いる低融点ガラスについて具体的に説明する。ガラス封止部6を構成するP、B、Al、LiO、NaO、KO、MgO、CaO、SrO、BaO、ZnO、Nb、TiO、Bi、Gd、WO、およびZrOの各組成を変えて、4つの試料5〜8を作製した。この試料5〜8を表4に示す。
表4から明らかなように、試料5〜8は、いずれも失透を生じることがなく、透明でnd:1.52以上の屈折率を有し、Al基板3とほぼ同等の熱膨張率αを有している。表3に示される変動範囲の熱膨張率αであれば、Al基板3に対して剥離やクラックを生じることなく、安定した接合強度を得ることができる。
−Al−ZnO系の低融点ガラスとしては、本発明者らの検討によると、重量%でP:55〜62wt%、Al:5〜12wt%、ZnO:20〜40wt%、P+Al+ZnO:80〜100wt%、B:0〜5wt%、LiO:0〜3wt%、NaO:0〜3wt%、KO:0〜3wt%、MgO:0〜5wt%、CaO:0〜10wt%、SrO:0〜10wt%、BaO:0〜20wt%、Nb:0〜20wt%、TiO:0〜20wt%、Bi:0〜20wt%、Gd:0〜5wt%、WO:0〜5wt%、およびZrO:0〜5wt%の組成が、本実施の形態におけるガラス封止部6として好ましい特性を示すことを確認している。
なお、この組成範囲とすることで、ガラス封止部6の特性は、At:550℃以下、α:6〜8×10−6/℃、nd:1.52以上、アッベ数νd:61.1となる。
(第2の実施の形態の効果)
上記した第2の実施の形態によると、以下の効果が得られる。
(1)複数個のLED素子2を密実装する構成であっても、LED素子2およびガラス封止部6の熱膨張率αが同等であるので、クラックを生じることなく信頼性に優れるLED1が得られる。また、ガラス封止部6とAl基板3についても同等の熱膨張率で形成されることにより、ガラス接着強度に優れる。
(2)Al基板3を用いることにより、発熱量の大なるGaN系LED素子2を密実装する構成としても安定した放熱性が得られる。また、容易に直並列回路をパターン形成することができ、電解めっきを施す際の配線引き回しも容易に形成できる。
(3)層内の中間層から外部電気接続端子を取り出し、底面に放熱用金属パターンを設けることで、密実装された9個のLED素子2を発光させることに基づいて生じる熱を放熱パターン17からヒートシンク等へ速やかに熱伝導させることが可能になる。
なお、第2の実施の形態のLED1についても、樹脂材料で透明樹脂を形成し、図3に示すような発光装置100を形成することが可能である。この場合には、P−Al−ZnO系低融点ガラスの耐湿性を補強することができる。
(第3の実施の形態)
図5は、本発明の第3の実施の形態に係る固体素子デバイスとしてのLEDの縦断面図である。同図においては、ウエハー状のAl基板3に対してガラス封止された複数のLED1が形成された状態を示している。
(LED1の構成)
このLED1は、GaN系半導体材料によって形成されるフリップチップ型のLED素子2と、LED素子2をマウントするAl基板3と、Al基板3に形成される回路パターン4と、LED素子2と回路パターン4とを電気的に接続するAuスタッドバンプ5と、LED素子2を封止するとともにAl基板3と熱圧着されるP−Al−ZnO系の低融点ガラスからなり、光学形状面を備えたガラス封止部6とを有する。P−Al−ZnO系低融点ガラスは、第2の実施の形態で説明したものと同様の組成を有する。
Al基板3は、ガラス封止後の素子分断時に基板分断位置となる分割溝3Bが所定の間隔で形成されている。
ガラス封止部6は、プレフォーム加工によって予め光学形状面6Cおよび薄肉状の平坦部6Dを設けられたプレフォームガラスをホットプレス加工することによってAl基板3の表面に熱圧着されている。平坦部6Dは、スクライブ加工部分に荷重を加えて分断する時に隣接するLED1にクラック等のダメージが及ぶことのない厚さで形成される。
このLED1は、LED素子2を実装してガラス封止部6で封止した後、Al基板3の分割溝3Bを分断位置として荷重を加えることにより、応力集中に基づいてAl基板3が破断し、同時に平坦部6Dでガラス封止部6が分断される。
(第3の実施の形態の効果)
上記した第3の実施の形態によると、以下の効果が得られる。
(1)一般に多く用いられているAl基板3を使用し、これと同等の熱膨張率のガラス封止部6でLED素子2を封止するので、加工時の熱による内部応力を小にでき、ガラス封止加工の信頼性に優れるとともに量産性に優れる。
(2)また、Al基板3は、スクライブ加工時に耐えうる機械的強度を有することにより、切り代が必要となるダイシングと比べて狭ピッチの実装が可能となり、歩留まりを大にできる。例えば、標準サイズのLED素子(0.3mm角)2を0.5mmピッチでガラス封止する小形LED1の場合、封止ガラスおよびセラミック基板の熱膨張率が13×10−6/℃程度の部材を用い、切り代なしでLED素子2を0.5mmピッチでセラミック基板上にマウントし、ガラス封止を行えば封止ガラスとLED素子2との熱膨張率差に起因するクラックが発生する。しかし、本実施の形態では、ガラス封止部6とLED素子2との熱膨張率差が同等であり、ガラス封止部6とAl基板3との接着面積が小になっても熱膨張率差が小であることにより、ガラス封止やスクライブ加工によるガラス封止部6やガラス封止部6とAl基板3との剥離やクラックを生じることがない。
(3)ダイシングによるLED1の分断では、ウエハーをダイサーで切る際にガラスへの残留ひずみが発生し、ヒートショックでガラス封止部6に欠けが生じることがあるが、スクライブに基づいて分断されたLED1では残留ひずみが小になることにより、欠け等の不良が生じにくい。
なお、スクライブ以外の他のLED1の分断方法として、例えば、レーザ光を用いて分断することも可能である。
(第4の実施の形態)
図6は、本発明の第4の実施の形態に係る固体素子デバイスとして、ラージサイズ(1mm角)のLED素子をマウントしたLEDの縦断面図である。
(LED1の構成)
このLED1は、GaN系半導体材料によって形成されるフリップチップ型のラージサイズLED素子2と、LED素子2をマウントするAl基板3と、Al基板3に形成される回路パターン4と、Al基板3の外部接続側に銅箔等の高熱伝導性材料によって所定の面積を有して設けられる放熱用パターン40と、LED素子2と回路パターン4とを電気的に接続するAuスタッドバンプ5と、LED素子2を封止するとともにAl基板3と接着されるB−SiO−PbO系の低融点ガラスからなり、光学形状面を備えたガラス封止部6とを有する。
(ガラス封止部6の組成)
ガラス封止部6を構成するB−SiO−PbO系の低融点ガラスは、重量%でSiO:15wt%、B:13wt%、PbO:56wt%、As:0.6wt%、Al:9wt%、およびLa:2wt%の組成を有し、At:550℃以下、α:6.1×10−6/℃の特性を有する。このB−SiO−PbO系の低融点ガラスについてもAl基板3とほぼ同等の熱膨張率αを有することにより、Al基板3に対して剥離やクラックを生じることなく、安定した接合強度を得ることができる。
−SiO−PbO系の低融点ガラスとしては、本発明者らの検討によると、重量%でB:20wt%〜50wt%、PbO:30wt%〜70wt%の組成が、本実施の形態におけるガラス封止部6として好ましい特性を示すことを確認している。
(第4の実施の形態の効果)
上記した第4の実施の形態によると、Al基板3とガラス封止部6との熱膨張率差に起因するクラックを生じることなく、ラージサイズLED素子2を用いた構成においても信頼性に優れるLED1が得られる。ガラス封止加工時の応力フリーである状態から常温に戻すことでLED素子2のサイズに比例した応力が生じる。ガラスは樹脂と比較し硬質材料であり、特に、引っ張り応力やせん断応力によってクラックが生じやすい。しかし、本発明者らは1mm角のLED素子2を本実施の形態のAl基板とガラスによってクラックなしで封止できることを確認している。
なお、第4の実施の形態のLED1についても、樹脂材料で透明樹脂を形成し、図3に示すような発光装置100を形成することが可能である。
(第5の実施の形態)
第4の実施の形態で説明したラージサイズLED素子2を用いて、第2の実施の形態で説明したLED1と同様に3個×3個の配列で合計9個のGaN系LED素子をAl基板にマウントし、B−SiO−PbO系の低融点ガラスからなるガラス封止部で封止したLEDを作成した。
(第5の実施の形態の効果)
上記した第5の実施の形態によると、複数のラージサイズLED素子をマウントした構成としても、第4の実施の形態と同様に安定したガラス封止性を得ることができ、信頼性に優れるLED1が得られる。
なお、第5の実施の形態で説明したAl基板に代えて、より熱伝導性に優れる高熱伝導性材料からなる基板を用いることも可能である。このような高熱伝導性基板として、例えば、BeO(熱膨張率α:7.6×10−6/℃、熱伝導率:250W/(m・k))を用いても良い。このBeOからなる基板においても、ガラス封止部と同等の熱膨張率αを有することにより良好なガラス封止性が得られる。
また、他の高熱伝導性基板として、W−Cu基板を用いても良い。このW−Cu基板として、W90−Cu10基板(熱膨張率α:6.5×10−6/℃、熱伝導率:180W/(m・k))、W85−Cu15基板(熱膨張率α:7.2×10−6/℃、熱伝導率:190W/(m・k))を用いることにより、ガラス封止部との良好な接合強度を確保しながら高い熱伝導性を付与することができ、LEDの大光量化、高出力化に余裕をもって対応することが可能になる。
上記した実施の形態では、固体素子としてLED素子を用いたLEDを説明したが、固体素子はLED素子に限定されず、例えば、受光素子、太陽電池等の他の光学素子であってもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る固体素子デバイスとしてのLEDを示し、同図中、(a)はLEDの縦断面図、(b)は光源であるGaN系LED素子の側面図である。 第1の実施の形態に係る固体素子デバイスとして、GaN系LED素子以外のLED素子を用いた他のLEDを示し、同図中、(a)はLEDの縦断面図、(b)は光源であるAlInGaP系LED素子の側面図である。 第1の実施の形態のLEDを用いた発光装置を示す縦断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る固体素子デバイスとしてのLEDを示し、同図中、(a)はLEDの平面図、(b)はLEDの縦断面図、(c)はLEDの底面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る固体素子デバイスとしてのLEDの縦断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る固体素子デバイスとして、ラージサイズ(1mm角)のLED素子をマウントしたLEDの縦断面図である。
符号の説明
1…LED、2…LED素子、3A…ビアホール、3B…分割溝、3…Al基板、4…回路パターン、5…スタッドバンプ、6…ガラス封止部、6A…上面、6B…側面、6C…光学形状面、6D…平坦部、8…リードフレーム、9…透明樹脂、9A…光学形状面、16A…底面回路パターン、16C…底面回路パターン、17…放熱パターン、20…基板、21…バッファ層、22…n型層、23…発光する層を含む層、24…p型層、25…p電極、26…n電極、40…放熱用パターン、100…発光装置

Claims (21)

  1. 固体素子と、
    前記固体素子をマウントするとともに電力の受供給を行う電力受供給部と、
    前記電力受供給部と同等の熱膨張率を有し、前記固体素子を封止する、重量%で55wt%〜62wt%のPと、5wt%〜12wt%のAlと、20wt%〜40wt%のZnOとを含むP−Al−ZnO系低融点ガラスからなるガラス封止部とを有することを特徴とする固体素子デバイス。
  2. 前記低融点ガラスは、重量%でB:0〜5wt%、LiO:0〜3wt%、NaO:0〜3wt%、KO:0〜3wt%、MgO:0〜5wt%、CaO:0〜10wt%、SrO:0〜10wt%、BaO:0〜20wt%、Nb:0〜20wt%、TiO:0〜20wt%、Bi:0〜20wt%、Gd:0〜5wt%、WO:0〜5wt%、およびZrO:0〜5wt%とをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の固体素子デバイス。
  3. 固体素子と、
    前記固体素子をマウントするとともに電力の受供給を行う電力受供給部と、
    前記電力受供給部と同等の熱膨張率を有し、前記固体素子を封止する、重量%で19wt%〜30wt%のBと、0.5wt%〜15wt%のSiOと、1.5wt%〜8wt%のNaOと、44wt%〜60wt%のZnOと、9wt%〜19wt%のNbとを含むB−SiO−NaO−ZnO−Nb系低融点ガラスからなるガラス封止部とを有することを特徴とする固体素子デバイス。
  4. 前記低融点ガラスは、重量%でAl:0〜5wt%、LiO:0〜3wt%、KO:0〜4wt%、MgO:0〜5wt%、CaO:0〜5wt%、SrO:0〜5wt%、BaO:0〜5wt%、ZrO:0〜4wt%、TiO:0〜4wt%とをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の固体素子デバイス。
  5. 固体素子と、
    前記固体素子をマウントするとともに電力の受供給を行う電力受供給部と、
    前記電力受供給部と同等の熱膨張率を有し、前記固体素子を封止する、重量%で1wt%〜10wt%のSiOと、15wt%〜30wt%のBと、25wt%〜60wt%のZnOと、10wt%〜50wt%のBiとを含むB−SiO−ZnO−Bi系低融点ガラスからなるガラス封止部とを有することを特徴とする固体素子デバイス。
  6. 前記低融点ガラスは、重量%でLa:0〜20wt%、Gd:0〜20wt%、Y:0〜10wt%、ZrO:0〜5wt%、Nb:0〜20wt%、BaO:0〜20wt%、SrO:0〜20wt%、CaO:0〜20wt%、TiO:0〜20wt%、LiO:0〜3wt%、NaO:0〜3wt%、KO:0〜3wt%とをさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の固体素子デバイス。
  7. 固体素子と、
    前記固体素子をマウントするとともに電力の受供給を行う電力受供給部と、
    前記電力受供給部と同等の熱膨張率を有し、前記固体素子を封止する、重量%で20wt%〜50wt%のBと、30wt%〜70wt%のPbOとを含むB−SiO−PbO系低融点ガラスからなるガラス封止部とを有することを特徴とする固体素子デバイス。
  8. 前記低融点ガラスは、前記固体素子と同等の熱膨張率であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の固体素子デバイス。
  9. 固体素子と、
    前記固体素子をマウントするとともに電力の受供給を行う電力受供給部と、
    前記固体素子および前記電力受供給部と同等の熱膨張率を有する低融点ガラスで構成されて前記固体素子を封止するガラス封止部とを有することを特徴とする固体素子デバイス。
  10. 前記固体素子は、1mm以上のサイズを有することを特徴とする請求項8または9に記載の固体素子デバイス。
  11. 前記固体素子は、複数の固体素子を密実装した構成を有する請求項8から10のいずれか1項に記載の固体素子デバイス。
  12. 前記固体素子は、フリップ実装されることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の固体素子デバイス。
  13. 前記電力受供給部は、前記固体素子に対して電力の受供給を行う導電パターンを形成された無機材料基板からなり、
    前記ガラス封止部は、前記無機材料基板との熱膨張率が同等であることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の固体素子デバイス。
  14. 前記無機材料基板は、前記固体素子をマウントする側に設けられる第1の導電パターンと、その裏面側に設けられる第2の導電パターンと、およびその両側を電気的に接続する第3の導電パターンとを有することを特徴とする請求項13に記載の固体素子デバイス。
  15. 前記無機材料基板は、アルミナ基板であることを特徴とする請求項13又は14に記載の固体素子デバイス。
  16. 前記ガラス封止部は、表面に耐湿、耐酸、耐アルカリ性を付与するコーティング処理が施されていることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の固体素子デバイス。
  17. 前記固体素子は、光学素子であり、かつ、前記ガラス封止部は透光性材料であることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の固体素子デバイス。
  18. 前記光学素子は、発光素子であることを特徴とする請求項17記載の固体素子デバイス。
  19. 前記発光素子は、基板上にGaN系半導体層を積層して形成されたGaN系LED素子であることを特徴とする請求項17記載の固体素子デバイス。
  20. 前記光学素子は、受光素子であることを特徴とする請求項17記載の固体素子デバイス。
  21. 前記ガラス封止部は、表面を樹脂でオーバーモールドされていることを特徴とする請求項1から20のいずれか1項に記載の固体素子デバイス。
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