JP2006107662A - 光学集積装置、光ピックアップ装置、及び光情報記録再生装置 - Google Patents

光学集積装置、光ピックアップ装置、及び光情報記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 BD(青色光による高密度光情報記録媒体)、CD、DVD対応の3種の波長光情報記録媒体に対し、互換性をもって光情報の記録または/及び再生を行う光情報記録再生装置における構造の複雑化、大型化の問題の解決を図る。
【解決手段】 CD及びDVD対応の2波長受発光集積素子3Aと、BD対応の1波長受発光集積素子3Bとを1パッケージ化した光学集積装置3を構成し、また、これら2波長対応の対物レンズ4Aと、1波長対応の対物レンズ4Bとを一体化することによって、コンパクト化と構造の簡潔化をはかり、構造の複雑化、大型化の問題の解決を図るとともに、更に、BD対応の波長光と、これより長波長のCD対応の波長光とを照射することにより、BDに対する記録再生時のトラッキングエラーの検出をプッシュプル法によって行い、そのオフセット補正を容易に行うことができるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学集積装置、光ピックアップ装置、及び光情報記録再生装置、特に、互いに異なる第1の波長、第2の波長、及び第3の波長がそれぞれ用いられる3種の光情報記録媒体に対する記録または/及び再生を行うための光学集積装置、この光学集積装置によって構成される光ピックアップ装置及び光情報記録再生装置に関する。
昨今、青色レーザ光が用いられる高密度光情報記録媒体(以下BDという)例えばいわゆるBlu-ray Discを用いる光情報記録再生装置の普及が目覚しい。このBDに対する記録または/及び再生がなされる光情報記録再生装置にあっては、他のフォーマットによる光情報記録媒体、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)の各光ディスクに対しても、その記録または/及び再生を行うことのできる、すなわち3波長対応の光情報記録再生装置の実用化がなされて来ている。
この3波長対応の光情報記録再生装置においては、各波長対応の実質的に独立構成による光ピックアップを組み込んで構成するとか、あるいは例えばCD及びDVD対応の2波長ピックアップと、これとは実質的に独立構成とされたBlu-ray用のピックアップとを組み込んだ構成とされている。
また、これら3種のディスク対応の光情報記録再生装置として、3波長のうち、短い2波長に関して、1つの受発光素子を構成し、これと独立にこれら2波長に比し長波長の他の1つの波長に関する1つの受発光素子を設けた構成によるものなどの提案がなされている(例えば特許文献1参照)。
しかし、これらいずれのものも、少なくとも、個々に独立に構成された複数の受発光素子が用いられることから、その組み立てにおいて、他のレンズ系等の光学系との軸合わせ、位置合わせが煩雑で、各工程で高い精度を必要とし、組立て工数が大で量産性に劣り、また、重量が大、コスト高となるなど多くの問題を抱えている。
特開2004−103145号公報。
本発明は、上述したような、例えばBD、CD、DVD対応の3種の波長光情報記録媒体に対し、互換性をもって光情報の記録または/及び再生を行うことができ、組立てにおける各部との位置関係、軸合わせ等の簡易化、小型軽量化を図り、量産性の向上、価格の低廉化等を図ることができるようにした光学集積装置、光ピックアップ装置及び光情報記録再生装置を提供するものである。
本発明による光学集積装置は、2波長受発光集積素子と1波長受発光集積素子とを有し、上記2波長受発光集積素子は、第1の光情報記録媒体対応の第1の波長光の光源と第2の光情報記録媒体対応の上記第1の波長光に比し短波長の第2の波長光の光源とを有する2波長光源部と、上記第1及び第2の光情報記録媒体からの上記第1及び第2の波長光の戻り光を受光検出する2波長光受光部とを有して成り、上記1波長受発光集積素子は、上記第1及び第2の波長に比し短波長の、上記第3の光情報記録媒体対応の第3の波長光の光源による1波長光源部と、上記第3の光情報記録媒体からの上記第3の波長の戻り光を受光検出する1波長光受光部とを有して成り、上記2波長受発光集積素子と上記1波長受発光集積素子とが1パッケージ化されて成ることを特徴とする。
本発明による光ピックアップ装置は、対物レンズ構体と、光学集積装置とを有し、上記対物レンズ構体は、各第1の光情報記録媒体及び第2の光情報記録媒体対応の第1の波長及び第2の波長の2波長に対する2波長対応対物レンズと、第3の光情報記録媒体対応の上記第1及び第2の波長に比して短波長の第3の波長に対する1波長対応対物レンズとが所定の位置関係をもって機械的に結合一体化されて成り、上記光学集積装置は、2波長受発光集積素子と1波長受発光集積素子とを有し、上記2波長受発光集積素子は、第1の光情報記録媒体対応の第1の波長光の光源と第2の光情報記録媒体対応の上記第1の波長光に比し短波長の第2の波長光の光源とを有する2波長光源部と、上記第1及び第2の光情報記録媒体からの上記第1及び第2の波長光の戻り光を受光検出する2波長光受光部とを有して成り、上記1波長受発光集積素子は、上記第1及び第2の波長に比し短波長の、上記第3の光情報記録媒体対応の第3の波長光の光源による1波長光源部と、上記第3の光情報記録媒体からの上記第3の波長の戻り光を受光検出する1波長光受光部とを有して成り、上記2波長受発光集積素子と上記1波長受発光集積素子とが1パッケージ化されて成ることを特徴とする。
本発明による光情報記録再生装置は、第1の光情報記録媒体と第2の光情報記録媒体と第3の光情報記録媒体とが交換着脱されて回転駆動する回転駆動装置と、光ピックアップ装置とを有して成り、上記光ピックアップ装置は、対物レンズ構体と、光学集積装置とを有し、上記対物レンズ構体は、各第1の光情報記録媒体及び第2の光情報記録媒体対応の第1の波長及び第2の波長の2波長に対する2波長対応対物レンズと、第3の光情報記録媒体対応の上記第1及び第2の波長に比して短波長の第3の波長に対する1波長対応対物レンズとが所定の位置関係をもって機械的に結合一体化されて成り、上記光学集積装置は、2波長受発光集積素子と1波長受発光集積素子とを有し、 上記2波長受発光集積素子は、第1の光情報記録媒体対応の第1の波長光の光源と第2の光情報記録媒体対応の上記第1の波長光に比し短波長の第2の波長光の光源とを有する2波長光源部と、上記第1及び第2の光情報記録媒体からの上記第1及び第2の波長光の戻り光を受光検出する2波長光受光部とを有して成り、上記1波長受発光集積素子は、上記第1及び第2の波長に比し短波長の、上記第3の光情報記録媒体対応の第3の波長光の光源による1波長光源部と、上記第3の光情報記録媒体からの上記第3の波長の戻り光を受光検出する1波長光受光部とを有して成り、上記2波長受発光集積素子と上記1波長受発光集積素子とが1パッケージ化されて成り、上記各光情報記録媒体に対する記録または/及び再生を行うことを特徴とする。
また、本発明は、上述した光学集積装置、更に上述した光ピックアップ装置及び光情報記録再生装置における光学集積装置にあって、上記第1の光情報記録媒体がCD(Compact Disc)であり、上記第2の光情報記録媒体がDVD(Digital Versatile Disc)であり、上記第3の光情報記録媒体が青色レーザ光対応の光ディスク(BD)であることを特徴とする。
また、本発明は、同様に、上述した光学集積装置、更に上述した光ピックアップ装置及び光情報記録再生装置における光学集積装置にあって、上記2波長受発光集積素子と上記1波長受発光集積素子とが、共通の半導体基板に組み込まれて成ることを特徴とする。
また、本発明は、上述した光学集積装置、更に上述した光ピックアップ装置及び光情報記録再生装置における光学集積装置にあって、上記1波長光受光部が、サーボ信号取り出し用の受光素子と、該受光素子とは別に、高周波記録情報検出専用の受光素子とを有して成ることを特徴とする。
また、本発明は、上述した光学集積装置、更に上述した光ピックアップ装置及び光情報記録再生装置における光学集積装置にあって、上記第1、第2及び第3の光情報記録媒体が光ディスクであり、上記2波長受発光集積素子と上記1波長受発光集積素子とが、上記各ディスクのタンジェンシャル方向に配列されて成ることを特徴とする。
更に、また、本発明は、上述した光学集積装置、更に上述した光ピックアップ装置及び光情報記録再生装置における光学集積装置にあって、上記第1、第2及び第3の光情報記録媒体が光ディスクであり、上記2波長受発光集積素子と上記1波長受発光集積素子とが上記各ディスクのラジアル方向に配列されて成ることを特徴とする。
上述した本発明による光学集積装置は、2波長受発光集積素子と、1波長受発光集積素子とを有する2つの受発光集積素子構成によるものであるが、これら2波長受発光集積素子と、1波長受発光集積素子とが、1パッケージ化された構成とするものである。
このように、本発明による光学集積装置は、これら2つの受発光集積素子によって3つの波長光を得るものであるが、これら2つの受発光集積素子は、1パッケージ化されていることから相互に所定の位置関係に設定されているものであり、これらを光ピックアップ装置として、また、光情報記録再生装置として組み立てるに当たり、高い精度をもって、また、組立て部品の低減化、組立て工数の低減化を図ることができ、生産性の向上、歩留まりの向上、コストの低減化を図ることができる。
また、上述の構成において、1波長受発光集積素子すなわち短波長を扱う受発光集積素子において、そのサーボ信号取り出し用の受光素子とは別に、高周波記録情報信号(RF信号)検出専用の受光素子を単独に設けることにより、RF信号のS/Nの向上を図ることができる。
すなわち、従来のRF信号の検出においては、サーボ信号検出用の受光素子におけるサーボ信号を演算によって求めるための分割されたフォトダイオード部から得た信号を用いるものであり、これら信号の総和によってRF信号を得ている。この場合、各信号成分に含まれるノイズ例えばこれら信号の増幅に伴うノイズ成分を含むノイズの総和が、RF信号のノイズ成分となること、また、例えば青信号における短波長に対する受光素子のフォトダイオードの光電変換効率が低く、RF信号の信号成分が小さいことから、S/Nは低くなる。これに対し、上述したように、本発明構成において、RF信号取り出し専用の受光素子が設けられた構成とするときは、信号量を高めることができると共に、ノイズ成分の低減化を図ることができ、S/Nの向上を図ることができるものである。
また、本発明による光ピックアップ装置は、上述した本発明による光学集積装置が適用されると共に、この光学集積装置を構成する2つの受発光集積素子に対応して、それぞれ対物レンズを配置した構成としたことにより、対物レンズを3波長に関して共通とする場合における球面収差等の収差の増加、また共通の対物レンの軸上に各波長光の光路を軸合わせするための多くの光学素子の配置を回避できる。
そして、このように2つの対物レンズを用いるにもかかわらず、これらは、機械的に結合されていることから、その例えばフォーカシング、トラッキングのための微動調整にずれが発生することを回避でき、相互に、フォーカシング、トラッキングを正確に行うことができ、また、これら対物レンズの移動制御を行うアクチュエータを共通にすることができ、2つの対物レンズを設けた場合の装置の複雑化を回避できる。
また、本発明による光情報記録再生装置は、3種のディスクを交換装着する回転駆動装置を有し、上述した本発明構成による光ピックアップ装置、光学集積装置による構成とすることから、上述した効果を兼備する光情報記録再生装置を構成することができるものである。
また、本発明による光学集積装置、光ピックアップ装置、及び光情報記録再生装置によれば、短波長光が用いられる第3の光情報記録媒体、例えば青色レーザ光が用いられるBlu-rayディスク等のBDに対しては、そのトラッキングサーボを、演算回路が複雑なヘテロダイン法によることなく、プッシュプル法を適用し、この場合の、DCオフセットの補正を簡便に行うことができるものである。すなわち、プッシュプル法を適用する場合、ディスクに対する視野振り等のための対物レンズのシフト、ディスクのスキュー等によるDCオフセットがトラッキングエラー信号に生じることから、このDCオフセット成分の補正を必要とするものであり、通常は、このDCオフセットを補正する補正回路が設けられるものである。
これに対し、本発明構成においては、第3の光情報記録媒体のBDに対する記録または/および再生に際して、上述した1波長受発光集積素子から、第3の波長光を、第3の光情報記録媒体に対して照射すると同時に、2波長受発光集積素子から、長波長光の第1の波長光を、第3の光情報記録媒体に照射して、この2波長受発光集積素子において、この第1の波長の戻り光を検出する。この場合、第1の波長光は、長波長光であることによって、第3の光情報記録媒体からRF信号を読み出すことがなく、この第1の波長光による、オフセット成分の補正がなされていないプッシュプル信号は、オフセット成分だけのE信号とF信号を検出することができ、これらE信号とF信号のバランス制御、つまり、トラッキング制御を行うことによってに短波長の第3の波長の第3の光情報記録媒体に対するトラッキングエラー信号を得るプッシュプル信号のDCオフセット補正を行うことができるものである。
このように、本発明構成によれば、第3の光情報記録媒体についてのトラッキングエラー信号の検出は、例えば演算回路が複雑なヘテロダイン法によることなく、プッシュプル法を適用することができ、また、このプッシュプル法による場合において、DCオフセット補正回路を排除できることから、回路構成等の簡略化が図られるものである。
本発明による光学集積装置、光ピックアップ装置及び光情報記録再生装置の実施の形態を、図面を参照して、本発明による光情報記録再生装置の実施の形態例をもって説明する。しかしながら、本発明による光学集積装置、光ピックアップ装置、及び光情報記録再生装置は、例示する実施の形態に限定されるものではない。
[実施の形態1]
図1は、本発明による光情報記録再生装置10の一実施の形態の一例の構成図を示す。
この光情報記録再生装置10は、3種のフォーマットによる光情報記録媒体Mを、交換着脱することができ、これらを同一軸心上で回転駆動する光情報記録媒体Mの回転駆動部1と、本発明による光ピックアップ装置2とを少なくとも有して成る。
3種のフォーマットによる光情報記録媒体Mは、第1の光情報記録媒体の第1の波長(λ1)例えば約780nmの近赤外レーザ光を用いるCDと、第2の光情報記録媒体の第2の波長(λ2)例えば約650nmの赤色レーザ光を用いるDVDと、第3の光情報記録媒体の第1及び第2の波長に比して短波長の第3の波長(λ3)例えば約405nmの青色レーザ光を用いる光ディスクBDの例えばBlu-rayディスクによる。すなわち、各波長は、λ1>λ2>λ3の関係にある。
光ピックアップ装置2は、回転駆動部1に交換装着される光情報記録媒体Mの第1〜第3の光情報媒体に対する上述した第1〜第3の波長光を取り出し、かつ光情報記録媒体Mからの戻り光を受光する光学集積装置3と、対物レンズ構体4とを有する。
光学集積装置3は、第1及び第2の波長の2波長、例えば780nmの波長光及び650nmの波長光の2波長受発光集積素子3Aと、第3の波長光の例えば405nmの波長光の1波長受発光集積素子3Bとが共通のパッケージ5に収容されて1パッケージ化される。
そして、この形態例においては、対物レンズ構体4は、第1及び第2の波長光に対する2波長対応対物レンズ4Aと、第3の波長光に対する1波長対応対物レンズ4Bとの各基準位置における光軸11A及び11Bが、光情報記録媒体Mの面に直交し、かつこの光情報記録媒体Mのタンジェンシャル(TAN)方向に並置された構成とした場合である。
2波長対応対物レンズ4Aは、例えば輪帯構造や回折構造を有するレンズによってCD対応の例えば780nmの第1の波長光、及びDVD対応の例えば650nmの第2の波長光に対して収差の補償がなされたレンズによって構成することができる。
また、1波長対応対物レンズ4Bは、例えば液晶型収差補正素子6との組み合わせによって、Blu-rayディスク対応の例えば405nmの第3の波長光に対する収差補正がなされる。
これら対物レンズ4A及び4Bは、互いに上述した位置関係を保持して、共通にパッケージングされるなどによって機械的に結合一体化されて、例えばフォーカシング調整、トラッキング調整の軸心方向と光情報記録媒体Mのラジアル方向への移動が、2軸アクチュエータによって共通になされる構成とされる。
また、図示のピックアップ装置2においては、光学集積装置3と対物レンズ構体4との間に、各光軸11A及び11B上にそれぞれ1/4波長板7A及び7Bと、コリメートレンズ8A及び8Bとが配置された構成とされている。
光学集積装置3の2波長受発光集積素子3Aから出射される第2の波長光の光軸は、2波長対応対物レンズ4Aの上述した光軸11Aと一致させ、2波長受発光集積素子3Aから出射される第1の波長光の光軸は、光軸11Aにラジアル方向に関して近接しかつこれに平行する軸(以下光軸11Aの近接光軸という)上に一致させる。
また、1波長受発光集積素子3Bから出射される第3の波長光の光軸は、1波長対応対物レンズ4Bの上述した光軸11Bに一致させる。
図2は、光学集積装置3のパッケージ5を排除した状態の模式的平面図を示し、2波長受発光集積素子3Aは、上述した第1及び第2の波長光の各光源3SA1及び3SA2を有する2波長光源部3SAと、第1及び第2の波長光を受光検出する複数のフォトダイオードが配列されて成る2波長光受光部PDAと、プリズムPRSAとを有して成る。
1波長受発光集積素子3Bは、上述した第3の波長光の光源3SBと、第3の波長光を受光検出する複数のフォトダイオードが配列されて成る1波長光受光部PDBと、プリズムPRSBを有して成る。
この例では、2波長受発光集積素子3Aと1波長受発光集積素子3Bとが、対物レンズ4A及び4Bの配列方向、すなわち光軸11A及び11Bの配列方向に対応するタンジェンシャル方向に配列される。この場合、2波長受発光集積素子3Aと1波長受発光集積素子3Bとは、共通の半導体基板9例えばSi基板に構成することができる。
すなわち、2波長受発光集積素子3A及び1波長受発光集積素子3Bの各受光部PDA及びPDBを構成する各フォトダイオードと、これら両受発光集積素子3A及び3Bに付随する集積回路(図示せず)とを、共通の半導体基板9に形成する。
また、この半導体基板9上にそれぞれ光源部3SA及び3SBを構成する例えば半導体レーザチップLDA及びLDBを、必要に応じてサブマウント12A及び12Bを介してマウントされる。
更に、半導体基板9上に、上述した両受発光集積素子3A及び3Bを構成するプリズムPRSA及びPRSB、すなわちマイクロプリズムを、例えばその垂直立ち上げミラー面が光源部3SA及び3SBに45°の傾きをもって対向するようにして受光部PDA及びPDB上に接合配置する。
2波長受発光集積素子3Aは、図3に概略斜視図を示すように、半導体基板9上に2波長光受光部PDAが形成される。
この2波長光受光部PDAは、図4に示すように、それぞれ第1の波長光対応の4分割素子a1〜d1、i1〜l1に分割されたフォトダイオードPD11及びPD12が上述したタンジェンシャル方向に配列され、これらPD11及びPD12とそれぞれ並置して第2の波長光対応の8分割素子a2〜h2と、4分割素子i2〜l2に分割されたフォトダイオードPD21及びPD22とが形成されて成る。
そして、例えば2波長レーザ素子が一体に単一チップとして形成されたいわゆる2波長半導体レーザチップLDAから出射された第1の波長(780nm)光及び第2の波長(650nm)光の各レーザ光L1及びL2をプリズムPRSAの立ち上げミラー面によって反射立ち上げて光軸11A及びこれに近接する光軸に一致させて出射させ、1/4波長板7A、コリメートレンズ8A及び対物レンズ4Aを通じて光情報記録媒体Mに照射させる。
これら第1及び第2の波長光の光情報記録媒体Mからの戻り光は、対物レンズ4A、コリメートレンズ8A、1/4波長板7Aを通過して2波長受発光集積素子3Aに戻る。この戻り光は、1/4波長板7Aを往復したことによってその偏光が90°回転しプリズムPRSAの立ち上げミラー面を透過してプリズムPRSA内に導入される。
そして、図3で示すように、2波長光受光部PDAにおけるそれぞれ対応する各フォトダイオードに入射される。
すなわち、第1の波長光が、プリズムPRSAの相対向する面で反射されて順次フォトダイオードPD11及びPD12に導入される。
また、第2の波長光の戻り光についても、プリズムPRSAに導入され、その相対向する面で反射されて順次フォトダイオードPD21及びPD22に導入される。
そして、第1の波長のレーザ光がCD上において、オントラック状態にあるとき、図4に示すように、各受光素子としてのフォトダイオードPD11及びPD12の分割素子中央部に戻り光のスポットSP11及びSP12が位置し、第2の波長のレーザ光がDVD上においてオントラック状態にあるとき、フォトダイオードPD21及びPD22の分割素子中央部に戻り光のスポットSP21及びSP22が位置するようになされている。
1波長受発光集積素子3Bは、図5に概略斜視図を示すように、半導体基板9上に1波長光受光部PDBが形成される。
この2波長光受光部PDBは、図6に示すように、それぞれ4分割素子a1〜d1、i1〜l1に分割されたフォトダイオードPD31及びPD32と、これら間に、RF検出専用の分割を必要としない例えば単一構成のフォトダイオードPD33が形成されて成る。
そして、1波長光源部3SBの、例えば405nmの波長のレーザ光を発光する半導体レーザチップLDBから出射された第3の波長(405nm)のレーザ光L3は、プリズムPRSBの立ち上げミラー面によって反射立ち上げられて、光軸11Bに一致させて出射し、1/4波長板7B、コリメートレンズ8B、収差補正素子6及び対物レンズ4Bを通じて光情報記録媒体Mに照射させる。
この第3の波長光の光情報記録媒体Mからの戻り光は、対物レンズ4B、収差補正素子6、コリメートレンズ8B、1/4波長板7Bを通過して1波長受発光集積素子3Aに戻る。この戻り光は、1/4波長板7Bを往復したことによってその偏光が90°回転してプリズムPRSBの立ち上げミラー面を透過してプリズムPRSB内に導入される。そして、図5で示すように、1波長光受光部PDBにおけるそれぞれ対応する各フォトダイオードに入射される。
すなわち、第3の波長光が、プリズムPRSBの相対向する面で反射されて順次フォトダイオードPD31、PD33及びPD32に導入される。
そして、第3の波長のレーザ光がBD上において、オントラック状態にあるとき、図64に示すように、各受光素子としてのフォトダイオードPD31、PD33及びPD32の中央部に位置するようになされている。
この構成において、光学集積装置3からそれぞれ出射される短波長の第3の波長光の出射光軸と、次に短波長の第2の波長光の出射光軸とは、それぞれ上述したように、光軸11Aと11Bに一致させる。
すなわち、この場合、図2に示すように、第2の波長の光源部3SA2とこれに係わる戻り光の受光がなされる各フォトダイオードPD21、PD22、更に第3の波長の光源部3SBとこれに係わる戻り光の受光がなされるフォトダイオードPD31、PD33、PD32とが、上述した光軸11A及び11Bが並置するタンジェンシャル方向と一致するタンジェンシャル方向に配列される。図2において、Rc及びTcは、光軸11A及び11Bと交叉するラジアル方向に関するセンター及びタンジェンシャル方向に関するセンターを示すものである。
上述した構成において、光情報記録媒体MとしてCDが用いられるときは、1波長光源部3SBと、2波長光源部3SAの650nmのレーザ光源3SA2とをオフし、780nmの波長のレーザ光減3SA1を動作させ、記録もしくは再生がなされる。
そして、例えば再生においてその戻り光を、図4で示したフォトダイオードPD11及びPD12によって検出し、図7A,B及びCでその演算方法を示すように、記録情報の再生信号(RFsignal)を得、例えば差動スポットサイズ法によってフォーカスエラー信号(Focus Error)を得、例えばプッシュプル法によってトラッキングエラー(Tracking Error)信号を得る。図7において、a1〜d1、i1〜l1の記号は、図4のフォトダイオードPD11及びPD12の各分割素子a1〜d1、i1〜l1による検出出力を示すものである。
また、上述した構成において、光情報記録媒体MとしてDVDが用いられるときは、1波長光源部3SBと、2波長光源部3SAの780nmのレーザ光源3SA1とをオフし、650nmの波長のレーザ光減3SA2を動作させ、記録もしくは再生がなされる。
そして、例えば再生においては、その戻り光を、図4で示したフォトダイオードPD21及びPD22によって検出し、図8A,B及びCでその演算方法を示すように、記録情報の再生信号(RFsignal)を得、例えば作動スポットサイズ法によってフォーカスエラー信号(Focus Error)を得、例えばDPD(Differential Phase Detector)法によってトラッキングエラー(Tracking Error)信号を得る。図8において、a2〜d2、i2〜l2の記号は、図4のフォトダイオードPD21及びPD22の各分割素子a2〜d2、i2〜l2による検出出力を示すものである。
また、上述した構成において、光情報記録媒体MとしてBlu-rayディスクが用いられるときは、例えば1波長光源部3SBのみを動作させて、記録もしくは再生がなされる。
そして、その戻り光を、図6で示したフォトダイオードPD31、PD32、PD33によって検出し、RF信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号を取り出す。
そして、このBlu-rayディスクの再生においては、RF信号は、RF信号再生専用のPD33から、なんら演算することなくこのPD33による検出出力を、RF信号とすることができる。
そして、フォーカスエラー信号は、図7Bで示したと同様に例えば差動スポットサイズ法によって、フォトダイオードPD31及びPD32の各分割素子による演算によって得る。
そして、トラッキングエラー信号に関しては、DPD法によることもできるが、図7Cで示したプッシュプル法によることができる。しかしながら、このプッシュプル法によるときは、図1の紙面と直交する方向すなわちラジアル方向に視野振りがなされるものであり、これによる対物レンズのシフトによるプッシュプルのDCオフセット補正が必要となる。このオフセット補正は、前述したように、1波長光源部3SBによる405nmとともに、2波長受発光集積素子3Bの2波長光源部3SAの特にCD用の光源部3SA1を動作させて、Blu-rayディスク対応の波長405nmに比して充分波長が長い、CD対応の780nmの光照射を行って、プッシュプルのオフセット成分の検出を、例えば図4のPD11及びPD12において、例えばa1+b1+k1+l1によるE信号とc1+d1+i1+j1によるF信号のバランスによってトラッキング制御することによってDCオフセットを補正することができる。
[実施の形態2]
上述した実施の形態においては、2波長受発光集積素子3SAと1波長受光集積素子3SBとを共通の半導体基板9に組み込み形成した場合であるが、この実施の形態2における本発明による光情報記録再生装置10においては、図9にその構成図を示し、図10にその光学集積装置3のパッケージを取り除いた状態の概略平面図を示すように、2波長受発光集積素子3SAと1波長受光集積素子3SBとをそれぞれ独立した半導体基板9A及び9Bによって構成し、これらを所定の位置関係にパッケージ化した構成とした場合である。
この場合の図9及び図10において、図1及び図2と対応する部分には、同一符号を付して重複説明を省略する。
[実施の形態3]
上述した実施の形態1及び2においては、第1及び第2の波長光の光路、すなわち2波長対応対物レンズ4Aと、1波長対応対物レンズ4Bの各基準位置での光軸11A及び11Bの配列と、2波長受発光集積素子3A及び1波長受発光集積素子3Bの配列とを、光情報記録媒体Mのディスクのタンジェンシャル方向とした場合であるが、この実施の形態3においては、図11にその構成図を示し、図12にその本発明による光学集積装置3におけるパッケージを排除した状態の平面図を示すように、これらをラジアル方向に並置した構成とした場合である。
図11及び図12において、図1及び図2と対応する部分には、同一符号を付して重複説明を省略する。
上述した各実施の形態におけるように、本発明構成によれば、3種のCD,DVD、Blu-rayディスクに対して記録または/および再生を可能にする3波長対応の光学集積装置、光ピックアップ装置、及び光情報記録再生装置において、CD及びDVDに対する2波長受発光集積素子3AとBlu-rayディスクに対する1波長受発光集積素子3Bとによる光学集積装置3を構成したことにより、その2波長受発光集積素子3Aは、従来の市販されているCD及びDVDの両者に対しての記録再生装置で、充分に研究、開発が充分なされている技術を適用することができることから、実際の製造において有利となるものである。
そして、このことは、実施の形態2及び3におけるように、2波長受発光集積素子3Aと1波長受発光集積素子3Bとが、それぞれの半導体基板9A及び9Bに形成される構成とするときは、より有利となる。
また、本発明においては、2波長発光集積素子3Aと、1波長受発光集積素子3Bとによって光学集積装置3を構成するものであるが、これらが1パッケージ化されて一体化された構成によることから、光ピックアップ装置、及び光情報記録再生装置を組立て製造するにあたり、構造の簡潔化、組立て工数の低減化、精度の向上を図ることができ、ひいてはコストの低減化、信頼性の向上が図られる。
特に、実施の形態1におけるように、共通の半導体基板9に、3波長受発光集積素子3Aと1波長受発光集積素子3Bとを形成するときは、各受光部のフォトダイオード、そのほかの回路を同時に形成することができることから、より構造の簡潔化、組立て工数の低減化、精度の向上を図ることができ、ひいてはコストの低減化、信頼性の向上が図られる。
また、本発明構成によれば、例えばBlu-rayディスクに対する記録または/および再生を行う場合において、同時にCD対応の波長光を用いることによって、プッシュプル法におけるオフセット補正を簡便に行うことができるという利点を有する。
更に、2波長対応の対物レンズ4Aと、1波長対応の対物レンズ4Bとを、一体化した対物レンズ構体4として構成することによって、冒頭に述べた、複数の独立した受発光素子によって構成する場合に比し、組立てにおける各部との位置関係、軸合わせ等の簡易化、小型軽量化を図り、量産性の向上、価格の低廉化等を図ることができる
そして、上述したように、BD対応の1波長受発光集積部3Bにおいて、RF専用のフォトダイオードPD33を設けた構成とすることによって、フォトダイオードが短波長光に対して光電変換効率が低いこと、分割フォトダイオードの複数の分割素子による検出信号の総和としてRF信号を得る場合の、ノイズの増大を回避でき、BDに関してもRF情報信号検出のS/Nの向上が図られる。
尚、本発明による光学集積装置、光ピックアップ装置、及び光情報記録再生装置は上述した実施の形態例に限られるものではないことはいうもでもなく、例えばBlu-rayディスクによるフォーマットによる短波長ディスクを対象とするものにかぎらす、他の青色光対応のBDと、CD,DVD等に対する光学集積装置、光ピックアップ装置、及び光情報記録再生装置とすることもできる。
また、各2波長受発光集積素子3A及び1波長受発光集積素子3BにおいてマイクロプリズムPRSA及びPRSBを用いた場合であるが、例えばホログラムを用いた集積光学系構成、ラミネート光学部品を用いた集積光学素子構成とすることもできるなど、本発明構成にあって種々の構成とすることができる。
本発明による光情報記録再生装置の一例の構成図である。 本発明による光学集積装置の一例の、パッケージを排除した状態の平面図である。 本発明による光学集積装置の2波長受発光集積素子の一例の模式的斜視図である。 本発明による光学集積装置の2波長受発光集積素子の一例の2波長光受光部の一例のパターン図である。 本発明による光学集積装置の1波長受発光集積素子の一例の模式的斜視図である。 本発明による光学集積装置の1波長受発光集積素子の一例の1波長光受光部の一例のパターン図である。 A,B及びCは、それぞれ本発明による光情報記録再生装置の一動作状態での一例の高周波記録情報信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号の導出演算方法を示す図である。 A,B及びCは、それぞれ本発明による光情報記録再生装置の他の動作状態での一例の高周波記録情報信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号の導出演算方法を示す図である。 本発明による光情報記録再生装置の他の例の構成図である。 本発明による光学集積装置の他の例の、パッケージを排除した状態の平面図である。 本発明による光情報記録再生装置の更に他の例の構成図である。 本発明による光学集積装置の更に他の例の、パッケージを排除した状態の平面図である。
符号の説明
1……光情報記録媒体の回転駆動部、2……光ピックアップ装置、3……光学集積装置、3A……2波長受発光集積素子,3B……1波長受発光集積素子、3SA……2波長光源部、3SB……1波長光源部、4……対物レンズ構体、4A……2波長対応対物レンズ、4B……1波長対応対物レンズ、5……パッケージ、6……収差補正素子、7A,7B……1/4波長板、8A,8B……コリメートレンズ、9,9A,9B……半導体基板、10……光情報記録媒体、12A,11B……サブマウント、11A……2波長光光路の基準軸、11B……1波長光光路軸、PRSA,PRSB……プリズム、LDA……2波長半導体レーザチップ、LDB……1波長半導体レーザチップ、PDA……2波長光受光部、PDB……1波長光受光部

Claims (18)

  1. 2波長受発光集積素子と1波長受発光集積素子とを有し、
    上記2波長受発光集積素子は、第1の光情報記録媒体対応の第1の波長光の光源と第2の光情報記録媒体対応の上記第1の波長光に比し短波長の第2の波長光の光源とを有する2波長光源部と、上記第1及び第2の光情報記録媒体からの上記第1及び第2の波長光の戻り光を受光検出する2波長光受光部とを有して成り、
    上記1波長受発光集積素子は、上記第1及び第2の波長に比し短波長の、上記第3の光情報記録媒体対応の第3の波長光の光源による1波長光源部と、上記第3の光情報記録媒体からの上記第3の波長の戻り光を受光検出する1波長光受光部とを有して成り、
    上記2波長受発光集積素子と上記1波長受発光集積素子とが1パッケージ化されて成ることを特徴とする光学集積装置。
  2. 上記第1の光情報記録媒体がCD(Compact Disc)であり、
    上記第2の光情報記録媒体がDVD(Digital Versatile Disc)であり、
    上記第3の光情報記録媒体が青色レーザ光対応の光ディスクであることを特徴とする請求項1に記載の光学集積装置。
  3. 上記2波長受発光集積素子と上記1波長受発光集積素子とが、共通の半導体基板に組み込まれて成ることを特徴とする請求項1または2に記載の光学集積装置。
  4. 上記1波長光受光部が、サーボ信号取り出し用の受光素子と、該受光素子とは別に、高周波記録情報検出専用の受光素子とを有して成ることを特徴とする請求項1または2に記載の光学集積装置。
  5. 上記第1、第2及び第3の光情報記録媒体が光ディスクであり、
    上記2波長受発光集積素子と上記1波長受発光集積素子とが、上記各ディスクのタンジェンシャル方向に配列されて成ることを特徴とする請求項1または3に記載の光学集積装置。
  6. 上記第1、第2及び第3の光情報記録媒体が光ディスクであり、
    上記2波長受発光集積素子と上記1波長受発光集積素子とが上記各ディスクのラジアル方向に配列されて成ることを特徴とする請求項1に記載の光学集積装置。
  7. 対物レンズ構体と、光学集積装置とを有し、
    上記対物レンズ構体は、各第1の光情報記録媒体及び第2の光情報記録媒体対応の第1の波長及び第2の波長の2波長に対する2波長対応対物レンズと、第3の光情報記録媒体対応の上記第1及び第2の波長に比して短波長の第3の波長に対する1波長対応対物レンズとが所定の位置関係をもって機械的に結合一体化されて成り、
    上記光学集積装置は、2波長受発光集積素子と1波長受発光集積素子とを有し、
    上記2波長受発光集積素子は、第1の光情報記録媒体対応の第1の波長光の光源と第2の光情報記録媒体対応の上記第1の波長光に比し短波長の第2の波長光の光源とを有する2波長光源部と、上記第1及び第2の光情報記録媒体からの上記第1及び第2の波長光の戻り光を受光検出する2波長光受光部とを有して成り、
    上記1波長受発光集積素子は、上記第1及び第2の波長に比し短波長の、上記第3の光情報記録媒体対応の第3の波長光の光源による1波長光源部と、上記第3の光情報記録媒体からの上記第3の波長の戻り光を受光検出する1波長光受光部とを有して成り、
    上記2波長受発光集積素子と上記1波長受発光集積素子とが1パッケージ化されて成ることを特徴とする光ピックアップ装置。
  8. 上記第1の光情報記録媒体がCD(Compact Disc)であり、
    上記第2の光情報記録媒体がDVD(Digital Versatile Disc)であり、
    上記第3の光情報記録媒体が青色レーザ光対応の光ディスクであることを特徴とする請求項7に記載の光ピックアップ装置。
  9. 上記2波長受発光集積素子と上記1波長受発光集積素子とが、共通の半導体基板に組み込まれて成ることを特徴とする請求項7または8に記載の光ピックアップ装置。
  10. 上記1波長光受光部が、サーボ信号取り出し用の受光素子と、該受光素子とは別に、高周波記録情報検出専用の受光素子とを有して成ることを特徴とする請求項7または8に記載の光ピックアップ装置。
  11. 上記第1、第2及び第3の光情報記録媒体が光ディスクであり、
    上記2波長受発光集積素子と上記1波長受発光集積素子とが、上記各ディスクのタンジェンシャル方向に配列されて成ることを特徴とする請求項7または9に記載の光ピックアップ装置。
  12. 上記第1、第2及び第3の光情報記録媒体が光ディスクであり、
    上記2波長受発光集積素子と上記1波長受発光集積素子とが上記各ディスクのラジアル方向に配列されて成ることを特徴とする請求項7に記載の光ピックアップ装置。
  13. 第1の光情報記録媒体と第2の光情報記録媒体と第3の光情報記録媒体とが交換着脱されて回転駆動する回転駆動装置と、光ピックアップ装置とを有して成り、
    上記光ピックアップ装置は、対物レンズ構体と、光学集積装置とを有し、
    上記対物レンズ構体は、各第1の光情報記録媒体及び第2の光情報記録媒体対応の第1の波長及び第2の波長に対する2波長対応対物レンズと、第3の光情報記録媒体対応の上記第1及び第2の波長に比して短波長の第3の波長に対する1波長対応対物レンズとが所定の位置関係をもって機械的に結合一体化されて成り、
    上記光学集積装置は、2波長受発光集積素子と1波長受発光集積素子とを有し、
    上記2波長受発光集積素子は、第1の光情報記録媒体対応の第1の波長光の光源と第2の光情報記録媒体対応の上記第1の波長光に比し短波長の第2の波長光の光源とを有する2波長光源部と、上記第1及び第2の光情報記録媒体からの上記第1及び第2の波長光の戻り光を受光検出する2波長光受光部とを有して成り、
    上記1波長受発光集積素子は、上記第1及び第2の波長に比し短波長の、上記第3の光情報記録媒体対応の第3の波長光の光源による1波長光源部と、上記第3の光情報記録媒体からの上記第3の波長の戻り光を受光検出する1波長光受光部とを有して成り、
    上記2波長受発光集積素子と上記1波長受発光集積素子とが1パッケージ化されて成り、
    上記各光情報記録媒体に対する記録または/及び再生を行うことを特徴とする光情報記録再生装置。
  14. 上記第1の光情報記録媒体がCD(Compact Disc)であり、
    上記第2の光情報記録媒体がDVD(Digital Versatile Disc)であり、
    上記第3の光情報記録媒体が青色レーザ光対応の光ディスクであることを特徴とする請求項13に記載の光情報記録再生装置。
  15. 上記2波長受発光集積素子と上記1波長受発光集積素子とが、共通の半導体基板に組み込まれて成ることを特徴とする請求項13に記載の光情報記録再生装置。
  16. 上記1波長光受光部が、サーボ信号取り出し用の受光素子と、該受光素子とは別に、高周波記録情報検出専用の受光素子とを有して成ることを特徴とする請求項13または14に記載の光情報記録再生装置。
  17. 上記第1、第2及び第3の光情報記録媒体が光ディスクであり、
    上記2波長受発光集積素子と上記1波長受発光集積素子とが、上記各ディスクのタンジェンシャル方向に配列されて成ることを特徴とする請求項13または15に記載の光情報記録再生装置。
  18. 上記第1、第2及び第3の光情報記録媒体が光ディスクであり、
    上記2波長受発光集積素子と上記1波長受発光集積素子とが上記各ディスクのラジアル方向に配列されて成ることを特徴とする請求項13に記載の光情報記録再生装置。
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