JP2009080916A - 光ピックアップヘッドおよび光学記録再生装置 - Google Patents

光ピックアップヘッドおよび光学記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数種類の光ディスクの再生が可能であり、小型化および低コスト化が図れ、3ビーム法を実施可能な光ピックアップヘッドを提供する。
【解決手段】光ピックアップヘッド1が、第1〜第3の光ビームを照射する2つの半導体レーザ3,4と、光信号を電気信号に変換する受光素子16と、対物レンズユニット13とを有している。対物レンズユニット13は、第1の対物レンズ(CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ)13aと、第1の対物レンズ13aと異なる開口数を有する第2の対物レンズ(ブルーレイディスク用の対物レンズ)13bとを含み、第1の対物レンズ13aおよび第2の対物レンズ13bを記録媒体2の接線方向または半径方向に移動させることにより、第1の対物レンズ13aと第2の対物レンズ13bを選択的に、記録媒体2の光ビームを照射すべき位置に対向させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光記録媒体への記録や再生に用いられる光ピックアップヘッドと、それを有する光学記録再生装置に関する。
現在、光記録媒体(光ディスク)として、CD(Compact Disc)およびDVD(Digital Versatile Disc)に加えて、いわゆる次世代DVD、例えばHD−DVD(High Definition DVD)やブルーレイディスク(Blu-ray Disc[登録商標])が普及しつつある。それぞれの光ディスクは、光学的な記録および再生のために用いられる光ビームの波長や記録を行う層の深さが異なっており、これらの光ディスクの記録や再生に用いられる光ピックアップヘッドの対物レンズの開口数もそれぞれ異なっている場合がある。従来、それぞれの光ディスクを再生するためには別々の光ピックアップヘッドが用いられており、それらの光ピックアップヘッドには互換性がなかった。
そこで、近年では、単一の光ピックアップヘッドを用いて異なる種類の光ディスクの記録や再生を行えるようにした光学記録再生装置が開発されている。このような光学記録再生装置は、単一の光ピックアップヘッドによって各光ディスク用の光ビームを照射できるようになっている。このような光ピックアップヘッドの場合、記録媒体に至る往路および/または記録媒体から受光素子に至る復路において、複数系統の光路が設けられている。その結果、光ピックアップヘッドの大型化および重量化と、高コスト化を招いている。また、光ディスクの接線方向中心(タンジェンシャル中心)からずれた位置にある対物レンズを含む光路を用いる場合には、トラッキングサーボのために安価で一般的ないわゆる3ビーム法を使用できないという欠点がある。
これに対し、特許文献1では、対物レンズに加えて液晶素子を同一光軸上に配置した構成が開示されている。この構成では、液晶素子を調整することによって開口数を変え、異なる光ディスク、特に記録を行う層の深さが異なる光ディスクに対応することができる。
特開2007−26540号公報
特許文献1のように、通常の対物レンズに加えて液晶素子等の収差補正用の光学部材を備えた構成では、高価な光学部材を追加するために高コスト化する。また、液晶素子がハウジングに固定されている場合には、対物レンズシフト特性に対して弱いという不具合が発生する。すなわち、光ディスクの偏心等のため、対物レンズがラジアル方向(半径方向)にシフトすると液晶素子と対物レンズの中心がずれてしまい、液晶素子の収差補正が最適ではなくなって、シフト時の特性が劣化してしまう。一方、液晶素子がアクチュエータに固定されている場合には、アクチュエータが重くなるために感度(印加電圧に対する駆動量)が低くなってしまい、さらに、アクチュエータに給電するための回路をレンズホルダー部に実装する必要が生じ、機構が大掛かりになってしまうといった問題が生じる。
次に、2つの対物レンズを異なる位置で使用する場合について、図4を参照して説明する。この場合、一方のレンズが他方のレンズに対して、光ディスクの半径方向または接線方向に位置ずれする。対物レンズが接線方向に位置ずれしていない理想状態では、3ビームa,b,cの角度は、トラック方向(接線方向)に対して所定の角度(通常は1度程度)になるように調整される(この状態を符号I1で示す)。この場合、これらのレンズを含む光学系が半径方向外側に移動したとしても、3ビームa,b,cの位置はトラック方向(接線方向)には移動しないので問題は生じない(この状態を符号O1で示す)。ところが、対物レンズが接線方向に(例えば距離Dだけ)位置ずれしている場合には、3ビームa’,b’,c’の位置は、理想状態I1に比べてトラック方向にある角度(例えば角度A)だけずれてしまう(この状態を符号I2で示す)。そして、3ビーム法を実施する際にはその角度Aに合わせて調整されることになる。この時、これらのレンズを含む光学系が半径方向外側に動いた場合には、光ディスクの外周位置では接線方向の角度がずれてしまい、例えば角度Aとは異なる角度Bだけずれる(この状態を符号O2で示す)。すなわち、この光ディスクの外周部の位置では、接線方向の最適角度は角度Bである。しかし、この光学系は、前記したとおり角度Aに合わせて既に調整されているので、外周位置では3ビーム法の最適な角度(角度B)とは異なる状態になり、最適なトラッキングエラー信号が得られない。
前記したとおり、対物レンズが光ディスクの接線方向中心から外れていると(通常は50μm程度以上外れていると)3ビーム法を実施することができない。
すなわち、2つの対物レンズを有し、両レンズが接線方向に位置ずれを生じている場合、一方のレンズの位置は他方のレンズから少なくとも数mm程度離れてしまい、中心から接線方向に外れた対物レンズを含む系には3ビーム法を適用できない。
また、図5(c)に示すように2つの対物レンズOLが半径方向にずらして配置されていると、3ビーム法は適用できるが、1つの対物レンズOLのみを有する構成(図5(a))や、2つの対物レンズOLが接線方向にずらして配置されている構成(図5(b))に比べて対物レンズホルダーLHの横幅が大きくなり、光ヘッドおよび記録再生装置の小型化に不向きであるという問題がある。
そこで本発明の目的は、複数種類の光ディスクの再生が可能であり、小型化および低コスト化が図れ、3ビーム法を実施可能な光ピックアップヘッドおよび光学記録再生装置を提供することにある。
本発明の光ピックアップヘッドは、
光ビームを照射する半導体レーザと、
光信号を電気信号に変換する受光素子と、
第1の対物レンズと、該第1の対物レンズと異なる開口数を有する第2の対物レンズとを含み、前記第1の対物レンズと前記第2の対物レンズが選択的に、記録媒体の前記光ビームを照射すべき位置に対向するように、前記第1の対物レンズおよび前記第2の対物レンズを前記記録媒体の接線方向または半径方向に移動させることが可能な対物レンズユニットと、
を有する。
この構成によると、異なる記録媒体に対して適切な開口数と波長に対応した対物レンズの位置を切り替えることにより、往路と復路の共有化が図れ、光路の簡略化が図れる。
さらに、半導体レーザと対物レンズユニットの間に位置するコリメータレンズと、コリメータレンズを光軸方向に移動させる駆動装置とを有していてもよい。
少なくとも2種類の光ビームを照射する1つまたは複数の半導体レーザを有し、第1の対物レンズはHD−DVD用の対物レンズであり、第2の対物レンズはブルーレイディスク用の対物レンズであってもよい。その場合、同じ青色レーザを用いて記録および再生を行うHD−DVDとブルーレイディスクに対して、それぞれ異なる開口数を持った対物レンズを切り替えることにより、シンプルな光路により、記録再生用光ヘッドを作製することができる。
対物レンズユニットは、第1の対物レンズと第2の対物レンズが各々の光軸が平行になるように並べて搭載された支持部材を含み、支持部材が第1の対物レンズおよび第2の対物レンズの光軸に交差する面内で回転することによって、または、第1の対物レンズおよび第2の対物レンズの光軸に交差する面内で平行移動することによって、第1の対物レンズおよび第2の対物レンズを移動させることが可能であってもよい。
本発明の光学記録再生装置は、前記したいずれかの構成の光ピックアップヘッドと、記録媒体を保持して回転させる媒体保持機構とを有する。
本発明によると、互いに開口数の異なる2つの対物レンズを選択的に、記録媒体の光ビームを照射すべき位置に対向するように配置することができるため、記録媒体の種類に応じて適切な対物レンズを選択して所望の集光状態を達成することかできる。
2つの対物レンズは、それぞれ使用される時には同一の位置に配置されるため、記録媒体へ向かう往路の光路は1系統でよい。また、記録媒体から受光素子へ向かう復路の光路も1系統でよい。従って、光ピックアップヘッドの小型化が可能である。そして、異なる記録媒体に対して光学部品を共通に用いることができるため、光学部品の数を少なく抑えられ、低コスト化および軽量化が図れるとともに、さらにその位置角度ずれにより特性に影響を与える素子数を減少させることができるので、信頼性を高めることができる。
また、複数の対物レンズをディスクに対して異なる位置に設けることはないので、対物レンズの位置ずれの影響を受けることがない。従って、例えばトラッキングエラー検出法として汎用的な3ビーム法を使用することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る光ピックアップヘッド1の光学系の構成を示す概略図である。この光ピックアップヘッド1は、物理的トラックピッチが異なる4種類の光記録媒体2のそれぞれにデジタル情報の記録または再生を行うことができる。
本実施形態で用いられる4種類の光記録媒体のうち、第1の光記録媒体は、DVD−ROM、DVD±R、DVD±RW、DVD−RAM、およびこれらと同等の構造と記憶容量を備えた光記録媒体である。第2の光記録媒体は、CD−ROM、CD−R、CD−RW、およびこれらと同等の構造と記憶容量を備えた光記録媒体である。第3の光記録媒体は、いわゆる次世代DVDの1つであるHD−DVD−ROM、HD−DVD−R、HD−DVD−RW、HD−DVD−RAM、およびこれらと同等の構造と記憶容量を備えた光記録媒体である。第4の光記録媒体は、他の次世代DVDであるブルーレイディスクのBD−ROM、BD−R、BD−RE、およびこれらと同等の構造と記憶容量を備えた光記録媒体である。
光ピックアップヘッド1は、図1に示すように、光ビームを出射する光源として2つの半導体レーザ3,4を有している。半導体レーザ3は、DVDに記録・再生するための波長650nmの赤色レーザビーム(第1の光ビーム)を発光する第1の発光領域と、CDに記録・再生するための波長780nmの赤外レーザビーム(第2の光ビーム)を発光する第2の発光領域とが、所定の間隔を置いて形成され、1つのパッケージ内に収容されている。一方、半導体レーザ4は、次世代DVD(HD−DVDおよびブルーレイディスク)に記録・再生するための波長405nmの青色レーザビーム(第3の光ビーム)を発光する。
半導体レーザ3と半導体レーザ4とは、半導体レーザ3から出射された第1または第2の光ビームの光軸と、半導体レーザ4から出射された第3の光ビームの光軸とが互いに直交するように配置されている。
半導体レーザ3の光出射部に対向する位置に、回折格子5が配置されている。この回折格子5の片面には、図示しないが、半導体レーザ3から出射された第1および第2の光ビームをそれぞれ3本の光ビーム(0次の主ビームと±1次の副ビーム)に分割するために最適化された回折格子パターンが形成されている。すなわち、回折格子5は、光記録媒体2の表面(情報記録面)において、主ビームの集光位置を中心としてトラック方向に所定距離だけ隔てて対称な位置に±1次の副ビームがそれぞれ集光されるように、半導体レーザ3から出射された第1および第2の光ビームを分割する。
また、半導体レーザ4の光出射部に対向する位置にも、回折格子6が配置されている。この回折格子6の片面には、図示しないが、半導体レーザ4から出射された、第3の光ビームを3本の光ビーム(0次の主ビームと±1次の副ビーム)に分割するために最適化された回折格子パターンが形成されている。すなわち、回折格子6は、光記録媒体2の表面(情報記録面)において、主ビームの集光位置を中心としてトラック方向に所定距離だけ隔てて対称な位置に±1次の副ビームがそれぞれ集光されるように、半導体レーザ4から出射された第3の光ビームを分割する。
回折格子5の下流側かつ回折格子6の下流側の位置、すなわち、半導体レーザ3から出射されて回折格子5を透過した第1または第2の光ビームと、半導体レーザ4から出射されて回折格子6を透過した第3の光ビームが互いに直角に交わる位置に、ダイクロイックプリズム7が配置されている。ダイクロイックプリズム7は、略立方体形状であり、第1および第2の光ビームをほぼ全透過し、第3の光ビームをほぼ全反射する。
ダイクロイックプリズム7の回折格子5と対向する面と反対側には、偏光ビームスプリッタ8が配置されている。偏光ビームスプリッタ8は、ダイクロイックプリズム7からの光ビーム(往路光ビーム)の90%程度を反射して、後述する立ち上げミラー11に入射させるとともに、残りの10%程度を透過させて、後述するフロントモニタ用光検出器14に入射させる。また、偏光ビームスプリッタ8は、立ち上げミラー11からの戻り光(復路光ビーム)を透過させて、後述するアナモフィックレンズ15に入射させる。
偏光ビームスプリッタ8のアナモフィックレンズ15と対向する面と反対側には、立ち上げミラー11が配置されている。立ち上げミラー11は、偏光ビームスプリッタ8からの光ビームを反射して光路を折り曲げて光記録媒体2へ向かう方向に立ち上げ、後述するコリメータレンズ9に入射させ、逆にコリメータレンズ9からの光ビームを反射して光路を折り曲げて偏光ビームスプリッタ8に入射させる。
立ち上げミラー11による反射光の光路上に、コリメータレンズ9、4分の1波長板12、対物レンズユニット13が順番に配置されている。なお、実際には、コリメータレンズ9、4分の1波長板12、対物レンズユニット13は、図1の紙面に垂直な方向に重なるように配置されている。コリメータレンズ9は、立ち上げミラー11からの光ビームを平行光線束に変換する。コリメータレンズ9の駆動装置9aは、球面収差量を調整するために、モータにより光軸方向にコリメータレンズ9を駆動するものである。
4分の1波長板12は、立ち上げミラー11からの主ビームおよび±1次の副ビーム(以下、これらを総称して「往路光ビーム」という。)を直線偏光から円偏光に変換するとともに、対物レンズユニット13からの光ビームを円偏光から、往路光ビームの偏光方位と直交する方向の直線偏光に変換する。
対物レンズユニット13は、4分の1波長板12からの平行光線束を光記録媒体2の情報記録面に集光するとともに、光記録媒体2からの反射光を平行光線束に変換するための複数のレンズ13a,13bを有している。この対物レンズユニット13の詳細については後述する。
また、ダイクロイックプリズム7から偏光ビームスプリッタ8に向かう直線の先には、フロントモニタ用光検出器14が配置されている。フロントモニタ用光検出器14は、半導体レーザ3,4から出射された第1〜第3の光ビームの光強度を計測する。このフロントモニタ用光検出器14の出力に基づいて半導体レーザ3,4の出力が調整される。
偏光ビームスプリッタ8から見て立ち上げミラー11の反対側、すなわち立ち上げミラー11から偏光ビームスプリッタ8へ向かう直線の先には、アナモフィックレンズ15と受光素子16が順番に配置されている。アナモフィックレンズ15は、偏光ビームスプリッタ8からの光ビームに、焦点ずれ誤差検出のための非点収差を与え、受光素子16上に結像させる。受光素子16は、受光した各光ビームを、分割された各受光領域(図示せず)においてそれぞれ独立して光電変換して電気信号を出力する。
ここで、本発明の主な特徴である対物レンズユニット13について説明する。本実施形態の対物レンズユニット13は、CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ(第1の対物レンズ)13aと、ブルーレイディスク用の対物レンズ(第2の対物レンズ)13bとが、レンズホルダーアッシー(支持部材)21に搭載された構成である。CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aと、ブルーレイディスク用の対物レンズ13bとは、各々の光軸が平行になるように横に並べて配置されている。レンズホルダーアッシー21は、シャフト22に沿って上下方向(フォーカス方向)に可動であるとともに、CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aとブルーレイディスク用の対物レンズ13bの光軸に垂直な面内でシャフト22を中心として回転可能である。本実施形態によると、記録媒体2としてCD、DVD、またはHD−DVDを再生する場合には、CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aが、記録媒体2の光ビームを照射すべき位置に対向する位置になるように、対物レンズユニット13をセットする。そして、記録媒体2としてブルーレイディスクを再生する場合には、ブルーレイディスク用の対物レンズ13bが、記録媒体2の光ビームを照射すべき位置に対向する位置になるように、対物レンズユニット13をセットする。すなわち、CD、DVD、またはHD−DVDの再生とブルーレイディスクの再生とを切り替える際には、レンズホルダーアッシー21を、両対物レンズ13a,13bの光軸に直交する(または交差する)面内で、シャフト22を中心として回転させることによって、CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aとブルーレイディスク用の対物レンズ13bとを移動させる。
具体的には、記録媒体2としてCDを再生する場合には、前記したように、CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aが記録媒体2に対向する位置になるようにレンズホルダーアッシー21の姿勢をセットする。そして、半導体レーザ3の第2の発光領域から波長780nmの第2の光ビーム(赤外レーザビーム)を出射する。この第2の光ビームは、回折格子5によって3本の光ビーム(0次の主ビームと±1次の副ビーム)に分割され、それらの3本の光ビーム(往路光ビーム)が、ダイクロイックプリズム7を透過して偏光ビームスプリッタ8に入射する。偏光ビームスプリッタ8に入射した往路光ビームは、その90%程度が反射されて立ち上げミラー11に入射し、立ち上げミラー11によってさらに反射されて、コリメータレンズ9に入射して平行光線束に変換される。こうして、平行光線にされた往路光ビームは、4分の1波長板12によって円偏光に変換された上で、対物レンズユニット13のCD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aにより、記録媒体(CD)2の所定の位置に集光させられる。このとき、CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aは、記録媒体(CD)2の表面から約1.2mmの深さの位置に往路光ビームを集光させる。このときのレンズの開口数NAは0.45である。
このようにして照射された往路光ビームの、記録媒体(CD)2による反射光(以下「復路光ビーム」という)は、CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aを透過し、4分の1波長板12によって直線偏光に変換され、コリメータレンズ9および立ち上げミラー11を介して偏光ビームスプリッタ8に入射する。さらにこの復路光ビームは、偏光ビームスプリッタ8を透過して、アナモフィックレンズ15によって、受光素子16上に結像する。受光素子16は、受光した各光ビームを、分割された各受光領域(図示せず)においてそれぞれ独立して光電変換して電気信号を出力する。図示しない処理回路によってこれらの電気信号が処理されて、記録媒体(CD)2に記録された情報が読み取られる。
次に、記録媒体2としてDVDを再生する場合には、対物レンズユニット13はCDの再生時と同じ状態のままで、半導体レーザ3の第1の発光領域から波長650nmの第1の光ビーム(赤色レーザビーム)を出射する。そして、CDの再生時と同様に、回折格子5、ダイクロイックプリズム7、偏光ビームスプリッタ8、立ち上げミラー11、コリメータレンズ9、および4分の1波長板12を介し、さらに対物レンズユニット13のCD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aにより、記録媒体(DVD)2の所定の位置に集光させられる。このとき、CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aは、記録媒体(DVD)2の表面から約0.6mmの深さの位置に往路光ビームを集光させる。このときのレンズの開口数NAは0.6である。そして、記録媒体(DVD)2による反射光(復路光ビーム)は、CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aを透過し、4分の1波長板12、コリメータレンズ9、立ち上げミラー11、偏光ビームスプリッタ8、アナモフィックレンズ15、受光素子16上に結像する。そして、受光素子16および図示しない処理回路によって、記録媒体(DVD)2に記録された情報が読み取られる。DVDの再生は、前記したCDの再生と、半導体レーザ3から出射される光ビームが異なるだけで、それ以外の経緯は全く同じであるので、これ以上の説明は省略する。
次に、記録媒体2としてHD−DVDを再生する場合について説明する。この場合、対物レンズユニット13はCDやDVDの再生時と同じ状態のままであり、CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aが記録媒体2に対向する位置にセットされている。そして、半導体レーザ4から波長405nmの第3の光ビーム(青色レーザビーム)を出射する。この第3の光ビームは、回折格子6によって3本の光ビーム(0次の主ビームと±1次の副ビーム)に分割され、それらの3本の光ビーム(往路光ビーム)が、ダイクロイックプリズム7によって反射されて偏光ビームスプリッタ8に入射する。その後は、CDおよびDVDの再生時と同様に、偏光ビームスプリッタ8、立ち上げミラー11、コリメータレンズ9、および4分の1波長板12を介し、さらに対物レンズユニット13のCD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aにより、記録媒体(HD−DVD)2の所定の位置に集光させられる。このとき、CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aは、記録媒体(HD−DVD)2の表面から約0.6mmの深さの位置に往路光ビームを集光させ、レンズの開口数NAは0.65である。そして、記録媒体(HD−DVD)2による反射光(復路光ビーム)は、CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aを透過し、4分の1波長板12、コリメータレンズ9、立ち上げミラー11、偏光ビームスプリッタ8、アナモフィックレンズ15、受光素子16上に結像する。そして、受光素子16および図示しない処理回路によって、記録媒体(HD−DVD)2に記録された情報が読み取られる。HD−DVDの再生は、前記したCDおよびDVDの再生と、半導体レーザ4から第3の光ビームを出射してダイクロイックプリズム7によってそれを反射する点のみが異なり、それ以外の経緯は全く同じであるので、これ以上の説明は省略する。
次に、記録媒体2としてブルーレイディスクを再生する場合について説明する。この場合、対物レンズユニット13はCDやDVDの再生時の状態から、レンズホルダーアッシー21を、シャフト22を中心として回転して、ブルーレイディスク用の対物レンズ13bが記録媒体2に対向するようにセットする。そして、HD−DVDの再生時と同様に、半導体レーザ4から波長405nmの第3の光ビーム(青色レーザビーム)を出射し、回折格子6によって3本の光ビームに分割し、ダイクロイックプリズム7によって反射させて偏光ビームスプリッタ8に入射させる。その後、偏光ビームスプリッタ8、立ち上げミラー11、コリメータレンズ9、および4分の1波長板12を介し、さらに対物レンズユニット13のブルーレイディスク用の対物レンズ13bにより、記録媒体(ブルーレイディスク)2の所定の位置に集光させられる。このとき、ブルーレイディスク用の対物レンズ13bは、記録媒体(ブルーレイディスク)2の表面から約0.1mmの深さの位置に往路光ビームを集光させ、レンズの開口数NAは0.85である。そして、記録媒体(ブルーレイディスク)2による反射光(復路光ビーム)は、ブルーレイディスク用の対物レンズ13bを透過し、4分の1波長板12、コリメータレンズ9、立ち上げミラー11、偏光ビームスプリッタ8、アナモフィックレンズ15、受光素子16上に結像する。そして、受光素子16および図示しない処理回路によって、記録媒体(ブルーレイディスク)2に記録された情報が読み取られる。ブルーレイディスクの再生は、前記したHD−DVDの再生と、対物レンズユニット13のレンズホルダーアッシー21の姿勢、すなわちブルーレイディスク用の対物レンズ13bが記録媒体2に対向する点のみが異なり、それ以外の経緯は全く同じであるので、これ以上の説明は省略する。
なお、各記録媒体の再生において、往路光ビームのうちの10%程度が偏光ビームスプリッタ8を透過してフロントモニタ用光検出器14に入射する。このフロントモニタ用光検出器14は各光ビームの光強度を計測し、その計測結果に基づいて半導体レーザ3,4の出力が調整される。
以上説明したように、本実施形態によると、CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aとブルーレイディスク用の対物レンズ13bとをレンズホルダーアッシー21に取り付け、このレンズホルダーアッシー21を、シャフト22を中心として回転可能な構成にした。これによると、レンズホルダーアッシー21を回転させるだけで、CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aとブルーレイディスク用の対物レンズ13bのいずれかを選択的に、記録媒体2の光ビームを照射すべき位置に対向する位置(同一の位置)に配置することができる。従って、ディスクの表面から記録層までの距離(厚み)や、使用される対物レンズの開口数が異なっている形式の記録媒体に対して、適切な光ビームの集光を行うことができる。しかも、記録媒体の変更時の対物レンズ切り換えの作業が容易であるとともに、2つの対物レンズ13aと13bを記録媒体に対向する同一の位置に選択的に配置するため、大きな誤差が生じず、3ビーム法によるトラッキングサーボ方式が、どのディスクを使用する場合でも適用できる。また、ダイクロイックプリズム7から記録媒体2に至るまでの間の往路の光路が1系統のみであり、さらに、記録媒体2から受光素子16に至る復路の光路も1系統であるため、部品点数を少なく抑えることができ、光ピックアップヘッドの小型化および軽量化に寄与するとともに、部品点数の削減のため、誤差の発生する要因が少なく信頼性が高くなる。
本発明の光ピックアップヘッドと、CDと、DVDと、ブルーレイディスクおよび/またはHD−DVDが再生可能な従来の3種類の光ピックアップヘッドについて、各部材の数を対比して表1に示す。なお、従来例1〜3は、本出願人以外の複数の製造業者による市販品または過去の展示会に出品された製品であり、従来例1はブルーレイディスクとHD−DVDを再生可能な製品であり、従来例2はブルーレイディスクを再生可能でHD−DVDを再生不可の製品、従来例3はブルーレイディスクの記録再生が可能で、HD−DVDを再生不可の製品である。本発明の第2の実施形態および第3の実施形態の構成については後述する。
Figure 2009080916
この表1を見ると、本発明の各実施形態では、ブルーレイディスクとHD−DVDの再生が可能であるにもかかわらず、各部品の数が少ない。特に、第1および第2の実施形態のように受光素子が1つしかない構成は、従来は存在しないものであった。
なお、CDと、DVDおよびHD−DVDは、ディスク表面から記録層までの距離(厚み)と、再生時に使用される対物レンズの開口数とが異なっている。しかし、対物レンズの回折構造等によって開口数NA、波面収差を補正して、1枚の対物レンズ(CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13a)でCDとDVDおよびHD−DVDに対応することができる。このように回折構造等を利用して、1枚の対物レンズでCDとDVDおよびHD−DVDとに対応できることは公知であるので説明を省略する。これに対し、本実施形態では、CDと、DVDおよびHD−DVDに加えて、HD−DVDと同じく青色レーザビームが用いられ、ディスク表面から記録層までの距離(厚み)と再生時に使用される対物レンズの開口数とがさらに異なっているブルーレイディスクにも対応できる。HD−DVDとブルーレイディスクでは同じ青色レーザを用いるため、公知の回折構造を応用して同じ対物レンズでディスク表面から記録層までの距離(厚み)と開口数に対応することは容易ではない。そこで本実施形態では、ブルーレイディスク用の対物レンズ13bを、CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aとは別に用意して、対物レンズ自体の構造を従来よりも複雑にすることは防ぎつつ、回転可能なレンズホルダーアッシー21を用いることにより、CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aとブルーレイディスク用の対物レンズ13bのいずれかを選択的に、記録媒体に対向する所定の位置(同一位置)に容易に配置できるようにした。これにより、各形式の記録媒体に関して、それぞれに適した対物レンズで、最適な位置にて、良好に記録や再生が行える。
次に本発明の第2の実施形態について、図2を参照して説明する。
本実施形態の本実施形態の対物レンズユニット13も、第1の実施形態と同様に、CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aと、ブルーレイディスク用の対物レンズ13bとが、各々の光軸が平行になるようにレンズホルダーアッシー(支持部材)20に並べて搭載された構成である。そして、このレンズホルダーアッシー20が、CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aとブルーレイディスク用の対物レンズ13bの光軸に垂直な面内で水平方向に直線的に平行移動可能である。本実施形態によると、記録媒体2としてCD、DVD、またはHD−DVDを再生する場合には、対物レンズユニット13を、CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aが記録媒体2に対向する位置になるようにセットする。そして、記録媒体2としてブルーレイディスクを再生する場合には、対物レンズユニット13を、ブルーレイディスク用の対物レンズ13bが記録媒体2に対向する位置になるようにセットする。すなわち、CD、DVD、またはHD−DVDの再生とブルーレイディスクを再生とを切り替える際には、レンズホルダーアッシー20を、水平方向に平行移動させることによって、CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ13aとブルーレイディスク用の対物レンズ13bとを移動させる。このレンズホルダーアッシー20の移動方向は、記録媒体2の半径方向(ラジアル方向)であっても接線方向(タンジェンシャル方向)であってもよい。なお、対物レンズユニット13以外の構成や、記録・再生方法は、前記した第1の実施形態と同様であるので説明は省略する。
次に本発明の第3の実施形態について、図3を参照して説明する。
本実施形態では、本実施形態では、ブルーレイディスク用かつHD−DVD用の青色レーザとDVD用レーザとCD用レーザの3つの波長のレーザ光の発光領域が所定の間隔を置いて形成され、1つのパッケージ内に収容されている光源(半導体レーザ)10を用いている。従って、光源10から対物レンズユニット13までの往路中にダイクロイックプリズム7を設ける必要がない。ただし、対物レンズユニット13から受光素子16a,16bまでの復路において、アナモフィックレンズ15の下流側にダイクロイックプリズム17が配置されている。本実施形態では2つの受光素子16a,16bを有し、受光素子16aがブルーレイディスクおよびHD−DVDからの信号を、受光素子16bがDVDからの信号とCDからの信号をそれぞれ受光するため、ダイクロイックプリズム17が各ディスクからの情報を含んだ光を分離する。この場合、1つの受光素子にて3つの波長の信号を受光するのはスペース的に容易でないため、本実施形態では青色レーザとDVD/CD用レーザの2つに分離して受光している。なお、その他の構成や記録・再生方法は、前記した第1の実施形態と同様であるので説明は省略する。本実施形態では、受光素子が2つになっているが、その他の光学素子は3つの波長のレーザに対して共通に用いられるため、表1に示すように、主な光学部品は従来例に比べて少なく、小型化および低コスト化が可能である。
なお、図示しないが、本発明の光学記録再生装置は、少なくとも、前記した構成(例えば第1〜3の実施形態)の光ピックアップヘッドと、記録媒体2を保持し回転させる媒体保持機構とを含むものである。この光学記録再生装置は、小型化および低コスト化が可能で、多種の光ディスクに対する互換性を有し、光学的な記録と再生が精度良く行える。
本発明の第1の実施形態の光ピックアップヘッドの構成を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態の光ピックアップヘッドの構成を示す模式図である。 本発明の第3の実施形態の光ピックアップヘッドの構成を示す模式図である。 対物レンズの位置ずれと3ビーム法における調整とに関する説明図である。 (a)は1個の対物レンズを有する対物レンズホルダーを示す模式図、(b)は2個の対物レンズが接線方向にずらして配置された対物レンズホルダーを示す模式図、(c)は2個の対物レンズが半径方向にずらして配置された対物レンズホルダーを示す模式図である。
符号の説明
1 光ピックアップヘッド
2 記録媒体
3,4,10 半導体レーザ
5,6 回折格子
7,17 ダイクロイックプリズム
8 偏光ビームスプリッタ
9 コリメータレンズ
9a 駆動装置
11 立ち上げミラー
12 4分の1波長板
13 対物レンズユニット
13a CD、DVD、およびHD−DVD用の対物レンズ(第1の対物レンズ)
13b ブルーレイディスク用の対物レンズ(第2の対物レンズ)
14 フロントモニタ用光検出器
15 アナモフィックレンズ
16,16a,16b 受光素子
20,21 レンズホルダーアッシー(支持部材)
22 シャフト
OL 対物レンズ
LH 対物レンズホルダー

Claims (6)

  1. 光ビームを照射する半導体レーザと、
    光信号を電気信号に変換する受光素子と、
    第1の対物レンズと、該第1の対物レンズと異なる開口数を有する第2の対物レンズとを含み、前記第1の対物レンズと前記第2の対物レンズが選択的に、円盤状の記録媒体の前記光ビームを照射すべき位置に対向するように、前記第1の対物レンズおよび前記第2の対物レンズを前記記録媒体の接線方向または半径方向に移動させることが可能な対物レンズユニットと、
    を有する光ピックアップヘッド。
  2. 前記半導体レーザと前記対物レンズユニットの間に位置するコリメータレンズと、前記コリメータレンズを光軸方向に移動させる駆動装置とを有する、請求項1に記載の光ピックアップヘッド。
  3. 少なくとも2種類の光ビームを照射する1つまたは複数の前記半導体レーザを有し、
    前記第1の対物レンズはHD−DVD(High Definition Digital Versatile Disc)用の対物レンズであり、前記第2の対物レンズはブルーレイディスク用の対物レンズである、請求項1または2に記載の光ピックアップヘッド。
  4. 前記対物レンズユニットは、前記第1の対物レンズと前記第2の対物レンズが各々の光軸が平行になるように並べて搭載された支持部材を含み、該支持部材が前記第1の対物レンズおよび前記第2の対物レンズの前記光軸に交差する面内で回転することによって前記第1の対物レンズおよび前記第2の対物レンズを移動させることが可能である、請求項1から3のいずれか1項に記載の光ピックアップヘッド。
  5. 前記対物レンズユニットは、前記第1の対物レンズと前記第2の対物レンズが各々の光軸が平行になるように並べて搭載された支持部材を含み、該支持部材が前記第1の対物レンズおよび前記第2の対物レンズの光軸に交差する面内で平行移動することによって前記第1の対物レンズおよび前記第2の対物レンズを移動させることが可能である、請求項1から3のいずれか1項に記載の光ピックアップヘッド。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の光ピックアップヘッドと、前記記録媒体を保持して回転させる媒体保持機構とを有する光学記録再生装置。
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