JP2006106691A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】画像を表示させる際の光変調素子に対する正確な階調制御を可能としつつ、画像の表示むらを低減し得るプロジェクタを提供する。
【解決手段】光源部2と、光源部2からの光を画像データに基づいて変調する液晶ライトバルブ33r,33g,33bと、液晶ライトバルブ33r,33g,33bに入射する光の光量を調整する調光機構32と、液晶ライトバルブ33r,33g,33bおよび調光機構32を制御する制御部とを備え、制御部は、液晶ライトバルブ33r,33g,33bに入射させる光の光量を画像データの輝度分布パターンに応じて調整させる調光制御を調光機構32に対して実行すると共に、光量の調整に基づく画像データの表示むらを補正させる補正制御を液晶ライトバルブ33r,33g,33bに対して実行する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光源部からの光を変調する光変調素子と、光源部から光変調素子に入射する光の光量を調整する調光部とを備えたプロジェクタに関するものである。
光変調素子としてLCD(Liquid Crystal Display)を用いたプロジェクタが従来から知られている。この場合、LCDでは、内部の液晶分子に印加される電圧を制御することによって液晶分子が変位し、この変位量に応じてLCDの階調が変化して、その投射光がスクリーンに投射されて画像が表示される。例えば、暗色系の画像を表示させるときには、低電圧領域で印加電圧の制御が行われる。しかしながら、一般的に、低電圧領域において液晶分子の変位量を正確に制御するのが困難なため、例えば暗色領域を含む高ダイナミックレンジで画像を表示させる際にLCDの階調制御を正確に行うことが困難であるという問題点がこの種のプロジェクタには存在する。この問題点を解決可能な技術として、特開2001−100699号公報に開示された投射型表示装置が知られている。この投射型表示装置は、光源と液晶表示パネル等の光変調器との間に配設された絞り等の照明光量変調手段を備え、この照明光量変調手段を制御することによって表示される画像の輝度に応じて液晶表示パネルに入射させる光の光量を調整可能に構成されている。このため、例えば、暗色系の画像を表示させる際には、液晶表示パネルに入射させる光の光量を減少させることで、高ダイナミックレンジで画像を表示するのが可能となっている。
特開2001−100699号公報(第8頁、第10図)
ところが、従来の投射型表示装置には、以下の問題点がある。すなわち、この投射型表示装置では、例えば絞りで構成された照明光量変調手段で液晶表示パネルに入射させる光の光量を調整している。しかしながら、この方法で光量を調整したときには、液晶表示パネルに入射する光の光量が不均一となることに起因して、表示された画像に輝度むら(シェーディング)や色むら(以下、両者を合わせて「表示むら」ともいう)が発生するという問題点が存在する。
ここで、従来の投射型表示装置において、上記照明光量変調手段に代えて光源輝度を直接調節する光源駆動回路を設けることも考えられるが、光源輝度を直接調節した場合、光源の動作が安定しなくなる場合があり、通常光源輝度の調節範囲は狭くなってしまうので、暗色系の画像を表示させるときに輝度制御が不安定になり、明るさが変化してしまう場合が生じえる。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、画像が表示される際の光変調素子に対する正確な階調制御を可能としつつ、画像の表示むらを低減し得るプロジェクタを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係るプロジェクタは、光源部と、当該光源部からの光を画像データに基づいて変調する光変調素子と、前記光源部から前記光変調素子に入射する光の光量を調整する調光部と、前記光変調素子および前記調光部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記光量を前記画像データの輝度分布パターンに応じて調整させる調光制御を前記調光部に対して実行すると共に、前記光量の調整に基づく前記画像データの表示むらを補正させる補正制御を前記光変調素子に対して実行する。
このプロジェクタによれば、調光部に対して調光制御を実行することにより、適正な階調領域での階調制御が可能となるため、光変調素子に対する階調制御を正確に行うことができる。また、光変調素子に対して補正制御を実行することにより、光変調素子に入射する光の光量にむらが生じたとしても、そのむらを相殺させることができるため、画像の表示むらを確実に低減することができる。
また、本発明に係るプロジェクタは、上記のプロジェクタにおいて、複数の前記画像データの前記輝度分布パターンにそれぞれ対応付けられた前記光量の調光量、および当該各調光量にそれぞれ対応付けられた前記補正制御用の補正内容を記憶する記憶部を備え、前記制御部は、表示されるべき前記画像データの前記輝度分布パターンに対応付けられた前記調光量を前記記憶部から読み出して前記調光制御を実行すると共に、当該調光量に対応付けられた前記補正内容を前記記憶部から読み出して前記補正制御を実行する。
このプロジェクタによれば、表示される画像データの輝度分布パターンに対応付けられた調光量および補正内容を記憶部から読み出して調光制御および補正制御を実行することにより、調光制御および補正制御を高速に実行することができる。
また、本発明に係るプロジェクタは、上記のプロジェクタにおいて、前記光源部および前記光変調素子の間に配設された一対のレンズアレイを備え、前記調光部は、遮光板と当該遮光板を移動させる移動部とを備えて構成され、前記制御部は、前記一対のレンズアレイの間に前記移動部によって前記遮光板を移動させて当該レンズアレイからの光を遮光することによって前記調光制御を実行する。
このプロジェクタによれば、一対のレンズアレイの間に遮光板を移動させて光を遮光することで光量を調整することにより、簡易な構成でありながら光量の調整を確実に行うことができる。
また、本発明に係るプロジェクタは、上記のプロジェクタにおいて、前記レンズアレイは複数の光学素子を備えて構成され、前記制御部は、前記各光学素子の単位で前記遮光板を移動させる。特に、複数の光学素子が所定の配列ピッチで周期的に配置される場合、前記制御部は、前記配列ピッチ単位で前記遮光板を移動させる。
このプロジェクタによれば、レンズアレイにおける光学素子の配列ピッチ単位で遮光板を移動させることにより、光量の調整によって生じる光の入射光量のむらの程度を遮光板の移動量に応じて予め特定することができる。このため、遮光板の各移動量に対応付けられてパターン化された補正内容で補正制御を実行するだけで画像の表示むらを確実に補正することができる。更には、補正テーブルの記憶容量を最小化できる。
また、本発明に係るプロジェクタは、上記のプロジェクタにおいて、前記制御部は、前記各光学素子の配列ピッチの1/n(nは2以上の整数)の長さ単位で前記遮光板を移動させる。
このプロジェクタによれば、光学素子の配列ピッチの1/nの長さ単位で遮光板を移動させることにより、表示させるべき画像の輝度分布パターンに応じて一層きめ細やかな調光制御を行うことができる。
また、本発明に係るプロジェクタは、上記のプロジェクタにおいて、前記光源部および前記光変調素子の間に配設された一対のレンズアレイを備え、前記調光部は、前記一対のレンズアレイの間に配設された液晶素子を備えて構成され、前記制御部は、前記液晶素子を制御して光透過率を変更させることによって前記調光制御を実行する。
このプロジェクタによれば、一対のレンズアレイの間に配設された液晶素子を制御して光透過率を変更することによって光量を調整させることにより、光を部分的には遮光しないため、光変調素子に比較的均一に光を入射させることができる結果、表示むらを十分に抑制することができる。
また、本発明に係るプロジェクタは、上記のプロジェクタにおいて、前記制御部は、前記光変調素子に対する前記補正制御の実行時に前記液晶素子による前記光量の調整に基づく前記画像の表示むらを補正させる補正制御を当該液晶素子に対して実行する。
このプロジェクタによれば、光変調素子に対する補正制御の実行時に液晶素子に対して補正制御を実行することにより、例えば、製造時のラビングむらによって液晶素子に透過率のむら等が生じていたとしても、この透過率のむらを相殺するように階調を補正する補正制御を液晶素子に対して実行すると共に、この補正制御だけでは光変調素子へ入射する光の光量を均一に制御しきれないときに、光変調素子に対して補正制御を実行することで表示むらをほぼ完全に補正することができる。
また、本発明に係るプロジェクタは、上記のプロジェクタにおいて、画像データの輝度分布パターンが、画像の輝度分布のダイナミックレンジと平均輝度とによって規定される。これにより、画像データの特徴に応じた高いダイナミックレンジの表示を実現することができる。
また、本発明に係るプロジェクタは、上記のプロジェクタにおいて、光量の調整に基づく画像データの表示むらが、遮光板の空間的配置に起因して生じる光変調素子の空間的に非一様な照明に対応する。この場合、遮光板のの形状や配置の自由度が高まり、調光の調節範囲も比較的大きくとることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るプロジェクタの最良の形態について説明する。図1に示すプロジェクタ1は、本発明に係るプロジェクタの一例であって、光源部2、光学系3、制御部4およびメモリ5を備えて構成されている。光源部2は、一例として、メタルハライドランプや高圧水銀ランプ等の高輝度ランプを備え、制御部4の制御下で点灯して、赤色光Lr、緑色光Lgおよび青色光Lbを含む光Lw(以下、これらの各光を区別しないときには「光L」ともいう)を射出する。
光学系3は、図2に示すように、一対のレンズアレイ31a,31b、重畳レンズ42、調光機構32、液晶ライトバルブ33r,33g,33b(以下、区別しないときには「液晶ライトバルブ33」ともいう)、ダイクロイックミラー34r,34b、反射ミラー35a〜35d、リレーレンズ36,36、プリズム37および投射レンズ38を備えている。レンズアレイ31aは、光源ランプからの光束を複数の部分光に分割する光束分割光学素子としての機能を有し、照明光軸と直交する面内に所定のピッチ(配列ピッチ)Pでマトリクス状に配列される複数の光学素子41,41・・を備えて構成され(図3参照)、レンズアレイ31bは、レンズアレイ31aにより分割された複数の部分光束の発散角を調節する光学素子であり、レンズアレイ31aと同様に照明光軸と直交する面内にマトリクス状に配列される複数の光学素子41,41・・を備えて構成されている。重畳レンズ42は、コンデンサレンズともいい、一対のレンズアレイ31a、31bを経た複数の部分光束を集光して液晶ライトバルブ33の画像形成領域上に重畳させる。調光機構32は、本発明における調光部の一例であって、同図に示すように、遮光板51,51および移動部52,52を備えている。この場合、調光機構32は、制御部4の制御に従って移動部52が両レンズアレイ31a,31bの間において光学素子41,41・・のピッチP単位で遮光板51を互いに近接する方向に移動させて光Lを遮光することにより、各液晶ライトバルブ33に入射させる光Lの光量の調整(以下、「調光」ともいう)を行う。
液晶ライトバルブ33r,33g,33bは、本発明における光変調素子に相当し、制御部4の制御に従い、画像データDgに基づいて、赤色光Lr、緑色光Lgおよび青色光Lbをそれぞれ変調する。ダイクロイックミラー34r,34b、反射ミラー35a〜35dおよびリレーレンズ36,36は、図2に示すように、光Lの光路内に配設されて各液晶ライトバルブ33に光Lを入射させる。この場合、ダイクロイックミラー34rは、赤色光Lrを透過させ、緑色光Lgおよび青色光Lbを反射させる。また、ダイクロイックミラー34bは、青色光Lbを透過させ、緑色光Lgを反射させる。また、反射ミラー35a〜35dは、光Lを反射(全反射)させる。したがって、液晶ライトバルブ33rには光Lwのうちの赤色光Lrだけが入射し、液晶ライトバルブ33gには光Lwのうちの緑色光Lgだけが入射し、液晶ライトバルブ33bには光Lwのうちの青色光Lbだけが入射する。プリズム37は、各液晶ライトバルブ33r,33g,33bによって変調された赤色光Lr、緑色光Lgおよび青色光Lbを合成する。投射レンズ38は、プリズム37で合成された光(投射光Lp)を拡大して図1に示すようにスクリーン10に投射する。
制御部4は、光源部2の点灯および消灯を制御する。また、制御部4は、外部装置からの画像データDgに基づいて光学系3の各液晶ライトバルブ33を制御することによって光源部2からの光Lを変調させる。さらに、制御部4は、調光機構32に対して後述する調光制御を実行することにより、液晶ライトバルブ33に入射する光Lの光量が、表示させるべき画像の輝度分布パターンに応じた光量となるように調光させる。また、制御部4は、各液晶ライトバルブ33に対して後述する補正制御を実行することにより、光量の調整(調光)に基づく画像の表示むらを補正させる。メモリ(本発明における記憶部)5は、画像の輝度分布パターンと、その各輝度分布パターンで画像を正確に表示するために必要とされる光Lの調光量と、その調光量で調光制御を実行した際に生じる画像の表示むらを補正するための補正パターン(本発明における補正内容)とをそれぞれ対応付けたデータテーブルを記憶する。この場合、このデータテーブルは、例えば、代表的な輝度分布パターンとして、図4に示すように、輝度分布のダイナミックレンジ(以下、「DR」ともいう)を「広(広い)」、「中(中程度)」および「狭(狭い)」の3つに分類し、平均輝度(以下、「APL」ともいう)を「高(高い)」、「中(中程度)」および「低(低い)」の3つに分類して、これらの組み合わせによって規定されるA1〜A9の9種類の輝度分布パターンにそれぞれ対応付けられた調光量および補正パターンを含んで構成されている。
次に、輝度分布パターン、調光量および補正パターンの関係について図面を参照して説明する。液晶ライトバルブ33は、その特性上、暗色系の画像を表示する際の正確な階調制御が比較的困難である。このため、図5(A)に示す画像G1のように、例えば、APLが低くかつDRが狭い(図5(B)のヒストグラム参照)画像G1、つまりその輝度分布パターンが図4に示す輝度分布パターンA9に分類される画像G1を本来表示すべき輝度で正確に表示させるためには、調光量(光Lの遮光量)を大きく規定して、液晶ライトバルブ33に入射させる光Lの光量を低くする必要がある。このため、図11に示すように、輝度分布パターンA9には、調光量「大」を示すデータが対応付けられている。この場合、制御部4が調光量「大」を示すデータに基づいて調光制御を実行した際には、例えば、図6に示すように、レンズアレイ31aにおける光学素子41のピッチPの3倍相当分だけ調光機構32の遮光板51,51がレンズアレイ31a,31bの間の光路内にそれぞれ移動させられて光Lが遮光される。これにより、調光量「大」の調光が行われる。この結果、図11に示すように、低域およびやや高域を除く階調領域の範囲内で液晶ライトバルブ33に対する階調制御を行うことで光Lの正確な変調制御が可能となり、本来表示すべき輝度で画像G1を正確に表示することが可能となる。
また、図7(A)に示す画像G2のように、例えば、APLおよびDRが共に中程度の(図7(B)のヒストグラム参照)画像G2、つまりその輝度分布パターンが図4に示す輝度分布パターンA5に分類される画像G2を表示させる際には、画像G2内の暗色領域が少ないため、調光量を中程度に規定して、液晶ライトバルブ33に入射させる光Lの光量を中程度とする。このため、図11に示すように、輝度分布パターンA5には、調光量「中」を示すデータが対応付けられている。この場合、制御部4が調光量「中」を示すデータに基づいて調光制御を実行した際には、例えば、図8に示すように、レンズアレイ31aにおける光学素子41のピッチPの2倍相当分だけ調光機構32の遮光板51,51がレンズアレイ31a,31bの間の光路内にそれぞれ移動させられて光Lが遮光される。これにより、調光量「中」の調光が行われる。この結果、図11に示すように、低域および高域を除く階調領域の範囲内で液晶ライトバルブ33に対する階調制御を行うことで光Lの比較的正確な変調制御が可能となり、本来表示すべき輝度で画像G2を正確に表示することが可能となる。
また、図9(A)に示す画像G3のように、例えば、APLが高くかつDRが広い(図9(B)のヒストグラム参照)画像G3、つまりその輝度分布パターンが図4に示す輝度分布パターンA1に分類される画像G3(以下、上記した画像G1,G2と区別しないときには「画像G」ともいう)を表示させる際には、液晶ライトバルブ33に入射させる光Lの光量が低く過ぎると画像G3内の明色領域の表示が困難となるため、調光量を小さく規定するのが好ましい。このため、図11に示すように、輝度分布パターンA1には、調光量「小」を示すデータが対応付けられている。この場合、制御部4が調光量「小」を示すデータに基づいて調光制御を実行した際には、例えば、図10に示すように、レンズアレイ31aにおける光学素子41のピッチP相当分だけ調光機構32の遮光板51,51がレンズアレイ31a,31bの間の光路内にそれぞれ移動させられて光Lが遮光される。これにより、調光量「小」の調光が行われる。この結果、図11に示すように、ほぼ全ての間階調領域で液晶ライトバルブ33に対する階調制御を行うことで光Lの正確な変調制御が可能となり、本来表示すべき輝度で画像G3を正確に表示することが可能となる。
一方、遮光板51,51を用いて調光を行ったときには、図6の入射光量分布パターンB1に示すように、液晶ライトバルブ33に入射する光Lの入射光量にむらが生じ、この入射光量のむらに起因して、画像Gに表示むらが発生することがある。このような表示むらは、遮光板51,51の空間的配置に対応して生じるものであり、遮光板51,51によって画定される照明光の開口形状が変化することに起因して、光Lの空間的輝度分布画が変化し、結果的に液晶ライトバルブ33が非一様に照明される。このため、例えば、液晶ライトバルブ33における入射光量の少ない領域の階調を高めて入射光量の差を相殺することで画像Gの表示むらを補正する補正制御を実行する。なお、同図および図8,10では、入射光量分布パターンB1および後述する入射光量分布パターンB2,B3に関して、液晶ライトバルブ33(図6参照)におけるパネル面を縦軸に沿って模式的に示し、液晶ライトバルブ33に入射する光Lの入射光量を横軸に沿って模式的に示している。
この場合、上記した輝度分布パターンA9に対応付けられた調光量「大」を示すデータに基づいて調光制御を実行したときには、図6の入射光量分布パターンB1に示すように、液晶ライトバルブ33の外周部における比較的広い範囲で入射光量が低くなる。このため、図6,11に示すように、輝度分布パターンA9には、液晶ライトバルブ33の外周部の比較的広い範囲の階調を高めるための補正パターンC1が対応付けられている。なお、両図および図8,10では、補正パターンC1および後述する補正パターンC2,C3に関して、液晶ライトバルブ33(図6参照)におけるパネル面を縦軸に沿って模式的に示し、補正制御における階調の補正量を横軸に沿って模式的に示している。
また、上記した輝度分布パターンA5に対応付けられた調光量「中」を示すデータに基づいて調光制御を実行したときには、図8の入射光量分布パターンB2に示すように、液晶ライトバルブ33の外周部における中程度の広さの範囲で入射光量が低くなる。このため、図8,11に示すように、輝度分布パターンA5には、液晶ライトバルブ33の外周部における中程度の広さの範囲の階調を高めるための補正パターンC2が対応付けられている。さらに、上記した輝度分布パターンA1に対応付けられた調光量「小」を示すデータに基づいて調光制御を実行したときには、図10の入射光量分布パターンB3に示すように、液晶ライトバルブ33の外周部における比較的狭い範囲で入射光量が低くなる。このため、図10,11に示すように、輝度分布パターンA1には、液晶ライトバルブ33の外周部における比較的狭い範囲の階調を高めるための補正パターンC3が対応付けられている。なお、図11に示すように、輝度分布パターンA2〜A4,A6〜A8についても、上記と同様にして、本来表示すべき輝度で画像を正確に表示するために各輝度分布パターンに最適な調光量および補正パターンがそれぞれ対応付けられている。
次に、プロジェクタ1の動作の一例について、図面を参照して説明する。このプロジェクタ1では、電源が投入された際に、制御部4が、図12に示す投射処理60を実行する。この投射処理60では、制御部4は、光源部2を点灯させた後に(ステップ61)、例えばテレビチューナやDVDプレーヤ等の外部装置から画像データDgが出力されたか否かを判別する(ステップ62)。出力されたと判別したときには、制御部4は、表示させるべき画像(例えば図5(A)に示す画像G1)のAPLおよびDRを画像データDgに基づいて算出する(ステップ63)。次いで、制御部4は、メモリ5に記憶されているデータテーブルを検索して、算出したAPLおよびDRに最も近い輝度分布パターンを特定する(ステップ64)。この場合、同図に示すように、画像G1のAPLが低くかつDRが狭いため、制御部4は、最も近い輝度分布パターンとして、図4に示す輝度分布パターンA9を特定する。
続いて、制御部4は、特定した輝度分布パターンA9に対応付けられている調光量「大」を示すデータをデータテーブルから読み出して、調光機構32に対して調光制御を実行する(ステップ65)。この場合、制御部4は、読み出した調光量のデータに基づいて調光機構32を制御して、図6に示すように、光学素子41のピッチの3倍相当分だけレンズアレイ31a,31bの間の光路内に遮光板51,51をそれぞれ移動させる。これにより、光Lの一部が遮光されて各液晶ライトバルブ33に入射する光Lが調光(つまり、調光量「大」に対応して大きく減光)される。次に、制御部4は、輝度分布パターンA9に対応付けられている補正パターンC1用のデータをデータテーブルから読み出す(ステップ66)。次いで、制御部4は、画像データDgに基いて各液晶ライトバルブ33を制御して光Lを変調させる。この際に、制御部4は、読み出した補正パターンC1用のデータに基づき、入射光量が低い範囲の階調を高めるように各液晶ライトバルブ33に対して補正制御を実行する(ステップ67)。これに応じて、各液晶ライトバルブ33が光Lをそれぞれ変調することにより、投射光Lpがスクリーン10に投射される。この場合、制御部4が補正制御を実行することにより、図6の補正後光量分布パターンD1に示すように、液晶ライトバルブ33への光Lの入射光量のむらがほぼ相殺される結果、入射光量のむらに起因する表示むらが低減されて、表示すべき輝度で画像G1が正確に表示される。
続いて、制御部4は、画像データDgに基づいてシーン(画像)が変化したか否かを判別する(ステップ68)。この際に、制御部4は、シーンが変化していないときにはステップ68を繰り返して実行し、シーンが変化したときにはステップ63,64を実行して、次のシーンの画像(例えば図7(A)に示す画像G2)のAPLおよびDRに最も近い輝度分布パターンを特定する。この場合、同図に示すように、画像G2のAPLおよびDRが共に中程度のため、制御部4は、最も近い輝度分布パターンとして、図4に示す輝度分布パターンA5を特定する。次に、制御部4は、メモリ5内のデータテーブルから輝度分布パターンA5に対応付けられている調光量「中」を示すデータを読み出して、調光機構32に対して調光制御を実行することにより、図8に示すように、光学素子41のピッチの2倍相当分だけレンズアレイ31a,31bの間の光路内に遮光板51,51をそれぞれ移動させる(ステップ65)。次いで、制御部4は、輝度分布パターンA5に対応付けられている補正パターンC2用のデータを読み出した後に(ステップ66)、画像データDgに基いて各液晶ライトバルブ33を制御して光Lを変調させる。この際に、制御部4は、データテーブルから読み出した補正パターンC2用のデータに基づいて各液晶ライトバルブ33に対して補正制御を実行する(ステップ67)。これに応じて、各液晶ライトバルブ33が光Lをそれぞれ変調して、投射光Lpがスクリーン10に投射される。この場合、制御部4が補正制御を実行することにより、図8の補正後光量分布パターンD2に示すように、液晶ライトバルブ33への光Lの入射光量のむらがほぼ相殺される結果、表示すべき輝度で画像G2が正確に表示される。
次に、制御部4は、ステップ68を実行する。この際に、シーンが変化したときにはステップ63,64を実行して、次のシーンの画像(例えば図9(A)に示す画像G3)のAPLおよびDRに最も近い輝度分布パターンを特定する。この場合、同図に示すように、画像G3のAPLが高くかつDRが広いため、制御部4は、最も近い輝度分布パターンとして、図4に示す輝度分布パターンA1を特定する。次いで、制御部4は、メモリ5内のデータテーブルから輝度分布パターンA1に対応付けられている調光量「小」を示すデータを読み出して、調光機構32に対して調光制御を実行することにより、図10に示すように、光学素子41のピッチ相当分だけレンズアレイ31a,31bの間の光路内に遮光板51,51をそれぞれ移動させる(ステップ65)。続いて、制御部4は、輝度分布パターンA1に対応付けられている補正パターンC3用のデータを読み出した後に(ステップ66)、画像データDgに基いて各液晶ライトバルブ33を制御して光Lを変調させる。この際に、制御部4は、データテーブルから読み出した補正パターンC3用のデータに基づいて各液晶ライトバルブ33に対して補正制御を実行する(ステップ67)。これに応じて、各液晶ライトバルブ33が光Lをそれぞれ変調して、投射光Lpがスクリーン10に投射される。この場合、制御部4が補正制御を実行することにより、図10の補正後光量分布パターンD3に示すように、液晶ライトバルブ33への光Lの入射光量のむらがほぼ相殺される結果、表示すべき輝度で画像G3が正確に表示される。次に、制御部4は、ステップ68,63〜67を繰り返して実行することにより、シーンが変化する度に調光制御および補正制御を実行する。なお、調光量を瞬間的に(短時間で)切り替えたときには、調光状態が急激に変化して、ユーザーがフリッカー(輝度変化の激しいチラツキ)のように感じることがある。このため、シーンの変化を検出したときに次のシーンのAPLおよびDRから求めた調光量を反映させる際には、一定時間をかけて調光量を徐々に変化させるのが好ましい。
このように、このプロジェクタ1によれば、調光機構32に対して調光制御を実行することにより、適正な階調領域での階調制御が可能となるため、液晶ライトバルブ33に対する階調制御を正確に行うことができる。また、液晶ライトバルブ33に対して補正制御を実行することにより、液晶ライトバルブ33に入射する光Lの入射光量にむらが生じたとしても、そのむらを相殺させることができるため、画像Gの表示むらを確実に低減することができる。
また、表示させるべき画像Gの輝度分布パターンに対応付けられた調光量および補正パターンをデータテーブルから読み出して調光制御および補正制御を実行することにより、例えば、画像G(シーン)が変化する都度、画像Gの輝度分布パターンに応じて調光量および補正パターンを算出する方法に比べて調光制御および補正制御を高速に実行することができる。
さらに、レンズアレイ31a,31bの間に遮光板51を移動させて光Lの光量を調整することにより、簡易な構成でありながら光量調整を確実に行うことができる。
また、制御部4が、光学素子41のピッチP単位で遮光板51を移動させることにより、調光によって生じる光Lの入射光量のむらの程度を遮光板51の移動量に応じて予め特定することができる。このため、遮光板51の各移動量に対応付けられてパターン化された補正パターンで補正制御を実行するだけで画像Gの表示むらを確実かつ簡単に補正することができる。この構成によれば、補正条件をあらかじめ限定でき、かつデータテーブル用のメモリ5も最小限で済むため、その分プロジェクタ1を安価に構成することができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、9種類の輝度分布パターンA1〜A9にそれぞれ対応付けられた調光量および補正パターンを含むデータテーブルを用いる例について上記したが、データテーブルのデータ構成はこれに限定されず任意に変更することができる。この場合、輝度分布パターンの種類を上記した9種類よりも多く規定して、各輝度分布パターンに対応付けた調光量および補正パターンを含むデータテーブルを用いることで、きめ細やかな調光制御および補正制御を行うことができる。また、調光制御の際に、光学素子41のピッチP単位で遮光板51を移動させる例について上記したが、図13に示すように、光学素子41のピッチPの1/n(nは2以上の整数であって例えば4)の長さ(分割長)T単位で遮光板51を移動させる構成を採用することもできる。この構成によれば、表示させるべき画像の輝度分布パターンに応じて一層きめ細やかな調光制御を行うことができる。また、制御部4が、データテーブルを用いることなく、画像の輝度分布パターンに応じて調光量および補正パターンを算出する構成を採用することもできる。
また、遮光板51および移動部52を有する機械式の調光機構32を備えた光学系3を例に挙げて説明したが、図14に示すように、調光機構32に代えて、一対のレンズアレイ31a,31bの間に配設された液晶素子71を備え、光学的に光Lの調光を多段階または無段階で行う光学系3Aを採用することもできる。この構成では、制御部4が、液晶素子71を制御して光透過率を変更させてレンズアレイ31aからの光Lの光量を調整させることによって調光(減光)を実行する。この場合、レンズアレイ31aからの光Lを部分的には遮光しないため、液晶ライトバルブ33に光Lを比較的均一に入射させることができる結果、表示むらを十分に抑制することができる。また、この構成では、例えば、製造時のラビングむらによって液晶素子71に透過率のむら等が生じていたとしても、この透過率のむらに起因する表示むらを補正するための補正制御を液晶ライトバルブ33に対して実行することで、表示むらを確実に低減することができる。また、この構成では、液晶ライトバルブ33および液晶素子71の双方に対して補正制御を実行する方法を採用することができる。具体的には、上記した投射処理60の際に、制御部4が、液晶素子71の透過率のむらに応じてその透過率のむらを相殺するように階調を補正する補正制御(本発明における液晶素子に対して実行する補正制御)を液晶素子71に対して実行すると共に、この補正制御だけでは液晶ライトバルブ33への光Lの入射光量を均一に制御しきれないときに、液晶ライトバルブ33に対して補正制御を実行する。これにより、表示むらをほぼ完全に補正することができる。
なお、液晶素子71によってレンズアレイ31aからの光Lを部分的に遮光することもできる。この場合、光Lの遮光や光学系3の制御等は、図2、6、8、10等に説明した実施形態と同様となる。
プロジェクタ1の構成を示すブロック図である。 光源部2および光学系3の概略構成を示す構成図である。 非調光状態における調光機構32の構成図である。 平均輝度(APL)と、ダイナミックレンジ(DR)と、輝度分布パターンA1〜A9との関係を示す関係図である。 (A)、(B)は、画像G1の表示画面図および画像G1の輝度分布のヒストグラムである。 ピッチPの3倍分だけ遮光板51が移動したときの調光機構32の構成図である。 (A)、(B)は、画像G2の表示画面図および画像G2の輝度分布のヒストグラムである。 ピッチPの2倍分だけ遮光板51が移動したときの調光機構32の構成図である。 (A)、(B)は、画像G3の表示画面図および画像G3の輝度分布のヒストグラムである。 ピッチP分だけ遮光板51が移動したときの調光機構32の構成図である。 輝度分布パターン、調光量、階調領域および補正パターンの関係を示す関係図である。 投射処理60のフローチャートである。 長さT単位で遮光板51を移動させる調光機構32の構成図である。 光学系3Aの構成図である。
符号の説明
1 プロジェクタ、2 光源部、4 制御部、5 メモリ、31a,31b レンズアレイ、32 調光機構、33,33b,33g,33r 液晶ライトバルブ、41 光学素子、51 遮光板、52 移動部、71 液晶素子、A1〜A9 輝度分布パターン、L 光、Lb 青色光、Lg 緑色光、Lr 赤色光、Lw 光、P ピッチ、C1,C2,C3 補正パターン、T 長さ

Claims (12)

  1. 光源部と、当該光源部からの光を画像データに基づいて変調する光変調素子と、前記光源部から前記光変調素子に入射する光の光量を調整する調光部と、前記光変調素子および前記調光部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記光量を前記画像データの輝度分布パターンに応じて調整させる調光制御を前記調光部に対して実行すると共に、前記光量の調整に基づく前記画像データの表示むらを補正させる補正制御を前記光変調素子に対して実行するプロジェクタ。
  2. 複数の前記画像データの前記輝度分布パターンにそれぞれ対応付けられた前記光量の調光量、および当該各調光量にそれぞれ対応付けられた前記補正制御用の補正内容を記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、表示される前記画像データの前記輝度分布パターンに対応付けられた前記調光量を前記記憶部から読み出して前記調光制御を実行すると共に、当該調光量に対応付けられた前記補正内容を前記記憶部から読み出して前記補正制御を実行する請求項1記載のプロジェクタ。
  3. 前記光源部および前記光変調素子の間に配設された一対のレンズアレイを備え、
    前記調光部は、遮光板と当該遮光板を移動させる移動部とを備えて構成される請求項1及び2のいずれか一項記載のプロジェクタ。
  4. 前記制御部は、前記一対のレンズアレイの間に前記移動部によって前記遮光板を移動させて当該レンズアレイからの光を遮光することによって前記調光制御を実行する請求項3記載のプロジェクタ。
  5. 前記レンズアレイは、複数の光学素子を備えて構成され、
    前記制御部は、前記各光学素子の単位で前記遮光板を移動させる請求項3記載のプロジェクタ。
  6. 前記複数の光学素子は、所定の配列ピッチで周期的に配置され、
    前記制御部は、前記配列ピッチ単位で前記遮光板を移動させる請求項5記載のプロジェクタ。
  7. 前記制御部は、前記各光学素子の配列ピッチの1/n(nは2以上の整数)の長さ単位で前記遮光板を移動させる請求項3記載のプロジェクタ。
  8. 前記光源部および前記光変調素子の間に配設された一対のレンズアレイを備え、
    前記調光部は、前記一対のレンズアレイの間に配設された液晶素子を備えて構成される請求項1及び2のいずれか一項記載のプロジェクタ。
  9. 前記制御部は、前記液晶素子を制御して光透過率を変更させることによって前記調光制御を実行する請求項8記載のプロジェクタ。
  10. 前記制御部は、前記光変調素子に対する前記補正制御の実行時に前記液晶素子による前記光量の調整に基づく前記画像の表示むらを補正させる補正制御を当該液晶素子に対して実行する請求項9記載のプロジェクタ。
  11. 前記画像データの輝度分布パターンは、画像の輝度分布のダイナミックレンジと平均輝度とによって規定される請求項1から10のいずれか一項記載のプロジェクタ。
  12. 前記光量の調整に基づく前記画像データの表示むらは、前記遮光板の空間的配置に起因して生じる前記光変調素子の空間的に非一様な照明に対応する請求項1から11のいずれか一項記載のプロジェクタ。
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