JP2006106456A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】 主鏡筒に径方向のビス穴を開口することなくレンズやその他の部品を所定の角度位置に位置決めして固定することを可能にしたレンズ鏡筒を提供する。
【解決手段】 主鏡筒1内にレンズ6や絞り駆動部7等の部品(第3のレンズ枠61)を固定したレンズ鏡筒であって、主鏡筒1の内周面の円周方向少なくとも一部には外径方向に向けて基準溝15が凹設され、部品61の外周面の円周方向少なくとも一部には内径方向に向けて位置決め溝62が凹設され、基準溝15と位置決め溝62とで構成される凹部9内に軸方向から円形ピン10が挿入される。部品を固定するために鏡筒に外部からビス穴を開口する必要がなく、ビス穴を通して外部からグリース等の汚染物質が鏡筒内にまで侵入して部品が汚染されることが防止される。
【選択図】 図2

Description

本発明は鏡筒内にレンズ及び絞り等の部品を組み込んだレンズ鏡筒に関し、特に組み込む部品の筒軸回りの角度位置を調整することを可能にしたレンズ鏡筒に関するものである。
カメラ等の光学機器に設けられるレンズ鏡筒は、主となる鏡筒内に1つ以上のレンズや、絞り等の他の部品を組み込んでレンズ鏡筒を構成している。このようなレンズ鏡筒では、例えば特許文献1に示されるように、通常ではレンズを支持したレンズ枠を主鏡筒に対してビスで固定する構造がとられる。特許文献1では、ズーム時に移動されることがない固定レンズを一つの鏡筒若しくはレンズ枠に固定し、この鏡筒若しくはレンズ枠をその外側の鏡筒に対してビスで固定する構造が示されている。図1はこのように鏡筒内にレンズ枠を固定的に設けるようにしたレンズ鏡筒の一例で、本発明者が本発明を適用しようとするレンズ鏡筒を示す図であり、レンズ鏡筒の光軸に沿って破断した片側部分の断面図である。ここではレンズ鏡筒はズームレンズとして構成されており、概ね円筒状をした主鏡筒1と、この主鏡筒1の外周に手回動可能に嵌合したズームリング2と、前記主鏡筒1の内周に配設されて前記ズームリング2によって一体的に回動されるカム筒3とを備えている。前記主鏡筒1の先端側の内周には第1のレンズ枠41が内装され、前記カム筒3の内周には第2のレンズ枠51と第3のレンズ枠61が内装されている。これら第1ないし第3の各レンズ枠41,51,61にはそれぞれ第1ないし第3の各レンズ4,5,6が支持されている。前記第1及び第2のレンズ枠41,51はそれぞれカム筒3の回動によって主鏡筒1内を光軸方向に沿って移動可能に支持されている。すなわち、前記カム筒3には2本のカム溝(図示せず)が形成されており、前記第1及び第2の各レンズ枠4,5にそれぞれ一体に設けられたカム片42,52がそれぞれのカム溝に挿入されており、カム筒3が回転されたときにカム溝とカム片との係合によって各レンズ枠41,51が光軸方向に移動されるものである。
一方、第3のレンズ枠61は前記主鏡筒1に対して固定されている。図7は前記第3のレンズ枠61を主鏡筒1に対して固定するための構造を示す拡大断面図であり、図1のA−A線に相当する断面を示している。第3のレンズ枠61には絞りを駆動するための絞り駆動部7が一体的に設けられているので、絞り駆動部7を主鏡筒1に対して軸回り方向の所定の角度位置に設定しなければならず、第3のレンズ枠61を主鏡筒1内に固定する際には軸回り方向の角度位置を位置決めする必要がある。このように角度位置を位置決めした状態で第3のレンズ枠61を主鏡筒1内に固定するために、図7の構成では、第3のレンズ枠61は外周面が主鏡筒1の内周面に接するようにして内装した上で、主鏡筒1に径方向に貫通するビス穴101を開口し、このビス穴101に主鏡筒1を径方向に貫通するようにビス102を挿通し、このビス102を第3のレンズ枠61に螺合して固定している。
特開2004−191558号公報
図7に示した第3のレンズ枠の固定構造では、第3のレンズ枠61を固定すべくビス102を締結したときに主鏡筒1にビス102の締結力が加えられ、主鏡筒1の一部に変形が生じ易くなり、主鏡筒1の外周面に嵌合されているカム筒3の円滑な回転が阻害されることがある。また、カム筒3を潤滑させるためのグリースが図7に太矢印線で示すように、ビス穴101及び第3のレンズ枠61の突き合わせ部分等を通して主鏡筒1の内部にまで洩れ込み、グリースがレンズ面に付着したり、絞り駆動部7にまで侵入し、これらの部品が汚染されるという問題が生じる。特に、第3のレンズ枠61を安定に固定するためには円周方向の複数箇所においてビスで固定する必要があるため、ビス穴の数だけグリースが洩れ込み易くなり、前記した問題が生じ易くなる。さらに、第3のレンズ枠61の軸回り方向の角度位置を保持するためには、ビス102はある程度の強度のあるもの、すなわち所要の長さ、径寸法のものを用いる必要があり、主鏡筒1ないしレンズ鏡筒の小型化を図る上での障害になる。
本発明の目的は、鏡筒に径方向のビス穴を開口することなく鏡筒内にレンズやその他の部品を所定の角度位置に位置決めして固定することを可能にしたレンズ鏡筒を提供するものである。
本発明は、鏡筒内にレンズや絞り駆動部等の部品を固定したレンズ鏡筒であって、鏡筒の内周面の円周方向少なくとも一部には外径方向に向けて基準溝が凹設され、鏡筒の内周面に対向される部品の外周面の円周方向少なくとも一部には内径方向に向けて位置決め溝が凹設され、基準溝と位置決め溝とで構成される凹部内に軸方向からピン部材が挿入されていることを特徴とする。
本発明においては、鏡筒の内周面に設けられたネジ部に螺合して部品を鏡筒内で軸方向に挟持するための係止リングを備えることが好ましい。係止リングはピン部材に軸方向に当接され、当該ピン部材が凹部から脱落することを防止する構成であることが好ましい。また、本発明においては、凹部を円周方向の複数箇所に配設し、ピン部材を鏡筒に締結して部品を軸方向に固定することが好ましい。
本発明によれば、部品を固定するために鏡筒に外部からビス穴を開口する必要がなく、ビス穴を通して外部からグリース等の汚染物質が鏡筒内にまで侵入して部品が汚染されることが防止される。また、ビス穴に挿入するビスによって鏡筒が変形されることもない。さらに、基準溝と位置決め溝とで構成される凹部にピン部材を挿入するだけで鏡筒に対する部品の軸回り方向の角度位置を位置決めすることができ、かつ微小なピン部材でも位置決め状態を確実に保持することできるので、レンズ鏡筒の小型化を図ることが可能になる。
本発明において基準溝と前記位置決め溝はそれぞれほぼ半円状に形成されて両者で円形の凹部を構成し、ピン部材は円柱状をした円形ピンで構成されることが好ましい。凹部内に円形ピンを挿入したときに、基準溝と位置決め溝とが滑らかな面で接触するため、接触箇所に応力が集中することもなく、微小なピン部材で軸回り方向の角度位置を安定に保持することが可能になる。
次に、本発明の実施例を図面を参照して説明する。この実施例では図1に示したレンズ鏡筒において、第3のレンズ6を支持した第3のレンズ枠61を主鏡筒1に固定する構造に本発明を適用した例を示している。図2は要部の拡大断面図であり、図3(a)は図1のA−A線に相当する箇所のレンズ鏡筒の断面図、図3(b)は図2のB−B線断面図である。第3のレンズ枠61は内部に第3のレンズ6を支持しているとともに、軸方向に隣接する位置には絞り羽根を動作させるための絞り駆動部7が一体的に設けられている。この絞り駆動部7についての説明は省略するが、カメラ本体側からの通電によって第3のレンズ枠61内に配設した絞り羽根を駆動して絞り開口を変化させるものであり、適切な通電を可能とするために主鏡筒1に対して絞り駆動部7を軸回り方向の所定の角度位置に設定する必要がある。
前記第3のレンズ枠61が固定される領域の前記主鏡筒1の内周面の一部には内径寸法を相違させることによって環状の段部13が形成されるとともに、この段部13に対して軸方向に所要の間隔をおいた箇所に雌ネジ部14が形成されている。第3のレンズ枠61は前記主鏡筒1内に軸方向に挿入され、図示右側の一端面が前記段部13に当接される。また、前記雌ネジ部14には外周面に雄ネジ部81を有する円環状の係止リング8が螺合されており、前記第3のレンズ枠61は図示左側の他端面が前記係止リング8に当接され、この係止リング8と前記段部13との間に軸方向に挟持された状態で主鏡筒1内に固定されている。
また、前記第3のレンズ枠61の外周面の円周一部には、図4に概略部分分解斜視図を示すように、微小な径寸法の半円形をした位置決め溝62が凹設されている。一方、前記主鏡筒1の内周面の円周一部に同じ微小な径寸法の半円形をした基準溝15が形成されている。そして、前記位置決め溝62と基準溝15とは軸回り方向の同じ角度位置に位置されたときに両溝が対向配置され、このときに主鏡筒1と第3のレンズ枠61との間に円形の凹部9が形成される。この円形凹部9には、これとほぼ同じ径寸法でかつ光軸方向にもほぼ同じ長さ寸法をした円柱状の円形ピン10が挿入されている。この円形ピン10は外周面が前記位置決め溝62と基準溝15の各内周面に接した状態で挿入されており、前記係止リング8によって円形凹部9からの脱落が防止されている。このように円形凹部9の内面と円形ピン10とを密接することで主鏡筒1と第3のレンズ枠61との間の円周方向及び光軸方向のガタが防止できる。なお、この円形ピン10は円形凹部9に挿入したときに径方向に変形して外周面が円形凹部9の内面に密着することが可能な筒軸方向にすり割りを有する円筒ピンで構成してもよい。
このレンズ鏡筒における第3のレンズ6の組立方法は、予め第3のレンズ6を支持しかつ絞り駆動部7を一体的に設けた第3のレンズ枠61を主鏡筒1内に先端側から挿入し、第3のレンズ枠61の一端面を段部13に当接させる。次いで、第3のレンズ枠61を軸回りに回転しながら、位置決め溝62が基準溝15に対して径方向に対向するように角度位置を設定する。そして、主鏡筒1の先端側から円形ピン10を差し入れ、当該円形ピン10を位置決め溝62と基準溝15とで構成される円形凹部9内に挿入する。これにより、円形ピン10と位置決め溝62及び基準溝15との当接により第3のレンズ枠61は軸回り方向にロック状態となり、その角度位置が位置決めされる。しかる後、主鏡筒1内の先端側から係止リング8を挿入し、その雄ネジ部81を主鏡筒1の雌ネジ部14に螺合させる。この螺合により係止リング8は第3のレンズ枠61の他端面に当接して第3のレンズ枠61を段部13との間に軸方向に挟持する。
このように、主鏡筒1の内周面の基準溝15と第3のレンズ枠61の外周面の位置決め溝62とで構成される円形凹部9内に挿入した円形ピン10により第3のレンズ枠61の軸回り方向の角度位置を位置決めし、さらに主鏡筒1内で螺合した係止リング8により第3のレンズ枠61を主鏡筒1内に固定している。これにより、第3のレンズ枠61は円形ピン10によって軸回り方向の角度位置が位置決めされた状態で主鏡筒1内に固定されることになる。このとき、円形ピン10は円弧面において基準溝15と位置決め溝62に接しているため、軸回り方向の応力が加えられた場合でも接触面の一部に応力が集中するようなことはなく、安定した位置決めが確保される。
また、図7に示したレンズ鏡筒のように主鏡筒の外周面から内部に向けてビス穴101を開口し、かつ当該ビス穴101にビス102を螺合させる必要はなくなり、主鏡筒1がビス102によって変形されることはなく、またビス穴101を通してカム筒3を潤滑するためのグリースが主鏡筒1の内側にまで洩れ混むことがなく、グリースによってレンズが汚染されたり、絞り駆動部7が汚染されることはない。同時に第3のレンズ枠61の軸回り方向の角度位置を位置決めするために所要の長さ、径寸法のビスを用いることが不要であり、レンズ鏡筒を小型化する上でも有利である。さらに、この実施例の構成では、係止リング8は円形凹部9の一部を塞ぐ状態で取着されるため、円形凹部9に挿入された円形ピン10の脱落を防止し、第3のレンズ枠61の角度位置を安定に保持することが可能である。
図5は前記第3のレンズ枠の軸回り方向の角度位置を決定する円形ピンを変形した実施例を示し、実施例1の図2と同様の拡大断面図である。また、図6(a)は図1のA−A線に相当する箇所の断面図、図6(b)は図5のC−C線に沿った断面図である。実施例2では、円形ピンに第3のレンズ枠を固定する機能をも含ませたものであり、実施例1と等価な部分には同一符号を付してある。円形ピン10は先端に小径のビス10aが一体形成されている。また、これに対応して、主鏡筒1内の内周面に形成される基準溝15は中心角の大きな円弧溝として形成され、かつこの基準溝15の端面には前記ビスが螺合されるビス穴15aが設けられている。一方、第3のレンズ枠61の位置決め溝62は中心角の小さい円弧溝として形成され、前記基準溝15と合わせて円形凹部9が形成されるようになっている。ここで、前記基準溝15と位置決め溝62は円周方向の複数箇所、ここでは中心角が120度をなす3つの箇所のそれぞれに設けられている。なお、実施例2では実施例1のような雌ネジ部は形成されておらず、また係止リングも存在していない。
この実施例では、第3のレンズ枠61の一端面が段部13に当接するまで主鏡筒内に挿入し、かつ第3のレンズ枠61を円周方向に回転して基準溝15に対して位置決め溝62が対向するように位置決めを行って円形凹部9を形成した後、円形ピン10を主鏡筒1内に構成された3箇所の円形凹部9にそれぞれ挿入し、各円形ピン10のビス10aをビス穴15aに螺合させて円形ピン10を主鏡筒1に固定する。このように円形ピン10を主鏡筒1に固定することで、円形ピン10の底面は位置決め溝62の底壁、すなわち第3のレンズ枠61に当接し、第3のレンズ枠61を段部13との間に軸方向に挟持する。また、円形ピン10の周面が位置決め溝62及び基準溝15の各内周面に当接することで第3のレンズ枠61の軸回り方向の角度位置を位置決めできることは実施例1と同じである。このとき、位置決め溝62の底面が基準溝15の底面よりも光軸方向の前方に幾分突出するように第3のレンズ枠61の光軸方向の長さを設定しておくことにより、第3のレンズ枠61の光軸方向のガタを防止することができる。また、円形ピン10の径寸法を円形凹部10の内径寸法にほぼ等しくすることで円周方向のガタが防止できることも実施例1と同じである。
実施例2においても、図7に示した技術のように主鏡筒1の外周面から内部に向けてビス穴を開口し、かつ当該ビス穴にビスを螺合させる必要はなくなり、主鏡筒1がビス穴やビスによって変形されることはなく、またビス穴を通してカム筒3を潤滑するためのグリースが主鏡筒1の内部にまで洩れ混むことがなく、グリースによってレンズが汚染されたり、絞り駆動部が汚染されることはない。また、この実施例では、実施例1のような係止リング及びこれを主鏡筒内に螺合するためのネジ部が不要であり、主鏡筒の構成を簡略化する上で有利である。
以上の実施例では主鏡筒内に第3のレンズを固定するレンズ鏡筒の例を示したが、主鏡筒内に絞り駆動部やその他の部品をレンズとは独立した状態で固定する場合でも、当該部品に対して本発明を適用することができる。特に、レンズ鏡筒の光軸回りの角度位置を特定した状態で固定することが要求される部品について本発明を適用することで、主鏡筒における変形や主鏡筒内への外部グリース等の汚染物質の洩れ込みが防止できる。
本発明はカメラの撮影レンズに限られず、鏡筒内にレンズや各種部品を固定した各種光学機器のレンズ鏡筒についても同様に適用できる。
本発明が適用されるレンズ鏡筒の断面図である。 実施例1の要部の拡大断面図である。 実施例1の図1のA−Aに相当する箇所の断面図と、図2のB−B線に沿った断面図である。 実施例1の要部の部分分解斜視図である。 実施例2の要部の拡大断面図である。 実施例2の図1のA−Aに相当する箇所の断面図と、図5のC−C線に沿った断面図である。 従来のレンズ鏡筒の図1のA−A線に相当する箇所の拡大断面図である。
符号の説明
1 主鏡筒
2 ズームリング
3 カム筒
4 第1のレンズ
5 第2のレンズ
6 第3のレンズ
7 絞り駆動部
8 係止リング
9 円形凹部
10 円形ピン
13 段部
14 雌ネジ部
15 基準溝
62 位置決め溝
81 雄ネジ部

Claims (6)

  1. 鏡筒内にレンズや絞り駆動部等の部品を固定したレンズ鏡筒であって、前記鏡筒の内周面の円周方向少なくとも一部には外径方向に向けて基準溝が凹設され、前記鏡筒の内周面に対向される前記部品の外周面の円周方向少なくとも一部には内径方向に向けて位置決め溝が凹設され、前記基準溝と位置決め溝とで構成される凹部内に軸方向からピン部材が挿入されていることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記鏡筒の内周面に設けられたネジ部に螺合して前記部品を前記鏡筒内で軸方向に挟持するための係止リングを備えることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記係止リングは前記ピン部材に軸方向に当接され、当該ピン部材が前記凹部から脱落することを防止することを特徴とする請求項2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記凹部を円周方向の複数箇所に配設し、前記ピン部材を前記鏡筒に締結して前記部品を軸方向に固定したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記基準溝と前記位置決め溝はそれぞれほぼ半円状に形成されて両者で円形の凹部を構成し、前記ピン部材は円柱状をした円形ピンで構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記部品はレンズを支持し、かつ絞り駆動部を一体に有するレンズ枠であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のレンズ鏡筒。

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