JP2000155272A - 接眼レンズ - Google Patents

接眼レンズ

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JP2000155272A
JP2000155272A JP10331232A JP33123298A JP2000155272A JP 2000155272 A JP2000155272 A JP 2000155272A JP 10331232 A JP10331232 A JP 10331232A JP 33123298 A JP33123298 A JP 33123298A JP 2000155272 A JP2000155272 A JP 2000155272A
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centering ring
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lens barrel
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Hideto Yamashita
日出人 山下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接眼レンズと鏡筒スリーブとの光学心を含めた
偏心ガタを接眼レンズ側のみで解消し、簡単な構造で、
安価な接眼レンズを提供する。 【解決手段】光学系4を擁する接眼胴3と、光学機器の
鏡筒スリーブに挿入する接眼嵌合筒2とを有する接眼レ
ンズにおいて、接眼胴3と接眼嵌合筒2との間に弾性材
料からなる心出し環1を設け、心出し環1の外周には少
なくとも3ヵ所に等配された突出部1aを形成し、突出
部1a先端の包絡円は接眼嵌合筒2の外径寸法dより若
干大きな直径とするとともに、接眼胴3内の光学系4の
光軸と同心とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顕微鏡などの光学
機器に装着される接眼レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光学顕微鏡は、図14に示すよう
に、顕微鏡本体118に鏡筒部117が装着され、鏡筒
部117の鏡筒スリーブ107に、接眼レンズ116の
接眼嵌合筒102が嵌装される構成をとり、標本を拡大
して観察するようになっている。この接眼嵌合筒102
と鏡筒スリーブ107との嵌合部分は、図15に示す構
成(第1の従来例)となっている。すなわち、接眼胴1
03の軸心上には、複数のレンズ104からなる光学系
が配されており、レンズ間隔を得るための間隔環105
とともに、押さえリング106によって固定されてい
る。この接眼胴103には、接眼嵌合筒102が固着さ
れ、その外径dは光学系の光軸mと同心に形成されてい
る。接眼嵌合筒102は、鏡筒スリーブ107に嵌装さ
れるが、接眼嵌合筒102の外径dと鏡筒スリーブ10
7の内径Dとには、日本工業規格(JIS−B714
3)が適用され、規制されている。
【0003】上記規格によれば、広視野までの接眼レン
ズの接眼嵌合筒102の外径dは、23.2h8 0
-0.033、鏡筒スリーブ107の内径Dは、23.2F9
+0.072 +0 .020である。また、超広視野接眼レンズの接眼
嵌合筒102の外径dは、30.0h8 0 -0.033、鏡筒
スリーブ107の内径Dは、30.0F9 +0.072 +0.020
である。従って、この規格によると、互いのクリアラン
スが一番狭くなる場合でも、径で0.02の偏心ガタが
存在し、通常ではこれ以上に大きくなっている。
【0004】この偏心ガタの対策として、第2の従来例
があり、図16に示すように、通常の嵌合部の他に、接
眼レンズのネジ付き接眼胴108側に雌ねじ108a
と、ネジ付き鏡筒スリーブ109側に雄ねじ109aと
を設け、挿入と同時にネジによる固定で偏心ガタを解消
する構造が採用されている。接眼嵌合筒102は、ネジ
付き接眼胴108に接着固定されている。この接眼レン
ズ全体は、ネジ付き鏡筒スリーブ109を有する鏡筒部
に螺着され、ガタなく固定される。
【0005】また、第3の従来例があり、図17に示す
ように、ネジ穴付き接眼胴110にツマミ螺子111を
螺合し、鏡筒スリーブ107に接眼嵌合筒102を挿入
後に、ツマミ螺子111を締めつけて、ネジ穴付き接眼
胴110を径方向に引き寄せ、鏡筒スリーブ107を接
眼嵌合筒102の外径とツマミ螺子111の先端との間
に挟持して固定している。
【0006】また、第4の従来例があり、図18に示す
ように、ツマミ螺子111は、鏡筒スリーブ112に螺
合している。接眼嵌合筒102を鏡筒スリーブ112に
挿入後に、ツマミ螺子111を締めつけて、接眼嵌合筒
102をツマミ螺子111の先端と鏡筒スリーブ112
の内径との間に挟持して固定している。
【0007】一方、古くから接眼レンズを固定する手段
として、第5の従来例があり、図19に示すように、鏡
筒スリーブ113の挿入口近傍にT字形スリワリ114
を施し、変形バネ部115を設けている。変形バネ部1
15は、矢印Aの方向に押圧し、内側に僅かに変形させ
てある。このため、変形バネ部115の内径は、若干小
さくなっており、この部分を押し広げて接眼レンズの接
眼嵌合筒が挿入されるので、変形バネ部115の弾発力
により接眼嵌合筒が保持され、偏心ガタは生じない。
【0008】さらに、「接眼レンズ固定機構」として、
特開平9−159893号公報所載の技術(第6の従来
例)が開示されている。これは、光学機器のスリーブに
挿入された接眼レンズを固定する接眼レンズ固定機構で
あって、一箇所が切り欠かれたリング状の弾性変形可能
なCリングと、接眼レンズの挿入部が挿入されるスリー
ブと、スリーブの内側に形成されたCリングを収容する
収容溝と、挿入部の外周にCリングを受ける受け溝が形
成された接眼レンズと、Cリングの切り欠きの間隔を広
げる固定解除手段とで構成されているものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来技
術にはつぎのような問題点があった。すなわち、第1の
従来例では、既に説明したように、最小でも径で0.0
2mmの偏心ガタがあり、平均でも径で0.06mmほ
どの偏心ガタが存在する。さらに、接眼レンズの首下長
さL(図15参照)が構造上どうしても長くとれない場
合、この偏心ガタとの関係で、かなり大きく接眼レンズ
が傾くことになり、光軸が傾いて性能的に好ましくな
い。さらに普及クラスの顕微鏡では、顕微鏡本体や鏡筒
部が手持ちで運搬される機会が多く、図20に示すよう
に、たまたま鏡筒部117を傾けた場合、上述の偏心ガ
タのため不注意で接眼レンズ116を落下し、大きな損
傷を与えることがしばしば生じている。また、手術用顕
微鏡のように、鏡筒自体が傾くことを要求される場合も
あり、対応策が必要とされる。
【0010】これらの対応策として、上述の第2の従来
例、第3の従来例、第4の従来例および第5の従来例が
ある。このうち第3の従来例で示したネジ穴付き接眼胴
に螺合するツマミ螺子による側面からの固定手段以外
は、全て鏡筒スリーブ側にガタ防止構造があり、接眼レ
ンズ側では対応できない。これらの機構は、ネジ構造や
スリ割形状となって複雑であるため、製造原価面では高
価になっている。また、第3の従来例も接眼レンズ側で
の対応は可能となっているが、製造原価面では、同様に
ツマミ螺子が必要なため高価になっている。
【0011】さらに、第3の従来例および第4の従来例
のように、側面からツマミ螺子で押す場合は、鏡筒スリ
ーブと接眼レンズとの間に、一方向に強制的に偏心ガタ
分の横ズレを発生させるという欠点がある。この横ズレ
により、各々の光軸がずれて偏心誤差が生じ、特に双眼
鏡筒では、左右の光学心が合わなくなり、右と左では見
ている標本の箇所が異なって、観察者に大きな疲労を与
えることとなる。さらに、若干の見え性能の悪化という
影響もある。また、この横ズレによる影響は、第5の従
来例でも同様で、片側から偏心ガタ分を弾発力により寄
せることに変わりはなく、同様な不具合がある。さら
に、第2の従来例のように、雄ねじと雌ねじとで結合す
る場合も、ネジガタがある上に、最後の締め込みによる
停止位置が定まらず、上記同様の不具合が発生する。
【0012】また、第6の従来例は、接眼レンズを傷付
けたり破損したりすることなく、容易に接眼レンズを固
定することはできるが、機構が複雑で、製造原価面で高
価になるばかりでなく、偏心ガタに対する対応手段がな
く、従って接眼レンズと鏡筒スリーブとの横ズレの発生
は免れない。
【0013】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、請求項1、2または3に係る発明の課題
は、接眼レンズと鏡筒スリーブとの光学心を含めた偏心
ガタを接眼レンズ側のみで解消し、簡単な構造で、安価
な接眼レンズを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1、2または3に係る発明は、光学系を擁す
る接眼胴と、光学機器の鏡筒スリーブに挿入する接眼嵌
合筒とを有する接眼レンズにおいて、前記接眼胴と前記
接眼嵌合筒との間に弾性材料からなる心出し環を設け、
該心出し環の外周には少なくとも3ヵ所に等配された突
出部を形成し、該突出部先端の包絡円は前記接眼嵌合筒
の外径寸法より若干大きな直径とするとともに、前記接
眼胴内の光学系の光軸と同心とした。
【0015】請求項1、2または3に係る発明の接眼レ
ンズでは、接眼胴と接眼嵌合筒との間に弾性材料からな
る心出し環を設け、該心出し環の外周には少なくとも3
ヵ所に等配された突出部を形成し、該突出部先端の包絡
円は嵌合筒の外径寸法より若干大きな直径とするととも
に、接眼胴内の光学系の光軸と同心としたことにより、
接眼レンズを鏡筒スリーブに挿入した場合、心出し環の
少なくとも3ヵ所に等配された突出部がそれぞれ弾性変
形して、鏡筒スリーブの内径に密着し、鏡筒スリーブと
接眼胴内の光学系の光軸との同心度を維持する。
【0016】請求項2または3に係る発明の接眼レンズ
では、上記作用に加え、弾性材料からなる心出し環が、
プラスチック系樹脂材料からなることにより、少なくと
も3ヵ所に等配された突出部の弾性変形が容易となる。
【0017】請求項3に係る発明の接眼レンズでは、上
記作用に加え、接眼嵌合筒は、金属材料で形成され、規
定の寸法公差を満足していることにより、心出し環の弾
性変形量を一定にするとともに、耐久性を保つ。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、具体的な実施の形態につい
て説明する。
【0019】(実施の形態1)図1〜図7は実施の形態
1を示し、図1は接眼レンズの縦半断面図、図2は接眼
レンズの側面図、図3は心出し環の縦半断面図、図4は
心出し環の側面図、図5は心出し環の突出部付近の拡大
断面図、図6は心出し環の突出部付近の側面図、図7は
心出し環の突出部の上面図である。
【0020】図1および図2において、接眼レンズの接
眼胴3の軸心上には、複数のレンズ4からなる光学系が
配されており、レンズ間隔を得るための間隔環5ととも
に、押さえリング6によって固定されている。この接眼
胴3には、金属材料からなる接眼嵌合筒2が螺着される
とともに、接着剤で固定されている。接眼胴3と接眼嵌
合筒2との間には、弾性材料からなる心出し環1が配設
され、接眼嵌合筒2の首下長さLの一部に設けられた段
部外周2aに嵌装されている。この段部外周2aの軸心
と複数のレンズ4からなる光学系の光軸mとは同心にな
るように構成されている。心出し環1は、図3および図
4に示すように、外周の3ヶ所に等配された突出部1a
を形成している。3ヶ所に等配された突出部1a先端の
包絡円の中心は、内径1bの軸心と同心になるように形
成されている。
【0021】突出部1aと接眼嵌合筒2との関係および
突出部1aの形状は、図5〜図7に示されている。すな
わち、図5に示すように、突出部1aの先端は、軸心方
向に緩やかな円弧状に形成され、接眼嵌合筒2の外径寸
法dよりも突出寸法aだけ僅かに大きく形成されてい
る。従って、3ヶ所に等配された突出部1a先端の包絡
円の直径は、d+2×aとなっている。また、図6に示
すように、突出部1aの先端は、円周方向にも曲率半径
Rの円弧状に形成され、図7に示すように、図5の矢印
Xの方向から見た軸心方向の形状も緩やかな円弧状に形
成されている。突出寸法aは、心出し環1の形状、材料
によって変動するが、0.01〜0.03mm程度、突
出部1aの幅寸法bは、1〜3mmが好ましい。
【0022】心出し環1の突出部1aがこのような形状
をしているので、鏡筒スリーブに接眼レンズを挿入す際
に、突出部1aが鏡筒スリーブの内径に3ヶ所で線接触
し、僅かに弾性変形を起こし、さらに、光学系の光軸m
に対して、同心となっているので、径方向に均等に偏心
ガタがとれて、円滑に挿入される。なお、心出し環1は
弾性材料からなっており、合成ゴムでもよいが、好まし
くはエンジニアリングプラスチックがよく、摩擦抵抗が
少なくて挿入するのが容易である。特に、ポリカーボネ
イトは成形性もよく、安価に製造することができる。
【0023】一方、JIS規格等に対しては、例えばゲ
ージで検査する場合にも、接眼嵌合筒2は弾性部材では
なく、金属材料製であるため、止まりゲージは接眼嵌合
筒2の先端で止まり、通りゲージに対しては、問題なく
通るレベルに突出寸法aを設定すればよい。このよう
に、本実施の形態の接眼レンズは、JIS規格に対して
も、十分にクリアすることができる。
【0024】本実施の形態によれば、接眼レンズと鏡筒
スリーブとの光学心を含めた偏心ガタを接眼レンズ側の
みで解消し、簡単な構造で、安価な接眼レンズを提供す
ることができる。また、鏡筒スリーブを傾けた場合で
も、接眼レンズが落下する心配はない。
【0025】(実施の形態2)図8〜図11は実施の形
態2を示し、図8は接眼レンズの縦半断面図、図9は接
眼レンズの側面図、図10は心出し環の縦半断面図、図
11は心出し環の側面図である。本実施の形態は、実施
の形態1と心出し環のみが異なり、他の部分は実施の形
態1と同一のため、同一の部材には同一の符号を付し説
明を省略する。
【0026】図8および図9において、接眼胴3と接眼
嵌合筒2との間には、弾性材料からなる心出し環11が
配設され、接眼嵌合筒2の段部外周2aに嵌装されてい
る。心出し環1は、図10および図11に示すように、
外周の6ヶ所に等配された突出部11aを形成してい
る。6ヶ所に等配された突出部11a先端の包絡円の中
心は、内径11bの軸心と同心になるように形成されて
いる。なお、突出部の配置数は、実施の形態1では3、
本実施の形態では6としたが、4、5または7以上であ
っても良い。その他の構成は実施の形態1と同一であ
る。
【0027】本実施の形態によれば、実施の形態1の効
果に加え、心出し環の突出部を6ヶ所に設けたことによ
り、6点当たりとなり、突出部の変形量が少なくても偏
心ガタを解消することができる。
【0028】(実施の形態3)図12は実施の形態3を
示し、接眼レンズの縦半断面図である。本実施の形態
は、実施の形態1と心出し環および接眼嵌合筒のみが異
なり、他の部分は実施の形態1と同一のため、同一の部
材には同一の符号を付し説明を省略する。
【0029】図12において、接眼嵌合筒22の首下長
さLは、実施の形態1および2に比較して極端に短くな
っている。これは、接眼スリーブのスペースの関係で、
設計上、首下長さLをどうしても長く設定できない場合
が生じる。接眼嵌合筒22の段部外周22aも短くな
り、心出し環21の幅も小さくならざるを得ない。しか
し、この場合においても、心出し環21の突出部21a
の突出量aを適当に変更することにより、十分に偏心ガ
タを解消することができる。なお、突出部21aの配置
数は3であるが、4以上であってもよい。その他の構成
は実施の形態1と同様である。
【0030】本実施の形態によれば、接眼レンズの首下
長さが短い場合であっても、実施の形態1と同様の効果
を得ることができる。
【0031】(実施の形態4)図13は実施の形態4を
示し、接眼レンズの縦半断面図である。本実施の形態
は、実施の形態1と心出し環および接眼嵌合筒のみが異
なり、他の部分は実施の形態1と同一のため、同一の部
材には同一の符号を付し説明を省略する。
【0032】図13において、心出し環31は、直接、
接眼胴3に螺合し接着固定されている。また、心出し環
31には、外径寸法dを有する接眼嵌合筒32が螺着さ
れている。心出し環31の外周には、3ヶ所に等配され
た突出部31aが形成されている。3ヶ所に等配された
突出部11a先端の包絡円の中心は、接眼胴3に擁せら
れた光学系の光軸m、および接眼嵌合筒32の外径寸法
dの軸心と同心に形成されている。その他の構成は実施
の形態1と同様である。
【0033】本実施の形態によれば、実施の形態1の効
果に加え、構造上、心出し環と接眼嵌合筒との間に焦点
板を介装することができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1、2または3に係る発明によれ
ば、接眼レンズを鏡筒スリーブに挿入した場合、心出し
環の少なくとも3ヵ所に等配された突出部がそれぞれ弾
性変形して、鏡筒スリーブの内径に密着し、鏡筒スリー
ブと接眼胴内の光学系の光軸との同心度を維持するの
で、接眼レンズと鏡筒スリーブとの光学心を含めた偏心
ガタを接眼レンズ側のみで解消し、簡単な構造で、安価
な接眼レンズを提供することができる。請求項2または
3に係る発明によれば、上記効果に加え、少なくとも3
ヵ所に等配された突出部の弾性変形が容易となるので、
鏡筒スリーブへの接眼レンズの挿入が円滑に行われる。
請求項3に係る発明によれば、上記効果に加え、心出し
環の弾性変形量を一定にするとともに、耐久性を保つの
で、検鏡者の疲労を軽減し、接眼レンズの見え性能を維
持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の接眼レンズの縦半断面図であ
る。
【図2】実施の形態1の接眼レンズの側面図である。
【図3】実施の形態1の心出し環の縦半断面図である。
【図4】実施の形態1の心出し環の側面図である。
【図5】実施の形態1の心出し環の突出部付近の拡大断
面図である。
【図6】実施の形態1の心出し環の突出部付近の側面図
である。
【図7】実施の形態1の心出し環の突出部の上面図であ
る。
【図8】実施の形態2の接眼レンズの縦半断面図であ
る。
【図9】実施の形態2の接眼レンズの側面図である。
【図10】実施の形態2の心出し環の縦半断面図であ
る。
【図11】実施の形態2の心出し環の側面図である。
【図12】実施の形態3の接眼レンズの縦半断面図であ
る。
【図13】実施の形態4の接眼レンズの縦半断面図であ
る。
【図14】従来技術の光学顕微鏡の概略構成図である。
【図15】第1の従来例の接眼レンズと鏡筒スリーブの
縦断面図である。
【図16】第2の従来例の接眼レンズと鏡筒スリーブの
縦断面図である。
【図17】第3の従来例の接眼レンズと鏡筒スリーブの
縦断面図である。
【図18】第4の従来例の接眼レンズと鏡筒スリーブの
縦断面図である。
【図19】第5の従来例の鏡筒スリーブの斜視図であ
る。
【図20】従来の接眼レンズと鏡筒部の不具合を示す図
である。
【符号の説明】
1 心出し環 1a 突出部 2 接眼嵌合筒 3 接眼胴 4 複数のレンズ d 外径寸法

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系を擁する接眼胴と、光学機器の鏡
    筒スリーブに挿入する接眼嵌合筒とを有する接眼レンズ
    において、 前記接眼胴と前記接眼嵌合筒との間に弾性材料からなる
    心出し環を設け、該心出し環の外周には少なくとも3ヶ
    所に等配された突出部を形成し、該突出部先端の包絡円
    は前記接眼嵌合筒の外径寸法より若干大きな直径とする
    とともに、前記接眼胴内の光学系の光軸と同心としたこ
    とを特徴とする接眼レンズ。
  2. 【請求項2】 前記弾性材料からなる心出し環は、プラ
    スチック系樹脂材料からなることを特徴とする請求項1
    記載の接眼レンズ。
  3. 【請求項3】 前記接眼嵌合筒は、金属材料で形成さ
    れ、規定の寸法公差を満足していることを特徴とする請
    求項1または2記載の接眼レンズ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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