JP2006104374A - セルロースエステルフィルム、光学フィルム、偏光板及び液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 原料セルロースエステルを多価カルボン酸により部分的に架橋した水分含有量3.0質量%以下のセルロースエステルと可塑剤、酸化防止剤、光安定剤、酸掃去剤の少なくとも1種を含んでなる混合物を150℃以上250℃以下の溶融温度(Tm)で加熱溶融し、溶融流延法によって得られることを特徴とするセルロースエステルフィルム。
【選択図】 なし
Description
原料セルロースエステルを多価カルボン酸により部分的に架橋した水分含有量3.0質量%以下のセルロースエステルと可塑剤、酸化防止剤、光安定剤、酸掃去剤の少なくとも1種を含んでなる混合物を150℃以上250℃以下の溶融温度(Tm)で加熱溶融し、溶融流延法によって得られることを特徴とするセルロースエステルフィルム。
前記原料セルロースエステルがセルロースアセテート、セルロースプロピオネート、セルロースブチレート、セルロースアセテートプロピオネート及びセルロースアセテートブチレートから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1に記載のセルロースエステルフィルム。
前記原料セルロースエステルのGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)による重量平均分子量Mwが100,000〜250,000であることを特徴とする請求項1または2に記載のセルロースエステルフィルム。
前記可塑剤が多価アルコールと1価のカルボン酸からなるエステル系可塑剤及び/または多価カルボン酸と1価のアルコールからなるエステル系可塑剤から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のセルロースエステルフィルム。
前記多価アルコールと1価のカルボン酸からなるエステル系可塑剤、多価カルボン酸と1価のアルコールからなるエステル系可塑剤がそれぞれアルキル多価アルコールアリールエステル、ジアルキルカルボン酸アルキルエステル系の可塑剤であることを特徴とする請求項4に記載のセルロースエステルフィルム。
前記酸化防止剤がヒンダードフェノール酸化防止剤であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のセルロースエステルフィルム。
前記ヒンダードフェノール酸化防止剤が2,6−ジアルキルフェノール誘導体であることを特徴とする請求項6に記載のセルロースエステルフィルム。
前記光安定剤がヒンダードアミン光安定剤であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のセルロースエステルフィルム。
前記ヒンダードアミン光安定剤が2,2,6,6−テトラアルキルピペリジン誘導体であることを特徴とする請求項8に記載のセルロースエステルフィルム。
前記酸掃去剤がエポキシ化合物であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のセルロースエステルフィルム。
前記多価カルボン酸がジカルボン酸であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のセルロースエステルフィルム。
請求項1〜11のいずれか1項に記載のセルロースエステルフィルムを用いることを特徴とする光学フィルム。
請求項1〜11のいずれか1項に記載のセルロースエステルフィルムの少なくとも一方の面に帯電防止層、ハードコート層、反射防止層、易接着層、防眩層及び光学補償層から選ばれる少なくとも1層を設けたことを特徴とする光学フィルム。
請求項12または13に記載の光学フィルムを少なくとも一方の面に用いたことを特徴とする偏光板。
請求項12または13に記載の光学フィルム及び請求項14に記載の偏光板の少なくとも一方を用いたことを特徴とする液晶表示装置。
本発明に係る原料セルロースエステルは、脂肪酸アシル基、置換もしくは無置換の芳香族アシル基の中から少なくともいずれかの構造を含む、セルロースの前記単独または混合酸エステルである。
式(II) 0≦X≦2.5
この内、特にセルロースアセテートプロピオネートが好ましく用いられ、中でも1.9≦X≦2.5であり、0.1≦Y≦0.9であることが好ましい。上記アシル基で置換されていない部分は、通常水酸基として存在しているのものである。これらは公知の方法で合成することができる。
500ml三つ口フラスコにメカニカルスターラー、塩化カルシウム管を付けた100ml滴下ロート、温度計を設置した後、CA−398−30(イーストマンケミカル社製)10g、塩化メチレン/脱水エチルアルコール(92:8)溶液250ml、脱水ピリジン1.23ml(15mmol)を投入し、メカニカルスターラーにより室温で1.0時間撹拌し完溶させた。滴下ロートにアジピン酸クロリド1.48g(10mmol)を50ml塩化メチレン/脱水エチルアルコール(92:8)溶液で溶解させた溶液を加えた。三つ口フラスコをアイスバスで冷却し、温度が5℃以下になったところで酸クロライドの溶液を滴下した。酸クロライド溶液は30分掛けて滴下し、溶液の温度は5℃以下を保持した。3時間撹拌後、この溶液を激しく撹拌された水中へ30分掛けて滴下した。滴下後1時間撹拌し、15cmヌッチェ(濾紙5B)でポリマーを濾取した。濾取したポリマーを減圧下70℃で3時間乾燥し、白色パウダーP−1を9.54g得た。P−1、1.9gをアセトン/ジメチルスルホキシド溶液で溶解した後、1M水酸化ナトリウム水溶液でケン化し、未溶解物を濾過した後得られた溶液を超純粋でメスフラスコにて1000mlにメスアップした。更にこの溶液1mlを50倍希釈した溶液をイオンクロマトグラフを用いて、アジピン酸の含有量を測定、換算した結果、41mg/g(ポリマー)であった。
反応溶媒を脱水テトラヒドロフラン、ポリマーを化合物1、化合物2、CAP−482−0.5(イーストマンケミカル社製)、CAP−482−20(イーストマンケミカル社製)、化合物3、CAB−171−15(イーストマンケミカル社製)に変更した以外は合成例1と同様な処理をし、白色パウダーP−2〜7をそれぞれ9.61g、9.43g、9.58g、9.68g、9.71g、9.69g得た。またP−2〜7を合成例1と同様な条件により有機酸の含有量を測定した結果、それぞれ52、43、44、37、48、40mg/gであった。
化合物2:セルロースブチレート(ブチリル基置換度2.3、分子量Mn=50,000、分子量Mw=190,000、Mw/Mn=3.8)
化合物3:セルロースアセテートプロピオネート(アセチル基置換度1.9、プロピオニル基置換度0.8、分子量Mn=70,000、分子量Mw=220,000、Mw/Mn=3)
CA−398−30(イーストマンケミカル社製):セルロースアセテート
CAP−482−0.5(イーストマンケミカル社製):セルロースアセテートプロピオネート
CAP−482−20(イーストマンケミカル社製):セルロースアセテートプロピオネート
CAB−171−15(イーストマンケミカル社製):セルロースアセテートブチレート
原料セルロースエステル、多価カルボン酸クロリド、脱水ピリジン量を表2のように変更した以外は、合成例1と同様な方法で白色パウダーP−11〜18をそれぞれ9.52g、9.63g、9.73g、9.49g、9.55g、9.50g、9.32g、9.69gを得た。またP−11〜18を合成例1と同様な条件により有機酸の含有量を測定した結果、それぞれ38、31、44、35、37、30、24、34mg/gであった。
カラム:TSK−GEL SUPER HM−M(6.0×150mm)
カードカラム:TSK−GUARDCOLUMN SUPER H−H(4.6×35mm)
溶媒:THF
温度:40℃
流速:0.6ml/min
(添加剤の内包)
本発明に係る水分含有量3.0質量%以下の多価カルボン酸により部分的に架橋されているセルロースエステルは、加熱溶融する前に1種以上の添加剤を内包している。
本発明のセルロースエステルフィルムは、添加剤としては、可塑剤、酸化防止剤、光安定剤、酸掃去剤の少なくとも1種を含んでおり、この他に過酸化物分解剤、ラジカル捕捉剤、金属不活性化剤、紫外線吸収剤、マット剤、染料、顔料などを含んでも構わない。
本発明において、可塑剤として知られる化合物を添加することは、機械的性質向上、柔軟性を付与、耐吸水性付与、水分透過率の低減等のフィルムの改質の観点において好ましい。また本発明で行う溶融流延法においては、用いるセルロースエステル単独のガラス転移温度よりも、可塑剤の添加によりフィルム構成材料の溶融温度を低下させる目的、または同じ加熱温度においてセルロースエステルよりも可塑剤を含むフィルム構成材料の粘度が低下できる目的を含んでいる。
本発明に用いられる酸化防止剤について説明する。
光安定剤としては、N原子近傍にかさ高い有機基(例えば、かさ高い分岐アルキル基)を有するところのヒンダードアミン光安定剤(HALS)化合物が挙げられ、これは既知の化合物であり、例えば、米国特許第4,619,956号明細書の第5〜11欄及び米国特許第4,839,405号明細書の第3〜5欄に記載されているように、2,2,6,6−テトラアルキルピペリジン化合物、またはそれらの酸付加塩もしくはそれらと金属化合物との錯体が含まれる。このような化合物には、以下の一般式(2)のものが含まれる。
酸掃去剤とは製造時から持ち込まれるセルロースエステル中に残留する酸(プロトン酸)をトラップする役割を担う剤である。また、セルロースエステルを溶融するとポリマー中の水分と熱により側鎖の加水分解が促進し、CAPならば酢酸やプロピオン酸が生成する。酸と化学的に結合できればよく、エポキシ、3級アミン、エーテル構造等を有する化合物が挙げられるが、これに限定されるものでない。具体的には、米国特許第4,137,201号明細書に記載されている酸掃去剤としてのエポキシ化合物を含んでなるのが好ましい。このような酸掃去剤としてのエポキシ化合物は当該技術分野において既知であり、種々のポリグリコールのジグリシジルエーテル、特にポリグリコール1モル当たりに約8〜40モルのエチレンオキシドなどの縮合によって誘導されるポリグリコール、グリセロールのジグリシジルエーテルなど、金属エポキシ化合物(例えば、塩化ビニルポリマー組成物において、及び塩化ビニルポリマー組成物と共に、従来から利用されているもの)、エポキシ化エーテル縮合生成物、ビスフェノールAのジグリシジルエーテル(即ち、4,4′−ジヒドロキシジフェニルジメチルメタン)、エポキシ化不飽和脂肪酸エステル(特に、2〜22この炭素原子の脂肪酸の4〜2個程度の炭素原子のアルキルのエステル(例えば、ブチルエポキシステアレート)など)、及び種々のエポキシ化長鎖脂肪酸トリグリセリドなど(例えば、エポキシ化大豆油などの組成物によって代表され、例示され得る、エポキシ化植物油及び他の不飽和天然油(これらは時としてエポキシ化天然グリセリドまたは不飽和脂肪酸と称され、これらの脂肪酸は一般に12〜22個の炭素原子を含有している))が含まれる。特に好ましいのは、市販のエポキシ基含有エポキシド樹脂化合物 EPON 815c、及び一般式(3)の他のエポキシ化エーテルオリゴマー縮合生成物である。
紫外線吸収剤としては、偏光子や表示装置の紫外線に対する劣化防止の観点から、波長370nm以下の紫外線の吸収能に優れており、且つ液晶表示性の観点から、波長400nm以上の可視光の吸収が少ないものが好ましい。例えば、オキシベンゾフェノン系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物、サリチル酸エステル系化合物、ベンゾフェノン系化合物、シアノアクリレート系化合物、ニッケル錯塩系化合物等を挙げることができるが、ベンゾフェノン系化合物や着色の少ないベンゾトリアゾール系化合物が好ましい。また、特開平10−182621号公報、同8−337574号公報記載の紫外線吸収剤、特開平6−148430号公報記載の高分子紫外線吸収剤を用いてもよい。
本発明のセルロースエステルフィルムには、滑り性を付与するためにマット剤等の微粒子を添加することができ、微粒子としては、無機化合物の微粒子または有機化合物の微粒子が挙げられる。マット剤はできるだけ微粒子のものが好ましく、微粒子としては、例えば、二酸化ケイ素、二酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、炭酸カルシウム、カオリン、タルク、焼成ケイ酸カルシウム、水和ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、リン酸カルシウム等の無機微粒子や架橋高分子微粒子を挙げることができる。中でも、二酸化ケイ素がフィルムのヘイズを低くできるので好ましい。二酸化ケイ素のような微粒子は有機物により表面処理されている場合が多いが、このようなものはフィルムのヘイズを低下できるため好ましい。
本発明の光学フィルムにおいて配向膜を形成して液晶層を設け、光学フィルムと液晶層由来のリターデーションを複合化して光学補償能を付与して、液晶表示品質の向上のためにこのような偏光板加工を行ってもよい。リターデーションを調節するために添加する化合物は、欧州特許第911,656A2号明細書に記載されているような、二つ以上の芳香族環を有する芳香族化合物をリターデーション制御剤として使用することもできる。また2種類以上の芳香族化合物を併用してもよい。該芳香族化合物の芳香族環には、芳香族炭化水素環に加えて、芳香族性ヘテロ環を含む。芳香族性ヘテロ環であることが特に好ましく、芳香族性ヘテロ環は一般に不飽和ヘテロ環である。中でも1,3,5−トリアジン環が特に好ましい。
本発明の光学フィルムはセルロースエステル以外の高分子材料やオリゴマーを適宜選択して混合してもよい。前述の高分子材料やオリゴマーはセルロースエステルと相溶性に優れるものが好ましく、フィルムにしたときの透過率が80%以上、更に好ましくは90%以上、更に好ましくは92%以上であることが好ましい。セルロースエステル以外の高分子材料やオリゴマーの少なくとも1種以上を混合する目的は、加熱溶融時の粘度制御やフィルム加工後のフィルム物性を向上するために行う意味を含んでいる。この場合は、上述のその他添加剤として含むことができる。
本発明の光学フィルムは、例えば、米国特許第2,492,978号、同2,739,070号、同2,739,069号、同2,492,977号、同2,336,310号、同2,367,603号、同2,607,704号、英国特許第64,071号、同735,892号の各明細書、特公昭45−9074号、同49−4554号、同49−5614号、同60−27562号、同61−39890号、同62−4208号の各公報に記載の方法を参照して製膜できる。
本発明の光学フィルム製造に際し、延伸の前及び/または後で帯電防止層、ハードコート層、反射防止層、易滑性層、易接着層、防眩層、バリアー層、光学補償層等の機能性層を塗設してもよい。特に、帯電防止層、ハードコート層、反射防止層、易接着層、防眩層及び光学補償層から選ばれる少なくとも1層を設けることが好ましい。この際、コロナ放電処理、プラズマ処理、薬液処理等の各種表面処理を必要に応じて施すことができる。
本発明の光学フィルムは、寸度安定性が23℃55%RHに24時間放置したフィルムの寸法を基準としたとき、80℃90%RHにおける寸法の変動値が±1.0%未満であることが好ましく、更に好ましくは0.5%未満であり、特に好ましくは0.1%未満である。
フィルム構成材料中の添加剤の存在は、該セルロースエステル、可塑剤、酸化防止剤、その他必要に応じて添加する紫外線吸収剤やマット剤、リターデーション制御剤等、フィルムを構成する材料の少なくとも1種以上に対して、変質や分解による揮発成分の発生を抑制または防止する観点で優れている。また添加剤自身もフィルム構成材料の溶融温度領域において、揮発成分を発生しないことが求められる。
本発明の光学フィルムは、延伸操作により屈折率制御を行うことができる。延伸操作としては、セルロースエステルの1方向に1.0〜2.0倍及びフィルム面内にそれと直交する方向に1.01〜2.5倍延伸することで好ましい範囲の屈折率に制御することができる。
液晶表示装置には通常2枚の偏光板の間に液晶を含む基板が配置されているが、本発明の光学フィルムを適用した偏光板保護フィルムはどの部位に配置しても優れた表示性が得られる。特に液晶表示装置の表示側最表面の偏光板保護フィルムにはクリアハードコート層、防眩層、反射防止層等が設けられるため、該偏光板保護フィルムをこの部分に用いることが特に好ましい。
〔セルロースエステルフィルム1−1〜1−13の製造〕
P−1を空気中、常圧下で130℃、2時間乾燥し、室温まで放冷した。このセルロースエステルに化合物16、C−2、D−2及びE−2をセルロースエステルに対してそれぞれ5.0質量部、0.25質量部、0.25質量部及び3.0質量部添加し、この混合物を230℃の溶融温度に加熱溶融した後、T型ダイより溶融押出成形し、更に160℃において、1.2×1.2の延伸比で延伸した。その結果、膜厚80μmのフィルム(試料1−1)を得た。セルロースエステルの水分量はエー・アンド・デイ社製の加熱乾燥式水分計、MOISTURE ANALYZER MX−50により測定した。
(ヘイズ)
ヘイズ計(1001DP型、日本電色工業(株)製)を用いて測定した結果から、試料の厚さが80μmの場合のヘイズの値に換算して表示した。評価は、ヘイズが0.3%未満を○、0.3〜0.5未満を△、0.5〜0.7%以下を×とした。
寸法安定性は熱収縮率で表す。試料の縦方向及び横方向より30mm幅×120mm長さの試験片を各3枚採取する。試験片の両端に6mmφの穴をパンチで100mm間隔に開ける。これを23±3℃、相対温度65±5%の室内で3時間以上調湿する。自動ピンゲージ(新東科学(株)製)を用いてパンチ間隔の原寸(L1)を最小目盛り/1000mmまで測定する。次に試験片を80℃±1℃の恒温器に吊して3時間熱処理し、23±3℃、相対湿度65±5%の室内で3時間以上調湿した後、自動ピンゲージで熱処理後のパンチ間隔の寸法(L2)を測定する。そして、以下の式により熱収縮率を算出する。
評価は、熱収縮率が0.03%未満を○、0.03〜0.06%未満を△、0.6%以上を×とした。
JIS C2318の測定法に従い測定する。その結果から試料の厚さが80μmの場合の引っ張り強度の値に換算した結果で示した。評価は、引っ張り強度が120N/mm2以上を◎、110〜120N/mm2未満を○、100〜110N/mm2未満を△、90〜100N/mm2未満を×、90N/mm2未満を××とした。
東洋ボールドウィン製万能引っ張り試験機STM T 50BPを用い、23℃、70%雰囲気中、引っ張り速度10%/分で0.5%伸びにおける応力を測定し、弾性率を求めた。評価は、弾性率が3.60kN/mm2以上を◎、3.50〜3.60kN/mm2未満を○、3.40〜3.50kN/mm2未満を△、3.30〜3.40kN/mm2未満を×、3.30kN/mm2以下を××とした。
直交状態(クロスニコル)に二枚の偏光板を配置して透過光を遮断し、二枚の偏光板の間に各試料10〜12及び実施例1における試料8を置く。偏光板はガラス製保護板のものを使用した。片側から光を照射し、反対側から光学顕微鏡(50倍)で1cm2当たりの直径0.01mm以上の輝点の数をカウントした。評価は、揮点数が0〜30個を◎、31〜50個を○、51〜80個を△、81個以上を×とした。
〔セルロースエステルフィルム2−1〜2−13の製造〕
P−11を空気中、常圧下で130℃、2時間乾燥し、室温まで放冷した。このセルロースエステルに化合物16、C−1、D−1をセルロースエステルに対してそれぞれ5.0質量部、0.25質量部、0.25質量部添加し、この混合物を230℃の溶融温度に加熱溶融した後、T型ダイより溶融押出成形し、更に160℃において、1.2×1.2の延伸比で延伸した。その結果、膜厚80μmのフィルム(試料2−1)を得た。セルロースエステルの水分量はエー・アンド・デイ社製の加熱乾燥式水分計、MOISTURE ANALYZER MX−50により測定した。
実施例1と同様に評価を行った。結果を表6に示す。
〔セルロースエステルフィルム3−1〜3−14の製造〕
P−5を空気中、常圧下で130℃、2時間乾燥し、室温まで放冷した。このセルロースエステルにB−1、C−3、D−1をセルロースエステルに対してそれぞれ5.0質量部、0.25質量部、0.25質量部添加し、この混合物を230℃の溶融温度に加熱溶融した後、T型ダイより溶融押出成形し、更に160℃において、1.2×1.2の延伸比で延伸した。その結果、膜厚80μmのフィルム(試料3−1)を得た。セルロースエステルの水分量はエー・アンド・デイ社製の加熱乾燥式水分計、MOISTURE ANALYZER MX−50により測定した。
実施例1と同様に評価を行った。結果を表8に示す。
〔塗布用組成物の調製〕
以下の塗布用組成物を調製した。
ポリメチルメタアクリレート(重量平均分子量55万、Tg:90℃) 0.5部
プロピレングリコールモノメチルエーテル 60部
メチルエチルケトン 16部
乳酸エチル 5部
メタノール 8部
導電性ポリマー樹脂(0.1〜0.3μm粒子) 0.5部
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート単量体 60部
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート2量体 20部
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート3量体以上の成分 20部
ジエトキシベンゾフェノン光反応開始剤 6部
シリコーン系界面活性剤 1部
プロピレングリコールモノメチルエーテル 75部
メチルエチルケトン 75部
(カール防止層塗布組成物(3))
アセトン 35部
酢酸エチル 45部
イソプロピルアルコール 5部
ジアセチルセルロース 0.5部
超微粒子シリカ2%アセトン分散液(アエロジル:200V) (日本アエロジル(株)製) 0.1部
下記に従って、機能付与した偏光板保護フィルムを作製した。
延伸比率を縦1.2×横2.0とした以外は、表1の試料1−1と同様にして作製した光学フィルム試料21の片面に、カール防止層塗布組成物(3)をウェット膜厚13μmとなるようにグラビアコートし、乾燥温度80±5℃にて乾燥させた。これを光学フィルム試料21Aとする。このセルロースエステルフィルムのもう1方の面に、帯電防止層塗布組成物(1)を28℃、82%RHの環境下でウェット膜厚で7μmとなるようにフィルムの搬送速度30m/minで塗布幅1mで塗布し、次いで80±5℃に設定された乾燥部で乾燥して乾燥膜厚で約0.2μmの樹脂層を設け、帯電防止層付きセルロースエステルフィルムを得た。これを光学フィルム試料21Bとする。
厚さ120μmのポリビニルアルコールフィルムを沃素1質量部、沃化カリウム2質量部、ホウ酸4質量部を含む水溶液に浸漬し50℃で4倍に延伸し偏光子を作製した。
15型TFT型カラー液晶ディスプレーLA−1529HM(NEC製)の偏光板を剥がし、上記で作製した各々の偏光板を液晶セルのサイズに合わせて断裁した。液晶セルを挟むようにして、前記作製した偏光板2枚を偏光板の偏光軸が元と変わらないように互いに直交するように貼り付け、15型TFT型カラー液晶ディスプレーを作製し、セルロースエステルフィルムの偏光板としての特性を評価したところ、本発明偏光板1−1〜1−7、1−9は、比較偏光板1−8、1−10〜1−13と比較して、コントラストも高く、優れた表示性を示した。これにより、液晶ディスプレーなどの画像表示装置用の偏光板として優れていることが確認された。
Claims (15)
- 原料セルロースエステルを多価カルボン酸により部分的に架橋した水分含有量3.0質量%以下のセルロースエステルと可塑剤、酸化防止剤、光安定剤、酸掃去剤の少なくとも1種を含んでなる混合物を150℃以上250℃以下の溶融温度(Tm)で加熱溶融し、溶融流延法によって得られることを特徴とするセルロースエステルフィルム。
- 前記原料セルロースエステルがセルロースアセテート、セルロースプロピオネート、セルロースブチレート、セルロースアセテートプロピオネート及びセルロースアセテートブチレートから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1に記載のセルロースエステルフィルム。
- 前記原料セルロースエステルのGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)による重量平均分子量Mwが100,000〜250,000であることを特徴とする請求項1または2に記載のセルロースエステルフィルム。
- 前記可塑剤が多価アルコールと1価のカルボン酸からなるエステル系可塑剤及び/または多価カルボン酸と1価のアルコールからなるエステル系可塑剤から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のセルロースエステルフィルム。
- 前記多価アルコールと1価のカルボン酸からなるエステル系可塑剤、多価カルボン酸と1価のアルコールからなるエステル系可塑剤がそれぞれアルキル多価アルコールアリールエステル、ジアルキルカルボン酸アルキルエステル系の可塑剤であることを特徴とする請求項4に記載のセルロースエステルフィルム。
- 前記酸化防止剤がヒンダードフェノール酸化防止剤であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のセルロースエステルフィルム。
- 前記ヒンダードフェノール酸化防止剤が2,6−ジアルキルフェノール誘導体であることを特徴とする請求項6に記載のセルロースエステルフィルム。
- 前記光安定剤がヒンダードアミン光安定剤であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のセルロースエステルフィルム。
- 前記ヒンダードアミン光安定剤が2,2,6,6−テトラアルキルピペリジン誘導体であることを特徴とする請求項8に記載のセルロースエステルフィルム。
- 前記酸掃去剤がエポキシ化合物であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のセルロースエステルフィルム。
- 前記多価カルボン酸がジカルボン酸であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のセルロースエステルフィルム。
- 請求項1〜11のいずれか1項に記載のセルロースエステルフィルムを用いることを特徴とする光学フィルム。
- 請求項1〜11のいずれか1項に記載のセルロースエステルフィルムの少なくとも一方の面に帯電防止層、ハードコート層、反射防止層、易接着層、防眩層及び光学補償層から選ばれる少なくとも1層を設けたことを特徴とする光学フィルム。
- 請求項12または13に記載の光学フィルムを少なくとも一方の面に用いたことを特徴とする偏光板。
- 請求項12または13に記載の光学フィルム及び請求項14に記載の偏光板の少なくとも一方を用いたことを特徴とする液晶表示装置。
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