JP2006104182A - 体脂肪低減組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 これまでほとんど注目されていなかったビワ葉の特定成分の機能を見出すことによって、ビワ葉を有効利用すること。
【解決手段】 ビワ葉の水難溶性成分を含有する、体脂肪低減組成物を提供すること。この組成物は、体脂肪低減作用、血中脂質上昇抑制作用、糖尿病予防作用、およびリパーゼ阻害作用を有する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、体脂肪低減組成物に関する。より詳細には、体脂肪低減作用、食中または食後の血中脂質の上昇を抑制する作用、糖尿病予防作用、およびリパーゼ阻害作用を有する体脂肪低減組成物に関する。
ビワ葉は、バラ科ビワ(Eriobotrya japonica)の葉であり、古くから鎮咳、去痰、利尿の目的で漢方薬の原料として利用されている。あるいは民間薬的にビワ葉を煎じた汁が皮膚の炎症部位に対する湿布薬の原料として利用されている。
このように、ビワ葉には、タンニンなどの水溶性成分をはじめとして種々の有効成分が含有されているが、その有効成分についてはほとんど検討されていない。これまでに、ビワ葉を熱水あるいは有機溶媒で抽出した濃縮乾燥物(ビワ抽出粉末エキス)が抗糖尿病剤や抗アレルギー剤に用いられることが提案されている程度である(例えば、特許文献1および2)。これら以外にも、ビワ葉に含有される有効成分に関する新たな機能の検討が求められている。
特開2003−128571号公報 特開平10−36276号公報
本発明の目的は、ビワ葉に含まれる有効成分の機能を見出すことによって、ビワ葉を有効利用することにある。
本発明者らは、ビワ葉の水難溶性成分について鋭意検討を行った。その結果、驚くべきことに、肥満の原因である体脂肪の低減作用を有することを見出した。さらに、このビワ葉の水難溶性成分が、肥満によって引き起こされやすい血中脂質の上昇を改善する作用、特に食中または食後の血中脂質の上昇を抑制する作用を有すること、および肥満によって引き起こされやすい糖尿病、特にII型糖尿病を改善する作用を有することを見出して本発明を完成するに至った。
すなわち本発明の体脂肪低減組成物は、ビワ葉の水難溶性成分を含有する。
好ましい実施態様においては、血中脂質上昇抑制作用を有する。
好ましい実施態様においては、糖尿病予防作用を有する。
本発明の体脂肪低減組成物に含有されるビワ葉の水難溶性成分は、肥満の原因である体脂肪の低減作用、すなわち体脂肪の蓄積抑制または蓄積した体脂肪の減少効果を有する。さらに、このビワ葉の水難溶性成分は、肥満によって引き起こされやすい血中脂質上昇の改善作用、および血中の血糖値上昇、特にII型糖尿病における血糖値の上昇を抑制する作用を有する。以上から、本発明の組成物は、肥満に関連した糖尿病や高脂血症等の生活習慣病や肥満予防効果を有する。
本発明の体脂肪低減組成物は、ビワ葉の水難溶性成分を含有し、必要に応じて、その他の成分を含有し得る。
(ビワ葉の水難溶性成分)
本発明の組成物の必須成分は、ビワ葉の水難溶性成分である。本明細書において、「ビワ葉の水難溶性成分」とは、有機溶媒(例えばエタノールなどのアルコール、アセトンなど)または有機溶媒と水との混合溶媒を用いてビワ葉から抽出される成分であって、水には極めて溶けにくい成分をいう。このような成分としては、例えば、コロソリン酸などが挙げられる。本発明においては、ビワ葉の水難溶性成分として、水難溶性成分を含有するビワ葉またはその抽出物を直接用いることも可能であるが、好ましくは、ビワ葉を、有機溶媒または有機溶媒と水との混合溶媒で抽出し、該抽出物から水溶性画分を除去することによって得られる、水溶性画分を除去したビワ葉抽出物が用いられる。以下、まず、ビワ葉の水難溶性成分の調製方法について説明する。
上記ビワ葉の水難溶性成分を得るための原料であるビワ葉は、採取後にそのまま用いてもよいが、腐敗が激しいため、予め採取した後すぐに乾燥し、粉末化しておくことが好ましい。粉末化することで、溶媒による抽出効率も向上し得る。なお、粉末化は当業者が通常用いる機器等、例えばボールミルやハンマーミル、スライサーなどを用いて破砕すればよい。
抽出に用いる溶媒としては、上述のように、有機溶媒または有機溶媒と水との混合溶媒が用いられる。有機溶媒は、特に制限されないが、好ましくは極性を有する有機溶媒、より好ましくはエタノールなどのアルコールが用いられる。得られる組成物を経口摂取する場合の安全性を考慮すると、エタノールがさらに好ましく、このエタノールに水を加えた混合溶媒(含水エタノール)が特に好ましい。含水エタノール中のエタノール含量は、好ましくは50容量%以上、より好ましくは50〜80容量%、さらに好ましくは60〜80容量%である。
抽出は、上記ビワ葉またはその乾燥粉末に上記溶媒を加えて所定時間保持することによって行われる。抽出溶媒の添加量は、原料ビワ葉に対して5〜20質量倍、好ましくは8〜10質量倍となるように設定される。
抽出温度は、特に制限されないが、好ましくは50℃以上、より好ましくは約50〜85℃である。50℃より低いと、ビワ葉中の水難溶性成分が十分溶出し得なくなる場合がある。抽出時間は、好ましくは30分〜2時間程度である。高温で抽出する場合は、有機溶媒(例えば、エタノール)が蒸発して抽出効率が落ちる可能性があるため、加熱還流による抽出を行うことが好ましい。なお、上記抽出工程を2〜3回繰り返すことによって、ビワ葉からの水難溶性成分の抽出効率をさらに高めることができる。
抽出後、さらに活性炭を加えて処理することが好ましい。活性炭処理は、主に脱色の目的で行われるが、ビワ葉中の色素の他に、本願において不要な成分が除去され得るため、後述の精製の点からも好ましく用いられる。活性炭処理は、ビワ葉中の色素が除去されるため、さらに様々な食品、医薬品、医薬部外品等の形態への応用を容易にすると共に、得られる組成物自体の嗜好性も改善し得る点で有効である。活性炭は、好ましくは抽出物中に5〜20質量%、より好ましくは10〜20質量%の割合で加えられる。
このようにして得られたビワ葉抽出物は、必要に応じて、濾過などの固形分離により固形分あるいは活性炭処理した場合には活性炭を除去する。この抽出物をそのままビワ葉の水難溶性成分として用いてもよいが、さらにこの抽出物から水溶性成分を除いて精製することが好ましい。以下、精製方法について述べる。
精製は、水溶性画分を除去できる方法であれば特に制限されない。例えば、上記の有機溶媒または含水有機溶媒により得られたビワ葉抽出物に水を添加して、水溶性成分を水に移行させる。その後、減圧濃縮して該抽出物中の有機溶媒濃度を低下させることによって、水難溶性成分を析出させ、次いで水難溶性成分と水溶性成分とを分離して回収する方法などが好適に用いられる。上記精製は、例えば、以下のようにして行われる。まず、ビワ葉の80容量%含水エタノール抽出物を濾過して濾液を回収した後、60℃以下、好ましくは50℃以下の温度で減圧下濃縮する。エタノール濃度が好ましくは50容量%未満に達すると、水難溶性成分を析出させることができ、より好ましくは30容量%、さらに好ましくはほぼ0容量%まで下げることで、水難溶性成分を十分に析出させることができる。そして、この析出した成分を濾過などによって固液分離することで、水溶性成分が除去されたビワ葉抽出物(ビワ葉の水難溶性成分)が得られる。なお、ビワ葉抽出物が、エタノールのみ、あるいは高濃度の含水エタノールで抽出されている場合には、単に抽出物の体積が2分の1以下になるまで濃縮し、固液分離することによっても、より簡便に水難溶性成分を回収することができる。
上記ビワ葉抽出物は、さらに乾燥され、必要に応じて粉砕して粉末化され得る。
このようにして得られたビワ葉の抽出物中には、水難溶性成分が好ましくは60質量%以上含有される。さらに水難溶性成分であるコロソリン酸が乾燥質量換算で5質量%以上含有されることが好ましく、10質量%以上含有されることがより好ましく、20質量%含有されることがさらに好ましい。そして、水溶性成分の含有量は、好ましくは40質量%以下、より好ましくは35質量%以下である。ビワ葉の水難溶性成分は、水に対して難溶性を示し、有機溶媒(例えば、エタノール)または油に対して溶解性を示す。
本発明に用いられるビワ葉の水難溶性成分は、優れた血中脂質改善作用、例えば、食中または食後の血中脂質の上昇抑制作用や脂質の吸収に関与するリパーゼを阻害する作用を有するため、血中脂質上昇抑制剤またはリパーゼ阻害剤として利用することができる。
上記ビワ葉の水難溶性成分は、さらに優れた抗糖尿病をも有する。特に、この抗糖尿病効果は、I型糖尿病のみならず、II型糖尿病に対する効果の一つとしてインスリンの感受性を改善したり、糖の吸収及び代謝を改善する耐糖能の低下をも改善し得る。特にコロソリン酸を乾燥質量換算で5質量%以上含有する場合は、より優れた抗糖尿病効果を発揮し得る。
このため、本発明に用いられるビワ葉の水難溶性成分は、食油等の油性の食品や医薬品等に添加して、経口摂取することによって、体脂肪の低減作用、すなわち、体脂肪の蓄積抑制又は蓄積した体脂肪の減少作用を有する体脂肪低減剤として、さらには脂質の吸収を抑制して血中の脂質の上昇を抑制することができる血中脂質上昇抑制剤として利用し得る。また、本発明に用いられるビワ葉の水難溶性成分は、各組織における血中の糖の吸収を促進し得る効果を有することから、糖尿病予防剤、特に血糖値上昇抑制剤としても利用でき、肥満によって起こりやすいII型糖尿病の予防剤として好適に用いることができる。なお、体脂肪の低減作用は、ビワ葉の水難溶性成分による脂質の吸収抑制作用や糖の細胞への吸収促進並びに代謝促進作用によって得られるものと考えられる。
(体脂肪低減組成物)
本発明の体脂肪低減組成物は、上記ビワ葉の水難溶性成分を含有し、必要に応じて、その他の成分を含有し得る。本発明の体脂肪低減組成物は、食品、医薬品、医薬部外品、化粧品などとして利用されるが、上述のとおり、種々の作用を有するビワ葉の水難溶性成分を含有するため、例えば、体脂肪低減剤、血中脂質上昇抑制剤、糖尿病予防剤、血糖値上昇抑制剤、および抗肥満剤として使用することが可能である。あるいは、体脂肪低減作用、血中脂質上昇抑制作用、糖尿病予防作用、血糖値上昇抑制剤、および抗肥満作用を有する食品(これらの作用等を明示又は目的とした食品)として利用することもできる。
本発明の体脂肪低減組成物に含有されるビワ葉の水難溶性成分の量は、特に制限されず、食品、医薬品、医薬部外品、化粧品などの様々な目的によって、あるいはその形態によって適宜調整される。好ましくは、配合量(配合比率)の下限値が、0.00001質量%以上、より好ましくは0.0001質量%以上であり、配合量(配合比率)の上限値が、50質量%以下、好ましくは30質量%以下である。0.00001質量%より少ないと、十分な血中脂質上昇抑制効果が得られない場合があり、50質量%より高い場合は、含有量に見合う効果が得られない。なお、上記ビワ葉の水難溶性成分の量は、いかなる用途(例えば、抗肥満剤、体脂肪低減剤など)に用いる場合であっても好適に適用される。
本発明の組成物は、ビワ葉の水難溶性成分以外に、必要に応じて、その他の成分を含有し得る。その他の成分の中でも、脂質吸収抑制作用を有する成分、脂質代謝亢進作用を有する成分、糖吸収抑制作用を有する成分、および糖代謝促進作用を有する成分を含有することが好ましい。これらの成分は、ビワ葉の水難溶性成分が有する作用をさらに増強し得る。
上記脂質吸収抑制作用を有する成分としては、例えば、ポリフェノール、プロアントシアニジン、これらを含有する植物体の抽出物(茶抽出物、ブドウ種子抽出物、リンゴ抽出物、松樹皮抽出物など)などが挙げられる。好ましくは松樹皮抽出物である。脂質吸収抑制作用を有する成分を含有することによって、例えば、体脂肪の蓄積抑制または蓄積した体脂肪の減少効果について、より高い効果を得ることができる。
上記脂質代謝亢進作用を有する成分としては、例えば、リボフラビン類、茶カテキン類、異性化リノール酸、カフェイン、カプサイシン、カルニチン、コエンザイムQ10、大豆ペプチド、分岐アミノ酸、フォスファチジルコリン、アリルスルフィド化合物、フォルスコリン、ベルゲニン、ケルセチン、アスチルビン、ヒドロキシクエン酸、クロロゲン酸及びその誘導体等やこれらを含有する植物抽出物、例えば、茶、コレウスフォコリ、アカショウマ、黄杞、大豆、唐辛子、ソバ、ニンニク、タマネギ、コーヒー、甘藷の茎葉等の抽出物が挙げられる。この成分は目的に応じて適宜配合され得る。脂質代謝亢進作用を有する成分を含有することによって、脂質吸収の抑制と吸収された脂質の代謝亢進が行われ、ビワ葉の水難溶性成分と脂質代謝亢進作用を有する成分との相乗的な脂質の蓄積抑制効果または体脂肪減少効果が得られると考えられる。
上記糖吸収抑制作用を有する成分は、糖尿病予防作用を増強する目的で用いられる。上記成分を配合することにより、食後の血糖値の上昇を抑えるとともにビワ葉の水難溶性成分によりさらに血中の糖のレベルを低下させることができる。このような成分としては、例えば、α―アミラーゼ阻害剤、グルコシダーゼ阻害剤などの糖分解酵素の阻害作用を有する成分、糖の吸収を阻害する成分が挙げられる。
α−アミラーゼ阻害剤としては、例えば、α−アミラーゼ阻害活性を有するタンパク質、タンニンなどが挙げられる。α−アミラーゼ阻害活性を有するタンパク質は小麦やライ麦等の中に含まれており、タンニンは大麦、茶、グァバ、ビワ等に含まれている。
α−グルコシダーゼ阻害剤としては、例えば1−デオキシノジリマイシンやサラシノール、1−デオキシノジリマイシン、これらを含有すサラシア・レティキュラタや桑葉の他に、ボタンピ、カシュウ、ゲットウ、アカメガシワ、ヒラミレモン、クダモノトケイソウおよびストレリチア、阿仙薬、サッサフラス、イエロードック、メドウスィートが挙げられる。さらに、ウンシュウミカン、ダイダイ、ハッサク、ナツミカン、イヨカン、オレンジ、レモン、グレープフルーツ、ユズ、ライムなどの柑橘類に含まれるジヒドロカルコン化合物またはフラバノン配糖体、ウラジロガシ、オオボウシバナ、芍薬、チョウジ、ラフマ、ケイヒ、ユーカリ、エゾイシゲ、カモミール、シソ、ノイチゴ、トウチ、クローブ、ヒドロキシプロリンなどが挙げられる。また、茶、グァバ、テンチャ、イチョウ葉、ブドウ種子や松樹皮抽出物等に含まれるポリフェノールや、マオウ、カリン、インゲン豆、ナンバンカラスウリ、カキ葉、プーアル茶、オトギリソウ、リンゴ、タラ、アカメガシワ、サンシュユ、訶子、トチュウ葉などにも糖質消化酵素の阻害効果がある。
糖分解酵素の阻害作用を有する成分としては、これらのα−アミラーゼ阻害剤やα−グルコシダーゼ阻害剤などで例示された植物体の抽出物、あるいはその抽出物の乾燥粉末なども好適に使用される。
糖の吸収を阻害する成分としては、サポニン(例えばギムネマ・シルベスタ、ギムネマ・イノドラム、タラ、トンブリ等に含まれるサポニン)、コンズリトールA(例えばギムネマ・シルベスタに含有されるコンズリトールA)、グルマリン(例えばギムネマ・シルベスタに含有されるグルマリン)、食物繊維(例えば、難消化性デキストリン、ガラクトマンナン、可溶性アルギン酸ナトリウム、イヌリンといった水溶性食物繊維)が挙げられる。食物繊維は食餌をゲル化することで糖の腸管からの吸収を抑制すると考えられている。
上記糖代謝促進作用を有する成分は、糖尿病予防作用を増強する目的で用いられる。このような成分としては、例えば、チアミン類、ピリドキシン類、アミノ酸(イソロイシン、ロイシン、バリン、セリン、プロリン、グリシン、アラニン、及びスレオニン等)、α-リポ酸及びその誘導体、クエン酸、リンゴ酸、モリブデン、リン、イオウ、クロム、カリウム、マンガン、カプサイシノイド、ニンジンのサポニンなどの成分やレイシ、黒酢、大豆、菊芋、ビール酵母などが挙げられる。これらを配合することにより、体内での糖の蓄積を抑制する。さらに糖の吸収によって引き起こされる体脂肪が増加することを抑制し得る。
本発明の体脂肪低減組成物に含有され得る上記成分以外のその他の成分は、目的に応じて適宜選択される。例えば、通常の食品として添加し得る成分(賦形剤、増量剤、結合剤、増粘剤(例えば、寒天)、乳化剤、滑沢剤、湿潤剤、懸濁剤、着色料(色素)、食品添加物、調味料など)または医薬品、医薬部外品として添加し得る成分(基材、動植物抽出物など)などが挙げられる。
上記食品添加物としては、例えば、ローヤルゼリー、プロポリス、ビタミン類(A、B群、C、D、E、K、葉酸、パントテン酸、ビオチン、これらの誘導体等)ミネラル(鉄、マグネシウム、カルシウム、亜鉛等)、セレン、キチン・キトサン、レシチン、ポリフェノール(カテキン類、アントシアニン類、プロアントシアニジンなどの縮合型タンニン、ガロタンニン等の加水分解型タンニン、フラボノイド類、これらの誘導体等)、カロテノイド(リコピン、アスタキサンチン、ゼアキサンチン、ルテイン等)、サポニン(イソフラボン、ジンセサノイド、グリチルリチン酸等)、キサンチン誘導体(カフェイン等)、脂肪酸、アミノ酸、タンパク質(コラーゲン、エラスチン等)、ムコ多糖類(ヒアルロン酸、コンドロイチン、デルマタン、ヘパラン、ヘパリン、ケタラン、これらの塩等)、アミノ糖(グルコサミン、アセチルグルコサミン、ガラクトサミン、アセチルガラクトサミン、ノイラミン酸、アセチルノイラミン酸、ヘキソサミン、それらの塩等)、食物繊維(難消化性デキストリン、アルギン酸、グアガム、ペクチン、グルコマンナン等)、オリゴ糖(イソマルトオリゴ糖、環状オリゴ糖等)リン脂質やスフィンゴ脂質及びその誘導体(フォスファチジルコリン、スフィンゴミエリン、セラミド等)、含硫化合物(アリイン、セパエン、タウリン、グルタチオン、メチルスルホニルメタン等)、糖アルコール、キノン類(コエンザイムQ10等)、リグナン類(セサミン等)、これらを含有する動植物抽出物、根菜類(ウコン、ショウガ等)、麦若葉末等のイネ科植物の緑葉、ケール等のアブラナ科植物の緑葉などが挙げられる。さらに上記食品添加物を含む飲料、例えば、植物発酵ジュース、野菜ジュース(例えば、人参ジュース)、植物抽出物、果汁なども利用され得、これらを含有させることにより、本発明の組成物を機能性または栄養価の高い飲料とすることができる。
上記調味料としては、例えば、グラニュー糖、蜂蜜、ソルビットなどの甘味料、アルコール、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸などの酸味料、および香料が挙げられる。
本発明の組成物は、目的に応じて、各種の形態に調製することができる。例えば、食品などとして利用する場合は、ハードカプセル、ソフトカプセルなどのカプセル剤、錠剤、丸剤、粉末(散剤)、顆粒、ティーバッグ、液体(飲料)、ペーストなどの当業者が通常用いる形態で利用される。さらに、上記液体などを加工して、ゼリー、シャーベット、フローズンヨーグルトあるいはアイスクリームとすることもできる。これらは、形状または好みに応じて、そのまま摂取してもよく、あるいは水、湯、牛乳などと共に飲むことができる。
以下、本発明をより詳細に説明をするが、以下の実施例に制限されず、本発明の範囲内で種々の改変が可能であることは言うまでもない。
(実施例1:血中脂質上昇抑制効果)
血中脂質の上昇抑制効果を次のようにして検証した。まず、5週齢の雄性SDラット15匹に標準飼料(MF飼料:オリエンタル酵母工業株式会社)を与えて1週間馴化した。これらのSDラットを16時間絶食させた後、眼窩より採血を行い、血中のトリグリセライド(中性脂肪)値を測定キット(トリグリセライドG−テストワコー、和光純薬株式会社)を用いて測定した。次いで、血中のトリグリセライドの平均値(50.0〜52.0mg/dL)がほぼ一定となるようにしたこと以外はランダムに1群5匹の3群に分けた。
1群のラットには、0.5mLの綿実油と共にビワ葉の水難溶性成分(コロソリン酸を30質量%含有し、水溶性成分を35質量%以下の割合で含有する:株式会社常盤植物化学研究所製)を100mg/kg体重となるようにゾンデで強制経口投与した(試験群とする)。別の1群のラットには、0.5mLの綿実油と共にグァバ葉抽出物(備前化成社製)を100mg/kg体重となるようにゾンデで強制経口投与した。残りの1群のラットには、対照群として0.5mLの綿実油のみを投与した(比較試験群とする)。各群のラットについて、投与1時間後および4時間後に再度眼窩より採血し、血液から得られた血清を用いて上記と同様にしてトリグリセライドを測定した。結果を表1に示す。
Figure 2006104182
表1の結果から、ビワ葉の水難溶性成分は、グァバ抽出物と同様に血中のトリグリセライド、すなわち血中脂質の上昇を抑制し得ることが分かる。この結果は、綿実油を摂取したときの血中脂質の上昇を抑制していることから、脂質の吸収を抑制していることもわかる。
(実施例2:脂質吸収抑制効果)
実施例1で用いたビワ葉の水難溶性成分をDMSOに1mg/mLとなるように溶解し、この溶液1mLを10質量/容量%の炭酸ナトリウム(和光純薬株式会社)水溶液でpH8.5に調整し、さらに蒸留水で全量を2mLに希釈した。この希釈液に、4mLの基質液(牛乳を蒸留水で3倍希釈し、炭酸ナトリウムでpH8.5に調整した溶液)および0.04質量/容量%の豚膵臓由来のリパーゼ(和光純薬株式会社)を添加した。この溶液のpHを直ちに測定した後、さらに37℃にて20分間反応させ、再度pHを測定し、反応前後のpHの差(ΔAとする)を求めた。対照として、上記希釈液の代わりに、蒸留水を用いたこと以外は上記と同様に行い、反応前後のpHの差(ΔBとする)を求めた。ΔAおよびΔBを用いて、以下の式よりリパーゼ阻害率(%)を求めた(試験例とする)。結果を表2に示す。
リパーゼ阻害率(%)={1−(ΔA/ΔB)}×100
ビワ葉の水難溶性成分の代わりに、グァバ葉抽出物を用いたこと以外は、上記と同様にして、リパーゼ阻害率を求めた(比較試験例とする)。結果を表2に併せて示す。
Figure 2006104182
表2の結果から、ビワ葉の水難溶性成分は、グァバ葉抽出物に比べ、優れたリパーゼ阻害効果を有することが分かる。したがって、実施例1の結果を考慮すると、本発明に用いられるビワ葉の水難溶性成分は、血中脂質の上昇抑制効果を有するが、この効果の一つの要因として、リパーゼの阻害作用によって、脂質の吸収が抑制されることが考えられる。本発明に用いられるビワ葉の水難溶性成分は、脂質の吸収を抑制することで、体脂肪の蓄積を抑制し、さらに体脂肪の減少効果も有するものと考えられる。
(実施例3:抗糖尿病効果1(血糖値上昇抑制効果))
まず、6週齢の雄性のSDラット(九動株式会社)25匹に標準飼料(MF、オリエンタル酵母工業株式会社)を与えて1週間馴化した。馴化後、ストレプトゾトシンを30mg/kg体重となるように尾静脈から投与した。投与4日後に眼窩静脈より血液を採取し、摂食時における血糖値を測定し、血糖値が200mg/dL以上となった20匹を選定し、I型糖尿病モデルとした。さらにこの20匹を血糖値の平均値が同等になるように4群に分けた。
上記4群のラットのうち、1群のラットには、実施例1で用いたビワ葉の水難溶性成分を0.5%Tween生理食塩水に溶解させた溶液を、ビワ葉の水難溶性成分が10mg/kg体重となるように一日1回の割合で21日間にわたり強制経口投与した(試験群1とする)。別の1群のラットには上記と同様の方法で、ビワ葉の水難溶性成分が1000mg/kg体重となるように投与した(試験群2とする)。別の1群のラットには上記と同様の方法で、既に抗糖尿病作用が知られているグァバ葉抽出物(備前化成株式会社製)が1000mg/kg体重となるように投与した(比較試験群1とする)。そして残りの1群のラットには、上記と同様の方法で0.5%Tween生理食塩水のみを投与した(対照群とする)。試験中は、標準飼料を自由摂食とし、水についても自由飲水とした。投与開始から14日後に再度摂食時の血液を採取し、血液中の血糖値(mg/dL)を測定した。その結果を表3に示す。
Figure 2006104182
表3の結果から、ビワ葉の水難溶性成分は、グァバ葉抽出物と同様に、糖尿病における血中の血糖値の上昇を抑制することが分かる。ビワ葉の水難溶性成分は、10mg/kg体重でも血糖値上昇抑制効果が得られることが分かる。
(実施例4:抗糖尿病効果2(インスリンの感受性に対する効果))
実施例3の試験群2、比較試験群1、および対照群について、投与開始から16日目に、16時間の絶食を行った。絶食後にラットの腹腔へインスリンを0.5ユニット/kg体重となるように投与し、インスリン投与前、インスリン投与30分後および60分後に眼窩静脈より血液を採取し、血糖値を測定して平均値を求めた。結果を表4に示す。
Figure 2006104182
表4の結果から、ビワ葉の水難溶性成分を投与した群(試験群2)は、インスリン投与後に血糖値の低下が認められることから、インスリンの感受性が高められていることが分かる。この作用は、インスリンの感受性が低下するII型糖尿病においても抗糖尿病効果を得られることを示している。
(実施例5:抗糖尿病効果3(耐糖能試験))
実施例3の試験群2、比較試験群1、および対照群について、投与開始から18日目に、16時間の絶食を行った。絶食後にショ糖を1.5g/kg体重となるように強制経口投与し、ショ糖投与前、ショ糖投与後60分および120分経過後に眼窩静脈より血液を採取し、血糖値を測定した。測定値から、投与前の血糖値を100%としたときのショ糖投与60分後および120分後の血糖値の割合(%)を血糖値上昇率として求め、平均値を算出した。結果を表5に示す。
Figure 2006104182
表5の結果から、ビワ葉の水難溶性成分を投与した試験群2は、グァバ葉抽出物を投与した比較群と同様に糖負荷による血糖値の上昇を抑制することが分かる。また、試験群2は、グァバ葉抽出物とは異なり、投与後120分の血糖値においても、血糖値の減少が見られることから、体内における糖の代謝が改善しており、単に血糖値の上昇を抑制するだけではなく、耐糖能の低下が改善されており、糖尿病の症状自体が改善されていることが分かる。
(実施例6:食品の製造)
5質量部の松樹皮抽出物(松樹皮の含水エタノール抽出物、30質量%のOPCを含有:株式会社東洋新薬)と、2質量部のビワ葉の水難溶性成分(実施例1で用いたのと同じ物)と、10質量部の結晶セルロースと、5質量部のショ糖エステルと、2質量部の二酸化ケイ素と、48質量部の卵殻カルシウムとから錠剤を製造した。
(実施例7:体脂肪の低減作用などに関する検討)
体脂肪の低減作用等を検討するため、ビワ葉の水難溶性成分と脂肪とを含有する飼料を以下のようにして調製した。まず、標準飼料(MF飼料、オリエンタル酵母工業株式会社)に牛脂とグラニュー糖とを添加して、牛脂を40質量%およびグラニュー糖を9質量%含有する高脂肪飼料を調製した。この高脂肪飼料に、ビワ葉の水難溶性成分(コロソリン酸を30質量%含有し、水溶性成分を35質量%以下の割合で含有する:株式会社常盤植物化学研究所製)を5質量%含有するように添加して、ビワ葉の水難溶性成分含有高脂肪飼料を調製した。
次に、上記飼料と8週例の雌性のICR系マウスとを用いて、皮下脂肪及び内臓脂肪における脂肪の蓄積に対する効果を以下のようにして検証した。まず、16匹のICR系マウスを、標準飼料(MF飼料、オリエンタル酵母工業株式会社)で1週間馴化後、体重を測定した。ここで測定した体重を、体重Aとする。
次に、上記体重Aを利用して、マウスの平均体重が群間でなるだけ等しくなるように、マウスを1群8匹の2群に群分けした。そして、このうちの1群には、ビワ葉の水難溶性成分含有高脂肪飼料を25日間自由摂取させた(試験群とする)。残りの1群には、高脂肪飼料を25日間自由摂取させた(比較試験群とする)。その後、飼料摂取後の体重を測定し、これらの体重を体重Bとする。
さらに、各群のマウスの皮下脂肪量を、実験動物用X線CT(商品名:LATheata、アロカ株式会社製)を用いて測定した。その後、マウスを解剖し、後腹膜の脂肪および子宮周囲の脂肪を摘出した。そして、後腹膜の脂肪の質量と子宮周囲の脂肪の質量を測定し、これらを合計して、内臓脂肪の質量とした。そして、上記体重Bに対する皮下脂肪量の割合(皮下脂肪量の体脂肪率(%))、および上記体重Bに対する内臓脂肪の質量の割合(内臓脂肪の体脂肪率(%))を計算した。上記体重Aおよび体重Bの測定結果を、表6に示す。また、内臓脂肪の体脂肪率および皮下脂肪の体脂肪率の測定結果を、表7に示す。
Figure 2006104182
Figure 2006104182
表6によれば、体重Bの測定結果でt検定を行ったところ、ビワ葉の水難溶性成分含有高脂肪飼料を与えた群と高脂肪飼料を与えた群との間では、有意水準1%で有意差が認められた。つまり、高脂肪飼料よりも、ビワ葉の水難溶性成分含有高脂肪飼料は、体重の増加を抑制する効果があることが分かる。
表7によれば、内臓脂肪および皮下脂肪の体脂肪率についてt検定を行ったところ、いずれの体脂肪率でも、ビワ葉の水難溶性成分含有高脂肪飼料を与えた群と高脂肪飼料を与えた群との間では、有意水準5%で有意差が認められた。つまり、高脂肪飼料よりも、ビワ葉の水難溶性成分含有高脂肪飼料は、体脂肪(内臓脂肪および皮下脂肪)の蓄積を抑制する効果があることがわかる。
上記表6および7の結果により、ビワ葉の水難溶性成分は、体重の増加を抑制する効果(抗肥満効果)を有しているため、抗肥満剤として利用できることが分かった。さらに、ビワ葉の水難溶性成分は、体脂肪(内臓脂肪および皮下脂肪)の蓄積を抑制する効果があるため、体脂肪低減剤として利用できることが分かった。
(実施例8:II型糖尿病予防および治療効果)
II型糖尿病モデルマウスおよびビワ葉の水難溶性成分を用いて、ビワ葉の水難溶性成分が有するII型糖尿病予防・治療効果を以下のようにして調べた。
まず、ビワ葉の水難溶性成分(コロソリン酸を30質量%含有し、水溶性成分を35質量%以下の割合で含有する:株式会社常盤植物化学研究所製)と、標準飼料(MF、オリエンタル酵母工業株式会社)とを混合して、ビワ葉の水難溶性成分を0.1質量%含有する試験飼料を調製した。
次に、II型糖尿病モデルマウスの準備について説明する。モデルマウスは、5週齢の雄性のII型糖尿病モデルマウス(KK−Ayマウス、日本チャールズリバー社製)14匹に標準飼料を与えて1週間馴化した。馴化後、眼窩静脈より採血を行い、血糖値を測定した。なお、この測定結果を「馴化後の血糖値」とする。
上記測定後、血糖値の平均値が群間でなるだけ等しくなるように、マウスを2群に分けた。このうちの1群を試験群とし、これらのラット試験群には、上記試験飼料を自由摂取させた。一方、残りの1群のラットには、標準飼料を自由摂取させ、これを対照群とした。なお、試験中、水については自由飲水とした。また、上記自由摂取期間は、28日間とした。
上記28日間の飼料摂取後、眼窩静脈より血液を採取して、血液中の血糖値を、グルテストセンサー(三和化学社製)を用いて測定した。この測定結果を「飼料摂取後の血糖値」とする。
上記血糖値の測定結果を、表8に示す。なお、表8中の数値は、平均値±標準偏差を示している。
Figure 2006104182
表8によれば、ビワ葉の水難溶性成分を0.1質量%含有する試験飼料は、インスリンの感受性が低下した状態において、血糖値の上昇抑制または低下作用を有することが分かる。また、飼料摂取後の血糖値のデータについてt検定を行ったところ、試験群と対照群との間において、有意水準1%で有意差が認められた。よって、ビワ葉の水難溶性成分は、血糖値の上昇抑制または低下作用を有するとともに、II型糖尿病の予防または治療効果を有することが分かった。
本発明の体脂肪低減組成物に含有されるビワ葉の水難溶性成分は、肥満の原因である体脂肪の蓄積抑制又は蓄積した体脂肪の減少作用を有するため、体脂肪低減作用を得ることができる。また、脂質の腸管からの吸収を抑制し、特に食中ならびに食後の血中脂質の上昇を抑制し得る。さらに血糖値の上昇抑制作用、特にII型糖尿病における血糖値上昇抑制作用も示すことから、肥満の原因である体脂肪の蓄積抑制ならびに体脂肪の減少効果だけでなく、肥満によって引き起こされやすい抗脂血症や糖尿病予防効果をも得られるため、有用である。本発明の組成物は、食品、医薬品、医薬部外品、化粧品などとして利用することができる。

Claims (3)

  1. ビワ葉の水難溶性成分を含有する、体脂肪低減組成物。
  2. 血中脂質上昇抑制作用を有する、請求項1に記載の組成物。
  3. 糖尿病予防作用を有する、請求項1に記載の組成物。
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