JP2006103763A - 溶断シーラ - Google Patents

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Minoru Kameda
稔 亀田
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Abstract

【課題】溶断工程を中断することなく溶断カッターの刃面を清掃できるようにした溶断シーラを提供する。
【解決手段】互いに逆向きに同期して回転駆動される高温の溶断カッター1と低温の受けカッター2が所定時間閉じ合わされた後は互いに離間するように構成し、閉じ合わされた前記一対のカッター1,2間にフィルム3を挟持させて送り移動する間に、フィルム3を送り方向に直交する方向に溶断シールするようにした溶断シーラにおいて、溶断カッター1が受けカッター2から離間したときに、溶断カッター1の刃面1aに接触して該刃面1aを清掃可能な清掃手段4を設けている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、送り移動されるフィルムを送り方向に直交する方向に溶断シールするための溶断シーラに係り、特に、溶断工程中に溶断カッターに付着する溶けカスを除去するための清掃手段を設けた溶断シーラに関する。
原反ローラからコンベヤ上に繰り出されたフィルムに被包装物を包装する場合、まず、縦シーラによってフィルムの両側を送り方向に沿う縦方向に溶着することで、被包装物を筒状のフィルム内に収容し、次いで、横シーラ(溶断シーラ)によって被包装物の前後両側をフィルムの送り方向に直交する方向(横方向)に同時に溶断シールするように行われる。
このような溶断シーラでは、例えば、図3に示すように、高温の溶断カッター51と低温の受けカッター52とが、互いに逆向きに同期して上下方向の動作と水平方向の動作を伴うボックス運動(矢印BX参照)をするように構成され(ボックスモーション型)、縦シーラによって被包装物53を収容して筒状となったフィルム54がコンベヤ55によって矢印C方向に搬送される工程中に、溶断カッター51と受けカッター52が所定の時間(所定の搬送区間)閉じ合わされることで、両カッター51,52に挟まれたフィルム54が横方向に溶断シールされる(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−12003号公報
上述のような溶断シーラでは、高温に加熱された溶断カッター51の刃面にフィルム53の溶けカスが付着しやすく、そのために、溶断性能が低下してしまうことがある。従って、常に、溶断カッター51の刃面を清浄化するための対策が求められる。しかるに、溶断カッター51は、上述のように、ボックス運動をしているため、刃先が常に下方に向いており、作業中に刃面の清掃を行えるように構成するのは困難である。そこで、一旦、溶断カッター51のボックス運動を停止させれば、ブラシ等で停止している溶断カッター51の刃面を清掃することはできる。しかし、ボックス運動を停止すれば、装置の作業能率は大幅に低下してしまう。
本発明は、このような実情に鑑みてなされ、溶断工程を中断することなく溶断カッターの刃面を清掃できるようにした溶断シーラを提供することを目的とする。
(1)本発明の溶断シーラは、互いに逆向きに同期して回転駆動される高温の溶断カッター1と低温の受けカッター2が所定時間閉じ合わされた後は互いに離間するように構成し、閉じ合わされた前記一対のカッター1,2間にフィルム3を挟持させて送り移動する間に、前記フィルム3を送り方向に直交する方向に溶断シールするようにした溶断シーラにおいて、
前記溶断カッター1が前記受けカッター2から離間したときに、前記溶断カッター1の刃面1aに接触して該刃面1aを清掃可能な清掃手段4を設けてなることを特徴とする。
このような構成によれば、高温の溶断カッター1が低温の受けカッター2と共に回転動作をするため、溶断カッター1が受けカッター2から離間したときには、溶断カッター1の刃面1aは外方に向く。従って、その刃面1aに接触する清掃手段4を溶断カッター1に臨設すれば、溶断シール工程中に、溶断カッター1の刃面1aを清掃することができる。これにより、常に、溶断カッター1の刃面1aを清浄に保つことができ、溶断性能の低下を防ぐことができる。また、溶断工程を中断することなく刃面1aの清掃ができるため、作業能率の低下がない。
(2)前記清掃手段4が、回転体5にブラシ毛6を放射状に植設してなり、前記溶断カッター1の回転動作に従動して回転動作するようにしてもよい。このようにすれば、簡単な構成で、効果的な刃面1aの清掃が可能となる。
本発明に係る溶断シーラは、溶断カッターが受けカッターから離間したときに、外方に向いた前記溶断カッターの刃面に接触してその刃面を清掃可能な清掃手段を設けているので、溶断工程中に刃面の清掃ができるため、溶断性能の低下を防ぐことができ、かつ、作業能率の低下がない。
以下に、本発明の最良の実施の形態に係る溶断シーラについて図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は溶断シーラ(エンドシーラ)Eの要部構成説明図、図2は溶断シーラEが組み込まれた自動包装ラインの構成説明図である。これらの図に示すように、この溶断シーラEは、互いに逆向きに同期して回転駆動される高温の溶断カッター1と、低温の受けカッター2を具備し、この両カッター1,2が所定時間閉じ合わされた後は互いに離間するように構成され、その両カッター1,2が閉じ合わされた状態でフィルム3を挟持して送り移動する間に、フィルム3を送り方向(矢印C参照)に直交する方向に溶断シールする。そして、溶断カッター1が受けカッター2から離間したときに、清掃手段4が、溶断カッター1の刃面1aに接触して該刃面1aを清掃し、常に、良好な溶断性能を維持できるようにしている。また、その清掃作業は溶断工程中に行われるため、作業能率の低下がない。
より詳しく説明すると、溶断カッター1は、図1の紙面に垂直な方向に延びるように形成されてシーラベース11に取り付けられ、シーラベース11は、一対のガイドアタッチ12,12間に形成されたガイド溝12a内に摺動自在に遊嵌され、かつ、図示省略の付勢手段によって放射方向(半径方向の外方向)に付勢されており、2対のガイドアタッチ12,12が、上シーラ軸13Aに固定されたガイドピース14,14の両端に軸対称に固定されている。従って、一対の溶断カッター1,1が、シーラ軸13Aの半径方向に摺動自在でその刃先を半径方向の外方に向けて同方向に付勢されている。
一方、受けカッター2は、溶断カッター1と同様に、図1の紙面に垂直な方向に延びるように形成されてシーラベース11に取り付けられ、シーラベース11は、一対のガイドアタッチ12,12間に形成されたガイド溝12a内に摺動自在に遊嵌され、かつ、図示省略の付勢手段によって放射方向(半径方向の外方向)に付勢されており、2対のガイドアタッチ12,12が、下シーラ軸13Bに固定されたガイドピース14,14の両端に軸対称に固定されている。従って、一対の受けカッター2,2が、シーラ軸13Bの半径方向に摺動自在でその刃先を半径方向の外方に向けて同方向に付勢されている。
上シーラ軸13Aと下シーラ軸13Bは、それぞれフレーム16に回動自在に支持され、かつ、歯車機構によって互いに逆方向に同期して回転するように連結され、下シーラ軸13Bには、伝動機構(ベルト又はチェーン等)を介して減速機付きサーボモータ(図示省略)に連結されている。このような構成により、前述したように、溶断カッター1と受けカッター2は、互いに逆向きに同期して回転駆動され、両カッター1,2は互いに対向し合う位置で当接すると、半径方向の内方に移動して所定時間閉じ合わされ、その後は半径方向の外方に移動して互いに離間するように動作する。
このように、両カッター1,2が所定時間閉じ合わされることで、その間に筒状に溶着されたフィルム3を送り方向に直交する方向に溶断シールすることができる。良好な溶断シール作業を行うためには、温度、圧力、時間の3つの条件が適切に設定されなければならない。上述のように、フィルム3の送り方向に沿って両カッター1,2を所定時間閉じ合わせることで、フィルム3の搬送中に必要な時間を稼ぐことができるため作業能率の低下がなく、しかも、温度を適切な領域まで下げることができ、かつ、その間に付勢手段によってフィルム3に対して所要の圧力を付与することができる。これにより、溶断不良がなくなり安定した良好な溶断シールが可能となる。
そして、特に、この溶断シーラEでは、フレーム16の上部に、受けカッター2から離間した溶断カッター1の刃面1aに接触して該刃面1aを清掃するための清掃手段4を取り付けている。この清掃手段4は、図1の紙面に垂直な方向に延びるように形成された回転体5に耐熱性のブラシ毛6を放射状に植設してなり、その回転体5の両側を支持部材7によって回動自在に支持させ、そのブラシ毛6の先端が、溶断カッター1の刃面1aの回動軌跡の少し内側に入り込むような位置にて、支持部材7をフレーム16の上部に固定している。このようにすれば、溶断カッター1の回転動作に伴い清掃手段4を従動回転動作させることができ、溶断工程中において、溶断カッター1の刃面1aに付着する溶けカスをきれいに払い落とすことができる。これにより、常に、溶断カッター1の刃面1aを清浄に保つことができ、溶断性能の低下を防ぐことができる。また、溶断工程を中断することなく刃面1aの清掃ができるため、作業能率の低下がない。
このような溶断シーラEは、例えば、図2に示すような自動包装機に組み込むことができる。同図にて、符号21は供給コンベヤ、22,23はフィルムホルダー、24はホーマ、25は縦シーラ(ロングシーラ)、26は制御盤、27はスクラップワインダ、28は送りコンベヤ、29は排出コンベヤである。
このような構成により、何れか一方のフィルムホルダー22(又は23)に保持された原反ローラから繰り出されたフィルム3が、ホーマ24を通過する過程で、供給コンベヤ21によって矢印方向に送り移動される物品に被せられる。次いで、縦シーラ25によって縦シールが施される。これにより、フィルム3は筒状になって物品を包み込んだ状態となる。そして、さらに、送りコンベヤ28で下流側に移送されて溶断シーラEにより、上述のように、溶断シールが施される。この溶断シーラEによる溶断シールは、物品の前と後同時に行われ、これにより包装が完了し、後は、排出コンベヤ29によって包装品が排出される。
なお、本発明は、実施の形態に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、適宜、必要に応じて、改良や設計変更は自由であり、例えば、清掃手段4は、ベルトにブラシ毛を植設したものであってもよく、ブラシ毛に代えてスポンジを用いてもよく、接触式のものであれば、その構成の如何を問わない。
本発明の実施の形態に係る溶断シーラの要部構成説明図である。 同溶断シーラが組み込まれた自動包装ラインの構成説明図である。 ボックスモーション型の溶断シーラの動作説明図である。
符号の説明
1…溶断カッター、1a…刃面、2…受けカッター、3…フィルム、4…清掃手段、5…回転体、6…ブラシ毛

Claims (2)

  1. 互いに逆向きに同期して回転駆動される高温の溶断カッター(1)と低温の受けカッター(2)が所定時間閉じ合わされた後は互いに離間するように構成し、閉じ合わされた前記一対のカッター(1)(2)間にフィルム(3)を挟持させて送り移動する間に、前記フィルム(3)を送り方向に直交する方向に溶断シールするようにした溶断シーラにおいて、
    前記溶断カッター(1)が前記受けカッター(2)から離間したときに、前記溶断カッター(1)の刃面(1a)に接触して該刃面(1a)を清掃可能な清掃手段(4)を設けてなることを特徴とする溶断シーラ。
  2. 前記清掃手段(4)が、回転体(5)にブラシ毛(6)を放射状に植設してなり、前記溶断カッター(1)の回転動作に従動して回転動作することを特徴とする請求項1に記載の溶断シーラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN105523237A (zh) * 2016-01-26 2016-04-27 青岛松本包装机械有限公司 一种旋转往复式横封包装机构

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