JP6411205B2 - シュリンクラベル装着機、および、シュリンクラベルの製造方法 - Google Patents
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特許文献1には、シート状に折り畳まれた筒状のシュリンクフィルムから、二枚の平刃によるギロチン方式の切断ユニットによって個別のシュリンクラベルを切り離し、この切り離したシュリンクラベルを円筒状に開口した状態に整形してラベル被嵌位置に順次に送出し、ラベル被嵌位置に所定の搬送ピッチで順次搬送されてくる容器の胴部にその上方からシュリンクラベルを装着するシュリンクラベル装着機が開示されている。特許文献1記載のシュリンクラベル装着機によれば、ギロチン方式の切断ユニットによってシュリンクフィルムを切り離してシュリンクラベルを形成するので、シュリンクラベルの切断縁部を綺麗にせん断することができる。
また、前記シュリンクフィルムは、合成樹脂からなるフィルム基材が、円筒状のシュリンクラベルの周方向に一軸延伸されて形成されているものであれば、周方向に大きく延伸されているため、縦方向よりも周方向に沿って裂け易い性質があることから、非切断部に張力を加えて非切断部を断ち切る上でより好適である。
筐体1の後部中央には、ロールフィーダ2が設けられている。ロールフィーダ2には、不図示の原反ロールが装着される。原反ロールは、筒状のシュリンクラベルLが連続的に繋がって長尺なシート状に折り畳まれた状態のシュリンクフィルムFがロール状に巻回されたものである。
なお、フィルム基材は透明でありその内面側には、商品名、デザインおよび内容物に関する説明等の所定の表示が表の面から目視できるように印刷されている。ここで、横一軸延伸とは、縦方向に1〜1.5倍程度、周方向(横方向)に2〜7倍程度延伸するもので、周方向に大きく延伸されるため、周方向に沿って容易に裂け易い性質がある。
切断装置20は、図2〜図4に示すように、上記筐体1に水平に固定された矩形状のベース板30を有し、ベース板30の下面側には、シュリンクフィルムFが嵌挿されたマンドレル5の外周を取り囲むように形成された、円環状のフレーム32,33が上下に離隔して水平に配置されている。上部フレーム31は、ベース板30の裏面に固定され、下部フレーム33は、不図示の支持フレームと、6本の垂直な縦軸32A〜Fとを介して上部フレーム31よりも下方の位置に離隔して支持されている。
シュリンクラベルLを容器Bに装着する際は、まず、シュリンクラベル装着機10にシュリンクフィルムFの原反ロールをセットし、ロールフィーダ2の原反ロールから偏平状態で繰り出されたシュリンクフィルムFをマンドレル5に導いて開口させて所期の円筒形状とするとともに上下のフィルム送給ローラ11、12によって挟持する。なお、シュリンクフィルムFには、所定長さ(各ラベル長さ)毎に検出センサで検出可能な検出マーク(例えば透明部と不透明部の境界)が形成されている。
その後、シュリンクラベルLが装着された容器Bは、ベルトコンベア100によって不図示の次工程に搬送される。次工程では、熱風やスチームヒーター等を備えた加熱装置(例えばシュリンクトンネル)によってシュリンクラベルLを熱収縮させて、容器Bをシュリンク包装する。
そして、このシュリンクラベル装着機10によれば、切断装置20の複数の切断刃21は、隣接する切断刃21の切断軌跡K相互が、平面視において、マンドレル5の外周面上で重なり合わないように離隔して配置されているので、各切断刃21による切断部同志の間に非切断部を意図的につくることができる。そして、切断装置20での切断工程の後に、送り出しローラ6,7を駆動して、仮切断状態のシュリンクラベルLに対して非切断部に張力Pを加えて断ち切るので、切断縁部に重なり部分自体が存在しないため、シュリンクラベルLの切断縁部での切り残し不良を防止することができる。
なお、本発明に係るシュリンクラベル装着機用切断装置およびシュリンクラベルの切断方法は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能である。
しかし、非切断部Ncを断ち切った後の破断面(破断縁部)をより良好な状態とする上では、シュリンクフィルムは、合成樹脂からなるフィルム基材が、周方向に一軸延伸されて形成されているものであれば、周方向に大きく延伸されているため、縦方向よりも周方向に沿って裂け易い性質があることから、非切断部に張力を加えて非切断部を断ち切る上で好適である。
その後、同図(b)に示すように、上述した実施形態と同様にして、切断装置20によって隣り合う切断部C1,C2・・・の間に非切断部Ncを形成する。この場合において、タブを形成するときは、当該切断装置20によっては、上記タブTbを形成した箇所を非切断部とするように複数の切断刃の配置を調整しておく。これにより、同図(c)に示すように、タブTbの部分を含む、各非切断部Ncが断ち切られるように張力Pを加えることにより、周方向の一部の箇所にタブTbを形成したシュリンクラベルLを製造することができる。
すなわち、本願発明の非切断部とは、その技術的思想が基本的に異なるものであって、本願発明の非切断部は、長尺な円筒状のシュリンクフィルムを切断して個別のシュリンクラベルを製造する際に、個別のシュリンクラベルの切断縁部に形成されるものである。
なお、本願発明の非切断部と併設して顧客等の便宜のための「ミシン目」を円周方向に沿って形成する場合に、上記切断工程の後に非切断部Ncに張力を加えるときに、「ミシン目」については断ち切られることなく、上記非切断部Ncのみが断ち切られるように非切断部Ncおよび「ミシン目」が形成されることは勿論である。
2 ロールフィーダ
3 テンションローラ
4 案内ローラ
5 マンドレル
5a 本体部
5b 円錐部
5m 逃げ溝
6,7 送り出しローラ(送り出し機構)
8 操作ボックス
9 制御部
10 シュリンクラベル装着機
11,12 フィルム送給ローラ
13 フィルム送給モータ
14 動力伝達機構
20 切断装置
21 切断刃
22 旋回アーム
30 ベース板
31 上部フレーム
32A〜F 縦軸
33 下部フレーム
34 第一スプロケット
35 第二スプロケット
36A〜E タイミングベルト
37 旋回駆動スプロケット
38 旋回従動スプロケット
39 旋回用タイミングベルト
40 駆動モータ
41 駆動スプロケット
42 駆動用タイミングベルト
45 旋回軸
46 切断刃ホルダ
100 ベルトコンベア
101 ラベル装着位置
C 切断線
C1,C2,C3 切断部
F シュリンクフィルム
H 切り残し不良(ひげ)
K 切断軌跡
T 重なり部分
L シュリンクラベル
Nc 非切断部
P 張力
S 始点
E 終点
Claims (3)
- 原反ロールから繰り出された長尺な円筒状のシュリンクフィルムを切断してシュリンクラベルとし、そのシュリンクラベルを被包装物の外周面に装着するシュリンクラベル装着機であって、
前記シュリンクフィルムを嵌挿する円柱状のマンドレルと、該マンドレルの円周方向に沿って前記シュリンクフィルムを切断する切断装置と、該切断装置よりも前記マンドレルの下方に設けられた送り出し機構とを備え、
前記切断装置は、前記シュリンクフィルムの円周方向に沿って配置された複数の切断刃を有し、
前記複数の切断刃は、平面視において隣り合う切断部の間に非切断部ができるように、隣り合う切断刃の切断軌跡相互が前記マンドレルの円周上で重なり合わないように離隔して配置され、
前記送り出し機構は、前記切断装置により前記シュリンクラベルが非切断部を残して形成された後に、その非切断部に張力を加えて非切断部を断ち切るように駆動されるようになっていることを特徴とするシュリンクラベル装着機。 - 原反ロールから繰り出された長尺な円筒状のシュリンクフィルムをその円周方向に沿って切断してシュリンクラベルを製造する方法であって、
前記シュリンクラベルの円周方向に沿って配置された複数の切断刃を用い、
前記複数の切断刃によって、平面視において隣り合う切断部の間に非切断部ができるように、前記シュリンクフィルムをその円周方向に沿って同一円周上にて切断し、その後に、前記非切断部に張力を加えて非切断部を断ち切ってシュリンクラベルを製造することを特徴とするシュリンクラベルの製造方法。 - 原反ロールから繰り出された長尺な円筒状のシュリンクフィルムをその円周方向に沿って切断してシュリンクラベルを製造する方法であって、
円筒状に成形する前のシート状に折り畳まれた状態のシュリンクフィルムに対してタブを形成し、該タブを形成後に前記シュリンクフィルムを円筒状に成形し、
前記シュリンクラベルの円周方向に沿って配置された複数の切断刃を用い、
前記複数の切断刃によって、平面視において隣り合う切断部の間に非切断部ができるように、前記シュリンクフィルムをその円周方向に沿って同一円周上にて切断し、その後に、前記非切断部に張力を加えて非切断部を断ち切ってタブ付きシュリンクラベルを製造することを特徴とするシュリンクラベルの製造方法。
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