JP4312854B2 - 長尺状フィルムの切断装置 - Google Patents

長尺状フィルムの切断装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、長尺状フィルムの切断装置に係り、例えば、長尺状で且つ筒状のフィルムをカッターで切断する際に、その切断縁同士が摩擦熱による融着等で付着してしまうのを防止するのに最適な長尺状フィルムの切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、飲料等が充填される注出口付パウチ(フィルムを袋状にシールしてなる容器)や、容器に外嵌装着される筒状のラベルは、長尺状の筒状フィルムを偏平状態で繰出し、その所定の位置を一対の刃体からなるカッターで切断する。
【0003】
そして、注出口付パウチを製造する場合には、一対のオープナーにより、重なり合うフィルムを吸着して開口し、開口部に合成樹脂製の注出口を挿入した後に、フィルムと注出口とを熱シールにより固定している。
【0004】
また、容器にラベルを装着する場合には、筒状フィルムを切断してなるラベルをオープナーで吸着して開口させ容器に外嵌している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、内面が比較的に低温で熱融着するポリエチレン系樹脂で形成された長尺状フィルムでは、図10に示す如く筒状のフィルム80を偏平状態(2枚のフィルム片80a,80bが重ね合わされた状態)で刃体81,82にて切断するに際し、切れ味低下等により切断時の摩擦熱で切断縁80cが融着等して付着してしまう場合がある。フィルム80を切断してなる容器本体86は、オープナー85の吸着により開口されるようになっているものの、上記の如くフィルム片80a,80b同士が付着している場合には、特に高速作業を自動的に行う機械にあっては開口の障害となり開口不良が生じる欠点があった。
【0006】
このようにフィルム片同士の開口不良は、容器本体への注出口の装着ミスや、容器へのラベルの装着ミスの発生原因となっていた。
【0007】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、複数の長尺状のフィルム片を切断装置で切断した直後に、フィルム片を湾曲させたり、横方向にずらせたり等することにより、その切り口をほぐし、切断縁が融着等で付着するのを防止してフィルム片の開口や分離を容易にすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明が上記課題を解決するために講じた技術的手段は、次の通りである。
即ち、一対の刃体7,8を互いに接近させることにより、長尺状の複数のフィルム片1a,1b(40a,40b)を重ね合わせた状態で構成された筒状の帯状体1(40)を切断するようにした長尺状フィルムの切断装置において、前記刃体7,8には、互いに接近させることにより、所定長さに切断されたフィルム片1c,1dの切断部(又は長尺状のフィルム片40a,40bの切断部)を相対的にずらすためのほぐし手段16が設けられており、前記ほぐし手段16は、前記刃体7,8の一方に設けられたフィルム曲げ具10と、他方に設けられ且つ前記フィルム曲げ具10の先端部が入り込む凹部15とからなることにある。
【0009】
そして、刃体7,8がフィルム片1a,1bを切断した直後の重なり合うストロークを利用して、ほぐし手段16が切断されたフィルム片1c,1d片の切断部(長尺状のフィルム片40a,40bの切断部)を相対的にずらすため、切断されたフィルム片1c,1d側(長尺状のフィルム片40a,40b側)の切り口をほぐし、後工程の開口作業等のフィルム片同士の離間が容易になる。
【0012】
具体的には、前記フィルム片1a,1b(40a,40b)により筒状の帯状体1(40)が構成され、しかも、前記ほぐし手段16は、前記刃体7,8の一方に設けられたフィルム曲げ具10と、他方に設けられ且つ前記フィルム曲げ具10の先端部が入り込む凹部15とからなるので、両方の刃体7,8がフィルム片1a,1bを切断すると、フィルム曲げ具10が複数のフィルム片の切断部分を凹部15内に押し込むため、切断部分は湾曲されて相対的にずれる。
【0013】
また、前記ほぐし手段16は、前記刃体7,8の一方に設けられたフィルム押圧具19と、他方に設けられ且つ前記フィルム押圧具19がフィルム片を介して押圧される傾斜部37とからなる場合には、フィルム押圧具19が複数のフィルム片を傾斜部37に押圧することにより、フィルム片の切断部分同士は相対的にずれる。
【0014】
また、前記ほぐし手段16は、前記刃体7,8の一方に設けられたフィルム押圧具47と、他方に設けられ且つ前記フィルム押圧具47がフィルム片を押圧する受け部45とからなり、前記フィルム押圧具47は、押圧体51と該押圧体51を保持する弾性体50とを備え、該押圧体51が前記受け部45にフィルム片を押圧する際に、押圧体51は受け部45に対して弾性体50の弾性力に抗して移動する場合には、押圧体51と受け部45とにより、フィルム片同士を相対的にずらすことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について説明する。
図1〜図4は本発明の第一実施の形態を示し、図2において、1は合成樹脂フィルムを筒状に形成してなる長尺状の帯状体で、該帯状体1は繰出し装置3により、連続的又は間欠的に繰出し自在となっている。
【0016】
ここで、帯状体1は、図4に示す如く例えば袋状となるように内面にポリエチレン等の熱融着性樹脂をラミネートした長尺状のフィルム片1a,1bから構成されたもので、ドット部分4がシールされて筒状に形成されている。
【0017】
5は前記繰出し装置3により繰り出される帯状体1を所定の位置で切断するための切断手段としてのカッター(いわゆるギロチンカッター)で、前記繰出し装置3の下流位置に設けられている。該カッター5は一対の刃体を有する。即ち、図1に示す如く上方に位置する固定刃7と下方に位置する可動刃8とからなり、可動刃8は固定刃7に対して接近または離間可能となっている。そして、図4に示す如くかかるカッター5により、帯状体1の仮想部14を切断することにより、上端が開口する容器本体9を形成することが可能である。
【0018】
前記固定刃7の下面7aには、フィルム曲げ具10が設けられている。フィルム曲げ具10は、例えば、針金を屈曲してなるもの、または、板金を屈曲してなるものであり、固定刃7の下面7aに固定される取付け部11と、該取付け部11から下方に屈曲する屈曲部12と、該屈曲部12から前方(可動刃8側)に突出する押圧部13とからなる。
【0019】
押圧部13の先端は固定刃7の切断縁7bよりも内側(後方)に位置しており、固定刃7の下面7aと押圧部13との間には、間隙が形成されている。また、フィルム曲げ具10を板金から構成した場合には、その幅長さL1は、帯状体1の幅長さL2 よりも長く設定するのが好ましい。
【0020】
前記可動刃8の前面8aには、該可動刃8と固定刃7との協働による前記帯状体1の切断時に、前記押圧部13の先端部が入り込む受け部としての凹部15が、帯状体1の幅方向に形成されている。該凹部15は前記押圧部13よりも長く形成されている。尚、ここで、前記フィルム曲げ具10と凹部15とによりほぐし手段16が構成されている。
【0021】
17は容器本体供給装置で、前記容器本体9の一側を吸着する吸着体18が、回転軸20を中心にして回転する回転テーブル21に設けられている。そして、吸着体18に吸着された容器本体9は、回転テーブル21の回転により、一対のオープナー22に受け渡されるようになっている。
【0022】
オープナー22は、回転軸26を中心にして回転する下回転テーブル24の周方向に複数配置され、その下回転テーブル24の回転に連動して開閉自在で、各オープナー22の先端には、吸着部25が設けられている。
【0023】
27は前記容器本体9の上縁部に取付けられる注出口28を保持するクランパーで、上回転テーブル30に昇降自在に設けられている。31は前記クランパー27に対応して下回転テーブル24に設けられたシール装置で、容器本体9の上縁部と前記注出口28とを加熱して熱溶着するためのものである。
【0024】
本実施の形態は以上の構成からなり、次にその使用例について説明する。
先ず、前記繰り出し装置3により繰り出される偏平状の帯状体1は、カッター5により所定の位置で切断される。即ち、固定刃7の先端部と可動刃8の先端部とが互いに重なり合う際に、帯状体1は切断されるのであるが、カッター5の切れ味低下等が起因する切断時の摩擦熱により、帯状体1の切断縁が融着する場合がある。
【0025】
可動刃8が固定刃7に接近して帯状体1を切断し、更に可動刃8が固定刃7と重なり合うと、固定刃7側のフィルム曲げ具10の押圧部13の先端部が、切断されたフィルム片1c,1d(容器本体9)の上部の切断部分を可動刃8の凹部15に押し込む。この結果、容器本体9の凹部15に押し込まれた切断部分は湾曲されるため、両方のフィルム片1c,1dは湾曲半径が相違することとなり、相対的なずれが生じる。従って、容器本体9の上縁の切り口が互いに摩擦熱等により融着した場合であっても、その直後に両方のフィルム片1c,1dの上縁を離間させることができる。
【0026】
更に、容器本体9が所定の位置まで落下すると、容器本体供給装置17の回転する吸着部18が容器本体9を吸着保持し、更に同期して回転するオープナー22に挟持され受け渡される。
【0027】
一方、注出口28はクランパー27に保持されており、注出口28及び容器本体9が、上回転テーブル30及び下回転テーブル24の回転により、所定の位置まで回転移動する際に、それぞれのカム機構により、オープナー22は容器本体9上縁部を開口させながら容器本体9を上昇させる(図3(イ)参照)。容器本体9の上縁部は前記の如く切断直後に湾曲されているため、開口を確実に行うことが可能である。そして、容器本体9内に注出口28の下方側が所定位置まで挿入され、シール装置31は、容器本体9の上縁部と注出口28とを所定の圧力で圧着し、容器33を製造する(図3(ロ)及び図4(ロ)参照)。
【0028】
図5は本発明の第二実施の形態を示す。前記可動刃8の前面には、傾斜面35が形成され、該傾斜面35にはフィルムに摩擦抵抗を付与すべくゴムシート37が固着され、該ゴムシート37により傾斜部が構成されている。一方、固定刃7側には、前記フィルム曲げ具10と同様の構造を有するフィルム押圧具19が設けられ、その押圧部13の先端面19aにも、ゴムシート38が固着されている。
【0029】
従って、切断された容器本体9の上部を押圧部13及び傾斜部37で押圧すると、押圧部13のゴムシート38は一方のフィルム片1dと接触し、可動刃8側のゴムシート37は、他方のフィルム片1cと接触することから、一方のフィルム片1dは押圧部13に押され、他方のフィルム片1cに対してずれるため、両方のフィルム片同士の付着が防止でき、上記第一実施の形態と同様に、容器本体9の開口が確実に行える。
【0030】
図6及び図7は本発明の第三実施の形態を示し、偏平に折りたたまれている長尺状の帯状体40は、切断した後に開口させて容器用のキャップシール、もしくは容器用のストレッチラベル等の筒状ラベル43等として容器41等に装着するものである。
【0031】
一対のカッター5及び一対のオープナー22を有する構成は、前記実施の形態と同様である。本実施の形態では、可動刃8にフィルム曲げ具10が設けられ、固定刃7側に凹部15が形成されている。
【0032】
次に、上記装置を使用して容器41に偏平状のラベル43を装着する場合について説明する。
先ず、長尺の帯状体40が繰り出されると、該偏平状態にある帯状体40の繰り出し動作に連動して前記カッター5が作動して帯状体40を所定の寸法で切断する。この切断時に、帯状体40側の先端部がフィルム曲げ具10の押圧部13により凹部15内に押し込まれため、各フィルム40a,40bの先端部をずらしてほぐすことができる。
【0033】
一方、オープナー22は、切断された偏平状のラベル43を両側から挟持し、回転移動する際にラベル43を開口させるのであるが、帯状体40側を予めほぐしてあるので、ラベル43の下端縁が付着しているおそれはなく、偏平状のラベル43を容易且つ確実に離間させることができる。
【0034】
偏平状のラベル43の下方は略円形に開口され、開口されたラベル43は下方に搬送されてきた容器41の胴部に上方から外嵌される。尚、ラベル43の上端縁は付着防止の処理を施していないために付着している場合であっても、ラベル43の下方を開口させることができるため、ラベル43の容器41への外嵌に支障となることはない。
【0035】
上記帯状体40が熱収縮性を有する場合には、次工程においてシュリンク装置により帯状体40を加熱収縮させる。あるいは、ストレッチフィルムからなる場合には、開口されたラベル43は開口用治具を介して容器41に装着されることとなる。
【0036】
図8及び図9は本発明の第四実施の形態を示す。本実施の形態は、固定刃7の前面に受け部としてのゴムシート45が固着されている。一方、可動刃8の上面には、フィルム押え具47が設けられている。該フィルム押え具47は、可動刃8に固定されるL字状のブラケット49と、該ブラケット49の前面に板バネ50を介して設けられ且つ前面にゴムシート52が固着された押圧体51とを備えている。
【0037】
板バネ50の一方は押圧体51の両側にそれぞれ固定され、他方は前記ブラケット49の前面に固定されている。また、板バネ50は水平方向の一側方向(横方向)に傾斜している。従って、固定刃7と可動刃8とで帯状体40を切断した後に、固定刃7と可動刃8とが重なり合った際に、押圧体51がフィルム片40a,40bを固定刃7のゴムシート45に押圧し、板バネ50は弾性力に抗して傾斜するため、該押圧体51を一側方向に移動させることができる。
【0038】
このとき、押圧体51は一方のフィルム片40aを固定刃7側に接触する他方のフィルム片40bに対して横方向に移動させるため、切断縁部が融着していたり、両側面が密着状態にあっても、偏平状の帯状体40を容易に離間させることができる。
【0039】
また、図9に仮想線で示す如くフィルム押圧具47を固定刃7の下面に設け、且つ、可動刃8側にゴムシート45を固着することにより、切断した下流側のフィルムを押圧してずらすことも可能である。かかる場合には、第一実施の形態で例示した如くフィルム片の上部を開口させる場合に効果的である。
【0040】
本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、前記各実施の形態では固定刃7が上方に位置し、且つ、可動刃8が下方に位置する場合を例示したが、それとは反対に、固定刃7が下方に位置し、且つ、可動刃8が上方に位置する場合であって良い。
【0041】
また、刃体は必ずしも一方を固定させる必要はなく、両方の刃体が可動する構成のものであっても良い。
更に、容器本体9を形成する帯状体1は、側部に折り込まれたガセット片が設けられたチューブ状のものであっても良い。
また、前記長尺状のフィルム片とは、必ずしも筒状に形成されている必要はなく、複数枚のフィルム片を重ね合わせた場合であっても良く、かかる場合には、各フィルム片ごとに容易に剥離して分離することが可能となる。
【0042】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成しているので、長尺状のフィルムを切断装置で切断する切断工程において、フィルムの切断縁をほぐすことができ、切断縁が融着等で付着するのを防止することが可能であり、後工程のフィルム片の開口や分離が容易になる。
【0043】
しかも、所定長さに切断されたフィルム片の切断部をほぐし手段で相対的にずらす場合には、例えば、注出口付パウチを製造する際に、フィルム片からなる容器本体を開口させて注口を確実に装着することができる利点がある。
【0044】
また、長尺状のフィルム片の切断部をほぐし手段で相対的にずらした後に、該フィルム片を所定の長さに切断する場合には、例えば、フィルム片を切断してなる筒状のラベルを容器に確実に外嵌装着させることができる。
【0045】
更に、切断装置とは別のスペースに専用のフィルム片の付着防止装置を設ける必要がなく、装置全体の小型化を図ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施の形態を示し、(イ)はカッターでフィルム片を切断した状態の要部断面図、(ロ)は同要部側面図。
【図2】同全体の概略断面正面図。
【図3】(イ)容器本体を開口させた状態を示す断面図、(ロ)は容器本体に注出口を装着した状態の断面図。
【図4】(イ)は長尺状の帯状体を切断した状態の斜視図、(ロ)は容器の正面図。
【図5】本発明の第二実施の形態を示すカッターでフィルム片を切断した状態の要部断面図。
【図6】本発明の第三実施の形態を示すカッターでフィルム片を切断した状態の要部断面図。
【図7】同全体の概略正面図。
【図8】本発明の第四実施の形態を示すカッターでフィルム片を切断した状態の一部断面を含む平面図。
【図9】同要部断面側面図。
【図10】従来例を示し、(イ)はカッターでフィルム片を切断した状態の要部断面図 、(ロ)はオープナーでフィルム片を吸着した状態の要部断面図。
【符号の説明】
1…帯状体、7,8…刃体、10…フィルム曲げ具、1a,1b,1c,1d…フィルム片、16…ほぐし手段、19…フィルム押圧具、40a,40b…フィルム片、37…傾斜部、47…フィルム押圧具、50…弾性体、51…押圧体

Claims (3)

  1. 一対の刃体(7,8)を互いに接近させることにより、長尺状の複数のフィルム片(1a,1b;40a,40b)を重ね合わせた状態で構成された筒状の帯状体(1;40)を切断するようにした長尺状フィルムの切断装置において、
    前記刃体(7,8)には、互いに接近させることにより、所定長さに切断されたフィルム片(1c,1d)の切断部又は長尺状のフィルム片(40a,40b)の切断部を相対的にずらすためのほぐし手段(16)が設けられており、
    前記ほぐし手段(16)は、前記刃体(7,8)の一方に設けられたフィルム曲げ具(10)と、他方に設けられ且つ前記フィルム曲げ具(10)の先端部が入り込む凹部(15)とからなることを特徴とする長尺状フィルムの切断装置。
  2. 一対の刃体(7,8)を互いに接近させることにより、長尺状の複数のフィルム片(1a,1b;40a,40b)を重ね合わせた状態で構成された筒状の帯状体(1;40)を切断するようにした長尺状フィルムの切断装置において、
    前記刃体(7,8)には、互いに接近させることにより、所定長さに切断されたフィルム片(1c,1d)の切断部又は長尺状のフィルム片(40a,40b)の切断部を相対的にずらすためのほぐし手段(16)が設けられており、
    前記ほぐし手段(16)は、前記刃体(7),(8)の一方に設けられたフィルム押圧具(19)と、他方に設けられ且つ前記フィルム押圧具(19)がフィルム片を介して押圧される傾斜部(37)とからなることを特徴とする長尺状フィルムの切断装置。
  3. 一対の刃体(7,8)を互いに接近させることにより、長尺状の複数のフィルム片(1a,1b;40a,40b)を重ね合わせた状態で構成された筒状の帯状体(1;40)を切断するようにした長尺状フィルムの切断装置において、
    前記刃体(7,8)には、互いに接近させることにより、所定長さに切断されたフィルム片(1c,1d)の切断部又は長尺状のフィルム片(40a,40b)の切断部を相対的にずらすためのほぐし手段(16)が設けられており、
    前記ほぐし手段(16)は、前記刃体(7,8)の一方に設けられたフィルム押圧具(47)と、他方に設けられ且つ前記フィルム押圧具(47)がフィルム片を押圧する受け部(45)とからなり、
    前記フィルム押圧具(47)は、押圧体(51)と該押圧体(51)を保持する弾性体(50)とを備え、
    該押圧体(51)が前記受け部(45)にフィルム片を押圧する際に、押圧体(51)は受け部(45)に対して弾性体(50)の弾性力に抗して移動することを特徴とする長尺状フィルムの切断装置。
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