JP2006103127A - タイヤ加硫用モールド - Google Patents

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Abstract

【課題】新たなモールドを作製することなく、ピッチ配列を変更した空気入りタイヤの作製に対応することができ、モールド費用の低減とタイヤ開発期間の短縮を図ることが可能なタイヤ加硫用モールドを提供する。
【解決手段】タイヤ軸に沿って延在する複数の横溝5に区分された複数の陸部6を有し、該横溝5と陸部6を含むピッチ長La,Lb,Lc,Ld,Leの異なる複数のパターン要素A,B,C,D,Eからなるトレッドパターン7をトレッド面4に成形する環状の側型3が、周方向に沿って分割した複数のピース17から構成されている。複数のピース17は、各横溝5を含む領域Xを成形する複数の第1ピース17Aと、各陸部6を含む領域Yを成形する複数の第2ピース17Bとから構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、タイヤ加硫用モールドに関し、更に詳しくは、新たなモールドを作製することなく、ピッチ配列を変更した空気入りタイヤの作製に対応することができるセクショナル型のタイヤ加硫用モールドに関する。
一般に、セクショナ型のタイヤ加硫用モールドは、上下の金型間にタイヤのトレッドパターンを成形する環状の側型を備えており、この側型を周方向に沿って分割した複数のセクターから構成している。各セクターのトレッド成形面にはトレッドパターンを成形するパターン要素成形部が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、トレッドパターンに起因する騒音(パターンノイズ)を抑制するため、トレッド面にピッチ長の異なる複数のパターン要素からなるトレッドパターンを設けた空気入りタイヤが周知である。このような空気入りタイヤは、各セクターのトレッド成形面にピッチ長の異なる複数のパターン要素を成形するパターン要素成形部を備えたタイヤ加硫用モールドにより加硫成形されるが、周上で略均一な肉厚を有するグリーンタイヤのトレッド部の表面にピッチ長さの異なるパターン要素を成形するため、成形後のトレッド部の肉厚にバラツキが発生することが避けられず、それがユニフォミティを悪化させる一因になっている。
そこで、上記空気入りタイヤを設計する際に、高いパターンノイズ低減効果を得る一方、ユニフォミティへの悪影響を最小限に抑えるように予測して設計がなされるが、必ずしも予測した通りの効果を奏するタイヤが得られるとは限らず、また装着する車両との相性により予測していた効果が得られない場合が生じる。
それを解決するため、パターン要素の並べ替えを行い、ピッチ配列を変更した空気入りタイヤを試作しようとすると、それに応じた新たなモールド(側型)を作り直す必要があり、その結果、モールド費用及びタイヤ開発期間が増加するという問題があった。
特開平9−309114号公報
本発明は、新たなモールドを作製することなく、ピッチ配列を変更した空気入りタイヤの作製に対応することができ、モールド費用の低減とタイヤ開発期間の短縮を図ることが可能なタイヤ加硫用モールドを提供することにある。
上記目的を達成する本発明のタイヤ加硫用モールドは、タイヤ軸に沿って延在する複数の横溝に区分された複数の陸部を有し、該横溝と陸部を含むピッチ長の異なる複数のパターン要素からなるトレッドパターンをトレッド面に成形する環状の側型を周方向に沿って分割した複数のピースから構成し、該複数のピースを各横溝を含む領域を成形する複数の第1ピースと、各陸部を含む領域を成形する複数の第2ピースとから構成したことを特徴とする。
上述のように側型を周方向に沿って分割形成した複数のピースを、各横溝を含む領域を成形する複数の第1ピースと、各陸部を含む領域を成形する複数の第2ピースとから構成したので、パターン要素の並べ替えを行い、ピッチ配列を変更した空気入りタイヤの作製が必要になる場合には、ピースを並べ替えるだけで容易に対応することができるため、新たなモールドを作製することなく、ピッチ配列を変更した空気入りタイヤを作製することが可能になる。そのため、モールド費用を低減すると共にタイヤ開発期間を短縮することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明のタイヤ加硫用モールドの一実施形態を示し、1,2は空気入りタイヤのサイド部を成形する上型と下型、3は上型1と下型2との間に配置された環状の側型である。
側型3は、図2に示すように、空気入りタイヤのトレッド面4に、タイヤ周方向Tに沿って異なるピッチ長La,Lb,Lc,Ld,Leで配置され、タイヤ軸(タイヤ幅方向)に沿って延在する複数の横溝5により区分された複数の陸部6を有し、該横溝5と陸部6を含むピッチ長La,Lb,Lc,Ld,Leの異なる複数のパターン要素A,B,C,D,Eからなるトレッドパターン7を成形するものである。
図示する例では、トレッドパターン7は、更にタイヤ周方向Tに延在する主溝8と周方向細溝9を有し、主溝8と周方向細溝9間に上記横溝5が延設されている。横溝5、主溝8及び周方向細溝9によりブロックからなる上記陸部6が区分形成され、更に主溝8と周方向細溝9により区分されたリブ10を備えており、各パターン要素A,B,C,D,Eはそれらの部分から構成されている。
上記側型3は、周方向に沿って複数に分割したセクター11から構成され、各セクター11は、図3に示すように、トレッド成形面12に複数のパターン要素A,B,C,D,Eを成形するパターン要素成形部13を備えている。パターン要素成形部13は、主溝8を成形する主溝成形刃14、周方向細溝9を成形する周方向細溝成形刃15、横溝5を成形する横溝成形刃16をトレッド成形面12に突設した構成になっている。
各セクター11は、更に周方向に沿って分割した複数のピース17から構成され、複数のピース17は、各横溝5を含む領域Xを成形する複数の第1ピース17Aと、各陸部6を含む領域Yを成形する複数の第2ピース17Bとから構成されている。
各第1ピース17Aは、主溝成形刃部分14a、周方向細溝成形刃部分15a、横溝成形刃部分16aを有するパターン要素成形部分13Aをトレッド成形面12側に備えている。各第2ピース17Bは、主溝成形刃部分14aと周方向細溝成形刃部分15aを備えたパターン要素成形部分13Bをトレッド成形面12側に有している。
このように本発明では、周方向に沿って分割形成した複数のピース17を上述した複数の第1ピース17Aと複数の第2ピース17Bとから構成することにより、パターン要素A,B,C,D,Eの並べ替えを行い、ピッチ配列を変更した空気入りタイヤの作製が必要になった場合には、図4にその一例(パターン要素C,A,E,B,Dの順でパターン要素を成形する例)を示すように、第1ピース17Aと第2ピース17Bを並べ替えるだけでよいため、新たなモールドを作製することなく、ピッチ配列を変更した空気入りタイヤの作製に対応することができる。従って、モールド費用の低減とタイヤ開発期間の短縮が可能になる。
また、セクター11を複数のピース17から構成することで、セクター11毎に取り付ける既存の加硫機に容易に取り付けることができる。
本発明のタイヤ加硫用モールドの一実施形態を示す半断面図である。 トレッドパターンの一例を示すトレッド面の左側半分の要部展開図である。 図2のトレッドパターンを成形するためのセクターのトレッド成形面の下側半分の展開図である。 ピースを並べ替えたセクターの一例を示す図3に相当する展開図である。
符号の説明
1 上型
2 下型
3 側型
4 トレッド面
5 横溝
6 陸部
7 トレッドパターン
11 セクター
12 トレッド成形面
13 パターン要素成形部
17 ピース
17A 第1ピース
17B 第2ピース
A,B,C,D,E パターン要素
La,Lb,Lc,Ld,Le ピッチ長
T タイヤ周方向
X,Y 領域

Claims (2)

  1. タイヤ軸に沿って延在する複数の横溝に区分された複数の陸部を有し、該横溝と陸部を含むピッチ長の異なる複数のパターン要素からなるトレッドパターンをトレッド面に成形する環状の側型を周方向に沿って分割した複数のピースから構成し、該複数のピースを各横溝を含む領域を成形する複数の第1ピースと、各陸部を含む領域を成形する複数の第2ピースとから構成したタイヤ加硫用モールド。
  2. 前記側型を周方向に沿って分割した複数のセクターから構成し、各セクターを周方向に沿って分割した前記複数のピースから構成した請求項1に記載のタイヤ加硫用モールド。
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