JP2006102442A - 介護入浴装置 - Google Patents

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實 佐藤
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Abstract

【課題】 この発明は、車椅子等に乗ったままの状態で入浴を可能とする入浴装置に関するものである。
【解決手段】扉のある外壁浴槽とシ−ト状バスタブの組み合わせた構成により、浴槽の障壁を解消するものである。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
本発明は、浴槽の出入りの際に生ずる障壁を解消することにより、車椅子に乗車のまま等の状態で入浴を可能とする入浴装置に関するものである。
現在、要介護者の入浴は、主に次のような状況にある。
先ず、家庭内においては、浴室の既設浴槽を利用するか、簡易浴槽を寝室等に持ち込み、介護者または家族の介添えにより行われている。あるいは、介護専門業者の派遣により給湯設備と浴槽を持ち込み、一切のサ−ビスの提供をうける等である。
次に、老人ホ−ムやその他介護施設等に入居している場合には、入浴設備も整い専門職員により行われるが、これには入居の制限等がある。また、入浴設備としては、水平昇降移動などの介護作業を機械化した装置等が開発されている。
対応としては、身近な人力に頼るか、施設等の拡充か、あるいはまた手近に利用できる設備が開発されるのを期待することになるが、これらについては介護保険制度の健全な運営の観点にたった開発と実施が必要と思われる。
発明が解決しようとする課題
要介護者にとって、入浴は衛生面もさることながら、病床生活からのストレス解消効果もあり、医療行為の一つとも見られる。したがって、安全かつ身近で手軽な利用への期待と要望が強い。
したがって、車椅子の利用者が家庭で入浴する場合には、その殆どが介護者の労力による介護誘導によるか、または一部電動リフトなどを設備することになるが、いずれにおいても省力化と危険防止への配慮が必要である。
本発明は、動力、機械力等を一切使用せず、当装置の使用にあたって設置場所に特別な改造とか設備等も不必要である。また、構造も極めてシンプルなため取り扱い操作に習熟を要さない。
課題を解決するための手段
従来の家庭用浴槽を、構造的に外壁部分と内壁に二分する考え方にたち、外壁に相当するものは扉をつけた長方体の浴槽外枠1で、内壁に相当するものはシ−ト状のバスタブ5である。
そして、浴槽の出入り障壁を、このバスタブの伸縮自在な性質を利用して解消することが、本案の特徴である。
浴槽外枠1は一辺に扉を有し、内壁の上部にバスタブ5を係留するバスタブ固定具3を配す、底面には台座4があって入浴者はこの上に位置する。台座の周辺は浴槽外枠の底面となり、一方のバスタブを下げた際のバスタブのタルミ部分を、一部収容することになる。また、浴槽外枠内部に発生する水滴の受け皿となり、専用の排水口を持つ。
バスタブは防水性のシ−トで上端にバスタブ縁枠6があり、浴槽外枠の内壁にあるバスタブ固定具3に対応する仕上げとなる。
利用者が出入りする際には、このバスタブの一端を浴槽外枠の入り口方向の底面に下ろし、反対に位置するバスタブの端は、浴槽外枠の内側中段にある仮置き止め具に係留する。底面に下ろしたバスタブの先端を跨ぎ、フロア面と浴槽内にスロ−プ板7を渡して入浴準備が完了する。
車椅子利用者が本装置で入浴する場合には、先ず、浴槽外枠1の扉2を開けバスタブ5を浴槽外枠の台座4の上に底面部分を広げて置き、次に、出入り口方向に位置するバスタブ縁枠6を浴槽外枠台座4の外周底面にまで下げ、後方のバスタブ縁枠は浴槽外枠の内側中段にある仮置き止め具に係留し、バスタブは出入り口方向に傾斜させてセットする。外周底面にまで下げたバスタブ縁枠を跨ぐ形で、部屋の床面と台座の上に位置するバスタブの底面にスロ−プ板を渡す。図面第一図がこの状態を示すものである。
入浴者がバスタブの略中央である定位置に進んだ後、スロ−プ板を外し、バスタブ全体を引き上げて扉を閉める。最後に、バスタブを浴槽外枠に固定することにより、浴槽内に収容された状態となり給湯を始める。
事後、バスタブ専用の排水口を開けると同時にシャワ−で洗身し終了する。後処理としては、扉を開け出入り口方向のバスタブ縁枠を底面に下げ、当該箇所にスロ−プ板を渡して退出する。
なお、肢体不自由度合いが軽微な場合は、あらかじめ浴槽内にバスチェア−を置き、浴槽の直前で車椅子から移動することによる入浴方法もとれる。この場合も移動時の危険度合いは、従来の浴槽を利用するよりも安全であり、介護者の労働負担も軽く、入浴用の特殊な車椅子も不要となる。
発明の効果
要介護者が入浴する場合には、移動時の安全が第一であるが、それと同時に介護側の労力負担の軽減が必要である。
本案は、車椅子に乗った状態で入浴を可能とするもので、移動時の危険が無く、極めてシンプルな構造で成り立ち、動力等は一切使用せず取り扱いも簡単である。
浴槽外枠の材質について軽量化を図ることにより、一般家庭での利用も可能である。また、バスタブを複数用意することにより、利用者別に使い分けることが出来るので施設等で共用する場合においても衛生的であることが特徴となる。
本発明のセット状態の一部断面斜視図である。 同じく入浴可能状態の斜視図である。
符号の説明
1 浴槽外枠
2 出入口扉
3 バスタブ固定具
4 台座
5 シ−ト状バスタブ
6 バスタブ縁枠
7 スロ−プ板

Claims (1)

  1. 扉と台座のある長方体の浴槽外枠1のバスタブ固定具3に、シ−ト状のバスタブ5を懸架することにより浴槽としての機能を有し、入浴者出入りの際は、出入り口直近の浴槽外枠底面にバスタブ縁枠6の一方を下ろし、当該箇所上にスロ−プ板7を渡すことにより車椅子等の出入りが可能となる介護入浴装置。
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