JP3179976U - 90度回転式バスリフト - Google Patents

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Abstract

【課題】介護者の負担を最小限にして、被介護者が車いすから降りて家庭内で容易に湯船に入浴することができる90度回転式バスリフトを提供する。
【解決手段】被介護者保持部と、該被介護者保持部を取り付ける支持部と、該被介護者保持部が、該支持部に対して、水平方向に対して、回転、かつ垂直方向の上下動を可能とする上下に移動する該被介護者保持部を移動させるための嵌合部と、を備えて90度回転式バスリフトを構成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、車椅子を使用する老人や身体障害者などの被介護者を、介護者が車椅子から降ろして入浴させる際に、円滑かつ特に大きな労力負担を要せずに入浴させることができる90度回転式バスリフトに関する。
老人や身体障害者など車椅子を利用する車椅子利用者にとって、車椅子は肢体の一部とも言えるほど生活に密着したものである。即ち、生活の中で移動するときは、常時、車いすを使用することが通常の状態であって、車椅子に乗った状態での生活行為について、介護をする者の負担が特に大きくなることは少ない。
しかしながら、車椅子利用者の入浴行為は、車椅子から離れる行為であるため介護者に大きな労力負担を迫り得るものである。そして、車椅子から離れることを前提とした現行の殆どの入浴行為においては、数々の問題を生じる。
即ち、車椅子利用者を入浴させるのに、車椅子から降ろして浴槽へと移動させるが、これを安全に行う必要がある。浴室は濡れていて足場が悪い中、被介護者の転倒の危険を軽減するには浴槽へと移動させる何かしらの支持具を要することとなるが、現行ではリフト式の支持具などが用いられている。しかし、リフト式の支持具では被介護者を一旦持ち上げる必要が生じて介護者の負担が大きなものとなっていた。そして、支持具自体が大掛かりなものとなるため、このような支持具は、十分な大きさの無い狭い浴室への導入するのに問題を生じていた。また、現在、家庭における入浴の介護用品は、腰掛け台、手すり、浴槽と流しの滑り止め等、浴槽の内側に設置されるものが多く、健常者と兼用する浴室に対しては適合しないものであった。
また、外部のサービス施設を利用するにしても入浴は日常的に行われるために、経済的な制約がある。該施設ではリフト浴槽・機械式浴槽がある程大掛かりなものとなっており、経済的負担を大きくする要因となっていた。
特開平11−169424
しかしながら、車いす利用者が、日常と全く同様な行為の延長として家庭で入浴することができれば、前述の諸問題はすべて解消される。即ち、車いすから降りて、湯船に入浴することでき、しかも、介護者の負担を最小限にして、家庭内で容易に湯船に入浴することができる装置を提供することが本考案の目的である。
請求項1に記載された考案は、90度回転式バスリフトであって、
被介護者保持部と、
該被介護者保持部を取り付ける支持部と、
該被介護者保持部が、該支持部に対して、水平方向に対して、回転、かつ垂直方向の上下動を可能とする上下に移動する該被介護者保持部を移動させるための嵌合部と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載された考案は、請求項1に記載の90度回転式バスリフトに係り、前記被介護者保持部が椅子の形状を有することを特徴とする。
請求項3に記載された考案は、請求項1に記載の90度回転式バスリフトに係り、前記被介護者支持部の支柱は、前記支柱の一端に嵌め込まれるH形状のローラー部位に前記被介護者保持部の荷重がかかることにより、多角の形状にできることを特徴とする。
請求項4に記載された考案は、請求項1に記載の90度回転式バスリフトに係り、前記被介護者保持部の回転範囲が略90度であること特徴とする。
請求項5に記載された考案は、請求項1に記載の90度回転式バスリフトに係り、前記被介護者保持部の回転及び/又は上下動が手動式であること特徴とする。
請求項6に記載された考案は、請求項1に記載の90度回転式バスリフトに係り、前記被介護者保持部の回転及び/又は上下動が電動式であること特徴とする。
車いす利用者である被介護者が、日常とほぼ同様な行為の延長として、家庭内で安全で容易に入浴することができれば、介護者・被介護者の相方にとって、生活の質も維持される場合がある。即ち、介護者の負担を最小限にして、被介護者が車いすから降りて、容易に湯船に入浴することができる安全性の高い90度回転式バスリフトを提供する。
また、本考案の90度回転式バスリフトは従来の浴槽の外側に設置するため、設置が容易にできる。
図1は本考案に係る90度回転式バスリフトの使用時に、90度回転式バスリフトの座面が湯船に浸かった状態を示す側面図である。 図2は本考案に係る90度回転式バスリフトの使用時に、90度回転式バスリフトの座面が湯船の上にある状態を示す側面図である。 図3は本考案の使用時であり、座面が湯船の上にある状態と、座面が湯船の上にある状態から略90度回転した状態を示す平面図である。 図4は本考案に係る90度回転式バスリフトの正面図である。 図5は本考案に係る90度回転式バスリフトの嵌合部の拡大図である。 図6は本考案に係る90度回転式バスリフトの嵌合部の拡大図である。 図7は本考案に係る90度回転式バスリフトの使用している状態を示す概略斜視図である。
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
図1において、100は本考案に係る90度回転式バスリフトであり、101は本考案に係る90度回転式バスリフトの浴槽であり、102は90度回転式バスリフトの入浴時に被介護者が座る座席であり、103は入浴者(被介護者)であり、104は本考案に係る90度回転式バスリフトの浴室の90度回転式バスリフトの支柱であり、105は本考案に係る90度回転式バスリフトを設置する浴室の壁であり、106は90度回転式バスリフトの椅子の袖であり上下することが可能であり、107は本考案に係る90度回転式バスリフトの座席を上下するためのベアリングローラーであり、108は90度回転式バスリフトのガイドローラーであり、109は90度回転式バスリフトのスライド支持柱であり、110は90度回転式バスリフトのワイヤーであり、111は90度回転式バスリフトの滑車であり、112は90度回転式バスリフトの滑車であり、113は90度回転式バスリフトの滑車であり、114は90度回転式バスリフトのベアリングローラー左右であり、115は90度回転式バスリフトの回転軸ピンであり、116は90度回転式バスリフトの柱であり、118は90度回転式バスリフトの回転軸ピンであり、119は90度回転式バスリフトの滑車である。120は90度回転式バスリフトの椅子保持レバーであり、該椅子保持レバーは椅子ストッパー金具と一体であるため、該椅子保持レバーを閉めると同時に自動ロックができ、椅子を安定した状態で安全に使用することができる。121は90度回転式バスリフトの振れ止め金具であり水平方向の振れを防止し、122は90度回転式バスリフトの昇降時ガイドパイプであり、124は90度回転式バスリフトの回転レバーであり、125は浴槽内の湯であり、127は90度回転式バスリフトの椅子保持レバーであり、椅子保持レバー127は椅子保持レバー120と同様の機能を持っている。128は90度回転式バスリフトの椅子全体であり、130は介護者である。椅子の座席102,椅子の袖106,椅子全体128は、一体であり、上に持ち上げることにより、簡単に本考案の90度回転式バスリフト100から取り外すことができる。
以下、本考案の一実施例を図1〜7に基づいて説明する。
図1に描かれた本考案に係る90度回転式バスリフトは浴室の壁105と浴槽101との間に隙間がある場合には浴室の壁と浴槽101の間に設置し、又はユニットバスのように浴槽101との間に隙間がない場合には浴槽101の際に設置する。
ここで、介護者保持部とは、90度回転式バスリフトの座席102,90度回転式バスリフトの座席の袖106,椅子128と、を有する。また、介護者支持部とは、90度回転式バスリフトの支柱104,90度回転式バスリフトのスライドパイプ109,90度回転式バスリフトのワイヤー110,90度回転式バスリフトの滑車111,90度回転式バスリフトの滑車112,90度回転式バスリフトの柱116、90度回転式バスリフトの揺れ止め金具121と、を有する。嵌合部とは、90度回転式バスリフトのベアリングローラー107,90度回転式バスリフトのガイドローラー108,90度回転式バスリフトのベアリングローラー左右114,90度回転式バスリフトの回転軸ピン115と、を有する。
日常的に車椅子を利用している被介護者を家庭内において入浴させることは、介護者にとって、負担の大きい仕事である。被介護者を車椅子から降ろして、バスリフトに移動させる事は、安全・容易に行い難い。被介護者を車椅子から一旦持ち上げての移動となるために、介護者と被介護者相方にとって、入浴は危険と困難を伴う作業である。
図7に描かれるように、介護者が被介護者を90度回転転式バスリフト100の座席102に被介護者に移動させる。この際、該90度回転式バスリフトは水平方向に略90度座席が回転できることによって、車椅子から座席への移動がしやすく、安全・容易に90度回転式バスリフトの座席に座らせることができる。また、介護者側も座席と車椅子の移動時に、被介護者を支える動作の範囲を確保でき、無理な姿勢を取らずに安全に移動させることが可能となるため、介護の負担を軽減し得る。
次に、椅子の肘106を倒して固定をする。この場合、本実施例では椅子の肘106を倒して固定をしているが、他の方法で椅子の肘を固定させることも可能である。
次に、介護者が被介護者を該90度回転式バスリフトの台座102に座らせた後には、被介護者の台座102が回転、上下に移動しないように該90度回転式バスリフトのレバーを閉める。次に、90度回転転式バスリフト100の座席102を水平方向に略90度回転させて、浴槽101の上に持ってくる。
次に、被介護者の座っている90度回転転式バスリフト100の座席102を下に移動させ、湯125の中に浸ける。この際に、本実施例では上下動はワイヤー方式で行なっているが、他の方法を用いても構わない。90度回転転式バスリフト100の座席102を下に下げて、湯125の中に浸ける様子を示すのが、図3の平面図である。図3に示すように、座席102は、図3に示す椅子保持レバー127によって固定され、また振れ止め金具121によっても固定されている。また、椅子128は、椅子保持レバーと一体となっている椅子ストッパーによって、椅子保持レバー127を閉めると自動ロックで固定される構造である。
次に、該90度回転式バスリフトの座席102が浴槽101内の湯125に入ったら、浴槽101の中で被介護者及び/または介護者は適当な時間、湯125の中で、体を洗ったり、リラックスする。そして、適当な時間が経過した後に、介護者が被介護者を該90度回転式バスリフトの座席102に座らせて、椅子の肘を下げて固定する。次に、図2に示されるように、浴槽101内の湯125から該90度回転式バスリフトの座席102を上に引き上げる。
次に、図3に示すように椅子の座席102を水平方向に略90度回転させ、椅子保持レバーによって椅子128は自動的に固定される。次に図7に示されるように、介護者130が被介護者103を椅子128からおろして、車椅子に移動させる。この際、椅子が略90度回転できることによって、介護者130は被介護者103を安全・容易に車椅子に移動させることができる。
図5及び図6は、図1の90度回転式バスリフトの嵌合部の平面図である。
なお、椅子128を上下・水平方向左右に回転・移動させる仕組みには、本考案にとって特に特徴はなく、公知であるので、説明は省略する。また、図5,6は本考案の装置の嵌合部を示しているが、本考案にとって特に特徴はなく、公知であるので、説明は省略する。また図1〜7は本考案の実施の形態の例示であって、これに限るものではない。
介護者の負担を最小限にして、車いす利用者である被介護者が、日常とほぼ同様な行為の延長として、家庭内において、容易・安全に車いすから降りて、湯船に入浴することができるとともに、浴室内に、容易に設置することが可能である、安全性の高い90度回転式バスリフトを提供でき、本装置の生産の需要を拡大させることにより、産業の発達に寄与し得る。
100 90度回転式バスリフト
101 浴槽
102 90度回転式バスリフトの座席
103 入浴者(被介護者)
104 90度回転式バスリフトの支柱
105 浴室の壁
106 90度回転式バスリフトの座席の袖
107 90度回転式バスリフトのベアリングローラー
108 90度回転式バスリフトのガイドローラー
109 90度回転式バスリフトのスライドパイプ
110 90度回転式バスリフトのワイヤー
111 90度回転式バスリフトの滑車
112 90度回転式バスリフトの滑車
113 90度回転式バスリフトの滑車
114 90度回転式バスリフトのベアリングローラー左右
115 90度回転式バスリフトの回転軸ピン
116 90度回転式バスリフトの柱
118 90度回転式バスリフトのピン
119 90度回転式バスリフトの滑車
120 90度回転式バスリフトの椅子保持レバー
121 90度回転式バスリフトの振れ止め金具
122 90度回転式バスリフトの昇降時ガイドパイプ
124 回転レバー
125 湯
127 椅子保持レバー
128 椅子
130 介護者

Claims (6)

  1. 被介護者保持部と、
    該被介護者保持部を取り付ける支持部と、
    該被介護者保持部が、該支持部に対して、水平方向に対して、回転、かつ垂直方向の上下動を可能とする上下に移動する該被介護者保持部を移動させるための嵌合部と、を有することを特徴とする90度回転式バスリフト。
  2. 請求項1に記載の前記90度回転式バスリフトにおいて、
    前記被介護者保持部が椅子の形状を有することを特徴とする前記90度回転式バスリフト。
  3. 請求項1に記載の前記90度回転式バスリフトにおいて、
    前記被介護者支持部の支柱は、前記支柱の一端に嵌め込まれるH形状のローラー部位に前記被介護者保持部の荷重がかかることにより、多角の形状にできることを特徴とする前記90度回転式バスリフト。
  4. 請求項1に記載の前記90度回転式バスリフトにおいて、
    前記被介護者保持部の回転範囲が略90度であること特徴とする前記90度回転式バスリフト。
  5. 請求項1に記載の前記90度回転式バスリフトにおいて、
    前記被介護者保持部の回転及び/または上下動が手動式であること特徴とする前記90度回転式バスリフト。
  6. 請求項1に記載の前記90度回転式バスリフトにおいて、
    前記被介護者保持部の回転及び/または上下動が電動式であること特徴とする前記90度回転式バスリフト。
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