JP2000120284A - 浴室構造 - Google Patents
浴室構造Info
- Publication number
- JP2000120284A JP2000120284A JP10288570A JP28857098A JP2000120284A JP 2000120284 A JP2000120284 A JP 2000120284A JP 10288570 A JP10288570 A JP 10288570A JP 28857098 A JP28857098 A JP 28857098A JP 2000120284 A JP2000120284 A JP 2000120284A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- bathroom
- staircases
- staircase
- stairs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Bathtub Accessories (AREA)
- Toilet Supplies (AREA)
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】浴室において、特には老人や幼児の入浴時の浴
槽への出入りの困難性或いは転倒等の危険度を大幅に減
少させ得るシステムバス。 【解決手段】浴槽の外側と内側に階段を有し、かつ浴槽
上の壁に手すりバ−を有することを特徴とするシステム
バス。
槽への出入りの困難性或いは転倒等の危険度を大幅に減
少させ得るシステムバス。 【解決手段】浴槽の外側と内側に階段を有し、かつ浴槽
上の壁に手すりバ−を有することを特徴とするシステム
バス。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は特に高齢者に適する
浴室構造に関するものである。
浴室構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】浴室は、浴槽と洗い場が隣接しており、
入浴者は洗い場で体を洗い、適度の温度に調節した浴槽
に入って自身の身体を温めかつ清潔に保ち、或いは心の
ストレスを和らげ、満足感や安楽感を得るための場所で
ある。従って、多数の入浴者が利用する大浴場、温泉、
銭湯から家庭用浴槽、システムバスに至るまでの全ての
浴室において、若い人のみならず高齢者或いは幼児等が
より快適にして安全な浴室であることが求められてい
る。
入浴者は洗い場で体を洗い、適度の温度に調節した浴槽
に入って自身の身体を温めかつ清潔に保ち、或いは心の
ストレスを和らげ、満足感や安楽感を得るための場所で
ある。従って、多数の入浴者が利用する大浴場、温泉、
銭湯から家庭用浴槽、システムバスに至るまでの全ての
浴室において、若い人のみならず高齢者或いは幼児等が
より快適にして安全な浴室であることが求められてい
る。
【０００３】しかるに、通常の浴室は洗い場と浴槽とは
浴槽のエプロン部にて遮られており、両者の間には数十
センチの高さの差がある。従って、高齢者や幼児が入浴
する場合に、浴室内の洗い場と浴槽との間のエプロン部
の高さが高すぎて浴槽への出入りがとても困難な場合が
多く、バランスを崩して転んだり、浴槽内に転落したり
する危険が数多く見受けられる。
浴槽のエプロン部にて遮られており、両者の間には数十
センチの高さの差がある。従って、高齢者や幼児が入浴
する場合に、浴室内の洗い場と浴槽との間のエプロン部
の高さが高すぎて浴槽への出入りがとても困難な場合が
多く、バランスを崩して転んだり、浴槽内に転落したり
する危険が数多く見受けられる。
【０００４】上記の入浴者の危険を予測して、温泉等の
大浴場などの場合には、浴槽と洗い場との間のエプロン
部の高低差を低くしているところがあるが、比較的狭い
家庭の浴室にあっては洗い場で使用した水が浴槽内に入
ってしまうため、衛生上好ましくなく、エプロン部の高
さを然程低くすることはできない。
大浴場などの場合には、浴槽と洗い場との間のエプロン
部の高低差を低くしているところがあるが、比較的狭い
家庭の浴室にあっては洗い場で使用した水が浴槽内に入
ってしまうため、衛生上好ましくなく、エプロン部の高
さを然程低くすることはできない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に示した
如くの問題点、特には高齢者或いは幼児が入浴する際に
生ずる家庭用の浴室の問題点を解決するための提案であ
って、高齢者や幼児の入浴の際に安全でかつスム−ズに
入浴できるようにしたものである。
如くの問題点、特には高齢者或いは幼児が入浴する際に
生ずる家庭用の浴室の問題点を解決するための提案であ
って、高齢者や幼児の入浴の際に安全でかつスム−ズに
入浴できるようにしたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決するために次の構成としたものである。即ち、洗い場
と浴槽とからなる浴室にあって、洗い場側に浴槽のエプ
ロン部に向かって順次位置を高くした昇降台を配置し、
この昇降台に対応して浴槽内に階段を備え、更にこの昇
降台及び／又は階段に対応して手すりバ−を備えたこと
を特徴とする浴室構造であり、好ましくは、昇降台及び
／又は階段の表面にエンボス加工にて代表される滑り止
め加工を施した構造である。
決するために次の構成としたものである。即ち、洗い場
と浴槽とからなる浴室にあって、洗い場側に浴槽のエプ
ロン部に向かって順次位置を高くした昇降台を配置し、
この昇降台に対応して浴槽内に階段を備え、更にこの昇
降台及び／又は階段に対応して手すりバ−を備えたこと
を特徴とする浴室構造であり、好ましくは、昇降台及び
／又は階段の表面にエンボス加工にて代表される滑り止
め加工を施した構造である。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明は以上の通りの構成を有す
る浴室構造であって、洗い場と浴槽のエプロン部の高低
差に対して洗い場側に階段やスロ−プにて代表される昇
降台を備えるもので、この昇降台に対して浴槽内に階段
を備えるものである。又、この昇降台及び／又は階段に
対応して手すりバ−を備えるものである。
る浴室構造であって、洗い場と浴槽のエプロン部の高低
差に対して洗い場側に階段やスロ−プにて代表される昇
降台を備えるもので、この昇降台に対して浴槽内に階段
を備えるものである。又、この昇降台及び／又は階段に
対応して手すりバ−を備えるものである。
【０００８】従って、入浴者は手すりバ−につかまりな
がら洗い場より昇降台によってエプロン部の縁部にまで
達し、次いでこれを跨いで浴槽内の階段より浴槽内に入
ることができることとなったものである。一方、浴槽内
より出る場合でも手すりにつかまりながら浴槽内の階段
を昇り、次いで昇降台より洗い場に出ることが可能とな
ったものである。
がら洗い場より昇降台によってエプロン部の縁部にまで
達し、次いでこれを跨いで浴槽内の階段より浴槽内に入
ることができることとなったものである。一方、浴槽内
より出る場合でも手すりにつかまりながら浴槽内の階段
を昇り、次いで昇降台より洗い場に出ることが可能とな
ったものである。
【０００９】尚、昇降台及び／又は階段の表面には滑り
止め加工がなされるのがよく、例えばこの表面にエンボ
ス加工を施すことが好ましい。更に、昇降台に照明効果
を付加し、昇降に対して安全対策を施すのが望ましい。
この照明効果をもたらすには、昇降台自体を乳白色の透
光性樹脂で形成し、昇降台内部に発光源を設けこの光に
より階段を明るくするか、蛍光塗料を塗りブラックライ
トで照らして昇降台を浮き上がらせるかがよく、勿論、
入浴者の足元に照明を設置して昇降台に照明効果を施す
ことができるのは言うまでもない。
止め加工がなされるのがよく、例えばこの表面にエンボ
ス加工を施すことが好ましい。更に、昇降台に照明効果
を付加し、昇降に対して安全対策を施すのが望ましい。
この照明効果をもたらすには、昇降台自体を乳白色の透
光性樹脂で形成し、昇降台内部に発光源を設けこの光に
より階段を明るくするか、蛍光塗料を塗りブラックライ
トで照らして昇降台を浮き上がらせるかがよく、勿論、
入浴者の足元に照明を設置して昇降台に照明効果を施す
ことができるのは言うまでもない。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の具体例を図面をもって更に詳
細に説明する。図１は本発明の浴室の全体構造図であ
り、図２は図１の側面透視図である。図中、符号１は浴
槽、２は洗い場であり、３はエプロン部を示す。通常の
浴槽にあっては浴槽１と洗い場２との間にエプロン部３
が存在するため、高齢者や幼児では洗い場２より浴槽１
内に入ることが難しい場合がある。
細に説明する。図１は本発明の浴室の全体構造図であ
り、図２は図１の側面透視図である。図中、符号１は浴
槽、２は洗い場であり、３はエプロン部を示す。通常の
浴槽にあっては浴槽１と洗い場２との間にエプロン部３
が存在するため、高齢者や幼児では洗い場２より浴槽１
内に入ることが難しい場合がある。
【００１１】このため、本発明にあっては、洗い場２側
に昇降台、この図例では２段をなす階段１１を備えつけ
たものであり、一方、浴槽内にも階段１２を備えたもの
である。そして、この階段１１、１２をもって浴槽内
へ、或いは浴槽から出ようとするに便利なように手すり
バ−１３を階段１１及び１２に対応して備えたものであ
る。勿論、昇降台（階段）や浴槽内の階段の大きさや段
数、形状、これらの表面に備える滑り止め加工、手すり
バ−の位置、高さ、長さ、その数等は自由に設定できる
ことは当然である。
に昇降台、この図例では２段をなす階段１１を備えつけ
たものであり、一方、浴槽内にも階段１２を備えたもの
である。そして、この階段１１、１２をもって浴槽内
へ、或いは浴槽から出ようとするに便利なように手すり
バ−１３を階段１１及び１２に対応して備えたものであ
る。勿論、昇降台（階段）や浴槽内の階段の大きさや段
数、形状、これらの表面に備える滑り止め加工、手すり
バ−の位置、高さ、長さ、その数等は自由に設定できる
ことは当然である。
【００１２】尚、洗い場側の昇降台は階段ではなく、単
純なスロ−プ状のものであってもよく、更には昇降台と
洗い場面、及び浴槽内の階段と浴槽面とは固定されてい
なくてもよく、好ましくは取り外しが可能とされる方が
浴室を広く使えることができ便利である。このため、洗
い場側の昇降台或いは浴槽内の階段は図示はしないが、
上部にフック部を備え、浴槽の縁部１４にこれを引っ掛
けて用いる可搬式の形状とされるのがよい。
純なスロ−プ状のものであってもよく、更には昇降台と
洗い場面、及び浴槽内の階段と浴槽面とは固定されてい
なくてもよく、好ましくは取り外しが可能とされる方が
浴室を広く使えることができ便利である。このため、洗
い場側の昇降台或いは浴槽内の階段は図示はしないが、
上部にフック部を備え、浴槽の縁部１４にこれを引っ掛
けて用いる可搬式の形状とされるのがよい。
【００１３】
【発明の効果】以上、本発明の浴槽構造によれば、次の
ような発明の効果が得られた。 （１）浴槽への出入りが入浴者の昇降動作で可能とした
ため、高齢者から幼児まで安全な入浴が可能となる。こ
のことは、逆に言えば、エプロン部の高さの設計をかな
り自由にすることができることとなったものである。 （２）更に、浴槽内に設けた階段に座って入浴すること
ができるため、湯気当たりを避けて、心臓への負担が少
ないといわれる半身浴も可能となる。
ような発明の効果が得られた。 （１）浴槽への出入りが入浴者の昇降動作で可能とした
ため、高齢者から幼児まで安全な入浴が可能となる。こ
のことは、逆に言えば、エプロン部の高さの設計をかな
り自由にすることができることとなったものである。 （２）更に、浴槽内に設けた階段に座って入浴すること
ができるため、湯気当たりを避けて、心臓への負担が少
ないといわれる半身浴も可能となる。
【図１】図１は本発明の浴室の全体構造図である。
【図２】図２は図１の側面透視図である。
１‥浴槽、 ２‥洗い場、 ３‥エプロン部、 １１‥洗い場の昇降台、 １２‥浴槽内の階段、 １３‥手すりバ−、 １４‥浴槽縁部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｅ０４Ｆ 11/18 Ｅ０４Ｆ 11/18
Claims (2)
- 【請求項１】 洗い場と浴槽とからなる浴室にあって、
洗い場側に浴槽のエプロン部に向かって順次位置を高く
した昇降台を配置し、この昇降台に対応して浴槽内に階
段を備え、更にこの昇降台及び／又は階段に対応して手
すりバ−を備えたことを特徴とする浴室構造。 - 【請求項２】 昇降台及び／又は階段の表面に、滑り止
め加工を施した請求項第１項記載の浴室構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10288570A JP2000120284A (ja) | 1998-10-12 | 1998-10-12 | 浴室構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10288570A JP2000120284A (ja) | 1998-10-12 | 1998-10-12 | 浴室構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000120284A true JP2000120284A (ja) | 2000-04-25 |
Family
ID=17731979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10288570A Pending JP2000120284A (ja) | 1998-10-12 | 1998-10-12 | 浴室構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000120284A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006328877A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Misawa Homes Co Ltd | 建物 |
| CN109394043A (zh) * | 2018-10-23 | 2019-03-01 | 浙江容豪智能家居科技有限公司 | 一种婴儿用洗澡缸 |
| CN110477783A (zh) * | 2019-09-12 | 2019-11-22 | 合肥健洗宝卫浴科技有限公司 | 一种便于老人使用的浴缸及其使用方法 |
-
1998
- 1998-10-12 JP JP10288570A patent/JP2000120284A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006328877A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Misawa Homes Co Ltd | 建物 |
| CN109394043A (zh) * | 2018-10-23 | 2019-03-01 | 浙江容豪智能家居科技有限公司 | 一种婴儿用洗澡缸 |
| CN110477783A (zh) * | 2019-09-12 | 2019-11-22 | 合肥健洗宝卫浴科技有限公司 | 一种便于老人使用的浴缸及其使用方法 |
| CN110477783B (zh) * | 2019-09-12 | 2024-04-05 | 合肥荣事达电子电器集团有限公司 | 一种便于老人使用的浴缸及其使用方法 |
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