JPH10165471A - 高齢者・身障者対応介護移行型ユニットバス・システム - Google Patents
高齢者・身障者対応介護移行型ユニットバス・システムInfo
- Publication number
- JPH10165471A JPH10165471A JP35748696A JP35748696A JPH10165471A JP H10165471 A JPH10165471 A JP H10165471A JP 35748696 A JP35748696 A JP 35748696A JP 35748696 A JP35748696 A JP 35748696A JP H10165471 A JPH10165471 A JP H10165471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- bathing
- wheelchair
- bathroom
- bath
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】浴室・浴槽・車椅子を総合的に設計すること
で、健康な状態のときにも使いやすく、加齢による体力
の低下や、事故などによる障害時にも、そのときの身体
状況に応じて自立或いは介護入浴を容易にし、生活を支
援する。 【解決手段】浴槽1の一面に車椅子から容易に移り、腰
掛けることの出来るデッキをもち、底部にターンテーブ
ルとキャスターを設け、浴室22内で高さ調節及び回転
移動が出来る浴槽に簡単に取り付け・取り外しすること
が可能で断面がおむすび型である自立入浴用の取っ手、
専用車椅子の入浴装置を誘導する介護入浴用のレール、
介護入浴用担架ネットフレーム及びこれらを設置出来る
よう床構造を補強し、専用車椅子並びに一般の車椅子が
楽に出入りすることの出来るよう平らな床面と吊り下げ
スライド扉24により大きな開口部2を確保する。
で、健康な状態のときにも使いやすく、加齢による体力
の低下や、事故などによる障害時にも、そのときの身体
状況に応じて自立或いは介護入浴を容易にし、生活を支
援する。 【解決手段】浴槽1の一面に車椅子から容易に移り、腰
掛けることの出来るデッキをもち、底部にターンテーブ
ルとキャスターを設け、浴室22内で高さ調節及び回転
移動が出来る浴槽に簡単に取り付け・取り外しすること
が可能で断面がおむすび型である自立入浴用の取っ手、
専用車椅子の入浴装置を誘導する介護入浴用のレール、
介護入浴用担架ネットフレーム及びこれらを設置出来る
よう床構造を補強し、専用車椅子並びに一般の車椅子が
楽に出入りすることの出来るよう平らな床面と吊り下げ
スライド扉24により大きな開口部2を確保する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浴室・浴槽・車椅子
を総合的に設計することで、健康な状態のときにも使い
やすく、加齢による体力の低下や、事故などによる障害
時にも、そのときの身体状況によるADL(actib
ites of daily living 日常生活
動作)に応じて自立或いは介護入浴を容易にし、生活を
支援するものでる。
を総合的に設計することで、健康な状態のときにも使い
やすく、加齢による体力の低下や、事故などによる障害
時にも、そのときの身体状況によるADL(actib
ites of daily living 日常生活
動作)に応じて自立或いは介護入浴を容易にし、生活を
支援するものでる。
【0002】
【従来の技術】従来、一般生活用具や福祉用具として浴
室・浴槽・車椅子はそれぞれ単体として存在しており、
ベッドから車椅子へ移乗するときはトランスファーボー
ドやリフターを利用し、次にベッドから浴室までの移動
には車椅子や歩行器を利用、さらにもう一度移乗する動
作を経た後、リフターや入浴用ブースターを利用して入
浴するため、生活動作の連続性に欠ける。また、生活動
作の連続性という点では天井走行型リフトを使用する方
法もあるが、この方法は住宅改造等大きな工事を伴う
上、生活様式全般を工事以降ガラリと変えなくてはなら
ない。このように、生活動作の一連の流れとともに加齢
などによる身体状況の変化に連続的に対応する入浴シス
テムは無かった。
室・浴槽・車椅子はそれぞれ単体として存在しており、
ベッドから車椅子へ移乗するときはトランスファーボー
ドやリフターを利用し、次にベッドから浴室までの移動
には車椅子や歩行器を利用、さらにもう一度移乗する動
作を経た後、リフターや入浴用ブースターを利用して入
浴するため、生活動作の連続性に欠ける。また、生活動
作の連続性という点では天井走行型リフトを使用する方
法もあるが、この方法は住宅改造等大きな工事を伴う
上、生活様式全般を工事以降ガラリと変えなくてはなら
ない。このように、生活動作の一連の流れとともに加齢
などによる身体状況の変化に連続的に対応する入浴シス
テムは無かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのような方法では、
以下のような欠点があった。 (イ)ADLの低下した高齢者や身体障害者にとって一
般生活を営むだけでも多種多様な福祉用具が必要で、例
えば“寝たきり”のように、ベッド上の生活が増えてき
た人にとって、“入浴”するだけで車椅子、リフター、
入浴用ブースターなど多くの用具が必要となる。さら
に、それらの用具は身体状況が変化すれば不要となり、
必要な他の用具を新たにそろえなければならない。 (ロ)通常の住居の浴室は段差や開口部の狭さなどのた
め、車椅子やストレッチャーで入るには不便で、また、
浴槽は車椅子からの移乗が大変に困難なうえ、入湯・出
湯の際に滑りやすいなど危険を伴う。 (ハ)通常の住居の浴室は浴槽が壁面に沿うように固定
されており、介護するスペースが一面一方向しかないた
め、移送や入湯といった作業時の介護者の負担が大き
く、また、急な体調不良などの緊急時に直ちに出湯させ
るといった対応が著しく難しい。 (ニ)浴室用の特殊な福祉用具は生活を共にする一般健
常者にとって、無用のものであり生活空間を狭めるなど
不都合が多い。
以下のような欠点があった。 (イ)ADLの低下した高齢者や身体障害者にとって一
般生活を営むだけでも多種多様な福祉用具が必要で、例
えば“寝たきり”のように、ベッド上の生活が増えてき
た人にとって、“入浴”するだけで車椅子、リフター、
入浴用ブースターなど多くの用具が必要となる。さら
に、それらの用具は身体状況が変化すれば不要となり、
必要な他の用具を新たにそろえなければならない。 (ロ)通常の住居の浴室は段差や開口部の狭さなどのた
め、車椅子やストレッチャーで入るには不便で、また、
浴槽は車椅子からの移乗が大変に困難なうえ、入湯・出
湯の際に滑りやすいなど危険を伴う。 (ハ)通常の住居の浴室は浴槽が壁面に沿うように固定
されており、介護するスペースが一面一方向しかないた
め、移送や入湯といった作業時の介護者の負担が大き
く、また、急な体調不良などの緊急時に直ちに出湯させ
るといった対応が著しく難しい。 (ニ)浴室用の特殊な福祉用具は生活を共にする一般健
常者にとって、無用のものであり生活空間を狭めるなど
不都合が多い。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は前記のような
欠点を除くためになされたもので、以下に示す浴槽本体
とその付属品である取っ手及び手摺り、専用の車椅子並
びにこれらを収納する浴室とからなる。これらを図面に
ついて順に説明する。 (イ)浴槽(図1)は浴槽短辺の一方が張り出してお
り、下部はえぐれてデッキ状になっている。このデッキ
部は楕円状の凹みがありその中心に水抜き用の穴が
あり、浴槽底部にターンテーブルとキャスターを設
け、浴室内で高さの微調整及び回転移動が出来ることが
特徴である。また、浴槽辺縁部は内外にスリットを入
れ、おむすび型の断面となっており、デッキ部と浴
槽の境目当たりに取っ手または手摺りの取り付け穴が
左右4つ開いている。 (ロ)自立入浴用の取っ手(図2)は、浴槽取り付け
穴に差し込み、吸盤をセットすることで簡単に取り
付け・取り外しすることが可能であり、断面がおむすび
型である(図2、A−A断面図)。自立入浴用の取っ手
はアーチ型をしており、浴槽に取り付けたときデッキ
部側からみて手前がほぼ45゜に傾斜し、奥は垂直に
立った形状で(図2、側面図)自立入浴を支援する。 (ハ)介護入浴用のレール▲10▼(図3)は、浴槽取
り付け穴に差し込むことで、簡単に取り付け・取り外
しすることが可能である。介護入浴用のレール▲10▼
は、前方を丸く閉じた平行なレールで浴槽に沿って傾斜
が与えられ、専用車椅子▲11▼(図4)の入浴装置▲
12▼を誘導する。専用車椅子▲11▼(図4)は、上
部の入浴装置▲12▼と下部の車輪部▲13▼に分割
し、下部車輪部の連結部▲14▼をこの浴槽に装着した
レール兼用の介護入浴用の手摺り▲10▼に取り付け、
上部入浴装置▲12▼の手押し用ハンドル▲15▼手元
にあるブレーキ装置▲16▼を解除することで切り離
し、入浴介助を援護する。 (ニ)介護入浴用の担架ネットフレーム▲17▼(図
5)は、浴槽辺縁部にそった形状をしているので、浴槽
に乗せるだけで安定で、簡単に取り付け・取り外しする
ことが可能である。フレーム▲17▼デッキ側には手回
しハンドル▲18▼がありこれを回すことで、フレーム
内のウォームギア▲19▼が回転しワイヤー▲20▼の
出し入れによってネット▲21▼を任意の位置に昇降す
ることが出来る。 (ホ)浴室▲22▼(図6)は床構造を補強し、開口部
▲23▼が幅1000mm以上で吊り下げ式のスライド
扉▲24▼であり、出入り口床面は外部床面に対しフラ
ットで、ステンレス製の蓋のついた溝がある。
欠点を除くためになされたもので、以下に示す浴槽本体
とその付属品である取っ手及び手摺り、専用の車椅子並
びにこれらを収納する浴室とからなる。これらを図面に
ついて順に説明する。 (イ)浴槽(図1)は浴槽短辺の一方が張り出してお
り、下部はえぐれてデッキ状になっている。このデッキ
部は楕円状の凹みがありその中心に水抜き用の穴が
あり、浴槽底部にターンテーブルとキャスターを設
け、浴室内で高さの微調整及び回転移動が出来ることが
特徴である。また、浴槽辺縁部は内外にスリットを入
れ、おむすび型の断面となっており、デッキ部と浴
槽の境目当たりに取っ手または手摺りの取り付け穴が
左右4つ開いている。 (ロ)自立入浴用の取っ手(図2)は、浴槽取り付け
穴に差し込み、吸盤をセットすることで簡単に取り
付け・取り外しすることが可能であり、断面がおむすび
型である(図2、A−A断面図)。自立入浴用の取っ手
はアーチ型をしており、浴槽に取り付けたときデッキ
部側からみて手前がほぼ45゜に傾斜し、奥は垂直に
立った形状で(図2、側面図)自立入浴を支援する。 (ハ)介護入浴用のレール▲10▼(図3)は、浴槽取
り付け穴に差し込むことで、簡単に取り付け・取り外
しすることが可能である。介護入浴用のレール▲10▼
は、前方を丸く閉じた平行なレールで浴槽に沿って傾斜
が与えられ、専用車椅子▲11▼(図4)の入浴装置▲
12▼を誘導する。専用車椅子▲11▼(図4)は、上
部の入浴装置▲12▼と下部の車輪部▲13▼に分割
し、下部車輪部の連結部▲14▼をこの浴槽に装着した
レール兼用の介護入浴用の手摺り▲10▼に取り付け、
上部入浴装置▲12▼の手押し用ハンドル▲15▼手元
にあるブレーキ装置▲16▼を解除することで切り離
し、入浴介助を援護する。 (ニ)介護入浴用の担架ネットフレーム▲17▼(図
5)は、浴槽辺縁部にそった形状をしているので、浴槽
に乗せるだけで安定で、簡単に取り付け・取り外しする
ことが可能である。フレーム▲17▼デッキ側には手回
しハンドル▲18▼がありこれを回すことで、フレーム
内のウォームギア▲19▼が回転しワイヤー▲20▼の
出し入れによってネット▲21▼を任意の位置に昇降す
ることが出来る。 (ホ)浴室▲22▼(図6)は床構造を補強し、開口部
▲23▼が幅1000mm以上で吊り下げ式のスライド
扉▲24▼であり、出入り口床面は外部床面に対しフラ
ットで、ステンレス製の蓋のついた溝がある。
【0005】
【作用】この発明は、浴室・浴槽・車椅子を生活動作の
一連性ならびにそのときの身体状況によるADLに応じ
て総合的に設計することで、健康な状態のときにも使い
やすく、加齢による体力の低下や、事故などによる障害
時にも、自立或いは介護入浴を容易にし、生活を支援す
る事ができる。
一連性ならびにそのときの身体状況によるADLに応じ
て総合的に設計することで、健康な状態のときにも使い
やすく、加齢による体力の低下や、事故などによる障害
時にも、自立或いは介護入浴を容易にし、生活を支援す
る事ができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について、図面に基づき順に
説明する。 (イ)浴槽底部にターンテーブルとキャスターを
設け、浴室内で高さの微調整及び回転移動が出来ること
で(図7−a)、介護入浴時に浴槽を45゜程度移動
することで、3方向からの介護が可能となり(図7−
b)これがこの浴槽の最大の特徴であるといえる。ま
た、浴槽辺縁部のおむすび型の断面は辺縁部全体が手
摺りの役割を果たし、事故防止となる(図8)。浴槽本
体のデッキ部は下部がえぐれているので、車椅子で
近付いても足部に障害物がなくギリギリまで寄せること
が出来(図9−a)、車椅子からの移乗を容易にする
(図9−b)。また、デッキ部の楕円状の凹みは、
介護入浴時の洗髪槽になる(図10−a)と同時に移乗
時の臀部ストッパーの役割も兼ね(図10−b,c)事
故防止となる。 (ロ)自立入浴用の取っ手は、浴槽に簡単に取り付
け・取り外しすることが可能なので、健康なときには必
要がなく、ADLに応じて選択出来る。断面がおむすび
型で、手前がほぼ45゜に傾斜、奥は垂直に立った形状
のため、体の引き起こし時など(図11−a,b)指の
掛かりが良く、上体支持時には手掌に平面部が当たり安
定で(図11−a,c)、出浴時の身体指示には垂直部
に指掛かりが良い(図11−a,d)。このおむすび型
の断面は手になじみやすく、セッケン使用時など特に手
の滑りやすい状態で丸型や四角型にない効果がありこの
取っ手の最大の特徴である。 (ハ)介護入浴用のレール▲10▼は、浴槽に簡単に
取り付け取り外しが可能であり(図12−a)、専用車
椅子▲11▼によって、自立することの出来なくなった
被介護者Hをベッドルームから浴室まで移動し(図12
−b)、上部の入浴装置▲12▼を切り離す事が出来る
ので(図12−c)、介護入浴用のレール▲10▼に専
用車椅子▲11▼の車輪部▲13▼を連結して、入浴を
容易に介助することが出来る(図12−d)。 (ニ)介護入浴用の担架ネットフレーム▲17▼(図1
3−a,b)は、自立することが著しく困難な被介護者
をネットに乗せ(図13−c)、手回しハンドル▲18
▼の操作によって入湯出湯するもので(図13−d)、
浴室での入浴介助を容易にするものである。 (ホ)浴室は床構造を補強してあるので浴槽の回転運動
が可能となり(図7)介護スペースが三方からとれるの
で、介護が容易であり安全である。開口部▲23▼が広
く、出入り口床面は外部床面に対しフラットなので車椅
子やストレッチャーなどの乗り入れが簡単である(図1
4)。ステンレス製の蓋のついた溝により、中からの湯
が外に出ることを極力抑えた。
説明する。 (イ)浴槽底部にターンテーブルとキャスターを
設け、浴室内で高さの微調整及び回転移動が出来ること
で(図7−a)、介護入浴時に浴槽を45゜程度移動
することで、3方向からの介護が可能となり(図7−
b)これがこの浴槽の最大の特徴であるといえる。ま
た、浴槽辺縁部のおむすび型の断面は辺縁部全体が手
摺りの役割を果たし、事故防止となる(図8)。浴槽本
体のデッキ部は下部がえぐれているので、車椅子で
近付いても足部に障害物がなくギリギリまで寄せること
が出来(図9−a)、車椅子からの移乗を容易にする
(図9−b)。また、デッキ部の楕円状の凹みは、
介護入浴時の洗髪槽になる(図10−a)と同時に移乗
時の臀部ストッパーの役割も兼ね(図10−b,c)事
故防止となる。 (ロ)自立入浴用の取っ手は、浴槽に簡単に取り付
け・取り外しすることが可能なので、健康なときには必
要がなく、ADLに応じて選択出来る。断面がおむすび
型で、手前がほぼ45゜に傾斜、奥は垂直に立った形状
のため、体の引き起こし時など(図11−a,b)指の
掛かりが良く、上体支持時には手掌に平面部が当たり安
定で(図11−a,c)、出浴時の身体指示には垂直部
に指掛かりが良い(図11−a,d)。このおむすび型
の断面は手になじみやすく、セッケン使用時など特に手
の滑りやすい状態で丸型や四角型にない効果がありこの
取っ手の最大の特徴である。 (ハ)介護入浴用のレール▲10▼は、浴槽に簡単に
取り付け取り外しが可能であり(図12−a)、専用車
椅子▲11▼によって、自立することの出来なくなった
被介護者Hをベッドルームから浴室まで移動し(図12
−b)、上部の入浴装置▲12▼を切り離す事が出来る
ので(図12−c)、介護入浴用のレール▲10▼に専
用車椅子▲11▼の車輪部▲13▼を連結して、入浴を
容易に介助することが出来る(図12−d)。 (ニ)介護入浴用の担架ネットフレーム▲17▼(図1
3−a,b)は、自立することが著しく困難な被介護者
をネットに乗せ(図13−c)、手回しハンドル▲18
▼の操作によって入湯出湯するもので(図13−d)、
浴室での入浴介助を容易にするものである。 (ホ)浴室は床構造を補強してあるので浴槽の回転運動
が可能となり(図7)介護スペースが三方からとれるの
で、介護が容易であり安全である。開口部▲23▼が広
く、出入り口床面は外部床面に対しフラットなので車椅
子やストレッチャーなどの乗り入れが簡単である(図1
4)。ステンレス製の蓋のついた溝により、中からの湯
が外に出ることを極力抑えた。
【0007】
【発明の効果】従来、身体的機能障害が生じてくると単
体として存在する一般生活用具や福祉用具を多種類そろ
えねばならず、また、機能障害がより進めば不必要なも
のとなり、まして、同居する健常者には、邪魔なもので
しかなかった。しかし、この様に、浴室・浴槽・車椅子
を生活動作の一連性ならびにそのときの身体状況に応じ
て総合的に設計することで、健康な状態のときにも使い
やすく、加齢による体力の低下や、事故などによる障害
時にも、容易に入浴することができ、必要な福祉用具は
最小限ですむ。
体として存在する一般生活用具や福祉用具を多種類そろ
えねばならず、また、機能障害がより進めば不必要なも
のとなり、まして、同居する健常者には、邪魔なもので
しかなかった。しかし、この様に、浴室・浴槽・車椅子
を生活動作の一連性ならびにそのときの身体状況に応じ
て総合的に設計することで、健康な状態のときにも使い
やすく、加齢による体力の低下や、事故などによる障害
時にも、容易に入浴することができ、必要な福祉用具は
最小限ですむ。
【図 1】本発明請求項1の浴槽本体の側面図、上面
図、横断面図及び縦断面図である。
図、横断面図及び縦断面図である。
【図 2】本発明請求項2の自立入浴用取っ手の斜視
図、側面図及び断面図である。
図、側面図及び断面図である。
【図 3】本発明請求項3の介護入浴用手摺りの斜視
図、側面図及び上面図である。
図、側面図及び上面図である。
【図 4】本発明請求項4の専用車椅子の側面図、上面
図及び分割時の側面図である。
図及び分割時の側面図である。
【図 5】本発明請求項5の介護入浴用担架ネットフレ
ームの斜視図、側面図及び上面図である。
ームの斜視図、側面図及び上面図である。
【図 6】本発明請求項6の浴室の平面図である。
【図 7】本発明請求項1の実施例の作用を表した説明
図である。
図である。
【図 8】本発明請求項1の実施例の作用を表した説明
図である。
図である。
【図 9】本発明請求項1の実施例の作用を表した説明
図である。
図である。
【図 10】本発明請求項1の実施例の作用を表した説
明図である。
明図である。
【図 11】本発明請求項2の実施例の作用を表した説
明図である。
明図である。
【図 12】本発明請求項3及び4の実施例の作用を表
した説明図である。
した説明図である。
【図 13】本発明請求項5の実施例の作用を表した説
明図である。
明図である。
【図 14】本発明請求項6の実施例の作用を表した説
明図である。
明図である。
1 浴槽 2 デッキ部 3 楕円状の凹み 4 ターンテーブル 5 キャスター 6 おむすび型の断面 7 取り付け穴 8 自立入浴用の取っ手 9 吸盤 10 介護入浴用のレール 11 専用車椅子 12 入浴装置 13 車輪部 14 連結部 15 手押し用ハンドル 16 ブレーキ装置 17 担架ネットフレーム 18 手回しハンドル 19 ウォームギア 20 ワイヤー 21 ネット 22 浴室 23 開口部 24 吊り下げ式のスライド扉 K 介護人 H 被介護者 I 車椅子
Claims (6)
- 【請求項1】浴槽の一面に車椅子から容易に移り、腰掛
けることの出来るデッキをもち、底部にターンテーブル
とキャスターを設け、浴室内で高さ調節及び回転移動が
出来ることを特徴とした浴槽。 - 【請求項2】請求項1の浴槽に、簡単に取り付け・取り
外しすることが可能で身体支持が容易な形状をしてお
り、断面がおむすび型であることを特徴とする自立入浴
用の取っ手。 - 【請求項3】請求項1の浴槽に、簡単に取り付け・取り
外しすることが可能で専用車椅子の入浴装置を誘導する
介護入浴用のレール。 - 【請求項4】請求項1の浴槽に、請求項3のレールを取
り付けた状態で介護入浴を容易にする専用車椅子。 - 【請求項5】請求項1の浴槽に、簡単に取り付け・取り
外しすることが可能な介護入浴用の担架ネットフレー
ム。 - 【請求項6】請求項1の浴槽が設置出来るよう床構造を
補強し、請求項4の車椅子並びに一般の車椅子が楽に出
入りすることの出来るよう平らな床面と吊り下げスライ
ド扉により大きな開口部を確保した浴室。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35748696A JPH10165471A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 高齢者・身障者対応介護移行型ユニットバス・システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35748696A JPH10165471A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 高齢者・身障者対応介護移行型ユニットバス・システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10165471A true JPH10165471A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18454376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35748696A Pending JPH10165471A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 高齢者・身障者対応介護移行型ユニットバス・システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10165471A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002291836A (ja) * | 2001-04-02 | 2002-10-08 | Debero:Kk | 入浴用担架 |
-
1996
- 1996-12-06 JP JP35748696A patent/JPH10165471A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002291836A (ja) * | 2001-04-02 | 2002-10-08 | Debero:Kk | 入浴用担架 |
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