JP2006101148A - 無線中継装置および無線lanシステム - Google Patents

無線中継装置および無線lanシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2006101148A
JP2006101148A JP2004284280A JP2004284280A JP2006101148A JP 2006101148 A JP2006101148 A JP 2006101148A JP 2004284280 A JP2004284280 A JP 2004284280A JP 2004284280 A JP2004284280 A JP 2004284280A JP 2006101148 A JP2006101148 A JP 2006101148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
wireless lan
information
wireless terminal
transmitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004284280A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4332734B2 (ja
Inventor
Takashi Kato
隆 加藤
Yoshihiko Fujita
良彦 藤田
Koichi Matsudaira
浩一 松平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saxa Inc
Original Assignee
Saxa Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saxa Inc filed Critical Saxa Inc
Priority to JP2004284280A priority Critical patent/JP4332734B2/ja
Publication of JP2006101148A publication Critical patent/JP2006101148A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4332734B2 publication Critical patent/JP4332734B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】ブロードキャストやマルチキャストなどのように、相手先の機器がACK信号などの応答を返信しない通信態様で情報を伝送する場合に、送信対象の複数の端末装置のそれぞれに対して、確実かつ情報を伝送する無線LAN用中継装置を提供する。
【解決手段】第1の判別手段119は、他の装置からのパケット化されたデータが、無線LANに接続された複数個の無線端末装置に対してマルチキャストまたはブロードキャストで伝送すべきものであるか否かを判別する。第1の判別手段119において、マルチキャストまたはブロードキャストで伝送すべきものであると判別された場合に、他の装置からのパケット化されたデータを、複数個の無線端末装置の全てに対して、ユニキャストで送信するように制御する送信制御手段101を設ける。
【選択図】図2

Description

この発明は、サーバ装置や種々のネットワークと無線LANに接続される複数の無線端末装置とを中継する無線中継装置および当該無線中継装置を含む無線LANシステムに関する。
無線LANを利用して、例えば他のネットワークのサーバと複数個の端末間で、アクセスポイント装置を介し、音声情報や映像情報などの時系列情報を含むパケット化されたデータを伝送する無線LANシステムが提供されている。
無線LANシステムにおいては、データの通信形態として、ユニキャスト、ブロードキャスト、マルチキャストなどを使い分けるようにしている。
ユニキャストは、宛先アドレスとして1つの相手装置だけを指定する1対1の通信形態である。ブロードキャストは、ネットワーク内の全ての相手装置に同じメッセージを送る通信形態である。また、マルチキャストは、ネットワーク上の特定のグループに対して1対多の通信を行なう通信形態である。マルチキャストは、前記特定のグループの端末装置が、マルチキャスト用の特定のポート番号の受け口を備えることにより実現される。
そして、後に記す特許文献1に開示されているように、ユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャストを効率よく使用できるようにし、データ配信の効率化を図ろうとする種々の技術が提案されている。
特開2004−153312号公報
ところで、無線LANにおいては、通常、ブロードキャストやマルチキャストでパケットを送信した場合においては、パケットの再送処理は行われない。これはパケットの受信側から受信応答情報(以下、ACK(acknowledgement)信号という)が返ってこないために、パケットの送信側において再送処理の適否が判断できないためである。
つまり、ブロードキャストやマルチキャストは、上述もしたように、1つのパケットで複数の端末に対して同一データを伝送するようにする。しかし、この場合に、パケットの提供を受けた複数の端末から一時にACK信号が送出された場合、通信路が輻輳して正常な通信が困難になったり、また、複数のACK信号を受信して処理しなければならない装置の負荷が非常に高くなったりする。このため、ブロードキャストやマルチキャストといった通信形態においては、ACK信号を返さないようにしているのである。
ところで、無線LANを、例えばVoIP(Voice Over Internet Protocol)ビジネスホンの中継用に使用するなどのことを考えると、当該ビジネスホンシステムにおいて、ブロードキャストやマルチキャストにより各種の情報を送信する必要が生じる場合がある。例えば、無線LANに接続された全てのVoIP電話端末装置に対して、着信通知をしたり、他の電話機で無線LAN使用中などのVoIP電話端末装置のパネル上のランプ情報を送信したりする場合などである。
このような場合、ブロードキャストやマルチキャストを用いた情報伝送とするのが便利であるが、上述もしたように、ブロードキャストやマルチキャストを用いた情報の伝送においては、ACK信号が返ってこないために、送達確認を行なうことができず、何らかの原因によって、パケットが到達しなかったVoIP電話端末装置においては、ロストパケットとなり、重要な情報に応じた処理を行なうことができなくなる。
例えば、ブロードキャストやマルチキャストを用いて、VoIP電話端末装置のパネル上のランプ情報(ランプやLED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)を点灯させる、消灯させる、点滅させるなどの情報)や着信通知のための情報を、VoIP電話端末装置に送信した場合、同じ無線LANに接続されたVoIP電話端末装置であるにもかかわらず、所定の状態を示すLEDが一部のVoIP電話端末装置では点灯しているのに他のVoIP電話端末装置においては点灯しない、あるいは、一部のVoIP電話端末装置では着信音が鳴動しているのに、他のVoIP電話端末装置では着信音が鳴動しないなどといった不都合を生じさせてしまうことがある。
もちろん、ブロードキャストやマルチキャストを用いてランプ情報や着信通知のための情報といった相手先となる全ての端末装置が必ず受信すべき情報を送信する場合に、システムのリフレッシュ処理などを行なうことによって、各VoIP電話端末装置との接続をできるだけ確実に行なえるようにすることによって、上述したような不都合の発生を軽減することは可能である。
しかし、リフレッシュ処理などを行なうことによりタイムラグが発生したり、パネル上のランプ情報や着信通知の鳴動のための情報といった確実に通知すべき情報を送信するシステム側が、無線LANの介在を前提として情報の送信処理を行なうようにしたりするなど、情報の送信側の負荷や無線LANにかかる負荷が大きくなるなどの問題が生じることになる。
また、VoIP電話端末装置が、電源として充電式バッテリーなどを用いた装置であった場合、バッテリーの電力消費を省電力化するために、携帯電話などと同様に、間欠受信方式を採用することが考えられる。ところが、このような間欠受信方式を採用した場合には、ブロードキャストやマルチキャストを用いて、着信通知やランプ情報などのような電話端末装置に重要な情報を送ることは実質上不可能となってしまう。
すなわち、間欠受信方式を採用した場合には、VoIP電話端末装置は、間欠受信と次の間欠受信の間の期間では、スタンバイ状態になっており、そのスタンバイ状態のときに、着信通知やランプ情報などのような電話端末装置に重要な情報がブロードキャストやマルチキャストで送信されてきても、当該ブロードキャストやマルチキャストのパケットは、受信できない。
スタンバイ状態になっている電話端末装置があることを想定して、ブロードキャストやマルチキャストのパケットを複数回繰り返し送出することも考えられるが、その場合には、前回のブロードキャストやマルチキャストで既にパケットデータを受信した電話端末装置において、同じデータによる重複する通知を、当該電話端末装置が重複する通知と認識できないために、パケットデータの処理結果について混乱が生じると言う問題がある。
このように、無線LANを利用する場合において、例えば、ブロードキャストやマルチキャストなどのように、相手先の機器がACK信号などの応答を返信しない通信態様で、複数の端末装置に対して情報を伝送する場合に、送信対象の複数の無線端末装置のそれぞれに対して、確実かつ情報を伝送するようにしたいという新たな課題の解決が求められている。
以上のことにかんがみ、この発明は、無線LANを利用する場合において生じる上述した新たな課題を解決することができるようにする無線LAN用中継装置および無線LANシステムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明による無線LAN用中継装置は、
無線LAN(Local Area Network;以下同じ)を通じて複数の無線端末装置と接続されると共に、他の装置と所定の通信路を通じて接続され、前記複数の無線端末装置と、前記他の装置との間でパケット化されたデータの中継を行なう無線LAN用中継装置であって、
前記無線LANを通じて接続される前記複数の無線端末装置の情報を管理する端末情報管理手段と、
前記他の装置からの前記パケット化されたデータが、無線LANに接続された複数個の無線端末装置に対してマルチキャストまたはブロードキャストで伝送すべきものであるか否かを判別する第1の判別手段と、
前記第1の判別手段において、前記マルチキャストまたはブロードキャストで伝送すべきものであると判別された場合に、前記他の装置からの前記パケット化されたデータを、前記端末情報管理手段で管理されている前記複数個の無線端末装置の全てに対して、ユニキャストで送信するように制御する送信制御手段と
を備えることを特徴とする。
請求項1の発明の無線LAN用中継装置においては、マルチキャストあるいはブロードキャストすべきとして送られてきたパケットは、端末情報管理手段において管理されている無線LANを通じて接続される全ての無線端末装置に対してユニキャストで送信される。
したがって、無線LAN用中継装置は、当該マルチキャストあるいはブロードキャストすべきとして送られてきたパケットについては、全ての無線端末装置からの受信確認情報の受信を確認することができて、確実に、前記全ての無線端末装置に受け渡すことができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の無線LAN用中継装置において、
前記第1の判別手段において、前記マルチキャストまたはブロードキャストで伝送すべきものであると判別された場合に、パケットヘッダに含まれるパケットの種別またはパケットにより伝送されるデータの種別を識別するための情報に基づいて、前記他の装置からの前記パケット化されたデータが、予め決められた特定のパケット種別あるいはデータ種別のものであるか否かを判別する第2の判別手段を備え、
前記送信制御手段は、前記第2の判別手段において、前記他の装置からの前記パケット化されたデータが、前記予め決められた特定のパケット種別あるいはデータ種別のものであると判別された場合にのみ、前記他の装置からの前記パケット化されたデータを、前記端末情報管理手段で管理されている前記複数個の無線端末装置の全てに対して、ユニキャストで送信するように制御する
ことを特徴とする。
この請求項2の発明においては、無線LAN用中継装置は、マルチキャストあるいはブロードキャストすべきとして送られてきたパケットの全てについて、ユニキャストで無線端末装置に送信するのではなく、例えば重要として予め決められた特定のパケット種別あるいはデータ種別のものについてのみ、ユニキャストで無線端末装置に送信するようにする。
このため、重要なパケットデータが無線通信装置に確実に渡されるだけでなく、マルチキャストあるいはブロードキャストがユニキャストに変換されることによる無線LANにおける輻輳を軽減することができる。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の無線LAN用中継装置において、
一定周期で前記無線LANを通じて特定の電波を送出するものであって、前記送信制御手段により前記ユニキャストで送信した前記他の装置からのパケット化されたデータに対する前記無線端末装置からの受信確認情報が得られないときには、前記特定の電波に、前記無線端末装置にユニキャストで送るパケットがあることを通知する情報を重畳して送出する手段と、
前記特定の電波を受信した無線端末装置からの、当該無線端末装置がスタンバイ状態から立ち上がったことを示す情報を受け取る手段と、
前記無線端末装置がスタンバイ状態から立ち上がったことを示す情報を受け取ったときに、前記受信確認情報が前記無線端末装置から得られなかったパケット化されたデータを、前記立ち上がった無線端末装置にユニキャストで送出する手段と、
を備えることを特徴とする。
この請求項3の発明による無線LAN用中継装置は、無線通信装置が、バッテリー駆動であって、間欠受信を行なう場合に対応している。すなわち、無線LAN用中継装置は、ユニキャストで送信したパケットについての受信確認情報が得られなかったときには、一定周期で無線LANを通じて送出する特定の電波に、前記無線端末装置にユニキャストで送るパケットがあることを通知する情報を重畳するようにする。
無線端末装置は、間欠受信により、無線LAN用中継装置からのこの特定の電波を受信し、自装置宛のユニキャストのパケットがあると認識すると、自装置をスタンバイ状態からアクティブ状態に立ち上げ、自装置がアクティブ状態になったことを無線LAN用中継装置に知らせるようにする。
無線LAN用中継装置は、この無線端末装置からの通知を受け取ると、当該無線端末装置宛のパケットをユニキャストで送出する。
したがって、無線端末装置がバッテリー駆動であって、省電力化のために間欠受信を行なう構成になっていたとしても、ユニキャストパケットであれば、必ず、無線LAN用中継装置から無線端末装置にパケットデータが渡される。
このことから、マルチキャストあるいはブロードキャストで伝送すべきものであるとして送られてきたパケットを、ユニキャストで無線LANを通じて無線端末装置に送るようにすることにより、無線通信端末がバッテリー駆動で間欠受信を行なう構成になっていても、前記マルチキャストあるいはブロードキャストで伝送すべきパケットを確実に全ての無線端末装置に渡すことができる。
この発明による無線LAN用中継装置によれば、マルチキャストあるいはブロードキャストで伝送すべきとして送られてきたパケットを、無線LANを通じてユニキャストで無線端末装置に送るようにすることにより、受信確認情報を無線端末装置の全てから受信することができて、確実に無線端末装置に受け渡すことができる。
また、この発明による無線LAN用中継装置によれば、無線通信端末がバッテリー駆動で間欠受信を行なう構成になっていても、前記マルチキャストあるいはブロードキャストで伝送すべきパケットを確実に全ての無線端末装置に渡すことができる。
以下、この発明による無線LAN用中継装置および無線LANシステムの実施形態を、図を参照しながら説明する。
図1は、この発明による無線LAN用通信装置の実施形態が用いられた無線LANシステムの全体の構成例を示すブロック図である。この例は、無線LANを用いた電話通信を可能としたシステムの場合の例である。この例の無線LANは、IEEE802.11規格に準拠しており、通話音声情報や呼制御のための情報の他、全ての情報はパケット化されて送受される。
図1において、10は、無線LAN用アクセスポイント装置(以下、単にアクセスポイント装置という)であり、有線LAN11を通じてサーバ装置12に接続されている。このアクセスポイント装置10は、この発明による無線LAN用中継装置が適用されたものである。
そして、サーバ装置12は、この例の無線LANシステムの場合には、電話通信中継交換装置(例えばボタン電話装置の主装置に対応)の役割をもするものであり、ゲートウエイ13を通じて外部ネットワーク、この例においては、公衆交換電話網(PSTN;Public Switched Telephone Network)14にも接続される。
アクセスポイント装置10は、この発明による無線LAN用通信装置の実施形態である。このアクセスポイント装置10に対しては、複数個のパケット電話機16のそれぞれに内蔵される無線LAN用端末側ステーション装置部(以下、単にステーション装置部という)20が、それぞれ無線リンクにより接続される。アクセスポイント装置10と複数個のステーション装置部20との間で形成される無線リンクは、無線LAN15を構成する。
そして、この例では、各パケット電話機16においては、ステーション装置部20は、電話機部30に接続される。また、この例では、パケット電話機16は、電源として、例えば充電式のバッテリー40を用いるものとして構成されており、省電力化のため、後述するように、通信を行なっていないときには、スタンバイ状態を間に挟んで、一定周期で、間欠受信状態を繰り返すように構成されている。
サーバ装置12は、無線LAN15にステーション装置部20を介して接続されるパケット電話機16のそれぞれについての、無線LAN15上のアドレス情報を管理している。そして、サーバ装置12は、無線LAN15を通じた電話通信の通話路を管理する。例えば、サーバ装置12は、管理しているアドレス情報を用いて、複数台のパケット電話機16のいずれか一つのパケット電話機と、他の一つのパケット電話機16との間での、無線LAN15およびサーバ装置12を通じた内線通話についての通信制御および管理を行なうようにしている。
また、サーバ装置12は、外部ネットワーク14を通じた他の電話端末と、アクセスポイント装置10、無線LAN15を介したパケット電話機16との間の通話(外線通話)についても通信制御および管理する。
サーバ装置12は、例えば外部ネットワーク14を通じて相手方から着信があったときには、当該着信を知らせる着信通知のパケットを、マルチキャストによりアクセスポイント装置10に送る。
アクセスポイント装置10は、後述のように、この着信通知のパケットは、重要パケットと判断して、その着信通知のパケットはユニキャストのパケットに変換し、無線LAN15を通じて配下のパケット電話機16のステーション装置部20の全てに送る。
ステーション装置部20のそれぞれは、当該着信をパケット電話機16の電話機部30に転送する。電話機部30は、当該着信を、パケット電話機16のユーザに、例えばベル鳴動などにより通知する。
いずれかのパケット電話機16のユーザがこの着信に応答すると、その応答メッセージが、当該応答のあったパケット電話機16から、そのステーション装置部20を通じ、無線LAN15を通じてアクセスポイント装置10に伝送される。
アクセスポイント装置10は、この応答をサーバ装置12に送り、サーバ装置12は、この応答をゲートウエイ13を通じて外部ネットワーク14に送出し、相手方に通知する。これにより、無線LAN15を通じた通話路が形成され、無線LAN15を通じて音声パケットの伝送がなされて通話がなされる。
複数台のパケット電話機16のいずれかのユーザが発信の操作をした場合には、上述とは逆の経路で、発信の相手先に着信され、当該発信の相手先が応答すれば、無線LAN15を通じた通話路が形成され、無線LAN15を通じて音声パケットの伝送がなされて通話がなされる。
サーバ装置12は、上述のようにして着信応答により生成された通話路や、発呼により生成された通話路を管理しており、無線LAN15を通じて当該通話路が生成されていることを、パケット電話機16の全てにランプ情報のパケットとして生成し、マルチキャストのパケットとしてアクセスポイント装置10に送る。
アクセスポイント装置10は、後述のように、このランプ情報のパケットを重要パケットと判断して、そのランプ情報のマルチキャストパケットをユニキャストパケットに変換し、無線LAN15を通じて配下の全てのパケット電話機16に、そのステーション装置部20を通じて送る。ランプ情報を受け取った各パケット電話機16は、対応するランプまたはLEDを点灯して、通話中を表示するようにする。
なお、通話音声のパケットは、特定の相手先を指定するパケットであり、ユニキャストパケットとされるものである。なお、マルチキャストで送られる情報は、上述のような着信パケットや、ランプ情報のパケットだけではないことは言うまでもない。
この実施形態では、着信パケットやランプ情報のパケットなどのように、マルチキャストのパケットであっても、パケット電話機16に対して必ず到達させたいパケットは、重要パケットとして、他のマルチキャストのパケットとは区別するようにする。
そして、この実施形態では、マルチキャストパケットのうちの、重要でないものはそのままマルチキャストで無線LAN15に送出するが、重要なものは、上述したように、アクセスポイント装置10において、配下の全てのパケット電話機16のステーション装置部20に宛てたユニキャストパケットに変換して、全てのパケット電話機16に確実に到達させるようにしている。
アクセスポイント装置10は、サーバ装置12と、パケット電話機16のステーション装置部20との間におけるパケットの送受の中継を、主として行なうものであるが、この実施形態では、上述の点を実現するために、単に、パケットの送受の中継機能だけではなく、上述のマルチキャストパケットをユニキャストパケットに変換する機能のために、次のような、処理機能を備える。
すなわち、アクセスポイント装置10は、パケットがマルチキャストパケットか、ユニキャストパケットかを識別する機能と、パケットの種別やパケットにより送受されるデータの種別などを判別する機能とを備えると共に、サーバ装置12からマルチキャストのパケットを受け取ったときに、そのパケット種別あるいはデータ種別が、重要なものとして予め定められた特定の種別のパケットやデータのときには、サーバ装置12から受け取ったマルチキャストのパケットを、ユニキャストのパケットに変換する機能を備えている。
アクセスポイント装置10は、無線LAN15を通じて接続される配下の複数のステーション装置部20(延いては各パケット電話機16)のアドレスやポート番号を管理しており、マルチキャストのパケットをユニキャストのパケットに変換するときには、それらの管理データを用いて、管理している配下の全てのステーション装置部20に対するユニキャストパケットを生成して、それらを配下の全てのステーション装置部20に送るようにする。
なお、この実施形態では、パケット電話機16は間欠受信をするため、当該パケット電話機16がスタンバイ状態のときには、ユニキャストパケットに対する受信確認情報をアクセスポイント装置10は得られず、当該ユニキャストパケットは、未送達のユニキャストパケットとなる。
この未送達のユニキャストパケットは、IEEE802.11規格に準拠した未送達の通知方法を用いることにより、確実に宛先のパケット電話機16にステーション装置部20を通じて送ることができる。このことについては、後述する。
次に、この実施形態の無線LANシステムを構成するアクセスポイント装置10およびステーション装置部20を含むパケット電話機16の詳細な構成例および動作例を説明する。
<アクセスポイント装置10のハードウエア構成>
図2は、アクセスポイント装置10のハードウエア構成例を示すブロック図である。
この例のアクセスポイント装置10は、例えばマイクロコンピュータからなる制御部101と、有線LANインターフェース(図ではインターフェースはI/Fと記載する。以下同じ)102と、送信用処理回路103と、受信用処理回路104と、送信アンプ105と、受信アンプ106と、アンテナ切換回路107と、送受信アンテナ108と、送受信アンテナ109とを備えて構成される。
有線LANインターフェース102は、この例では、有線LAN11を通じてサーバ装置12に接続されている。2個の送受信アンテナ108および109は、ダイバーシティアンテナを構成するもので、無線LAN15を通じてのパケットの送受を行なうためのものである。
アクセスポイント装置10では、有線LANインターフェース102を通じて得たサーバ装置12からの送信用パケットを、制御部101の制御に応じて送信用処理回路103およびアンプ105、また、アンテナ切換回路107を介して送受信アンテナ108または109の一方に供給して、ステーション装置部20に対して無線送信する。
また、送受信アンテナ108または109の一方を通じて受信したステーション装置部20からのパケットは、アンテナ切換回路107およびアンプ106を通じて受信用処理回路104に供給される。そして、受信用処理回路104からのパケットは、制御部101に供給される。制御部101は、受信したパケットを、有線LANインターフェース102および有線LAN11を通じてサーバ装置12に送出する。
制御部101は、マイクロコンピュータにより構成されるもので、例えば、図2に示すようなブロック構成とされる。すなわち、CPU(Central Processing Unit)110に対して、システムバス111を介して、ROM(Read Only Memory)112と、RAM(Random Access Memory)113と、パケット分解/生成部114と、無線端末情報管理部115と、受信バッファ116と、送信バッファ117と、ビーコン生成部118と、送信態様判別部119と、情報種別判別部120と、送信情報生成部121とが接続されている。
図2では、省略したが、有線LANインターフェース102に接続されるポートや、送信用処理回路103、受信用処理回路104と制御情報や送受信情報のやり取りを行なうポートなども、制御部101は、備えるものである。
パケット分解/生成部114は、インターフェース102により取り込んだパケット化データを分解して、パケットヘッダを分離し、送信態様判別部119や情報種別判別部120に転送する機能と、送信するデータをパケット化して送出するパケットデータを生成する機能を有する。このパケット分解/生成部114は、パケットデータを分解したり、生成したりするためのバッファメモリを備える。
無線端末情報管理部115は、無線LAN15を通じて接続される配下のパケット電話機16のステーション装置部20のアドレス情報やポート番号を記憶して管理する。
受信バッファ116は、有線LANインターフェース102を通じて受け取ったパケットデータや、無線LAN15から受け取ったパケットデータを一時格納するためのものである。
送信バッファ117は、配下のパケット電話機16(ステーション装置部20)のそれぞれについて、当該パケット電話機16に対して送出すべきパケットを待ち行列として順次に蓄積してゆく送信キューを備える。当該パケット電話機16に送られていない未送達のパケットが、それぞれの送信キューに登録される。
ビーコン生成部118は、主として、ステーション装置部20がアクセスポイント装置10をサーチし、自装置をアクセスポイント装置10に登録するための等に用いられる特定の電波、すなわち、ビーコンを、一定周期、例えば100ミリ秒周期で生成し、生成したビーコンをパケット分解/生成部114でパケット化して、無線LAN15に送出するようにする。
そして、ビーコン生成部118は、送信バッファ117に未送達のパケットがあるときには、当該未送達のパケットがあるパケット電話機16のステーション装置部20宛てに、未送達のパケットをあることを通知する情報を重畳したビーコンを生成する。ステーション装置部20は、間欠受信において、当該ビーコンを受信することにより、自分宛ての未送達のパケットがあることが知る。
送信態様判別部119は、この例では、パケットヘッダに含まれるアドレス情報を識別して、パケットがマルチキャストか、ユニキャストかを判別する。すなわち、パケットヘッダのアドレス情報としては、ユニキャスト用のものと、マルチキャスト用のものとが予め定められており、例えばマルチキャスト用のアドレス情報が送信態様判別部119には記憶されている。したがって、送信態様判別部119は、パケットヘッダのアドレス情報を認識し、認識したアドレス情報と、記憶されているアドレス情報とを比較することにより、マルチッキャストのパケットかユニキャストのパケットかを認識することができる。
情報種別判別部120は、この例では、パケットヘッダに含まれるポート番号を認識することにより、データの種別あるいはパケットの種別を判別する。すなわち、ポート番号は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に準拠して定められるもので、音声情報、データ、制御情報などのデータに種別ごとに、あるいは、パケットの種別ごとに、別々のポート番号が割り当てられている。また、ユーザが、未定義のポート番号に、着信通知、ランプ情報等のパケット種別やデータ種別を割り当てることもできるようにされている。
そこで、この実施形態の情報種別判別部120では、例えば、着信通知、ランプ情報などの重要なマルチパケットの情報について、それらに割り当てられているポート番号を記憶しており、受信したマルチキャストパケットのパケットヘッダに含まれるポート番号を認識して、当該認識したポート番号と、記憶したポート番号とを比較することで、受信したマルチキャストパケットが、例えば着信通知のパケットや、ランプ情報のパケットなどの重要な情報パケットであるどうかを判別するようにする。
送信情報生成部121は、通常は、有線LANインターフェース102を通じて受け取ったパケットを、送信情報として、そのまま用いるようにする。しかし、送信態様判別部119で、サーバ装置12から有線LANインターフェース102を通じて受け取ったパケットがマルチキャストパケットであり、かつ、この実施形態では、情報種別判別部120で、着信通知やランプ情報のような重要情報のパケットであると判別したときには、マルチキャストパケットをユニキャストパケットに変換して送出するようにする。
このとき、前述したように、送信情報生成部121は、1個のマルチキャストパケットに対して、無線端末情報管理部115を検索して、配下のパケット電話機16のステーション装置部20の全てに対する複数個のユニキャストパケットを生成する。
なお、ビーコン生成部118、送信態様判別部119の判別機能、情報種別判別部120の判別機能は、ROM112に記憶されているソフトウエアプログラムに基づいてCPU110がRAM113をワークエリアとして用いて行なうソフトウエア処理とすることができる。
<ステーション装置のハードウエア構成>
ステーション装置部20の基本的なハードウエア構成は、アクセスポイント装置10とほぼ同様の構成を有する。図3に、ステーション装置部20の構成例のブロック図を示す。
すなわち、ステーション装置部20は、例えばマイクロコンピュータを備えて構成される制御部201と、端末インターフェース202と、送信用処理回路203と、受信用処理回路204と、送信アンプ205と、受信アンプ206と、アンテナ切換回路207と、送受信アンテナ208および209とを備えている。
端末インターフェース202は、この例では、電話機部30に接続されている。送受信アンテナ208および209は、無線LAN15を通じてのパケットの送受を行なうためのものである。
ステーション装置部20は、端末インターフェース202を通じて、電話機部30からの呼設定メッセージのパケットや通話音声情報のパケットを、送受信アンテナ208または209を通じてアクセスポイント装置10に送信する。また、アクセスポイント装置10からの受信パケットを、端末インターフェース202を通じて電話機部30に送る。
そして、制御部201は、この実施形態では、図3に示すようなブロック構成とされる。すなわち、CPU210に対して、システムバス211を介して、ROM212と、RAM213と、パケット分解/生成部214と、受信バッファ215と、送信バッファ216と、間欠受信管理部217とが接続されている。
パケット分解/生成部214は、無線LAN15を通じて取り込んだパケット化データを分解して、自分宛ての制御データや音声データを得る機能と、端末インターフェース202からの送信する制御データや音声データをパケット化して送出するパケット化データを生成する機能を有する。
受信バッファ215は、端末インターフェース202を通じて受け取ったパケットデータや、無線LAN15から受け取ったパケットデータを一時格納するためのものである。
送信バッファ216は、送信しようとするパケットデータを一時格納しておくためのもので、送信情報のパケットを順次に待ち行列として蓄積してゆく送信キューを備える。
また、間欠受信管理部217は、当該パケット電話機16が通信を行なっていないときに、一定周期で、間欠受信状態を実行すると共に、間欠受信状態と間欠受信状態との間は、スタンバイ状態となって、バッテリー40の電力消費を抑えるようにする。スタンバイ状態では、次の間欠受信状態に復帰するため、また、電話機部30におけるユーザの発呼操作に応じて、パケット電話機16が立ち上がってアクティブ状態になるのに必要な部位にのみ、バッテリーから電源電圧が供給されており、非常に小さい消費電流とされている。
間欠受信管理部217は、ステーション装置部20についての電源系を制御するだけでなく、電話機部30の後述するCPU310を介在して、電話機部30の電源系をも制御することができるようにしている。すなわち、パケット電話機16をスタンバイ状態にするときには、その旨を端末インターフェース202を通じて電話機部30に通知すると共に、アクティブ状態に立ち上がるときには、その旨を端末インターフェース202を通じて通知するようにする。電話機部30のCPU310は、これらの通知に応じて、電話機部30の電源系を制御して、省電力を実現する。
間欠受信を実行する周期は、目的とする省電力量に応じたものとされるが、無線LANの場合には、例えば、図4に示すように、アクセスポイント装置10から発生するビーコンの発生周期の2倍以上とされる。図4の例では、ビーコンの発生周期の4倍(この例では400ミリ秒)とされている。
パケット電話機16がスタンバイ状態から間欠受信状態になったときに、アクセスポイント装置10からのビーコンを少なくとも一回は、受信することができるようにする必要があるため、ビーコン周期と同じ周期では省電力化することができないからである。すなわち、スタンバイ状態の間で、ビーコンを受信するのを、何回、休止するかにより、省電力化の度合いが決まってくる。
図4の下方に示すように、間欠受信(図4では3回目の間欠受信)において、アクセスポイント装置10からのビーコンを受信したときに、当該ビーコンに自装置宛の未送信パケットがあることを示す通知が重畳されていることを認識したときには、ステーション装置部20の間欠受信管理部217は、自パケット電話機16をスタンバイ状態からアクティブ状態に立ち上げ、自パケット電話機16が立ち上がったことを、アクセスポイント装置10に通知するようにする。
アクセスポイント装置10は、パケット電話機16についての立ち上がりの通知を受けると、当該立ち上がったパケット電話機宛ての未送信のパケットをユニキャスト送信するようにする。これに対して、パケット電話機16のステーション装置部20は、受信確認情報をアクセスポイント装置10に返し、受信確認をアクセスポイント装置10に知らせる。その後は、パケット電話機16では、やり取りした未送信パケットの内容に応じた処理がなされることになる。
<パケット電話機のハードウエア構成例>
図5に、この実施形態のパケット電話機16の電話機部30のハードウエア構成例を示す。この実施の形態のパケット電話機16の電話機部30は、図4に示すように、電話機部本体300と、ハンドセットHSとからなる。ハンドセットHSは、図示を省略したが、送話器を構成するマイクロホンと、送話アンプと、受話器を構成するスピーカと、受話アンプとを備えている。
電話機部本体300は、コンピュータにより構成されており、CPU310に対して、システムバス311を介して、ROM312と、RAM313と、ディスプレイコントローラ314と、操作入力インターフェース316と、ステーションインターフェース318と、パケット分解/生成部319と、音声データ入出力インターフェース320と、LED駆動制御部321とが接続されている。
ディスプレイコントローラ314には、ディスプレイ315が接続されており、このディスプレイ315の表示画面には、CPU310の制御にしたがった表示が行われる。また、操作入力インターフェース316には、テンキー、カーソルキーやその他の操作キーを含む操作入力部317が接続されている。さらに、LED駆動制御部321には、この例では、LED群322が接続され、無線LAN15を通じて受信するランプ情報パケットの解析結果に応じて、それらLED群322の各LEDの点灯、消灯、点滅などが制御される。
CPU310は、操作入力インターフェース316を介して操作入力部317を通じて使用者がいずれの入力キーを操作したかを認識し、その認識結果に基づいて、キー入力操作に応じた処理をROM312のプログラムに従って実行する。
ROM312には、無線LAN15の状態信号に応じた発信時や着信時の処理シーケンスを実行するプログラム、その他の処理を実行するためのプログラムなどが記憶されている。RAM313は、主としてROM312のプログラムがCPU310によって実行される際にワークエリアとして使用される。
ステーションインターフェース318は、ステーション装置に接続され、当該ステーション装置を通じて送られてくるパケット化データを取り込み、また、LAN31Aにパケット化データを送出するための機能を備える。
パケット分解/生成部319は、インターフェース318により取り込んだパケット化データを分解して、制御データや音声データを得る機能と、送信する制御データや音声データをパケット化して送出するパケット化データを生成する機能を有する。このパケット分解/生成部319は、パケット化データを分解したり、生成したりするためのバッファメモリを備える。
なお、このパケット分解/生成部319のパケット分解処理機能や生成処理機能は、CPU310と、ROM312とにより、ソフトウエアとして実現することもできる。
音声データ入出力インターフェース320は、パケット分解されて得られた音声データをアナログ音声信号に変換してハンドセットHSに供給し、また、ハンドセットHSから入力されるアナログ音声信号をデジタル信号に変換して取り込む機能を備える。
次に、アクセスポイント装置10およびステーション装置部20の処理動作を、フローチャートを参照しながらさらに説明する。
<アクセスポイント装置10のビーコン送出処理動作>
アクセスポイント装置10は、この例では、100ミリ秒ごとに、図6のビーコン送出処理を起動する。なお、以下の図6の処理は、ビーコン生成部118がCPU110のソフトウエア処理により構成されているものとして説明する。
この処理ルーチンを起動すると、アクセスポイント装置10のCPU110は、先ず、送信バッファ117の配下の各パケット電話機16についての送信キューを検索し、未送達パケットがあるかどうか判別する(ステップS1)。未送達パケットは、存在していないと判別したときには、CPU110は、ビーコンを生成して、無線LAN15を通じて送出する(ステップS3)。
ステップS1で、未送信パケットが存在していると判別したときには、CPU110は、当該未送達のパケットがあるパケット電話機16のステーション装置部20宛てに、未送達のパケットをあることを通知する情報を重畳したビーコンを生成する(ステップS2)。そして、生成したビーコンを無線LAN15を通じて送出する(ステップS3)。
<パケット電話機16の間欠受信およびアクセスポイント装置10の対応動作>
図7は、パケット電話機16における間欠受信のための処理動作のフローチャートである。これは、ステーション装置部20の間欠受信管理部217の処理であるが、ここでは、CPU210が、ソフトウエア処理により、当該間欠受信管理部217の機能を実行するものとして、図7の各ステップの処理を説明する。
CPU210は、間欠受信の周期として定められた一定周期が経過したか否か判別する(ステップS11)。経過していないと判別したときには、時間経過を監視する状態に戻る。そして、ステップS11で、間欠受信の周期として定められた一定周期が経過したと判別したときには、CPU210は、アクセスポイント装置10からのビーコンを受信することができるようにバッテリー40からの電源電圧を、ステーション装置部20の必要な部位に供給させるようにする(ステップS12)。
そして、ビーコンの受信を監視して(ステップS13)、ビーコンの受信を確認すると、CPU210は、自パケット電話機宛ての未送達のユニキャストパケットがあるか否か、ビーコンに重畳されている通知を解析することにより判別する(ステップS14)。
ステップS14で、自パケット電話機宛ての未送達のパケットは無いと判別したときには、CPU210は、自パケット電話機をスタンバイ状態に戻し(ステップS15)、その後、ステップS11に戻って、間欠受信の時間経過を監視する。
また、ステップS14で、自パケット電話機宛ての未送達のパケットがあると判別したときには、自パケット電話機をアクティブ状態に立ち上げ、アクティブ状態になったことをアクセスポイント装置10に通知する(ステップS16)。
そして、アクセスポイント装置10からの、当該未送達パケットの受信を待ち(ステップS17)、受信を確認したら、受信確認情報ACKをアクセスポイント装置10に返す(ステップS18)。そして、受信したパケットのデータ内容に応じた処理、例えばLEDの点灯制御などを実行する(ステップS19)。
なお、パケット電話機16においては、スタンバイ状態において、電話機部30の操作入力部317を通じてユーザにより発呼操作がなされると、電話機部30は、ステーション装置部20にアクティブ状態への変移を促す要求を出す。ステーション装置部20は、この要求を受け取ると、自ステーション装置部20をスタンバイ状態からアクティブ状態にすると共に、電話機部30にアクティブ状態への移行を指示する情報を送り、パケット電話機16全体をアクティブ状態に変移させる。
そして、ステーション装置部20は、自パケット電話機16がアクティブ状態に立ち上がったことを、アクセスポイント装置10に通知するようにする。
以上のパケット電話機16におけるステーション装置部20の間欠受信のための処理に対応するアクセスポイント装置10における対応処理動作のフローチャートの一部を図8に示す。
すなわち、アクセスポイント装置10のCPU110は、ステーション装置部20からの、当該ステーション装置部20を備えるパケット電話機16がアクティブ状態に立ち上がったことの通知を受信したか否か判別し(ステップS21)、当該通知を受信しないと判別したときには、その他の処理に移行する(ステップS22)。
ステップS21で、パケット電話機16がアクティブ状態に立ち上がったことの通知を受信したときには、CPU110は、当該パケット電話機16宛ての未送達パケットがあるか否か判別する(ステップS23)。
ステップS23で、当該パケット電話機16宛ての未到達パケットが無いと判別したときには、CPU110は、当該パケット電話機16からの発呼要求メッセージに基づく発呼シーケンスのための処理などに移行する(ステップS24)。
また、ステップS23で、当該パケット電話機16宛ての未到達パケットがあると判別したときには、CPU110は、その未送達パケットを、当該パケット電話機16のステーション装置部20に宛てて送出する(ステップS25)。
これに対しては、ステーション装置部20が当該未送達パケットの受信を確認したときに、当該ステーション装置部20から受信確認情報ACKが送られてくるので、CPU110は、この受信確認情報ACKの受信を確認し、その後の処理に移行する(ステップS27)。
<アクセスポイント装置10におけるマルチキャストパケットの処理について>
前述したように、この実施形態においては、アクセスポイント装置10では、サーバ装置12から受け取ったパケットが、重要情報のマルチキャストパケットであるときには、ユニキャストパケットに変換して、配下のステーション装置部20に送るようにする。
図9および図10は、サーバ装置12からパケットを受信したときのアクセスポイント装置10の処理動作のフローチャートである。この図9および図10のフローチャートの各ステップは、アクセスポイント装置10のCPU110が、ROM112に記憶されているプログラムにしたがって、RAM113をワークエリアとして用いて実行するものである。すなわち、この例は、図2の送信態様判別部119および情報種別判別部120の機能も、CPU110が、ソフトウエア処理として実行するようにする場合の例である。
すなわち、CPU110は、サーバ装置12からのパケットを受信すると、図9のスタートから処理を開始し、サーバ装置12から受信したパケットを受信バッファに一時格納する(ステップS31)。そして、受信したパケットのパケットヘッダを抽出し、アドレス情報をチェックし(ステップS32)、ユニキャストパケットか、マルチキャストパケット化を判別する(ステップS33)。
このステップS33で、受信したパケットがユニキャストパケットであると判別したときには、CPU110は、受信したパケットをユニキャストで、宛先のステーション装置部20を通じてパケット電話機16に送信する(ステップS34)。
そして、CPU110は、当該ユニキャストパケットの送信に対する受信確認情報ACKを受信したか否か判別し(ステップS35)、宛先のステーション装置部20から受信確認情報ACKを受信したことを確認すると、この処理ルーチンを終了して抜ける。
ステップS35で、受信確認情報ACKを、例えば所定時間以上受信しないと判別したときには、ユニキャストパケットを、宛先のステーション装置部20を通じてパケット電話機16に再送する(ステップS36)。そして、この再送に対する受信確認情報ACKを受信したか否か判別し(ステップS37)、宛先のステーション装置部20から受信確認情報ACKを受信したことを確認すると、この処理ルーチンを終了して抜ける。
ステップS37で、受信確認情報ACKを例えば所定時間以上受信しないと判別したときには、CPU110は、宛先のステーション装置部20(パケット電話機30)に対する送信キューに、未送達パケットを登録する(ステップS38)。さらに、CPU110は、ビーコンに、当該未送達パケットについての情報を重畳するようにすることをセットして(ステップS39)、この処理ルーチンを終了する。
また、ステップS33で、サーバ装置12から受信したのはマルチキャストパケットであると判別したときには、CPU110は、パケットヘッダのポート番号をチェックし(図10のステップS41)、当該マルチキャストパケットが、着信通知やランプ情報などの予め定められて登録されている重要情報のパケットであるか否か判別する(ステップS42)。
このステップS42で、重要情報のパケットではないと判別したときには、CPU110は、受信したパケットをマルチキャストで、無線LAN15を通じて配下のステーション装置部20の全てに送る(ステップS43)。そして、この処理ルーチンを終了する。
また、ステップS42で、重要情報のパケットであると判別したときには、CPU110は、サーバ装置12から受信したマルチキャストパケットを、無線端末情報管理部115に登録されている配下の全てのステーション装置部20宛てのユニキャストパケットに変換して、それぞれのユニキャストパケットを無線LAN15を通じて送出する(ステップS44)。
そして、CPU110は、配下の全てのステーション装置部20から受信確認情報ACKを受信したか否か判別し(ステップS45)、配下の全てのステーション装置部20からの受信確認情報ACKを受信したことを確認したときには、この処理ルーチンを終了する。
また、ステップS45で、所定時間以上経過しても、一部のステーション装置部20からの受信確認情報ACKを受信しなかったと判別したときには、CPU110は、当該受信確認情報が受信できなかったステーション装置部20に対して、当該ステーション装置部宛てのユニキャストパケットを再送する(ステップS46)。
そして、CPU110は、配下の全てのステーション装置部20から受信確認情報ACKを受信したか否か判別し(ステップS47)、配下の全てのステーション装置部20からの受信確認情報ACKを受信したことを確認したときには、この処理ルーチンを終了する。
また、ステップS47で、所定時間以上経過しても、一部のステーション装置部20からの受信確認情報ACKを受信しなかったと判別したときには、CPU110は、当該受信確認情報が受信できなかったステーション装置部20に対するユニキャストパケットを、未送達パケットとして、当該ステーション装置部20に対する送信キューに登録する(ステップS48)。さらに、CPU110は、ビーコンに、当該未送達パケットについての情報を重畳するようにすることをセットして(ステップS49)、この処理ルーチンを終了する。
なお、以上の図9および図10の処理のフローチャートにおいては、受信確認情報ACKが受信できなかったときの再送は、1回としたが、2回以上であってもよい。
以上のようにして、この実施形態においては、アクセスポイント装置10は、サーバ装置12から受信したマルチキャストパケットのうちの重要なものは、ユニキャストパケットに変換して、配下の全てのステーション装置部20に送信するようにしたので、それらの重要なマルチキャストパケットを、受信確認を行ないつつ、確実に配下のステーション装置部20の全てに送ることができる。
そして、この実施形態においては、パケット電話機16がバッテリーの省電力化のために間欠受信を行なうようになっていて、ユニキャストパケットの送信時には、パケット電話機16のスタンバイ状態になっていて、当該パケットが送達されなかったとしても、ユニキャストパケットについての未送達パケットについての処理により、当該パケット電話機16の次の間欠受信の際には、当該パケットは、必ず、送達される。
また、上述の実施形態では、全てのマルチキャストパケットについて、ユニキャストパケットに変換してアクセスポイント装置10からステーション装置部20に送信されるのではなく、予め登録されている重要なパケット情報についてのみ、マルチキャストパケットをユニキャストパケットに変換して送出するようにするので、無線LAN15の輻輳が軽減される。
もっとも、サーバ装置12からのマルチキャストパケットは、全てユニキャストパケットに変換してステーション装置部20に送出するように、アクセスポイント装置10を構成するようにしても、もちろん良い。
なお、以上説明した実施形態は、電話システムに、この発明を適用した場合であるが、この発明は、電話システムのみではなく、種々の用途の無線LANシステムに適用可能である。
また、ステーション装置部は、パケット電話機16のような無線端末装置に内蔵されている必要は無く、例えば無線端末装置とは別体のカード型などのように構成して、無線端末装置に装着するようなものであってもよい。
さらに、ステーション装置部を含む無線端末装置は、必ずしも間欠受信をするものに限定されるものではない。ただし、この発明は、ステーション装置部および無線端末装置がバッテリー駆動をするものであって、間欠受信するものであるときでも、マルチキャストパケットを確実に無線端末装置側で受信することができるというメリットがあるものである。
また、パケットがマルチキャストパケットか、あるいはユニキャストパケットかの判別は、上述の例ではパケットヘッダのアドレス情報を用いるようにしたが、パケットヘッダに、当該マルチキャストパケットか、あるいはユニキャストパケットかの識別情報が挿入されるのであれば、その識別情報を用いることができることは言うまでもない。
マルチキャストパケットのうちの重要なパケットであるかどうかの判別においても、上述の例では、TCP/IPで用いられているポート番号を利用するようにしたが、例えばサーバ装置12で、パケットヘッダに、重要情報かどうかのフラグ情報等を挿入するようにする場合には、その重要情報かどうかのフラグ情報等を用いるようにしてもよい。また、パケットデータの種別を示す別の情報が、パケットヘッダに挿入される場合には、その情報を用いて判別することももちろんできる。
なお、上述の実施形態の説明は、マルチキャストパケットをユニキャストパケットに変換して、アクセスポイント装置がステーション装置部に送出するようにした場合であるが、サーバ装置からのブロードキャストパケットの場合にも、上述と同様にして、ユニキャストパケットに変換して、配下のステーション装置部に送信するようにすると良い。
この場合にも、全てのブロードキャストパケットの全てを、ユニキャストパケットに変換してもよいが、予め定めた重要な情報のブロードキャストパケットのみを、ユニキャストパケットに変換して送出するようにすることにより、無線LANの輻輳を軽減することができる。
また、上述の実施形態の無線LANシステムにおいては、アクセスポイント装置は、有線LANを通じて接続されるサーバ装置からパケットを受信して、無線端末装置に中継するようにしたが、サーバ装置は、有線LANでは無く、アクセスポイント装置に対して1対1に接続されていても良いし、あるいは、無線で接続されていてもよい。
また、アクセスポイント装置は、有線LANのサーバ装置に接続されるのではなく、LANスイッチに接続されていてもよい。
この発明による無線LANシステムの実施形態を示すブロック図である。 この発明による無線LAN用中継装置の実施形態としてのアクセスポイント装置の構成例を示すブロック図である。 この発明による無線LANシステムの実施形態におけるステーション装置部の構成例を示すブロック図である。 この発明による無線LANシステムの実施形態におけるパケット電話機による間欠受信動作を説明するためのシーケンス図である。 実施形態の無線LANシステムに用いられる無線端末装置の例としてパケット電話機の電話機部の構成例を示すブロック図である。 この発明による無線LAN用中継装置の実施形態のアクセスポイント装置における要部の処理動作を説明するためのフローチャートである。 実施形態の無線LANシステムに用いられる無線端末装置における処理動作を説明するためのフローチャートの一部である。 この発明による無線LAN用中継装置の実施形態のアクセスポイント装置における要部の処理動作を説明するためのフローチャートの一部である。 この発明による無線LAN用中継装置の実施形態のアクセスポイント装置における要部の処理動作を説明するためのフローチャートの一部である。 この発明による無線LAN用中継装置の実施形態のアクセスポイント装置における要部の処理動作を説明するためのフローチャートの一部である。
符号の説明
10 アクセスポイント装置
12 サーバ装置
16 パケット電話機
20 ステーション装置部
101,201 制御部
110,210 CPU
114,214 パケット分解/生成部
115 無線端末情報管理部
116,216 送信バッファ
118 ビーコン生成部
119 送信態様判別部
120 情報種別判別部
217 間欠受信管理部

Claims (6)

  1. 無線LAN(Local Area Network;以下同じ)を通じて複数の無線端末装置と接続されると共に、他の装置と所定の通信路を通じて接続され、前記複数の無線端末装置と、前記他の装置との間でパケット化されたデータの中継を行なう無線LAN用中継装置であって、
    前記無線LANを通じて接続される前記複数の無線端末装置の情報を管理する端末情報管理手段と、
    前記他の装置からの前記パケット化されたデータが、無線LANに接続された複数個の無線端末装置に対してマルチキャストまたはブロードキャストで伝送すべきものであるか否かを判別する第1の判別手段と、
    前記第1の判別手段において、前記マルチキャストまたはブロードキャストで伝送すべきものであると判別された場合に、前記他の装置からの前記パケット化されたデータを、前記端末情報管理手段で管理されている前記複数個の無線端末装置の全てに対して、ユニキャストで送信するように制御する送信制御手段と
    を備えることを特徴とする無線LAN用中継装置。
  2. 請求項1に記載の無線LAN用中継装置において、
    前記第1の判別手段において、前記マルチキャストまたはブロードキャストで伝送すべきものであると判別された場合に、パケットヘッダに含まれるパケットの種別またはパケットにより伝送されるデータの種別を識別するための情報に基づいて、前記他の装置からの前記パケット化されたデータが、予め決められた特定のパケット種別あるいはデータ種別のものであるか否かを判別する第2の判別手段を備え、
    前記送信制御手段は、前記第2の判別手段において、前記他の装置からの前記パケット化されたデータが、前記予め決められた特定のパケット種別あるいはデータ種別のものであると判別された場合にのみ、前記他の装置からの前記パケット化されたデータを、前記端末情報管理手段で管理されている前記複数個の無線端末装置の全てに対して、ユニキャストで送信するように制御する
    ことを特徴とする無線LAN用中継装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の無線LAN用中継装置において、
    一定周期で前記無線LANを通じて特定の電波を送出するものであって、前記送信制御手段により前記ユニキャストで送信した前記他の装置からのパケット化されたデータに対する前記無線端末装置からの受信確認情報が得られないときには、前記特定の電波に、前記無線端末装置にユニキャストで送るパケットがあることを通知する情報を重畳して送出する手段と、
    前記特定の電波を受信した無線端末装置からの、当該無線端末装置がスタンバイ状態から立ち上がったことを示す情報を受け取る手段と、
    前記無線端末装置がスタンバイ状態から立ち上がったことを示す情報を受け取ったときに、前記受信確認情報が前記無線端末装置から得られなかったパケット化されたデータを、前記立ち上がった無線端末装置にユニキャストで送出する手段と、
    を備えることを特徴とする無線LAN用中継装置。
  4. 無線LANに接続され、バッテリーを電源とし、スタンバイ状態を間に挟んで、間欠受信状態を一定周期で繰り返すモードを有する複数の無線端末装置と、
    前記無線LANを通じて前記複数の無線端末装置と接続されると共に、他の装置と所定の通信路を通じて接続され、前記複数の無線端末装置と前記他の装置との間でパケット化されたデータの中継を行なう無線LAN用中継装置と
    からなる無線LANシステムにおいて、
    前記無線LAN用中継装置は、
    前記無線LANを通じて接続される前記複数の無線端末装置の情報を管理する端末情報管理手段と、
    前記他の装置からの前記パケット化されたデータが、無線LANに接続された複数個の無線端末装置に対してマルチキャストまたはブロードキャストで伝送すべきものであるか否かを判別する第1の判別手段と、
    前記第1の判別手段において、前記マルチキャストまたはブロードキャストで伝送すべきものであると判別された場合に、前記他の装置からの前記パケット化されたデータを、前記端末情報管理手段で管理されている前記複数個の無線端末装置の全てに対して、ユニキャストで送信するように制御する送信制御手段と
    を備えることを特徴とする無線LANシステム。
  5. 請求項4に記載の無線LANシステムにおいて、
    前記無線LAN用中継装置は、
    前記第1の判別手段において、前記マルチキャストまたはブロードキャストで伝送すべきものであると判別された場合に、パケットヘッダに含まれるパケットの種別またはパケットにより伝送されるデータの種別を識別するための情報に基づいて、前記他の装置からの前記パケット化されたデータが、予め決められた特定のパケット種別あるいはデータ種別のものであるか否かを判別する第2の判別手段を備え、
    前記送信制御手段は、前記第2の判別手段において、前記他の装置からの前記パケット化されたデータが、前記予め決められた特定のパケット種別あるいはデータ種別のものであると判別された場合にのみ、前記他の装置からの前記パケット化されたデータを、前記端末情報管理手段で管理されている前記複数個の無線端末装置の全てに対して、ユニキャストで送信するように制御する
    ことを特徴とする無線LANシステム。
  6. 請求項4または請求項5に記載の無線LANシステムにおいて、
    前記無線LAN用中継装置は、
    一定周期で前記無線LANを通じて特定の電波を送出するものであって、前記送信制御手段により前記ユニキャストで送信した前記他の装置からのパケット化されたデータに対する前記無線端末装置からの受信確認情報が得られないときには、前記特定の電波に、前記無線端末装置にユニキャストで送るパケットがあることを通知する情報を重畳して送出する手段と、
    前記特定の電波を受信した無線端末装置からの、当該無線端末装置がスタンバイ状態から、アクティブ状態に立ち上がったことを示す情報を受け取る手段と、
    前記無線端末装置がスタンバイ状態からアクティブ状態に立ち上がったことを示す情報を受け取ったときに、前記受信確認情報が前記無線端末装置から得られなかったパケット化されたデータを、前記アクティブ状態に立ち上がった無線端末装置にユニキャストで送出する手段と、
    を備え、
    前記無線端末装置は、
    前記間欠受信状態において、前記無線LAN用中継装置からの前記特定の電波を受信し、当該特定の電波に自装置宛のパケットがあることを通知する情報が重畳されているかどうかを判別する第3の判別手段と、
    前記第3の判別手段で、前記特定の電波に自装置宛のパケットがあることを通知する情報が重畳されていると判別したときに、自装置に前記バッテリーからの電源を投入して、アクティブ状態に立ち上げると共に、自装置がスタンバイ状態からアクティブ状態に立ち上がったことを示す情報を前記無線LAN用中継装置に送る手段と、
    前記無線LAN用中継装置からの自装置宛の前記パケットを受信する受信手段と、
    前記受信手段で前記自装置宛の前記パケットを受信したことを報知する受信応答情報を前記無線LAN用中継装置に送る手段と、
    を備えることを特徴とする無線LANシステム。
JP2004284280A 2004-09-29 2004-09-29 無線中継装置および無線lanシステム Active JP4332734B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004284280A JP4332734B2 (ja) 2004-09-29 2004-09-29 無線中継装置および無線lanシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004284280A JP4332734B2 (ja) 2004-09-29 2004-09-29 無線中継装置および無線lanシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006101148A true JP2006101148A (ja) 2006-04-13
JP4332734B2 JP4332734B2 (ja) 2009-09-16

Family

ID=36240552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004284280A Active JP4332734B2 (ja) 2004-09-29 2004-09-29 無線中継装置および無線lanシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4332734B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8184568B2 (en) 2006-10-13 2012-05-22 Nec Infrontia Corporation Wireless LAN system and wireless communication method
JP2012513692A (ja) * 2008-12-22 2012-06-14 トムソン ライセンシング 高信頼マルチキャスト・ストリーミングを行う方法および装置
JP2015070553A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 沖電気工業株式会社 無線通信装置、ipマルチキャスト配信システム、及びipマルチキャスト転送方法
CN106850159A (zh) * 2017-02-24 2017-06-13 上海斐讯数据通信技术有限公司 一种组播转单播传送方法及系统

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6069858B2 (ja) 2012-03-21 2017-02-01 株式会社リコー 無線通信方法及び無線通信システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8184568B2 (en) 2006-10-13 2012-05-22 Nec Infrontia Corporation Wireless LAN system and wireless communication method
JP2012513692A (ja) * 2008-12-22 2012-06-14 トムソン ライセンシング 高信頼マルチキャスト・ストリーミングを行う方法および装置
JP2015070553A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 沖電気工業株式会社 無線通信装置、ipマルチキャスト配信システム、及びipマルチキャスト転送方法
CN106850159A (zh) * 2017-02-24 2017-06-13 上海斐讯数据通信技术有限公司 一种组播转单播传送方法及系统
CN106850159B (zh) * 2017-02-24 2020-12-11 台州市吉吉知识产权运营有限公司 一种组播转单播传送方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4332734B2 (ja) 2009-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4018972B2 (ja) 無線通信システム
US7463624B2 (en) Monitoring connection state between main equipment and terminal in network telephone system
WO2004114612A2 (en) Wireless voice over ip phone system for transmitting packets to a handset over a wireless personal area network or a wireless local area network
CN103098522B (zh) 无线通信系统、数据发送装置、无线数据接收装置及无线通信方法
JP2003318917A (ja) 無線通信システム、無線通信端末および無線通信システムへの参加方法
JP4332734B2 (ja) 無線中継装置および無線lanシステム
JP4877952B2 (ja) 無線lanを利用した音声通話システム、無線端末及び中継装置
JP4671026B2 (ja) 無線通信端末および無線通信システム
JP2006222835A (ja) 無線中継装置、無線端末装置および無線端末装置用のプログラム
JP5733498B2 (ja) 無線通信システム、通信システムへの離脱/接続方法、通信システムへの離脱/接続プログラムおよび通信システム
JP4175940B2 (ja) VoIP電話システムおよびVoIP電話システムにおける通信制御方法
JP2018182412A (ja) 無線通信システム及び無線通信装置
JP4379617B2 (ja) 無線通信端末
JP4186060B2 (ja) 無線lanシステム
JP2010093355A (ja) コードレス電話装置の子機
JP4433187B2 (ja) 無線通信端末
JP4355952B2 (ja) 電話通信端末
EP1808997B1 (en) System and method for providing a ptt (push-to-talk) service according to user state
JP2008154040A (ja) 無線中継方法
JP4433189B2 (ja) 電話通信端末
JP4433188B2 (ja) 無線通信端末
JP7203333B2 (ja) 無線通信装置
JP2008035236A (ja) 中継装置および移動音声端末並びに通信制御方法
CN110140345B (zh) 声音通信系统、终端装置以及记录介质
JP4352254B2 (ja) 無線lan用通信装置、無線lanの通信方法および無線lan用通信装置用プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061030

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090527

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090609

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4332734

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703

Year of fee payment: 4