JP2006100284A - 雄型端子金具 - Google Patents

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JP2006100284A
JP2006100284A JP2005334222A JP2005334222A JP2006100284A JP 2006100284 A JP2006100284 A JP 2006100284A JP 2005334222 A JP2005334222 A JP 2005334222A JP 2005334222 A JP2005334222 A JP 2005334222A JP 2006100284 A JP2006100284 A JP 2006100284A
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Kozue Takatsuki
梢 高槻
Yuichi Nanko
勇一 南光
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Abstract

【課題】角筒状の箱形部を備えた端子金具において、それを多数束ねたときに他の端子金具の雄タブ等が箱形部内に進入してその変形に至るようなことを防止できる雄型端子金具を提供する。
【解決手段】箱形部5の後端には、外天井壁8Bに連なって形成された進入規制壁11が備わっているため、雄タブ部3の先端が箱形部5内に進入しようとしても、進入規制壁11に阻まれ、それ以上奥へは進めなくなる。このため、タブ部3の変形を確実に防止できる。進入規制壁11は外天井壁8Bの後端縁を覆いつつ屈曲して形成されるところに特徴を有す。
【選択図】図5

Description

本発明は、箱形部の構造を改良した雄型端子金具に関する。
一般にコネクタは、コネクタハウジングに複数のキャビティを形成し、その各キャビティ内に電線をカシメ付けた端子金具を装着して構成されている。その端子金具は金属板材を曲げ加工して形成されており、例えば雄型端子金具では、金属板材を角筒状に曲げた箱形部の前方に、雌型端子金具との接続を行なうための細長い平板状の雄タブを形成し、後方に電線をカシメ付けるためのバレル部を形成した構成である。この構成として、下記特許文献1のものが知られている。
この箱形部の前方側は雄タブと連続して閉じているが、後方側は開放して矩形の開口部が残されている。また、箱形部の側壁には係合孔が開口して形成され、ここにコネクタハウジングの前記キャビティ内壁に沿って形成された片持ち状のランスの先端が係合することで端子金具の抜け止めがされるようになっている。
特公平8−31487号公報
ところで、上述のようなコネクタを製造するには、まず圧着機によって端子金具のバレル部に電線をカシメ付け、その後、その端子金具をアッセンブリ工程の作業場に搬送して各キャビティに挿入する。この際、電線をカシメ付けた端子金具は、方向をそろえて多数本が束ねられ、その状態でアッセンブリ工程の作業場に搬送される。
しかしながら、この種の構成の端子金具では、箱形部には後面の開口部や、側壁の係合孔等の開口部が設けられているから、その開口部から端子金具の雄タブが箱形部内に進入してしまうことがある。すると、雄タブの先端が箱形部に斜めに突き刺さった状態となるから、その状態で突き刺さった側の端子金具に外力が作用すると、端子金具の雄タブが曲がって不良品となってしまうという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、角筒状の箱形部を備えた端子金具において、それを多数束ねたときに他の端子金具の雄タブ等が箱形部内に進入してその変形に至るようなことを防止できる雄型端子金具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、タブ部と、電線端末部分をかしめ付けるバレル部と、前記タブ部と前記バレル部の間に配された箱形部とを備えた雄型端子金具であって、前記箱形部の後端側には進入規制壁が設けられ、この進入規制壁は、前記箱形部の後端開口に対しその領域のほぼ全領域を覆うように形成されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、箱型部の天井壁は内外に重ね合わされた二重壁となっていて、進入規制壁は外天井壁の後端縁から内天井壁の後端縁を覆いつつ屈曲して形成されているところに特徴を有する。
請求項1の発明によれば、箱形部の後端開口が、進入規制壁によってほぼ塞がれ、他の雄型端子金具のタブ部が嵌り込むのを阻止することができる。
請求項2の発明によれば、外天井壁によって内天井壁の後端縁を覆うことができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を図1ないし図によって説明する。
本実施形態は、本発明を雄型の端子金具に適用したものであり、その一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
本実施形態の雄型端子金具1は、図1に示すような形状に打ち抜いた板厚一定の金属板材2に対し曲げ加工を施すことによって形成されたものである。以下の説明において、前後方向については図1〜図5における左側を前側とし、上下方向については図3、図5及び図6を基準とする。
前記雄型端子金具1のうち、その略前半部分は、図示しない雌型端子金具に嵌入して接続するための細長い平板状に折り曲げ形成されたタブ部3とされ、略後半部分は、図示しない電線端末部分をカシメ付けるためのバレル部4とされており、さらに前記タブ部3と前記バレル部4との間には箱形部5が形成されている。
前記箱形部5は角筒状をしており、底壁6とその左右両端縁から垂直に立ち上がった一対の側壁7,7と、それらに連なって底壁6に対して平行に延びた天井壁8とからなっている。なお天井壁8は、前記一対の側壁7,7のうち一方を一定の高さの所で底壁6に対向するように内に折り曲げて形成された内天井壁8Aと、もう一方の側壁7を前記内天井壁8Aの上面に重ね合わさるように折り曲げて形成された外天井壁8Bとで構成されている。
前記箱形部5を形成している底壁6部分において、その前後方向における中程には、図4に示すように底壁6の全幅領域に亘って係合孔9が形成されている。ここに、図示しないコネクタハウジングのキャビティの内壁に沿って形成された片持ち状のランスの先端が係合することで端子金具の抜け止めが図られている。
前記箱形部5内には矩形の進入規制壁(以下第1規制壁10とする)が設けられており、前記係合孔9の周縁のタブ部3側から連なり、前記内天井壁8Aの内面に向かって立ち上がっている。また前記第1規制壁10は、その上端が前記内天井壁8Aの内面近くまで伸びており、前記係合孔9周縁のうちの前縁(タブ部3側)と、その上方の前記内天井壁内面とを結ぶ領域のほぼ全体に亘って覆うように形成されている。
上記した第1規制壁10の他に前記箱形部5には、さらに矩形の進入規制壁(以下第2規制壁11とする)が設けられていて、箱形部5の後方側に形成されている矩形の開口部12の領域のほぼ全体を覆うように、前記外天井壁8Bの後縁に連なって垂下している。
次に、本実施形態の作用について説明する。
上述のような雄型端子金具1を構成要素とするコネクタを製造するには、まず雄型端子金具1のバレル部4に電線端末部をカシメ付け、その後、その雄型端子金具をアッセンブリ工程の作業場に搬送して、コネクタハウジングに形成された各キャビティ内に挿入する。この際、電線がカシメ付けられた雄型端子金具1は方向をそろえて多数本束ねられ、その状態でアッセンブリ工程の作業場に搬送される。
このような端子群の搬送時、雄型端子金具1が揺れ動いて、タブ部3の先端が他の雄型端子金具1の係合孔9または開口部12を通って箱形部5内に進入しようとすることがある。しかし、タブ部3の先端が他の端子金具1の箱形部5の後方から前記係合孔9を通過して箱形部5内のうちタブ部3側の空間13に進入しようとした場合には、前記タブ部3の先端は第1規制壁10に突き当ってそれ以上奥に進めないため、前記空間13に進入することはない。また、他の端子金具1のタブ部3が、箱形部5の後方からバレル部側の空間14に進入しようとした場合においても、タブ部3先端が前記第2規制壁11に突き当たるので、前記空間14にタブ部3が進入することはない。よってタブ部3が他の端子金具1の箱形部5に斜めに突き刺さった状態となることを防止でき、それを原因としてタブ部3が変形することを確実に防止できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では雄型端子金具に適用した例について説明したが、本発明は雌型端子金具にも適用することができる。
(2)上記実施形態では係合孔の周縁のうち前縁側に進入規制壁を設けたが、さらに後縁側にも追加して設けてもよい。
(3)上記実施形態では前記外天井壁に連なるように進入規制壁を設けたが、内天井壁から連なるように設けてもよい。
本発明の一実施形態を示す雄型端子金具の展開図 同雄型端子金具の平面図 同雄型端子金具の側面図 同雄型端子金具の底面図 同雄型端子金具の縦断面図 同雄型端子金具の横断面図
符号の説明
3…タブ部
4…バレル部
5…箱形部
9…係合孔(開口部)
10…第1規制壁(進入規制壁)
11…第2規制壁(進入規制壁)

Claims (2)

  1. タブ部と、電線端末部分をかしめ付けるバレル部と、前記タブ部と前記バレル部の間に配された箱形部とを備えた雄型端子金具であって、
    前記箱形部の後端側には進入規制壁が設けられ、この進入規制壁は、前記箱形部の後端開口に対しその領域のほぼ全領域を覆うように形成されていることを特徴とする雄型端子金具。
  2. 前記箱型部の天井壁は内外に重ね合わされた二重壁となっていて、前記進入規制壁は外天井壁の後端縁から内天井壁の後端縁を覆いつつ屈曲して形成されていることを特徴とする請求項1記載の雄型端子金具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012038548A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Sumitomo Wiring Syst Ltd 端子金具
JP2020035541A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 矢崎総業株式会社 接続端子

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