JP2006099527A - システムlsi - Google Patents

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Abstract

【課題】 無効なアドレスがアクセスされた場合でも、CPUに対して確実に応答信号を返すことができるデフォルトスレーブを備えたシステムLSIを提供する。
【解決手段】 アドレス検出部32で検出されたアクセス対象のアドレスに基づいて保留アドレステーブル31を検索し、そのアドレスの割り当てが保留されていれば一致信号を出力する一致検出部33に加え、アクセス検出部35でアクセス要求信号が検出された後、一定時間内に応答検出部36で応答信号が検出されないときにタイムアウト信号を出力するタイマ37を設ける。一致信号またはタイムアウト信号の出力によって応答出力部34は、該当するスレーブが実装されていない旨の代理の応答信号をシステムバス12に出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、CPU(Central Processing Unit)とシステムバス、及びこのシステムバスに接続される複数のスレーブを1つの集積回路にまとめたシステムLSI(Large Scale Integration)に関するものである。
図2は、従来のシステムLSIの一例を示す構成図である。
このシステムLSIは、プラットフォーム10と複数のスレーブを1つの集積回路としてまとめたものである。プラットフォーム10は、CPU11とシステムバス12を中心にして、マイクロプロセッサとして基本となる最小限の構成要素をまとめたハードウエアで、回路構成のみならず回路パターンも固定され、システムLSIの1つの部品として扱われるものである。このプラットフォーム10は、CPU11とシステムバス12を接続するCPUブリッジ13、このシステムバス12に接続されたメモリコントローラ14を有している。更に、システムバス12は、バスブリッジ15を介して内部のローカルバス16に接続され、このローカルバス16にタイマ17やSIO(Serial Input Output)18等の入出力回路が接続されている。
システムバス12は、プラットフォーム10から外部に引き出されており、ここに複数のスレーブ21a,21b,…と、デフォルトスレーブ30が接続されている。更に、システムバス12はバスブリッジ22を介して外部のローカルバス23に接続され、このローカルバス23に複数のスレーブ24a,24b,…が接続されている。
スレーブ21a,21b,24a,24b,…は、それぞれの機能は異なるが、いずれもCPU11からシステムバス12を介して与えられる指示に従って、所定の動作を行うものである。スレーブ21a,21b,24a,24b,…には、それぞれ個別のアドレスが設定されており、そのアドレスを用いてCPU11から個別に動作指示が与えられるようになっている。
図3は、図2中のプラットフォームのアドレス空間割り当て例を示す図である。
このアドレス空間は、CPU11としてARMCPUを用い、システムバス12としてAMBA−AHBバスを、ローカルバス16,23としてAMBA−APBバスを用いて構成されるμPLATと呼ばれるプラットフォームのものである。32ビット構成のアドレスは、膨大なアドレス空間を有しているが、割り当て済みのアドレスは一部であり、ほとんどのアドレスは割り当てが保留された状態となっている。
デフォルトスレーブ30は、このように割り当てが保留されたアドレスに対してCPU11からアクセスが行われたときに、該当するスレーブが存在しないことをCPU11に通知するもので、図2に示すように、保留アドレステーブル31とアドレス検出部32を有している。保留アドレステーブル31は、図3に示したようにアドレス割り当てが保留されたアドレスを予め登録したテーブルであり、アドレス検出部32は、システムバス12に出力されたアクセス対象のアドレスを検出するものである。保留アドレステーブル31とアドレス検出部32には、一致検出部33が接続されている。
一致検出部33は、アドレス検出部32でアクセス対象のアドレスが検出されたときに、保留アドレステーブル31を検索してそのアドレスが登録されているか否かを調べるものである。一致したアドレスがあれば、一致検出部33から応答出力部34に一致信号が出力されるようになっている。応答出力部34は、一致検出部33から一致信号が与えられたときに、システムバス12に、そのアドレスが誤りである旨の応答信号を出力するようになっている。
このようなシステムLSIでは、所定のプログラムに従ってCPU11からシステムバス12を介して、スレーブ21,24にアクセスが行われる。各スレーブ21,24では、システムバス12に出力されるアドレスを監視し、自己のアドレスが指定された場合にのみ応答信号を出力する。自己のアドレスに一致しない場合には、スレーブ21,24は応答信号を出力しない。一方、デフォルトスレーブ30では、システムバス12に出力されるアドレスを監視し、保留アドレステーブル31に登録されているアドレスに一致した場合に、該当するスレーブが実装されていない旨の応答信号を出力する。
これにより、該当するスレーブ21,24が実装されていなくても、そのアドレスが保留アドレステーブル31に登録されていれば、そのスレーブ21,24に代わってデフォルトスレーブ30が代理応答を行うので、CPU11では誤ったアドレスにアクセスしたことを直ちに検出することができる。
特開平10−55341号公報
しかしながら、前記システムLSIでは、保留アドレステーブル31に登録されたアドレスがアクセスされたときに、デフォルトスレーブ30が代理応答するようになっているので、スレーブ21,24が実装されておらず、かつ、そのアドレスが保留アドレステーブル31に登録されていない場合、CPU11に応答信号が返らない。
このような例は、プログラムやハードウエアのデバッグが完了した後では、発生することは殆どないと考えられるが、プログラムやハードウエアの開発中には、アドレスの設定誤り等によって、デフォルトスレーブ30に登録されておらず、かつ実装されていないアドレスに対するアクセスが行われるおそれがある。このような場合、デフォルトスレーブ30での検出ができず、応答信号が全く出力されない状態となる。このため、CPU11では応答待ちのために次の処理を行うことができず、システムがハングアップするという問題が発生するおそれがあった。
本発明は、無効なアドレスがアクセスされた場合でも、確実にCPU11に対して応答信号を返すことができるデフォルトスレーブを備えたシステムLSIを提供することを目的としている。
本発明は、CPUと、システムバスを介して前記CPUに接続されて該CPUの指示に従って動作する複数のスレーブ装置と、未実装のスレーブ装置へのアクセスを検出したときに該スレーブ装置に代わって応答するデフォルトスレーブとを備えたシステムLSIにおいて、前記デフォルトスレーブは、前記システムバス上のアクセス要求信号と該アクセス要求信号に応じた応答信号を監視し、該アクセス要求信号の検出後、一定時間内に該応答信号が検出されないときに代理の応答信号を出力することを特徴としている。
本発明では、デフォルトスレーブによって、システムバス上のアクセス要求信号とそのアクセス要求信号に応じた応答信号を監視し、アクセス要求信号の検出後、一定時間内に応答信号が検出されないときに代理の応答信号を出力するようにしている。これにより、無効なアドレスをアクセスしても、一定時間後には必ず応答信号が出力されるので、応答待ちのためにシステムがハングアップするという問題を回避できるという効果がある。
デフォルトスレーブを、割り当てが保留されているアドレスが登録された保留アドレステーブルと、システムバス上に出力されたアクセス要求の対象となるアドレスを検出するアドレス検出部と、保留アドレステーブルを検索してアドレス検出部で検出されたアドレスに一致したものがあれば一致信号を出力する一致検出部と、システムバス上に出力されたアクセス要求信号を検出するアクセス検出部と、システムバス上に出力された応答信号を検出する応答検出部と、アクセス検出部の検出信号によって時間監視を開始し、一定時間内に応答検出部で応答信号が検出されない時にタイムアウト信号を出力するタイマと、一致信号またはタイムアウト信号が与えられたときに、代理の応答信号を出力する応答出力部とで構成する。
この発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、次の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。但し、図面は、もっぱら解説のためのものであって、この発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の実施例1を示すシステムLSIの構成図であり、図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このシステムLSIは、図2中のデフォルトスレーブ30に代えて、機能が追加されたデフォルトスレーブ30Aを設けたもので、図2と同様のプラットフォーム10を有している。即ち、プラットフォーム10は、CPU11、システムバス12、CPUブリッジ13、及びメモリコントローラ14を有し、更に、このシステムバス12はバスブリッジ15を介してローカルバス16に接続され、このローカルバス16にタイマ17やSIO18等の入出力回路が接続されている。
システムバス12は、更にプラットフォーム10から外部に引き出され、ここに複数のスレーブ21a,21b,…と、デフォルトスレーブ30Aが接続されている。更に、システムバス12はバスブリッジ22を介して外部のローカルバス23に接続され、このローカルバス23に複数のスレーブ24a,24b,…が接続されている。
スレーブ21a,21b,24a,24b,…には、それぞれ個別のアドレスが設定されており、それぞれの機能は異なるが、そのアドレスを用いてCPU11からシステムバス12を介して与えられる指示に従って、所定の動作を行うものである。
一方、デフォルトスレーブ30Aは、CPU11からの指示に従って特定の動作を行うものではなく、CPU11から実装されていないスレーブに対して動作指示が与えられたときに、そのスレーブが存在しないことをCPU11に通知するためのものである。
デフォルトスレーブ30Aは、保留アドレステーブル31とアドレス検出部32を有している。保留アドレステーブル31は、図3に示すように割り当てが保留されたアドレスを予め登録したテーブルであり、アドレス検出部32は、システムバス12を介してアクセス要求が行われたアドレスを検出するものである。保留アドレステーブル31とアドレス検出部32には、一致検出部33が接続されている。一致検出部33は、アドレス検出部32でアクセス要求のアドレスが検出されたときに、保留アドレステーブル31を検索してそのアドレスが登録されているか否かを調べるものである。一致したアドレスがあれば、一致検出部33から一致信号が出力されるようになっている。
更に、このデフォルトスレーブ30Aは、アクセス検出部35と応答検出部36を有している。アクセス検出部35は、システムバス12に出力されるアクセス要求信号を検出するものであり、応答検出部36は、このシステムバス12に出力される応答信号を検出するものである。アクセス検出部35の検出信号は、タイマ37のセット端子Sに与えられ、応答検出部36の検出信号は、タイマ37のリセット端子Rに与えられるようになっている。
タイマ37は、セット端子Sにセット信号が与えられたときに時間監視を開始し、リセット端子Rにリセット信号が与えられたときに時間監視を終了するものである。時間監視の開始後、所定時間内にリセット信号が与えられないと、その所定時間が経過した時点で、出力端子Oからタイムアウト信号が出力されるようになっている。
タイマ37のタイムアウト信号は、一致検出部33の一致信号と共に、2入力のOR(論理和ゲート)38に与えられるようになっている。OR38の出力側は、応答出力部34に接続されている。応答出力部34は、OR38から一致信号またはタイムアウト信号に基づく信号が与えられたときに、システムバス12に対して、該当するスレーブが実装されていない旨の応答信号を出力するものである。
次に、このシステムLSIの動作を、デフォルトスレーブ30Aを中心に説明する。
CPU11は、図示しないメモリに格納されたプログラムに従い、システムバス12を介して、スレーブ21,24にアクセスする。
ここで、例えばシステムバス12にスレーブ21aに対するアクセス要求信号が出力されたとする。
デフォルトスレーブ30Aでは、アクセス検出部35でシステムバス12上のアクセス要求信号が検出され、タイマ37の時間監視が開始される。同時に、アドレス検出部32でアクセス対象のアドレスが検出される。これにより、一致検出部33によって、その検出されたアドレスが保留アドレステーブル31に登録されているか否かの検索が開始される。この場合、検出されたアドレスはスレーブ21aに割り当て済みであるので、保留アドレステーブル31には登録されていない。従って、一致検出部33から一致信号が出力されることはない。
一方、スレーブ21aでは、自己のアドレスが指定されてアクセスが行われたので、これに対応して応答信号をシステムバス12に出力する。システムバス12に出力された応答信号は、CPU11に伝達され、このCPU11はプログラムに従って次の処理へ移行する。システムバス12に出力された応答信号は、同時にデフォルトスレーブ30Aの応答検出部36で検出され、タイマ37がリセットされる。これにより、タイマ37の時間監視は終了し、タイムアウト信号が出力されることはない。
次に、保留アドレステーブル31に登録されたアドレスに対するアクセス要求信号が出力されたとする。
該当するアドレスのスレーブは実装されていないので、いずれのスレーブ21,24も、応答信号を出力しない。一方、デフォルトスレーブ30Aでは、アクセス検出部35でシステムバス12上のアクセス要求信号が検出され、タイマ37の時間監視が開始されると共に、アドレス検出部32でアクセス対象のアドレスが検出される。一致検出部33によって、その検出されたアドレスが保留アドレステーブル31に登録されているか否かの検索が開始される。この場合、検出されたアドレスは保留アドレステーブル31に登録されているので、一致検出部33から一致信号が出力される。これにより、応答出力部34は、システムバス12に応答信号を出力する。システムバス12に出力された応答信号は、CPU11に伝達されると共に、デフォルトスレーブ30Aの応答検出部36で検出され、タイマ37がリセットされる。これにより、タイマ37の時間監視は終了し、タイムアウト信号が出力されることはない。
更に、保留アドレステーブル31に登録されておらず、かつスレーブが実装されていないアドレスに対するアクセス要求信号が出力されたとする。
該当するアドレスのスレーブは実装されていないので、いずれのスレーブ21,24も、応答信号を出力しない。一方、デフォルトスレーブ30Aでは、アクセス検出部35でシステムバス12上のアクセス要求信号が検出され、タイマ37の時間監視が開始されると共に、アドレス検出部32でアクセス対象のアドレスが検出される。一致検出部33によって、その検出されたアドレスが保留アドレステーブル31に登録されているか否かの検索が開始される。この場合、検出されたアドレスは保留アドレステーブル31に登録されていないので、一致検出部33から一致信号が出力されることはない。所定時間が経過すると、タイマ37からタイムアウト信号が出力される。これにより、応答出力部34は、システムバス12に応答信号を出力する。システムバス12に出力された応答信号は、CPU11に伝達され、このCPU11はプログラムに従って次の処理へ移行する。システムバス12に出力された応答信号は、同時にデフォルトスレーブ30Aの応答検出部36で検出され、タイマ37がリセットされる。
以上のように、この実施例1では、デフォルトスレーブ30Aが、アクセス要求信号を検出してから応答信号を検出するまでの時間を監視して、所定時間内に応答信号が検出されない場合に、代理の応答信号を出力する機能を有している。これにより、無効なアドレスがアクセスされた場合でも、確実にCPU11に対して応答信号を返すことができるので、プログラムやハードウエアの開発中に、アドレスの設定誤り等によってシステムがハングアップするという問題を回避することができるという利点がある。
なお、プラットフォーム10の構成やシステムバス12やローカルバス23等のバス構成、及びアドレス空間等は、図1及び図3に例示したものに限定されない。
図4は、本発明の実施例2を示すデフォルトスレーブの構成図である。
このデフォルトスレーブ30Bは、図2中のデフォルトスレーブ30に代えて用いられるもので、この図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このデフォルトスレーブ30Bは、図2中のデフォルトスレーブ30の保留アドレステーブル31を、アドレスデータを追加して登録することができる保留アドレステーブル31Aに変更すると共に、テスト信号TSTが与えられたときに、システムバス12に接続されているスレーブの状態をテストするテスト回路40を設けたものである。
テスト回路40は、テスト信号TSTが与えられる端子41、テスト部42、タイマ43、応答検出部44、及びアドレス登録部45で構成されている。テスト部42は、端子41にテスト信号TSTが与えられたときに、スレーブとして割り当てられているアドレスに対して順次アクセス要求を行い、所定時間内に該当するスレーブから応答が無い場合に、そのアドレスを保留アドレスとして保留アドレステーブル31Aに追加登録するものである。
タイマ43は、テスト部42からセット端子Sに与えられる信号に従って、アクセス要求信号が出力されてからスレーブの応答信号を検出するまでの時間を監視し、所定時間内に応答信号が検出されなければ、タイムアウト信号をこのテスト部42に出力するものである。応答検出部44は、アクセスされたスレーブから、システムバス12に出力される応答信号を検出するもので、この応答検出部44の検出信号は、タイマ43のリセット端子Rとテスト部42に与えられるようになっている。また、アドレス登録部45は、テスト部42の指示に従って、応答の無いアドレスを保留アドレスとして保留アドレステーブル31Aに登録するものである。
次に、このデフォルトスレーブ30Bの動作を説明する。
例えば、電源投入直後の一定時間、テスト信号TSTを端子41に与えることにより、テスト部42によるテスト動作が行われる。
テスト部42では、図3に示すようにスレーブとして割り当て済みのアドレスに対して、システムバス12にアクセス要求信号を出力する。該当するスレーブが実装されていれば、そのスレーブから直ちに応答信号が出力されるので、その応答信号は応答検出部44によって検出される。従って、タイマ43はリセットされてタイムアウト信号が出力されることはない。テスト部42では、応答信号があれば、次のスレーブに対するアクセス要求信号を出力する。
もしも、該当するスレーブが実装されていないと、アクセス要求信号に対する応答信号が検出されず、所定時間後にタイマ43からタイムアウト信号が出力される。テスト部42は、そのアドレスを保留アドレスとして登録するために、アドレス登録部45を起動する。これにより、保留アドレステーブル31Aに、未実装のスレーブのアドレスが追加登録される。このようにして、スレーブとして割り当て済みのすべてのアドレスに、該当するスレーブが実装されているか否かがテストされる。
通常動作時には、端子41へのテスト信号TSTを停止する。これにより、未実装のスレーブのアドレスが保留アドレスとして追加登録された保留アドレステーブル31Aを用いて、デフォルトスレーブ30Bによる代理応答が行われる。
以上のように、この実施例2のデフォルトスレーブ30Bは、実際にスレーブが存在するか否かをテストし、もしも実装されていない場合には、そのスレーブのアドレスを保留アドレスとして、保留アドレステーブル31Aに追加登録するテスト回路40を備えている。これにより、実施例1と同様の利点が得られると共に、通常動作時には、タイムアウトを待たずに直ちに代理応答をすることができるので、処理速度を向上することができるという利点がある。
なお、この実施例2では、保留アドレステーブル31Aには予め定められた保留アドレスが登録されており、これに未実装のスレーブのアドレスを追加するようにしているが、テスト部42によって全アドレス空間を順次テストし、応答のないアドレスを保留アドレスとして保留アドレステーブル31Aに登録するようにしても良い。
本発明の実施例1を示すシステムLSIの構成図である。 従来のシステムLSIの一例を示す構成図である。 図2中のプラットフォームのアドレス空間割り当て例を示す図である。 本発明の実施例2を示すデフォルトスレーブの構成図である。
符号の説明
10 プラットフォーム
11 CPU
12 システムバス
21,24 スレーブ
30A,30B デフォルトスレーブ
31,31A 保留アドレステーブル
32 アドレス検出部
33 一致検出部
34 応答出力部
35 アクセス検出部
36,44 応答検出部
37,43 タイマ
40 テスト回路
42 テスト部
45 アドレス登録部

Claims (3)

  1. 中央処理装置と、システムバスを介して前記中央処理装置に接続されて該中央処理装置の指示に従って動作する複数のスレーブ装置と、未実装のスレーブ装置へのアクセスを検出したときに該スレーブ装置に代わって応答するデフォルトスレーブとを備えたシステムLSIにおいて、
    前記デフォルトスレーブは、前記システムバス上のアクセス要求信号と該アクセス要求信号に応じた応答信号を監視し、該アクセス要求信号の検出後、一定時間内に該応答信号が検出されないときに代理の応答信号を出力することを特徴とするシステムLSI。
  2. 前記デフォルトスレーブは、
    割り当てが保留されているアドレスが登録された保留アドレステーブルと、
    前記システムバス上に出力されたアクセス要求の対象となるアドレスを検出するアドレス検出部と、
    前記保留アドレステーブルを検索して前記アドレス検出部で検出されたアドレスに一致したものがあれば一致信号を出力する一致検出部と、
    前記システムバス上に出力されたアクセス要求信号を検出するアクセス検出部と、
    前記システムバス上に出力された応答信号を検出する応答検出部と、
    前記アクセス検出部の検出信号によって時間監視を開始し、前記一定時間内に前記応答検出部で前記応答信号が検出されない時にタイムアウト信号を出力するタイマと、
    前記一致信号または前記タイムアウト信号が与えられたときに、前記代理の応答信号を出力する応答出力部とを、
    備えたことを特徴とする請求項1記載のシステムLSI。
  3. 中央処理装置と、システムバスを介して前記中央処理装置に接続されて該中央処理装置の指示に従って動作する複数のスレーブ装置と、未実装のスレーブ装置へのアクセスを検出したときに該スレーブ装置に代わって応答するデフォルトスレーブとを備えたシステムLSIにおいて、
    前記デフォルトスレーブは、前記システムバスに接続されるべきすべてのスレーブ装置の実装状態をテストし、未実装のスレーブ装置のアドレスを予め登録するテスト回路を有することを特徴とするシステムLSI。
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