JP2006099516A - 仕訳データ作成方法、および、仕訳データ作成プログラム - Google Patents

仕訳データ作成方法、および、仕訳データ作成プログラム Download PDF

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Abstract


【課題】 入力データの種別や形式に依存せず、所望の仕訳帳票を作成するための仕訳データを得る。
【解決手段】 システム10は、所定の目的別DB中のレコードを特定するための情報、仕訳条件キーや仕訳データにて利用可能な項目と、物理的項目との関連付けを含む仕訳制御パターンを記憶した仕訳制御マスタ16と、仕訳制御パターンと関連付けられ、仕訳条件キーの項目値と、当該利用可能な項目から選択された、仕訳データに実際に現れるべき項目を含む仕訳基本パターンを記憶した仕訳マスタ20と、目的別DBからレコードを取り出し、仕訳制御マスタから、レコードに整合する仕訳制御パターンを取り出し、仕訳制御パターン中の仕訳条件キーとなる項目の値を検索キーとして、仕訳マスタから、仕訳基本パターンを取り出し、その後、仕訳基本パターンに含まれる、仕訳データにおいて実際に現れるべき項目に基づき、仕訳データを生成する仕訳処理部24とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、会計処理における仕訳データを作成するシステム、方法およびプログラムに関する。
従来、金融機関や証券会社においては、金融商品ごとの商品取引管理システム、入出金管理システムなど、業務系の基幹システムを別個に保有・管理しているのが一般的である。それぞれの基幹システムは、種々の仕訳パターンにしたがって、自己が管理しているデータ群から必要な項目を含む仕訳データを作成し、会計システム等に伝達するように構成されている。
このように、基幹システムが個別に必要に応じて仕訳データを作成するような構成においては、仕訳パターンに変更、追加があった場合には、変更、追加された仕訳パターンに関連する全ての基幹システムにおいて、データやプログラムの変更が必要であった。
たとえば、特許文献1には、上述した問題点を解決するために、仕訳パターンごとに、当該仕訳パターンに含まれる項目が格納されるデータ中の位置を示す中間テーブルを備え、当該中間テーブルに基づいて、所定の位置の値を読み出して、仕訳帳票を作成する手法が開示されている。
特開2004−94883号公報
しかしながら、特許文献1に記載された手法においては、中間テーブルには、項目とそのデータ中のバイト数が含まれる(特許文献1 図6)ものであり、データ構造の知識の無いものがその変更をすることは困難である。実際に、仕訳帳票を作成するのは経理部門のオペレータであり、経理部門のオペレータが所望の形式の仕訳帳票を作成することは困難であるという問題点がある。
本発明は、入力データの種別や形式に依存せず、所望の仕訳帳票を作成するための仕訳データを得ることができる仕訳データ作成システム、仕訳データ作成方法および仕訳データ作成プログラムを提供することを目的とする。
本発明の目的は、それぞれのレコードが、複数の物理的項目の値からなり、かつ、類似する物理的項目を有するデータのレコードが同一のデータベースに記憶されるような、複数の目的別データベースと、前記複数の目的別データベース中の所定のデータベース、および、目的別データベース中のレコードを特定するための情報、仕訳条件キーとなる項目と前記物理的項目との関連付け、並びに、仕訳データにて利用可能な項目と物理的項目との関連付けを含む仕訳制御パターンを構成する情報を記憶する仕訳制御マスタと、前記仕訳制御パターンと関連付けられ、かつ、仕訳条件キーとなる項目の値と、前記仕訳データにおいて利用可能な項目から選択された、当該仕訳データにおいて実際に現れるべき項目を含む仕訳基本パターンを記憶する仕訳マスタとを備えたコンピュータにおいて、
何れかの目的別データベースからレコードを取り出すステップと、前記仕訳制御マスタから、前記取り出されたレコードに整合する仕訳制御パターンを構成する情報を取り出すステップと、前記取り出されたレコードにおいて、前記仕訳制御パターン中の仕訳条件キーとなる項目の値を検索キーとして、前記仕訳マスタから、前記仕訳基本パターンを構成する情報を取り出すステップと、前記仕訳基本パターンを構成する情報に含まれる、仕訳データにおいて実際に現れるべき項目に基づき、前記取り出されたレコード中、当該項目およびその値を含む仕訳データを生成するステップと、を備えたことを特徴とする仕訳データの作成方法により達成される。
本発明においては、仕訳制御パターンが、仕訳条件キーの項目、仕訳データの項目として利用可能な項目、その他、物理的項目と実際の項目との関連付けなどを含み、仕訳制御パターンと関連付けられた仕訳基本パターンが、仕訳条件キーの項目の値、利用可能な項目から選択され、仕訳データにおいて実際に現れるべき項目などを含む。たとえば、経理部門オペレータは、所望の仕訳制御パターンを選択して、仕訳基本パターンと関連付けた上で、種々の設定(仕訳条件キーの項目や、仕訳データに現れるべき項目の選択)をすればよい。これにより、経理部門オペレータが望む形式の仕訳データが自動的に作成することができる。その一方、仕訳制御パターンは、物理的項目と実際の項目との関連付けなどコンピュータ知識のあるシステム管理者が作成すればよい。
好ましい実施態様において、前記仕訳データを生成するステップにおいて、少なくとも、前記仕訳条件キーとなる項目およびその値を含むように、前記仕訳データが生成される。
別の好ましい実施態様においては、前記仕訳制御パターンが、仕訳データにおいて実際の現れる項目として、複数の項目の候補を含み、さらに、前記複数の候補から選択された項目が、前記仕訳データに実際に現れるように、その情報を前記仕訳基本パターンに記憶させるステップを備えている。
また、別の好ましい実施態様においては、さらに、業務系の基幹システムからのデータに基づき、そのデータ構造から何れかの目的別データベースを選択し、当該目的別データベースにおいて、共通する項目については、当該項目の値として格納し、当該データ独自の項目については、独自の項目の値として格納するステップを備えている。
さらに、本発明の目的は、それぞれのレコードが、複数の物理的項目の値からなり、かつ、類似する物理的項目を有するデータのレコードが同一のデータベースに記憶されるような、複数の目的別データベースと、前記複数の目的別データベース中の所定のデータベース、および、目的別データベース中のレコードを特定するための情報、仕訳条件キーとなる項目と前記物理的項目との関連付け、並びに、仕訳データにて利用可能な項目と物理的項目との関連付けを含む仕訳制御パターンを構成する情報を記憶する仕訳制御マスタと、前記仕訳制御パターンと関連付けられ、かつ、仕訳条件キーとなる項目の値と、前記仕訳データにおいて利用可能な項目から選択された、当該仕訳データにおいて実際に現れるべき項目を含む仕訳基本パターンを記憶する仕訳マスタと、を備えたコンピュータにより読み出し可能な、仕訳データ作成プログラムであって、前記コンピュータに、
何れかの目的別データベースからレコードを取り出すステップと、前記仕訳制御マスタから、前記取り出されたレコードに整合する仕訳制御パターンを構成する情報を取り出すステップと、前記取り出されたレコードにおいて、前記仕訳制御パターン中の仕訳条件キーとなる項目の値を検索キーとして、前記仕訳マスタから、前記仕訳基本パターンを構成する情報を取り出すステップと、前記仕訳基本パターンを構成する情報に含まれる、仕訳データにおいて実際に現れるべき項目に基づき、前記取り出されたレコード中、当該項目およびその値を含む仕訳データを生成するステップと、を実行させることを特徴とする仕訳データ作成プログラムによっても達成される。
好ましい実施態様においては、前記仕訳データを生成するステップにおいて、前記コンピュータに、少なくとも、前記仕訳条件キーとなる項目およびその値を含むように、前記仕訳データを生成するステップを、実行させる。
別の好ましい実施態様においては、前記仕訳制御パターンが、仕訳データにおいて実際の現れる項目として、複数の項目の候補を含み、さらに、前記コンピュータに、前記複数の候補から選択された項目が、前記仕訳データに実際に現れるように、その情報を前記仕訳基本パターンに記憶させるステップを実行させる。
また、別の好ましい実施態様においては、さらに、前記コンピュータに、業務系の基幹システムからのデータに基づき、そのデータ構造から何れかの目的別データベースを選択し、当該目的別データベースにおいて、共通する項目については、当該項目の値として格納し、当該データ独自の項目については、独自の項目の値として格納するステップを、前記コンピュータに実行させる。
さらに、本発明の目的は、それぞれのレコードが、複数の物理的項目の値からなり、かつ、類似する物理的項目を有するデータのレコードが同一のデータベースに記憶されるような、複数の目的別データベースと、前記複数の目的別データベース中の所定のデータベース、および、目的別データベース中のレコードを特定するための情報、仕訳条件キーとなる項目と前記物理的項目との関連付け、並びに、仕訳データにて利用可能な項目と物理的項目との関連付けを含む仕訳制御パターンを構成する情報を記憶する仕訳制御マスタと、前記仕訳制御パターンと関連付けられ、かつ、仕訳条件キーとなる項目の値と、前記仕訳データにおいて利用可能な項目から選択された、当該仕訳データにおいて実際に現れるべき項目を含む仕訳基本パターンを記憶する仕訳マスタと、前記目的別データベースからレコードを取り出して、前記仕訳制御マスタから、前記取り出されたレコードに整合する仕訳制御パターンを構成する情報を取り出す仕訳制御パターン取得手段と、前記取り出されたレコードにおいて、前記仕訳制御パターン中の仕訳条件キーとなる項目の値を検索キーとして、前記仕訳マスタから、前記仕訳基本パターンを構成する情報を取り出す仕訳基本パターン取得手段と、前記仕訳基本パターンを構成する情報に含まれる、仕訳データにおいて実際に現れるべき項目に基づき、前記取り出されたレコード中、当該項目およびその値を含む仕訳データを生成する仕訳データ生成手段と、を備えたことを特徴とする仕訳データ作成システムによっても達成される。
好ましい実施態様においては、前記仕訳データ生成手段が、少なくとも、前記仕訳条件キーとなる項目およびその値を含むように、前記仕訳データを生成するように構成されている。
別の好ましい実施態様においては、前記仕訳制御パターンが、仕訳データにおいて実際の現れる項目として、複数の項目の候補を含み、さらに、前記仕訳基本パターン取得手段が、前記複数の候補から選択された項目が、前記仕訳データに実際に現れるように、その情報を前記仕訳基本パターンに含ませることを特徴とする請求項9または10に記載のシステム。
また、別の好ましい実施態様においては、さらに、業務系の基幹システムからのデータに基づき、そのデータ構造から何れかの目的別データベースを選択し、当該目的別データベースにおいて、共通する項目については、当該項目の値として格納し、当該データ独自の項目については、独自の項目の値として格納する仕訳用データ生成手段を備えている。
本発明によれば、入力データの種別や形式に依存せず、所望の仕訳帳票を作成するための仕訳データを得ることができる仕訳データ作成システム、仕訳データ作成方法および仕訳データ作成プログラムを提供することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態にかかる仕訳データ生成システムにおいては、たとえば、証券会社における株や債券などの取引および証券会社の出入金や残高を扱う業務系の基幹システムのデータに基づいて、必要な仕訳データが生成されるようになっている。
図1は、本発明にかかる仕訳データ生成システムの概略構成を示すブロックダイヤグラムである。図1に示すように、仕訳データ生成システム10は、後述する目的別データベース(DB)群12と、業務系の基幹システム(図示せず)からの各種データを受理して、これを、目的別DB群12を構成する何れかのDB(目的別DB)に格納する仕訳用データ生成部14と、後述する仕訳制御マスタ16と、仕訳制御マスタ16を作成するために、システム管理者による操作に基づき、仕訳制御マスタを構成するデータを生成する仕訳項目設定部18と、後述する仕訳マスタ20と、経理部門オペレータによる操作に基づき、仕訳マスタを構成するデータを生成する仕訳マスタ設定部22と、目的別DB群12から仕訳対象のデータレコードを取り出し、仕訳制御マスタ16および仕訳マスタ20を参照して、必要な仕訳項目の値を含む仕訳データを生成する仕訳処理部24と、仕訳データを記憶する仕訳DB26とを備えている。
仕訳処理部24は、後に詳述するように、仕訳制御マスタ16から、目的別DBから取り出されたレコードに整合する仕訳制御パターンを構成する情報を取り出す仕訳制御パターン取得手段、取り出されたレコードにおいて、仕訳制御パターン中の仕訳条件キーとなる項目の値を検索キーとして、仕訳マスタ16から、仕訳基本パターンを構成する情報を取り出す仕訳基本パターン取得手段、並びに、仕訳基本パターンを構成する情報に含まれる、仕訳データにおいて実際に現れるべき項目に基づき、前記取り出されたレコード中、当該項目およびその値を含む仕訳データを生成する仕訳データ生成手段として機能する。
図1において、一点鎖線から左側(符号10A)は、仕訳制御プロセスを実現するものであり、処理に必要な仕訳制御マスタ16の作成は、基本的には、システム管理者による入力装置の操作により実現される。また、一点鎖線から右側(符号10B)は、仕訳プロセスを実現するものであり、処理に必要な仕訳マスタ20の作成、また、所望の仕訳データの取得は、経理部門オペレータによる入力装置の操作により実現される。したがって仕訳制御プロセスを実現するコンピュータと、仕訳プロセスを実現するコンピュータとは一体であっても別体であっても良い。
たとえば、業務系の基幹システムのデータには、株や債券などの取引を示す取引明細データ30、入出金を示す入出金データ34、残高を示す評価表データ32などが含まれる。
実際には、取引明細データ30、入出金データ34、評価表データ32のそれぞれは、より細かい種別のデータを含む。たとえば、取引明細データには、株式引受、株式普通取引、信用決済などの種別があり、これらのデータのレコードは、共通する項目を有するとともに、それぞれの種別に独自の項目も有する。入出金データにおいても、顧客勘定入出金、経費などの種別を有する。例示しないが、評価表データにおいても同様である。
図2は、取引系データのうち、株式引受データ、株式普通取引データ、信用決済データのそれぞれのデータ構成を示す図である。図2において、物理項目名は、業務系の基幹システムにおいてレコードの項目を示す名称、つまり物理的項目の名称をいう。また、図2において、丸印が、そのデータのレコードに含まれる項目を示している。図2に示すように、株式引受データ(符号201参照)、株式普通取引データ(符号202参照)、信用決済データ(符号203参照)のそれぞれのレコードは、「SWK_CTL_BUNRUI」、「SHOHIN_K」、「TORI_SYOSAI_K」、「BB_K」、「SHUTAI_BUNRUI」、「SHUTAI_K」など、共通する項目を有していることが理解できる。その一方、たとえば、「AITE_K」という項目は、株式普通取引データのレコードには含まれるが、他のデータのレコードには含まれない。
そこで、本実施の形態においては、項目が類似するデータは、目的別DB群12中のある目的別DBにまとめて収容している。上記例では、取引明細データについて、株式引受データ、株式普通取引データおよび信用決済データは、取引明細データ用として使用される目的別DBにまとめて格納される。同様に、評価表データ、入出金データも、それぞれ、単一の目的別DBにまとめて格納される。
たとえば、取引明細データ用の目的別DBにおいて、レコードは、当該DBに格納される各データの項目のアンドをとったものが含まれる。取引明細データについて、そのレコードに値を有さないような項目(たとえば、「AITE_K」、「MARKET_K」)には無効値が収容されれば良い。
図3(a)は、入出金系のデータのうち、顧客勘定入出金データのデータ構成を示す図、図3(b)は、評価表系のデータのうち、株式評価残高のデータ構成を示す図である。図3(a)、(b)のそれぞれにおいて、左側の項目は、目的別DBの項目であり、右側において丸印がついているものが、それぞれのデータが有する項目である。
本実施の形態において、図4に示すように、仕訳用データ生成部14は、取引明細データ30、評価表データ32、入出金データ34などを受理する(ステップ401)。ここでは、VPNやWANなどのネットワークを介してデータを受理しても良いし、テープ、CD−ROMなどの可搬記憶媒体に記憶されたデータを読み出しても良い。仕訳用データ生成部14は、受理したデータの種別を判断して、種別に応じた目的別DB群12中の目的別DBを特定する(ステップ402)。次いで、仕訳用データ生成部14は、所定の目的別DBにレコードを生成し(ステップ403)、受理したデータの物理的な構成(たとえば各項目の値の収容位置やビット長)を、予め種別ごとに記憶したデータ構成マスタ(図示せず)を参照して、生成したレコード中、各項目に該当する値を格納する(ステップ404)。このようにして、類似するデータ構成をもつデータは、一つの目的別DBのレコードとして収容されることになる。
次に、仕訳制御マスタおよびその作成について説明する。仕訳制御マスタ16には、元データ制御テーブル36と、仕訳制御テーブル38とが含まれる。上述したように、目的別DBに記憶されたデータのレコードの項目は、「SWK_CTL_BUNRUI」、「SHOHIN_K」など、業務系の基幹システムから流用した物理的項目名であり、これを、経理部門オペレータが使用するのは困難であり、また、仕訳データの項目として使用するのも不可能である。そこで、本実施の形態においては、仕訳データにて利用される項目名と、上記物理的項目名とを対応付けや、どの目的別DBのどの項目を使用するかなどを、仕訳制御マスタ16に記憶できるようにしている。
元データ制御テーブル36のレコードは、「元データ漢字区分名」、「元データ区分」、「仕訳対象テーブルID」、「データ種別」、並びに、「使用開始日および使用終了日」の項目を有する。ここに、元データ区分とは、経理部門オペレータが、後述する仕訳マスタへ登録することが容易となるように定めた、品種種別、取引種別ごとのコードをいう。商品種別には、たとえば、国内株、外国株、国内債券などが含まれる。また、取引種別には、たとえば、(国内株の)新規発行、(国内株の)現物取引、(国内株の)信用取引などが含まれる。元データ漢字区分名は、経理部門オペレータが理解できるように、コードである元データ区分と対応付けられた文字列である。
仕訳対象テーブルIDは、目的別DB群12中のどの目的別DBのデータを利用すべきか(仕訳対象にするか)を特定するためのものである。また、データ種別とは、仕訳対象テーブルIDにより特定された目的別DBにおいて、どの商品・取引を仕訳対象にすべきかを識別するものである。
上記元データ制御テーブル36のレコードと、以下に説明する仕訳制御テーブル38中、元データ制御テーブル36のレコードと関連付けられたレコードとにより、仕訳制御パターンが形成される。この仕訳制御パターンは、元データ区分ごと、または、データ種別ごとに作られ得る。
以下、システム管理者の操作に基づく元データ制御テーブル36および仕訳制御テーブル38のレコード生成について説明する。これらレコード生成は、仕訳項目設定部18が作動することにより実現される。図5〜図7は、仕訳制御マスタ16のデータ、つまり、仕訳制御パターンの作成のために、表示装置の画面上に表示される入力画面の例を示す図である。図5の入力画面500において、使用開始日および使用終了日欄、元データ区分欄および使用対象テーブル欄(符号510参照)に入力される情報は、元データ制御テーブル36のレコードとして格納される。
仕訳条件キー設定の欄(符号520)においては、仕訳制御パターンごとの仕訳条件キーを設定することができる。仕訳条件キーは、キー名称(経理部門オペレータが利用する項目名)と、その項目名と対応付けるべきDB項目(目的別DBにて利用される物理的項目名)とを入力する。あるキー名称について、DB項目は、目的別DB中の種々の物理的項目名から選択可能である。経理部門オペレータが仕訳データを作成するときに、仕訳条件キーの項目の値を設定し、当該項目について設定された値を有するレコードが、目的別DBから抽出される。
図6は、仕訳制御詳細設定画面を示す図である。この仕訳制御詳細設定画面600においては、経理部門オペレータが、仕訳データにおいてどの項目を用いるかを選択するために、項目の候補を設定することができる。たとえば、「勘定科目金額情報設定」(符号610参照)においては、科目名称として、「手数料」、「消費税」「手数料+消費税」のいずれかを、仕訳データ作成時に選択できるようにしている。システム管理者は、これら「手数料」、「消費税」、「手数料+消費税」という項目について、目的別DBにおけるどの物理的項目を用いるかを選択することができる。
図6に示す例においては、「起票部店情報設定」(符号620参照)について、「営業部店」、「執行部店」の何れか、「勘定部店情報設定」(符号630参照)について、「営業部店」、「執行部店」の何れか、また、「計上日情報設定」(符号640)について、「約定日」、「受渡日」の何れかを、選択できるようにしている。システム管理者は、これらの項目のそれぞれについて、目的別DB中の物理的項目名を対応付ける。
図7の設定画面700では、仕訳データにおいて用いられる項目(たとえば、「目的別DB通番」、「帳票番号」、「起票年月日」、「会社区分」、「取引相手コード」、「予算区分」、「商品区分」など:符号710参照)と、目的別DB中の物理的項目を対応付けることができる。
このような設定により、ある仕訳制御パターンにおいて、図8に示すように、仕訳データで利用される項目名と、目的別DB中の物理的項目名との対応付けがなされる。また、仕訳制御パターンにおいて、仕訳データにて利用すべき項目を、一定の候補から選択することが可能となる。図8の例は、図2に示す取引系データにおける、物理的項目名と、仕訳データにおいて使用される項目名との対応付けを示している。
次に、経理部門オペレータの操作に基づく仕訳マスタ20に格納するための情報の生成について説明する。仕訳マスタ20への情報(仕訳基本パターン)の生成は、仕訳マスタ設定部22が作動することにより実現される。仕訳マスタ20には、仕訳制御パターンと関連付けられ、仕訳制御パターン中の検索条件に値が設定され、かつ、項目の候補から所望のものが選択された仕訳基本パターンの情報が記憶される。
図9〜図12は、仕訳マスタ20のデータ、つまり、仕訳基本パターンの作成のために、表示装置の画面上に表示される入力画面の例を示す図である。図9に示す検索条件欄(符号910参照)の仕訳パターン番号および元データ区分により、仕訳制御マスタ16の元データ制御テーブル36および仕訳制御テーブル38のレコードにより構成される仕訳制御パターンが特定される。検索結果は、その仕訳制御パターンに含まれる仕訳条件キーの項目とともに、画面下欄に表示される(符号920参照)。
仕訳制御パターンを選択すると、図10に示すように、その仕訳制御パターンを構成する仕訳条件キーの項目に値を入力することが可能となる(符号1020参照)。さらに、図11、図12に示すように、仕訳制御パターンにおいて選択可能となっていた項目(図6参照)の候補から、所望の項目を選択することができる(画面1100の符号1110および画面1200の符号1210参照)。たとえば、入力欄1110における「起票部店コード」には、図6の符号620で示す起票部店情報設定で設定された候補「営業部店」或いは「執行部店」を選択して入力することができる。或いは、経理部門オペレータが、数値によるコードを入力したい場合には、入力装置を操作して、直接的にコードを入力しても良い。このようにして、仕訳制御パターンと関連付けられ、仕訳条件キー項目のそれぞれに値が設定され、かつ、項目の候補から所望の項目が選択されているような仕訳基本パターンが生成される。仕訳基本パターンを構成する情報のうち、図9に示す、仕訳条件キー項目に設定された値からなる条件部は、仕訳マスタ基本テーブル40に、図11、図12に示す詳細な情報は、仕訳マスタ詳細テーブル42に記憶される。
次に、仕訳データの作成の際に実行される処理(つまり、仕訳プロセス)について、図13を参照して説明する。仕訳プロセスは、所定のタイミング(たとえば、夜間の所定の時刻など)に起動される。仕訳処理部24は、目的別DBのレコードを読み(ステップ1301)、仕訳制御マスタ16の元データ制御テーブル36および仕訳制御テーブル38を参照して、レコードのデータ構造に整合する仕訳制御パターンを特定する(ステップ1302)。より具体的には、元データ制御テーブル36の「仕訳対象テーブルID」、「元データ区分」、「データ種別」を参照して、これらがそれぞれ一致し、かつ、目的別DBのレコードが、仕訳条件キーで設定されたDB項目(物理的項目)をもつような仕訳制御パターンが特定される。
次いで、仕訳処理部24は、ステップ1302で特定された仕訳制御パターンに基づいて、作成された、仕訳マスタ20中の、仕訳マスタ基本テーブル40のレコードおよび仕訳マスタ詳細テーブル42のレコードの組からなる仕訳基本パターンを特定する(ステップ1303)。仕訳処理部24は、目的別DBのレコード中、仕訳条件キーに対応する項目の値を取り出し(ステップ1304)、これら条件キーの項目の値を検索条件として、ステップ1303で特定された仕訳基本パターンから、当該検索条件に合致するものを特定する(ステップ1305)。これにより、仕訳条件キーで設定された項目のそれぞれに、目的別DBのレコードの対応する項目の値が設定されているような、仕訳マスタ基本テーブルのレコードおよび仕訳マスタ詳細テーブルのレコードの組からなる仕訳基本パターンが取得される。
仕訳処理部24は、目的別DBのレコードにおいて、仕訳条件キーで設定された項目、および、仕訳マスタ詳細テーブルのレコードにおいて、設定された詳細情報に含まれる項目の値からなる仕訳データを作成する(ステップ1306)。ここで仕訳データの項目は、物理的項目ではなく、経理部門オペレータが取り扱うことができる日本語による項目となる。このようにして作成された仕訳データは、仕訳DB26のレコードとして記憶される。或いは、会計処理システム(図示せず)にネットワークなどを介して伝達され、会計処理システムのデータベースに記憶されても良い。
たとえば、図14に示すように、目的別DBから取得されたデータのレコードが(符号1401)、「約定日:20020918」、「商品:01」、「取引:11」、「自己顧客:01」、「委託手数料:¥100」という項目および値を有していると考える。なお、目的別DBのデータのレコードであるため、実際には、項目は物理的項目が使用されている。ここで、仕訳処理部24は、このレコードに整合する仕訳制御パターン(符号1402)を見出す。次いで、目的別DBのレコード中、仕訳制御パターン1402が示す仕訳条件キーの項目の値が検索条件(符号1403参照)として、仕訳マスタ20が検索され、仕訳基本パターンが特定される(符号1404参照)。仕訳処理部24は、目的別DBのレコードから、仕訳基本パターンの詳細情報(符号1405)に示す項目を含むような仕訳データを作成する(符号1406)。このようにして、仕訳帳票として出力可能な仕訳データを取得することができる。
本実施の形態によれば、仕訳制御パターンが、仕訳条件キーの項目、仕訳データ作成のために経理部門オペレータによる選択が可能となる項目候補、その他、物理的項目と実際の項目との関連付けを含み、仕訳制御パターンと関連付けられた仕訳基本パターンが、仕訳条件キーの項目の値、項目候補から選択された項目などを含む。経理部門オペレータは、所望の仕訳制御パターンを選択して、仕訳基本パターンと関連付けた上で、種々の設定(仕訳条件キー項目や項目候補の選択)をすればよい。これにより、経理部門オペレータが望む形式の仕訳データが自動的に作成することができる。
仕訳条件キーを含む仕訳制御パターン、および、仕訳基本パターンを参照することで、取引データや経費データにいたるまで幅広い種別のデータを仕訳対象とすることができ、また、仕訳制御パターンや仕訳基本パターンを変更、追加することで、業務系の基幹システムからのデータ形式の変更や項目の追加、データ自体の追加に対応することが可能となる。さらに、仕訳制御パターンは、比較的コンピュータ知識のあるシステム管理者が作成し、経理部門オペレータは、その仕訳制御パターンに基づいて、仕訳基本パターンを作成すればよいため、経理部門オペレータはデータ構造などを意識せずに、所望の仕訳項目を含む仕訳データを作るための仕訳基本パターンを作成可能である。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
図1は、本発明にかかる仕訳データ生成システムの概略構成を示すブロックダイヤグラムである。 図2は、取引系データのうち、株式引受データ、株式普通取引データ、信用決済データのそれぞれのデータ構成を示す図である。 図3(a)は、入出金系のデータのうち、顧客勘定入出金データのデータ構成を示す図、図3(b)は、評価表系のデータのうち、株式評価残高のデータ構成を示す図である。 図4は、本実施の形態にかかる仕訳用データ生成部14にて実行される処理を示すフローチャートである。 図5は、仕訳制御マスタのデータ作成のために、表示装置の画面上に表示される入力画面の例を示す図である。 図6は、仕訳制御マスタのデータ作成のために、表示装置の画面上に表示される入力画面の例を示す図である。 図7は、仕訳制御マスタのデータ作成のために、表示装置の画面上に表示される入力画面の例を示す図である。 図8は、図2に示す取引系データにおける、物理的項目名と、仕訳データにおいて使用される項目名との対応付けを示す図である。 図9は、仕訳マスタのデータ作成のために、表示装置の画面上に表示される入力画面の例を示す図である。 図10は、仕訳マスタのデータ作成のために、表示装置の画面上に表示される入力画面の例を示す図である。 図11は、仕訳マスタのデータ作成のために、表示装置の画面上に表示される入力画面の例を示す図である。 図12は、仕訳マスタのデータ作成のために、表示装置の画面上に表示される入力画面の例を示す図である。 図13は、本実施の形態にかかる仕訳処理部にて実行される処理を示すフローチャートである。 図14は、本実施の形態において、目的別DBのデータから仕訳データが生成される例を示す図である。
符号の説明
10 仕訳データ生成システム
12 目的別DB群
14 仕訳用データ生成部
16 仕訳制御マスタ
18 仕訳項目設定部
20 仕訳マスタ
22 仕訳マスタ設定部
24 仕訳処理部
26 仕訳DB
36 元データ制御テーブル
38 仕訳制御テーブル
40 仕訳マスタ基本テーブル
42 仕訳マスタ詳細テーブル

Claims (12)

  1. それぞれのレコードが、複数の物理的項目の値からなり、かつ、類似する物理的項目を有するデータのレコードが同一のデータベースに記憶されるような、複数の目的別データベースと、
    前記複数の目的別データベース中の所定のデータベース、および、目的別データベース中のレコードを特定するための情報、仕訳条件キーとなる項目と前記物理的項目との関連付け、並びに、仕訳データにて利用可能な項目と物理的項目との関連付けを含む仕訳制御パターンを構成する情報を記憶する仕訳制御マスタと、
    前記仕訳制御パターンと関連付けられ、かつ、仕訳条件キーとなる項目の値と、前記仕訳データにおいて利用可能な項目から選択された、当該仕訳データにおいて実際に現れるべき項目を含む仕訳基本パターンを記憶する仕訳マスタとを備えたコンピュータにおいて、
    何れかの目的別データベースからレコードを取り出すステップと、
    前記仕訳制御マスタから、前記取り出されたレコードに整合する仕訳制御パターンを構成する情報を取り出すステップと、
    前記取り出されたレコードにおいて、前記仕訳制御パターン中の仕訳条件キーとなる項目の値を検索キーとして、前記仕訳マスタから、前記仕訳基本パターンを構成する情報を取り出すステップと、
    前記仕訳基本パターンを構成する情報に含まれる、仕訳データにおいて実際に現れるべき項目に基づき、前記取り出されたレコード中、当該項目およびその値を含む仕訳データを生成するステップと、を備えたことを特徴とする仕訳データの作成方法。
  2. 前記仕訳データを生成するステップにおいて、少なくとも、前記仕訳条件キーとなる項目およびその値を含むように、前記仕訳データが生成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記仕訳制御パターンが、仕訳データにおいて実際の現れる項目として、複数の項目の候補を含み、さらに、
    前記複数の候補から選択された項目が、前記仕訳データに実際に現れるように、その情報を前記仕訳基本パターンに記憶させるステップを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. さらに、業務系の基幹システムからのデータに基づき、そのデータ構造から何れかの目的別データベースを選択し、当該目的別データベースにおいて、共通する項目については、当該項目の値として格納し、当該データ独自の項目については、独自の項目の値として格納するステップを備えたことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に記載の方法。
  5. それぞれのレコードが、複数の物理的項目の値からなり、かつ、類似する物理的項目を有するデータのレコードが同一のデータベースに記憶されるような、複数の目的別データベースと、
    前記複数の目的別データベース中の所定のデータベース、および、目的別データベース中のレコードを特定するための情報、仕訳条件キーとなる項目と前記物理的項目との関連付け、並びに、仕訳データにて利用可能な項目と物理的項目との関連付けを含む仕訳制御パターンを構成する情報を記憶する仕訳制御マスタと、
    前記仕訳制御パターンと関連付けられ、かつ、仕訳条件キーとなる項目の値と、前記仕訳データにおいて利用可能な項目から選択された、当該仕訳データにおいて実際に現れるべき項目を含む仕訳基本パターンを記憶する仕訳マスタとを備えたコンピュータにより読み出し可能な、仕訳データ作成プログラムであって、前記コンピュータに、
    何れかの目的別データベースからレコードを取り出すステップと、
    前記仕訳制御マスタから、前記取り出されたレコードに整合する仕訳制御パターンを構成する情報を取り出すステップと、
    前記取り出されたレコードにおいて、前記仕訳制御パターン中の仕訳条件キーとなる項目の値を検索キーとして、前記仕訳マスタから、前記仕訳基本パターンを構成する情報を取り出すステップと、
    前記仕訳基本パターンを構成する情報に含まれる、仕訳データにおいて実際に現れるべき項目に基づき、前記取り出されたレコード中、当該項目およびその値を含む仕訳データを生成するステップと、を実行させることを特徴とする仕訳データ作成プログラム。
  6. 前記仕訳データを生成するステップにおいて、前記コンピュータに、少なくとも、前記仕訳条件キーとなる項目およびその値を含むように、前記仕訳データを生成するステップを、実行させることを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
  7. 前記仕訳制御パターンが、仕訳データにおいて実際の現れる項目として、複数の項目の候補を含み、さらに、前記コンピュータに、
    前記複数の候補から選択された項目が、前記仕訳データに実際に現れるように、その情報を前記仕訳基本パターンに記憶させるステップを実行させることを特徴とする請求項5または6に記載のプログラム。
  8. さらに、前記コンピュータに、業務系の基幹システムからのデータに基づき、そのデータ構造から何れかの目的別データベースを選択し、当該目的別データベースにおいて、共通する項目については、当該項目の値として格納し、当該データ独自の項目については、独自の項目の値として格納するステップを、前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項5ないし7の何れか一項に記載のプログラム。
  9. それぞれのレコードが、複数の物理的項目の値からなり、かつ、類似する物理的項目を有するデータのレコードが同一のデータベースに記憶されるような、複数の目的別データベースと、
    前記複数の目的別データベース中の所定のデータベース、および、目的別データベース中のレコードを特定するための情報、仕訳条件キーとなる項目と前記物理的項目との関連付け、並びに、仕訳データにて利用可能な項目と物理的項目との関連付けを含む仕訳制御パターンを構成する情報を記憶する仕訳制御マスタと、
    前記仕訳制御パターンと関連付けられ、かつ、仕訳条件キーとなる項目の値と、前記仕訳データにおいて利用可能な項目から選択された、当該仕訳データにおいて実際に現れるべき項目を含む仕訳基本パターンを記憶する仕訳マスタと、
    前記目的別データベースからレコードを取り出して、前記仕訳制御マスタから、前記取り出されたレコードに整合する仕訳制御パターンを構成する情報を取り出す仕訳制御パターン取得手段と、
    前記取り出されたレコードにおいて、前記仕訳制御パターン中の仕訳条件キーとなる項目の値を検索キーとして、前記仕訳マスタから、前記仕訳基本パターンを構成する情報を取り出す仕訳基本パターン取得手段と、
    前記仕訳基本パターンを構成する情報に含まれる、仕訳データにおいて実際に現れるべき項目に基づき、前記取り出されたレコード中、当該項目およびその値を含む仕訳データを生成する仕訳データ生成手段と、を備えたことを特徴とする仕訳データ作成システム。
  10. 前記仕訳データ生成手段が、少なくとも、前記仕訳条件キーとなる項目およびその値を含むように、前記仕訳データを生成するように構成されたことを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  11. 前記仕訳制御パターンが、仕訳データにおいて実際の現れる項目として、複数の項目の候補を含み、さらに、
    前記仕訳基本パターン取得手段が、前記複数の候補から選択された項目が、前記仕訳データに実際に現れるように、その情報を前記仕訳基本パターンに含ませることを特徴とする請求項9または10に記載のシステム。
  12. さらに、業務系の基幹システムからのデータに基づき、そのデータ構造から何れかの目的別データベースを選択し、当該目的別データベースにおいて、共通する項目については、当該項目の値として格納し、当該データ独自の項目については、独自の項目の値として格納する仕訳用データ生成手段を備えたことを特徴とする請求項9ないし11の何れか一項に記載のシステム。
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