JP2006098887A - リアプロジェクションテレビ - Google Patents
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Abstract
【課題】
発熱し高温になる発熱体に直接空気を当て、発熱体の温度の上昇を抑止する冷却構造を備え、また、排気を行うダクトの形状を簡略化し、その成形材料のコストを抑え軽量化を図った安価なリアプロジェクションテレビを提供する。
【解決手段】
ランプ21に直接空気を当てる第1の送風ファン70と、発熱素子90に直接空気を当てる第2の送風ファン100とを下部キャビネット5内に設ける。第1の送風ファン70の送風を外部に排出する第1のダクト71と、第2の送風ファン100に外気を供給する第2のダクト101との形状を断面略コ字形に形成し、これらコ字形の開口部側を下部キャビネット5に臨んで取り付け筒状に形成する。これにより、筒状に一体的に成形したダクトに比べコストを安価にでき、発熱体たるランプ21及び発熱素子90の温度の上昇を抑止する。
【選択図】 図5
発熱し高温になる発熱体に直接空気を当て、発熱体の温度の上昇を抑止する冷却構造を備え、また、排気を行うダクトの形状を簡略化し、その成形材料のコストを抑え軽量化を図った安価なリアプロジェクションテレビを提供する。
【解決手段】
ランプ21に直接空気を当てる第1の送風ファン70と、発熱素子90に直接空気を当てる第2の送風ファン100とを下部キャビネット5内に設ける。第1の送風ファン70の送風を外部に排出する第1のダクト71と、第2の送風ファン100に外気を供給する第2のダクト101との形状を断面略コ字形に形成し、これらコ字形の開口部側を下部キャビネット5に臨んで取り付け筒状に形成する。これにより、筒状に一体的に成形したダクトに比べコストを安価にでき、発熱体たるランプ21及び発熱素子90の温度の上昇を抑止する。
【選択図】 図5
Description
本発明は、投写ユニットから投写される光学像を反射して筐体の一側面に露出して設けたスクリーンに投影させるリアプロジェクションテレビに関する。
従来、キャビネットに貫通孔を形成し、この貫通孔からキャビネット内に設けられた発熱体である電子回路から発生した熱を排気するリアプロジェクションテレビが特許文献1には提案されている。
また、特許文献2においては、発熱体である光源ランプ部により熱せられた空気をファンによって筒状のダクト内を通過させ放出することにより、ケース内の空気を循環冷却させ、光源ランプ部を含む投影装置本体の冷却を行う構造が開示されている。
また、特許文献3には、冷却ファンから光学エンジンユニットの内部へ供給される空気流の一部を取り込んで投写レンズの表面に空気を吹き付ける空気ダクトの設置された構造が提案されている。
しかし、上記特許文献1においては、キャビネットに貫通孔を形成してその貫通孔から熱せられた空気が強制排出するのではなく熱せられた空気が上昇することにより排出されるものであり、電子回路などの比較的低温な発熱体であれば、熱せられた空気をある程度効率的に排出することは可能であるものの、電子部品などに比べ比較的高温になる発熱体の熱を効率良く外部に排出するには、例えば、ファンなどの強制的に空気を排出するものに比べ冷却効率が良いとは言えない。
また、特許文献2及び3には、装置の内部にファンを設け、このファンにより強制的に熱せられた空気をダクトを介して冷却するものが提案されているものの、その何れにおいても筒状のダクトが設けられているので、樹脂などを金型により成形する際には、ダクトが一体の筒状であるために、射出成形機などにより成形物の成形後の金型からの型離れがスムーズに行えないこともあり、その生産性が劣ることから、製造コストが割高になってしまう。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、発熱し高温になる発熱体に直接空気を当て、発熱体の温度の上昇を抑止する冷却構造を備えたリアプロジェクションテレビを提供することをその目的とし、また、排気を行うダクトの形状を簡略化し、その成形材料のコストを抑え軽量化を図った安価なリアプロジェクションテレビを提供することを目的とする。
本発明の請求項1のリアプロジェクションテレビは、投写時に発熱するランプユニットと、このランプユニットから投写された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成するとともに、該光学像を拡大投写する時に発熱する投写ユニットとを収容する筐体を備えるリアプロジェクションテレビにおいて、前記ランプユニットに第1の送風ファンを一体的に設けると共に、前記投写ユニットに第2の送風ファンを一体的に設け、前記ランプユニットに設けられたランプに直接空気を当てる第1の送風ファンと、前記投写ユニットに設けられた発熱素子に直接空気を当てる前記第2の送風ファンとを前記筐体内に設けたことを特徴とする。
請求項1の構成により、ランプユニットに第1の送風ファンが一体的に設けられているので、第1の送風ファンの駆動に伴う送風が、発熱したランプに直接当てられると共に、投写ユニットに第2の送風ファンが一体的に設けられていることで、第2の送風ファンの駆動に伴う送風が、発熱した発熱素子に直接当てられることが可能となり、発熱するランプ及び発熱素子を直接冷却して、筐体内の空気の温度上昇を抑えることができる。
本発明の請求項2のリアプロジェクションテレビは、請求項1記載のリアプロジェクションテレビにおいて、前記第1の送風ファンの送風を前記筐体の外部に排出する第1のダクトと、前記第2の送風ファンに外気を供給する第2のダクトとの形状を断面略コ字形に形成し、これらコ字形の開口部側を前記筐体に臨んで取り付け筒状に形成したことを特徴とする。
請求項2の構成により、第1及び第2のダクトの形状を断面略コ字形に形成することで、断面略矩形状などの筒状のダクトに比べ、その成形時における型離れなどが容易に行えると共に、筒状に一体的に成形したダクトに比べ、成形に要する樹脂などの成形材料の量を削減することができる。従って、ダクトの軽量化を図ることができるとともに、結果的にはリアプロジェクションテレビのコストの軽減を図ることができる。
本発明の請求項3のリアプロジェクションテレビは、請求項2記載のリアプロジェクションテレビにおいて、前記第1のダクトから外部に空気を排出する排気孔を前記筐体の背面側に形成すると共に、前記第2のダクトに外気を供給する吸気口を前記筐体の背面側に形成し、この背面側と対向する前記筐体の前面側に外気を取り入れる吸気孔を形成したことを特徴とする。
請求項3の構成により、筐体内に外気を供給する吸気口に加え、さらに、外気を取り入れる吸気孔を筐体に形成することにより、筐体内への外気の供給がスムーズに行われ、筐体内の温度上昇を抑止することができる。
請求項1のリアプロジェクションテレビによれば、投写時に発熱するランプユニットと、このランプユニットから投写された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成するとともに、該光学像を拡大投写する時に発熱する投写ユニットとを収容する筐体を備えるリアプロジェクションテレビにおいて、前記ランプユニットに第1の送風ファンを一体的に設けると共に、前記投写ユニットに第2の送風ファンを一体的に設け、前記ランプユニットに設けられたランプに直接空気を当てる第1の送風ファンと、前記投写ユニットに設けられた発熱素子に直接空気を当てる前記第2の送風ファンとを前記筐体内に設けたので、発熱量の大きいランプ及び発熱素子に直接空気を当てる為、筐体内の的確な冷却が可能となり、ランプ及び発熱素子の温度上昇を抑えることで筐体内の空気の温度上昇に伴う筐体内の各種部品が熱の影響によりその寿命が低下することを抑えることができる。
請求項2のリアプロジェクションテレビによれば、請求項1において、前記第1の送風ファンの送風を前記筐体の外部に排出する第1のダクトと、前記第2の送風ファンに外気を供給する第2のダクトとの形状を断面略コ字形に形成し、これらコ字形の開口部側を前記筐体に臨んで取り付け筒状に形成したので、ダクトの形状を断面略コ字形に形成することで、四方が囲まれた断面略矩形状などの筒状のダクトに比べて成形及び成形時における金型からの型離れ等が容易に行え、且つダクトの成形に要する樹脂などの成形材料の量を削減でき、ダクトの軽量化を図ると共にコストの軽減を図ることができるので、安価なリアプロジェクションテレビを提供することができる。
請求項3のリアプロジェクションテレビによれば、請求項2において、前記第1のダクトから外部に空気を排出する排気孔を前記筐体の背面側に形成すると共に、前記第2のダクトに外気を供給する吸気口を前記筐体の背面側に形成し、この背面側と対向する前記筐体の前面側に外気を取り入れる吸気孔を形成したものであり、一層、筐体内の温度上昇を抑止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図1〜図7により以下に説明する。もちろん、本発明は、その発明の趣旨に反しない範囲で、実施例において説明した以外の構成のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
図1は、本発明に係るリアプロジェクションテレビの概略構成を示す上方から見た平断面図、図2はランプ収納部を主要とした概略断面図、図3はランプユニット近傍を示す拡大図、図4は第1のダクトを示す斜視図、図5はランプユニットを主要とした概略断面図、図6は発熱素子近傍を示す拡大図、図7は第2のダクトを示す斜視図である。
これらの図を参照してリアプロジェクションテレビ1の主な構成について説明する。リアプロジェクションテレビ1は、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成し、この光学像をスクリーンに拡大投写するもので、筐体を構成するキャビネット2と、キャビネット2内に配置され投写時に発熱するランプユニット20と、キャビネット2内に配置されランプユニット20から投写された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成するとともに、該光学像を拡大投写する時に発熱する投写ユニット30と、この投写ユニット30から投写された光学像を反射する反射ミラー40と、反射ミラー40からの光学像を投影するスクリーン50などを主要として構成されている。
キャビネット2は、下部キャビネット5と、この下部キャビネット5の上部に固定されるバックキャビネット6とフロントキャビネット7によって構成されている。下部キャビネット5内にはランプユニット20と前記投写ユニット30が図示しないネジにより固定されるとともに、下部キャビネット5の前面には左右一対のスピーカー8が固定されている。また、バックキャビネット6には反射ミラー40が固定され、この反射ミラー40と対向して前記フロントキャビネット7の前面に形成する表示窓9に臨んでスクリーン50が固定されている。
次に、ランプユニット20について詳述する。ランプユニット20には、光源としてはハロゲンランプやメタルハイランドランプなどの高電圧が印加され60℃〜90℃程の高温に発熱する高輝度な発熱体たるランプ21を備え、ランプユニット20の上部には、下部キャビネット5内の空気を下方側から上方に送り出し下部キャビネット5の外部に排出する(図3に示す黒塗り矢印)第1の送風ファン70が一体的に設けられている。なお、ランプ21は、上下方向に筒状のランプ収納部22内に収容されていて、ランプ収納部22内にはランプ21を着脱可能に収容することができる。また、第1の送風ファン70は、この第1の送風ファン70の駆動によって投写時に発熱するランプ21に、ランプ収納部22の底面側から空気を取り込んで直接空気を当て、その温度の上昇を抑え、ランプ21の発する熱を、第1のダクト71と下部キャビネット5の平面状の内側上面5aからなる筒状の経路を介して、下部キャビネット5の背面側に形成された排気孔80から下部キャビネット5内の空気をキャビネット2の外部に排出すると共に、下部キャビネット5の背面に固定され前記第1の送風ファン70の下方に位置する第3の送風ファン110の駆動により、下部キャビネット5の開口孔81から下部キャビネット5内の空気を排出するように構成されている。なお、第1のダクト71は、その形状が断面略コ字形に形成され、コ字形の第1のダクト71の開口部側(図4に示す第1のダクト71の上部側)を筐体たる下部キャビネット5の平面状の内側上面5aに臨んでねじ止め固定され取り付けることで下部キャビネット5内の空気の排気の行われる経路が断面略矩形の筒状に形成され、第1の送風ファン70の駆動時における送風が、送風開口部72から第1のダクト71側に供給されるようになっている。
次に、投写ユニット30について詳述する。投写ユニット30は、光源となるランプユニット20から照射された光束を光学的に処理して画像情報に対応した光学像を形成し、この光学像を拡大して投写するものであり、投写ユニット30を駆動するドライバ回路基板31、投写レンズ32、及び複数の40℃〜90℃程の高温に発熱する発熱体としての発熱素子90等を備えている。そして、複数の発熱素子90の上方には、投写ユニット30と一体的に第2の送風ファン100が設けられており、発熱素子90に直接空気を当てることが可能になっており、第2の送風ファン100の駆動により、リアプロジェクションテレビ1の駆動時に発熱する複数の発熱素子90に直接送風し、発熱する発熱素子90に直接空気を当て、その温度の上昇を抑えることができる。なお、第2の送風ファン100への外気の供給経路は、第2のダクト101と下部キャビネット5の平面状である内側上面5aからなる筒状の経路を介して、下部キャビネット5の背面に形成された吸気口83から下部キャビネット5内に外気を供給できるようになっている。つまり、この第2のダクト101は、第1のダクト71と同様に、その形状が断面略コ字形に形成され、コ字形の第2のダクト101の開口部側(図7に示す第2のダクト101の上部側)を下部キャビネット5の平面状の内側上面5aに臨んでねじ止め固定され取り付けられることで下部キャビネット5内へ空気を供給する経路が断面略矩形の筒状に形成される。なお、内側上面5aと第1のダクト71、及び内側上面5aと第2のダクト101からなる筒状は、より詳しくは、第1のダクト71及び第2のダクト101の直線状の上縁部74,104が、下部キャビネット5の平面状の内側上面5aに当接され、筒状に形成されるものである。
投写ユニット30のケーシング33には、投写レンズ32が固定され、ケーシング33内には、図示はしないが、ランプ21からの光を略平行光にするリレーレンズ、リレーレンズを透過した光を透過光と反射光に分割する偏光ビームスプリッター、偏光ビームスプリッターで反射、透過した光を変調し映像光とする反射型液晶パネルからなる偏光変換素子などの構成部品が一体的に固定されてユニット化されており、偏光変換素子によって変調された映像光がケーシング33の上面に組み込まれた投写レンズ32によって反射ミラー40に投写されるようになっている。
また、投写ユニット30には、電源回路基板60と、アナログ信号処理基板61が前後(図1に示す上下)に並設され、これら電源回路基板60及びアナログ信号処理基板61と前記投写ユニット30との間にデジタル回路基板62が配置されている。また、投写ユニット30の背面側にはスケーラー回路基板63が配置され、ランプユニット20側には、ランプ駆動回路基板64が下部キャビネット5の背面側に配置されている。
また、電源回路基板60はランプ駆動回路基板64や各部信号系及び制御用マイコン(図示せず)に電源を供給している。アナログ信号処理基板61には、アナログチューナ65、入出力端子66が実装され、アナログチューナ65から入力されたアナログ信号を入出力端子66から外部機器に出力するとともに、入出力端子66から入力されたアナログ信号をスケーラー回路基板63に出力する。また、アナログ信号処理基板61には音声多重信号やサラウンド信号を生成するためのオーディオブロックを備え、音声信号などのアナログ信号を処理する。デジタル回路基板62は、デジタルチューナー、デジタルチューナー入力回路及びデジタル信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ(図示せず)を備え、前記アナログ信号処理基板61及びスケーラー回路基板63にデジタル信号を送信する。スケーラー回路基板63はアナログ信号処理基板61から送られる信号に基づいて所定の表示形式(解像度)に変換し、主にスクリーン50に表示するための処理を行う。また、スケーラー回路基板63はビデオデコーダ回路(図示せず)を備え、圧縮された入力信号をデコードする機能を有している。ランプ駆動回路基板64は前記電源回路基板60から供給された電圧を制御し、ランプ21を点灯させるための高電圧(約1000V)を発生させてドライバ回路基板31に出力するトランスを備えたランプ制御用の基板であり、ドライバ回路基板31は、ランプ駆動回路基板64から出力された電圧に基づいてランプ21のオン・オフ、表示画面のホワイトバランスやブライト等の明るさなどを制御する投写ユニット30の制御用基板である。
以上のように、本実施例においては、ランプユニット20に第1の送風ファン70をネジ止めなどにより一体的に設け、且つ投写ユニット30に第2の送風ファン100をネジ止めなどにより一体的に設け、ランプユニット20のランプ21に直接空気を当てる第1の送風ファン70と、投写ユニット30の発熱素子90に直接空気を当てる第2の送風ファン100とを下部キャビネット5内に設けたことによって、第1の送風ファン70の駆動に伴う送風が、発熱したランプ21に直接当てられると共に、第2の送風ファン100の駆動に伴う送風が、発熱した発熱素子90に直接当てられることが可能となるから、送風ファンを用いない自然排気により、キャビネット内の高温の空気を排出させ、筐体内の温度を下げる従来のリアプロジェクションテレビとは異なり、発熱体たるランプ21及び発熱素子90に直接空気を当て、発熱体を直接冷却し、筐体たる下部キャビネット5内に有する空気の温度上昇を抑止することが可能となる。よって、キャビネット2内に備えられた抵抗、電解コンデンサなどの種々の電子部品に対し、熱による悪影響を抑えることが可能となる。つまり、発熱量の大きいランプ21及び発熱素子90に直接空気を当てる第1,第2の送風ファン70,100の各々が、ランプユニット20と投写ユニット30の各々に一体的に構成されている為、下部キャビネット5内の的確な冷却効率を向上することが可能となり、又ランプ21及び発熱素子90の温度上昇を抑えることで、下部キャビネット5内に備えられた各種部品の寿命が短くなったり、あるいは故障することをも可及的抑えることができる優れたリアプロジェクションテレビ1を提供することができる。
また、下部キャビネット5の外部に排出する第1のダクト71と外気を供給する第2のダクト101との形状を断面略コ字形に形成したので、例えば、四方が囲まれた断面略矩形の筒状や円筒状のダクトに比べて成形後における型離れなどが容易に行えると共に、筒状に一体的に成形したダクトに比べ、成形に要する樹脂などの成形材料の量を削減することができる。従って、ダクトの軽量化を図ることができるとともに、結果的には低コスト化を図ったリアプロジェクションテレビ1を提供することができる。
また、下部キャビネット5の背面側にキャビネット2の外部に空気を排出する排気孔80を形成し、下部キャビネット5の背面側に第2のダクト101に外気を供給する吸気口83が形成され、下部キャビネット5の背面側と対向する下部キャビネット5の前面側に外気を取り入れる吸気孔82を形成したので、下部キャビネット5内に外気を供給する吸気口83に加えて、下部キャビネット5に外気を取り入れる吸気孔82を形成することにより、外気の吸気効率が向上し、外気が下部キャビネット5内にスムーズに供給され、下部キャビネット5内の温度上昇を一層抑えることができる。また、吸気孔82に投写ユニット30の内部へ空気を供給する為の送風ファンを取り付ければ、より一層下部キャビネット5内の温度上昇を抑えることができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、キャビネット内の各構成部品の形状及び取付構造などは前記実施例に限定されるものではなく、適宜選定すればよい。また、本実施例の一例においては、下部キャビネット内の空気の流れを示したが、特に下部キャビネットのみに限定するのではなく、その形状により適宜選定すればよい。また、排気孔80、開口孔81、吸気孔82、及び吸気口83などの孔部の形状は適宜選定すればよく、例えば、その外部から埃等のゴミが入らないように微細孔などを形成したカバーを取り付けてもよい。
1 リアプロジェクションテレビ
5 下部キャビネット(筐体)
20 ランプユニット
21 ランプ
30 投写ユニット
70 第1の送風ファン
71 第1のダクト
80 排気孔
82 吸気孔
83 吸気口
90 発熱素子
100 第2の送風ファン
101 第2のダクト
5 下部キャビネット(筐体)
20 ランプユニット
21 ランプ
30 投写ユニット
70 第1の送風ファン
71 第1のダクト
80 排気孔
82 吸気孔
83 吸気口
90 発熱素子
100 第2の送風ファン
101 第2のダクト
Claims (3)
- 投写時に発熱するランプユニットと、このランプユニットから投写された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成するとともに、該光学像を拡大投写する時に発熱する投写ユニットとを収容する筐体を備えるリアプロジェクションテレビにおいて、前記ランプユニットに第1の送風ファンを一体的に設けると共に、前記投写ユニットに第2の送風ファンを一体的に設け、前記ランプユニットに設けられたランプに直接空気を当てる第1の送風ファンと、前記投写ユニットに設けられた発熱素子に直接空気を当てる前記第2の送風ファンとを前記筐体内に設けたことを特徴とするリアプロジェクションテレビ。
- 前記第1の送風ファンの送風を前記筐体の外部に排出する第1のダクトと、前記第2の送風ファンに外気を供給する第2のダクトとの形状を断面略コ字形に形成し、これらコ字形の開口部側を前記筐体に臨んで取り付け筒状に形成したことを特徴とする請求項1記載のリアプロジェクションテレビ。
- 前記第1のダクトから外部に空気を排出する排気孔を前記筐体の背面側に形成すると共に、前記第2のダクトに外気を供給する吸気口を前記筐体の背面側に形成し、この背面側と対向する前記筐体の前面側に外気を取り入れる吸気孔を形成したことを特徴とする請求項2記載のリアプロジェクションテレビ。
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