JP2006098104A - 印字検査システムおよびレーザマーキング装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 光学式センサ8が所定の基準位置設定領域Xcにマーキングされる基準マークXbの位置に対応した所定の検査領域Xdの光量を検出する。CPU3がこの所定の検査領域Xdの光量の変化に基づいてマーキング領域Xaにマーキングされたマーキング情報の位置が正常であるか否かを判定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、印字の良否を素早く安価に検査できる印字検査システムおよびこの印字検査システムに使用されるレーザマーキング装置を提供することにある。
請求項4記載のレーザマーキング装置は、レーザ光を出射するレーザ光源と、このレーザ光源により出射されたレーザ光の方向を変更してマーキング対象物上に照射するガルバノミラーと、文字,記号,図形等のマーキング情報を構成する複数の座標データを生成するデータ生成手段と、このデータ生成手段により生成された複数の座標データを出力する制御手段と、この制御手段により出力された複数の座標データに基づいてガルバノミラーによりレーザ光を走査してマーキング対象物上に設けられたマーキング領域にマーキング情報をマーキングするマーキング手段とを備えたレーザマーキング装置であって、マーキング対象物上に設けられるマーキング領域の基準位置を決定するための基準マークを記憶する記憶手段を備え、データ生成手段は、記憶手段に記憶された基準マークを構成する基準マークデータに対応する座標データを生成し、制御手段は、前記データ生成手段により生成された基準マークデータに対応する座標データを出力し、マーキング手段は、マーキング対象物上にマーキング情報をマーキングすると共に制御手段により出力された基準マークデータに対応する座標データに基づいて基準マークをマーキングすることを特徴としている。
請求項2記載の発明によれば、印字領域以外の領域に印字対象物の基準位置を決定するための基準位置設定領域が設けられているため、印字領域に印字された印字情報を基準マークとして誤検出することがなくなる。
印字検査システムとしてのマーキング検査システム1は、搬送装置2と、CPU3(データ生成手段,制御手段,判定手段に相当)と、メモリ4(記憶手段に相当)と、レーザ光源5と、駆動装置6と、ガルバノミラー7と、光学式センサ8と、収束レンズ10とを備えている。このうち、レーザマーキング装置9は、CPU3と、メモリ4と、レーザ光源5と、駆動装置6(印字手段,マーキング手段に相当)と、ガルバノミラー7と、収束レンズ10とから構成されている。このレーザマーキング装置9は、印字対象物としてのマーキング対象物Xに対して表面側からレーザ光を照射し、マーキング領域Xa(印字領域に相当:図2(a)参照)内にマーキング対象物X表面から所定の深さまで除去することにより所定の文字、記号、図形等のマーキング情報(印字情報に相当)をマーキングするように構成されている。
CPU3が例えばマーキング情報「A」という文字から座標データを生成する場合には、この文字を複数個の点に分解し、これらの点に対応する位置の2次元方向の複数の座標データを生成する。マーキング対象物Xに対してマーキングするときには、CPU3はマーキング情報に対応する座標データと基準マークデータに対応する座標データとを駆動装置6に出力する。駆動装置6は、CPU3から出力された複数の座標データに基づいてガルバノミラー7を駆動する。
このようにしてマーキング工程が行われる(図1の(A)参照)が、この下流工程においては、図1に示すようにマーキング検査工程(図1の(B)参照)が行われる。このマーキング検査工程では、マーキング情報が所定位置にマーキングされたか否かを検査する。具体的には、基準マークXbが当該基準マークのデータに対応する座標位置にマーキングされたか否かを検査する。
マーキング工程(図1の(A))では、レーザマーキング装置9は、駆動装置6によりガルバノミラー7を駆動しマーキング対象物Xのマーキング領域Xaにマーキング情報をマーキングすると共に、基準位置設定領域Xcに対して基準マークXbをマーキングする。
以上説明したように本実施形態によれば、光学式センサ8が所定の基準位置設定領域Xcにマーキングされる基準マークXbのデータの座標位置に対応して設けられた所定の検査領域Xdの光量を検出し、CPU3がこの所定の検査領域Xdの光量の変化に基づいてマーキング領域Xaにマーキングされたマーキング情報の位置が正常であるか否かを判定しているため、素早く安価に検査することができる。
マーキング対象物Xには基準マークXbが複数マーキングされ、これらの複数の基準マークXbに対応するようにそれぞれ複数の検査領域Xd毎に光学式センサ8が設けられているため、1つの基準マークXbがマーキングされる構成に比較してより高精度に検出できるようになる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に示す変形もしくは拡張が可能である。
光学式センサ8は、反射型もしくは透過型のいずれのものでも良い。また、光学式センサ8を2つ設けた実施形態を示したが、これに限定されるものではなく、例えば1つもしくは3つ以上設けて構成しても良い。
搬送装置2を設け、マーキング工程およびマーキング検査工程を別位置で行う実施形態を示したが、マーキング工程およびマーキング検査工程を同一位置で行うようにしても良い。
Claims (4)
- 文字,記号,図形等の印字情報を構成する印字データを生成するデータ生成手段と、このデータ生成手段により生成された印字データを出力する制御手段と、この制御手段により出力された印字データに基づいて印字対象物上に印字情報を印字する印字手段とを備え、印字対象物上に印字された印字情報が所定の位置に印字されたか否かを検査する印字検査システムであって、
前記データ生成手段は、前記印字対象物の印字領域の基準位置を決定するための基準マークを構成する基準マークデータを生成し、
前記制御手段は、前記データ生成手段により生成された基準マークデータを出力し、
前記印字手段は、印字対象物上に設けられた印字領域に印字情報を印字すると共に前記制御手段により出力された基準マークデータに基づいて基準マークを印字するように構成され、
前記印字手段により印字される基準マークデータの座標位置に対応して設けられた所定の検査領域の光量を検出する光学式センサと、
前記光学式センサにより検出された光量に基づいて印字領域に印字された印字情報の位置が正常であるか否かを判定する判定手段とを備えたことを特徴とする印字検査システム。 - 前記印字対象物は前記印字対象物の印字領域以外の領域に前記印字対象物の基準位置を決定するための基準位置設定領域が別途設けられたシール部材であり、
前記印字手段は、基準マークデータに基づいて基準マークを基準位置設定領域に印字し、
前記光学式センサは、所定の基準位置設定領域に印字される基準マークデータの座標位置に対応して設けられた所定の検査領域における光量を検出するように構成され、
前記判定手段は、前記光学式センサにより検出された所定の検査領域の光量に基づいて印字対象物上の印字領域に印字された印字情報の位置が正常であるか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の印字検査システム。 - 前記データ生成手段は、印字対象物の印字領域に対して複数の基準位置を決定するための複数の基準マークを構成する基準マークデータを複数生成し、
前記光学式センサは、前記複数の基準位置を決定するための複数の基準マークデータのそれぞれの座標位置に対応した複数の検査領域毎に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の印字検査システム。 - レーザ光を出射するレーザ光源と、
このレーザ光源により出射されたレーザ光の方向を変更してマーキング対象物上に照射するガルバノミラーと、
文字,記号,図形等のマーキング情報を構成する複数の座標データを生成するデータ生成手段と、
このデータ生成手段により生成された複数の座標データを出力する制御手段と、
この制御手段により出力された複数の座標データに基づいて前記ガルバノミラーによりレーザ光を走査してマーキング対象物上に設けられたマーキング領域にマーキング情報をマーキングするマーキング手段とを備えたレーザマーキング装置であって、
前記マーキング対象物上に設けられるマーキング領域の基準位置を決定するための基準マークを記憶する記憶手段を備え、
前記データ生成手段は、前記記憶手段に記憶された基準マークを構成する基準マークデータに対応する座標データを生成し、
前記制御手段は、前記データ生成手段により生成された基準マークデータに対応する座標データを出力し、
前記マーキング手段は、マーキング対象物上にマーキング情報をマーキングすると共に前記制御手段により出力された基準マークデータに対応する座標データに基づいて基準マークをマーキングすることを特徴とするレーザマーキング装置。
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JP2004281747A JP2006098104A (ja) | 2004-09-28 | 2004-09-28 | 印字検査システムおよびレーザマーキング装置 |
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2004
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