JP4921078B2 - マーキング検査方法及びマーキング検査システム - Google Patents
マーキング検査方法及びマーキング検査システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4921078B2 JP4921078B2 JP2006233708A JP2006233708A JP4921078B2 JP 4921078 B2 JP4921078 B2 JP 4921078B2 JP 2006233708 A JP2006233708 A JP 2006233708A JP 2006233708 A JP2006233708 A JP 2006233708A JP 4921078 B2 JP4921078 B2 JP 4921078B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- inspection
- marking
- recording
- recorded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Description
請求項13の発明は、請求項12に記載のマーキング検査システムにおいて、前記複数の単位パターンは、前記マーキングパターンを中心とした対称位置に配される。
各マーキングパターンによって記録箇所が異なることがあるが、検査用パターンは記録対象物上における記録領域の一部の検査用領域に記録されるから、この検査用領域を検出領域とする検出部によって検出される検査用パターンの記録状態(記録の有無や、記録された検査用パターンの濃度など)に基づき、マーキングパターンの記録状態の良否(マーキングパターンの記録の有無や、その濃度など)を検査することができる。例えば、検査用パターンの記録状態が良好であれば、マーキングパターンの記録状態も良好であるとみなす。従って、検出部の検出領域を、記録対象物上の記録領域全体とする必要がない。
また、CCD等の撮像手段を利用しなくても、光学式センサでの受光量に基づき検査用パターンを検出することができる。
記録対象物に記録されるマーキングパターンが他のマーキングパターンに切り替えられるごとに、それと共に記録対象物に記録する検査用パターンも予め定めた設定順序に従って切り替えられる。そして、その切り替えられたマーキングパターン及び検査用パターンを記録対象物に記録した後に、当該記録対象物上に検査用領域に記録されている検査用パターンを検出し、その検出された検査用パターンの順位と、上記切り替えられた検査用パターンの順位とを照合する。そして、両順位が一致すれば、切り替え後のマーキングパターンも正常に記録されているとみなす。これに対して、例えば記録対象物上に、前回(再利用前)のマーキングパターン及び検査用パターンが消去されずに残っており、そこに重ねて今回(再利用時)のマーキングパターン及び検査用パターンを記録した場合には、その記録対象物上には、上記切り替え後の検査用パターンと異なるパターンが記録されていることになり、従って、その順位が認識できないか、認識できたとしても上記両順位が不一致となり、これにより、切り替え後のマーキングパターンが正常に記録されていないとみなす。
このような構成であれば、マーキングパターンの切り替えに応じて切り替えた検査用パターンと、実際に記録対象物上に記録されている検査用パターンとの順位の一致、不一致に基づき比較的簡単に切り替え後のマーキングパターンが正常に記録されているかを検査することができる。
また、CCD等の撮像手段を利用しなくても、光学式センサでの受光量に基づき検査用パターンを検出することができる。
記録対象物に記録されるマーキングパターンが他のマーキングパターンに切り替えられるごとに、それと共に記録対象物に記録する検査用パターンも予め定めた設定順序に従って切り替えられる。そして、複数回の切り替えにおいて記録対象物に記録された複数種類の検査用パターンの順序(以下、「検出順序」という)と、上記設定順序とを照合する。そして、検出順序が設定順序に従っていれば、各切り替え後のマーキングパターンは正常に記録されているとみなす。これに対して、例えば記録対象物上に、前回(再利用前)のマーキングパターン及び検査用パターンが消去されずに残っており、そこに重ねて今回(再利用時)のマーキングパターン及び検査用パターンを記録した場合には、その記録対象物上には、上記切り替え後の検査用パターンと異なるパターンが記録されていることになり、従って、その順位が認識できないか、認識できたとしても検出順序が設定順序に従っていなくなり、これにより、各切り替え後のマーキングパターンが正常に記録されていないとみなす。
このような構成であれば、マーキングパターンの切り替えに応じて切り替えた検査用パターンと、実際に記録対象物上に記録されている検査用パターンとの順位の一致、不一致に基づき比較的簡単に切り替え後のマーキングパターンが正常に記録されているかを検査することができる。
また、CCD等の撮像手段を利用しなくても、光学式センサでの受光量に基づき検査用パターンを検出することができる。
互いに対応するマーキングパターンと検査用パターンとを別ファイルとして、個別に切り替えを行う構成では、例えば切替指令信号にノイズが乗るなどして、マーキングパターンと検査用パターンとの切り替えが正常に行えなくなるおそれがある。これに対して、本構成のように、互いに対応するマーキングパターンと検査用パターンとを同じファイル内で管理し、このファイルを指定する構成とすれば、互いに対応するマーキングパターン及び検査用パターンごとに正常にデータ切り替えを行うことができる。
本構成のように、記録対象物上に記録されたマーキングパターン及び検査用パターンを消去する消去手段をも備えるシステムが望ましい。
本発明では、高速走査が可能なレーザマーキング装置を利用することができる。
複数種類の検査用パターンとしては、複数の単位パターン(例えばドットパターン)について、各単位パターンの有り無しや濃淡による組み合わせの相違によるパターンを採用することにより、検査用パターンのバリエーション化を容易にでき、また、例えば光学式センサによる受光量検出に基づき容易に検査を行うことができる。
1つの検出部で複数の単位パターンの状態を検出しようとすると、その検出部を移動させる機構が必要となる。そこで、本構成では、単位パターン1つにつき検出部を1つずつ設けるようにした。
本構成によれば、各単位パターンの記録状態(記録の有無や、記録された各単位パターンの濃度など)に基づき、マーキングパターンの記録状態の良否(マーキングパターンの記録の有無や、その濃度など)を検査することができる。例えば、単位パターンの記録状態が良好であれば、マーキングパターンの記録状態も良好であるとみなす。
本構成によれば、例えば2つの単位パターンを、マーキングパターンを挟んで対称配置すれば、マーキングパターンについて上記2つの単位パターンの並び方向における記録状態や消去状態を良否を検査できる。
本発明の実施形態1を図1〜図5を参照しつつ説明する。
1.マーキング検査システム1の構成
図1は、本実施形態に係るマーキング検査システム1の構成を概略的に示している。このマーキング検査システム1は、主として、搬送装置2と、CPU3と、メモリ4と、レーザ光源5と、駆動装置6と、ガルバノミラー7,7と、光学式センサ8(本実施形態では4つ)と、収束レンズ10とを備えている。このうち、レーザマーキング装置9は、CPU3と、メモリ4と、レーザ光源5と、駆動装置6と、ガルバノミラー7と、収束レンズ10とを備えて構成されている。なお、レーザ光源5及び収束レンズ10が「レーザ照射手段」の一例であり、駆動装置6及びガルバノミラー7,7が「走査手段」の一例である。
(マーキングパターンの記録状態の良否検査)
図3は、マーキングパターンMの記録状態の良否検査時の制御内容を示すフローチャートである。例えばレーザマーキング装置9を起動させて所定の開始操作を行うと、CPU3は、予め定めた上記設定順序でフィールド番号を順次選択し、各フィールド番号に対応するマーキングパターンM及び検査用パターンTを1組ずつ、レーザマーキング装置9の直下に搬送されてきた各ワークWのリライトサーマルラベル11に順次記録する記録工程を開始する。なお、本実施形態では、フィールド番号の選択順は、番号の若い順に設定されているが、これに限らず、図示しないコンソールでの操作によって様々の順序に設定変更することができる。なお、このとき、CPU3は、「パターン切替手段」として機能する。
図4は、一端記録されたマーキングパターンMを消去する消去工程と、その消去状態を検査するマーキング検査工程とを実行しているときのマーキング検査システム1を示した構成図である。図5は、マーキングパターンMの消去状態の良否検査時の制御内容を示すフローチャートである。
本実施形態によれば、マーキングパターンMの記録時に、それとは別に設けた検査用パターンTを、リライトサーマルラベル11の記録面11A中の一部の領域である検査用領域に記録する。そして、この各検査用領域を検出領域とする複数の光学式センサ8によって検査用パターンの記録状態、より具体的には、ドットパターンtの記録の有無を判定し、その判定結果に基づきマーキングパターンMが正常に記録されているか、正常に消去されているかを検査するようにしている。従って、記録面11Aの様々な位置に記録されるマーキングパターンMの記録位置を考慮して、記録面11A全体を検出領域とする構成に比べて、小さい検出領域を有する光学式センサ8にてマーキングパターンMの記録状態や消去状態を検査することができる。これにより、CCDカメラ等の撮像手段を利用することなく、比較的簡易な光学式センサ8を利用することができる。
図6は実施形態2を示す。前記実施形態1との相違は、メモリ4の格納内容に関する部分にあり、その他の点は前記実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
1.メモリの構造
メモリ4(検査用パターン格納手段)には、図6に示すように、互いに異なる複数種類の検査用パターンデータが、それぞれ各フィールド番号(「検査用パターンの順位」の一例)に対応付けられて記憶されている。例えば、フィールド1に検査用パターンデータ「0001」、フィールド2に検査用パターンデータ「0010」、フィールド3に検査用パターンデータ「0011」...がそれぞれ記憶されている。本実施形態では、このフィールド番号の順序が、「設定順序」に相当する。
(マーキングパターンの記録状態の良否検査)
図3は、マーキングパターンMの記録状態の良否検査時の制御内容を示すフローチャートである。例えばレーザマーキング装置9を起動させて所定の開始操作を行うと、CPU3は、予め定めた順序でフィールド番号を順次選択し、各マーキングパターンMと共に、各フィールド番号に対応する検査用パターンTを1組ずつ、レーザマーキング装置9の直下に搬送されてきた各ワークWのリライトサーマルラベル11に順次記録する記録工程を開始する。
図7は実施形態3を示す。前記実施形態1,2との相違は、検査用パターン及び光学式センサ8に関する部分にあり、その他の点は前記実施形態1,2と同様である。従って、実施形態1,2と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
このような構成であれば、2の組数乗(具体的には、2の4乗の16パターン)分、検査用パターンのパターン数を確保できる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記各実施形態では、検出部として反射型の光学式センサ8を利用したが、これに限らず、例えばリライトサーマルラベル11及びワークWが光透過性材料で形成されたものであれば、反射型の光学式センサを利用することもできる。また、参考例として、CCDカメラ等の撮像手段を利用してもよい。この場合でも、記録面11の一部である検査用領域のみを検出領域とすればよく、その分だけ小型の撮像手段を利用することができ、検出処理負担の軽減を図ることもできる。
3...CPU(データ生成手段、記録手段、パターン切替手段、消去手段、第1〜第3の検査手段)
4...メモリ(パターン格納手段、検査用パターン格納手段)
5...レーザ光源(レーザ照射手段)
6...駆動装置(走査手段)
7...ガルバノミラー(走査手段)
8...光学式センサ(パターン検出手段)
8A...投光素子(投光部)
8B...受光素子(受光部)
10...収束レンズ(レーザ照射手段)
11...リライトサーマルラベル11(記録対象物)
11A...記録面11A(記録領域)
L...レーザ光
M...マーキングパターン
T...検査用パターン
t...ドットパターン(単位パターン)
Claims (13)
- 記録すべきマーキングパターンを複数種類のマーキングパターンの中から選択した他のマーキングパターンに切り替えつつ、可逆性感熱記録材料から構成された書換え可能な記録対象物に記録処理を施し、その記録結果に対する検査を行うマーキング検査方法であって、
前記複数種類のマーキングパターンそれぞれに対応付けた複数種類の検査用パターンを用意し、
前記記録すべきマーキングパターンの切り替えに伴って、当該記録すべきマーキングパターンに対応付けられた他の検査用パターンに、記録すべき検査用パターンを切り替え、
前記記録すべきマーキングパターンを前記記録対象物上に記録すると共に、前記記録すべき検査用パターンを前記記録対象物上の一部の固定領域である検査用領域に記録し、
前記検査用領域上に記録されたパターンを光学的センサ(但し、CCDカメラ等の撮像手段を除く)により検出し、その検出されたパターンと、前記記録すべき検査用パターンとに基づき前記記録対象物上におけるマーキングパターンの記録状態を検査するマーキング検査方法。 - 可逆性感熱記録材料から構成された書換え可能な記録対象物に対し、それに記録すべきマーキングパターンを他のマーキングパターンに切り替えつつ記録し、その記録結果に対する検査を行うマーキング検査方法であって、
予め定めた設定順序で順位付けがされ、互いに異なる複数の検査用パターンを用意し、
前記複数種類の検査用パターンの中から選択する検査用パターンを前記設定順序に従って他の検査用パターンに切り替えることを、前記他のマーキングパターンへの切り替えに伴って行い、
前記他のマーキングパターンを前記記録対象物上に記録するとともに、前記他の検査用パターンを前記記録対象物上の所定の検査用領域に記録し、
前記検査用領域上に記録された検査用パターンを光学的センサ(但し、CCDカメラ等の撮像手段を除く)により検出し、その検出された検査用パターンの順位が前記他の検査用パターンの順位と一致するか否かに基づき前記マーキングパターンの記録状態を検査するマーキング検査方法。 - 可逆性感熱記録材料から構成された書換え可能な記録対象物に対し、それに記録すべきマーキングパターンを他のマーキングパターンに切り替えつつ記録し、その記録結果に対する検査を行うマーキング検査方法であって、
予め定めた設定順序で順位付けがされ、互いに異なる複数の検査用パターンを用意し、
前記複数種類の検査用パターンの中から選択する検査用パターンを前記設定順序に従って他の検査用パターンに切り替えることを、前記他のマーキングパターンへの切り替えに伴って行い、
前記他のマーキングパターンを前記記録対象物上に記録するとともに、前記他の検査用パターンを前記記録対象物上の所定の検査用領域に記録し、
前記マーキングパターンの複数回の切り替えにおいて前記検査用領域上に記録された複数種類の検査用パターンを光学的センサ(但し、CCDカメラ等の撮像手段を除く)により検出し、その検出された複数種類の検査用パターンの順序が前記設定順序に合致するか否かに基づき前記マーキングパターンの記録状態の検査を行うマーキング検査方法。 - 可逆性感熱記録材料から構成された書換え可能な記録対象物上に所望のマーキングパターンを記録し、前記記録対象物上におけるマーキングパターンの記録状態を検査するマーキング検査システムであって、
複数種類のマーキングパターンと複数種類の検査用パターンとがそれぞれ対応付けられて格納されるパターン格納手段と、
前記マーキングパターン及び検査用パターンの座標データを生成するデータ生成手段と、
前記データ生成手段で座標データを生成させる前記マーキングパターン及び前記検査用パターンを、前記複数種類のマーキングパターンから選択した他のマーキングパターン、及び、当該他のマーキングパターンに対応付けられた他の検査用パターンに切り替えるパターン切替手段と、
前記データ生成手段で生成された前記座標データに基づく熱処理により、前記記録対象物上における記録領域に前記マーキングパターンを記録し、前記検査用パターンを前記記録領域の一部の固定領域である検査用領域に記録する記録手段と、
前記検査用領域に記録されたパターンを検出するパターン検出手段と、
前記パターン検出手段で検出されたパターンと、前記パターン切替手段で切り替えられた検査用パターンとに基づき前記マーキングパターンの記録状態を検査する第1検査手段と、を備え、
前記パターン検出手段は、前記検査用領域に光を出射する投光部と、当該検査用領域からの光を受光する受光部とを有し、当該受光量に応じた検出信号を出力する光学式センサ(但し、CCDカメラ等の撮像手段を除く)を備え、当該光学式センサから出力された検出信号に基づき前記検査用領域に記録された検査用パターンを検出するマーキング検査システム。 - 可逆性感熱記録材料から構成された書換え可能な記録対象物上に所望のマーキングパターンを記録し、その記録結果に対する検査を行うマーキング検査システムであって、
前記マーキングパターン及び検査用パターンの座標データを生成するデータ生成手段と、
前記データ生成手段で座標データを生成させる前記マーキングパターンを他のマーキングパターンに切り替えるマーキングパターン切替手段と、
予め定めた設定順序で順位付けがされ、互いに異なる複数の前記検査用パターンに関するデータを格納する検査用パターン格納手段と、
前記データ生成手段で座標データを生成させる前記検査用パターンを、前記第2格納手段に格納された前記複数種類の検査用パターンの中から前記設定順序に従って他の検査用パターンに切り替える動作を、前記マーキングパターン切替手段の切替動作ごとに行う検査用パターン切替手段と、
前記データ生成手段で生成された前記座標データに基づく熱処理により、前記記録対象物上における記録領域に前記マーキングパターンを記録し、前記検査用パターンを前記記録領域内の所定の検査用領域に記録する記録手段と、
前記検査用領域に記録された検査用パターンを検出するパターン検出手段と、
前記パターン検出手段で検出された検査用パターンの順位が前記検査用パターン切替手段で切り替えられた検査用パターンの順位と一致するか否かに基づき前記マーキングパターンの記録状態の検査を行う第2検査手段と、を備え、
前記パターン検出手段は、前記検査用領域に光を出射する投光部と、当該検査用領域からの光を受光する受光部とを有し、当該受光量に応じた検出信号を出力する光学式センサ(但し、CCDカメラ等の撮像手段を除く)を備え、当該光学式センサから出力された検出信号に基づき前記検査用領域に記録された検査用パターンを検出するマーキング検査システム。 - 可逆性感熱記録材料から構成された書換え可能な記録対象物上に所望のマーキングパターンを記録し、その記録結果に対する検査を行うマーキング検査システムであって、
前記マーキングパターン及び検査用パターンの座標データを生成するデータ生成手段と、
前記データ生成手段で座標データを生成させる前記マーキングパターンを他のマーキングパターンに切り替えるマーキングパターン切替手段と、
予め定めた設定順序で順位付けがされ、互いに異なる複数の前記検査用パターンに関するデータを格納する検査用パターン格納手段と、
前記データ生成手段で座標データを生成させる前記検査用パターンを、前記検査用パターン格納手段に格納された前記複数種類の検査用パターンの中から前記設定順序に従って他の検査用パターンに切り替える動作を、前記マーキングパターン切替手段の切替動作ごとに行う検査用パターン切替手段と、
前記データ生成手段で生成された前記座標データに基づく熱処理により、前記記録対象物上における記録領域に前記マーキングパターンを記録し、前記検査用パターンを前記記録領域内の所定の検査用領域に記録する記録手段と、
前記検査用領域に記録された検査用パターンを検出するパターン検出手段と、
前記マーキング切替手段の複数回の切替動作において前記パターン検出手段で検出された複数種類の検査用パターンの順序が前記設定順序に合致するか否かに基づき前記マーキングパターンの記録状態の検査を行う第3検査手段と、を備え、
前記パターン検出手段は、前記検査用領域に光を出射する投光部と、当該検査用領域からの光を受光する受光部とを有し、当該受光量に応じた検出信号を出力する光学式センサ(但し、CCDカメラ等の撮像手段を除く)を備え、当該光学式センサから出力された検出信号に基づき前記検査用領域に記録された検査用パターンを検出するマーキング検査システム。 - 前記パターン格納手段は、互いに対応付けられたマーキングパターン及び検査用パターンを1つのファイルとして格納し、
前記切替手段は、前記ファイルの選択切り替えによって前記マーキングパターン及び検査用パターンの切り替えを行う構成である請求項4に記載のマーキング検査システム。 - 前記記録対象物上に記録された前記マーキングパターン及び前記検査用パターンを熱処理により消去する消去手段を備える請求項4から請求項7のいずれかに記載のマーキング検査システム。
- 前記記録手段は、前記記録対象物上にレーザ光を照射するレーザ照射手段と、そのレーザ光の照射点を前記座標データに基づき走査する走査手段とを備え、前記レーザ光の走査により前記マーキングパターン及び前記検査用パターンの記録を行う構成である請求項4から請求項8のいずれかに記載のマーキング検査システム。
- 前記複数種類の検査用パターンは、複数の単位パターンについて、各単位パターンの有り無し、大小及び濃淡のうち少なくともいずれか一つによる組み合わせが互いに異なるパターンである請求項4から請求項9のいずれかに記載のマーキング検査システム。
- 前記光学式センサは、前記複数の単位パターンそれぞれに対応して複数設けられ、各光学式センサはそれに対応する各単位パターンの状態に応じた検出信号を出力する構成である請求項10に記載のマーキング検査システム。
- 前記複数種類の検査用パターンは、複数の単位パターンについて、各単位パターンの有り無しの組み合わせが互いに異なるパターンであって、
前記光学式センサによる前記各単位パターンごとの状態に応じた各検出信号に基づき、前記マーキングパターンの記録状態の良否を検査する記録状態検査手段を備える請求項11に記載のマーキング検査システム。 - 前記複数の単位パターンは、前記マーキングパターンを中心とした対称位置に配される請求項12に記載のマーキング検査システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006233708A JP4921078B2 (ja) | 2006-08-30 | 2006-08-30 | マーキング検査方法及びマーキング検査システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006233708A JP4921078B2 (ja) | 2006-08-30 | 2006-08-30 | マーキング検査方法及びマーキング検査システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008058077A JP2008058077A (ja) | 2008-03-13 |
JP4921078B2 true JP4921078B2 (ja) | 2012-04-18 |
Family
ID=39240999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006233708A Expired - Fee Related JP4921078B2 (ja) | 2006-08-30 | 2006-08-30 | マーキング検査方法及びマーキング検査システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4921078B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5743123B1 (ja) * | 2014-03-14 | 2015-07-01 | 株式会社東京精密 | レーザーダイシング装置及びダイシング方法 |
WO2016121685A1 (ja) | 2015-01-28 | 2016-08-04 | 株式会社東京精密 | レーザーダイシング装置 |
CN112620921B (zh) * | 2020-12-08 | 2022-03-18 | 济南金威刻科技发展有限公司 | 一种激光加工二维码在线切割打标检测包装自动化生产线 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0774935B2 (ja) * | 1988-07-29 | 1995-08-09 | 株式会社デジタルストリーム | ラベル印字装置 |
JPH0732582A (ja) * | 1993-07-16 | 1995-02-03 | Sumitomo Electric Ind Ltd | マーキング装置 |
JPH08267797A (ja) * | 1995-03-29 | 1996-10-15 | Toppan Printing Co Ltd | レーザ記録方法及びレーザ記録装置 |
JPH09230792A (ja) * | 1996-02-22 | 1997-09-05 | Hitachi Metals Ltd | 耐熱容器の個体識別具及びその取付方法 |
JP2006098104A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Sunx Ltd | 印字検査システムおよびレーザマーキング装置 |
-
2006
- 2006-08-30 JP JP2006233708A patent/JP4921078B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008058077A (ja) | 2008-03-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8730293B2 (en) | Laser light irradiating system | |
JP6326760B2 (ja) | 画像記録システム及び画像記録方法 | |
TWI375600B (ja) | ||
US9280690B2 (en) | Writing apparatus, writing system, and writing method | |
KR20120080234A (ko) | 레이저 소거 장치 및 레이저 소거 방법 | |
JP2008026212A (ja) | パターン検査装置 | |
JP4921078B2 (ja) | マーキング検査方法及びマーキング検査システム | |
JP2009208132A (ja) | レーザマーキング装置 | |
KR20160040544A (ko) | 결함 검사 시스템 및 필름 제조 장치 | |
JP6010061B2 (ja) | レーザーマーキング装置 | |
CN113906349A (zh) | 校准系统及描绘装置 | |
JPH09220686A (ja) | レーザ印字方法及び装置 | |
JP2023098313A (ja) | レーザマーキング装置およびレーザマーキングシステム | |
JP2000020635A (ja) | ウェブの多工程生産における管理方法 | |
JP2006098104A (ja) | 印字検査システムおよびレーザマーキング装置 | |
JP4891567B2 (ja) | レーザマーキング装置、レーザマーキングシステム並びにガルバノミラーの制御方法 | |
JPH08292008A (ja) | 平面表示パネル検査修正装置 | |
JP7285658B2 (ja) | 印字装置および印字方法 | |
JP6066450B2 (ja) | 画像記録システム、及び画像書き換えシステム | |
JP2013111070A (ja) | 印字装置 | |
KR102532703B1 (ko) | 일부인 마킹 및 비젼검사를 동시 처리하는 식품 포장재용 레이저 마킹장치 | |
JPH10267860A (ja) | 異物検査装置 | |
JP4613098B2 (ja) | 露光装置 | |
JP2006007322A (ja) | コード形成装置及びウェブのコード形成方法 | |
JP2023042503A (ja) | レーザマーキング装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090818 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20090925 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20090925 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110823 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110824 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111021 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111115 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120124 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |