JP2006097379A - 床面の施工方法 - Google Patents

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Katsutoshi Tabata
勝利 田畑
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Abstract

【課題】施工性に優れた化粧板を提供する。
【解決手段】木質板に化粧シートが積層されてなる化粧板であって、化粧板の側面にさねはぎ加工が施されており、当該さねはぎ加工された部位に位置合わせ用の凹部又は凸部が設けられていることを特徴とする化粧板に係る。
【選択図】図4

Description

本発明は、建築構造物の室内等における床面の施工方法に関する。
建築構造物の室内の床仕上げのひとつとして板貼り仕上げがある。この場合には、例えば図1に示すように、長方形の長尺(長手)方向に平行に溝部2が複数入ったフローリングボード1が多用されている。この化粧板を複数用い、これらを床に配置することによって、フローリング仕様の床面に仕上げることができる。
一方、最近では個性にあふれる床面デザインを好むユーザーが増えつつあり、その要求に応える技術が必要とされている。特に、この傾向は、店舗用のみならず、住宅用においても顕著になっている。
しかし、従来の施工方法では、同一サイズ(例えば1尺×6尺、150cm×40cm等の規格品)を組み上げることによる施工である。このため、従来の方法では、ユーザーが望むような意匠を個別に作り出すことは困難である。
特開2002−147004号公報
従って、本発明の主な目的は、意匠性に優れた床面の形成方法を提供することにある。
本発明者は、従来技術の問題点に鑑み、鋭意研究を重ねた結果、特定の化粧板を組み合わせて用いることにより上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、下記の床面の施工方法に係る。
1. 平面における大きさが異なる2種以上の化粧板を床面上に積層する施工方法であって、
(1)各化粧板は、木質板に化粧シートが積層されてなる化粧板であって、かつ、各化粧板を組み合わせられるように化粧板の側面にさねはぎ加工が施されており、
(2)各化粧板のうち少なくとも1種は、他の化粧板と異なる意匠を有する、
ことを特徴とする施工方法。
2. 平面における大きさが異なる2種の化粧板を床面上に積層する施工方法であって、
(1)各化粧板は、木質板に化粧シートが積層されてなる化粧板であって、かつ、各化粧板を組み合わせられるように化粧板の側面にさねはぎ加工が施されており、
(2)2種の化粧板は互いに異なる意匠を有する、
ことを特徴とする施工方法。
3. さねはぎ加工により形成されたさねに位置合わせ用凸部が形成されている前記項1又は2に記載の化粧板。
4. さねはぎ加工により形成された小穴に位置合わせ用凹部が形成されている前記項1記載の化粧板。
5. 前記項1〜4のいずれかに記載の施工方法により得られる床面。
本発明によれば、サイズ(面積)が異なる化粧板を組み合わせて用いるので、これまでの施工方法で表現できなかった意匠を創出することができる。
また、さねはぎ加工された部位に位置合わせ用の凹部又は凸部を設ける場合には、化粧板どうしの連結時に位置合わせを容比較的易に行うことができ、効率的に所望の意匠を有する床面を形成することができる。
本発明の施工方法は、平面における大きさが異なる2種以上の化粧板を床面上に積層する施工方法であって、
(1)各化粧板は、木質板に化粧シートが積層されてなる化粧板であって、かつ、各化粧板を組み合わせられるように化粧板の側面にさねはぎ加工が施されており、
(2)各化粧板のうち少なくとも1種は、他の化粧板と異なる意匠を有する、
ことを特徴とする。
木質板及び化粧シートは、公知のもの又は市販品を用いることができる。化粧シートとしては、例えば基材シート上に木目模様柄層、透明性樹脂層及び透明保護層を有するシートを用いることができる。特に、本発明化粧板を床材として用いる場合には、基材シート上に木目模様柄層、透明性樹脂層及び透明保護層を有し、かつ、当該基材シートの裏面に厚み200μm以上の合成樹脂層を有する化粧シートを好適に用いることができる。木質板としては、例えば杉、檜、松、ラワン、チーク等の樹木からなる木材単板、木材合板、パーティクルボード、中密度繊維板(MDF)等の木質板が挙げられる。
これら2種以上の化粧板は、平面における大きさが異なるものを用いる。すなわち、面積が異なるものを使用すれば良い。具体的な面積の大きさは、所望の意匠等に応じて適宜設定すれば良い。
各化粧板の側面には、各化粧板を組み合わせられるように、さねはぎ加工がそれぞれ施されている。図2には、本発明化粧板のさねはぎ加工された部位を示す。化粧板1は、さねはぎ加工によりさね3が形成され、いわゆる「雄ざね」を形成している。化粧板2は、さねはぎ加工により小穴4(溝部)が形成され、いわゆる「雌ざね」を形成している。これら両者が嵌合されることによって、両方の化粧板が連結される。図2の態様では、さね及び小穴の断面形状は角柱状の凹凸部になっているが、半円形状の凹凸部、三角柱状の凹凸部等のいずれの形状であっても良い。
本発明は、化粧板1の他方の側面にはさねを形成しても良いし、小穴を形成しても良い。通常は、さねはぎ加工により化粧板の側面にさねを形成し、他方の側面(対向する側面)にさねはぎ加工により小穴を形成することが望ましい。すなわち、ひとつの化粧板にさね及び小穴の両方が設けられていることが好ましい。
本発明では、化粧板のサイズにかかわらず、各化粧板を互いに嵌合できるように同一サイズ・形状の「雄ざね」及び/又は「雌ざね」が形成されている。
本発明では、特に、さねはぎ加工された部位に位置合わせ用の凹部又は凸部が設けられていることが望ましい。これにより、各化粧板を比較的短時間で組み合わせることが可能になる。
図3は、さねはぎ加工された部位に位置合わせ用凹部又は凸部が設けられていない化粧板の組合せ(一対)を示す平面図である。これに対し、本発明化粧板は、図4(a)に示すように、さね3及び小穴4にそれぞれ凹部5及び凸部6が設けられている。位置合わせ用の凹部又は凸部は、両者が互いに対応(嵌合)するように設けられている限り、その形状、数等は特に限定されない。また、さね3に凹部5とともに、別の位置に凹部又は凸部を設けることも可能である。同様に、小穴4に凸部6とともに、別の位置に凹部又は凸部を設けることもできる。
本発明では、各化粧板のうち少なくとも1種(すなわち、各大きさを有する化粧板のうち特定の大きさを有する化粧板の一群)は、他の化粧板と異なる意匠を有する。異なる意匠とは、例えば色、模様、つや、質感等の少なくとも1つが異なるものをいう。このような化粧板を組み合わせて用いることにより、床面全体を施工した場合にこれが意匠的なアクセントとなり、これまでの施工方法では得られなかった意匠をもつ床面を得ることができる。
例えば、大きさが異なる2種の化粧板を用いる場合を説明する。図6には、サイズが300mm×900mmの化粧板(第1化粧板)(図5(a))と、サイズが150mm×40mmの化粧板(第2化粧板)(図5(b))とを組み合わせた施工例を示す。両者は、ともに木質板に木目の化粧シートが積層されたものであるが、色が異なる。これらを図4のように組み合わせて施工することにより、床面上において第2化粧板がアクセントとなり、全体として個性的な床面を創出することが可能になる。
また、図5に示す化粧板を用い、円で囲んだ領域(左下)で示されるようにランダムに組み合わせて施工すれば、図6とは異なる意匠を創出することができる。
さらに、図7に示すように、特定の木目を有する第1化粧板(300mm×900mm)、同じ色調で正目模様の第2化粧板(300mm×75mm)、同じ色調で杢目模様の第3化粧板を組み合わせて施工すれば、同じ色調を維持しつつ個性的な意匠を創り出すことができる。
床面に化粧板を積層する方法自体は、公知の方法と同様にすれば良い。例えば、接着剤等を用いて床に接着すれば良い。また、必要に応じて、防水加工、撥水処理等の処理を施しても良い。
従来のフローリングボードを示す平面図である。 本発明化粧板のさねはぎ加工を施した部位を示す斜視図である。 さねはぎ加工された一対の化粧板の平面図である。 図4(a)は、一対の本発明化粧板(連結前)の平面図である。図4(b)は、一対の本発明化粧板が連結された状態を示す平面図である。 大きさが異なる2種の化粧板の概略図である。 大きさが異なる2種の化粧板を組み合わせて床面をつくる場合の施工例を示す。 模様が異なる3種の化粧板を組み合わせて床面をつくる場合の施工例を示す。

Claims (5)

  1. 平面における大きさが異なる2種以上の化粧板を床面上に積層する施工方法であって、
    (1)各化粧板は、木質板に化粧シートが積層されてなる化粧板であって、かつ、各化粧板を組み合わせられるように化粧板の側面にさねはぎ加工が施されており、
    (2)各化粧板のうち少なくとも1種は、他の化粧板と異なる意匠を有する、
    ことを特徴とする施工方法。
  2. 平面における大きさが異なる2種の化粧板を床面上に積層する施工方法であって、
    (1)各化粧板は、木質板に化粧シートが積層されてなる化粧板であって、かつ、各化粧板を組み合わせられるように化粧板の側面にさねはぎ加工が施されており、
    (2)2種の化粧板は互いに異なる意匠を有する、
    ことを特徴とする施工方法。
  3. さねはぎ加工により形成されたさねに位置合わせ用凸部が形成されている請求項1又は2に記載の化粧板。
  4. さねはぎ加工により形成された小穴に位置合わせ用凹部が形成されている請求項1記載の化粧板。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の施工方法により得られる床面。

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