JP2006096118A - 車両のキースイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操向ハンドルのロック状態およびアンロック状態を切換可能なロック機構と、該ロック機構に切換操作力を作用せしめるキーシリンダ錠とが相互に離隔して配置される車両のハンドルロック装置において、キーシリンダ錠およびロック機構間の操作力伝達構造を部品点数を少なくした簡単な構成とする。
【解決手段】キーシリンダ錠102のロータ117に該ロータ117の回動に応じて揺動するようにしてリンク部材121の一端部が連結され、ロック機構101は、リンク部材101の揺動に応じてロック状態およびアンロック状態を切換えるべく作動するように構成されてリンク部材121の他端部に連結される。
【選択図】 図9

Description

本発明は、操向ハンドルのロック状態およびアンロック状態を切換可能なロック機構と、該ロック機構に切換操作力を作用せしめるキーシリンダ錠とが相互に離隔して配置される車両のキースイッチ装置に関する。
操向ハンドルのロック状態およびアンロック状態を切換可能なロック機構を、レバー操作によって駆動するようにしたものが、たとえば特許文献1で知られている。
特開平6−247260号公報
上記特許文献1で開示されたものでは、ロック機構を駆動するための操作レバーがキーシリンダ錠とは別に設けられており、キーシリンダ錠の操作とは別に操作レバーを操作することでロック機構を作動せしめるようにしている。そこでキーシリンダ錠を操作することでロック機構を駆動するようにして操作の単純化を図ることが期待されるが、その際、キーシリンダ錠のキー操作に伴う操作力を、キーシリンダ錠から離隔した位置に配置されるロック機構に伝達するにあたってケーブルを用いるようにすると、キーシリンダ錠の回動操作によってケーブルのストロークを確保することが難しい上に、ケーブルの遊びや伸びに影響されないように工夫する必要があり、部品点数の削減および操作の節度感の向上も期待される。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、相互に離隔した位置に配置されるキーシリンダ錠およびロック機構間の操作力伝達構造を部品点数を少なくした簡単な構成とし、操作の節度感も得られるようにした車両のキースイッチ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、操向ハンドルのロック状態およびアンロック状態を切換可能なロック機構と、該ロック機構に切換操作力を作用せしめるキーシリンダ錠とが相互に離隔して配置される車両のキースイッチ装置において、前記キーシリンダ錠のロータに該ロータの回動に応じて揺動するようにしてリンク部材の一端部が連結され、前記ロック機構は、前記リンク部材の揺動に応じてロック状態およびアンロック状態を切換えるべく作動するように構成されて前記リンク部材の他端部に連結されることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記キーシリンダ錠が、操向ハンドルの前方でメータの近傍に配置されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記リンク部材は、前記キーシリンダ錠の回動操作を前記ロック機構の直線的な係脱動作に変換することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項3記載の発明の構成に加えて、前記ロック機構は、操向ハンドルに連なる操向軸の軸線に直交する方向での作動によって前記操向軸に挿脱可能に係合し得るロックピンと、前記操向軸との係合を解除する側に前記ロックピンを付勢するばねと、前記操向軸とは反対側から前記ロックピンに当接するとともに該ロックピンの軸線と直交する軸線まわりに回動可能なカムとで構成され、前記リンク部材の他端部に設けられる長孔に挿通される連結ピンが前記カムの偏心位置に固定されることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記ロック機構が、操向ハンドルを操向可能に支承するヘッドパイプの前方に配置されることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記キーシリンダ錠の操作に応じた回動によって前記ロック機構とは別のロック機構を作動せしめる作動部材と、前記リンク部材とが共通な支軸で支承されることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、上記請求項6記載の発明の構成に加えて、前記キーシリンダ錠が前記操向ハンドルを操向可能に支承するヘッドパイプに支持され、前記ロック機構とは別のロック機構が、乗車用シートのロックおよびアンロック状態を切換えるシートロック機構であることを特徴とする。
上記請求項1記載の発明によれば、キーシリンダ錠からの操作力がリンク部材の揺動によってロック機構側に伝達されることになり、キーシリンダ錠およびロック機構間の操作力伝達構造を部品点数を少なくして簡単に構成することができ、しかもキーキーシリンダ錠の操作に節度感を得ることができ商品性を向上せしめることができる。
また請求項2記載の発明によれば、車両運転者がキーシリンダ錠を容易に操作することができる。
請求項3記載の発明によれば、ロック機構を作動せしめるキーシリンダ錠の操作が確実となり、操作の節度感がより向上する。
請求項4記載の発明によれば、ロック機構を、少ない部品点数で簡単な構成とし、しかも操作の節度感がより一層向上する。
請求項5記載の発明によれば、ヘッドパイプの前方のスペースを有効に活用してロック機構を配置することができる。
請求項6記載の発明によれば、ヘッドパイプで支持されることによって操向ハンドル用のロック機構と、他のロック機構とをキーシリンダ錠の操作によって駆動することが可能となる。
さらに請求項7記載の発明によれば、操向ハンドルの操向操作によってもシートロック機構に影響がおよぶことがないようにして、操向ハンドル用ロック機構と、シートロック機構とをキーシリンダ錠の操作に応じて駆動することができる。
図1〜図12は本発明の第1実施例を示すものであり、図1はスクータ型自動二輪車の側面図、図2は自動二輪車の前部を拡大して示す縦断側面図、図3は吸気系を省略した状態でのパワーユニットの平面図、図4は図3の4矢視図、図5は図3の5矢視図、図6は図1の6−6線拡大断面図、図7はエアクリーナ付近の拡大縦断面図、図8は燃料タンクを省略した状態での図7の8−8線に沿う断面図、図9はヘッドパイプ付近の一部切欠き側面図、図10は図9の10矢視図、図11はスクータ型自動二輪車の後部を拡大して示す縦断側面図、図12は図11の12−12線断面図である。
先ず図1において、このスクータ型自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを軸支するフロントフォーク15ならびに該フロントフォーク15に連結される操向ハンドル16を操向可能に支承するヘッドパイプ17と、該ヘッドパイプ17から後ろ下がりに延びる左右一対のダウンパイプ18…と、それらのダウンパイプ18…の下方で前記ヘッドパイプ17に連設されるとともに両ダウンパイプ18…よりも急傾斜で後下がりに延びる左右一対のロアパイプ19…と、それらのロアパイプ19…の下端に連設されて後方に延びるとともに前記両ダウンパイプ18…の後端が中間部に連設される左右一対のメインパイプ20…とを備える。
前記ロアパイプ19…の下端にはそれらのロアパイプ19…の延長方向に延びるエンジンハンガブラケット19a…が接合される。前記メインパイプ20…は、ロアパイプ19…および前記エンジンハンガブラケット19a…の接合部近傍から後方に延出されるものであり、この実施例ではエンジンハンガブラケット19a…がメインパイプ20…のロアパイプ19…の下端への連結部材としての機能を果たすことになる。また左右で対をなすダウンパイプ18…およびロアパイプ19…の中間部間には補強用連結板21…が設けられる。
図2を併せて参照して、前記メインパイプ20は、前記ロアパイプ19のたとえば下端から後上がりに延びる前半傾斜部20aと、後下がりに延びる後半傾斜部20bと、上方に膨らむように彎曲して前半傾斜部20aの後端および後半傾斜部20bの前端間を結ぶ彎曲部20cとが一体に連なって成るものであり、後述の図4で明示するように、上下方向を左右方向よりも長くした略直角四辺形の角筒から成る。しかも前記前半傾斜部20aの中間部に前記ダウンパイプ18の下端が溶接により連設される。
前記後半傾斜部20bの前部には連結板22が溶接により接合されており、後上がりに延びるシートレール23の前端が前記連結板22に連結され、左右一対のシートレール23…の後部は相互に一体に連結される。しかもこの実施例では、前記連結板22の前端側の一部が彎曲部20cにかかるように配置されており、それにより連結板22およびシートレール23を効率よくメインパイプ20における後半傾斜部20bの前部に結合することができる。またシートレール23…の後部には、前端を後半傾斜部20bの後端に接合せしめて後上がりに延びるリヤパイプ24…の後端がそれぞれ溶接により接合される。さらに左右で対をなすシートレール23…およびリヤパイプ24…の中間部間には補強用連結板25…が設けられる。
図3〜図5において、車体フレームFには、4サイクルであるエンジンEと、該エンジンEの出力を変速する無段変速機Mとから成るパワーユニットPが、後輪WRを駆動すべく搭載される。前記エンジンEは、たとえば水冷式2気筒のV型に構成されるものであり、クランクケース28と、わずかに前上がりに前傾したシリンダ軸線を有してクランクケース28から前方に延びる前部バンクBFと、該前部バンクBFとV形をなすようにして前記クランクケース28から上方に延びる後部バンクBRとを有し、各バンクBF,BRは、クランクケース28に結合されるシリンダブロック29F,29Rと、クランクケース28とは反対側でシリンダブロック29F,29Rに結合されるシリンダヘッド30F,30Rと、シリンダヘッド30F,30Rの頂部に結合されるヘッドカバー31F,31Rとをそれぞれ備える。
ところで前記車体フレームFにおけるダウンパイプ18…の下端近傍で前記両メインパイプ20…の前半傾斜部20a…には第1のエンジンハンガ32…が設けられており、前記エンジンEにおける前部および後部バンクBF,BR間でクランクケース28の上部が第1のエンジンハンガ32…に支持され、後部バンクBRは、両メインパイプ20…の彎曲部20c…間に配置される。またロアパイプ19…の下端に連なるエンジンハンガブラケット19a…の下端には、第2のエンジンハンガ33…が一対のボルト43…で取付けられており、前部バンクBFの下方で前記クランクケース28の下部が第2のエンジンハンガ33…にボルト44で締結、支持される。
このようにして剛性の高い部分でエンジンEを両メインパイプ20…に支持することができ、しかも第1のエンジンハンガ32…は前記ダウンパイプ18…の中心線の延長線を両側から挟む一対のボルト26…の締結によって両メインパイプ20…の前半傾斜部20a…に設けられ、前記エンジンEのクランクケース28は、前記ダウンパイプ18…の中心線の延長線上に配置されるボルト27の締結により第1のエンジンハンガ32…に支持されるものであり、効率よくかつ剛性をより高くしてクランクケース28を第1のエンジンハンガ32…に支持することができる。
図6において、クランクケース28に回転自在に支承されるクランクシャフト34は、一対のクランクウエブ34a,34aと、それらのクランクウエブ34a,34a間を結ぶクランクピン34bとを一体に備えるものであり、前記両バンクBF,BRのシリンダブロック29F,29Rに摺動自在に嵌合されるピストン35…は、前記両クランクウエブ34a,34a間のクランクピン34bにコネクティングロッド36…を介して連結される。
自動二輪車の進行方向に沿う左側で、クランクシャフト34の一端部はクランクケース28から突出されており、このクランクシャフト34の一端部に固定されるロータ37と、該ロータ37内に収容されるステータ38とでAC発電機39が構成され、該AC発電機39は、クランクケース28に結合される左カバー40で覆われ、前記ステータ38は左カバー40に固定される。
また前記両バンクBF,BRのシリンダヘッド30F,30Rにそれぞれ配設される吸気弁および排気弁(図示せず)を開閉駆動する動弁装置の一部を構成するようにして前記両シリンダヘッド30F,30Rにそれぞれ回転自在に支承されるカムシャフト41…と、前記クランクケース28およびAC発電機間のクランクシャフト34との間には、調時伝動装置42が設けられており、クランクシャフト34の回転動力は前記調時伝動装置42によって1/2に減速されて前記カムシャフト41…に伝達される。
自動二輪車の進行方向に沿う右側で前記クランクケース28には、該クランクケース28から後方に延びるケース主体45が連結されており、このケース主体45の右側に締結される右カバー46と、前記ケース主体45の後部右側に締結されるギヤケース47と、前記ケース主体45とで変速機ケース48が構成され、ケース主体45および右カバー46間には変速室49が形成され、ケース主体45およびギヤケース47間にはギヤ室50が形成される。
前記変速機ケース48の変速室49には、クランクシャフト34の回転動力を無段階に変速して後輪側に伝達するためのベルト式の無段変速機Mが収納される。該無段変速機Mは、変速室49内に臨むクランクシャフト34の他端部に装着されるドライブプーリ51と、クランクシャフト34と平行な軸線を有して変速機ケース48の後部に回転自在に支承される伝動軸54の変速室49内に臨む部分に装着されるドリブンプーリ52と、ドライブプーリ51およびドリブンプーリ52に巻き掛けられる無端状のベルト53とを備える。
ドライブプーリ51は、図示しない電動モータ等の作動によって前記クランクシャフト34の軸方向にスライドするスライド筒56のスライド動作によって前記ベルト53の巻き掛け半径を変化させるものである。またドリブンプーリ52は、ドライブプーリ51でのベルト53の巻き掛け半径の変化に応じて巻き掛け半径をドライブプーリ51とは反対側に変化させるものであり、このドリブンプーリ52および伝動軸54間に遠心クラッチ55が介装される。
前記伝動軸54の他端側はギヤ室50に臨んで配置されており、この伝動軸54と平行な軸線を有する出力軸57がケース主体45およびギヤケース47で回転自在に支承され、ギヤ室50には、前記伝動軸54の回転動力を減速して前記出力軸57に伝達する減速ギヤ列58が収容される。また前記出力軸57の一端部は、ギヤケース47の後部を貫通してギヤケース47の後部左側に突出される。
ところで後輪WRの車軸59はスイングアーム60の後部に軸支されており、このスイングアーム60の前端には、前記変速機ケース48の一部を構成するケース主体45およびギヤケース47の後部間を相互に挟む一対の支持腕部60a,60bが設けられる。而して一方の支持腕部60aは、前記出力軸57に相対回転自在に支承され、他方の支持腕部60bは、前記出力軸57と同軸にして前記ケース主体45の後部に設けられた支軸61で回動可能に支承される。すなわちスイングアーム60の前端部は前記変速機ケース48で上下に揺動可能に支承されることになる。
前記出力軸57の一端は、前記スイングアーム60が備える一方の支持腕部60aから突出されており、該出力軸57の前記支持腕部60aからの突出部に駆動スプロケット62が固定される。一方、自動二輪車の進行方向に沿う左側で後輪WRの車軸59には従動スプロケット63が固定されており、駆動スプロケット62および従動スプロケット63に無端状のチェーン64が巻き掛けられる。しかも前記支持腕部60aの前端外面側には駆動スプロケット62を覆うスプロケットカバー65が取付けられる。
前記変速機ケース48の後部には上方に延びる一対のブラケット66…が設けられており、それらのブラケット66…は、メインパイプ20…の後端部に支持される。また図5で明示するように、変速機ケース48の後方側下部には、一対のメインスタンド軸67,67が同軸に設けられており、それらのメインスタンド軸67…でメインスタンド68が回動可能に軸支される。また前記両メインパイプ20…における彎曲部20c…間にはクロスパイプ71が架設されており、このクロスパイプ71と、前記スイングアーム60の前部に設けられたクッション用ブラケット60cとの間に、前後に延びる軸線を有するリヤクッション72が設けられる。
図7を併せて参照して、エンジンEの吸気系73は、前部および後部バンクBF,BR間でそれらのバンクBF,BRのシリンダヘッド30F,30Rの一側面に下流端が接続されるスロットルボディ74F,74Rと、両スロットルボディ74F,74Rの上流端にそれぞれ接続される吸気管75F,75Rと、それらの吸気管75F,75Rが共通に接続されるようにして前部バンクBFの上方に配置されるエアクリーナ76とを備え、各スロットルボディ74F,74Rには燃料噴射弁77F,77Rが取り付けられる。
エアクリーナ76は、クリーナケース78内にクリーナエレメント79が収納されて成るものである。クリーナケース78は、上方に開いた椀状の第1ケース部材80と、クリーナケース78内を上方の未浄化室83および下方の浄化室84に仕切る仕切り壁81aを一体に有する第2ケース部材81と、下方に開いた椀状の第3ケース部材82とが、第2ケース部材81の周縁部を第1および第3ケース部材80,82の周縁部間に挟持するようにして結合されて成るものであり、前記仕切り壁81aに設けられた流通孔85に上方側すなわち未浄化室83側からクリーナエレメント79が着脱可能に装着される。また前記吸気管75F,75Rは浄化室84に突入するようにしてクリーナケース78に接続される。
図8を併せて参照して、クリーナケース78の一部を構成する第3ケース部材82における天井壁82aの右側上部には下方に凹んだ凹部82bが設けられており、右側方に向けて開口した外端部を前記凹部82bに配置して平面視で略L字状に屈曲成形される外気導入管86が第3ケース部材82の前記凹部82bに臨む側壁部を貫通して第3ケース部材82に取付けられ、外気導入管86の内端は未浄化室83に連通する。
また第2ケース部材81の仕切り壁81aには、下方の浄化室84に臨む取付け凹部87を形成する突部88が上方の未浄化室83側に突出するようにして一体に設けられており、前記取付け凹部87に挿脱可能に挿入されるレゾネータ89が仕切り壁81aに着脱可能に取付けられる。このようにレゾネータ89が浄化室84に臨んでクリーナケース78に取付けられることにより、クリーナケース78内の狭いスペースを有効に活用して吸気系73での吸気音低減に寄与することができる。
エアクリーナ76のクリーナケース78は、その上下方向の長さよりも前後方向の長さを大として形成されるものであり、このエアクリーナ76の上方で両ダウンパイプ18…を跨ぐように配置される燃料タンク90が、車体フレームFの前部すなわち両ダウンパイプ18…に搭載、支持される。
また前記クリーナケース78の天井壁すなわち第3ケース部材82の天井壁82aは、燃料タンク90の底壁90aに対向して前後にほぼ水平に延びるように形成され、第2ケース部材81の仕切り壁81aも前後にほぼ水平に延びるように形成される。
前記エンジンEにおける前部バンクBFの前方かつ前記エアクリーナ76の下方には、水冷式であるエンジンEで温められたエンジン冷却水を冷却するためのラジエータ91が配置される。このラジエータ91の下部には、車体フレームFが備える第2のエンジンハンガ33…側に向けて突出する取付け腕部168…が設けられ、この取付け腕部168…は、第2のエンジンハンガ33…に設けられたブラケット169…にマウントゴム170…を介して支持される。またラジエータ91の上部には、その上方のロアパイプ19…側に向けて突出する取付け腕部171…が設けられ、ロアパイプ19…に設けられたブラケット172…に、前記取付け腕部171…が図示しないマウントゴムを介して支持される。すなわちラジエータ91は、車体フレームFのロアパイプ19…および第2のエンジンハンガ33…に支持される。
またエアクリーナ76におけるクリーナケース78の下部すなわち第1ケース部材80には、前方からの走行風をラジエータ91側に導く導風板92が一体に設けられており、この導風板92は、クリーナケース78の前端下部からラジエータ91側に向けて後下がりに傾斜して延出される。
エンジンEの排気系93は、前部バンクBFにおけるシリンダヘッド30Fの下部側面に上流端が接続されてパワーユニットPの下方を後方に延びる排気管94と、後部バンクBRにおけるシリンダヘッド30Rの後部側面に上流端が接続される排気管95と、それらの排気管94,95の下流端に共通に連なる集合排気管96と、後輪WRの右側に配置されるようにして集合排気管96に接続される排気マフラー97とを備える。
前部バンクBFの排気管94は、シリンダヘッド30Fから下方に略C字状に彎曲し、前記パワーユニットPの下方を通って後方に延び、パワーユニットPの後方で後輪WRの右側に向けて立ち上がるように形成されるものであり、前記パワーユニットPのケースの一部を構成する変速機ケース48における底壁48aの外面には、前記排気管94の少なくとも上部を収容する収容凹部98が設けられる。
しかも前記収容凹部98は、図6で示すように、クランクシャフト34におけるドライブプーリ51側のクランクウエブ34aと、ドライブプーリ51との間に配置されるものであり、これにより比較的大径であるドライブプーリ51との干渉を回避して、変速機ケース48における底壁48aの外面に収容凹部98を無理なく形成することができる。
また後部バンクBRの排気管95は、メインスタンド軸67よりも後方で、前部バンクBFの前記排気管94と並列するようにして、クランクケース28の左側から変速機ケース48の後部を潜るように彎曲して形成される。すなわち後部バンクBRの排気管95は、シリンダヘッド30Rからクランクケース28および変速機ケース48の左側に延び、さらに変速機ケース48の後部を潜って前記メインスタンド軸67よりも後方で前部バンクBFの前記排気管94と並列するように形成される。
集合排気管96は、パワーユニットPの後方側で並列配置される両排気管94,95の下流端に共通に接続され、この集合排気管96の下流端に排気マフラ97の上流端が接続される。
図9および図10において、車体フレームFの前端のヘッドパイプ17には、操向ハンドル16のロック状態およびアンロック状態を切換可能なロック機構101が設けられ、このロック機構101は、ロック機構101から離隔した位置であってフロントフォーク15におけるトップブリッジ15aの前方かつ上方に配置される。
ロック機構101は、操向ハンドル16およびフロントフォーク15に連なるようにしてヘッドパイプ17に回動可能に支承される操向軸103の軸線に直交する方向での作動によって前記操向軸103に挿脱可能に係合し得るロックピン104と、前記操向軸103の係合を解除する側に前記ロックピン104を付勢するばね108と、操向軸103とは反対側から前記ロックピン104に当接するとともに該ロックピン104の軸線と直交する軸線まわりに回動可能なカム110とを備え、ヘッドパイプ17の前方に配置される。
前記ロックピン104は、ヘッドパイプ17の前面に固着された支持枠105に、前記ロックピン104が操向軸103の軸線に直交する方向での作動を可能として保持される。また中空円筒状である前記操向軸103の側壁には係合孔106が設けられており、操向軸103が所定の回動位置であるときに前記係合孔106に同軸に連なる挿通孔107がヘッドパイプ17の前面に設けられる。而して前記支持枠105は、前記ヘッドパイプ17に前方側から対向する支持板部105aを有しており、この支持板部105aを軸方向移動自在に貫通するロックピン104の一端が、前記係合孔106への係合を可能として前記挿通孔107に挿通される。
またロックピン104の他端には半径方向外に張り出す鍔部104aが設けられており、前記支持枠105の支持板部105aおよび鍔部104a間に縮設されるばね108により、ロックピン104はその一端の前記係合孔106への係合を解除する側にばね付勢される。
また前記ロックピン104の他端には、支持枠105にピン109で回動可能に支承されるカム110が当接されており、このカム110が、図9の実線で示す回動位置にあるときに、前記ロックピン104の軸方向位置は、その一端が係合孔106への係合を解除して挿通孔107内に在る位置に定められる。
ところでヘッドパイプ17にはその前方斜め上方に延びるステー111が固着されており、このステー111の上端に、操向ハンドル16の中央部前方に配置されるメータ112が取付けられ、またヘッドランプ113を支持する支持部材114がステー111の上部に取付けられる。
キーシリンダ錠102のシリンダボディ115は、前記メータ112の近傍でステー111に取付けられるものであり、キーシリンダ錠102はステー111を介してヘッドパイプ17に支持される。前記シリンダボディ115には、正規のキー116を挿入して回動操作するのに応じて回動するロータ117が回動可能に挿入されており、このロータ117の外面には軸方向に間隔をあけて一対のピン118,119が突設される。
ロック機構101およびキーシリンダ錠102間には、中間部が支軸120によって前記ステー111に回動可能に支承されるリンク部材121が配置されており、このリンク部材121の一端部は、前記ロータ117が備える一対のピン118,119間に挟まれる。またリンク部材121の他端部に設けられる長孔122に、前記ロック機構101のカム110にその偏心位置で植設、固定される連結ピン123が挿通される。
而してキーシリンダ錠102をキー116で操作すると、ロータ117の回動によって一対のピン118,118が周方向に変位するのに応じてリンク部材121が、図9の実線で示す位置および鎖線で示す位置間で揺動し、ロック機構101では、前記リンク部材121の揺動に応じてカム110が図9の実線で示す位置および鎖線で示す位置間で回動し、それによりロックピン104が操向軸103との係合を解除する位置ならびに操向軸103に係合する位置間で軸方向に移動することになる。すなわちキーシリンダ錠102のロータ117に該ロータ117の回動に応じて揺動するようにしてリンク部材121の一端部が連結され、リンク部材121は、キーシリンダ錠102の回動操作をロック機構101の直線的な係脱動作に変換することになり、ロック機構101は、リンク部材121の揺動に応じてロック状態およびアンロック状態を切換えるべく作動するように構成されてリンク部材121の他端部に連結されることになる。
また前記支軸120はステー111に設けられた軸支持部175に支持されるものであり、乗車用シート133のロックおよびアンロック状態を切換えるシートロック機構を作動せしめる作動部材176が、キーシリンダ錠102の操作に応じた回動によって前記シートロック機構を駆動すべく、前記リンク部材121と共通にして前記支軸120で回動可能に支承される。
前記作動部材175の一端は、前記キーシリンダ錠102のロータ117に突設されるピン177に係合されるものであり、前記ロータ117の回動に応じて前記作動部材176は支軸120の軸線まわりに回動する。
また作動部材175の他端には、シートロック機構側に操作力を伝達するためのケーブル178が連結されるものであり、該ケーブル178におけるアウターケーブル179の端部に設けられるケーブルエンド181が前記ステー111に固設された支持部材182で支持され、前記ケーブルエンド181から突出したインナーケーブル180の端部が前記作動部材175の他端に連結される。
図1に注目して、燃料タンク90、エアクリーナ76およびパワーユニットPと、車体フレームFとは、合成樹脂から成る車体カバー125で覆われるものであり、この車体カバー125は、ヘッドパイプ17の前部および前輪WFの上部を覆うとともにヘッドランプ113が取付けられるフロントカバー126と、ヘッドパイプ17および燃料タンク90を後方側から覆ってフロントカバー126に連なるセンターカバー127と、前記フロントカバー126の左右両側に接合されて乗員の脚部前方を覆う左右一対のレッグシールド128…と、乗員の足元を支持すべくレッグシールド128…に連なる左右一対の足載せ部129…(図4参照)と、それらの足載せ部129…間で上方に隆起してセンタンカバー127の後部に連なるフロアトンネル部130と、前記両足載せ部129…の外縁から下方にそれぞれ垂下されるスカート部131…(図4参照)と、車体フレームFの後部の左右両側を覆って足載せ部129…およびフロアトンネル部130に接合されるリヤカバー132とを備える。
リヤカバー132上には、操向ハンドル16を操向操作する車両運転者を座乗せしめるとともに車両運転者の後方に同乗者を乗せ得るようにしたタンデム型の乗車用シート133が開閉可能に設けられる。ところで、この乗車用シート133は、燃料タンク90よりも後方に配置されるものであり、車体カバー125のうち燃料タンク90を後方側から覆うセンターカバー127と、該センターカバー127の後部に連なるフロアトンネル部130と、前記乗車用シート133が設けられるリヤカバー132とで、側面視が略U字形である足くぐり空間135が、前方側の燃料タンク90およびエアクリーナ76と、後方側の乗車用シート133との間に配置されるようにして形成され、ラジエータ91、ならびに車体フレームFにおける両ダウンパイプ18…および両ロアパイプ19…も前記足くぐり空間135よりも前方に配置される。
而してエアクリーナ76のクリーナケース78における第3ケース部材82の後部には、図7で明示するように、該クリーナケース78内に収納されるクリーナエレメント79を交換するためのエレメント交換窓136が、前記足くぐり空間135側に臨んで設けられ、該エレメント交換窓136は、開閉可能な蓋部材137で閉じられる。
またクリーナケース78の天井壁82aは、燃料タンク90の底壁90aに対向して前後にほぼ水平に延びるように形成されるものであり、クリーナエレメント79も、前記エレメント交換窓136からほぼ水平に引き出すことを可能として、前記天井壁82aに対向したほぼ水平な姿勢でクリーナケース78内に配置されている。前記エレメント交換窓136に対応してフロアトンネル部130およびセンターカバー127には、蓋部材137の開閉操作およびクリーナエレメント79の挿脱を可能とした開口部138が設けられ、この開口部138は着脱可能な蓋部材139で閉じられる。
図11および図12において、前記乗車用シート133の下方には、該乗車用シート133の底板141で上端開口部が開閉可能に閉鎖されるようにして収納ボックス140が配置され、該収納ボックス140は、前記シートレール23…およびリヤパイプ24…で支持される。
ところで収納ボックス140は、車体フレームFのクロスパイプ71およびスイングアーム60間に設けられるリヤクッション72の上方に配置されるものであり、収納ボックス140における底壁140aには、前記リヤクッション72をその軸線が前記底壁140aの外面よりも上方位置となるようにして収納する収納凹部142が設けられる。しかも該収納凹部142は、図12で明示するように、収納ボックス140の幅方向中央部に配置されるものであり、そのような収納凹部142の配置により、バイザー144を開放して上方に上げた状態にあるジェット型のヘルメット143を収納ボックス140に収納することが可能となる。
次にこの実施例の作用について説明すると、車体フレームFにおける前端のヘッドパイプ17と、該ヘッドパイプ17で操向可能に支承される操向ハンドル16を操作する車両運転者が座る乗車用シート133との間に配置される側面視略U字形の足くぐり空間135が車体カバー125で形成されており、車体フレームFは、足くぐり空間135の前方でヘッドパイプ17から後下がりに延びる左右一対のダウンパイプ18…と、それらのダウンパイプ18…の下方に配置されるとともにヘッドパイプ17から後下がりに延びる左右一対のロアパイプ19…と、それらのロアパイプ19…の下端から後方に延びるとともに両ダウンパイプ18…の下端が中間部に連設される左右一対のメインパイプ20…とを備え、メインパイプ20は、ロアパイプ19の下端から後上がりに延びるとともにダウンパイプ18の下端が中間部に連設される前半傾斜部20aと、後下がりに延びる後半傾斜部20bと、上方に膨らむように彎曲して前半傾斜部20aの後端および後半傾斜部20bの前端間を結ぶ彎曲部20cとが一体に連なって成るものである。
このような車体フレームFの構造によれば、メインパイプ20が、ロアパイプ19の下端から後上がりに延び、さらに上方に彎曲した後に後下がりに延びる形状に形成されるので、メインパイプ20の下方空間を比較的大きくとり、エンジンEの形状の自由度を増大することができるとともに、メインパイプ20の中間の彎曲部20cを適切にしならせることも可能となるので操縦性の最適化を図ることができる。
またダウンパイプ18…の下端近傍でメインパイプ20…の前半傾斜部20a…に、エンジンEを支持する第1のエンジンハンガ32…が設けられるので、ダウンパイプ18…との連結で剛性が強くなっている部分でメインパイプ20…にエンジンEを支持するようにして、エンジンEを効率的にかつ確実に車体フレームFに支持することができる。
またV型のエンジンEが、その前部および後部バンクBF,BR間で第1のエンジンハンガ32…に支持されるようにして車体フレームFに搭載されており、後部バンクBRが両メインパイプ20…の彎曲部20c間に配置されるので、メインパイプ20…のうち剛性が比較的高い部分にV型のエンジンEの前部および後部バンクBF,BR間を支持するようにして、V型のエンジンEを車体フレームFに効率良く搭載することができる。
また乗車用シート133を支持するようにして後上がりに延びる左右一対のシートレール23…の前端が、両メインパイプ20…における後半傾斜部20b…の前部にそれぞれ接合されることにより、メインパイプ20…およびシートレール23…がなす角度を適性にすることが可能となり、シートレール23…のメインパイプ20…への接合剛性を高めることができるとともに、バランス良くしならせることができる。
しかもメインパイプ20…が、上下方向を左右方向よりも長くした直角四辺形の横断面形状を有する角筒から成るものであるので、メインパイプ20…の上下方向の剛性を高く、また左右方向にはしなりを持たせるようにして、より快適な操縦性を得ることができる。
ところで、後輪WRを後部に軸支するスイングアーム60の前部は車体フレームFで上下に揺動可能に支承されており、車体フレームFおよびスイングアーム60間に設けられるリヤクッション72の上方かつ車両運転者が座る乗車用シート133の下方に収納ボックス140が配置されるのであるが、収納ボックス140の底壁140aの下面には、リヤクッション72をその中心軸線が前記底壁140aの下面よりも上方位置となるようにして収納する収納凹部142が設けられるので、リヤクッション72との干渉を避けて収納ボックス140の底壁140をより低い位置に設定することができ、収納ボックス140の容量を大きく確保することが可能となる。
また車体フレームFに搭載されるエンジンEに連なる吸気系73の一部を構成するエアクリーナ76が、燃料タンク90の下方に配置され、エアクリーナ76のクリーナケース78に、該クリーナケース78内に収納されるクリーナエレメント79を交換するためのエレメント交換窓136が、足くぐり空間135側に臨んで設けられるので、エアクリーナ76のクリーナエレメント79を交換する際に、たとえば側方に隙間の少ない場所に駐車した場合であってもエレメント交換窓136を開いた状態でクリーナエレメント79を足くぐり空間135側から容易に交換することができる。またクリーナケース78の側方にクリーナエレメント79の抜き差しを可能とする開口スペースを確保する必要がないので、たとえばこの実施例のようにクリーナケース78の側方に車体フレームFの補強用連結板21を配置することが可能であり、車体フレームFのレイアウトの自由度を増大することができるとともに、車体側面の外観デザインの自由度を増すことができる。
またクリーナケース78の天井壁82aが、燃料タンク90の底壁90aに対向して前後にほぼ水平に延びるように形成され、クリーナエレメント79が、エレメント交換窓136からほぼ水平に引き出すことを可能として天井壁82aに対向したほぼ水平な姿勢でクリーナケース78内に配置されるので、燃料タンク90およびエアクリーナ76をそれぞれの容量を充分に確保しつつ効率良く配置することができ、しかも交換の容易性を維持したままエレメント交換窓136の開口面積を比較的小さくすることができる。
またエアクリーナ76のクリーナケース78が、その上下方向の長さよりも前後方向の長さを大として形成されるので、エアクリーナ76の容量を充分に確保してクリーナエレメント79を効率良く配置することができるとともに、周辺の構成物を効率よく配置することが可能となる。
またエンジンEの前方にはラジエータ91が配置され、そのラジエータ91の上方にエアクリーナ76が配置されており、エアクリーナ76のクリーナケース78に、前方からの走行風を導くようにしてラジエータ91側に延びる導風板92が一体に連設されるので、部品点数の低減を可能としつつ、ラジエータ91側に走行風を効果的に導いてラジエータ91を冷却することができる。
しかも足くぐり空間135が、燃料タンク90、エアクリーナ76およびラジエータ91よりも後方に配置されるので、スクータ型自動二輪車において、燃料タンク90およびエアクリーナ76の容量を確保しつつ、ラジエータ91の後方に嵩のある部材を配置することがないようにして導風板92の導風効果をより引き出すことができる。
また操向ハンドル16のロック状態およびアンロック状態を切換可能なロック機構101と、該ロック機構101に切換操作力を作用せしめるキーシリンダ錠102とが相互に離隔して配置されるのであるが、キーシリンダ錠102のロータ117に該ロータ117の回動に応じて揺動するようにしてリンク部材121の一端部が連結され、前記ロック機構101は、前記リンク部材121の揺動に応じてロック状態およびアンロック状態を切換えるべく作動するように構成されてリンク部材121の他端部に連結される。
したがってキーシリンダ錠102からの操作力がリンク部材121の揺動によってロック機構101側に伝達されることになり、キーシリンダ錠102およびロック機構101間の操作力伝達構造を部品点数を少なくして簡単に構成することができ、しかもキーシリンダ錠102の操作に節度感を得ることができ商品性を向上せしめることができる。
しかもキーシリンダ錠102が操向ハンドル16の前方でメータ112の近傍に配置されるので、車両運転者によるキーシリンダ錠102の操作を容易とすることができる。
またリンク部材121は、キーシリンダ錠102の回動操作を前記ロック機構101の直線的な係脱動作に変換するものであり、ロック機構101を作動せしめるキーシリンダ錠102の操作が確実となり、操作の節度感がより向上する。
またロック機構101は、操向ハンドル16に連なる操向軸103の軸線に直交する方向での作動によって前記操向軸103に挿脱可能に係合し得るロックピン104と、前記操向軸103との係合を解除する側に前記ロックピン104を付勢するばね108と、前記操向軸103とは反対側から前記ロックピン104に当接するとともに該ロックピン104の軸線と直交する軸線まわりに回動可能なカム111とを備え、リンク部材121の他端部に設けられる長孔122に挿通される連結ピン123がカム111の偏心位置に固定されるので、ロック機構101を、少ない部品点数で簡単な構成とし、しかも操作の節度感がより一層向上することになる。
しかもロック機構101がヘッドパイプ16の前方に配置されるので、ヘッドパイプ16の前方のスペースを有効に活用してロック機構101を配置することができる。
さらにキーシリンダ錠102の操作に応じた回動によって前記ロック機構101とは別のロック機構であるシートロック機構を作動せしめる作動部材176と、前記リンク部材121とが共通な支軸120で支承されているので、操向ハンドル用のロック機構101と、シートロック機構とをキーシリンダ錠102の操作によって駆動することが可能となり、しかもキーシリンダ錠102がフロントフォーク15におけるトップブリッジ15aの前方かつ上方に配置されてヘッドパイプ17に支持されているので、操向ハンドル16の操向操作によってもシートロック機構に影響がおよぶことがないようにして、操向ハンドル用のロック機構101と、シートロック機構とをキーシリンダ錠102の操作に応じて駆動することができる。
ところで、ハンドルロックおよびシートロークのロックおよびアンロックを切換えるコンビネーションスイッチの機能を果たすキーシリンダ錠102を、前記シートロック機構に連なるケーブル178が、操向ハンドル16およびフロントフォーク15の転舵に影響されないようにして前記トップブリッジ15aよりも前方に配置することは今まで困難であったのであるが、上述のように、キーシリンダ錠102の操作に応じた回動によってシートロック機構を作動せしめる作動部材176およびリンク部材121を共通な支軸120で支承することにより、コンビネーションスイッチの機能を果たすキーシリンダ錠102をトップブリッジ15aよりも前方に配置することが可能となる。
さらに車体フレームFに搭載されたV型のエンンEの前部バンクBFは、前傾したシリンダ軸線のシリンダブロック29Fおよびシリンダヘッド30Fを有するものであり、そのエンジンEのクランクケース28の右側に、エンジンEとともにパワーユニットPを構成する無段変速機Mを収容する変速機ケース48が結合され、前傾したシリンダ軸線のシリンダヘッド30Fに上流端が接続される排気管94がパワーユニットPの下方を通って後方に延出されるのであるが、変速機ケース48における底壁48aの下面には、排気管94の少なくとも上部を収容する収容凹部98が設けられている。
したがって排気管94をパワーユニットPにより近接させるようにして上方に配置することが可能であり、それにより最低地上高を確保してエンジンEをより低位置に配置し、スクータ型自動二輪車の低重心化を図ることができる。
またエンジンEの後部バンクBRが備えるシリンダヘッド30Rの後部側面に連なる排気管95が、メインスタンド68を回動可能に軸支するようにしてパワーユニットPの後部に対応する位置に配置されるメインスタンド軸67よりも後方で、前部バンクBFのシリンダヘッド30Fに連なって前記パワーユニットPの下方を通る排気管94と並列するようにして、クランクケース28の左側から変速機ケース48の後部を潜るように彎曲して形成される。これによれば、後部バンクBRの後方に確保すべき排気管95の配置スペースを比較的小さくし、後部バンクBRの後方のスペースを他の用途に有効利用することができる。またエンジンEの最低部よりも上方に排気管95を通すことが可能となるので、最低地上高を確保し易く、スクータ型自動二輪車の低重心化を図ることができる。
図13は本発明の第2実施例のスクータ型自動二輪車の側面図、図14は自動二輪車の前部を拡大して示す縦断側面図であり、上記第1実施例に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
このスクータ型自動二輪車の車体フレームFは、上記第1実施例と同様に構成されており、この車体フレームFには、4サイクルであるエンジンEBと、該エンジンEBの出力を変速する無段変速機Mとから成るパワーユニットPBが、後輪WRを駆動すべく搭載される。前記エンジンEBは、たとえば水冷式単気筒に構成されるものであり、クランクケース28と、上下に延びるシリンダ軸線を有してクランクケース28から上方に延びるシリンダブロック29と、クランクケース28とは反対側でシリンダブロック29に結合されるシリンダヘッド30と、シリンダヘッド30の頂部に結合されるヘッドカバー31とを備える。
車体フレームFにおけるダウンパイプ18…の後端近傍で前記両メインパイプ20…の前半傾斜部20a…に設けられた第1のエンジンハンガ32…には、シリンダブロック29の前方でクランクケース28の上部が支持される。またメインパイプ20…の前端に一体に設けられる第2のエンジンハンガ33…には、クランクケース28の前方側下部が支持される。クランクケース28に結合された変速機ケース48の後部に設けられて上方に延びる一対のブラケット66…は、メインパイプ20…の後端部に支持される。また両メインパイプ20…における彎曲部20c…間に架設されるクロスパイプ71と、スイングアーム60の前部に設けられたクッション用ブラケット60cとの間に、前後に延びる軸線を有するリヤクッション72が設けられる。
シリンダヘッド30の前方側側面にはスロットルボディ74の下流端が接続される。また車体フレームFにおける両ダウンパイプ18…を跨ぐように燃料タンク90Bが配置されており、スロットルボディ74の上流端には、エンジンEBの前方かつ前記燃料タンク90Bの下方に配置されるエアクリーナ76Bが接続され、スロットルボディ74には燃料噴射弁77が取り付けられる。
エアクリーナ76Bは、クリーナケース148内にクリーナエレメント149が収納されて成るものである。クリーナケース148は、後方側に開いた椀状の第1ケース部材150と、前方に開いた椀状の第2ケース部材151とが、クリーナケース148内を前方の未浄化室151および後方の浄化室152に区画する前記クリーナエレメント149を両ケース部材150,151の周縁部間に挟持するようにして結合されて成る。
第1ケース部材150には、未浄化室151に通じる外気導入管154がエアクリーナ76Bの前方から外気を導入するようにして設けられ、また第2ケース部材151を介してスロットルボディ74の上流端に下流端を接続せしめた吸気管155が浄化室153に収納される。
エアクリーナ76Bにおける第1ケース部材150の前部下方には、水冷式であるエンジンEBで温められたエンジン冷却水を冷却するためのラジエータ91が該エンジンEBよりも前方に位置するようにして配置され、このラジエータ91は車体フレームFのロアパイプ19…に支持される。而して燃料タンク90B、エアクリーナ76Bおよびラジエータ91は、車体カバー125で形成される足くぐり空間135よりも前方に配置されることになる。
前記エアクリーナ76Bにおけるクリーナケース148の一部を構成する第1ケース部材150の下部には、前方からの走行風をラジエータ91側に導く導風板156が一体に設けられており、この導風板156は、クリーナケース148の前端下部からラジエータ91側に向けて後下がりに傾斜して延出される。
エンジンEBにおけるシリンダヘッド30の後部側面には後方に延びる排気管95の上流端が接続され、この排気管95の下流端は後輪WRの右側に配置される排気マフラー97に接続される。
また車体フレームFの前端のヘッドパイプ17には、操向ハンドル16のロック状態およびアンロック状態を切換可能なロック機構101が設けられ、このロック機構101は、第1実施例と同様にして、ロック機構101から離隔した位置に配置されるキーシリンダ錠102の操作に応じたリンク部材121の揺動動作に応じて、操向ハンドル16のロック状態およびアンロック状態を切換える。
乗車用シート133の下方には、該乗車用シート133の底板141で上端開口部が開閉可能に閉鎖される収納ボックス140が配置され、この収納ボックス140における底壁140aには、リヤクッション72をその軸線が前記底壁140aの外面よりも上方位置となるようにして収納する収納凹部142が設けられる。
この第2実施例によれば、上記第1実施例と同様に、メインパイプ20の下方空間を比較的大きくとり、エンジンEBの形状の自由度を増大することができるとともに、メインパイプ20の中間の彎曲部20cを比較的大きくしならせることができるので操縦性の最適化を図ることができ,またダウンパイプ18…との連結で剛性が強くなっている部分でメインパイプ20…にエンジンEBを支持するようにして、エンジンEBを効率的にかつ確実に車体フレームFに支持することができる。
またリヤクッション72との干渉を避けて収納ボックス140の底壁140をより低い位置に設定することができ、収納ボックス140の容量を大きく確保することが可能となる。
またエンジンEBの前方には配置されるラジエータ91側に延びる導風板156がエアクリーナ76Bにおけるクリーナケース148に一体に連設されるので、部品点数の低減を可能としつつ、ラジエータ91側に走行風を効果的に導いてラジエータ91を冷却することができる。
しかも足くぐり空間135が、燃料タンク90B、エアクリーナ76Bおよびラジエータ91よりも後方に配置されるので、スクータ型自動二輪車において、燃料タンク90Bおよびエアクリーナ76Bの容量を確保しつつ、ラジエータ91の後方に嵩のある部材を配置することがないようにして導風板156の導風効果をより引き出すことができる。
さらに上記第1実施例と同様に、キーシリンダ錠102およびロック機構101間の操作力伝達構造を部品点数を少なくして簡単に構成することができ、しかもキーシリンダ錠102の操作に節度感を得ることができ商品性を向上せしめることができ、またロック機構101を作動せしめるキーシリンダ錠102の操作が確実となり、操作の節度感がより向上するとともに、ロック機構101を、少ない部品点数で簡単な構成として操作の節度感がより一層向上することになる。さらにヘッドパイプ16の前方のスペースを有効に活用してロック機構101を配置することができ、操向ハンドル用のロック機構101と、シートロック機構とをキーシリンダ錠102の操作によって駆動することが可能となり、さらに操向ハンドル16の操向操作によってもシートロック機構に影響がおよぶことがないようにして、操向ハンドル用のロック機構101と、シートロック機構とをキーシリンダ錠102の操作に応じて駆動することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
スクータ型自動二輪車の側面図である。 自動二輪車の前部を拡大して示す縦断側面図である。 吸気系を省略した状態でのパワーユニットの平面図である。 図3の4矢視図である。 図3の5矢視図である。 図1の6−6線拡大断面図である。 エアクリーナ付近の拡大縦断面図である。 燃料タンクを省略した状態での図7の8−8線に沿う断面図である。 ヘッドパイプ付近の一部切欠き側面図である。 図9の10矢視図である。 スクータ型自動二輪車の後部を拡大して示す縦断側面図である。 図11の12−12線断面図である。 第2実施例のスクータ型自動二輪車の側面図である。 自動二輪車の前部を拡大して示す縦断側面図である。
符号の説明
16・・・操向ハンドル
17・・・ヘッドパイプ
101・・・ロック機構
102・・・キーシリンダ錠
103・・・操向軸
104・・・ロックピン
108・・・ばね
110・・・カム
112・・・メータ
117・・・ロータ
120・・・支軸
121・・・リンク部材
122・・・長孔
123・・・連結ピン
133・・・乗車用シート
176・・・作動部材

Claims (7)

  1. 操向ハンドル(16)のロック状態およびアンロック状態を切換可能なロック機構(101)と、該ロック機構(101)に切換操作力を作用せしめるキーシリンダ錠(102)とが相互に離隔して配置される車両のキースイッチ装置において、前記キーシリンダ錠(102)のロータ(117)に該ロータ(117)の回動に応じて揺動するようにしてリンク部材(121)の一端部が連結され、前記ロック機構(101)は、前記リンク部材(121)の揺動に応じてロック状態およびアンロック状態を切換えるべく作動するように構成されて前記リンク部材(121)の他端部に連結されることを特徴とする車両のキースイッチ装置。
  2. 前記キーシリンダ錠(102)が、操向ハンドル(16)の前方でメータ(112)の近傍に配置されることを特徴とする請求項1記載の車両のキースイッチ装置。
  3. 前記リンク部材(121)は、前記キーシリンダ錠(102)の回動操作を前記ロック機構(101)の直線的な係脱動作に変換することを特徴とする請求項1記載の車両のキースイッチ装置。
  4. 前記ロック機構(101)は、操向ハンドル(16)に連なる操向軸(103)の軸線に直交する方向での作動によって前記操向軸(103)に挿脱可能に係合し得るロックピン(104)と、前記操向軸(103)との係合を解除する側に前記ロックピン(104)を付勢するばね(108)と、前記操向軸(103)とは反対側から前記ロックピン(104)に当接するとともに該ロックピン(104)の軸線と直交する軸線まわりに回動可能なカム(110)とを備え、前記リンク部材(121)の他端部に設けられる長孔(122)に挿通される連結ピン(123)が前記カム(110)の偏心位置に固定されることを特徴とする請求項3記載の車両のキースイッチ装置。
  5. 前記ロック機構(101)が、操向ハンドル(16)を操向可能に支承するヘッドパイプ(17)の前方に配置されることを特徴とする請求項1記載の車両のキースイッチ装置。
  6. 前記キーシリンダ錠(102)の操作に応じた回動によって前記ロック機構(101)とは別のロック機構を作動せしめる作動部材(176)と、前記リンク部材(121)とが共通な支軸(120)で支承されることを特徴とする請求項1記載の車両のキースイッチ装置。
  7. 前記キーシリンダ錠(102)が、前記操向ハンドル(16)を操向可能に支承するヘッドパイプ(17)に支持され、前記ロック機構(101)とは別のロック機構が、乗車用シート(133)のロックおよびアンロック状態を切換えるシートロック機構であることを特徴とする請求項6記載の車両のキースイッチ装置。
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