JP2006095342A - 電気洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内側に洗濯兼脱水槽を設置した外槽と、洗濯兼脱水槽の底部に設けた撹拌翼と、洗濯兼脱水槽および撹拌翼を回転駆動する駆動装置と、外槽内に洗濯水を給水する主給水電磁弁と、外槽の下部に設けた吸い出し口から吸い出した空気を洗濯兼脱水槽の上部開口に臨んで設けた吹き込み口から吹き込む循環風路と、循環空気を水冷除湿するための冷却水を風路内に給水する冷却散水磁弁を有する水冷除湿手段と、水冷除湿した循環空気を加熱する加熱手段と、これらを制御する制御装置とを備えた電気洗濯機において、制御装置は外槽内への洗濯水給水時に冷却散水電磁弁を開弁制御するものである。
【選択図】図1
Description
24と、洗濯工程における外槽5の水位よりも高い位置で折り返して該外槽5の外壁面に沿って該外槽5の下側に向かって垂直に伸びる下降風路部である下降風路ダクト25と、外槽5の下側の空間に配置されて前記下降風路ダクト25から吸い込み口に空気を吸い込んで循環空気を生成する循環ファン26と、この循環ファン26の吹き出し口から外槽5の外壁面に沿って上方向に垂直状態に伸びる上昇風路部である上昇風路ダクト27と、外槽5の上端部に取り付けた外槽上カバー28上に設置されて前記上昇風路ダクト27から送り込まれる循環空気を加熱する加熱手段であるヒータ(PTCヒータ)29を内蔵し、加熱した循環空気を洗濯兼脱水槽2内に向けて吹き込む吹き込み口30を備える。
(FLS)16c1,16c2を備える。FLS16c1は、正回転給電制御用の半導体スイッチング素子、FLS16c2は逆回転給電制御用の半導体交流スイッチング素子である。この実施の形態において、駆動電動機61の回転速度制御は、固定子巻線61aへの給電をFLS16c1,16c2によって位相制御することによって行うように構成しているが、インバータ駆動のブラシレス電動機を使用する構成においては、PWM制御やPAM制御によって行うように構成する。また、駆動装置6における電動操作クラッチ機構62の電動操作機62aへの給電を制御するためのFLS16c3を備える。
FLS16c12の導通状態を制御して従属する負荷への給電制御を行う。
15,湿度センサ40,第1,第2温度センサ41,42,アンバランス検出センサ43,ふたスイッチ44,操作パネル14に接続し、予め組み込まれた制御処理プログラムを実行することにより、操作パネル14の入力スイッチ群14aと水位センサ15と回転センサ61bと位置センサ62cと湿度センサ39と第1,第2温度センサ41,42とアンバランス検出センサ43とふたスイッチ44からの信号を取り込み、駆動回路16cを制御することによって、各種の検出,超高濃度洗剤液生成,洗濯物湿潤,高濃度洗剤液生成(希釈)・供給(浸沈),洗い,濯ぎ,脱水および温風乾燥の各工程を実行し、操作パネル14の表示素子群14bを制御することによってその進行状況を表示する。ここで、アンバランス検出センサ43は、洗濯兼脱水槽2を回転させたときに該洗濯兼脱水槽2内の洗濯物38の分布のアンバランスによって該洗濯兼脱水槽2(外槽5)が所定値以上に大きく振れるのを検出するセンサであり、ふたスイッチ44は外蓋31の開閉に応動するスイッチである。
14b3と、選択できるコースおよび設定されたコースを表示する表示器14b4と、温風脱水モードが設定されたことを表示する表示器14b5と、洗い,濯ぎ,脱水の内容を表示する表示器14b6と、高濃度洗剤液を浸沈させる洗いを実行することを表示する表示器14b7と、投入すべき粉末洗剤の量を表示する表示器14b8を備える。
ステップ601
使用者が操作パネル14の入力スイッチ群14aにおけるボタンスイッチ14a2,
14a5,14a6,14a8を操作して標準コースと各モードの設定入力を行うと、マイクロコンピュータ16aは、この設定入力に基づいて標準コースと各モードの設定制御(初期設定)を実行し、この初期設定状態を表示素子群14bにおける表示器14b2,14b4,14b5,14b7に表示し、ボタンスイッチ14a1が投入されると、初期設定に従った洗濯工程の制御を開始する。
マイクロコンピュータ16aは、駆動装置6を運転して洗濯兼脱水槽2を静止させた状態で撹拌翼4を回転させることによって洗濯物38の布量を検出し、洗濯水量(水位)およびこの洗濯水を標準洗剤濃度の洗い水にするために適した洗剤量を決定して設定し、これを操作パネル14の表示素子群14bにおける表示器14b3,14b8に表示する制御を実行する。洗濯物38の布量の検出は、駆動電動機61を所定時間付勢したときに該駆動電動機61が到達する回転速度を回転センサ61bの出力信号により検出し、検出した回転速度に基づいて推定することにより行う。
外蓋31が閉じられると、マイクロコンピュータ16aは、補助給水電磁弁22を開いて前記粉末合成洗剤を溶解して超高濃度洗剤液を生成するのに好適な量の水道水(洗剤溶解水)を洗剤溶解容器21に供給し、更に、洗剤撹拌電動機39を運転して粉末合成洗剤を撹拌しながら溶解して超高濃度洗剤液を生成する。
超高濃度洗剤液を生成している間に、マイクロコンピュータ16aは、駆動装置6を制御して洗濯兼脱水槽2と撹拌翼4を緩速回転させて洗濯物38を回転させながら主給水電磁弁20を開いて給水することによって、水道水を洗濯物38に満遍なく降りかけて該洗濯物38を湿潤させる。このときの給水量は、洗濯物38を均一に湿潤させることができる程度に止めるように制御する。
マイクロコンピュータ16aは、補助給水電磁弁22を開いて洗剤溶解容器21に追加の給水を行うことにより該洗剤溶解容器21内の超高濃度洗剤液を溢水させて注水口19に供給すると共に主給水電磁弁20を開いて注水口19に給水することにより、超高濃度洗剤液を所望の洗剤濃度(洗い水に適した洗剤濃度の5〜30倍の範囲)の高濃度洗剤液に希釈して洗濯物38に降りかけるように制御する。この標準コースにおいては、所望の洗剤濃度に希釈するために主給水電磁弁20を断続的に開放(10回程度)する制御を行う。高濃度洗剤液が洗濯物38に満遍なく降りかかって該洗濯物38内に均一に浸沈するように、洗濯兼脱水槽2と撹拌翼4を一体的に緩速回転させ、または洗濯兼脱水槽2を静止させた状態で撹拌翼4を回転させることによって、洗濯物38を回転または撹拌するように駆動装置6を制御すると良い。
ここまでは、超高濃度洗剤液を正確に生成および希釈するための給水制御を実現するために、風呂水使用モードにおいても水道水を使用した給水を実行する。ここで、風呂水給水モードの設定の有無を確認し、以降の給水のモードを設定する。
風呂水給水モードに設定されていないときには、以降の給水には主として水道水を使用する水道水給水モードを設定する。
風呂水給水モードが設定されているときには、以降の給水には主として風呂水を使用する風呂水給水モードを設定する。
所定の水位まで洗い水を給水するように、設定されている給水モードに応じて、主給水電磁弁20および冷却散水電磁弁24aを開弁制御(水道水給水モード)し、または、風呂水ポンプ81を運転(風呂水給水モード)する。この水位は、洗濯水量の補正や洗濯時間や洗濯水流を決定するために参照する布質を検出するために参照する布量検出に適した水位である。
洗濯水量の補正や洗濯時間や洗濯水流を決定するための布質を検出するために参照する布量検出を行う。この布量検出もステップ602と同様にして行う。
洗濯時間や洗濯水流を決定するための布質を検出するために参照する布量検出に適した水位まで給水を行う。この給水は、設定されている給水モードに応じて、主給水電磁弁
20および冷却散水電磁弁24aを開弁制御し、または、風呂水ポンプ81を運転して行うと共に補助給水電磁弁22を開弁して洗剤溶解容器21にも通水して該洗剤溶解容器
21のクリーニングも行う。また、撹拌翼4を正,逆回転させて洗濯物38を撹拌するように駆動装置6を制御する。
前述したと同様にして布量検出を行い、ステップ610で検出した布量検出結果との差を参照して布質を検出し、洗濯時間と洗濯水流を設定する。
設定されている洗濯水位までの給水を実行する。この給水も設定されている給水モードに応じて、主給水電磁弁20および冷却散水電磁弁24aを開弁制御し、または、風呂水ポンプ81を運転することにより実現する。
設定されている洗濯水流により洗濯時間を経過するまで洗いを実行する。洗い水流の制御は、駆動装置6を制御することにより、洗濯兼脱水槽2を静止させた状態で撹拌翼4を正,逆回転させて洗濯物38に機械力を作用させる撹拌と、洗濯兼脱水槽2と撹拌翼4を反対方向に正,逆回転させて洗濯物38に機械力を作用させる撹拌と、前記正,逆回転の時限(回転時間と休止時間)を変えることによって実現する。
洗い工程を終了すると、排水電磁弁33を開弁制御して洗い水を機外に排水する。
洗濯兼脱水槽2と撹拌翼4を一体的に高速回転させるように駆動装置6を制御して洗い水を遠心脱水する中間脱水を行う。
排水電磁弁33を閉弁制御し、所定の濯ぎ水位まで給水するように、給水モードに応じて、主給水電磁弁20,冷却散水電磁弁24aおよび最後の濯ぎ時には補助給水電磁弁
22aを開弁制御し、または、風呂水ポンプ81を運転する。
濯ぎ撹拌を実行する。濯ぎ水流の制御は、駆動装置6を制御することにより、洗濯兼脱水槽2を静止させた状態で撹拌翼4を正,逆回転させて洗濯物38に機械力を作用させる撹拌と、洗濯兼脱水槽2と撹拌翼4を反対方向に正,逆回転させて洗濯物38に機械力を作用させる撹拌と、前記正,逆回転の時限を変えることによって実現する。
排水電磁弁33を開弁制御して濯ぎ水を機外に排水する。その後の制御処理は、設定コース「洗乾」,「洗濯」に応じて分岐する。
「洗乾」コースが設定されているときには、洗濯兼脱水槽2と撹拌翼4を一体的に高速回転させるように駆動装置6を制御して濯ぎ水を遠心脱水する。
このように洗濯および遠心脱水した洗濯物38を洗濯兼脱水槽2内で乾燥させるように、洗濯兼脱水槽2と撹拌翼4を一体的または反対方向に回転させるように駆動装置6を制御し、外槽5および洗濯兼脱水槽3内の湿潤空気を吸い出し口5aから吸い出して吹き込み口30から洗濯兼脱水槽2内に吹き込む循環空気を生成するように循環ファン26を運転制御し、この循環空気を水冷除湿ダクト23内で水冷するように冷却散水部24の冷却散水電磁弁24aを開弁制御して水冷除湿ダクト23内に給水し、洗濯兼脱水槽2に吹き込む空気を加熱するようにヒータ29を制御する温風乾燥工程を実行する。この温風乾燥工程の制御は、湿度センサ40,第1温度センサ41,第2温度センサ42の検出信号を監視しながら実行し、所望の乾燥度が得られた時点で終了する。
「洗濯」コースが設定されているときには、温風脱水モードが設定されているかどうかを確認して制御処理を分岐する。
温風脱水モードが設定されているときには、循環ファン26とヒータ29に給電して脱水兼洗濯槽2に温風を循環させる。
洗濯兼脱水槽2と撹拌翼4を一体的に高速回転させるように駆動装置6を制御して濯ぎ水を遠心脱水する。この温風脱水モードで脱水した洗濯物38は、暖かいので、寒冷時の洗濯物38の取り扱いに便利である。
撹拌翼4を正,逆回転させて洗濯物38を撹拌することにより、遠心脱水によって固まった洗濯物38を解き解す。温風脱水モードが設定されているときには、温風を供給して洗濯物38を加熱する制御を継続する。従って、解き解された暖かい洗濯物38を取り出すことができ、寒冷時の扱いが容易になる。
ステップ701
使用者が操作パネル14の入力スイッチ群14aにおけるボタンスイッチ14a2,
14a5,14a6,14a8を操作して洗剤節約コースである洗剤1/2コースと各モードの設定入力を行うと、マイクロコンピュータ16aは、この設定入力に基づいて洗剤1/2コースと各モードの設定制御(初期設定)を実行し、この初期設定状態を表示素子群14bにおける表示器14b2,14b4,14b5,14b7に表示し、ボタンスイッチ14a1が投入されると、初期設定に従った洗濯工程の制御を開始する。
マイクロコンピュータ16aは、駆動装置6を運転して洗濯兼脱水槽2を静止させた状態で撹拌翼4を回転させることによって洗濯物38の布量を検出し、洗濯水量(水位)およびこの洗濯水を標準洗剤濃度の1/2の洗剤濃度の洗い水にするために必要な洗剤量を決定して設定し、これを操作パネル14の表示素子群14bにおける表示器14b3,
14b8に表示する制御を実行する。洗濯物38の布量の検出は、駆動電動機61を所定時間付勢したときに該駆動電動機61が到達する回転速度を回転センサ61bの出力信号により検出し、検出した回転速度に基づいて推定することにより行う。
外蓋31が閉じられると、マイクロコンピュータ16aは、補助給水電磁弁22を開いて前記粉末合成洗剤を溶解して超高濃度洗剤液を生成するのに好適な量の水道水(洗剤溶解水)を洗剤溶解容器21に供給し、更に、洗剤撹拌電動機39を運転して粉末合成洗剤を撹拌しながら溶解して超高濃度洗剤液を生成する。
超高濃度洗剤液を生成している間に、マイクロコンピュータ16aは、駆動装置6を制御して洗濯兼脱水槽2と撹拌翼4を緩速回転させて洗濯物38を回転させながら主給水電磁弁20を開いて給水することによって、水道水を洗濯物38に満遍なく降りかけて該洗濯物38を湿潤させる。このときの給水量は、洗濯物38を均一に湿潤させることができる程度に止めるように制御する。
マイクロコンピュータ16aは、補助給水電磁弁22を開いて洗剤溶解容器21に追加の給水を行うことにより該洗剤溶解容器21内の超高濃度洗剤液を溢水させて注水口19に供給すると共に主給水電磁弁20を開いて注水口19に給水することにより、超高濃度洗剤液を所望の洗剤濃度(洗い水に適した洗剤濃度の5〜30倍の範囲)の高濃度洗剤液に希釈して洗濯物38に降りかけるように制御する。この洗剤1/2コースにおいては、所望の洗剤濃度に希釈するために行う主給水電磁弁20の断続的な開放回数を標準コースにおける開放回数よりも少ない回数(3回程度)となるように制御する。高濃度洗剤液が洗濯物38に満遍なく降りかかって該洗濯物38内に均一に浸沈するように、洗濯兼脱水槽2と撹拌翼4を一体的に緩速回転させ、または洗濯兼脱水槽2を静止させた状態で撹拌翼4を回転させることによって、洗濯物38を回転または撹拌するように駆動装置6を制御すると良い。
補助給水電磁弁22の開弁を継続して洗剤溶解容器21内に残留する高濃度洗剤液を流し出して洗濯物38に降りかける動作を継続する。
洗濯物38に高濃度洗剤液を浸沈させた状態で5分程度据え置いて洗剤液の化学的な洗浄力が洗濯物に作用する時間を長くすることにより、洗剤使用量が減ったことによる化学的洗浄力の低下を補う。
ここまでは、超高濃度洗剤液を正確に生成および希釈するための給水制御を実現するために、風呂水使用モードにおいても水道水を使用した給水を実行する。ここで、風呂水給水モードの設定の有無を確認し、以降の給水のモードを設定する。
風呂水給水モードに設定されていないときには、以降の給水には主として水道水を使用する水道水給水モードを設定する。
風呂水給水モードが設定されているときには、以降の給水には主として風呂水を使用する風呂水給水モードを設定する。
所定の水位まで洗い水を給水するように、設定されている給水モードに応じて、主給水電磁弁20および冷却散水電磁弁24aを開弁制御(水道水給水モード)し、または、風呂水ポンプ81を運転(風呂水給水モード)する。この水位は、洗濯水量の補正や洗濯時間や洗濯水流を決定するために参照する布質を検出するために参照する布量検出に適した水位である。
洗濯水量の補正や洗濯時間や洗濯水流を決定するための布質を検出するために参照する布量検出を行う。この布量検出もステップ602と同様にして行う。
洗濯時間や洗濯水流を決定するための布質を検出するために参照する布量検出に適した水位まで給水を行う。この給水は、設定されている給水モードに応じて、主給水電磁弁
20および冷却散水電磁弁24aを開弁制御し、または、風呂水ポンプ81を運転して行う。また、撹拌翼4を正,逆回転させて洗濯物38を撹拌するように駆動装置6を制御する。
前述したと同様にして布量検出を行い、ステップ710で検出した布量検出結果との差を参照して布質を検出し、洗濯時間と洗濯水流を設定する。
設定されている洗濯水位よりも一段低い水位までの給水を実行する。この給水も、設定されている給水モードに応じて、主給水電磁弁20および冷却散水電磁弁24aを開弁制御し、または、風呂水ポンプ81を運転することにより実現する。
設定されている洗濯水流により洗濯時間の約1/2を経過するまで洗いを実行する。洗い水流の制御は、駆動装置6を制御することにより、洗濯兼脱水槽2を静止させた状態で撹拌翼4を正,逆回転させて洗濯物38に機械力を作用させる撹拌と、洗濯兼脱水槽2と撹拌翼4を反対方向に正,逆回転させて洗濯物38に機械力を作用させる撹拌と、前記正,逆回転の時限を変えることによって実現する。
設定されている洗濯水位までの給水を実行する。この給水も、設定されている給水モードに応じて、主給水電磁弁20および冷却散水電磁弁24aを開弁制御し、または、風呂水ポンプ81を運転することにより実現する。
設定されている洗濯時間の残りの時間を経過するまでステップ714−1と同様の洗いを実行する。
81…風呂水ポンプ。
Claims (6)
- 内側に洗濯兼脱水槽を設置した外槽と、前記洗濯兼脱水槽の底部に設けた撹拌翼と、前記洗濯兼脱水槽および撹拌翼を回転駆動する駆動装置と、外槽内に洗濯水を給水する主給水電磁弁と、外槽内から排水するための排水電磁弁と、前記外槽の下部に設けた吸い出し口から該外槽内の空気を吸い出し、吸い出した空気を前記洗濯兼脱水槽の上部開口に臨んで設けた吹き込み口から該洗濯兼脱水槽内に吹き込む循環風路と、この循環風路に空気を循環させる循環ファンと、前記外槽から循環風路に吸い出した循環空気を水冷除湿する冷却水を風路内に給水する冷却散水磁弁を有する水冷除湿手段と、水冷除湿した循環空気を加熱する加熱手段と、これらを制御する制御装置を備えた電気洗濯機において、
前記制御装置は、外槽内への洗濯水給水時に前記冷却散水電磁弁を開弁制御することを特徴とする電気洗濯機。 - 請求項1に記載の電気洗濯機において、前記冷却散水磁弁で給水する風路の下端は前記排水電磁弁の上流側で前記外槽に連通していることを特徴とする電気洗濯機。
- 請求項2に記載の電気洗濯機において、
前記制御装置は、前記撹拌翼を回転させて検出した洗濯物の布量に適した水位及び洗剤量を設定する制御処理を実行すると共に、前記水位での洗い攪拌を行う前に前記洗濯兼脱水槽および撹拌翼を緩速回転させて洗濯物を回転させながら給水し洗濯物を湿潤させる制御処理を実行し、
洗濯物を湿潤させる前記制御処理での給水では、前記冷却散水磁弁を閉弁制御し、前記主給水電磁弁を開弁制御して給水を行い、
洗い攪拌のための前記水位までの給水では、前記冷却散水磁弁と前記主給水電磁弁とを開弁制御して給水を行うことを特徴とする電気洗濯機。 - 請求項2に記載の電気洗濯機において、
前記制御装置は、
前記撹拌翼を回転させて検出した洗濯物の布量に適した水位及び洗剤量を設定する制御処理を実行すると共に、
前記水位での洗い攪拌を行う前に、前記洗剤量の粉末洗剤を溶かして高濃度洗剤液を生成する制御処理と、前記高濃度洗剤液を生成している間に前記洗濯兼脱水槽および撹拌翼を緩速回転させて洗濯物を回転させながら給水し洗濯物を湿潤させる制御処理と、前記高濃度洗剤液を洗濯物に浸沈させる制御処理と、洗濯物に前記高濃度洗剤液を浸沈させた後に据え置く制御処理と、検出した洗濯物の布量に基づいて設定した設定水位よりも低い所定の水位まで給水し前記撹拌翼を回転させて洗濯物の布質を検出することにより洗濯水量の補正、洗濯時間及び洗濯水流を決定する制御処理とを実行し、
洗濯物を湿潤させる前記制御処理では、前記冷却散水磁弁を閉弁制御し、前記主給水電磁弁を開弁制御して給水し、
洗濯物の布質を検出する前記制御処理では、前記冷却散水磁弁と前記主給水電磁弁とを開弁制御して給水することを特徴とする電気洗濯機。 - 外槽に内包された洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽の底部に設けた撹拌翼と、前記洗濯兼脱水槽および撹拌翼を回転駆動する駆動装置と、粉末洗剤を溶解して高濃度の洗剤液を生成して前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物に降りかけて浸沈させる高濃度洗剤液生成及び供給手段と、洗濯水給水手段と、これらを制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記撹拌翼を回転させて洗濯物の布量を検出し、検出した洗濯物の布量に基づいて該洗濯物の洗濯に適した洗濯水量と洗剤量を設定し、投入された粉末洗剤を水道水で溶解して高濃度洗剤液を生成して洗濯物に降りかける制御を実行する電気洗濯機において、
前記洗濯水給水手段は、水道水を給水する主給水電磁弁および補助給水電磁弁と、風呂水を給水する風呂水ポンプを備え、
前記制御装置は、風呂水給水モードを設定するスイッチを備え、風呂水給水モードが設定されているときには、高濃度洗剤液を洗濯物に降りかける工程を終了までは主給水電磁弁と補助給水電磁弁を使用し、その後は風呂水ポンプを運転して給水する給水制御を実行するように構成したことを特徴とする電気洗濯機。 - 内側に洗濯兼脱水槽を設置した外槽と、前記洗濯兼脱水槽の底部に設けた撹拌翼と、前記洗濯兼脱水槽および撹拌翼を回転駆動する駆動装置と、外槽内に洗濯水を給水する主給水電磁弁と、前記外槽の下部に設けた吸い出し口から該外槽内の空気を吸い出し、吸い出した空気を前記洗濯兼脱水槽の上部開口に臨んで設けた吹き込み口から該洗濯兼脱水槽内に吹き込む循環風路と、この循環風路に空気を循環させる循環ファンと、前記外槽から循環風路に吸い出した循環空気を水冷除湿する冷却水を風路内に給水する冷却散水磁弁を有する水冷除湿手段と、水冷除湿した循環空気を加熱する加熱手段と、これらを制御する制御装置を備えた電気洗濯機において、
前記制御装置は、脱水スイッチを備え、この脱水スイッチが長時間押されたときには温風脱水モードを設定し、脱水工程において、循環ファンと加熱手段を動作させる制御を実行することを特徴とする電気洗濯機。
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- 2006-01-04 JP JP2006000015A patent/JP4253660B2/ja not_active Expired - Fee Related
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