JP2006093299A - 電飾装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 LED基板に対して傾斜する電飾カバーを十分に照明すること。
【解決手段】 LED基板35にはサイドLED60およびアングルLED80が搭載されており、アングルLED80からLED基板35に対して斜めに照明光を投射することに基いて傾斜状のレンズ36を直交方向から照明し、サイドLED60からレンズ36に照明光を照射することに基いてレンズ36の残余部分を照明している。この構成の場合、サイドLED60がアングルLED80の投光領域E3の外部に配置されている。このため、アングルLED80からの投射光がサイドLED60によって遮蔽されることがなくなるので、総じて傾斜状のレンズ36を十分に照明することができる。
【選択図】 図4
【解決手段】 LED基板35にはサイドLED60およびアングルLED80が搭載されており、アングルLED80からLED基板35に対して斜めに照明光を投射することに基いて傾斜状のレンズ36を直交方向から照明し、サイドLED60からレンズ36に照明光を照射することに基いてレンズ36の残余部分を照明している。この構成の場合、サイドLED60がアングルLED80の投光領域E3の外部に配置されている。このため、アングルLED80からの投射光がサイドLED60によって遮蔽されることがなくなるので、総じて傾斜状のレンズ36を十分に照明することができる。
【選択図】 図4
Description
本発明は、LEDから電飾カバーに照明光を投射することに基いて電飾カバーを発光させる電飾装置に関する。
上記電飾装置には、図8に示すように、電飾カバー100にLED基板101を装着した構成のものがある。このLED基板101には複数のLED102が搭載されており、電飾カバー100は複数のLED102によって内部から照明される。この構成の場合、電飾カバー100がLED基板101に対して傾斜している。このため、既存のトップビュータイプのLED102を使用したのでは、図8に矢印で示すように、LED102から電飾カバー100に照明光が斜めに投射されるので、電飾カバー100を十分に照明することができない。
上記電飾装置においては、図9に示すように、LED基板101にアングルLED103を搭載し、アングルLED103からLED基板101に対して斜めに照明光を投射することに基いて電飾カバー100を直交方向から照明することが提案されている。この構成の場合、アングルLED103の投光側にLED104が存在しているときにはアングルLED103からの投射光がLED104によって遮蔽されるので、電飾カバー100の電飾効果が局部的に低下する。
請求項1〜3に係る発明はLED基板に対して傾斜する電飾カバーを十分に照明することを共通の課題とするものであり、共通の課題を解決するための手段は請求項1に記載した通りである。以下、請求項1の記載事項〜請求項3の記載事項について説明する。
=請求項1の説明=
1)電飾カバー:LED基板に対して相対的に傾斜するものである。この電飾カバーは照明光が投射されることに基いて発光するものであり、少なくとも照明光の照射部分が透光性を有していることが要件である。
2)第1のLED:LED基板に搭載された表面実装LEDを称する。この第1のLEDは照明光をLED基板に対して斜め方向に投射するものであり、照明光の投射方向とは中心線の方向を称する。この照明光は電飾カバーに照射されるものであり、照明光の投射角度は照明光が電飾カバーに直角に照射される値であることが好ましい。
3)第2のLED:LED基板に搭載された表面実装LEDを称する。この第2のLEDは第1のLEDから投射される照明光の拡り角の辺に沿って配置されたものであり、第1のLEDの投光領域の外部に配置されている。この第1のLEDから投射される照明光は第1のLEDを中心に円錐状に拡がるものであり、拡り角の辺に沿うとは円錐の外周面に実際に沿うことに限定解釈されるものではなく、円錐の内部に侵入しないように外周面の近傍に配置することを含む用語である。即ち、拡り角の辺に沿うとは第2のLEDの配置を2次元的に称するものであり、第2のLEDは第1のLEDの投光側に配置されているにも拘らず第1のLEDから照明光が照射されないものである。
=請求項2の説明=
LED素子をパッケージによって保持するものであり、パッケージには基準面および反射面が形成されている。反射面とはLED素子からの光を反射する筒状の壁面を称するものであり、第1のLEDの投光方向は反射面の軸心線の方向に影響される。この軸心線は基準面に対して傾斜している。この基準面とはLED基板に押当てられる設置面に相当するものであり、第1のLEDの投光方向は基準面をLED基板に押当てるだけで予め設定された傾斜角度に規制される。
=請求項3の説明
リードフレームをパッケージによって保持するものであり、パッケージには基準面が形成されている。リードフレームは基準面に対して傾斜する搭載面を有するものであり、搭載面にはLED素子の平面端子が搭載される。即ち、第1のLEDの投光方向は搭載面の傾斜角度に影響されるものであり、基準面をLED基板に押当てるだけで予め設定された傾斜角度に規制される。
=請求項1の説明=
1)電飾カバー:LED基板に対して相対的に傾斜するものである。この電飾カバーは照明光が投射されることに基いて発光するものであり、少なくとも照明光の照射部分が透光性を有していることが要件である。
2)第1のLED:LED基板に搭載された表面実装LEDを称する。この第1のLEDは照明光をLED基板に対して斜め方向に投射するものであり、照明光の投射方向とは中心線の方向を称する。この照明光は電飾カバーに照射されるものであり、照明光の投射角度は照明光が電飾カバーに直角に照射される値であることが好ましい。
3)第2のLED:LED基板に搭載された表面実装LEDを称する。この第2のLEDは第1のLEDから投射される照明光の拡り角の辺に沿って配置されたものであり、第1のLEDの投光領域の外部に配置されている。この第1のLEDから投射される照明光は第1のLEDを中心に円錐状に拡がるものであり、拡り角の辺に沿うとは円錐の外周面に実際に沿うことに限定解釈されるものではなく、円錐の内部に侵入しないように外周面の近傍に配置することを含む用語である。即ち、拡り角の辺に沿うとは第2のLEDの配置を2次元的に称するものであり、第2のLEDは第1のLEDの投光側に配置されているにも拘らず第1のLEDから照明光が照射されないものである。
=請求項2の説明=
LED素子をパッケージによって保持するものであり、パッケージには基準面および反射面が形成されている。反射面とはLED素子からの光を反射する筒状の壁面を称するものであり、第1のLEDの投光方向は反射面の軸心線の方向に影響される。この軸心線は基準面に対して傾斜している。この基準面とはLED基板に押当てられる設置面に相当するものであり、第1のLEDの投光方向は基準面をLED基板に押当てるだけで予め設定された傾斜角度に規制される。
=請求項3の説明
リードフレームをパッケージによって保持するものであり、パッケージには基準面が形成されている。リードフレームは基準面に対して傾斜する搭載面を有するものであり、搭載面にはLED素子の平面端子が搭載される。即ち、第1のLEDの投光方向は搭載面の傾斜角度に影響されるものであり、基準面をLED基板に押当てるだけで予め設定された傾斜角度に規制される。
請求項1に係る発明によれば、LED基板に第1のLEDおよび第2のLEDを搭載しているので、第1のLEDからLED基板に対して斜めに投光することに基いて傾斜状の電飾カバーを直交方向から照明し、第2のLEDから電飾カバーに照明光を照射することに基いて電飾カバーの残余部分を照明することができる。しかも、第2のLEDを第1のLEDから投射される照明光の拡り角の辺に沿って第1のLEDの投光領域の外部に配置している。このため、第1のLEDからの投射光が第2のLEDによって遮蔽されることがなくなるので、総じて、傾斜状の電飾カバーを十分に照明することが可能になる。
請求項2に係る発明によれば、パッケージに基準面および反射面を設けている。このため、基準面をLED基板に押当てるだけで第1のLEDの投光方向が予め設定された傾斜角度に規制されるので、第1のLEDのLED基板に対する実装が簡単になる。
請求項3に係る発明によれば、パッケージおよびリードフレームに基準面および搭載面を設けている。このため、基準面をLED基板に押当てるだけで第1のLEDの投光方向が予め設定された傾斜角度に規制されるので、第1のLEDのLED基板に対する実装が簡単になる。
請求項3に係る発明によれば、パッケージおよびリードフレームに基準面および搭載面を設けている。このため、基準面をLED基板に押当てるだけで第1のLEDの投光方向が予め設定された傾斜角度に規制されるので、第1のLEDのLED基板に対する実装が簡単になる。
パチンコホールの台島には、図1に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前後面が開口する四角筒状をなすものであり、外枠1には四角形状の前枠2が装着されている。この前枠2の下端部には横長な長方形状の下皿板3が固定されており、下皿板3には下皿4が固定されている。この下皿板3の上方には横長な長方形状の上皿板5が配置されている。この上皿板5は前枠2に装着されたものであり、上皿板5には上皿6が固定されている。
下皿板3の右端部にはハンドル台7が固定されており、ハンドル台7には発射ハンドル8が前後方向へ延びる軸を中心に回動可能に装着されている。この発射ハンドル8の後方には発射モータ9が固定されており、発射モータ9の回転軸には打球槌が連結されている。この発射モータ9は打球槌の駆動源に相当するものであり、遊技者が発射ハンドル8を時計回り方向へ回動操作したときには発射モータ9に駆動電源が与えられ、打球槌が駆動することに基づいて上皿6内のパチンコ球を上皿6内から弾き出す。
前枠2には矩形状の窓枠10が装着されている。この窓枠10は円形孔状の窓部11を有するものであり、窓部11の内周面には透明なガラス窓12が固定されている。この窓枠10の後方には、図2に示すように、遊技盤13が装着されている。この遊技盤13は前枠2に保持されたものであり、窓枠10のガラス窓12は遊技盤13を前方から視覚的に認識可能に覆っている。
遊技盤13には、図2に示すように、外レール14および内レール15が固定されている。これら外レール14および内レール15間には空間状の発射通路16が形成されており、打球槌が弾いたパチンコ球は発射通路16を通して遊技領域17内に放出される。この遊技領域17内には複数の障害釘18が打込まれており、遊技領域17内に放出されたパチンコ球は障害釘18に当りながら遊技領域17内を落下する。この遊技領域17は外レール14および内レール15によって囲まれた円形領域(発射通路16の残余領域)を称するものであり、パチンコ球が転動可能な最大範囲である転動領域に相当する。
遊技領域17内には上面が開口するポケット状の特別図柄始動口19が固定されている。この特別図柄始動口19内には特別図柄始動センサ20(図3参照)が固定されており、特別図柄始動センサ20は特別図柄始動口19内にパチンコ球が入賞したことを検出して特別図柄始動信号を出力する。
遊技領域17内には、図2に示すように、入賞口台板21が固定されており、入賞口台板21には前面が開口する四角筒状の大入賞口22が固定されている。この入賞口台板21には扉23が下端部の水平な軸24を中心に回動可能に装着されている。この扉23は大入賞口ソレノイド25(図3参照)のプランジャに機械的に連結されており、大入賞口ソレノイド25は扉23を垂直状態に回動操作することに基づいて大入賞口22の前面を閉鎖し、扉23を前方へ倒れた水平状態に回動操作することに基づいて大入賞口22の前面を開放する。この大入賞口22内にはカウントセンサ26(図3参照)が固定されており、カウントセンサ26はパチンコ球が大入賞口22内に入賞したことを検出してカウント信号を出力する。
遊技領域17内には、図2に示すように、入賞口台板21が固定されており、入賞口台板21には前面が開口する四角筒状の大入賞口22が固定されている。この入賞口台板21には扉23が下端部の水平な軸24を中心に回動可能に装着されている。この扉23は大入賞口ソレノイド25(図3参照)のプランジャに機械的に連結されており、大入賞口ソレノイド25は扉23を垂直状態に回動操作することに基づいて大入賞口22の前面を閉鎖し、扉23を前方へ倒れた水平状態に回動操作することに基づいて大入賞口22の前面を開放する。この大入賞口22内にはカウントセンサ26(図3参照)が固定されており、カウントセンサ26はパチンコ球が大入賞口22内に入賞したことを検出してカウント信号を出力する。
遊技領域17内には、図2に示すように、表示台板27が固定されており、表示台板27には特別図柄表示器28が固定されている。この特別図柄表示器28は横一列に並ぶ3個の図柄表示部を有するものであり、各図柄表示部は7セグメント形のLED表示器から構成されている。これら各図柄表示部は「1」〜「8」の数字図柄が表示されるものであり、遊技者には3列の数字図柄の組合せに応じて大当りおよび外れが報知される。即ち、3列の数字図柄は遊技者に大当りおよび外れを報知する特別図柄に相当するものである。
表示台板27には装飾図柄表示器29が固定されている。この装飾図柄表示器29は特別図柄表示器28に比べて大きな表示領域を有するカラー液晶表示器から構成されたものであり、装飾図柄表示器29には装飾図柄および演出図柄が表示される。装飾図柄は特別図柄の組合せが決まる様子を映像的に演出する3列の数字図柄からなるものであり、演出図柄は装飾図柄の組合せが決まる様子を映像的に演出する物語調のアニメーション画面の構成要素として機能する。
窓枠10の上端部には、図1に示すように、左端部および右端部に位置して網目状のスピーカカバー30が固定されており、各スピーカカバー30の後方にはスピーカ31(図3参照)が配置されている。これら各スピーカ31は窓枠10の後面に固定されたものであり、各スピーカ31が再生する遊技音は前方のスピーカカバー30を通して遊技者側に放出される。
窓枠10には、図1に示すように、ガラス窓12の外周部に位置して円環状のレンズ座32が形成されている。このレンズ座32は、図4の(a)に示すように、外周部から内周部へ向うに従ってガラス窓12の中心方向に傾斜する傾斜面状をなすものであり、レンズ座32には、図1に示すように、電飾装置に相当する複数の電飾器33が固定されている。これら各電飾器33は遊技領域17を光で演出する演出器に相当するものであり、各電飾器33の詳細構成は次の通りである。
レンズ座32には、図4に示すように、透明なLEDカバー34が固定されている。このLEDカバー34は電飾カバーに相当するものであり、LEDカバー34には長方形状のLED基板35が固定されている。このLEDカバー34は電飾部に相当する板状のレンズ36を一体に有するものであり、レンズ36はレンズ座32の開口部37内に後方から挿入されている。このレンズ36はレンズ座32に沿って傾斜するものであり、LED基板35はレンズ36に対して角度θで傾斜している。
LED基板35には長手方向の一端部に位置してフルカラーのトップLED40が搭載されている。このトップLED40は第3のLEDに相当するものであり、レンズ36のうちガラス窓12から最も離れた外周側端部に対向している。このトップLED40はLED基板35の短手方向の中心線CL上に配置されたものであり、図5に示すように、パッケージ41を有している。このパッケージ41は直方体形状をなすものであり、パッケージ41には平面状の基準面42が形成されている。
パッケージ41内にはRリードフレーム43とGリードフレーム44とBリードフレーム45が埋設されており、Rリードフレーム43〜Bリードフレーム45には平面状のチップ搭載面46が形成されている。これらRリードフレーム43のチップ搭載面46〜Bリードフレーム45のチップ搭載面46は基準面42に対して平行な共通の平面上に配置されたものであり、Rリードフレーム43のチップ搭載面46およびGリードフレーム44のチップ搭載面46には赤色系LED素子47の平面端子および緑色系LED素子48の平面端子が接続され、Bリードフレーム45のチップ搭載面46には青色系LED素子49の平面端子が接続されている。
パッケージ41内にはRリードフレーム50とGリードフレーム51とBリードフレーム52が埋設されている。これらRリードフレーム50〜Bリードフレーム52はRリードフレーム43〜Bリードフレーム45の長手方向に対向配置されたものであり、Rリードフレーム50〜Bリードフレーム52には平面状のボンディング面53が形成されている。これらRリードフレーム50のボンディング面53〜Bリードフレーム52のボンディング面53はチップ搭載面46と同一の平面上に配置されたものであり、Rリードフレーム43の赤色系LED素子47およびGリードフレーム44の緑色系LED素子48はRリードフレーム50のボンディング面53およびGリードフレーム51のボンディング面53にワイヤボンディングされ、Bリードフレーム45の青色系LED素子49はBリードフレーム52のボンディング面53にワイヤボンディングされている。
Rリードフレーム43〜Bリードフレーム45およびRリードフレーム50〜Bリードフレーム52には端子54が折曲形成されている。これら各端子54は基準面42に対して面一な平面状の接続面55を有するものであり、各接続面55はパッケージ41の基準面42をLED基板35の表面に押当てた状態で印刷パターンに半田付けされている。
パッケージ41には凹部56が形成されており、赤色系LED素子47〜青色系LED素子49は凹部56内に配置されている。この凹部56内には透光性の樹脂封止部が形成されており、樹脂封止部は赤色系LED素子47〜青色系LED素子49を樹脂封止している。この凹部56は赤色系LED素子47〜青色系LED素子49から遠ざかるに従って拡径する円形状をなすものであり、凹部56の軸心線CLはLED基板35に対して直交している。即ち、基準面42は軸心線CLがLED基板35の表面に対して直交するようにパッケージ41をLED基板35に対して角度規制するものである。
パッケージ41には凹部56が形成されており、赤色系LED素子47〜青色系LED素子49は凹部56内に配置されている。この凹部56内には透光性の樹脂封止部が形成されており、樹脂封止部は赤色系LED素子47〜青色系LED素子49を樹脂封止している。この凹部56は赤色系LED素子47〜青色系LED素子49から遠ざかるに従って拡径する円形状をなすものであり、凹部56の軸心線CLはLED基板35に対して直交している。即ち、基準面42は軸心線CLがLED基板35の表面に対して直交するようにパッケージ41をLED基板35に対して角度規制するものである。
凹部56の内周面は赤色系LED素子47からの投射光〜青色系LED素子49からの投射光を反射する反射面57に相当するものであり、赤色系LED素子47〜青色系LED素子49が発光したときには凹部56の軸心線CLを中心に3次元的に拡がる混色光がレンズ36に投射される。即ち、トップLED40は混色光の投射方向CLがLED基板35に対して直交する方向に設定されたものであり、図4の符号E1はトップLED40から投射される混色光の投光領域を示し、符号S1はトップLED40から投射された混色色が照明するレンズ36の照明領域を示している。
LED基板35には、図4に示すように、トップLED40の内周側に位置してフルカラーのサイドLED60が搭載されている。このサイドLED60は第2のLEDに相当するものであり、LED基板35の中心線CLに対して一方側に偏心配置されている。このサイドLED60は、図6に示すように、パッケージ61を有している。このパッケージ61は直方体形状をなすものであり、パッケージ61には平面状の基準面62が形成されている。
パッケージ61内にはRリードフレーム63とGリードフレーム64とBリードフレーム65が埋設されており、Rリードフレーム63〜Bリードフレーム65には平面状のチップ搭載面66が形成されている。これらRリードフレーム63のチップ搭載面66〜Bリードフレーム65のチップ搭載面66は基準面62に対して直交する共通の平面上に配置されたものであり、Rリードフレーム63のチップ搭載面66およびGリードフレーム64のチップ搭載面66には赤色系LED素子67の平面端子および緑色系LED素子68の平面端子が接続され、Bリードフレーム65のチップ搭載面66には青色系LED素子69の平面端子が接続されている。
パッケージ61内にはRリードフレーム70とGリードフレーム71とBリードフレーム72が埋設されており、Rリードフレーム70〜Bリードフレーム72には平面状のボンディング面73が形成されている。これらRリードフレーム70のボンディング面73〜Bリードフレーム72のボンディング面73はチップ搭載面66と同一の平面上に配置されたものであり、Rリードフレーム63の赤色系LED素子67およびGリードフレーム64の緑色系LED素子68はRリードフレーム70のボンディング面73およびGリードフレーム71のボンディング面73にワイヤボンディングされ、Bリードフレーム65の青色系LED素子69はBリードフレーム72のボンディング面73にワイヤボンディングされている。
Rリードフレーム63〜Bリードフレーム65およびRリードフレーム70〜Bリードフレーム72には端子74が折曲形成されている。これら各端子74は基準面62に対して面一な平面状の接続面75を有するものであり、各接続面75はパッケージ61の基準面62をLED基板35の表面に押当てた状態で印刷パターンに半田付けされている。
パッケージ61には凹部76が形成されており、赤色系LED素子67〜青色系LED素子69は凹部76内に配置されている。この凹部76内には透光性の樹脂封止部が形成されており、樹脂封止部は赤色系LED素子67〜青色系LED素子69を樹脂封止している。この凹部76は赤色系LED素子67〜青色系LED素子69から遠ざかるに従って拡径する円形状をなすものであり、凹部76の軸心線CLはLED基板35に対して平行に配置されている。即ち、基準面62は軸心線CLがLED基板35の表面に対して平行になるようにパッケージ71をLED基板35に対して角度規制するものである。
パッケージ61には凹部76が形成されており、赤色系LED素子67〜青色系LED素子69は凹部76内に配置されている。この凹部76内には透光性の樹脂封止部が形成されており、樹脂封止部は赤色系LED素子67〜青色系LED素子69を樹脂封止している。この凹部76は赤色系LED素子67〜青色系LED素子69から遠ざかるに従って拡径する円形状をなすものであり、凹部76の軸心線CLはLED基板35に対して平行に配置されている。即ち、基準面62は軸心線CLがLED基板35の表面に対して平行になるようにパッケージ71をLED基板35に対して角度規制するものである。
凹部76の内周面は赤色系LED素子67からの投射光〜青色系LED素子69からの投射光を反射する反射面77に相当するものであり、赤色系LED素子67〜青色系LED素子69が発光したときには凹部76の軸心線CLを中心に3次元的に拡がる混色光がレンズ36に投射される。即ち、サイドLED60は混色光の投射方向CLがLED基板35に対して平行な方向に設定されたものであり、図4の符号E2はサイドLED60から投射される混色光の投光領域を示し、符号S2はサイドLED60から投射された混色色が照明するレンズ36の照明領域を示している。このサイドLED60の投光領域E2および照明領域S2はトップLED40の投光領域E1および照明領域S1に対して完全に離間するものである。
LED基板35には、図4に示すように、トップLED40とサイドLED60との間に位置してフルカラーのアングルLED80が搭載されている。このアングルLED80は第1のLEDに相当するものであり、LED基板35の中心線CLに対してサイドLED60の反対側に偏心配置されている。このアングルLED80は、図7に示すように、パッケージ81を有している。このパッケージ81は断面台形状をなすものであり、パッケージ81には平面状の基準面82が形成されている。
パッケージ81内にはコモンリードフレーム83が埋設されており、コモンリードフレーム83には平面状のチップ搭載面84が形成されている。このチップ搭載面84は基準面82に対して角度θで傾斜状に交差するものであり、チップ搭載面84には赤色系LED素子85の平面端子と緑色系LED素子86の平面端子と青色系LED素子87の平面端子が長手方向に沿って一列に接続されている。
パッケージ81内にはRリードフレーム88とGリードフレーム89とBリードフレーム90が埋設されており、Rリードフレーム88〜Bリードフレーム90には平面状のボンディング面91が形成されている。これらRリードフレーム88のボンディング面91〜Bリードフレーム90のボンディング面91はコモンリードフレーム83のチップ搭載面84と共通の平面上に配置されたものであり、コモンリードフレーム83の赤色系LED素子85およびコモンリードフレーム83の緑色系LED素子86はRリードフレーム88のボンディング面91およびGリードフレーム89のボンディング面91にワイヤボンディングされ、コモンリードフレーム83の青色系LED素子87はBリードフレーム90のボンディング面91にワイヤボンディングされている。
コモンリードフレーム83およびRリードフレーム88〜Bリードフレーム90には端子92が折曲形成されている。これら各端子92は基準面82に対して面一な平面状の接続面93を有するものであり、各接続面93はパッケージ81の基準面82をLED基板35の表面に押当てた状態で印刷パターンに半田付けされている。
パッケージ81には凹部94が形成されており、赤色系LED素子85〜青色系LED素子87は凹部94内に配置されている。この凹部94内には透光性の樹脂封止部が形成されており、樹脂封止部は赤色系LED素子85〜青色系LED素子87を樹脂封止している。この凹部94は赤色系LED素子85〜青色系LED素子87から遠ざかるに従って拡径する円形状をなすものであり、凹部94の軸心線CLはLED基板35に対してチップ搭載面84およびボンディング面91と同一角度θで傾斜している。即ち、基準面82は軸心線CLがLED基板35に対して角度θで傾斜するようにパッケージ81をLED基板35に対して角度規制するものである。
パッケージ81には凹部94が形成されており、赤色系LED素子85〜青色系LED素子87は凹部94内に配置されている。この凹部94内には透光性の樹脂封止部が形成されており、樹脂封止部は赤色系LED素子85〜青色系LED素子87を樹脂封止している。この凹部94は赤色系LED素子85〜青色系LED素子87から遠ざかるに従って拡径する円形状をなすものであり、凹部94の軸心線CLはLED基板35に対してチップ搭載面84およびボンディング面91と同一角度θで傾斜している。即ち、基準面82は軸心線CLがLED基板35に対して角度θで傾斜するようにパッケージ81をLED基板35に対して角度規制するものである。
凹部94の内周面は赤色系LED素子85からの投射光〜青色系LED素子87からの投射光を反射する反射面95として機能するものであり、赤色系LED素子85〜青色系LED素子87が発光したときには凹部94の軸心線CLを中心に3次元的に拡がる混色光がレンズ36に投射される。即ち、アングルLED80は混色光の投射方向CLがLED基板35に対して角度θで傾斜するものであり、レンズ36を直交方向から照明する。図4の符号E3はアングルLED80から投射される混色光の投光領域を示し、符号S3はアングルLED80から投射された混色色が照明するレンズ36の照明領域を示している。このアンルグLED80の投光領域E3はトップLED40の投光領域E1とサイドLED60の投光領域E2との間に設定され、アンルグLED80の照明領域S3はトップLED40の照明領域S1とサイドLED60の照明領域S2との間に設定され、サイドLED60は、図4の(a)および(c)に示すように、アングルLED80から投射される照明光の拡り角の辺に沿って投光領域E3の外部に配置されている。電飾器33は以上のように構成されている。
メイン制御回路100はゲーム内容を制御する最上位の制御手段であり、図3に示すように、特別図柄始動センサ20からの特別図柄始動信号およびカウントセンサ26からのカウント信号のいずれかを検出することに基いて賞球データを設定する。タイマ回路101はメイン制御回路100に定期的にパルス信号を出力するものであり、メイン制御回路100はタイマ回路101からのパルス信号を検出することに基いて大当りカウンタRoおよび図柄カウンタRzを「1」ずつ加算する。これら大当りカウンタRoおよび図柄カウンタRzは「0」から異なる上限値に加算された後に「0」に戻して加算されるものであり、メイン制御回路100は特別図柄始動センサ20からの特別図柄始動信号を検出したことを条件に大当りカウンタRoの現在の計測値および図柄カウンタRzの現在の計測値を取得する。そして、大当りカウンタRoの取得結果を大当り値と比較することに基いて大当りおよび外れを判定し、大当りおよび外れの判定結果に応じた特別図柄を図柄カウンタRzの取得結果に基いて設定する。
LED回路102は特別図柄表示器28を駆動するものであり、メイン制御回路100はLED回路102を駆動制御することに基いて特別図柄表示器28に特別図柄の設定結果を表示する。ソレノイド回路103は大入賞口ソレノイド25を駆動制御するものであり、メイン制御回路100は特別図柄表示器28に特別図柄を大当りの組合せで表示したことを条件に大入賞口ソレノイド25を駆動し、大入賞口22の扉23を開放する。
払出制御回路104はメイン制御回路100から賞球データが送信されるものであり、賞球データを検出することに基いて賞球データに応じた駆動信号を設定する。モータ回路105は払出制御回路104から駆動信号の設定結果が与えられるものであり、払出制御回路104からの駆動信号に基いてステッピングモータ106に駆動用のパルス信号を与える。このステッピングモータ106はパチンコ球を上皿6内に賞品球として払出す賞球払出装置の駆動源として機能するものであり、上皿6内にはステッピングモータ106が駆動することに基いて賞球データに応じた個数の賞品球が払出される。
演出制御回路107は装飾図柄遊技の演出内容を総括的に制御するものである。この演出制御回路107はメイン制御回路100から特別図柄遊技データの設定結果が送信されるものであり、メイン制御回路100は特別図柄始動センサ20からの特別図柄始動信号を検出したことを条件に特別図柄遊技データを設定し、演出制御回路107は特別図柄遊技データを検出することに基いて装飾図柄遊技データを設定する。
図柄制御回路108は演出制御回路107から装飾図柄遊技データが送信されるものである。この図柄制御回路108は装飾図柄遊技データに基いて装飾図柄遊技の映像的な演出内容を設定するものであり、演出内容を設定したときには演出内容の設定結果に応じた画像データを設定し、画像データの設定結果に基いて表示信号を生成する。この図柄制御回路108は表示信号の設定結果をLCD回路109に送信するものであり、LCD回路109は図柄制御回路108からの表示信号に応じた映像を装飾図柄表示器29に表示することに基いて装飾図柄遊技を行う。
音制御回路110は演出制御回路107から装飾図柄遊技データが送信されるものである。この音制御回路110は装飾図柄遊技データに基いて音的な演出内容を設定するものであり、演出内容を設定したときには演出内容の設定結果に応じた音データを設定し、音データの設定結果に基いて音信号を生成する。この音制御回路110は音信号の設定結果をスピーカ回路111に送信するものであり、スピーカ回路111は音制御回路110からの音信号に応じた遊技音を両スピーカ31から出力することに基いて装飾図柄遊技を音的に演出する。
電飾制御回路112は演出制御回路107から装飾図柄遊技データが送信されるものである。この電飾制御回路112は装飾図柄遊技データに基いて電飾的な演出内容を設定するものであり、演出内容を設定したときには演出内容の設定結果に応じた電飾データを設定し、電飾データの設定結果に基いて電飾信号を設定する。この電飾制御回路112は電飾信号の設定結果をLED回路113に送信するものであり、LED回路113は複数の電飾器33のトップLED40とサイドLED60とアングルLED80を電飾信号に応じた内容で発光させることに基いて装飾図柄遊技を電飾的に演出する。
上記実施例1によれば、LED基板35にサイドLED60およびアングルLED80を搭載したので、アングルLED80からLED基板35に対して斜めに照明光を投射することに基いて傾斜状のレンズ36を直交方向から照明し、サイドLED60からレンズ36に照明光を照射することに基いてレンズ36の残余部分を照明することができる。しかも、サイドLED60をアングルLED80から投射される照明光の拡り角の辺に沿ってアングルLED80の投光領域E3の外部に配置した。このため、アングルLED80からの投射光がサイドLED60によって遮蔽されることがなくなるので、総じて、傾斜状のレンズ36を十分に照明することができる。
アングルLED80のパッケージ81に基準面82および反射面95を形成した。このため、基準面82をLED基板35に押当てるだけでアングルLED80の投光方向が予め設定された傾斜角度θに角度規制されるので、アングルLED80のLED基板35に対する実装作業が簡単になる。
アングルLED80のパッケージ81およびコモンリードフレーム83に基準面82およびチップ搭載面84を設けた。このため、基準面82をLED基板35に押当てるだけでアングルLED80の投光方向が予め設定された傾斜角度θに規制されるので、この点からもアングルLED80のLED基板35に対する実装作業が簡単になる。
アングルLED80のパッケージ81およびコモンリードフレーム83に基準面82およびチップ搭載面84を設けた。このため、基準面82をLED基板35に押当てるだけでアングルLED80の投光方向が予め設定された傾斜角度θに規制されるので、この点からもアングルLED80のLED基板35に対する実装作業が簡単になる。
上記実施例1においては、アングルLED80の基準面82をLED基板35に押当てることに基いて照明光の投射方向を角度規制したが、これに限定されるものではなく、例えばコモンリードフレーム83の端子92およびRリードフレーム88の端子92〜Bリードフレーム90の端子92の曲げ角度を調整することに基いて角度規制しても良い。
上記実施例1においては、トップLED40とサイドLED60とアングルLED80としてフルカラーのLEDを例示したが、これに限定されるものではなく、例えば単色のLEDを用いても良い。
上記実施例1においては、トップLED40とサイドLED60とアングルLED80としてフルカラーのLEDを例示したが、これに限定されるものではなく、例えば単色のLEDを用いても良い。
上記実施例1においては、アングルLED80の投光方向をパッケージ81の反射面95およびコモンリードフレーム83のチップ搭載面84の双方によって規制したが、これに限定されるものではなく、例えばいずれか一方で規制しても良い。
上記実施例1においては、LEDカバー34の全体を透明樹脂から構成したが、これに限定されるものではなく、例えばレンズ36だけを透明樹脂または半透明樹脂から構成しても良い。
上記実施例1においては、LEDカバー34の全体を透明樹脂から構成したが、これに限定されるものではなく、例えばレンズ36だけを透明樹脂または半透明樹脂から構成しても良い。
上記実施例1においては、サイドLED60をアングルLED80から投射される照明光の外周面に実際に沿わせて配置したが、これに限定されるものではなく、例えば照明光の内部に侵入しないように外周面の近傍に配置しても良い。
上記実施例1においては、本発明を遊技機の電飾装置に適用したが、これに限定されるものではなく、例えば自動販売機の押ボタンとして機能する電飾装置に適用したり、自動車の操作ボタンとして機能する電飾装置等に適用しても良い。
上記実施例1においては、本発明を遊技機の電飾装置に適用したが、これに限定されるものではなく、例えば自動販売機の押ボタンとして機能する電飾装置に適用したり、自動車の操作ボタンとして機能する電飾装置等に適用しても良い。
33は電飾器(電飾装置)、34はLEDカバー(電飾カバー)、35はLED基板、60はサイドLED(第2のLED)、80はアングルLED(第1のLED)、81はパッケージ、82は基準面、83はコモンリードフレーム(リードフレーム)、84はチップ搭載面(搭載面)、85は赤色系LED素子(LED素子)、86は緑色系LED素子(LED素子)、87は青色系LED素子(LED素子)、95は反射面を示す。
Claims (3)
- LED基板に対して傾斜する透光性の電飾カバーと、
前記LED基板に搭載され、前記LED基板に対して斜め向きの照明光を前記電飾カバーに投射する第1のLEDと、
前記LED基板に前記第1のLEDの投光側に位置して搭載され、前記電飾カバーに照明光を投射する第2のLEDとを備え、
前記第2のLEDは、前記第1のLEDから投射される照明光の拡り角の辺に沿って前記第1のLEDの投光領域の外部に配置されていることを特徴とする電飾装置。 - 前記第1のLEDは、
LED素子を保持するパッケージと、
前記パッケージに設けられ、前記LED基板に押当てられる基準面および前記LED素子からの光を反射する反射面とを備え、
前記反射面は、軸心線が前記基準面に対して傾斜する筒状をなすものであることを特徴とする請求項1記載の電飾装置。 - 前記第1のLEDは、
前記LED基板に押当てられる基準面を有するパッケージと、
前記パッケージに保持され、前記基準面に対して傾斜する搭載面を有するリードフレームと、
前記搭載面に搭載される平面端子を有するLED素子と
を備えたことを特徴とする請求項1記載の電飾装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004275164A JP2006093299A (ja) | 2004-09-22 | 2004-09-22 | 電飾装置 |
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JP2004275164A Pending JP2006093299A (ja) | 2004-09-22 | 2004-09-22 | 電飾装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011200503A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Olympia:Kk | 照明装置及び遊技機 |
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2004
- 2004-09-22 JP JP2004275164A patent/JP2006093299A/ja active Pending
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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