JP2001224748A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001224748A
JP2001224748A JP2000036634A JP2000036634A JP2001224748A JP 2001224748 A JP2001224748 A JP 2001224748A JP 2000036634 A JP2000036634 A JP 2000036634A JP 2000036634 A JP2000036634 A JP 2000036634A JP 2001224748 A JP2001224748 A JP 2001224748A
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gaming machine
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JP2000036634A
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Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光手段の発光による発光表示効果が向上す
ると共に、低コストで容易且つ安価に製作できる遊技機
を提供する。 【解決手段】 この遊技機は、所定の遊技状態に応じて
発光可能な発光手段38を備え、この発光手段38を遊技者
の視界側に傾斜させて設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、回胴式遊技機等の遊技機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】周知のように、パチンコ機等の弾球遊技
機は、遊技機本体の前枠に遊技盤を設けると共に、この
遊技盤の上方側で前枠の前側に遊技状態表示手段を配置
し、遊技中に遊技者に有利な特別遊技状態が発生した場
合に、この遊技状態表示手段により、その特別遊技状態
を遊技者に表示している。
【0003】通常、遊技状態表示手段は、有色透明な合
成樹脂材料製の遊技状態表示カバー内に、光の照射範囲
に指向性のある発光ダイオード等の発光体が前向きに配
置された発光手段を設け、遊技中に特別遊技状態が発生
したときに、発光手段を点滅発光させて、遊技状態表示
カバーの前側の発光表示部を発光させるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の弾球遊技機で
は、発光手段の発光体に指向性があるにも拘らず、遊技
状態表示手段を遊技者の頭上よりも高い遊技機本体の上
部側に配置し、しかも発光体を遊技盤と平行な基板等の
支持部材に略垂直に装着して、発光体の点滅発光時に、
その発光光線を前方に向かって略水平に照射している。
【0005】従って、発光手段の発光体は、遊技中の遊
技者の視界から外れた位置で、遊技者の方向とは異なる
方向に向かって、遊技状態表示カバーの発光表示部に対
して略垂直に発光光線を照射しているため、遊技状態表
示カバーの発光表示部を十分に発光させることができ
ず、特別遊技状態の表示効果を十分に奏し得ない問題が
ある。このため、従来の遊技状態表示手段では、発光表
示部の表示効果を良くするためには、発光手段の発光体
の数を増やす等の対策が必要であり、製作コストがアッ
プする等の問題もある。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、発光手段の発光による発光表示効果が向上すると共
に、低コストで容易且つ安価に製作できる遊技機を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の遊技状
態に応じて発光可能な発光手段38,46,49を備えた遊技機
において、前記発光手段38,46,49を遊技者の視界側に傾
斜させて設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図3は本発明に係る遊技機の
第1の実施形態を例示する。図1に示すように、遊技店
内には、複数個の島構造体1 が通路2 の間隔を置いて設
置され、この各島構造体1 の通路2 側の左右方向に複数
台の弾球遊技機3 が装着されている。通路2 の床面4 に
は、各弾球遊技機3 に対応して遊技者の着座用椅子5 が
設けられている。
【0009】弾球遊技機3 は、図2に示すように、外枠
6 と、この外枠6 の前面にヒンジ7を介して開閉自在に
枢着された前枠8 とを有する遊技機本体9 を備え、その
外枠6 が島構造体1 に装着されている。前枠8 の裏側に
は、遊技盤装着枠10(図3参照)を介して遊技盤11が裏
側から着脱自在に装着され、また遊技盤11の前側にガラ
ス扉12と、その下側に配置された前面板13とが設けられ
ている。ガラス扉12、前面板13は、一端のヒンジ部14,1
5 を介して前枠8 に開閉自在に枢着されている。前面板
13には、発射用の遊技球を貯留する上皿16が設けられて
いる。
【0010】前枠8 の下部には、余剰球を貯留する下皿
17が装着され、この下皿17の側方に、発射手段18の発射
ハンドル19が配置されている。発射手段18は、発射ハン
ドル19を操作して、上皿16から1個づつ供給される遊技
球を打撃槌で打撃して遊技盤11側に発射させるようにな
っている。
【0011】遊技盤11の前面には、発射手段18から発射
された遊技球を案内するガイドレール20が環状に装着さ
れと共に、このガイドレール20の内側の遊技領域21内に
特別図柄表示手段22、普通図柄表示手段23、特別図柄始
動手段24、普通図柄始動手段25、大入賞手段26、普通入
賞手段27〜29等の遊技部品が設けられている。
【0012】普通図柄表示手段23は、普通図柄始動手段
25が遊技球を検出することを条件に1個の普通図柄が所
定時間変動して、その変動後の普通図柄が特定の当たり
図柄となったときに、遊技者に有利になるように特別図
柄始動手段24を所定時間開放させるためのものである。
【0013】特別図柄表示手段22は、特別図柄始動手段
24が遊技球を検出することを条件に3個の特別図柄が所
定時間変動し、その変動後の特別図柄が特定の大当たり
図柄となったときに、遊技者に有利になるように特別遊
技状態(大当たり状態)を発生させて、大入賞手段26を
所定の条件下で最大所定回数まで開閉させるためのもの
である。
【0014】ガラス扉12は、図3にも示すように、板金
製の扉枠30と、扉枠30の裏側に装着されたガラス板31
と、扉枠30の前側に装着された化粧カバー32を備えてい
る。この化粧カバー32は、遊技盤11の遊技領域21に対応
して形成された開口窓33を有すると共に、上部側が前枠
8 の上端と略同一高さとなるように上方に延出されてい
る。化粧カバー32には、その延出部分に遊技状態表示手
段34が左右方向に横長状に設けられ、また遊技状態表示
手段34の左右両端部の下側に補給切れ表示手段35と下皿
満杯表示手段36とが設けられている。
【0015】遊技状態表示手段34は、遊技中に特別遊技
状態が発生した場合等、遊技中の遊技状態に応じて発光
表示して、その遊技状態を遊技者に対して視覚的に表示
し報知するためのもので、図3に示すように、開口窓33
の上側で化粧カバー32の前面に装着された遊技状態表示
カバー37と、この遊技状態表示カバー37内に配置された
発光手段38とを備えている。
【0016】遊技状態表示カバー37は、無色透明、無色
半透明、有色透明又は有色半透明等の光透過性を有する
合成樹脂製であって、係合爪等の複数個の固定手段40に
より化粧カバー32に着脱自在に装着されている。この遊
技状態表示カバー37には、発光手段38の発光時に乱反射
等によって光輝状態に発光する発光表示部39が所定領域
に設けられている。
【0017】なお、発光表示部39は、傾斜部の裏面側に
縦方向、横方向又は縦横方向の溝を形成するか、又は無
数の凹凸部を形成して、その略全体が粗面状に形成され
ている。遊技状態表示カバー37は、複数色の成形体を組
み合わせることにより構成しても良い。
【0018】発光手段38は、発光光線の照射範囲に指向
性のある複数個の発光体、例えば発光ダイオード41と、
この発光ダイオード41を直接的に支持する基板等の板状
の支持部材42とを備え、全体として遊技者の視界側に向
かって発光するように傾斜している。
【0019】支持部材42は、遊技盤11の前面側と略平行
になるように、化粧カバー32の開口部43の裏側にネジ等
で着脱自在に固定されている。各発光ダイオード41は、
左右方向及び上下方向に複数個配置され、遊技状態表示
カバー37の内面に近接するように、化粧カバー32の開口
部43から遊技状態表示カバー37内へと前方に突出して、
その一対のリード脚44の後端側が支持部材42に印刷配線
等により固定されている。
【0020】各発光ダイオード41のリード脚44は、開口
窓33に近い側の発光ダイオード41のリード脚44の長さが
短く、遠い側の発光ダイオード41のリード脚44の長さが
長くなっている。各発光ダイオード41は、リード脚44の
中間をくの字状に屈曲させることにより、その発光光線
の照射方向が、椅子5 に着座状態の遊技者の視界に合わ
せて遊技盤11の略中央部の前方側に略集中するように、
遊技盤11と平行な面に対して傾斜している。なお、各発
光ダイオード41は、支持部材42に対して傾斜し、遊技状
態表示カバー37の発光表示部39に対して略垂直に発光光
線を照射するようになっている。
【0021】補給切れ表示手段35は、遊技機本体9 の裏
側の遊技球貯留タンク(図示省略)内の遊技球の補給が
切れたときに発光表示するもので、化粧カバー32に装着
された補給切れ表示カバー45と、この補給切れ表示カバ
ー45内に設けられた発光手段46とを備えている。この発
光手段46も、遊技状態表示手段34の発光手段38と同様
に、複数個の発光ダイオード47と、この発光ダイオード
47を直接的に支持する支持部材とを備えている。発光ダ
イオード47は、遊技者の視界に合わせて遊技状態表示手
段34の発光ダイオード41と同様に傾斜している。
【0022】下皿満杯表示手段36は、下皿17の遊技球が
満杯状態のときに発光表示するもので、化粧カバー32に
装着された下皿満杯表示カバー48と、この下皿満杯表示
カバー48内に設けられた発光手段49とを備えている。こ
の発光手段49も、遊技状態表示手段34の発光手段38と同
様に、複数個の発光ダイオード50と、この発光ダイオー
ド50を直接的に支持する支持部材とを備えている。発光
ダイオード50は、遊技者の視界に合わせて遊技状態表示
手段34の発光ダイオード41と同様に傾斜している。
【0023】各発光手段38,46,49のリード線は、化粧カ
バー32の前側又は裏側に沿ってヒンジ部14側に配線され
ると共に、このヒンジ部14の近傍側から前枠8 の裏側に
引き出され、前枠8 の裏側等の発光制御基板(図示省
略)側に接続されている。なお、発光制御基板は、遊技
盤11側の遊技動作を制御する主制御基板から独立して設
けられている。そして、遊技状態表示手段34の発光手段
38は、遊技中に遊技者に有利な遊技状態が発生したとき
に、主制御基板から送信される表示コマンドを受信し
て、その表示コマンドに応じて発光制御基板により各発
光ダイオード41が発光制御されるようになっている。
【0024】遊技状態表示手段34は、遊技者に有利な遊
技状態が発生した場合等、そのときの遊技状態に応じて
発光手段38が発光表示するが、この遊技者に有利な状態
には、次のような場合がある。即ち、遊技者に有利な状
態には、先ず第1に、特別図柄表示手段22の変動後の停
止図柄が特定の大当たり図柄となることを条件に発生す
る特別遊技状態(大当たり状態)等であって、遊技者が
比較的短時間で多数の賞品球を獲得できるときの特別遊
技状態がある。
【0025】第2に大当たり図柄の種類等に応じて特別
遊技状態の終了後に特別図柄表示手段22での大当たり発
生確率を低確率から高確率へと確率変動させる所謂確
変、又は大当たり図柄の種類等に応じて特別遊技状態の
終了後に普通図柄表示手段23又は特別図柄表示手段22で
の図柄変動時間を短縮させる所謂時短等、総体的に比較
的短時間で特別遊技状態となる可能性が高いときの遊技
状態がある。
【0026】第3に特別図柄表示手段22の特別図柄の変
動途中に、1個の特別図柄を除く他の特別図柄が同種類
となるリーチ状態等、その後に特別遊技状態となる可能
性が発生したときの遊技状態がある。
【0027】なお、遊技状態表示手段34は、これらの遊
技状態の内、何れか1つのみが発生した場合に発光手段
38が発光表示するようにしても良いし、また特別遊技状
態と確変、特別遊技状態と時短等のように何れか複数種
類の遊技状態が発生した場合に、その各々を発光表示す
るようにしても良い。但し、複数種類の遊技状態を報知
する場合には、遊技者が容易に遊技状態を把握できるよ
うに、その遊技状態の種類に応じて点滅周期、その他の
表示態様を異ならせることが好ましい。
【0028】上記構成の弾球遊技機3 によれば、発射手
段18により発射された遊技球は、ガイドレール20に沿っ
て誘導されて遊技盤11の遊技領域21の上部側に達した
後、遊技面に沿って落下して行く。
【0029】遊技球が特別図柄始動手段24に入賞する
と、特別図柄表示手段22の3個の特別図柄が所定時間変
動し、その変動後に特別図柄が外れ図柄又は大当たり図
柄を停止表示する。そして、特別図柄が大当たり図柄を
表示すれば特別遊技状態が発生して、大入賞手段26が最
大所定回数まで開閉動作を繰り返し、多数の遊技球が大
入賞手段26に入賞し易くなり、遊技者に多大な利益が還
元される。
【0030】特別遊技状態が発生すると、主制御基板か
らの報知コマンドにより遊技状態表示手段34の発光手段
38が所定の点滅周期で点滅発光し、その特別遊技状態の
発生を遊技者に対して視覚的に表示する。
【0031】例えば、発光手段38では、特別遊技状態の
継続中、表示コマンドに従って発光ダイオード41が所定
の周期で点滅発光を繰り返し、これによって発光表示部
39が発光して、特別遊技状態の発生を遊技者に対して視
覚的に表示する。従って、遊技者は、遊技状態表示手段
34の遊技状態表示カバー37側の発光の有無等により、そ
のときの遊技状態を容易に把握できる。
【0032】特に発光手段38、取り分けその複数個の発
光ダイオード41が遊技者の視界側に傾斜しており、発光
光線を遊技者の視界側に向かって遊技状態表示カバー37
の発光表示部39に照射するため、遊技者が視線を上げれ
ば、その方向が発光ダイオード41の発光光線の方向と一
致する。このため遊技状態表示カバー37の発光表示部39
の発光を介して発光手段38の発光状態を容易に確認で
き、発光手段38の発光による発光表示効果が向上する。
また発光表示効果が向上するため、発光ダイオード41の
数を比較的少なくでき、低コストで容易且つ安価に製作
できる。
【0033】しかも、発光ダイオード41を遊技者の視界
側に向けて傾斜させるだけでなく、遊技状態表示カバー
37の発光表示部39に対して発光ダイオード41が略垂直に
発光光線を照射するようになっているため、発光ダイオ
ード41の発光光線による発光表示部39の発光効率が向上
する。勿論、遊技状態表示カバー37の発光表示部39が光
透過式の場合には、発光表示部39の内面側での他の方向
への反射を少なくできる。
【0034】更に支持部材42が遊技盤11と略平行である
ため、その取り付けも容易である。また支持部材42が遊
技盤11と略平行であるにも拘らず、リード脚44をくの字
状に屈曲させて発光ダイオード41を遊技者の視界側に向
けて傾斜させているので、発光ダイオード41を傾斜させ
るための特別な部材等が不要であり、構造的に簡単にで
きる。
【0035】補給切れ表示手段35、下皿満杯表示手段36
においても、遊技球貯留タンクの遊技球の補給切れ、下
皿17内の遊技球の満杯等が生じれば、発光手段46,49 の
発光ダイオード47,50 が点滅発光して、その補給切れ、
満杯を表示するが、この場合にも、遊技状態表示手段34
側と同様の効果を奏する。
【0036】図4は本発明の第2の実施形態を例示し、
遊技状態表示カバー37の発光表示部39側を、その上部か
ら下部にかけて後下がりに後方に傾斜する傾斜状に設け
ると共に、発光手段38の支持部材42を発光表示部39の傾
斜角度に合わせて傾斜させたものである。
【0037】遊技状態表示カバー37は、略水平状の上壁
部51と、この上壁部51の前端側から下方に屈曲して後方
に傾斜する発光表示部39とを一体に備えている。発光表
示部39の傾斜角度は、弾球遊技機3 の前上方で遊技店の
天井側に設けられた照明灯からの照明光を極力遮光しな
いように設定されている。
【0038】支持部材42は取り付け具52を介して化粧カ
バー32にネジ等で着脱自在に固定され、この支持部材42
に、各発光ダイオード41と略同一高さで略垂直に設けら
れている。そして、支持部材42は、遊技盤11と平行な面
に対して傾斜し、発光ダイオード41は、遊技状態表示カ
バー37の発光表示部39と略垂直であり、支持部材42の傾
斜によって、その発光光線の照射方向が遊技者の視界の
方向と略一致するようになっている。
【0039】この実施形態の場合にも、第1の実施形態
と同様の発光表示効果を確保できる。また取り付け具52
を介して支持部材42を傾斜させているため、各発光ダイ
オード41毎にリード脚44の長さ等を変える必要がなく、
発光ダイオード41を支持部材42に容易に装着できる。
【0040】更に遊技状態表示カバー37の発光表示部39
が上部から下部にかけて後方に傾斜しているため、遊技
盤11の上側で遊技状態表示カバー37が遊技機本体9 から
前方に突出しているにも拘らず、遊技店の天井側の照明
灯からの照明光を遊技状態表示カバー37で遮光すること
がなく、遊技盤11の上部側に影を可及的に少なくでき
る。
【0041】図5は本発明の第3の実施形態を例示し、
遊技状態表示カバー37の発光表示部39側を、その上下方
向の中間部から下部にかけて後方に傾斜する傾斜状に設
けると共に、発光方向変更手段53により遊技状態に応じ
て発光手段38の発光方向を変更可能に構成したものであ
る。
【0042】発光手段38の支持部材42は、その下端側が
横軸54廻りに遊技状態表示カバー37の内側に回動自在に
枢支され、支持部材42の上端側に発光方向変更手段53が
設けられている。
【0043】発光方向変更手段53は、仮想線で示すよう
に遊技盤11と略平行な後退姿勢と、実線で示すように発
光ダイオード41が遊技者の視界側に向く傾斜姿勢との間
で、遊技状態に応じて支持部材42を横軸54廻りに姿勢変
更可能にするためのもので、プランジャ55を備えたソレ
ノイド56により構成されている。そして、プランジャ55
の先端側が支持部材42に、ソレノイド56が遊技状態表示
カバー37のブラケット58に夫々ピン57,59 により回動自
在に枢支されている。
【0044】この実施形態では、通常の遊技中は、支持
部材42が遊技盤11と平行な後退姿勢にあり、特別図柄表
示手段22の特別図柄がリーチ状態になる等、遊技状態に
変化があれば、その状態のままで発光手段38の発光ダイ
オード41が点滅発光する。また特別遊技状態、確変、時
短等が発生すれば、ソレノイド56が励磁してプランジャ
55が前方に突出して、発光ダイオード41が傾斜するよう
に支持部材42が横軸54廻りに回動し、支持部材42が傾斜
姿勢に変化する。一方、発光ダイオード41が所定の点滅
周期で発光して、発光表示部39を発光させる。
【0045】この実施形態では、遊技状態に応じて発光
変更手段53により支持部材42の角度が変化し、発光ダイ
オード41の発光方向が変化するので、単に発光ダイオー
ド41の発光態様を変化させるだけでなく、多様な発光表
示が可能である。特に支持部材42の回動によって、発光
ダイオード41と発光表示支持部材42との間隔が変化する
ので、その発光方向が変化するだけでなく、明るさの変
化も演出できる。
【0046】図6は本発明の第4の実施形態を例示し、
遊技状態表示カバー37の発光表示部39を円弧状に湾曲さ
せて構成すると共に、その内部の発光手段38の支持部材
42を傾斜させて化粧カバー32に取り付けたものである。
【0047】この実施形態では、発光ダイオード41の光
は、発光表示部39に対して斜め方向に照射するが、この
ように必ずしも発光ダイオード41を発光表示部39に対し
て略垂直にする必要はない。
【0048】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明は各実施形態に限定されるものではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であ
る。例えば、実施形態では、発光手段38,46,49の発光体
として発光ダイオード41,47,50を使用しているが、発光
ダイオード41,47,50以外のものを使用しても良い。また
発光体を支持部材42に装着する場合、そのリード脚44を
直接支持部材42に固定する他、コネクタを介して間接的
に取り付けても良い。
【0049】更に各実施形態では、遊技状態表示手段34
に発光体を設ける場合を中心に説明したが、発光手段3
8,46,49を前枠8 等に設けても良い。例えば、弾球遊技
機3 には、前枠8 の横枠部がガラス扉12の上側で前面に
露出する構造のものがあるが、この場合には前枠8 の上
端部、即ち横枠部部の前面側に遊技状態表示手段34を装
着しても良い。従って、本発明は、上皿16、ガラス扉1
2、前枠8 等を含む遊技機本体9 の前面側に発光手段38,
46,49を設けるものであれば、同様に実施可能である。
【0050】発光方向変更手段53は、支持部材42を左右
方向又は上下方向等に摺動させて発光体の発光方向を変
更させるようにしても良い。また発光方向変更手段53
は、支持部材42の回転等によって発光体の発光方向を変
更させるようにしても良い。
【0051】なお、実施形態では、遊技媒体として遊技
球を使用するようにした弾球遊技機について説明した
が、弾球遊技機であれば、パチンコ機、アレンジボール
機、その他のものでも実施可能である。更に遊技媒体と
してコイン等を使用するようにした回胴式遊技機等の各
種の遊技機においても同様に実施可能である。
【0052】
【発明の効果】本発明では、所定の遊技状態に応じて発
光可能な発光手段38,46,49を備えた弾球遊技機3 におい
て、前記発光手段38,46,49を遊技者の視界側に傾斜させ
て設けているので、発光手段38,46,49の発光による発光
表示効果が向上するとと共に、低コストで容易且つ安価
に製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す遊技店内の構成図
である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す弾球遊技機の正面
図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示す弾球遊技機の上部
の断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す弾球遊技機の上部
の断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す弾球遊技機の上部
の断面図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す弾球遊技機の上部
の断面図である。
【符号の説明】 8 前枠 9 遊技機本体 12 ガラス扉 38,46,49 発光手段 41,47,50 発光ダイオード(発光体) 42 支持部材 53 発光方向変更手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の遊技状態に応じて発光可能な発光
    手段(38)(46)(49)を備えた遊技機において、前記発光手
    段(38)(46)(49)を遊技者の視界側に傾斜させて設けたこ
    とを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記発光手段(38)(46)(49)は、発光体(4
    1)(47)(50)と、該発光体(41)(47)(50)を直接的又は間接
    的に支持する支持部材(42)とを備え、前記発光体(41)(4
    7)(50)を遊技盤(11)と平行な面に対して傾斜させたこと
    を特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記発光手段(38)(46)(49)は、発光体(4
    1)(47)(50)と、該発光体(41)(47)(50)を直接的又は間接
    的に支持する支持部材(42)とを備え、前記発光体(41)(4
    7)(50)を前記支持部材(42)に対して傾斜させたことを特
    徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記発光手段(38)(46)(49)の発光方向を
    変更可能な発光方向変更手段(53)を備えたことを特徴と
    する請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記発光手段(38)(46)(49)は、照射範囲
    に指向性のある発光体(41)(47)(50)を備えたことを特徴
    とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記発光手段(38)(46)(49)は、前枠(8)
    、ガラス扉(12)を含む遊技機本体(9) の前面側に設け
    たことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の遊技
    機。
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