JP2006093293A - 冷却器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発熱量が異なる半導体モジュールの温度のバラツキを少なくして、半導体モジュールやチューブの耐久性を向上させる。
【解決手段】 複数のチューブ1が所定間隔を隔てて積層され、隣接するチューブ1間に保持された複数の電子部品5を冷却する冷却器において、チューブ1内を流れる冷媒の流量をチューブ1によって異ならせることによりチューブ1の冷却能力を異ならせ、冷却能力が高いチューブ1間に発熱量が高い電子部品5を保持し、冷却能力が低いチューブ1間に発熱量が低い電子部品5を保持する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発熱する電子部品を冷却する冷却器に関するもので、特にハイブリッド電気自動車用インバータの両面冷却型電子部品を冷却する冷却器として好適である。
従来、半導体モジュール(電子部品)を水冷式の冷却器に取り付けて冷却するものが知られている。両面冷却型半導体装置として特許文献1で提案された装置は、冷却水の通路を有する扁平のチューブと両面冷却型半導体モジュールとを交互に積層している。
特開2002−26215号公報
ところで、発熱体である半導体モジュールは、素子の役割によって発熱量が異なる。例えば、ハイブリッド電気自動車用インバータの半導体モジュールにおいては、昇圧用素子を有する半導体モジュールは、制御用素子を有する半導体モジュールと比較して発熱量が大きい。
しかしながら、発熱量が異なる半導体モジュールを冷却する場合、発熱量が大きい半導体モジュールの温度は、発熱量が小さい半導体モジュールの温度よりも高くなってしまう。そのため、発熱量が大きい半導体モジュールの耐久性が低下してしまうという問題があった。
また、発熱量が大きい半導体モジュールに接しているチューブと発熱量が小さい半導体モジュールに接しているチューブとの温度差により、チューブには熱応力が発生し、その熱応力によりチューブの腐食や破壊が早められるという問題があった。
本発明は上記点に鑑みて、発熱量が異なる半導体モジュールの温度のバラツキを少なくして、半導体モジュールやチューブの耐久性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、冷媒が流れる冷媒通路(11、12)を有する複数のチューブ(1)が所定間隔を隔てて積層され、隣接するチューブ(1)間に保持された複数の電子部品(5)を冷却する冷却器において、複数のチューブ(1)は冷却能力が異なり、複数の電子部品(5)は発熱量が異なり、冷却能力が高いチューブ(1)間に発熱量が高い電子部品(5)が保持されるとともに、冷却能力が低いチューブ(1)間に発熱量が低い電子部品(5)が保持されることを特徴とする。
これによると、発熱量が異なる半導体モジュールの温度のバラツキが少なくなるため、半導体モジュールやチューブの耐久性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の冷却器において、チューブ(1)内を流れる冷媒の流量をチューブ(1)によって異ならせることにより、チューブの冷却能力を異ならせることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の冷却器において、複数のチューブ(1)と連通して複数のチューブ(1)に冷媒を分配する入口ヘッダ部(7)と、入口ヘッダ部(7)内の通路を絞る絞り手段(71)とを備えることを特徴とする。
これによると、入口ヘッダ部における絞り手段よりも上流側の部位と連通するチューブには冷媒が多量流れ、入口ヘッダ部における絞り手段よりも下流側の部位と連通するチューブには冷媒が少量流れるため、チューブの冷却能力を異ならせることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項2または3に記載の冷却器において、複数のチューブ(1)と連通して複数のチューブ(1)からの冷媒を回収する出口ヘッダ部(8)と、出口ヘッダ部(8)内の通路を絞る絞り手段(81)とを備えることを特徴とする。
これによると、出口ヘッダ部における絞り手段よりも下流側の部位と連通するチューブには冷媒が多量流れ、出口ヘッダ部における絞り手段よりも上流側の部位と連通するチューブには冷媒が少量流れるため、チューブの冷却能力を異ならせることができる。
請求項5に記載の発明では、請求項2に記載の冷却器において、隣接するチューブ(1)における冷媒の入口側を連結する筒状の連結部材(2)を備え、チューブ(1)には、連結部材(2)の筒部(22)が挿入される挿入穴(131)が形成され、筒部(22)は、挿入穴(131)から冷媒通路(11、12)内に突出しており、筒部(22)の突出長さ(L)がチューブ(1)によって異なることを特徴とする。
これによると、連結部材からチューブ内の冷媒通路に冷媒が分配される部分の通路断面積が筒部の突出長さに応じて異なって、チューブ内を流れる冷媒の流量がチューブによって異なるため、チューブの冷却能力を異ならせることができる。
請求項6に記載の発明のように、請求項1に記載の冷却器において、チューブ(1)内に熱交換を促進するフィン(15)を備え、フィン(15)の熱交換促進性能をチューブ(1)によって異ならせることにより、チューブの冷却能力を異ならせることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る冷却器について説明する。図1は第1実施形態に係る冷却器の正面図、図2は図1のA−A線に沿う要部の断面図、図3は図1のB部の正面断面図である。
本発明の冷却器は、ハイブリッド電気自動車用インバータの両面冷却型半導体モジュールの冷却に用いることができる。
図1〜図3に示すように、冷却器は、冷媒が流れる冷媒通路11、12が内部に形成されるとともに、冷媒通路11、12内での冷媒の流れ向きX(以下、流れ向きXという)に対して直交する方向Y(以下、積層方向Yという)に所定間隔を隔てて積層された多数のチューブ1と、隣接するチューブ1間に配置されて隣接するチューブ1同士を連結するベローズ2と、積層方向Yの一端側に位置するチューブ1にろう付け接合されて、冷媒が流入する入口パイプ3と、積層方向Yの一端側に位置するチューブ1にろう付け接合されて、冷媒が流出する出口パイプ4とを備えている。冷媒としては、本実施形態ではエチレングリコール系の不凍液が混入した水を用いている。なお、ベローズ2は本発明の連結部材に相当する。
積層方向Y両端に位置するチューブ1と、他のチューブ1は、具体的構成が異なっている。すなわち、積層方向Y両端のチューブ1を除いたチューブ1は、2枚の外部プレート13を最中状に合わせて内部に空間が形成されており、扁平形状になっている。その空間は、2枚の外部プレート13間に狭持された平板状の1枚の内部プレート14によって、積層方向Yに並ぶ第1冷媒通路11と第2冷媒通路12とに分割されている。各冷媒通路11、12には、熱交換を促進する波板状のフィン15が配置されている。
一方、積層方向Y両端のチューブ1は、外部プレート13と同形状のプレートと、内部プレート14と同形状のプレートとを合わせて、内部に1つの冷媒通路が形成されており、扁平形状になっている。その冷媒通路には、熱交換を促進する波板状のフィンが配置されている。
各プレート13、14およびフィン15は、アルミニウム製の薄板をプレス成形したものであり、孔食防止の観点から、内側が犠牲陽極材付きのブレージングシート材を使用するのが望ましい。
外部プレート13には、冷媒通路11、12内での冷媒の流れ方向の両端側に、ベローズ2の筒部(詳細後述)が挿入される円形の挿入穴131が形成されている。内部プレート14には、挿入穴131に対向する位置に、第1冷媒通路11と第2冷媒通路12とを連通させる連通穴141が形成されている。
ベローズ2は、蛇腹状の管であり、積層方向Yに容易に伸縮可能な蛇腹部21と、蛇腹部21の両端に設けられた円筒状の筒部22と、筒部22の外周部に設けられた鍔部23とを有する。ベローズ2は、アルミニウムよりなり、隣接する2つのチューブ1の挿入穴131に筒部22を挿入して接合されている。
入口パイプ3および出口パイプ4は、アルミニウムよりなり、積層方向Yの一端側に位置するチューブ1の挿入穴131に挿入されてチューブ1にろう付け接合されている。入口パイプ3および出口パイプ4は、冷媒を循環させる図示しないポンプ、および冷媒を冷却する図示しない熱交換器に接続されている。
発熱体となる両面冷却型の半導体モジュール5は、本発明の電子部品に相当するものであり、IGBT素子51と、銅板52と、放熱板53が、モールド樹脂54にて一体化されている。そして、半導体モジュール5は隣接する2つのチューブ1間に配置され、半導体モジュール5は、絶縁材6(主にセラミック板)や熱伝導グリスを介してチューブ1に接触するようになっている。なお、半導体モジュール5は、チューブ1に直接接触させた状態で配設してもよい。また、図示しない板ばねによって、積層されたチューブ1を積層方向Y両端から挟圧することにより、チューブ1間に半導体モジュール5が保持される。
上記構成において、入口パイプ3から流入した冷媒は、ベローズ2内を通って各チューブ1の冷媒通路11、12の一端側に流入し、冷媒通路11、12内を流れ向きXに沿って流れ、冷媒通路11、12の他端側からベローズ2内を通って出口パイプ4に至る。このとき、冷媒通路11、12内を流れる冷媒と半導体モジュール5との間で熱交換が行われ、半導体モジュール5が冷却される。
ここで、積層方向Yに並んだ多数の半導体モジュール5のうち、最も入口パイプ3側に位置する半導体モジュール5を1列目半導体モジュール5−1とし、以下、入口パイプ3から遠ざかる向きに向かって2列目半導体モジュール5−2、…、n列目半導体モジュール5−nとする。また、1列目半導体モジュール5−1の両側に位置する2つの冷媒通路を1列目冷媒通路群W1とし、n列目半導体モジュール5−nの両側に位置する2つの冷媒通路をn列目冷媒通路群Wnとする。
図4は、本実施形態の冷却器の流量分配特性、すなわち、冷媒通路群W1〜W11毎の冷媒流量を示したものである。因みに、冷却器全体での流量は、12L/minである。
図4から明らかなように、入口パイプ3に近い側の冷媒通路群ほど冷媒流量が多く、入口パイプ3から遠い側の冷媒通路群ほど冷媒流量が少なくなっている。したがって、入口パイプ3に近い側のチューブ1ほど冷却能力が高く、入口パイプ3から遠い側のチューブ1ほど冷却能力が低くなっている。
そして、本実施形態では、半導体モジュール5のうち発熱量が大きい昇圧用素子を有する半導体モジュールを、冷却能力が高いチューブ1間に配置し、半導体モジュール5のうち発熱量が小さいモータ制御用素子を有する半導体モジュールを、冷却能力が低いチューブ1間に配置している。したがって、発熱量が異なる半導体モジュール5の温度のバラツキが少なくなる。
このように、発熱量が異なる半導体モジュール5の温度のバラツキが少なくなることにより、半導体モジュール5やチューブ1の耐久性を向上させることができる。
具体的には、発熱量が大きい半導体モジュールの温度を従来よりも低下させることができるため、発熱量が大きい半導体モジュールの耐久性を向上させることができる。
また、半導体モジュール5の温度のバラツキが大きい場合、温度が高い半導体モジュール5においては、温度が低い半導体モジュール5よりも放熱板53の熱膨張が相対的に大きくなるため、温度が高い半導体モジュール5のIGBT素子51に大きな圧縮荷重が作用するのに対し、本実施形態では、半導体モジュール5の放熱板53の表面温度も同様に均一化することで、IGBT素子51に大きな圧縮荷重が作用するのが防止され、半導体モジュール5の信頼性(寿命)も向上する。
さらに、発熱量と冷却性能の比が各チューブ1において等価になるため、冷却器全体の熱ひずみが減少するとともに、熱応力によるチューブ1の腐食や破壊が抑制される。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図5は第2実施形態に係る冷却器の正面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図5に示すように、本実施形態は、全てのチューブ1と連通して全てのチューブ1に冷媒を分配供給する入口ヘッダ部7と、全てのチューブ1と連通して全てのチューブ1からの冷媒を集合回収する出口ヘッダ部8とを有する。
そして、入口ヘッダ部7には、入口ヘッダ部7内の通路を絞る入口側絞り71が一体に形成されている。また、出口ヘッダ部8には、出口ヘッダ部8内の通路を絞る出口側絞り81が一体に形成されている。なお、入口側絞り71および出口側絞り81は、本発明の絞り手段に相当する。
これによると、入口ヘッダ部7における入口側絞り71よりも上流側の部位7aと入口側絞り71よりも下流側の部位7bとの圧力差が大きくなり、また、出口ヘッダ部8における出口側絞り81よりも上流側の部位8aと出口側絞り81よりも下流側の部位8bとの圧力差が大きくなる。
したがって、入口側絞り71よりも上流側の部位7aと出口側絞り81よりも下流側の部位8bとの圧力差が極めて大きくなって、これらの部位7a、8bと連通するチューブ1には冷媒が多量流れ、一方、入口側絞り71よりも下流側の部位7bと出口側絞り81よりも上流側の部位8aとの圧力差が極めて小さくなって、これらの部位7b、8aと連通するチューブ1には冷媒が少量流れるため、チューブ1の冷却能力を大きく異ならせることができる。
そして、第1実施形態と同様に、半導体モジュール5のうち発熱量が大きい半導体モジュールを冷却能力が高いチューブ1間に配置し、半導体モジュール5のうち発熱量が小さい半導体モジュールを冷却能力が低いチューブ1間に配置している。したがって、発熱量が異なる半導体モジュール5の温度のバラツキが少なくなり、半導体モジュール5やチューブ1の耐久性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、絞り71、81を入口ヘッダ部7および出口ヘッダ部8に一体に形成したが、入口ヘッダ部7および出口ヘッダ部8とは別体に形成した板状のセパレータを入口ヘッダ部7および出口ヘッダ部8に接合し、そのセパレータにより入口ヘッダ部7および出口ヘッダ部8内の通路を絞るようにしてもよい。なお、そのセパレータは、本発明の絞り手段に相当する。
また、絞り71、81やセパレータは、入口ヘッダ部7および出口ヘッダ部8の一方のみに設けてもよい。
さらに、内部プレート14の連通穴141の穴径を小さくすることによって、絞り71、81やセパレータと同様の役割を持たせることもできる。
さらにまた、入口ヘッダ部7および出口ヘッダ部8の径(通路面積)を小さくして、入口ヘッダ部7および出口ヘッダ部8内での圧損をより大きくすることにより、入口パイプ3に近い側の冷媒通路群と入口パイプ3から遠い側の冷媒通路群との流量差を大きくすることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。図6は第3実施形態に係る冷却器における要部の正面断面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図6に示すように、本実施形態は、筒部22の第1冷媒通路11への突出長さLをチューブ1によって異ならせることによって、チューブ1の入口断面積、すなわち、ベローズ2から各冷媒通路11、12に冷媒が分配される部分の通路断面積を変えるようにしている。これにより、チューブ1内を流れる冷媒の流量がチューブ1によって異なるため、チューブ1の冷却能力を異ならせることができる。
そして、第1実施形態と同様に、半導体モジュール5のうち発熱量が大きい半導体モジュールを冷却能力が高いチューブ1間に配置し、半導体モジュール5のうち発熱量が小さい半導体モジュールを冷却能力が低いチューブ1間に配置している。したがって、発熱量が異なる半導体モジュール5の温度のバラツキが少なくなり、半導体モジュール5やチューブ1の耐久性を向上させることができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、チューブ1内を流れる冷媒の流量をチューブ1によって異ならせることにより、チューブ1の冷却能力を異ならせるようにしたが、一部のチューブ1にのみ熱交換促進性能が高い高性能なフィン15を配置し、他のチューブ1には熱交換促進性能が低いフィン15を配置することにより、チューブ1の冷却能力を異ならせるようにしてもよい。因みに、上記の高性能なフィンは、微細な流路、伝熱面積の拡大、オフセットフィンにすることで実現可能である。
上記各実施形態では、冷媒としてエチレングリコール系の不凍液が混入した水を用いたが、冷媒としては、水やアンモニア等の自然冷媒や、フロリナート等のフッ化炭素系冷媒、HCFC123、HFC134a等のフロン系冷媒、メタノール、アルコール等のアルコール系冷媒、アセトン等のケトン系冷媒などを用いることができる。
また、上記実施形態においては、ハイブリッド電気自動車用インバータの両面冷却型半導体モジュールの冷却に本発明を適用したが、例えば産業機器のモータ駆動インバータや、ビル空調用のエアコンインバータなどの半導体モジュールの冷却に本発明を適用することもできる。
また、本発明の冷却器は、半導体モジュール5ではなく、パワートランジスタ、パワーFET、IGBTなどの電子部品を冷却することも可能である。
本発明の第1実施形態に係る冷却器の正面図である。 図1のA−A線に沿う要部の断面図である。 図1のB部の正面断面図である。 本実施形態の冷却器の流量分配特性を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る冷却器の正面図である。 本発明の第3実施形態に係る冷却器における要部の正面断面図である。
符号の説明
1…チューブ、5…半導体モジュール(電子部品)、11、12…冷媒通路。

Claims (6)

  1. 冷媒が流れる冷媒通路(11、12)を有する複数のチューブ(1)が所定間隔を隔てて積層され、隣接する前記チューブ(1)間に保持された複数の電子部品(5)を冷却する冷却器において、
    前記複数のチューブ(1)は冷却能力が異なり、前記複数の電子部品(5)は発熱量が異なり、
    冷却能力が高い前記チューブ(1)間に発熱量が高い前記電子部品(5)が保持されるとともに、冷却能力が低い前記チューブ(1)間に発熱量が低い前記電子部品(5)が保持されることを特徴とする冷却器。
  2. 前記チューブ(1)内を流れる冷媒の流量がチューブ(1)によって異なることを特徴とする請求項1に記載の冷却器。
  3. 前記複数のチューブ(1)と連通して前記複数のチューブ(1)に冷媒を分配する入口ヘッダ部(7)と、前記入口ヘッダ部(7)内の通路を絞る絞り手段(71)とを備えることを特徴とする請求項2に記載の冷却器。
  4. 前記複数のチューブ(1)と連通して前記複数のチューブ(1)からの冷媒を回収する出口ヘッダ部(8)と、前記出口ヘッダ部(8)内の通路を絞る絞り手段(81)とを備えることを特徴とする請求項2または3に記載の冷却器。
  5. 隣接する前記チューブ(1)における冷媒の入口側を連結する筒状の連結部材(2)を備え、
    前記チューブ(1)には、前記連結部材(2)の筒部(22)が挿入される挿入穴(131)が形成され、
    前記筒部(22)は、前記挿入穴(131)から前記冷媒通路(11、12)内に突出しており、
    前記筒部(22)の突出長さ(L)がチューブ(1)によって異なることを特徴とする請求項2に記載の冷却器。
  6. 前記チューブ(1)内に熱交換を促進するフィン(15)を備え、前記フィン(15)の熱交換促進性能がチューブ(1)によって異なることを特徴とする請求項1に記載の冷却器。
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