JP2006093201A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006093201A
JP2006093201A JP2004273216A JP2004273216A JP2006093201A JP 2006093201 A JP2006093201 A JP 2006093201A JP 2004273216 A JP2004273216 A JP 2004273216A JP 2004273216 A JP2004273216 A JP 2004273216A JP 2006093201 A JP2006093201 A JP 2006093201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boat
lid
substrate holder
furnace
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004273216A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Honda
繁 本田
Tomoshi Taniyama
智志 谷山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2004273216A priority Critical patent/JP2006093201A/ja
Publication of JP2006093201A publication Critical patent/JP2006093201A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】
ボートに関するメンテナンスが安全に而も簡単に実施できる様にし、作業者の負担を軽減すると共に作業性を向上して、保守時間の短縮を図り半導体製造装置の生産性を向上する。
【解決手段】
処理炉36と、複数の基板を積層方向に保持する基板保持具17と、該基板保持具が載置される炉口蓋13と、該炉口蓋を昇降させ前記基板保持具を前記処理炉内に装入、引出しする昇降手段11とを有する半導体製造装置に於いて、前記炉口蓋は、上下方向に重なる様に配置された蓋体部15,43,44と回転部47を有し、前記基板保持具は前記回転部の上に載置されると共に、該回転部は前記蓋体部の上側に配置されており、前記基板保持具が前記処理炉内に装入された状態では前記回転部は回転不可能に前記蓋体部に固定手段により固定されており、前記基板保持具を前記処理炉外に出した状態に於いて前記回転部は前記固定手段を解除され回転可能とできる。
【選択図】 図3

Description

本発明はシリコンウェーハ等の基板に薄膜の生成、不純物の拡散、エッチング等の処理を行い半導体装置の製造を行う半導体製造装置に関するものである。
半導体製造装置には、基板を一枚ずつ処理する枚葉式と所要枚数を一度に処理するバッチ式とがあり、更にバッチ式の半導体製造装置には基板を積層方向に多段に支持して処理する縦型の半導体製造装置がある。
縦型の半導体製造装置では、基板(ウェーハ)は熱処理炉内で基板保持具(ボート)に多段に保持された状態で処理され、基板保持具は昇降手段(ボートエレベータ)によって熱処理炉内に装入、引出しされる様になっている。又、ボートはウェーハ保持溝が刻設された複数本の支柱を有し、ウェーハはウェーハ保持溝に挿入されることでボートに保持される。
近年では、歩留り、生産性の向上からウェーハの大径化が進んでおり、炉内温度が1000℃を超える高温熱処理炉ではウェーハの自重による撓みで結晶欠陥であるスリップ欠陥が発生する虞れがある。この為、処理中ウェーハを全周で支持し、撓みを軽減する様にウェーハリングを介してボートに支持させることが行われている。
図6〜図8により、従来の半導体製造装置に於けるボートと熱処理炉について説明する。
ヒータベース1の下面に反応管支持部材2が取付けられ、該反応管支持部材2に反応管3が反応管フランジ4を介して支持されている。前記反応管3は、耐熱性を有し、ウェーハを汚染しない材質である、例えば石英製であり、有天筒状の気密構造となっている。該反応管3は前記ヒータベース1を貫通して上方に延出し、前記反応管3の周囲は均熱管5に覆われ、該均熱管5は前記ヒータベース1に前記反応管3と同心に支持され、好ましくはSiCを材質としている。前記均熱管5の周囲を覆う様にヒータ6が設けられ、該ヒータ6は前記ヒータベース1に立設されている。前記反応管3、前記均熱管5、前記ヒータ6等により熱処理炉が構成される。
前記反応管3の下端には、ガス導入ポート7、排気ポート8が連通され、前記ガス導入ポート7は処理ガス源、或はパージガス源(図示せず)に接続され、前記排気ポート8は排気装置(図示せず)に接続されている。
前記ヒータベース1の下方はウェーハ搬送空間9となっており、該ウェーハ搬送空間9に基板保持具昇降手段(ボートエレベータ)11が設けられている。
該ボートエレベータ11は水平方向に延出し、昇降可能な昇降アーム12を有し、該昇降アーム12の上側に炉口蓋13が前記反応管3と同心に設けられている。前記炉口蓋13は下側の第1蓋体14、上側の第2蓋体15によって構成される。
該第2蓋体15の上面に好ましくは石英製のキャップ16が載置され、該キャップ16に好ましくは石英製のボート17が前記反応管3と同心となる様に載置される。前記キャップ16、前記ボート17は基板保持具を構成する。
前記キャップ16は下端にキャップフランジ18を有し、該キャップフランジ18はOリング等のシール部材19を介して前記反応管フランジ4の下面に気密に当接する様になっている。而して、前記ボートエレベータ11により前記ボート17を前記反応管3内に装入した状態では、前記キャップ16が前記反応管3の下端開口部(炉口部)を気密に閉塞する様になっている。
前記ボート17は、基板保持溝21が所要ピッチで刻設された所要本数の基板保持支柱22を有し、該基板保持支柱22はウェーハが挿脱可能な様に半円周上に配設されている(図8参照)。
ウェーハ23は前記基板保持溝21に挿入されて保持されるが、保持状態ではウェーハ23は半円部で支持された片持状態となる。この為、図7で示される様に基板ホルダである基板支持リング24を介して前記基板保持溝21に挿入される。前記基板支持リング24は後述する基板移載機25のツイーザと干渉しない様に、一部が欠切され、或は凹んでいるリング形状を成し、ウェーハ23は前記基板支持リング24を介して前記ボート17に保持され、又前記基板支持リング24を介することで、ウェーハ23の周縁で支持され、自重による撓みが減少される。
図8に示される様に、前記ウェーハ搬送空間9には基板移載機25が前記ボートエレベータ11の装置正面側に設けられ、降下状態のボート17に対して装置正面側からウェーハ23の移載を行う様になっている。
前記ボート17の前記基板保持溝21には予め前記基板支持リング24が装填されており、降下状態のボート17に対して前記基板移載機25によりウェーハ23の移載が行われる。
所要枚数のウェーハ23を保持したボート17は前記ボートエレベータ11により上昇され、前記反応管3内に装入される。前記ヒータ6によりウェーハ23が加熱され、前記ガス導入ポート7より処理ガスが導入され、前記排気ポート8より前記反応管3内が処理圧力に維持される様に排気される。
ウェーハ23の処理が完了すると、前記ボート17が降下され、前記基板移載機25により処理済のウェーハ23が払出される。
上記した様に、前記基板支持リング24はウェーハ23と共に処理されるので、基板支持リング24には反応生成物が付着する。付着した反応生成物はウェーハ23を汚染するパーティクルの原因となるので、所要処理毎に取外して洗浄する等のメンテナンスをする必要がある。
半導体製造装置内では装置正面側から前記ボート17にウェーハ23を搬入出するという搬送経路となっており、この為、前記基板保持支柱22は装置正面側、即ち基板移載機25側を開放する様に装置背面側の半円周上に配置されている。又、メンテナンスは、半導体製造装置の機器構成から前記基板移載機25が障害とならない方向から行う様になっており、通常は筐体26の背面に保守用の扉が設けられ、装置背面側から行う様になっている。
従って、前記基板支持リング24を前記ボート17に挿脱する作業は、図8で示される様に、前記ボート17の装置正面側から基板支持リング24を挿脱し、該基板支持リング24の搬入出は降下状態の前記ボート17と前記筐体26の側面間の狭い空間を通って行われていた。
この為、メンテナンス作業は狭小な空間で、不自然な姿勢で行わなければならず、作業者の身体的な負担が大きく、又前記ボート17に触れない様にしなければならない等注意を要し、更に作業時間が長くなる等、作業性が悪いという問題があった。
本発明は斯かる実情に鑑み、前記基板支持リングの挿脱等、ボートに関するメンテナンスが安全に而も簡単に実施できる様にし、作業者の負担を軽減すると共に作業性を向上して、保守時間の短縮を図り半導体製造装置の生産性を向上するものである。
本発明は、処理炉と、複数の基板を積層方向に保持する基板保持具と、該基板保持具が載置される炉口蓋と、該炉口蓋を昇降させ前記基板保持具を前記処理炉内に装入、引出しする昇降手段とを有する半導体製造装置に於いて、前記炉口蓋は、上下方向に重なる様に配置された蓋体部と回転部を有し、前記基板保持具は前記回転部の上に載置されると共に、該回転部は前記蓋体部の上側に配置されており、前記基板保持具が前記処理炉内に装入された状態では前記回転部は回転不可能に前記蓋体部に固定手段により固定されており、前記基板保持具を前記処理炉外に出した状態に於いて前記回転部は前記固定手段を解除され回転可能とできる半導体製造装置に係るものである。
本発明によれば、処理炉と、複数の基板を積層方向に保持する基板保持具と、該基板保持具が載置される炉口蓋と、該炉口蓋を昇降させ前記基板保持具を前記処理炉内に装入、引出しする昇降手段とを有する半導体製造装置に於いて、前記炉口蓋は、上下方向に重なる様に配置された蓋体部と回転部を有し、前記基板保持具は前記回転部の上に載置されると共に、該回転部は前記蓋体部の上側に配置されており、前記基板保持具が前記処理炉内に装入された状態では前記回転部は回転不可能に前記蓋体部に固定手段により固定されており、前記基板保持具を前記処理炉外に出した状態に於いて前記回転部は前記固定手段を解除され回転可能とできるので、基板保持具に対して作業を行う場合は、前記昇降手段で基板保持具を降下させることで、基板保持具を作業し易い向きに自在に回転させることができ、作業性が向上する等の優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態を説明する。
図1、図2は本発明が実施される半導体製造装置の一例を示している。尚、図1、図2中で図6〜図8に於いて示したものと同等のものには同符号を付してある。
筐体26内部の装置正面側には、図示しない外部搬送装置との間で基板収納容器としてのカセット28の授受を行う容器授受手段としてのカセットステージ29が設けられ、該カセットステージ29の背面側には昇降手段としてのカセットエレベータ31が設けられ、該カセットエレベータ31には搬送手段としてのカセット移載機32が取付けられている。又、前記カセットエレベータ31の背面側には、前記カセット28の載置手段としてのカセット棚33が設けられると共に前記カセットステージ29の上方にも予備カセット棚34が設けられている。該予備カセット棚34の上方にはクリーンユニット35が設けられクリーンエアを前記筐体26の内部に流通させる様に構成されている。
該筐体26の後部上方には、熱処理炉36が設けられ、該熱処理炉36の下方には基板としてのウェーハ23を水平姿勢で多段に保持する基板保持具としてのボート17を前記熱処理炉36内に昇降させる昇降手段としてのボートエレベータ11が設けられ、該ボートエレベータ11に取付けられた昇降アーム12の先端部には蓋体としての炉口蓋13が取付けられ前記ボート17を垂直に支持している。前記ボートエレベータ11と前記カセット棚33との間には昇降手段としての移載エレベータ37が設けられ、該移載エレベータ37には移載手段としての基板移載機25が取付けられている。又、前記ボートエレベータ11の横には、開閉機構を持ち前記熱処理炉36の炉口部を塞ぐ遮蔽部材としての炉口シャッタ38が設けられている。
前記ウェーハ23が装填された前記カセット28は、図示しない外部搬送装置から前記カセットステージ29に前記ウェーハ23が上向き姿勢で搬入され、該ウェーハ23が水平姿勢となる様前記カセットステージ29で90°回転させられる。更に、前記カセット28は、前記カセットエレベータ31の昇降動作、横行動作及び前記カセット移載機32の進退動作、回転動作の協働により前記カセットステージ29から前記カセット棚33又は前記予備カセット棚34に搬送される。
前記カセット棚33には前記基板移載機25の搬送対象となる前記カセット28が収納される移載棚39があり、前記ウェーハ23が移載に供される前記カセット28は前記カセットエレベータ31、前記カセット移載機32により前記移載棚39に移載される。
前記カセット28が前記移載棚39に移載されると、前記基板移載機25の進退動作、回転動作及び前記移載エレベータ37の昇降動作の協働により前記移載棚39から降下状態の前記ボート17に前記ウェーハ23を移載する。
前記ボート17に所定枚数の前記ウェーハ23が移載されると前記ボートエレベータ11により前記ボート17が前記熱処理炉36に挿入され、前記炉口蓋13により前記熱処理炉36が気密に閉塞される。気密に閉塞された該熱処理炉36内では前記ウェーハ23が加熱されると共に処理ガスが前記熱処理炉36内に供給され、前記ウェーハ23に処理がなされる。
該ウェーハ23への処理が完了すると、該ウェーハ23は上記した作動の逆の手順により、前記ボート17から前記移載棚39の前記カセット28に移載され、該カセット28は前記カセット移載機32により前記移載棚39から前記カセットステージ29に移載され、図示しない外部搬送装置により前記筐体26の外部に搬出される。尚、前記炉口シャッタ38は、前記ボート17が降下状態の際に前記熱処理炉36の下面を塞ぎ、外気が該熱処理炉36内に巻込まれるのを防止している。
前記カセット移載機32等の搬送動作は、搬送制御手段40により制御される。
図3〜図5に於いて、本実施の形態に係るボート支持部について説明する。尚、図3〜図5中、図6〜図8中で示したものと同等のものには同符号を付し、説明の詳細は省略する。
ボートエレベータ11から水平方向に延出する昇降アーム12の先端部には、昇降座41が設けられており、該昇降座41の中心には反応管3と同心の円孔42が形成されている。前記昇降座41上に取付けられる炉口蓋13は中心部が中空となっているドーナツ状の第1蓋体14、第2蓋体15から構成され、該第2蓋体15の中空部に軸受43を介して上ボート回転軸44が回転自在に設けられている。
該上ボート回転軸44を少なくとも3本のガイドシャフト45が前記上ボート回転軸44の軸心と平行に貫通し、前記ガイドシャフト45は円周3等分した位置に設けられたスライドブッシュ46を介して前記上ボート回転軸44に対して摺動自在となっている。前記ガイドシャフト45の上端には上昇降板47が固着され、前記ガイドシャフト45の下端には下昇降板48が固着され、前記上昇降板47、前記ガイドシャフト45、前記下昇降板48は一体となって回転昇降部を形成し、該回転昇降部は前記炉口蓋13に対して回転自在に支持されていると共に上下動自在となっている。
前記下昇降板48の周縁部1箇所には切欠50が形成され、後述する回転止ピン57が係合可能となっている。前記上昇降板47の上面には少なくとも1箇所に回転止突起58が突設され、該回転止突起58は前記キャップフランジ18の下面に形成された回転止凹部59に嵌脱可能となっている。
前記上ボート回転軸44の下面からバネガイド49が前記下昇降板48を遊貫する様に突設され、前記バネガイド49を中心に圧縮スプリング51が前記上ボート回転軸44と前記下昇降板48間に挾設され、該下昇降板48を下方に付勢している。
前記上ボート回転軸44の下部周面に係止穴52,52(一方は図示せず)が2箇所設けられ、2つの係止穴52は前記上ボート回転軸44の中心に対して好ましくは180°位置がずれている。前記第2蓋体15の下側にはインデックスプランジャ53が設けられており、該インデックスプランジャ53は係止片54を電動又は手動により突出、後退させることができ、該係止片54は前記係止穴52に係合可能となっている。
而して、前記第2蓋体15と前記軸受43と前記ボート回転軸44は蓋体部を構成し、前記上昇降板47即ち回転部の固定手段は、前記回転部が前記ガイドシャフト45により昇降し前記回転部が前記蓋体部に乗載された場合には固定され、前記回転部が前記蓋体部から離された状態で前記ボート回転軸44の作用を受けて回転可能となる。
前記上ボート回転軸44等の可動部はカバー55によって覆われており、該カバー55には排気口56が設けられ、該排気口56を介して前記カバー55内の雰囲気ガスは半導体製造装置外に排気される様になっている。
熱処理炉36の下方、筐体26の底面にボート受け具60が設けられる。
該ボート受け具60は、前記筐体26底面に固着されたリング状の固定フランジ61を有し、該固定フランジ61は前記上ボート回転軸44の回転軸心の下方延長上に、該回転軸心と同心に配置される。
前記固定フランジ61に軸受62を介して回転自在に下ボート回転軸63が内嵌されている。該下ボート回転軸63はリング形状をしており、上面の少なくとも一箇所に回転止ピン57が突設されている。該回転止ピン57は前記切欠50と係合離脱可能である。
図4、図5に於いて基板支持リング24の挿脱作業について説明する。
前記回転止ピン57の位置を前記切欠50と対応する様に位置合せし、前記ボートエレベータ11により前記昇降アーム12を最下位置(保守作業位置)迄降下させる。保守作業位置は、装置のプロセス中に前記ボート17にウェーハ23を移載する位置(プロセス位置)より更に下方となっている。
前記昇降アーム12の保守作業位置では、前記回転止ピン57が前記切欠50と嵌合し、前記下昇降板48が前記下ボート回転軸63に当接し、更に前記圧縮スプリング51に抗し前記ガイドシャフト45を介して前記上昇降板47を押上げる。該上昇降板47の上昇によって前記キャップフランジ18が前記第2蓋体15から離反し、前記回転止突起58は前記回転止凹部59に嵌合する。
前記圧縮スプリング51が介在することで、前記下昇降板48と前記下ボート回転軸63が当接する際の衝撃を緩和し、又前記軸受43、前記軸受62にスラスト力を付与して回転を安定させる。
前記インデックスプランジャ53を作動して、前記係止片54を前記係止穴52から離脱させる。この状態では、前記上ボート回転軸44、前記下ボート回転軸63の回転を拘束するものはなく、前記キャップフランジ18は自在に回転し得る状態である。
図5に示される様に、装置背面側から、前記キャップフランジ18を持って前記ボート17を180°回転させる。180°回転された位置で前記インデックスプランジャ53により前記係止穴52と前記係止片54とを係合させ、前記上ボート回転軸44の回転を拘束する。
前記ボート17を180°回転させることで、基板保持支柱22が装置正面側に移動し、装置背面側が開放された状態となる。従って、装置背面側から基板支持リング24をボート17に対して挿脱可能となる。装置背面側には障害物がなく、作業は簡単且つ安全である。
前記ボート17への基板支持リング24の挿入作業が完了すると、前記インデックスプランジャ53による拘束を解除し、前記ボート17を180°回転して元に戻し、前記インデックスプランジャ53により前記上ボート回転軸44を拘束する。
前記ボートエレベータ11により前記昇降アーム12を上昇させることで、前記下昇降板48が前記下ボート回転軸63から離反し、前記上昇降板47が前記上ボート回転軸44に対して降下し、前記キャップフランジ18が前記第2蓋体15に載置され、保守作業が完了する。
而して、作業者が誤ってボート17に触れたり、倒したりする虞れが無くなり、清浄な環境が維持でき、ボートに関する保守作業について作業時間が短縮し、スループットの向上が図れる。
(付記)
尚、本発明は下記の実施の態様を含む。
(付記1)処理炉と、複数の基板を積層方向に保持する基板保持具と、中心に中空部を有し前記基板保持具が載置される炉口蓋と、該炉口蓋を昇降させ前記基板保持具を前記処理炉内に装入、引出しする昇降手段と、前記炉口蓋の中空部に回転且つ昇降可能に設けられ、上昇時に前記基板保持具を回転可能に支持する回転昇降部と、前記昇降手段の最下降位置で前記回転昇降部を押上げる受け具とを具備することを特徴とする半導体製造装置。
(付記2)反応炉から蓋体の載置されたボートが降ろされている状態で、ボートの基板を搬入搬出する前面部が移載機に向いている場合に、前記蓋体が装置筐体の扉側に向く様に回転させ、前記ボートの支柱溝部には基板ホルダを挿入、又は既に入っていた基板ホルダを取外し、再び前記蓋体をボートが装置筐体の扉側から移載機に向く様に回転させ、該移載機により基板を前記基板ホルダに装填し、前記反応炉へボートを挿入して前記基板へ処理を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
本発明の実施の形態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態を示す側断面図である。 本発明の実施の形態の要部を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態に於ける作動を示す説明図である。 (A)(B)は本発明の実施の形態に於ける作動を示す説明図である。 従来例の要部を示す断面図である。 図6のA部拡大図である。 従来の保守作業についての説明図である。
符号の説明
3 反応管
4 反応管フランジ
5 均熱管
6 ヒータ
11 ボートエレベータ
13 炉口蓋
15 第2蓋体
16 キャップ
17 ボート
18 キャップフランジ
22 基板保持支柱
24 基板支持リング
36 熱処理炉
44 上ボート回転軸
45 ガイドシャフト
47 上昇降板
48 下昇降板
53 インデックスプランジャ
55 カバー
57 回転止ピン
58 回転止突起
60 ボート受け具
61 固定フランジ
63 下ボート回転軸

Claims (1)

  1. 処理炉と、複数の基板を積層方向に保持する基板保持具と、該基板保持具が載置される炉口蓋と、該炉口蓋を昇降させ前記基板保持具を前記処理炉内に装入、引出しする昇降手段とを有する半導体製造装置に於いて、前記炉口蓋は、上下方向に重なる様に配置された蓋体部と回転部を有し、前記基板保持具は前記回転部の上に載置されると共に、該回転部は前記蓋体部の上側に配置されており、前記基板保持具が前記処理炉内に装入された状態では前記回転部は回転不可能に前記蓋体部に固定手段により固定されており、前記基板保持具を前記処理炉外に出した状態に於いて前記回転部は前記固定手段を解除され回転可能とできることを特徴とする半導体製造装置。
JP2004273216A 2004-09-21 2004-09-21 半導体製造装置 Pending JP2006093201A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004273216A JP2006093201A (ja) 2004-09-21 2004-09-21 半導体製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004273216A JP2006093201A (ja) 2004-09-21 2004-09-21 半導体製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006093201A true JP2006093201A (ja) 2006-04-06

Family

ID=36233910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004273216A Pending JP2006093201A (ja) 2004-09-21 2004-09-21 半導体製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006093201A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102447175B1 (ko) * 2022-07-05 2022-09-26 주식회사제이에스솔루션 퍼니스 히터용 셔터

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102447175B1 (ko) * 2022-07-05 2022-09-26 주식회사제이에스솔루션 퍼니스 히터용 셔터
WO2024010262A1 (ko) * 2022-07-05 2024-01-11 주식회사제이에스솔루션 퍼니스 히터용 셔터

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4313401B2 (ja) 縦型熱処理装置及び被処理基板移載方法
KR101287656B1 (ko) 종형 열처리 장치 및 기판 지지구
KR100980961B1 (ko) 종형 열처리 장치 및 피처리체 이동 탑재 방법
JP2012004536A (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
JP2008187017A (ja) 縦型熱処理装置及び縦型熱処理方法
WO2007040062A1 (ja) 基板処理装置および半導体装置の製造方法
JP2009099996A (ja) 縦型熱処理装置及び被処理体移載方法
JP4335908B2 (ja) 縦型熱処理装置及び縦型熱処理方法
JP6416923B2 (ja) 半導体製造装置、半導体装置の製造方法および記録媒体
JP2006093201A (ja) 半導体製造装置
JP2005223142A (ja) 基板保持具、成膜処理装置及び処理装置
JP3934439B2 (ja) 基板処理装置及び基板の処理方法
WO2020137170A1 (ja) 気相成長装置
JP2002299421A (ja) ノッチ整列方法及びノッチ整列機構並びに半導体製造装置
JP2008235810A (ja) 熱処理方法及び熱処理装置並びに被処理基板移載方法
JP2005032994A (ja) 基板処理装置
JP6345134B2 (ja) 冷却装置及びこれを用いた熱処理装置、並びに冷却方法
JP5559985B2 (ja) 基板処理装置および半導体装置の製造方法
JP2006108348A (ja) 基板処理装置
JP2011198957A (ja) 基板処理装置及び基板保持体及び半導体装置の製造方法
JP2002289666A (ja) 熱処理装置
JP4860975B2 (ja) 基板処理装置および半導体装置の製造方法
JP2007242764A (ja) 基板処理装置
JP3717793B2 (ja) ガラス成形品の成形装置及び成形方法
JP2011238962A (ja) 載置プレート、基板移載装置および基板処理装置