JP2006091298A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】5000個以上のトナー粒子の帯電分布をチャージスペクトログラフ法で測定し、1mm2当たりのトナー粒子が100個以上500個以下となる地点までの原点からの距離を最大値と定義した場合、像担持体11上に形成されたトナー像におけるトナー粒子の帯電分布の最大値をStとし、搬送室144に送り込まれた直後のトナー粒子の帯電分布の該最大値をAtとし、現像剤担持体145に担持されたトナー粒子の帯電分布の最大値をPtとしたとき、|8mm|<|St|≦|15mm|,|8mm|<|At|,0.9<|St|/|Pt|<1.1,上記3つの式を同時に満足する。
【選択図】 図4
Description
上記現像装置が、
上記現像剤を撹拌し上記トナー粒子を摩擦帯電させ、そのトナー粒子を上記磁性キャリア粒子に静電的に吸着させる撹拌室と、
上記撹拌室において撹拌された現像剤が送り込まれ、送り込まれた現像剤を所定の搬送方向に搬送する搬送室と、
上記搬送室内の現像剤を表面に担持して上記像担持体に対向した現像領域に搬送する現像剤担持体とを備え、
5000個以上のトナー粒子の帯電分布をチャージスペクトログラフ法で測定し、1mm2当たりのトナー粒子が100個以上500個以下となる地点までの原点からの距離を最大値と定義した場合、上記像担持体上に形成されたトナー像におけるトナー粒子の帯電分布のその最大値をStとし、上記搬送室に送り込まれた直後のトナー粒子の帯電分布のその最大値をAtとし、上記現像剤担持体に担持されたトナー粒子の帯電分布のその最大値をPtとしたとき、
|8mm|<|St|≦|15mm| 式1
|8mm|<|At| 式2
0.9<|St|/|Pt|<1.1 式3
上記式1、式2、および式3を同時に満足することを特徴とする。
上記現像装置が、上記像担持体に形成された静電潜像を、上記複数色のトナー粒子のうちの少なくとも一色のトナー粒子で現像するものであってもよい。
SF=(πL2/4A)×100
ただし、上記式中のLはトナー粒子の最大直径(μm)であり、Aはトナー粒子の投影面積(μm2)である。
で表したとき、そのSFの値が135以下のものであることが好ましい。
電圧が印加されてその像担持体表面に接触した状態で回転することによりその像担持体表面を帯電させる帯電ロールを備えたものであってもよい。
上記撹拌部材が、上記平板羽根の、上記延在方向の長さをLA(mm)とし、上記所定間隔をLB(mm)とし、その平板羽根の、突出方向の長さをH(mm)とし、さらに、上記回転軸を含む上記スクリュー羽根の外径をφA(mm)とするとともに上記回転軸の外径をφB(mm)としたとき、
0.5≦LA/LB≦0.8 式A
0.4≦H/{(φA−φB)/2}≦1.0 式B
上記式Aおよび式Bを同時に満足するものである態様が好ましい。
上記撹拌部材が、上記コート剤によってコーティングされたものであることも好ましく、例えば、上記平板羽根の全部又は一部が、上記コート剤によってコーティングされたものであってもよいし、上記スクリュー羽根の全部又は一部が、上記コート剤によってコーティングされたものであってもよいし、上記回転軸の全部又は一部が、上記コート剤によってコーティングされたものであるってもよいし、あるいは上記撹拌部材全体が、上記コート剤によってコーティングされたものであってもよい。
0.5≦LA/LB≦0.8 式A
0.4≦H/{(φA−φB)/2}≦1.0 式B
上記式Aおよび式Bを同時に満足している。
|8mm|<|St|≦|15mm| 式1
|8mm|<|At| 式2
0.9<|St|/|Pt|<1.1 式3
図1における画像形成装置1では、上記式1、式2、および式3を同時に満足している。
|At|=|Ft|×2.9 式4
上記式4の関係が成立する。上記式4中の「2.9」の係数は、図4に示すスクリューオーガ147によってトナー粒子をどれほど均一に帯電させることができるかを表す係数である。
FeTiO2+2H2SO4→FeSO4+TiOSO4+2H2O
TiOSO4+2H2O→TiO(OH)2+H2So4
さらに、TiO(OH)2状態、好ましくはTiO(OH)2の水分散状態中でシラン化合物を加え、OH基の一部もしくは全部を処理し、これをろ過、洗浄、乾燥、粉砕することにより、従来の結晶性酸化チタン(上記硫酸法により得られたTiO(OH)2を焼成したもの)に比べ、真比重の小さい特定チタン酸化物を得ることができる。即ち、上記のように溶液中で反応を行うと、TiO(OH)2がその加水分解時にシラン化合物で処理される。その結果、TiO(OH)2から生じる特定チタン酸化物が一次粒子の状態でシラン化合物で表面処理されることとなる。これにより凝集のない一次粒子状態の特定チタン酸化物を得ることが可能となる。
SF=(πL2/4A)×100 式5
ただし、式5中のLはトナー粒子の最大直径(μm)であり、Aはトナー粒子の投影面積(μm2)である。
ここでは、この形状指数(SF)が135以下であることが好ましく、125以下がより好ましい。この形状指数(SF)が135を超える場合は、球形状トナー粒子の、感光体ドラム11表面に対する付着力が大きくなり、転写効率が低下する場合がある。したがってこのような場合には、画像を形成するために利用されることなく廃棄されるトナーが増加し、経済的にも、環境上も好ましくない。なお、形状係数(SF)の値は、得られたトナー粒子100個の各々について、画像解析装置(株式会社ネクサス製:NEXUS)を用いて、その投影像の最大長さ(トナー粒子の最大直径)L(μm)及びトナー粒子の投影面積A(μm2)を計測し、これらの値を式6に代入して得られた個々の値を平均して求めたものである。
|At|=|Ft|×3.2 式6
上記式6の関係が成立するとともに、上記式1〜式3のいずれの関係も同時に成立する。なお、上記式6中の「3.2」の係数は、図7に示すスクリューオーガ147によってトナー粒子をどれほど均一に帯電させることができるかを表す係数である。
|At|=|Ft|×3.3 式7
上記式7の関係が成立するとともに、上記式1〜式3のいずれの関係も同時に成立する。上記式7中の「3.3」の係数は、下流側面1473aがコート剤によって被覆されたスクリューオーガ147によってトナー粒子をどれほど均一に帯電させることができるかを表す係数である。
|At|=|Ft|×2.8 式8
上記式8の関係が成立するとともに、上記式1〜式3のいずれの関係も同時に成立する。上記式8中の「2.8」の係数は、回転軸1471の外周面がコート剤によって被覆されたスクリューオーガ147によってトナー粒子をどれほど均一に帯電させることができるかを表す係数であり、上記式7中の係数に比べて低い値になっている。これは、トナー粒子との摺擦の程度の違いに起因するものである。
また、感光体ドラム11の帯電方式は、帯電ロール12を用いた接触帯電方式に限定されず、非接触帯電方式であってもよい。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
上述した第1実施形態の画像形成装置を用いて、モノクロ画像の60000枚の走行テストを行った。すなわち、図4に示す平板羽根を有するスクリューオーガが第1撹拌搬送室に配備された現像装置を備えた画像形成装置を用いた。ここで用いたスクリューオーガの各部位における寸法は、以下に示す通りである。
平板羽根の、回転軸延在方向の長さLA=10mm
スクリュー羽根の間隔(ピッチ)LB=20mm
平板羽根の、突出方向の長さH=7mm
回転軸を含むスクリュー羽根の外径φA=20mm
回転軸の外径φB=6mm
したがって、LA/LB=0.5となり上記式Aを満足するとともに、H/{(φA−φB)/2}=1.0となり上記式Bも満足する。
走行テスト後における、プリント上の背景部の濃度、および感光体ドラム上表面をテープによりOHPシートに転写したときの濃度を目視により評価した。評価基準は以下の通りである。評価結果を下記表2に示す。
○:かぶりは確認されなかった。
×:背景部かぶりが発生した。
[ソリッド濃度およびムラ評価方法]
走行テスト後における、プリント上のソリッド部の濃度とムラ等の画質欠陥を目視により評価した。評価基準は以下の通りである。評価結果を下記表2に示す。
○:ソリッド部に濃度異常やムラが確認されなかった。
×:ソリッド部に濃度異常およびムラが確認された。
第1撹拌搬送室に配備されたスクリューオーガを、各部位における寸法が以下に示す寸法のスクリューオーガに取り換えた以外は、実施例1と同様にしてモノクロ画像の60000枚の走行テストを行った。
平板羽根の、回転軸延在方向の長さLA=16mm
スクリュー羽根の間隔(ピッチ)LB=20mm
平板羽根の、突出方向の長さH=7mm
回転軸を含むスクリュー羽根の外径φA=20mm
回転軸の外径φB=6mm
すなわち、実施例2では、実施例1における平板羽根よりも、回転軸延在方向の長さが6mm長い平板羽根を有するスクリューオーガを用いた。この実施例2では、LA/LB=0.8となり上記式Aを満足するとともに、上記式Bも満足する。
第1撹拌搬送室に配備されたスクリューオーガを、各部位における寸法が以下に示す寸法のスクリューオーガに取り換えた以外は、実施例1と同様にしてモノクロ画像の60000枚の走行テストを行った。
平板羽根の、回転軸延在方向の長さLA=10mm
スクリュー羽根の間隔(ピッチ)LB=20mm
平板羽根の、突出方向の長さH=2.8mm
回転軸を含むスクリュー羽根の外径φA=20mm
回転軸の外径φB=6mm
すなわち、実施例3では、実施例1における平板羽根よりも、突出方向の長さが4.2mm短い平板羽根を有するスクリューオーガを用いた。この実施例3では、上記式Aを満足するとともに、H/{(φA−φB)/2}=0.4となり上記式Bも満足する。
第1撹拌搬送室に配備されたスクリューオーガを、各部位における寸法が以下に示す寸法のスクリューオーガに取り換えた以外は、実施例1と同様にしてモノクロ画像の60000枚の走行テストを行った。
平板羽根の、回転軸延在方向の長さLA=16mm
スクリュー羽根の間隔(ピッチ)LB=20mm
平板羽根の、突出方向の長さH=2.8mm
回転軸を含むスクリュー羽根の外径φA=20mm
回転軸の外径φB=6mm
すなわち、実施例4では、実施例1における平板羽根よりも、回転軸延在方向の長さが6mm長く、突出方向の長さが4.2mm短い平板羽根を有するスクリューオーガを用いた。この実施例4では、LA/LB=0.8となり上記式Aを満足するとともに、H/{(φA−φB)/2}=0.4となり上記式Bも満足する。
第1撹拌搬送室に配備されたスクリューオーガを、平板羽根の、回転軸回転方向下流側の面にショットブラスト加工を施しその下流側面を梨子地状にしたスクリューオーガに取り換えた以外は、実施例1と同様にしてモノクロ画像の60000枚の走行テストを行った。
第1撹拌搬送室に配備されたスクリューオーガを、平板羽根の、回転軸回転方向下流側の面に粗面化加工を施し、その下流側面に、回転軸延在方向に延びる多数の切り込み溝を形成したスクリューオーガに取り換えた以外は、実施例1と同様にしてモノクロ画像の60000枚の走行テストを行った。
第1撹拌搬送室に配備されたスクリューオーガを、平板羽根の下流側の面が磁性キャリア粒子のコア部の表面をコーティングしているトナー粒子に対する被帯電性に優れたコート剤によって被覆されているスクリューオーガに取り換えた以外は、実施例1と同様にしてモノクロ画像の60000枚の走行テストを行った。
第1撹拌搬送室に配備されたスクリューオーガを、回転軸の外周面が、磁性キャリア粒子のコア部の表面をコーティングしているコート剤によって被覆されているスクリューオーガに取り換えた以外は、実施例1と同様にしてモノクロ画像の60000枚の走行テストを行った。
第1撹拌搬送室に配備されたスクリューオーガを、各部位における寸法が以下に示す寸法のスクリューオーガに取り換えた以外は、実施例1と同様にしてモノクロ画像の60000枚の走行テストを行った。
平板羽根の、回転軸延在方向の長さLA=8mm
スクリュー羽根の間隔(ピッチ)LB=20mm
平板羽根の、突出方向の長さH=3mm
回転軸を含むスクリュー羽根の外径φA=20mm
回転軸の外径φB=6mm
すなわち、比較例1では、実施例1における平板羽根よりも、回転軸延在方向の長さが2mm短く、突出方向の長さが4mm短い平板羽根を有するスクリューオーガを用いた。
この比較例1では、LA/LB=0.4となり上記式Aは満足せず、H/{(φA−φB)/2}=0.43となり上記式Bは満足する。
第1撹拌搬送室に配備されたスクリューオーガを、各部位における寸法が以下に示す寸法のスクリューオーガに取り換えた以外は、実施例1と同様にしてモノクロ画像の60000枚の走行テストを行った。
平板羽根の、回転軸延在方向の長さLA=18mm
スクリュー羽根の間隔(ピッチ)LB=20mm
平板羽根の、突出方向の長さH=3mm
回転軸を含むスクリュー羽根の外径φA=20mm
回転軸の外径φB=6mm
すなわち、比較例2では、実施例1における平板羽根よりも、回転軸延在方向の長さが8mm長く、突出方向の長さが4mm短い平板羽根を有するスクリューオーガを用いた。この比較例2では、LA/LB=0.9となり上記式Aは満足せず、H/{(φA−φB)/2}=0.43となり上記式Bは満足する。
第1撹拌搬送室に配備されたスクリューオーガを、各部位における寸法が以下に示す寸法のスクリューオーガに取り換えた以外は、実施例1と同様にしてモノクロ画像の60000枚の走行テストを行った。
平板羽根の、回転軸延在方向の長さLA=10mm
スクリュー羽根の間隔(ピッチ)LB=20mm
平板羽根の、突出方向の長さH=8mm
回転軸を含むスクリュー羽根の外径φA=20mm
回転軸の外径φB=6mm
すなわち、比較例3では、実施例1における平板羽根よりも、突出方向の長さが1mm長い平板羽根を有するスクリューオーガを用いた。この比較例3では、上記式Aは満足するが、H/{(φA−φB)/2}=1.14となり上記式Bは満足しない。
第1撹拌搬送室に配備されたスクリューオーガを、各部位における寸法が以下に示す寸法のスクリューオーガに取り換えた以外は、実施例1と同様にしてモノクロ画像の60000枚の走行テストを行った。
平板羽根の、回転軸延在方向の長さLA=10mm
スクリュー羽根の間隔(ピッチ)LB=20mm
平板羽根の、突出方向の長さH=2mm
回転軸を含むスクリュー羽根の外径φA=20mm
回転軸の外径φB=6mm
すなわち、比較例4では、実施例1における平板羽根よりも、突出方向の長さが5mm短い平板羽根を有するスクリューオーガを用いた。この比較例4では、上記式Aは満足するが、H/{(φA−φB)/2}=0.29となり上記式Bは満足しない。
第1撹拌搬送室に配備されたスクリューオーガを、各部位における寸法が以下に示す寸法のスクリューオーガに取り換えた以外は、実施例1と同様にしてモノクロ画像の60000枚の走行テストを行った。
平板羽根の、回転軸延在方向の長さLA=8mm
スクリュー羽根の間隔(ピッチ)LB=20mm
平板羽根の、突出方向の長さH=7mm
回転軸を含むスクリュー羽根の外径φA=20mm
回転軸の外径φB=6mm
すなわち、比較例5では、実施例1における平板羽根よりも、回転軸延在方向の長さが2mm短い平板羽根を有するスクリューオーガを用いた。この比較例5では、LA/LB=0.4となり上記式Aは満足せず、上記式Bは満足する。
第1撹拌搬送室に配備されたスクリューオーガを、各部位における寸法が以下に示す寸法のスクリューオーガに取り換えた以外は、実施例1と同様にしてモノクロ画像の60000枚の走行テストを行った。
平板羽根の、回転軸延在方向の長さLA=18mm
スクリュー羽根の間隔(ピッチ)LB=20mm
平板羽根の、突出方向の長さH=7mm
回転軸を含むスクリュー羽根の外径φA=20mm
回転軸の外径φB=6mm
すなわち、比較例6では、実施例1における平板羽根よりも、回転軸延在方向の長さが8mm長い平板羽根を有するスクリューオーガを用いた。この比較例6では、LA/LB=0.9となり上記式Aは満足せず、上記式Bは満足する。
第1撹拌搬送室に配備されたスクリューオーガを、各部位における寸法が以下に示す寸法のスクリューオーガに取り換えた以外は、実施例1と同様にしてモノクロ画像の60000枚の走行テストを行った。
平板羽根の、回転軸延在方向の長さLA=16mm
スクリュー羽根の間隔(ピッチ)LB=20mm
平板羽根の、突出方向の長さH=8mm
回転軸を含むスクリュー羽根の外径φA=20mm
回転軸の外径φB=6mm
すなわち、比較例7では、実施例1における平板羽根よりも、回転軸延在方向の長さが6mm長く、突出方向の長さが1mm長い平板羽根を有するスクリューオーガを用いた。この比較例7では、上記式AはLA/LB=0.8となり満足するが、H/{(φA−φB)/2}=1.14となり上記式Bは満足しない。
第1撹拌搬送室に配備されたスクリューオーガを、各部位における寸法が以下に示す寸法のスクリューオーガに取り換えた以外は、実施例1と同様にしてモノクロ画像の60000枚の走行テストを行った。
平板羽根の、回転軸延在方向の長さLA=16mm
スクリュー羽根の間隔(ピッチ)LB=20mm
平板羽根の、突出方向の長さH=2mm
回転軸を含むスクリュー羽根の外径φA=20mm
回転軸の外径φB=6mm
すなわち、比較例8では、実施例1における平板羽根よりも、回転軸延在方向の長さが6mm長く、突出方向の長さが5mm短い平板羽根を有するスクリューオーガを用いた。この比較例8では、LA/LB=0.8となり上記式Aは満足するが、H/{(φA−φB)/2}=0.29となり上記式Bは満足しない。
第1撹拌搬送室に配備されたスクリューオーガを、平板部材を省略したスクリューオーガに取り換えた以外は、実施例1と同様にしてモノクロ画像の60000枚の走行テストを行った。
Claims (6)
- 所定の像担持体に形成された静電潜像を、磁性キャリア粒子と該磁性キャリア粒子に静電的に吸着されるトナー粒子とを含む現像剤を内部に保持した現像装置を用いて該現像剤中のトナー粒子で現像して該像担持体上にトナー像を形成し、該トナー像を最終的に所定の記録媒体上に転写および定着することにより該記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
前記現像装置が、
前記現像剤を撹拌し前記トナー粒子を摩擦帯電させ、該トナー粒子を前記磁性キャリア粒子に静電的に吸着させる撹拌室と、
前記撹拌室において撹拌された現像剤が送り込まれ、送り込まれた現像剤を所定の搬送方向に搬送する搬送室と、
上記搬送室内の現像剤を表面に担持して前記像担持体に対向した現像領域に搬送する現像剤担持体とを備え、
5000個以上のトナー粒子の帯電分布をチャージスペクトログラフ法で測定し、1mm2当たりのトナー粒子が100個以上500個以下となる地点までの原点からの距離を最大値と定義した場合、前記像担持体上に形成されたトナー像におけるトナー粒子の帯電分布の該最大値をStとし、前記搬送室に送り込まれた直後のトナー粒子の帯電分布の該最大値をAtとし、前記現像剤担持体に担持されたトナー粒子の帯電分布の該最大値をPtとしたとき、
|8mm|<|St|≦|15mm| 式1
|8mm|<|At| 式2
0.9<|St|/|Pt|<1.1 式3
前記式1、式2、および式3を同時に満足することを特徴とする画像形成装置。 - 前記像担持体上に、少なくともシアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの複数色それぞれに対応する画像信号に基づいて、これら各色のトナー粒子それぞれからなるトナー像を形成し、これら各色のトナー像を最終的に所定の記録媒体上に転写および定着することにより該記録媒体上に画像を形成するものであって、
前記現像装置が、前記像担持体に形成された静電潜像を、前記複数色のトナー粒子のうちの少なくとも一色のトナー粒子で現像するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記撹拌室が、所定方向に回転する回転軸と、該回転軸を中心に、該回転軸の延在方向に所定間隔を保ちながらスパイラル状につながったスクリュー羽根と、該スクリュー羽根の間隔部分に設けられ、該回転軸の径方向に突出するとともに該延在方向に向かって直線状に延びる平板羽根とを有する撹拌部材を備えたものであり、
前記撹拌部材が、前記平板羽根の、前記延在方向の長さをLA(mm)とし、前記所定間隔をLB(mm)とし、該平板羽根の、突出方向の長さをH(mm)とし、さらに、前記回転軸を含む前記スクリュー羽根の外径をφA(mm)とするとともに前記回転軸の外径をφB(mm)としたとき、
0.5≦LA/LB≦0.8 式A
0.4≦H/{(φA−φB)/2}≦1.0 式B
前記式Aおよび式Bを同時に満足するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記平板羽根は、前記スクリュー羽根の表面よりも表面粗さが粗い面を有するものであることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
- 前記磁性キャリア粒子は、コア部の表面が、該コア部より、前記トナー粒子との摩擦により該トナー粒子を所定の極性へ帯電させる被帯電性に優れたコート剤によってコーティングされたものであって、
前記撹拌部材が、前記コート剤によってコーティングされたものであることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。 - 前記平板羽根は、前記回転軸の回転方向下流側の面が前記コート剤によってコーティングされたものであることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
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