JP2006090952A - 超音波流量計およびその製造方法 - Google Patents

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Akinori Kitamura
聡紀 喜多村
Yasukuni Wakui
泰邦 涌井
Yuichi Saito
勇一 齋藤
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Abstract

【課題】 流入路および流出路と、測定路との連通部における流路壁形状により超音波信号が影響を受けることなく、安定した測定精度が得られる超音波流量計およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 測定路2の両端側に設けられた超音波振動子7a,8aが裏面側から当接される離隔部5,6の接液側表面5a,6aを平面とすると共に、接液側表面5a,6aと、流入路3および流出路4の流路方向に沿った内面の一部とを連続した同一平面とした。また、この連続平面に対応する平面部32が設けられたスライド金型31と、一対のベース金型18,19とからなる成形型を用いて流量計本体を2分割した各本体を射出成形するか、あるいは、流量計本体を、流入路3および流出路4のそれぞれの位置で、これらの流路方向と略平行に、流路を含むように分割した3つの各本体を、これらに対応する各成形型を用いて射出成形することによりこの超音波流量計を製造した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、超音波流量計およびその製造方法に関し、特に安定した測定精度を得るための技術の改良に関する。
従来から、一対の超音波振動子により、測定路内を流れる被測定流体を介して超音波信号を相互に送受信して被測定流体の流量を測定する各種の超音波流量計が提案され(特許文献1)、多岐に渡る分野で使用されている。図14は、従来の超音波流量計の一例を示した断面図である。図示したように、この超音波流量計100には、被測定流体が流れる測定路2の両端側に、超音波振動子7aを有する上流側測定ヘッド7および超音波振動子8aを有する下流側測定ヘッド8が設けられている。
各測定ヘッド7,8の超音波振動子7a,8aは、駆動回路から出力されるパルス電圧により振動し、超音波を交互にもしくは同時に発生、送信する。超音波振動子7aから送信された超音波は超音波振動子8aで受信され、超音波振動子8aから送信された超音波は超音波振動子7aで受信される。圧電変換された受信信号は、増幅回路から電気信号として出力される。
そして、上流側測定ヘッド7の超音波振動子7aから流れに対して順方向に送信された超音波が下流側測定ヘッド8の超音波振動子8aで受信されるまでの伝搬時間t1と、下
流側測定ヘッド8の超音波振動子8aから流れに対して逆方向に送信された超音波が上流側測定ヘッド7の超音波振動子7aで受信されるまでの伝搬時間t2との差t2−t1を検
出し、この流量に関連した伝搬時間差t2−t1に基づいて流量が測定される。
この超音波流量計100は、図14のX−X’線で分割される流入路側本体21aおよび流出路側本体21bのそれぞれを、成形型を用いて成形し、両者を溶接することにより製造される。図15は、この成形型の断面図である。同図では流出路側本体21bの成形型を示しているが、流入路側本体21aも同様の金型を用いて成形される。図15(a)に示したように、この成形型は、移動側のベース金型18と、固定側のベース金型19と、棒状のスライド金型31とから構成されている。図15(b)に示したように、ベース金型18をベース金型19に当接し、これにより形成された貫通穴53に上方からスライド金型31を挿入することにより成形型を得る。スライド金型31の流入路形成部51は円柱状であり、その端部が、測定路形成部35の端部に設けられた被嵌合穴52に嵌合される。
この成形型に樹脂を注入して成形加工を行う。スライド金型31により流出路4が形成され、ベース金型18に設けられた測定路形成部35の端面により、測定路2と下流側測定ヘッド8とを離隔する薄板状の離隔部6における接液側表面6aが形成される。
特開平10−38649号公報
この成形型では、スライド金型31の端部を測定路形成部35の被嵌合穴52に嵌合しているので、図16に示したように、流出路4のヘッド側内面4aと、裏面側から超音波振動子8aが接する離隔部6の接液側表面6aとの間に段差が形成され、接液側表面6aは、超音波振動子8aの方向へ突き出た窪み54に形成される。このように窪み54があると、被測定流体の流れによる偏流もしくは渦が発生し、これが超音波信号に影響して安
定した測定精度が得られなくなる。
図17は、スライド金型31と、ベース金型18の測定路形成部35により、流出路4と測定路2との連通部を形成する他の例を示した図であり(流入路3と測定路2との連通部も同様に形成される)、図17(a)は上面図、図17(b)は断面図である。この例では、スライド金型31の端部55を円錐状として、ベース金型18の測定路形成部35の端部に、この円錐状の端部55に嵌合される被嵌合穴56を形成してこれらを嵌合しているが、この場合でも窪み54が形成されることになる。
図18は、スライド金型31と、ベース金型18の測定路形成部35により、流出路4と測定路2との連通部を形成する他の例を示した図であり(流入路3と測定路2との連通部も同様に形成される)、図18(a)は上面図、図18(b)は断面図である。この例では、円柱状のスライド金型31の端部を斜方に切り出したテーパ面57と、測定路形成部35の端部を斜方に切り出したテーパ面58とを突き合わせることにより流出路4と測定路2との連通部を形成している。この場合、上記のような窪み54は形成されないが、離隔部6の接液側表面6aがR状(曲面状)となるため、超音波振動子8aから発せられる超音波に対して接液側表面6aがレンズとして作用し、この音響レンズ効果によって測定路2への一様な超音波の放射が阻害される。また、このR形状による指向性のため、超音波振動子8aが超音波信号を受信する際に、接液側表面6aにおいて超音波が減衰し易くなる。
このように、従来の超音波流量計では、流入路3および流出路4と、測定路2との連通部における流路壁形状により、超音波信号が影響を受けて安定した測定精度が得られなくなるという問題があった。
本発明は、流入路および流出路と、測定路との連通部における流路壁形状により超音波信号が影響を受けることなく、安定した測定精度が得られる超音波流量計を提供することを目的としている。
また本発明は、上記のような安定した測定精度を有する超音波流量計を簡易に製造することができる超音波流量計の製造方法を提供することを目的としている。
本発明の超音波流量計は、被測定流体の流量が測定される測定路と、
前記測定路の両端側のそれぞれに形成された、前記被測定流体に接する接液側表面とヘッド側裏面とを有する薄板状の一対の離隔部に対して裏面側から当接し、超音波振動子により流量測定用の超音波を互いに送受信する一対の測定ヘッドと、
前記測定路の一端部から略垂直に配置され、該測定路へ前記被測定流体を流入させる流入路と、
前記測定路の他端部から略垂直に配置され、該測定路から前記被測定流体を流出させる流出路とを備え、
前記測定路両端側における前記各離隔部の前記接液側表面が平面であると共に、該接液側表面と、前記流入路および前記流出路の流路方向に沿った内面の一部とが、連続した同一平面であることを特徴とする。
上記の発明では、測定ヘッドと測定路とを離隔する離隔部の接液側表面が平面であり、さらに、この接液側表面と流入路(流出路)の内面とが、連続した同一平面とされているので、一方の超音波振動子からの超音波信号は、離隔部周辺の流路壁形状に影響されず一様に測定路内へ放射され、離隔部周辺の流路壁形状により減衰等することなく他方の超音波振動子で受信される。したがって、安定した測定精度が得られる。
本発明は、前記超音波振動子における超音波放射面の面積が、前記測定路の断面積よりも大きいことを特徴とする。
上記の発明では、超音波振動子における超音波放射面の面積を測定路の断面積よりも大きくし、測定路方向の投影面において超音波放射面が測定路の断面を含むように超音波振動子を配置したので、超音波振動子からの超音波が、測定路の横断面全体に渡り、流路方向へ均一に放射されるので、安定した測定精度が得られると共に、良好な測定感度が得られる。
上記の各発明において、前記流入路および前記流出路の横断面は、D字状もしくは矩形状であることが好ましい。
本発明の超音波流量計の製造方法は、上記の超音波流量計を製造する方法であって、
流量計本体を、前記測定路を横断する位置で2つに分割した分割体である流入路側本体および流出路側本体のうち、流入路側本体について、
前記測定路の形状に対応した測定路形成部が設けられたベース金型A1と、
該ベース金型A1に対して横方向から当接して、該ベース金型A1と共に前記流入路側本体の外側形状を構成するベース金型A2と、
前記流入路の形状に対応した棒状のスライド金型A3と、を用いて、前記ベース金型A1と前記ベース金型A2とを互いに当接させ、前記スライド金型A3を上方から挿入することにより、前記流入路側本体に対応する成形型を形成し、この成形型により射出成形を行って該流入路側本体を形成し、
前記流出路側本体について、
前記測定路の形状に対応した測定路形成部が設けられたベース金型B1と、
該ベース金型B1に対して横方向から当接して、該ベース金型B1と共に前記流出路側本体の外側形状を構成するベース金型B2と、
前記流出路の形状に対応した棒状のスライド金型B3と、を用いて、前記ベース金型B1と前記ベース金型B2とを互いに当接させ、前記スライド金型B3を上方から挿入することにより、前記流出路側本体に対応する成形型を形成し、この成形型により射出成形を行って該流出路側本体を形成することを特徴とする(なお、ベース金型A2とベース金型B2、およびスライド金型A3とスライド金型B3を、1つの金型で共用する場合も含まれる)。
上記の発明では、離隔部の接液側表面と流入路(流出路)の内面との連続平面に対応する平面部が設けられたスライド金型を用いることにより、安定した測定精度を有する超音波流量計を簡易に製造できる。
本発明の超音波流量計の製造方法は、上記の超音波流量計を製造する方法であって、
前記ベース金型A1および前記ベース金型B1における測定路形成部の横断面が円形状に形成されると共に、その前記スライド金型A3および前記スライド金型B3と当接する側の端部に、円形垂直端面の上部を斜方に切り出した形状の測定路形成部側テーパ面と、その下部の測定路形成部側垂直面とが形成され、
前記スライド金型A3および前記スライド金型B3の横断面がD字状に形成されると共に、その前記測定路形成部と当接する側の端部に、前記D字状の横断面を円弧側から斜方に切り出した形状のスライド金型側テーパ面と、該スライド金型側テーパ面から先へ垂直に形成されたスライド金型側垂直面とが形成され、
前記測定路形成部側テーパ面と、前記スライド金型側テーパ面とを当接すると共に、前記測定路形成部側垂直面と、前記スライド金型側垂直面とを当接した状態で射出成形することを特徴とする。
上記の発明では、成形時に突き合せ部分となる、成形型の測定路形成部とスライド金型
の各端部に鋭角部分が無いので、充分な強度を有しており、繰り返し使用に対する耐久性が高く、金型の寿命を長くすることができる。
本発明の超音波流量計の製造方法は、上記の超音波流量計を製造する方法であって、
前記測定路形成部と、前記流入路側本体と前記流出路側本体との接合位置における嵌合部位に対応する嵌合部位形成部とが設けられた入れ駒型C1と、
前記測定路形成部と、前記嵌合部位が嵌め合わされる被嵌合部位に対応する被嵌合部位形成部とが設けられた入れ駒型C2と、
前記入れ駒型C1および前記入れ駒型C2が着脱可能に装着される本体型C3と、を用いて、
前記入れ駒型C1を前記本体型C3に装着して前記ベース金型A1および前記ベース金型B1のうち一方のベース金型を構成し、前記入れ駒型C2を前記本体型C3に装着してその他方のベース金型を構成すると共に、
前記ベース金型A2と前記ベース金型B2とを1つの金型で共用し、前記スライド金型A3と前記スライド金型B3とを1つの金型で共用することを特徴とする。
上記の発明では、流入路側本体と流出路側本体において互いに同一形状である部分に対応する金型を一つの金型で共用し、これらの間で形状が異なる部分、即ちこれらを接合する位置に形成される嵌め合わせ部位に対応する型を2つの入れ駒型として、本体型に対して2つの入れ駒型を入れ替えることによりベース金型A1およびベース金型B1を構成するようにしたので、金型に要するコストを低減することができる。
本発明の超音波流量計の製造方法は、上記の超音波流量計を製造する方法であって、
流量計本体を、前記流入路および前記流出路のそれぞれの位置で、これらの流路方向と略平行に、流路を含むように3つに分割した分割体である、流入路側本体、中央部本体、および流出路側本体を、これらに対応する各成形型を用いて射出成形することを特徴とする。
上記の発明では、流入路(流出路)を含むように分割した成形型を用いているので、離隔部の接液側表面と流入路(流出路)の内面とが連続した同一平面とされた、安定した測定精度を有する超音波流量計を簡易に製造できる。また、離隔部の接液側表面と流入路(流出路)の内面との連続平面を設けた任意の形状の流路を形成できる。
本発明の超音波流量計によれば、流入路および流出路と、測定路との連通部における流路壁形状により超音波信号が影響を受けることなく、安定した測定精度が得られる。
本発明の超音波流量計の製造方法によれば、上記のような安定した測定精度を有する超音波流量計を簡易に製造することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の超音波流量計の実施形態を示した断面図である。なお、前述した従来技術と対応する部材等には同一の符号を付している。図示したように、この超音波流量計1には断面円形の測定路2が設けられ、被測定流体は外部配管9が溶接により接続された流入路3から下方へ向かって垂直に測定路2へ流入し、測定路2を通過した後、外部配管10が溶接により接続された流出路4から上方へ向かって垂直に流出する。なお、被測定流体は気体、液体のいずれであってもよい。
測定路2の一端側には、薄板状の離隔部5を介して、超音波振動子7aおよびこれに接続される配線を含むユニットである上流側測定ヘッド7が設けられている。一方、測定路
2の他端側には、薄板状の離隔部6を介して、超音波振動子8aおよびこれに接続される配線を含むユニットである下流側測定ヘッド8が設けられている。これらの測定ヘッド7,8は、測定路2の両端側から超音波放射面が互いに対向するように配置されている。
各測定ヘッド7,8の超音波振動子7a,8aは、駆動回路から出力されるパルス電圧により振動し、超音波を交互にもしくは同時に発生、送信する。上流側測定ヘッド7の超音波振動子7aから送信された超音波は下流側測定ヘッド8の超音波振動子8aで受信され、下流側測定ヘッド8の超音波振動子8aから送信された超音波は上流側測定ヘッド7の超音波振動子7aで受信される。圧電変換された受信信号は、増幅回路から電気信号として出力される。
超音波振動子7aから被測定流体の流れに対して順方向に送信された超音波信号の伝播速度と、超音波振動子8aから被測定流体の流れに対して逆方向に送信された超音波信号の伝播速度は、被測定流体の流速に応じて互いに異なっている。超音波振動子7aから被測定流体の流れに対して順方向に送信された超音波信号が超音波振動子8aで受信されるまでの伝搬時間t1と、超音波振動子8aから被測定流体の流れに対して逆方向に送信さ
れた超音波信号が超音波振動子7aで受信されるまでの伝搬時間t2との差t2−t1に基
づいて、演算回路(図示せず)を経由して流量が測定される。
本実施形態では、上流側測定ヘッド7の超音波振動子7aと測定路2とを離隔する薄板状の離隔部5の接液側表面5aが、測定路2と垂直な平面になっており、同様に、下流側測定ヘッド8の超音波振動子8aと測定路2とを離隔する離隔部6の接液側表面6aも、測定路2と垂直な平面になっている。
さらに、図9にも示したように、離隔部5の接液側表面5aから流入路3のヘッド側内面3aに渡り、連続した同一平面が形成されており、同様に、離隔部6の接液側表面6aから流出路4のヘッド側内面4aに渡り、連続した同一平面が形成されている。
流入路3および流出路4は、例えば図13(a)〜(c)のような形状とされる。図13(a)では、流入路3(流出路4)の横断面がD字状に形成され、そのヘッド側内面3a(ヘッド側内面4a)が平面になっており、この平面が離隔部5(離隔部6)の接液側表面5a(接液側表面6a)と連続した同一平面となっている。図13(b)では、流入路3(流出路4)のD字横断面における平面状のヘッド側内面3a(ヘッド側内面4a)の両端部に、曲率半径の小さいR部が形成されている。
図13(c)では、流入路3(流出路4)の横断面が、四方に平面を有する矩形状に形成され、そのヘッド側内面3a(ヘッド側内面4a)が、離隔部5(離隔部6)の接液側表面5a(接液側表面6a)と連続した同一平面となっている。
このように、離隔部5,6の接液側表面5a,6aが平面であるため、接液側表面5a,6aが超音波信号に対してレンズとして作用することがなく測定路2に一様な超音波が放射できると共に、受信側における超音波信号の減衰を防止できる。
さらに、離隔部5,6の接液側表面5a,6aと、流入路3、流出路4のヘッド側内面3a,4aとが連続した同一平面であるため、被測定流体は接液側表面5a,6aの近傍において偏流もしくは渦を生じることなく均一な流れで測定部2へ流入する。
したがって、本実施形態の超音波流量計1は、その流量の測定精度が非常に安定しており、また、気泡等によるノイズの影響も受けにくい。
また、本実施形態の超音波流量計1では、図9右側の、測定路2の方向に沿って見た投
影図に示したように、超音波振動子7a,8aの超音波放射面23の面積S2を、測定路2の断面積S1よりも大きくし、測定路2の横断面が超音波放射面23に含まれるようにしている。このため、図10に示したように、超音波振動子7a,8aからの超音波信号15が、測定路2の横断面全体に渡り放射されると共に、上記したように、裏面側から超音波振動子7a,8aが接する離隔部5,6の接液側表面5a,6aは、流入路3,流出路4のヘッド側内面3a,4aに連続する平面であるので、超音波信号は測定路2の流路方向へ、被測定流体の流れと平行に均一に放射されることから、良好な測定感度が得られる。
本実施形態の超音波流量計1は、図1のX−X’線で分割した流入路側本体21aおよび流出路側本体21bの2つの本体から構成され、測定路2の中央部でこれらが互いに嵌め合わされた状態で溶接されている。これらの各本体は、対応する成形型を用いて射出成形により製造される。成形用の樹脂は、特に限定されないが、例えばPFA樹脂(パーフルオロアルキルビニルエーテル樹脂)が好ましい。
図2は、流出路側本体を形成するための金型を示した断面図である(図2(a)には流出路側本体21bを併せて図示している)。なお、図示しないが流入路側本体21aも基本的に同様の金型を用いて製造される。図2(a)に示したように、流出路側本体21bの成形型は、移動側のベース金型18と、固定側のベース金型19と、スライド金型31とからなり、ベース金型18には、測定路2に対応する測定路形成部35が形成されている。ベース金型19には、流出路側本体21bの測定ヘッド収納部24に対応する突出部26、外部配管固定部25に対応する突出部27、およびスライド金型31が挿通される貫通穴30が形成されている。また、スライド金型31は、その横断面がD字状であり、離隔部6の接液側表面6aから流出路4のヘッド側内面4aへ連続する平面に対応する平面部32が形成されている。
図2(b)に示したように、ベース金型19にベース金型18を当接させると共に、貫通穴30からスライド金型31を挿入し、スライド金型31の端部と、測定路形成部35の端部とを突き合わせることにより成形型を形成し、射出成形する。
スライド金型31の挿通により形成された成形体上面部の貫通穴は、図1に示したように、流入路閉塞部材13および流出路閉塞部材14を溶接して封止する。
スライド金型31の端部形状を図11に、測定路形成部35の端部形状を図12に示す。スライド金型31は、その横断面がD字状であり、その平面部32は、上記したように離隔部6の接液側表面6aから流出路4のヘッド側内面4aへ連続する平面に対応する。スライド金型31の端部には、図11(a)の断面図に示したように、D字状の横断面を円弧側から斜方に切り出した形状の端部テーパ面33と、この端部テーパ面33から先へ垂直に形成された端部垂直面34とが形成されている。図11(b)はA方向から見た矢視図、図11(c)はB方向から見た矢視図である。
一方、図12に示した測定路形成部35は、その横断面が円状であり、その端部には、図12(a)の断面図に示したように、円形の垂直端面の上部を斜方に切り出した形状の端部テーパ面36と、その下部の端部垂直面37とが形成されている。図12(b)はC方向から見た矢視図である。
スライド金型31の端部と、測定路形成部35の端部とは、スライド金型31の端部テーパ面33と、測定路形成部35の端部テーパ面36とを当接し、スライド金型31の端部垂直面34と、測定路形成部35の端部垂直面37とを、同一円周面で流路を形成する形態で当接し、互いに突き合わされる。即ち、図11(b)に示したように、スライド金型31の下端面は測定路形成部35の外周面に沿った半円状に形成されており、この半円
状の円周面と、測定路形成部35の円周面とが一致するようにスライド金型31と測定路形成部35とが当接される。
スライド金型31および測定路形成部35の端部形状をこのようにすることで、これらの各端部には、鋭角を成す部分が一切無くなる。金型の突き合わせ部分に鋭角部分が存在すると、繰り返し使用によりこの部分が変形等により劣化もしくは破損し易くなるが、この金型では突き合わせ位置に鋭角部分が無いので金型の寿命を長くすることができる。
図3は、本発明の超音波流量計の他の実施形態を示した断面図である。この超音波流量計1では、外部配管9,10が流入路3および流出路4と平行に、測定路2に対して垂直に接続される。また、上述した実施形態と同様に、超音波振動子7aと測定路2とを離隔する薄板状の離隔部5の接液側表面5aが、測定路2と垂直な平面になっており、同様に、超音波振動子8aと測定路2とを離隔する離隔部6の接液側表面6aも、測定路2と垂直な平面になっている。
さらに、離隔部5の接液側表面5aから流入路3のヘッド側内面3aに渡り、連続した同一平面が形成されており、同様に、離隔部6の接液側表面6aから流出路4のヘッド側内面4aに渡り、連続した同一平面が形成されている。
本実施形態の超音波流量計1も、図3のX−X’線で分割した2つの本体、即ち流入路側本体21aおよび流出路側本体21bから構成され、これらの各本体は、測定路2の中央部で互いに嵌め合わされた状態で溶接される。これらの各本体は、対応する成形型を用いて射出成形により製造される。
図4は、流出路側本体21bを製造するための成形型を示した断面図である(図4(a)には流出路側本体21bを併せて図示している)。図4(a)に示したように、この成形型は、移動側のベース金型18bと、固定側のベース金型19bと、スライド金型31bとからなり、ベース金型18bには、測定路2に対応する測定路形成部35が形成されている。ベース金型19bには、流出路側本体21bの測定ヘッド収納部24に対応する突出部26が形成されている。また、スライド金型31bは、その横断面がD字状であり、その平面部32は、上述したように離隔部6の接液側表面6aから流出路4のヘッド側内面4aへ連続する平面に対応する。
図4(b)に示したように、ベース金型19bにベース金型18bを当接させると共に、これにより形成された貫通穴30からスライド金型31bを挿入し、スライド金型31bの端部と、測定路形成部35の端部とを突き合わせた状態で射出成形する。なお、スライド金型31bおよび測定路形成部35の端部形状は、上述した実施形態と同様に、図11および図12に示したように形成されている。
このように、流出路側本体21bの成形型は、ベース金型18bと、ベース金型19bと、スライド金型31bとから構成されているが、流入路側本体21aの成形型も基本的に同様の金型で構成されている。図5は、流入路側本体21aおよび流出路側本体21bの各成形型の構成を示した断面図である。本実施形態では、流入路側本体21aおよび流出路側本体21bが、これらの接合部を除いて互いに同一の形状であるため、図示したように、ベース金型19aとベース金型19b、およびスライド金型31aとスライド金型31bは同一形状となる。このため、これらの金型を1つの金型で共用するようにしてもよい。
また、測定路形成部35が設けられたベース金型18a,18bも、上記の接合部に対応する部分以外は互いに同一形状であるので、図6に示したように、2つの入れ駒型41
a,41bを用意し、これらを本体型42に装着することによりベース金型18a,18bを構成することができる。即ち、一方の入れ駒型41aには、流入路側本体21aにおける流出路側本体21bとの接合部に設けられた被嵌合部位39に対応する被嵌合部位形成部44が形成され、他方の入れ駒型41bには、流出路側本体21bにおける流入路側本体21aとの接合部に設けられた嵌合部位38に対応する嵌合部位形成部43が形成されている。入れ駒型41aを本体型42に対して装着することによりベース金型18aが構成され、入れ駒型41bを本体型42に対して装着することによりベース金型18bが構成される。このようにすることで、金型に要するコストをさらに低減できる。
図7は、本発明の超音波流量計の他の実施形態を示した断面図である。この超音波流量計1も、上述した実施形態と同様に、超音波振動子7aと測定路2とを離隔する薄板状の離隔部5の接液側表面5aが、測定路2と垂直な平面になっており、同様に、超音波振動子8aと測定路2とを離隔する離隔部6の接液側表面6aも、測定路2と垂直な平面になっている。
さらに、離隔部5の接液側表面5aから流入路3のヘッド側内面3aに渡り、連続した同一平面が形成されており、同様に、離隔部6の接液側表面6aから流出路4のヘッド側内面4aに渡り、連続した同一平面が形成されている。
本実施形態の超音波流量計1では、流量計本体が、図7のX−X’線およびY−Y’線で分割した3つの本体、即ち流入路側本体22a、中央部本体22b、および流出路側本体22cから構成され、溶接部11,12でこれらが互いに溶接されている。即ち、流量計本体は、流入路3および流出路4のそれぞれの位置で、これらの流路方向と略平行に、流路を含むように3つに分割されており、これらの流入路側本体22a、中央部本体22b、および流出路側本体22cは、対応する成形型を用いて射出成形により形成される。
図8は、流出路側本体22cを形成するための成形型を示した断面図である(図8(a)には流出路側本体22cを併せて図示している)。図8(a)に示したように、この成形型は、移動側の金型46aと、固定側の金型46bとからなり、移動側の金型46aには、離隔部6の接液側表面6aから流出路4のヘッド側内面4aへ連続する平面に対応する平面部47が形成され、固定側の金型46bには、流出路側本体22cの測定ヘッド収納部24に対応する突出部26、および外部配管固定部25に対応する突出部27が形成されている。
金型46bに金型46aを当接させた図8(b)の状態で、射出成形を行う。なお、図示しないが、流入路側本体22aも、図8と同様の成形型を用いて製造される。流入路側本体22aと流入路側本体22cとが同一形状である場合には、これらの成形型を共用することができる。
このように、流入路3および流出路4のそれぞれの位置で、これらの流路方向と略平行に、流路を含むように分割した成形型を用いて射出成形するようにしたので、前述したスライド金型31を要せず金型を簡略化できる。また、スライド金型31を用いていないので、流量計本体の上面部にスライド金型31を抜き出した貫通穴が形成されず、上面が封止されているので、貫通穴を塞ぐ工程を要しない。また、溶接箇所は、図7の溶接部11,12の2箇所でよい。
さらに、前述した実施形態では、成形後にスライド金型31を抜き出すために、形成できる流路形状に一定の制約があるが、本実施形態では、流入路3および流出路4と、離隔部5,6の接液側表面5a,6a近傍の形状を任意に設定できる。例えば、流入路3および流出路4の上部を円形断面とし、その下部に、離隔部5,6の接液側表面5a,6aと
連続する平面を有する、前記円形断面よりも面積が大きいD字状断面の部分を形成することができ、これにより、接液側表面5a,6a近傍の体積を大きくすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形、変更が可能である。例えば、超音波振動子7a,8aの超音波放射面23の形状、および測定路2、流入路3、流出路4の形状は、場合に応じて適宜の形状とすることができる。
図1は、本発明の超音波流量計の実施形態を示した断面図である。 図2は、図1の超音波流量計における流出路側本体を製造するための成形型を示した断面図である。 図3は、本発明の超音波流量計の他の実施形態を示した断面図である。 図4は、図3の超音波流量計における流出路側本体を製造するための成形型を示した断面図である。 図5は、図3の超音波流量計における流入路側本体および流出路側本体の各成形型の構成を示した断面図である。 図6は、2つの入れ駒型と、本体型とにより、流入路側本体および流出路側本体の各ベース金型を構成した例を示した断面図である。 図7は、本発明の超音波流量計の他の実施形態を示した断面図である。 図8は、図7の超音波流量計における流出路側本体を製造するための成形型を示した断面図である。 図9は、流入路(流出路)と測定路との連通部の周辺を拡大して示した断面図である。 図10は、測定路内における超音波信号の流れを示した断面図である。 図11は、スライド金型の端部形状を示した図であり、図11(a)は断面図、図11(b)はA方向から見た矢視図、図11(c)はB方向から見た矢視図である。 図12は、測定路形成部の端部形状を示した図であり、図12(a)は断面図、図12(b)はC方向から見た矢視図である。 図13は、流入路および流出路の横断面形状の例を示した断面図である。 図14は、従来の超音波流量計の一例を示した断面図である。 図15は、図14の超音波流量計における流出路側本体を製造するための成形型の断面図である。 図16は、図14の超音波流量計における流出路と測定路との連通部近傍の流路形状を示した断面図である。 図17は、スライド金型と、ベース金型の測定路形成部により、流出路と測定路との連通部を形成する例を示した図であり、図17(a)は上面図、図17(b)は断面図である。 図18は、スライド金型と、ベース金型の測定路形成部により、流出路と測定路との連通部を形成する例を示した図であり、図18(a)は上面図、図18(b)は断面図である。
符号の説明
1 超音波流量計
2 測定路
3 流入路
3a ヘッド側内面
4 流出路
4a ヘッド側内面
5 離隔部
5a 接液側表面
6 離隔部
6a 接液側表面
7 上流側測定ヘッド
7a 超音波振動子
8 下流側測定ヘッド
8a 超音波振動子
9 外部配管
10 外部配管
11 溶接部
12 溶接部
13 流入路閉塞部材
14 流出路閉塞部材
15 超音波信号
18,18a,18b ベース金型
19,19a,19b ベース金型
21a 流入路側本体
21b 流出路側本体
22a 流入路側本体
22b 中央部本体
22c 流出路側本体
23 超音波放射面
24 測定ヘッド収納部
25 外部配管固定部
26 突出部
27 突出部
30 貫通穴
31 スライド金型
32 平面部
33 端部テーパ面
34 端部垂直面
35 測定路形成部
36 端部テーパ面
37 端部垂直面
38 嵌合部位
39 被嵌合部位
41a 入れ駒型
41b 入れ駒型
42 本体型
43 嵌合部位形成部
44 被嵌合部位形成部
46a 移動側の金型
46b 固定側の金型
47 平面部

Claims (7)

  1. 被測定流体の流量が測定される測定路と、
    前記測定路の両端側のそれぞれに形成された、前記被測定流体に接する接液側表面とヘッド側裏面とを有する薄板状の一対の離隔部に対して裏面側から当接し、超音波振動子により流量測定用の超音波を互いに送受信する一対の測定ヘッドと、
    前記測定路の一端部から略垂直に配置され、該測定路へ前記被測定流体を流入させる流入路と、
    前記測定路の他端部から略垂直に配置され、該測定路から前記被測定流体を流出させる流出路とを備え、
    前記測定路両端側における前記各離隔部の前記接液側表面が平面であると共に、該接液側表面と、前記流入路および前記流出路の流路方向に沿った内面の一部とが、連続した同一平面であることを特徴とする超音波流量計。
  2. 前記超音波振動子における超音波放射面の面積が、前記測定路の断面積よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の超音波流量計。
  3. 前記流入路および前記流出路の横断面が、D字状もしくは矩形状であることを特徴とする請求項1または2に記載の超音波流量計。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の超音波流量計を製造する方法であって、
    流量計本体を、前記測定路を横断する位置で2つに分割した分割体である流入路側本体および流出路側本体のうち、流入路側本体について、
    前記測定路の形状に対応した測定路形成部が設けられたベース金型A1と、
    該ベース金型A1に対して横方向から当接して、該ベース金型A1と共に前記流入路側本体の外側形状を構成するベース金型A2と、
    前記流入路の形状に対応した棒状のスライド金型A3と、を用いて、前記ベース金型A1と前記ベース金型A2とを互いに当接させ、前記スライド金型A3を上方から挿入することにより、前記流入路側本体に対応する成形型を形成し、この成形型により射出成形を行って該流入路側本体を形成し、
    前記流出路側本体について、
    前記測定路の形状に対応した測定路形成部が設けられたベース金型B1と、
    該ベース金型B1に対して横方向から当接して、該ベース金型B1と共に前記流出路側本体の外側形状を構成するベース金型B2と、
    前記流出路の形状に対応した棒状のスライド金型B3と、を用いて、前記ベース金型B1と前記ベース金型B2とを互いに当接させ、前記スライド金型B3を上方から挿入することにより、前記流出路側本体に対応する成形型を形成し、この成形型により射出成形を行って該流出路側本体を形成することを特徴とする超音波流量計の製造方法。
  5. 前記ベース金型A1および前記ベース金型B1における測定路形成部の横断面が円形状に形成されると共に、その前記スライド金型A3および前記スライド金型B3と当接する側の端部に、円形垂直端面の上部を斜方に切り出した形状の測定路形成部側テーパ面と、その下部の測定路形成部側垂直面とが形成され、
    前記スライド金型A3および前記スライド金型B3の横断面がD字状に形成されると共に、その前記測定路形成部と当接する側の端部に、前記D字状の横断面を円弧側から斜方に切り出した形状のスライド金型側テーパ面と、該スライド金型側テーパ面から先へ垂直に形成されたスライド金型側垂直面とが形成され、
    前記測定路形成部側テーパ面と、前記スライド金型側テーパ面とを当接すると共に、前記測定路形成部側垂直面と、前記スライド金型側垂直面とを当接した状態で射出成形することを特徴とする請求項4に記載の超音波流量計の製造方法。
  6. 前記測定路形成部と、前記流入路側本体と前記流出路側本体との接合位置における嵌合部位に対応する嵌合部位形成部とが設けられた入れ駒型C1と、
    前記測定路形成部と、前記嵌合部位が嵌め合わされる被嵌合部位に対応する被嵌合部位形成部とが設けられた入れ駒型C2と、
    前記入れ駒型C1および前記入れ駒型C2が着脱可能に装着される本体型C3と、を用いて、
    前記入れ駒型C1を前記本体型C3に装着して前記ベース金型A1および前記ベース金型B1のうち一方のベース金型を構成し、前記入れ駒型C2を前記本体型C3に装着してその他方のベース金型を構成すると共に、
    前記ベース金型A2と前記ベース金型B2とを1つの金型で共用し、前記スライド金型A3と前記スライド金型B3とを1つの金型で共用することを特徴とする請求項4または5に記載の超音波流量計の製造方法。
  7. 請求項1〜3のいずれかに記載の超音波流量計を製造する方法であって、
    流量計本体を、前記流入路および前記流出路のそれぞれの位置で、これらの流路方向と略平行に、流路を含むように3つに分割した分割体である、流入路側本体、中央部本体、および流出路側本体を、これらに対応する各成形型を用いて射出成形することを特徴とする超音波流量計の製造方法。
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