JP2019196968A - 超音波流量計 - Google Patents

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光 内藤
Hikaru Naito
光 内藤
徹弥 八幡
Tetsuya Hachiman
徹弥 八幡
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【課題】測定精度の低下を抑えると共に、組み立て工数を削減することができる超音波流量計を提供する。【解決手段】流体が流れる流路11と、流路11を流れる流体中において超音波を互いに送受信することにより、当該超音波の伝搬時間に基づいて、流路11を流れる流体の流量を測定する超音波センサ21a,21bと、流路11の外側に形成され、超音波センサ21a,21bを流路11に対向させるポケット部14a,14bと、ポケット部14a,14bに設けられ、流体のポケット部14a,14bへの流入を抑制すると共に、超音波を通過可能とするメッシュ部15a,15bとを備え、流路11とメッシュ部15a,15bとを、一体に形成する。【選択図】図6

Description

この発明は、流体の流量を測定する超音波流量計に関する。
従来、流体の流量を超音波を用いて測定する超音波流量計が提供されている。この超音波流量計は、流路を流れる流体中に超音波を伝搬させて、その伝搬時間に基づいて、流体の流量を測定可能としている。このため、超音波流量計は、超音波を送受信するための超音波センサを、流路のポケット部に備えている。
ここで、超音波センサを収納するポケット部は、流路に対して窪みとなるものである。このように、流路に窪みとなるポケット部を設けると、流路を流れる流体は、その一部がポケット部に流入するため、その流れに乱れが生じる。更に、ポケット部周辺における流れの乱れは、超音波の伝搬に影響を与えることになり、超音波の伝搬損失を増大させてしまう。この結果、超音波流量計は、測定精度の低下を招くおそれがある。
そこで、超音波流量計の中には、ポケット部に多孔板を設けることにより、超音波の伝搬を可能にしつつ、流体のポケット部への流入を抑制したものがある。そして、このような、従来の超音波流量計としては、例えば、特許文献1に開示されている。
特許第3781424号公報
しかしながら、ポケット部に多孔板を設ける場合には、その多孔板を嵌め込むための凹部を備える必要があり、場合によっては、その凹部と多孔板との間に隙間が生じてしまい、結果として、測定精度の低下を招くおそれがある。更に、多孔板を凹部に嵌め込むための作業は、装置の小型化を図る程、煩雑に成り易い。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、測定精度の低下を抑えると共に、組み立て工数を削減することができる超音波流量計を提供することを目的とする。
この発明に係る超音波流量計は、流体が流れる流路と、流路を流れる流体中において超音波を互いに送受信することにより、当該超音波の伝搬時間に基づいて、流路を流れる流体の流量を測定する一対の超音波センサと、流路の外側に形成され、一対の超音波センサを流路に対向させるポケット部と、ポケット部に設けられ、流体のポケット部への流入を抑制すると共に、超音波を通過可能とするメッシュ部とを備え、流路とメッシュ部とを、一体に形成することを特徴とするものである。
この発明によれば、測定精度の低下を抑えると共に、組み立て工数を削減することができる。
この発明の実施の形態1に係る超音波流量計の外観斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る超音波流量計の平面図である。 この発明の実施の形態1に係る超音波流量計の正面図である。 この発明の実施の形態1に係る超音波流量計の側面図である。 図2のV−V矢視断面図である。 図5のVI矢視図である。 図5の上流側メッシュ部の拡大図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る超音波流量計の外観斜視図であり、図2はその平面図、図3はその正面図、図4はその側面図である。図5は、図2のV−V矢視断面図であり、図6は、図5のVI矢視断面図、図7は、図5の要部拡大図である。なお、図1、図3、図5、図6に記載した実線の矢印は、流体の流れ方向を示している。また、図5に示した2点鎖線の矢印は、超音波の伝搬経路を示している。
図1から図4に示すように、実施の形態1に係る超音波流量計1は、測定管10及びセンサ収納部20を備えている。
図1から図5に示すように、測定管10は、樹脂によって形成されており、流路11、流路入口12、流路出口13、ポケット部14a,14b、及び、メッシュ部15a,15bを有している。
流路11は、測定管10の軸方向に延びており、流体をその軸方向に沿って流すものである。また、流路11の上流側開口端部は、流路入口12を構成しており、流路11の下流側開口端部は、流路出口13を構成している。即ち、測定管10は、流路入口12から流路11内に供給された流体を、その流路11を通過させた後、流路出口13から排出する。このとき、超音波流量計1は、流体が流路11を通過するときに、その流量を測定する。
ポケット部14a,14bは、流路11の上流側及び下流側にそれぞれ設けられている。また、ポケット部14a,14bは、流路11から当該流路11の外側に向けて延びており、流路11の内部とセンサ収納部20の内部とを連通させている。
更に、測定管10は、ポケット部14a,14bに対応して、メッシュ部15a,15bを有している。メッシュ部15a,15bは、流路11におけるポケット部14a,14bの開口端部に位置して形成されている。そして、メッシュ部15a,15bは、超音波を通過可能とする複数の微細な超音波通過孔を有しており、複数の超音波通過孔の集合体となっている。即ち、メッシュ部15a,15bは、流体のポケット部14a,14bへの流入を抑制すると共に、超音波を通過可能としている。
図1から図7に示すように、センサ収納部20は、測定管10の上部に設けられており、そのポケット部14a,14b及びメッシュ部15a,15bと上下方向において対向して配置されている。また、図5に示すように、センサ収納部20は、一対の超音波センサ21a,21b及び基板(図示省略)等をその内部に収納している。超音波センサ21a,21bは、ポケット部14a,14b及びメッシュ部15a,15bを介して、流路11に対向している。
図5に示すように、超音波センサ21a,21bは、互いの間で超音波の送受信を可能としており、流路11を流れる流体中に超音波を伝搬させて、それらの間における超音波の伝搬時間差に基づいて、流路11を流れる流体の流量を測定する。これにより、超音波センサ21a,21bは、流路11の上流側及び下流側にそれぞれ配置されており、送信した超音波が流体流れ方向と斜めに交差するように、測定管10の軸心に対して傾斜して設けられている。
よって、図5及び図6に示すように、超音波センサ21aは、ポケット部14aを介して、メッシュ部15aと対向することになり、その超音波の送受信は、ポケット部14a及びメッシュ部15aにおける複数の超音波通過孔を通じて行われる。一方、図5に示すように、超音波センサ21bは、ポケット部14bを介して、メッシュ部15bと対向することになり、その超音波の送受信は、ポケット部14b及びメッシュ部15aにおける複数の超音波通過孔を通じて行われる。
従って、図5に示すように、超音波センサ21aから送信された超音波は、流路11を流れる流体中を、上流側から下流側に向けて斜めに伝搬して、当該流路11の底面に反射した後、超音波センサ21bによって受信される。一方、超音波センサ21bから送信された超音波は、流路11を流れる流体中を、下流側から上流側に向けて斜めに伝搬して、当該流路11の底面に反射した後、超音波センサ21aによって受信される。
そして、超音波センサ21a,21bは、上述したように、超音波を交互に送受信することにより、その2つの伝搬時間の差を求めた後、当該伝搬時間差に基づいて、流路11を流れる流体の流量を測定する。
ここで、測定管10は、上述したように、樹脂製となっており、それを構成する部位の中でも、流路11及びメッシュ部15a,15bは、同じ成形材料によって、一体に形成されている。このとき、図5から図7に示すように、メッシュ部15a,15bの表面は、流路11の内壁面を構成しているため、流路11とメッシュ部15a,15bとは、その内壁面と表面とが面一になるように形成されている。即ち、流路11とメッシュ部15a,15bとは、その間に段差を有することなく連続して形成されている。
このように、超音波流量計1は、流路11と、この流路11の窪みとなるポケット部14a,14bを覆うメッシュ部15a,15bとを、一体に形成することより、流路11とポケット部14a,14bとの間に隙間が発生しないため、その隙間に起因した乱流の発生を抑制することができる。従って、超音波流量計1は、測定精度の低下を抑えることができる。
更に、超音波流量計1は、流路11の内壁面とメッシュ部15a,15bの表面とを、面一にしているため、流路11とメッシュ部15a,15bとの間の段差を解消することができ、その段差に起因する乱流の発生を抑制することができる。従って、超音波流量計1は、測定精度の低下を更に抑えることができる。
また、超音波流量計1は、流路11とメッシュ部15a,15bとを一体に形成しているため、流路11に対してメッシュ部15a,15bを別体とした場合と比較して、流路11に対してメッシュ部15a,15aを取り付ける必要がないため、組み立て時において、メッシュ部15a,15bの取り付け工程を削減することができる。従って、超音波流量計1は、組み立て工数を削減することができる。
以上より、実施の形態1に係る超音波流量計1は、流路11と、この流路11の窪みとなるポケット部14a,14bを覆うメッシュ部15a,15bとを、一体に形成することより、測定精度の低下を抑えると共に、組み立て工数を削減することができる。
また、超音波流量計1は、流路11の内壁面とメッシュ部15a,15bの表面とを、面一にすることにより、測定精度の低下を更に抑えることができる。
なお、本願発明は、その発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは、実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 超音波流量計
10 測定管
11 流路
12 流路入口
13 流路出口
14a,14b ポケット部
15a,15b メッシュ部
20 センサ収納部
21a,21b 超音波センサ

Claims (2)

  1. 流体が流れる流路と、
    前記流路を流れる流体中において超音波を互いに送受信することにより、当該超音波の伝搬時間に基づいて、前記流路を流れる流体の流量を測定する一対の超音波センサと、
    前記流路の外側に形成され、前記一対の超音波センサを前記流路に対向させるポケット部と、
    前記ポケット部に設けられ、流体の前記ポケット部への流入を抑制すると共に、超音波を通過可能とするメッシュ部とを備え、
    前記流路とメッシュ部とを、一体に形成する
    ことを特徴とする超音波流量計。
  2. 前記流路の内壁面と前記メッシュ部の表面とを、面一にする
    ことを特徴とする請求項1記載の超音波流量計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012137489A1 (ja) * 2011-04-05 2012-10-11 パナソニック株式会社 超音波流量計測装置

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